JPH02236445A - 磁性異物の検出方法及びその装置 - Google Patents

磁性異物の検出方法及びその装置

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JPH02236445A
JPH02236445A JP5628889A JP5628889A JPH02236445A JP H02236445 A JPH02236445 A JP H02236445A JP 5628889 A JP5628889 A JP 5628889A JP 5628889 A JP5628889 A JP 5628889A JP H02236445 A JPH02236445 A JP H02236445A
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JP
Japan
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magnetic
detected
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foreign matter
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JP5628889A
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Ikuo Uchino
内野 郁夫
Kunihiro Yamazaki
山崎 国博
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油や水等の液中及び粉塵中に混入した鉄粉等
の磁性異物を検出する方法及びその装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
車両及び工作機械等の潤滑油内に、これの使用時間の経
過に伴って増加する摩耗鉄粉や、水、スラリー状物質及
び粉塵等に含まれる各種の磁性異物の含有量を11I1
定し、その測定値がら上記潤滑油等の寿命の決定及びこ
れらの各種装置内の清掃及び点検時間等を決定する方法
及びその装置が近年脚光をあびている。
従来の上記磁性異物の検出方法及びその装置に係る従来
の技術として、実開昭60−114912号公報に示さ
れた「永久磁石を電極とし、磁性粒子がこれに吸着する
ことで電気回路が閉じられて信号を発するようにした方
法及びその装置」が知られており、また一般的なものと
して、「永久磁石が作る磁界を磁性粒子が横切ることに
よる磁束の変化をコイルにて検出し、この磁性粒子の数
をかぞえる方法及びその装置」等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の方法及びその装置には次に示す
ような欠点があった。
まず前者の方法及びその装置は、簡単、かつ単純である
長所を有するが、電気回路のON,OFFの動作範囲が
狭く、さらに水等の導電性物質が介在すると使用できな
いという欠点がある。
後者の方法及びその装置は、粗い破片等に対しては有効
に反応する長所を有するが、約062龍径以下の粒子に
対し反応し得ないという欠点がある。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、上記従
来の方法及びその装置における長所を維持できると共に
、動作範囲が広く、かつ微粒子をも正確に検出でき、さ
らに磁性異物の捕集能力、及び感度を高めることができ
るようにした磁性異物の検出方法及びその装置を提出す
ることを目的とするものである。
(:!Inを解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明に係る磁性異物の検
出方法は、永久磁石を粒子保持板を介して被検出流体に
接近させ、この永久磁石による磁束にて被検出流体中の
磁性異物を粒保持板に付着捕集し、この磁性異物により
変化する磁束密度の変化を磁気検出器にて電気信号にて
検出して上記磁性異物の量を検出するようになっている
上記磁性異物の検出方法を実施する磁性異物の検出装置
は、被検出流体に接触する粒子保持板の外側に、永久磁
石の側面に磁気検出素子を取付けてなる検出器を、これ
の磁気検出素子を粒子保持板側に近接させて配置し、上
記磁気検出素子に、この磁気検出素子を通る磁束密度の
変化を検出する磁束密度検出回路を接続した構成となっ
ている。
上記検出器の磁気検出素子は、永久磁石の一方の磁極面
の中央に取付ける。
また永久磁石の側面に、磁気検出素子と共に、温度補償
素子を取付け、この温度補償素子を温度補償回路を介し
て磁束密度検出回路に接続した構成となっている。
〔作 用〕
