JPH02235029A - 光スイッチアレーおよび光信号伝送システム - Google Patents

光スイッチアレーおよび光信号伝送システム

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JPH02235029A
JPH02235029A JP1055060A JP5506089A JPH02235029A JP H02235029 A JPH02235029 A JP H02235029A JP 1055060 A JP1055060 A JP 1055060A JP 5506089 A JP5506089 A JP 5506089A JP H02235029 A JPH02235029 A JP H02235029A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業.ヒの利用分野コ 本発明は通信網や並列計算機の相互接続などに用いられ
る光スイッチアレーに関するものである。
[従来の技術] スイッチアレーは通信及び計算機の分野では必須の装置
であるが現在の半導体技術をもってしても大規模なもの
を作るのは容易ではない。特にクロスバースイッチは特
性的には非常に望ましいものであるがスイッチ数が多く
なるために少数のターミナル同士をつなぐものしか実現
されていない。
一方光技術を導入する大規模なクロスバースイッチを作
製する試みが最近なされている。これは例えばTrud
y E. Bell. IEEE SPI{;TRIM
誌、1986年8月号一段の34頁から57頁の記事に
おいて述べられている。
第9図は従来の光クロスバースイッチを示す概略模式図
である。4個の光源1 + ”= 1 4は個別に設け
られた不図示のターミナルにより駆動されるものであり
、その出射光束2はシャツターアレー3を通過して透過
光束4となる。4個の光検出器51〜54は該透過光束
4を受光し、個別に設けられた不図示のターミナルへ受
光状態を示す信号を送出する。
本従来例は4×4の光クロスバースイッチを示したもの
であり、各々に設けられたターミナルからの信号は光源
1,〜14に送られる。光源1,〜14の出射光束2は
垂直方向に拡げられシャツターアレ−3に入射する。シ
ャツターアレ−3の斜線で示す透過部を透過した透過光
束4は水平方向に集められ、光検出器5,〜54に入射
する。
光検出器5l〜54からの受光状態を示す信号は各々に
対して設けられたターミナルに送られる。
どのターミナル同士を接続するかはシャッターアレ−3
のシャッターのどれを透過状態にするかで決まる。例え
ば光源11からの光束はシャッターアレ−3の1列目に
入射するが、第15図に示すように3行1列目のシャッ
ターが透過状態にあるときはその透過光束は光検出器5
3によって検出される。従ってこのときは光源11に接
続されているターミナルと光検出器53に接続されてい
るターミナルがつながることになる。他のターミナルに
関しても同様のことが言える。
第10図は第9図に示した一方向性スイツチアレーを用
いたネットワークのブロック図である。
このネットワークは4個の送信側ターミナル11,〜1
14、一方向性スイッチアレー12、4個の受信側ター
ミナル13、〜134から構成されている。信号は矢印
で示すように送信側ターミナル11、〜114から一方
向性スイッチアレー12を介して受信側ターミナル13
,〜134に送られる。しかし受信側ターミナル13,
〜134からもデータを受け取ったという確認の信号、
データを要求する信号等を送信側のターミナル111〜
114に送りたい場合かある。
第11図は一方向性スイッチアレーを用いた並列計算機
の一構成例を示すブロック図である。4個のプロセッサ
21,〜214は一方向性スイッチアレー22と相互に
接続されており、送信側ターミナルと受信側ターミナル
はここでは一致している。プロセッサ21,〜214か
らの信号は一方向性スイッチアレー22によって切換ら
れたプロセッサ21,〜214に向かう。このような構
成のときは、プロセッサ21,=214の間で相互に信
号を送ることは可能であるが相互接続の能力は落ちる。
例えばプロセッサ211から214へ信号を送ることを
考えると一方向性スイッチアレ−22においてプロセッ
サ211からの入力をプロセッサ214へ送るよう一方
向性ス,rツチアレ−22の内部のシャッターを設定す
る。一方プロセッサ214からの人カデータ受信確認信
号等の応答信号をプロセッサ21,へ戻すためには該応
答信号プロセッサ211へ出力されるよう前述のシャッ
