JPH02235105A - サーボモータのバックラッシュ補正方式 - Google Patents

サーボモータのバックラッシュ補正方式

Info

Publication number
JPH02235105A
JPH02235105A JP5512989A JP5512989A JPH02235105A JP H02235105 A JPH02235105 A JP H02235105A JP 5512989 A JP5512989 A JP 5512989A JP 5512989 A JP5512989 A JP 5512989A JP H02235105 A JPH02235105 A JP H02235105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
backlash
movement command
servo
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5512989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Toyosawa
雪雄 豊沢
Kazuomi Maeda
和臣 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP5512989A priority Critical patent/JPH02235105A/ja
Publication of JPH02235105A publication Critical patent/JPH02235105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーボモータによって駆動される工作機械に
おいて、機械の位置をサーボモータに取付けられた位置
検出器からのフィードバック信号で検出するセミクロー
ズド・ループによるサーボ制御におけるバックラッシュ
補正方式に関する。
特に、ピストン旋盤やカム研削盤等の移動指令周期が短
いサーボ制御にけるバックラッシュ補正に関する。
従来の技術 セミクローズド・ループによるサーボ制御の場合、サー
ボモータで駆動される送り軸(ボールネジ等)にバック
ラッシュがあるため、サーボモータへの移動指令の方向
が変る毎にバックラッシュに相当する分だけの補正パル
ス、即ち、補正移動量を加えてバックラッシュを補正し
、勺一ボモータで駆動される機械(テーブル等)の移動
を移動指令どおりに移動させている。
発明が解決しようとする課題 ピストン旋盤やカム研削盤等のように移動指令の周期が
非常に短い場合や、大型機械でイナーシャの大きい場合
、ある時間内に2回以上の反転指令、即ち、移動方向が
ある時間内に2回以上変っても、機械及びモータが追従
できない場合がある。
このような場合には、バックラッシュ補正を行う必要が
ない。例えば、プラス方向に機械が移動中に移動指令が
マイナス方向の移動指令に変ると、マイナス方向へのバ
ックラッシュ分の補正が行われ、次に、移動指令がプラ
ス方向に変るとプラス方向へのバックラッシュ補正が行
われるが、その間機械は追従できないので、上記2回の
バックラッシュ補正は無駄な処理となる。
特に、本願出願人が特願昭6゛3−8791号で提案し
た高精度バルス補間方式のように、数値制御装置から2
以上の補間パルス、即ち、移動指令をサーボ制御回路に
出力し、サーボ制御回路では該各移動指令を、例えば1
mS程度の短い周期で処理するような場合、移動指令が
短いことから、数周期内に2回以上の反転指令があって
も機械やモータはそれに追従できなく、バックラッシュ
補正を行っても無駄なことになる。
そこで、本発明の目的は、上述した無駄なバックラッシ
ュ補正を省略し、バックラッシュ補正か必要な時のみバ
ックラッシュ補正を行うバックラッシュ補正方式を提供
することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、所定周期毎の移動指令の移動方向が2回以上
反転しても機械が追従できない時間間隔で各周期の移動
指令を区切り、上記時間間隔毎に当該時点における移動
指令の移動方向を検出し、前回と今回の検出移動方向が
異なるときのみバックラッシュ補正を行うようすること
によって上記課題を解決した。
作   用 時間間隔T間に2回以上の反転があってもモータ及び機
械が反転できないとする。そして、この時間間隔T内に
n個の移動指令があるとし、移動指令を時間間隔下毎に
区切り、i周期の時間間隔T内の移動指令群を(Mi,
1 , Mi,2 −−−−−・Mi,n )とし、各
移動指令の符号(移動指令方向)を(3i,1 , S
i,2 ・−・−・Si,n ) トt6。ナtJ、移
動指令がrOJの場合は、その符号を正とする。
このように移動指令を区切ると、移動指令は次のように
区切られることとなる。
(M i−1.1 , M i−1.2 ・−−−−−
M i−1,n) (M i,1 ,M t 2 −−
−・・−M i,n) (M i+1.1 , M i
+1.2−・−・Mi+1,n)・・・・・・ 移動指令Mi−1,nとMi,1の移動指令方向が反転
しているか否かは、その符号3i−1.1 . 3i,
1の排他的論理和(以下、XORと記す)をとればよい
。即ち、( S il,n)X O R ( S i,
1)の符号が正のときは移動指令Mi−1,n , M
i,1は同符号であり、反転していない。また、負のと
きは移動指令Mi−1,n , Mi,1が異符号で、
反転していることがわかる。同様に、移動指令M1,1
とM i,2の移動指令方向が反転しているか否かは(
Si.1)XOR (Si,2)の符号が正か負かで反
転しているか否かがわかる。
例えば、移動指令Mi−1,n , Mi,1 , M
i,2について考察すると次のようになる。
千  十 反転なし  +     +       
 ++  − 1回反転  十 + 2回反転  一     一        +1
回反転  −     + +  + 1回反転  −     ++  − 2回
反転  一     一        ++ 1回反
転  十 反転なし  +     +        +移初指
令Mi−1,nとM i,2間に2回反転指令があって
も、モータ及び機械は2回反転できないためモータは結
局同一方向に動くので、バックラッシュ補正を行う必要
がない。その結果、移動指令Mi−1,nからM i,
2までの反転の判定はMi−1,nとM1,2の符号の
判定だけでよい。即ち、ド・モルガンの定理より明らか
のように、 (Si−1,n XOR Si,1)XOR (Si,
I XOR Si,2)− (Si−1,n XOR 
Si,2)          −・・−(1)となる
そこで、時間間隔T内で2回以上の反転があってもモー
タ及び機械はその反転に追従できないので、i−1周期
の最後の移動指令Mi−1,nとi周期の各移動指令の
符号についてみると、(Si−1,n XOR Si,
1)XOR (Si.I XOR Si,2)−−−・
−・XOR (Si,n−I XOR Si n)= 
(Si−1,n XOR Si,2)XOR (Si,
2 XOR Si,3)=XOR (Si,n−I X
OR Si,n)= (Si−1,n XOR Si,
n)            =(2)となり、n個に
区切った移動指令群のi−1番目の周期の最模の移動指
令M i−1,n (!: i番目の周期の移動指令M