検出器の磁気検出素子を通過する磁束は、これが近接す
る粒子保持板に捕集される磁性異物の量によって変化す
るから、この磁気検出素子を通過する磁束密度を検出す
ることにより粒子保持板に捕集された磁性異物の量が検
出される。
従ってこの検出値を調べることにより被検出流体中の磁
性異物の有無及び量を推定することができる。
磁気検出器が永久磁石の磁極面中央に取付けてあること
により、永久磁石の磁束は磁気検出素を略直交する方向
に通過し、高い感度で磁束の変化が検出される。
また磁気検出素子と共に永久磁石に取付けた温度捕償素
子及びこれに接続した温度補償回路にて温度補償される
(実 施 例〕 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は磁性異物の検出器であり、この検出器1は永久
磁石2と、この永久磁石2の一方の磁極面、例えばN極
面の中央に取付けた磁気検出素子3とからなっている。
そしてこの磁気検出素子3にはホール素子や磁気抵抗素
子が用いられる。
上記構成において、永久磁石2の磁束は磁気検出素子3
の磁気検出面と略直交してこれを略.直角方向に貫く。
上記のように構成された検出器1にて粒子保持板4にて
仕切られた内側の潤滑油等の被検出流体5中の磁性異物
の有無、あるいはその量を検出する方法を以下に説明す
る。
検出器1を、これの磁気検出素子3が粒子保持板4の外
側面に近接した状態に配置する。これにより永久磁石2
の磁束は粒子保持板4の内側の被検出流体5にも作用す
る。このため、この被検出流体5中に混入している磁性
異物6は上記磁束によって上記永久磁石2の中央部に対
向する位置、すなわち、磁気検出素子3に対向する位置
に捕集され、粒子保持板4上に保持される。このとき、
上記磁性異物6が永久磁石2の磁極面の中央に捕収され
ることにより、分散していた磁束がこの磁性異物6によ
り永久磁石2の磁極面の中央に集中され、磁気検出素子
3を通る磁束密度が増加される。
このときの磁気検出素子3を通る磁束密度の増加分を電
気信号として取り出す。
そしてこの電気信号の変化により、上記捕集された磁性
異物6の重量を求める。これはあらかじめ、既知の磁性
体によりキヤリプレーションすることにより換算して求
める。
すなわち、第1図に示すように、粒子保持板4上に磁性
異物6がない状態で磁気検出素子3に現われる出力をv
oとし、第2図に示すように、永久磁石2の極面の中央
に対向する位置に磁性異物6が捕集された状態での上記
出力をV,とすると、その増加分Vユは、 ΔV−V,−VO となり、あらかじめ既知の量W′とAv′ との関係を
求めておくことにより、上記粒子保持板4上に捕集され
た磁性異物6のfiWがにより求められる。
上記作用において永久磁石2の磁束は、粒子保持板4上
の磁性異物6と磁気検出素子3を、これと直交する方向
に通ることにより、磁性異物6の量の変化に対する磁気
検出素子3の出力変化も敏感に対応する。
第3図は上記検出方法を実施する装置の実施例を示すも
ので、磁気検出素子3を極面中央に取付けた永久磁石2
は支持台7に支持されて、ケース8内に粒子保持板4に
近接して内装してある。上記磁気検出素子3にはホール
素子を用い、また粒子保持板4には銅板を用いた。
そして上記磁気検出素子3に基準電源10から+5v印
加し、これの出力は差動アンブ9にて増加した。さらに
基準電源ゼロ調整回路10aにてゼロバランスをとる。
上記構成において、粒子保持板4上の磁性異物6の量に
よって差動アンブ9の出力は夏化し、このときの出力を
出力回路(電圧計)12にて読み取り、磁性異物6の量
を電圧の変化により知ることができる。
第7図は磁性異物である鉄粉10mgがl000mvに
なるようにアンプゲインを調整した後、検出器に付着し
た鉄粉の量と出力の関係を測定した結果を示すもので、
このときのアンプゲインは約200倍程度であった。こ
の図中黒点と白点は異なる検出器の場合である。
第4図から第6図は異なる検出器の実施例を示すもので
ある。
第4図に示すものは、永久磁石2と磁気検出素子3とか
らなる検出器1の検出部13に、オイルバン、オイルタ
ンク等から採油バイブ14にて油を吸い上げ、これを検
出部ケース15の先端に構成された粒子保持板4に噴き
付け、この油の中に含まれる磁性異物6を粒子保持板4
に捕集するようになっている。
油の吸引は採油ボトル16を介して検出部13に接続し
た真空ボンブ17にて行なう。粒子保持板4に捕集され
た磁性異物6は検出器1によって磁束密度の変化を電気
信号として出力される。この電気信号は増幅器18、表
示器19によって重量に換算されて表示される。
検出部ケース15は検出部ホルダ15aに対して容易に
取外しできるようになっていて、捕集された磁性異物6
を除去、及び観察することができる。15bはバイブジ