ターを設定し直す必要がある。このように2つのプロセ
ッサについて互いに信号を送ることができるようスイッ
チを切換えることが強制される。したがってこのときに
プロセッサ214からプロセッサ213へ信号を送るよ
うなことはできない。またプロセッサ214からプロセ
ッサ211への応答信号をデータ受信後スイッチで切換
えて時間的にずらして送るということはできる。
第12図は双方向性スイッチアレーを用いた共有メモリ
型並列計算機のブロック図である。この計算機は4個の
プロセッサ31,〜314、双方向性スイッチアレー3
2、4個のメモリ33,〜334より構成されている。
プロセッサ311〜314のうちのいずれもが双方向性
スイッチアレー32を介してメモリ331〜334のど
れとでもアクセスすることができる。双方向性スイッチ
アレー32は従来小規模なものが半導体素子によって作
られている。プロセッサ311゜〜314から送られて
来る信号は典型的にはアドレス信号であり、メモリ33
1〜334はアドレス信号を受けてデータ信号をプロセ
ッサ31,〜314に帰す。第18図に示した構成のも
のの場合には双方向性スイッチアレーか要求され従来の
光クロスバースイッチでは実現できないものであった。
また半導体素子によるスイッチアレーでは大規模なもの
ができず、小規模なものに限定されていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のスイッチアレーは、第9図および第10
図に示したものにおいては信号の流れが一方向であるた
め、送信側のターミナルと受信側のターミナルを固定し
て使用しなければならないという欠点がある。第11図
に示したものにおいては、信号の種類に応じてプロセッ
サの接続を変更する場合にはスイッチを切換える必要が
あるので、スイッチ切換時に生じるシステムの無効時間
が増加するとともに、信号の種類同期させてスイッチを
切換えることが困難であり、回路が複雑になるという欠
点がある。第12図に示したものにおいては、双方向性
のクロスバースイッチが示されているが、これは従来の
光クロスバースイッチでは構成することができず、また
、半導体素子によるものも、小規模なものに限定されて
しまい、大規模なものを構成することができないという
欠点があった。
本発明は双方向のスイッチングを光を用いて迅速に行な
う大規模な光スイ・ツチアレーを実現することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 第1群の複数のターミナルと第2群の複数のターミナル
とを接続する光スイッチアレーにおいて.、 第1群の複数のターミナルの個々に対して設けられた複
数の第1の光源および第2の光検出器第2群の複数のタ
ーミナルの個々に対して設けられた複数の第1の光検出
器および第2の光源と、 複数の第1の光源および第2の光検出器と複数の第1の
光検出器および第2の光源との間に設けられたシャッタ
ーアレーと、 複数の第1および第2の光源からの出射光束をシャッタ
ーアレーに導くとともに、該シャッターアレーを通過し
た光を複数の第1および第2の光検出器に導くための光
導出部材とを有し、複数の第1の光源と第2の光検出器
は、交互かつ直列に形成ざれ、さらに第1群のターミナ
ルの個々に対して対を成すように設けられ、複数の第1
の光検出器と第2の光源は、交互かつ直列に形成され、
さらに第2群のターミナルの個々に対して対を成すよう
に設けられ、第1群および第2群の複数のターミナルは
、その出力信号によって各々に対応して配講された光源
の発光を制御し、また、各々に対応して設けられた光検
出器の出力信号を入力することにより各光検出器の受光
状態を検出しており、 シャッターアレーおよび光導出部材は、第1および第2
の光源より出射された光の透過光が、選択的に第1およ
び第2の光検出器に入射されるように構成されている。
また、複数の第1の光源と第2の光検出器は、それぞれ
直列に形成され、さらに前記第1群のターミナルの個々
に対して対を成すように並列に設けられ、複数のziの
光検出器と第2の光源は、それぞれ直列に形成され、さ
らに前記第2群のターミナルの個々に対して対を成すよ
うに設けられてもよい。
[作用] シャッターアレーを切換えることにより、光源より出射
された光の透過光が入射される光検出器が選択的に切換
られる。こわらの光源および光検出器は各々対を成すよ
うに特定のターミナルに対して配備されているので、各
ターミナルの接続先も切換られている。また、各光源お