 i,nの符号が同符号か否かを判別し、異符号のとき
バックラッシュ補正を行えば良いこととなる。
そこで、本発明は、2回以上の反転があってもモータが
反転できない上記時間間隔Tの周期で、そのときの移動
指令の符号即ち移動方向を検出し、符号が異なるときの
み(移動方向が異なるとぎのみ)バックラッシュ補正を
行うようにする。
実施例 第1図は、本発明を実施する一実施例のNC工作機械の
概要図で、第2図は同実施例におけるNG !II I
II装置の詳細図である。
第11i[t−1いて、Nc制御装置1oはNCコント
ローラ12とサーボコントローラ14を有し、NOコン
トローラ12がら所定周期( i TP)毎に移動指令
(分配パルス》がサーボコントローラ14に出力ざれ、
サーボコントローラ14では該移動指令とサーボモータ
18に取付けられたパルスコーダ20からのフィードバ
ックパルスにより位置,速度,電流制御を行ってサーボ
アンプ16を駆動し、サーボモータ18を駆動する。
サーボモータ18のロータ軸にはカップリング26を介
してボールネジ22が結合され、該ボールネジ22によ
り機械の可動部のテーブル24を移動させる。
NCコントローラ12はNC用のホストプロセッサ(以
下、ホストCPIJという)に、制御プログラムを記憶
するROMやNG加工プログラムの記憶及び演算,デー
タの一時記憶等に利用されるRAMで構成されたメモリ
32.C’RT表示装置34,図示しないキーボード等
がバス接続されている。また、サーボコントローラ14
には、サーボ用プロセッサ(以下、サーボCPUという
》40.サーボ制御用の制御プログラムを記憶するRO
M,演算,データの一時記憶等に利用されるRAMで構
成ざれたメモリ42,勺一ボ・インタフエイス回路44
がバス結合されている(いわゆるデジタルサーボまたは
ソフトウェアサーボを構成している)。
そして、NCコントローラ12には、工作機械の各軸の
サーボモータを駆動するザーボコントローラが複数(1
4.14’   14“》、パスアービタコントローラ
50.コモンメモリ60を介してバス接続されており(
なお、第1図では、サーボモータ等は1軸のみ図示して
いる)、バスアーピタコントローラ50でバスを制御し
、コモンメモリ60を介してNOコントローラから出力
される移動指令等を各サーボコントローラ14,14’
  14”に送信されるようになっている。
上記構成は、従来から公知のデジタルサーボ、またはソ
フトウェアサーボを用いたNC工作機械の構成と同一で
ある。
NGコントローラ12のホストCPU30は、メモリ3
2に格納されたNC加工プログラムに従って、所定周期
( i TP)毎に各軸へパルス分配を行い、各軸への
移動指令をコモンメモリ60に纏込み、各軸のサーボコ
ントローラ14.14’14″のサーボCPUは自己の
移動指令をコモンメモリ60から読取り、該移動指令と
バルスコーダ20からのフィードバックパルスから伝達
,速度,電流制御を行い、サーボアンプ16を介してサ
ーボモータ28を駆動し、テーブル24を移動させる。
なお、これまでの動作は従来と何ら変りはない。
一方、ホストCPU30はある時間間隔T中に2回以上
の移動方向が変る移動指令があった場合、その反転にサ
ーボモー夕が追従できないような、その時間間隔Tを周
期として、第3図に示す処理を実行する。
まず、現在の移動指令の符号Sを読み(ステップS1)
、レジスタR(S)に記憶する前周期の移動指令の符号
と比較しくステップS2》、一致していれば、今周期で
検出した符号SをレジスタR (S)に格納し(ステッ
プS4)、この処理を終了し、また、一致していなけれ
ばバックラッシュ補正を行う(ステップ83)。即ち、
検出した移動指令の符号方向にボールネジ22のバック
ラッシュ分の補正移動量指令をサーボコントローラに出
力する。そして、レジスタR(S)に検出した移動指令
の符号Sを格納し処理を終了する。
以上のように、第3図に示す処理を周期T−n−iTP
毎に行い、即ち、n個の移動指令毎に第3図の処理を行
うこととなる。従来のように、毎回の移動指令毎にバッ
クラッシュ補正を行うか否か判断して、必要ならバック
ラッシュ補正を行う場合と比較すると、バックラッシュ
補正を行うか否かの判断処理及びバックラッシ1補正が
従来と比較し1/2回となり、処理時間を短くすること
ができる。
なお、上記実施例では第3図に示す処理をNGコントロ
ーラ12のホストCPLI30が行うようにしたが、各
サーボコントローラ14.14’14″が行うようにし
てもよい。この場合は、NCコントローラ12から各サ
ーボコントローラ14.14’ .14”がn個の移動
指令を受ける毎に第3図の処理を行えばよいことになる
。特に、本願出願人が特願昭63−8791号で提案し
た、NGコントローラから、一度にn個の移動指令をサ
ーボコントローラに出力するような福間方式の場合には
、サーボコントローラが第3図の処理を行えばよいこと
になる。
発明の効果 本発明は2回以上の移動方向の反転があってもモータや
機械が追従でぎないような時間間隔で移動指令を区切り
、該時間間隔を周期として、移動指令の符号(移動指令
方向)を検出し、バックラッシュ補正を行うか否が判断
し、符号が異なるときのみバックラッシュ補正を行うよ
うにしたから、従来の方式と比較し、バックラッシュ補
正のための処理時間が少なくなり、かつ、無駄なバック
ラッシュ補正を行なわなくてすみ、効率的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する一実施例のNC工作機械の概
要図、第2図は同実施例におけるNC制御装置の詳゛細
なブロック図、第3図は同実施例におけるNCコントロ
ーラの処理のフローヂャートである。 10・・・NG制御装置、12・・・NCコントローラ
、14・・・サーボコントローラ、18・・・ザーボモ
ータ、22・・・ポールネジ、24・・・テーブル、3
0・・・ホストプロセッサ、40・・・サーボプロセッ
サ。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定周期毎の移動指令の移動方向が2回以上反転しても
    機械が追従できない時間間隔で各周期の移動指令を区切
    り、上記時間間隔毎に当該時点における移動指令の移動
    方向を検出し、前回と今回の検出移動方向が異なるとき
    のみバックラッシュ補正を行うようにしたサーボモータ
    のバックラッシュ補正方式。
JP5512989A 1989-03-09 1989-03-09 サーボモータのバックラッシュ補正方式 Pending JPH02235105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5512989A JPH02235105A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 サーボモータのバックラッシュ補正方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5512989A JPH02235105A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 サーボモータのバックラッシュ補正方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02235105A true JPH02235105A (ja) 1990-09-18