ョイントである。
上記第4図に示す構成において、#10Wのエンジンオ
イルに300メッシュ以下の鉄粒子を,tooppm混
合したものをサンプルとして測定した結果第8図に示す
ようになった。
第8図の縦軸に、このときの表示器19に示された測定
値を、横軸に、その後回収し、精密天秤にて重量計量し
た値をそれぞれとった。
この図から明らかなように、測定値(表示器指示値)と
鉄粒子重量とは比例関係にある。
第5図に示す゛ものは、永久磁石2と磁気検出素子3と
からなる検出器1の険出部13に、細いノズル20を通
してサンプルを導くよつになっている。
サンプル中の磁性異物6は検出部l3の粒子保持板4上
に捕集され、サンプルはドレンパイプ21よりドレンさ
れる。
上記検出部13には温度補償素子22が永久磁石2に取
付けて設けてある。23は粒子保持板4を構成するプラ
グ、24は検出器1を支持する支持台、25はシールリ
ングである。
上記検出器1の磁気検出素子3及び温度補償素子22の
配線は第6図に示すようになっていて、差動アンブ9の
手前に、基準電源1oと共に、上記温度補償素子22に
接続した温度補償回路26が接続してあり、温度補償が
されるようになっている。
上記第5図、第6図に示す構成において、実際の作動油
について測定を実施した。
湿式化学分析法で求めた濃度100ppmPeの油につ
いて、採取した作動油量と検出器出力の相関を第9図に
示す。
また作動油中の磁性異物(鉄粉)の径による捕集率を第
10図に示す。
こ゛の実施例では、オイルの汚染度の規格(NAs  
1638)に定められた十分小さな粒子範囲(5μm以
上)について略100%の捕集率が得られた。
なお上記各構成の実施例におけるサンプルは作動油を用
いたが、これはスラリーを含む液体のほかに、粉塵を含
む気体であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の磁性異物の検出方法及びその装
置と同様に簡単な方法及びその装置で被検出流体中の磁
性異物6の有無及びその量を微粒子でも正確に検出する
ことができ、しかも勤作範囲を広くすることができる。
またその装置にあっては、磁気検出素子3を永久磁石の
磁束が直交する方向に通過することにより、磁性異物6
の捕集能力が高くなると共に、磁性異物6による磁束の
変化を高い感度で検出することができる。
さらに上記検出値は温度補償素子22にて温度補償され
て正確に検出される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図、第2図は
作用説明図、第3図は磁性異物の検出器の一例を概略的
に示す電気回路を含む構成説明図、第4図、第5図はそ
れぞれ検出器の他の実施例を示す断面図、第6図は他の
実施例の電気回路を含む構成説明図、第7図は第3図に
示す実施例における捕集鉄粉と出力回路の出力の関係を
示す線図、第8図は第4図に示す実施例における捕集鉄
粒子重量と表示器の指示値との関係を示す線図、第9図
、第10図は第5図に示す実施例において、鉄粉が混入
した作動油量と検出器出力の関係を示す線図と粒径と粒
子捕集率の関係を示す線図である。 1は検出器、2は永久磁石、3は磁気検出素子、4は粒
子保持板、5は被検出流体、22は温度補償素子、26
は温度補償回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)永久磁石2を粒子保持板4を介して被検出流体5
    に接近させ、この永久磁石2による磁束にて被検出流体
    中の磁性異物6を粒子保持板4に付着捕集し、この磁性
    異物6により変化する磁束密度の変化を磁気検出素子2
    にて電気信号にて検出して上記磁性異物6の量を検出す
    るようにしたことを特徴とする磁性異物の検出方法。
  2. (2)被検出流体に接触する粒子保持板4の外側に、永
    久磁石2の側面に磁気検出素子3を取付けてなる検出器
    1を、これの磁気検出素子3を粒子保持板4側に近接さ
    せて配置し、上記磁気検出素子3に、この磁気検出素子
    3を通る磁束密度の変化を検出する磁束密度検出回路を
    接続したことを特徴とする磁性異物の検出装置。
  3. (3)検出器1の磁気検出素子3を永久磁石2の一方の
    磁極面の中央に取付けたことを特徴とする請求項1記載
    の磁性異物の検出装置。
  4. (4)永久磁石2の側面に、磁気検出素子3と共に、温
    度補償素子22を取付け、この温度補償素子22を温度
    補償回路26を介して磁束密度検出回路に接続したこと
    を特徴とする請求項1及び2記載の磁性異物の検出装置
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