よび光検出器は前述したように対を成すように構成され
ているので、相方向の伝送が行なわれていることになる
[実施例] 以下に、本発明を図面を用いて詳細に説明する. 第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す概略模式図
である。
本実施例は、4台の第1群のターミナル411〜414
が4台の第2群のターミナル491〜494とが双方向
の光スイッチアレーを介して送受信を行なう状態を示す
ものである。
4台の第1群のターミナル41、〜414には、4個の
第1の光源43.〜434および第2の光検出器52,
〜524が交互に配置されてそれぞれ設けられ、4台の
第2群のターミナル49,〜494には4個の第2の光
源511〜514および第1の光検出器47,〜474
が交互に配置されて対を成すようにそれぞれ設けられて
いる。以下、単に「第1の光源43,〜434」、「第
2の光検出器52.〜524」、「第1の光検出器47
,〜474」、「第2の光源51.〜514」と称する
。第1群のターミナル41,〜414、第1の光源43
,〜434および第2の光検出器521〜524は水平
に設置され、第2群のターミナル49,〜494、第2
の光源51,〜5 1 4s6よび第1の光検出器47
,〜474は垂直に設置されている。
各ターミナル41,〜414および49,〜494はそ
れぞれに対して設けられた第1の光源43,〜434、
第2の光源511〜514に対して出力信号42,〜4
24、50,〜504を出力し、その発光を制御する。
また、各ターミナル41,〜414および49,〜49
4はそれぞれに対して設けられた第2の光検出器52,
〜524、第1の光検出器47.〜474が出力する受
光状態を示す出力信号53,〜534、481〜484
を入力している.第1の光源43,〜434からの出射
光束44はシャツターアレー45を通過して透過光束4
7となり、第1の光検出器47,〜474で受光される
。第1の光源43,〜434、第2の光源51,〜51
4を構成するものとしては発光ダイオード(1.ED)
あるいは半導体レーザ等があげられる。また、シャッタ
ー7L/−45は液晶、PLZTあルイはLiNb03
などの電気光学材料を用いた空間光変調器、Bi置換Y
IGなとの磁気光学材料を用いた空間光変調器、さらに
はGaAsなとの半導体材料を用いた空間光変調器など
が使用できる。また透過率を制御するタイプのディスプ
レー、例えばエレクトロクロミーなども用いることがで
きる。
次に、本実施例の動作について説明する。
第1群のターミナル411〜414からの信号42,〜
424に応じて第1の光源43,〜434はそれぞれ駆
動される。出射光束44は光源43,〜434からの出
射光を不図示の光学系により垂直方向にのみ拡げたもの
である。出射光束44はシャッターアレ−45に入射し
透過状悪にあるシャッターを透過する。シャッターアレ
−45の透過部は斜線で表わしている.シャッター?レ
ー45を透過した透過光束46は、不図示の光学系によ
り水平方向にのみ光を集光させて第1の光検出口47,
〜474に入射する。
第1図に示したシャッターアレ−45の透過部の状態で
は第1の光源43,〜434から出射した光束はそれぞ
れ第1の光検出器473,47,.474,47,によ
って検出される。例えば第1の光源43,から出射した
光束は垂直方向に拡げられシャッターアレ−45の3行
1列目の透過部を透過し水平方向に集光され光検出器4
7,に入射する。他の光源、光検出器に関しても同様で
ある。第1の光検出器47,〜474からの検出信号4
81〜484はそれぞれ第2群のターミナル49,〜4
94に送られるから、第1群のターミナル41,〜41
4はそれぞれ第2群のターミナル4 93.4 9 +
,4 94.4 9■に信号を送っていることになる。
このとき先に述べたように第2群のターミナル49,〜
494は信号を送って来た第1群のターミナル41,〜
414にそれぞれデータ受信確認信号などを送る必要が
ある。第2群の?ーミナル491〜494からの出力信
号50奪〜504はそれぞれ第2の光源51,〜514
に入力され駆動する。第2の光源51,〜514からの
出射光束は水平方向のみに拡げられけてシャッターアレ
−45に先とは逆の方向から入射する。この光束はシャ
ッターアレ−45を透過後、垂直方向のみに集光されて
第2の光検出器521〜524で受光される。第1図に
示すシャッターアレ−45の状態では第2の光源51,
〜514からの光束はそれぞれ第2の光検出器52■,