Family

ID=12990161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5512989A Pending JPH02235105A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 サーボモータのバックラッシュ補正方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02235105A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490209U (ja) * 1990-12-18 1992-08-06
JPH04347706A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Fanuc Ltd バックラッシ加速制御方法
JP6147456B1 (ja) * 2016-06-23 2017-06-14 三菱電機株式会社 数値制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490209U (ja) * 1990-12-18 1992-08-06
JPH04347706A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Fanuc Ltd バックラッシ加速制御方法
JP6147456B1 (ja) * 2016-06-23 2017-06-14 三菱電機株式会社 数値制御装置
WO2017221380A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 三菱電機株式会社 数値制御装置
CN107771305A (zh) * 2016-06-23 2018-03-06 三菱电机株式会社 数控装置
CN107771305B (zh) * 2016-06-23 2019-04-12 三菱电机株式会社 数控装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7541763B2 (en) Servo control device
JP3129622B2 (ja) フルクローズド・ループ方式における象限突起補正方法
WO2020151406A1 (zh) 运动控制方法、装置和系统及存储介质
US5270627A (en) Machine tool control system
WO1990006544A1 (en) Method of correcting machining program
EP0357778A1 (en) Method of speed control for servomotor
KR920002760B1 (ko) 속도제어장치
JPH02235105A (ja) サーボモータのバックラッシュ補正方式
JPH08339212A (ja) 産業用制御器の絶対原点復帰方法
CN108170102B (zh) 一种运动控制系统
JP2001154719A (ja) 自由曲線補間方法
US3693064A (en) Numerical control system dependent on vector magnitude
JP3929828B2 (ja) サーボ制御装置
JP2997270B2 (ja) 補間方法
JP7469462B2 (ja) 制御装置、制御装置のデータ転送システム、及びデータ転送方法
JPS6221123B2 (ja)
JP3433817B2 (ja) 送り制御装置
SU1242916A1 (ru) Устройство дл числового программного управлени приводом
JPH01177885A (ja) モータの位置決め方法
SU807235A1 (ru) Устройство дл программногоупРАВлЕНи
JPH044405A (ja) 数値制御装置
JPH0545966B2 (ja)
KR950002405B1 (ko) 서보모터의 위치제어 방법 및 장치
CN117506954A (zh) 一种机械臂的微步电机的路径规划控制方法
SU1015338A1 (ru) Экстремальный регул тор режима обработки на металлорежущих станках