  524,521,523で検出される。
例えば第2の光源511からの光束はシャッターアレ−
45の1行2列目を透過し垂直方向に集光されるので第
2の光検出Wk52■で検出される。
他も同様である。第2の光検出器521〜524からの
出力信号53,〜534はそれぞれ第1群のターミナル
41,〜414に送られるので第2群のターミナル4 
9 I.4 9 2,4 9 3,4 9 4からの信
号は結局第1群のターミナル412,414,4 1 
1.4 1 3にそれぞれ送られることになる。したが
ってif群および第2群のターミナルに関して(411
.493),(412.491). (413,494
) (414,492)の組で双方向の伝送が可能とな
っている。伝送を行う組を変えるときにはシャッターア
レ−45の透過部を変えてやれば良い。
また第1の光源43,〜434、第2の光源51,〜5
14、第1の光検出器471〜474、第2の光検出器
52,〜524の配列順序は自由度があり要するに所望
のターミナルの組について双方向の伝送ができるようシ
ャツターアレー45の透過部と合わせて調整をとれば良
い。
本発明の実施例の説明においてこれまで各部材を実際に
結合するための光学系については述べていなかった.以
下にそれらを具体的に説明する. 第2図および第3図は第1および第2のアナモルフィッ
ク光学系の構成を示す図である。61は第1のシリンド
リカルレンズ、62は第1の球面レンズである。また6
3は第2の球面レンズ、64は第2のシリンドリカルレ
ンズである。第1のシリンドリ力ルレンズ61、第1の
球面レンズ62で構成される第1のアナモルフィック光
学系は水平方向に結像を行ない垂直方向には光束を拡げ
る働きを持つ。逆に第2の球面レンズ63、第2のシリ
ンドリ力ルレンズ64で構成される第2のアナモルフィ
ック光学系は水平方向に光束を拡げ、垂直方向に結像を
行なう作用を持つ。従って第1図において第1の光源4
3,〜434、第2の光検出器52,〜524とシャッ
ターアレ−45の間に第1のアナモルフィック光学系を
挿入し、シャッターアレ−45と第1の光検出器471
〜474、第2の光源51,〜514の間に第2のアナ
モルフィック光学系を挿入すれば所望の動作が得られる
。もちろん第1の光源431〜434、第2の光検出器
52,〜524とシャッターアレ−45は水平方向には
共役関係になるように、また垂直方向には第1の光[4
3,〜434、第2の光検出器52,〜524が第1の
アナモルフィック光学系のほほ前側焦点面にくるように
配置する。同様にシャツターアレ−45と第1の光検出
器471〜474、第2の光源51.〜514は垂直方
向に共役関係になるように、水平方向にはシャッターア
レ−45が第2のアナモルフィック光学系のほぼ前側焦
点面にくるように配置する。また逆方向の光伝送を考え
ると第1の光検出器47.〜474、第2の光源51,
〜514は水平方向には第2のアナモルフィック光学系
の後側焦点面に配置す−るのが良い。同様にシャッター
アレ−45は第1のアナモルフィック光学系の後側焦点
面に置くのが良い。これらの条件を可能にするアナモル
フィック光学系の設計側は第1のシリンドリ力ルレンズ
61と第1の球面レンズ62の焦点距離を等しくして接
近して配置し、第2の球面レンズ63と第2のシリンド
リ力ルレンズ64の焦点距離を等しくして接近して配置
することである。このときのアナモルフイツク光学系の
結像関係となる方向についての焦点距離は各々の構成レ
ンズの焦点距離の2倍になり、結像倍率が等倍となるよ
うに配置を行なうことにより先の条件が満たされる。こ
こで利用した結像では倒立像がてきるので光源431〜
434がら出射した光東44がシャッターアレ−45に
入射する位置などが先に説明したものと変わるが本質的
な問題ではなく、信号線の順序を変える、シャッターア
レ−45に対する駆動信号を変えるなどすれば良い。こ
れは第2のアナモルフィック光学系に関しても同様であ
るからトータルで信号線の接続関係を考えれば良い。
第2のアナモルフィック光学系ではシャッターアレ−4
5を透過した透過光束46について水平方向に集光を行
なってはいないが水平方向に光束が拡がって行き、第1
の光検出器47,〜474はそれぞれの位置する行にあ
るシャッターアレー45の全ての透過部からの光束を受
光できるので、餌述の所望の動作が得られる。これは逆
方向の光信号伝送における第1のアナモルフィック光学
系に関しても同様である。
第4図は第1図中の第1のターミナル41,〜414か
ら第2のターミナル49,〜494への信号伝送の際に
関わるシャッターアレ−45の部分を示す正面図である
。第5図は逆方向の伝送において関わるシャッターアレ
−45の部分を示す正面図である。65は最初の方向の
伝送で使用するシャッターアレ−45の部分であり、縦
方向の領域は第1の光源43,〜434からの出射光束
44がシャッターアレ−45を照明する領域であり、横
方向の領域は第1の光検出器471〜474がその透過
光束を受光するシャッターアレ−45の部分を示す。同
様に66は逆方向の伝送で使用するシャッターアレ−4
5の部分であり横方向の領域は第2の光源511〜51
4からの出射光束がシャッターアレ−45を証明する領
域、縦方向の領域は第2の光検出器521〜524がそ
の透過光束を受光するシャッターアレ−45の領域であ
る。67はシャッターであり、1行目2列目の特定のシ
ャッターを指すものである。
第4図、第5図においてシャッターアレ−45の斜線部
は透過部である。シャッター67についてみると最初の
方向の伝送においては第1の光源?432からの光束を
透過させ、第1の光検出器47,で受光させるから第1
群の2番目のターミナルからの信号を第2群の1番目の
ターミナルへ送る働きを持つ。一方シャッター67は逆
方向の伝送においては第2の光源51,からの光束を第
2の光検出器の52■へ送る役目も果たしており、これ
により第2群の1番目のターミナルからの信号が第1群
の2番目のターミナルへ送られる。すなわちシャッター
67を介して第1群の2番目のターミナルと第2群の1
番目のターミナルが双方向の通信を行なっていることに
なる。
シャッターアレ−45の他のシャッターについても同様
であり、シャッターアレ−45のi行j列目のシャッタ
ーを透邊部とすることにより第1群のj゜番目のターミ
ナルと第2群のi番目のターミナルとを双方向の通信を
行なわせることができる。
双方向伝送のそれぞれにおいては第4図、第5図に示す
ように光束が空間的に分離しているが分離が充分でない
とクロストークを生ずる。このためシャッタ一部にマス
クを設けるかシャッターを所望の形に整形することなど
が望ましい。シャッターアレ−45において必要な透過
部は第4図および第5図において各シャッターを上下左
右に四分割する左上と右下の部分だけであるからその部
分だけに光束を透過させる方がクロストークが減少する
またレンズを使う代りにファイバーを用いることもでき
る。例えば第1の光源43,から出た光束はすぐファイ
バー束の中に入射させファイバー束の出射端はシャッタ
ーアレ−45の1列目を照射するように整形しておく。
他の光源432〜434に関しても同様である。シャツ
ターアレー45の後ろでは1行目に沿フて並べたファイ
バーの出射端を第1の光検出器471に向かうようにす
る。第1の光検出器472〜474に関しても同様にシ
ャッターアレ−45の2行目以降にファイバーを並べて
各行毎にそれぞれ光検出器の方へ出射端を導く。
逆方向の伝送で用いる第2の光源51,〜?14、第2
の光検出器52■〜524についても同様に光ファイバ
ー束を配置しておけば良い。
第6図は本発明の第2の実施例の要部構成を示す斜視図
である。
第6図において71a,7lb =74a,74bは第
1の面型光源である。81a.8lb−=84a,84
bは第1の光検出器アレーである。85a−88bは第
2の面型光源、89a−92bは第2の光検出器アレー
である。
79はシャツターアレーであり、第1の実施例において
説明したものと同等のものである。透過部のパターンも
先に同様である。第7図に示す80はマスクであり開口
部が全面に多数設けられている。金属に機械的に加工し
て穴をあける、あるいは八UやCrをガラス基板に蒸着
してフォトリソグラフィーにより開ロバターンを作るな
どの方法で作製できる。マスク80において斜線部は光
束が透過する状態にあることを示す。
第7図はマスク80の部分拡大図である。
シャッターアレ−79の1つのシャッターの中にはマス
ク80の4×4個のセグメントが含まれており、その中
で対角部の4個が開口となっている。この4×4個のセ
グメントのパターンは全面に渡って繰り返される。
第6図に示した第2の実施例は図示していないターミナ
ル4台同士、計8台を接続するための光スイッチアレー
である。1台のターミナルからは2本の入力のための線
および2本の出力のための線が出ている。面型光源、光
検出器において同一の番号は同一のターミナルからの人
力あるいは出力のための線に接続されていることを示す
。第1の面型光源71a ・−74bはそれぞれ第1群
の4台のターミナルからの出力の線に接続され、第2の
面型光源85a−88bはそれぞれ第2群の4台のター
ミナルからの出力の線に接続されている。また第1の光
検出器アレ−81a =84bはそれぞれ第2群の4台
のターミナルへの入力の線に、第2の光検出器89a−
92bはそれぞれ第1群の4台のターミナルへの入力の
線に接続されている。同じ群のターミナルに関しては面
型光源71a,7lbと光検出器89a,89bは同じ
ターミナルに属するというように番号の小さいものから
順に面型光源と光検出器はベアて同一のターミナルと接
続されている。
本実施例においては光源からの光束は光学系などで拡げ
る必要はなく、もともと拡がりのある光源を用いている
。光検出器の側も同様で、光束を集めるための光学系は
除かれ、代りに面型の光検出器が使われている。
第1群の1つのターミナルからの出力信号によって面型
光源71a,7lbは駆動され発光する。
シャッターアレ−79が第1図のシャッターアレ−45
と同じ透過部のパターンを有するとすれば、発光光束は
シャッターアレ−79の3行1列目を透過しマスク80
に入射する。マスク80は各ターミナルからの出力線が
、信号を送る相手のターミナルの定められた入力線と接
続されるために設けられたもので、゛イま対角状に開口
が有るため面型光源71a,7lbからの光束はそれぞ
れ光検出器83a,83bで検出されるというように、
添字a,bの一致した組み合わせの面型光源、光検出器
が信号の送受を行なう。これはアドレス信号、データ信
号等のやり取りにおいてあるビットを表わす信号の他の
ビットの信号と接続する必要はなくいつも定まったビッ
トの信号を接続すれば良いことから来ている。このマス
ク80の設置によってシャッターアレ−79のシャッタ
ー数が低減できる。このような方式は発明者が考案した
もので、詳細には特開昭61−191165号公報に開
示してある。光検出器83a ,83bからの出力は第
2群のターミナルの1つに送られ、第1群のターミナル
から第2群のターミナルに信号が送られたことになる。
第1群の他のターミナルから第2群の他のターミナルへ
の信号の送信も同様であり、第1の面型光源71a,7
lb,= ,74a,74b、第1の光検出器7t/−
81a,8lb,−−−, 84a,84bを用いて行
なわれる。
一方第2群のターミナルから第1群のターミナルへの信
号の伝送は第2の面型光源85a,85b.・・・88
a,88b、第2の光検出器アレ−89a.89b,=
 .92a,92bを使って行なわれる。先に例に挙げ
た第1の光検出器アレ−83a,83bからの出力が送
られた第2のターミナルからの出力信号は第2の面型光
源87a ,87bに送られる。シャッターアレ−79
の1行3列目のシャッターが透過状態になっているから
第2の面型光源87a,87bからの光束はマスク80
、シャッターアレ−79を透過した後、第2の光検出器
アレーの中の光検出器89a,89bで受光される。
第2の光検出器89a ,89bは先に例に挙げた第1
の而型光源71a,7lbと接続が行なわれている第1
群のターミナルに接続されているから、これで双方向の
伝送が行なわれていることになる。他のターミナルに関
しても同様である。
本実施例においてはレンズは不用であり、第1及び第2
の面型光源71a・・・74b,85a・・・88b、
シャッターアレ−79、マスク80、第1及び第2の光
検出器アレ−81a−84b,89a−92bを一体化
でき非常にコンパクトな装置が得られるという利点があ
る。
第8図は本発明の第3の実施例の構成を示す概略模式図
である。
本実施例は第1図に示した第1の実施例と同様に第1群
のターミナル41,〜414と第2群のターミナル49
,〜494との間で送受信を行なう状態を示すものであ
る。第1群のターミナル411〜414には4個の第1
の光源102,〜l024および4個の第2の光検出器
112l〜1124がそれぞれ設けられ、第2群のター
ミナル491〜494には4個の第1の光検出器106
1〜l064および4個の第2の光源109.〜109
4がそれぞれ設けられている。ターミナル41,〜41
4、第1の光源1021〜l024および第2の光検出
器1l2,〜1l24は水平に設置され、ターミナル4
9,〜494、第1の光検出器106,〜l064およ
び4個の第2の光源1091〜l094は垂直に設けら
れている。第1の光源l02,〜1024と第2の光検
出器112I〜】124および第1の光検出器l06,
〜1064と第2の光源109+”l094はそれぞれ
平行に設けられている。各ターミナル41.〜414お
よび49,〜494はそれぞれに対して設けられた・第
1の光源102,−1024、第2の光源l09,〜1
094に対して出力信号1011〜1014. 108
1〜1084を出力し、その発光を制御する。また、各
ターミナル41.〜414および49,〜494はそれ
ぞれに対して設けられた第2の光検出器1121−11
24、第1の光検出器1061〜l064が出力する受
光状態を示す人力信号113,〜1134,  107
+〜l074を人力している。
第1の光源l02,〜l024からの出射光束103は
、実線に示すように第1の実施例と同様に設けられたシ
ャッターアレ−104を通過して透過光束105となり
、第1の光検出器l06,〜1064へ入射する。
第2の光源l09,〜l094からの出射光束4は、破
線で示すようにシャッターアレ−104を通過して透過
光束111となり、第2の光検出器1121〜1l24
へ入射する。
本実施例において第1の実施例と同じアナモルフィック
光学系が用いられる。すなわち第1の光源1021〜l
024、第2の光検出器1121〜l124とシャッタ
ーアレ−104の間には第2図に示した第1のアナモル
フィック光学系が、シャッターアレ−104とifの光
検出器1061〜l064、第2の光源l09lNl0
94の間に第3図に示した第2のアナモルフィック光学
系が挿入されている。
第8図に示したクロスバースイッチは4台ずつの2群の
ターミナル同士を接続するものを示してある。本実施例
においては第1の実施例において説明したようにアナモ
ルフィック光学系が一方向には結像を行ない、それと垂
直な方向には光束を広げるという機能を果たすことを利
用したものである。すなわち光束を広げる方の方向に関
しては、光源、光検出器を置く位置は許容度が広く、光
源と光検出器を2列に並べることができる。
第1群のターミナル41,〜414からの出力信号】0
】,〜1014に応じて第1の光源l02,〜l024
は発光する。発光光束103はシャッターアレ−104
を透過し、透過光束105は第1の光検出器106,〜
l064で検出される。これにより片方向伝送用のクロ
スバースイッチが構成されていることが明らかである。
第1の光源102+”102<は多少上下しても発光光
束103は縦方向に広げるのであるからクロスバースイ
ッチの動作にはほとんど影響しない。同様に第1の光検
出器1061〜1064は多少左右に動いても透過光束
105を受光できる。
光検出器1061〜l064で受光した信号は第2群の
ターミナル49,〜494への人力信号I07,〜l0
74となり第1群のターミナル41,〜41.からの信
号伝送が行なわれる。
一方第2群のターミナルからの出力信号1081〜10
84は第2の光源109. N109.を駆動する。発
光光束110はシャッターアレ−104を透過し、透過
光束+02,〜1024は第2の光検出器112,〜1
124で受光される。第2の光源1091〜l094、
シャッターアレーl04、第2の光検出器l12、〜1
124でもクロスバースイッチが構成されている。第2
の光源109l〜I094の左右への移動、第2の光検
出器1121〜1124のF下への移動はクロスバース
イッチの動作にあまり影響しない。第2の光検出器11
2.〜l】24の受光信号は第1群のターミナル41,
〜414への入力信号113+−1134となり逆方向
の伝送も行なわれる。
シャッターアレ−104の3行1列目のシャッターに注
目すると、この部分を透過することによって第1群のタ
ーミナルの41、と第2群のターミナルの493か双方
向の信号伝送を行なっていることが分る。他のシャッタ
ーに関しても同様で1つのシャッターを介して一組のタ
ーミナルが双方向の伝送を行なう。
以上の実施例の説明においてはクロスバースわイッチの
人出力部には必ず光源、光検出器が設けられていたが、
光ファイバを用いて光信号のまま入力させても良く、ま
た出力側も光ファイバによって次段の光学装置に導くな
ど必ずしも光電変換をしなくても良い。
また、実施例ではシャツターアレイは透過型としたが、
光源からの光を選択的に特定の方向に設けられた光検出
器に向けて反射する反射型のシャッターアレイを用いる
こともできる。このような反射型のシャツターアレイは
、液晶或いはGaAs等を用いて周知の方法で形成され
る。
[発明の効果] 以−F説明したように本発明においては光スイッチアレ
ーにおいて光源、光検出器などの光入力、光出力部材を
対を成すようにシャッターアレーの両側にそれぞれ設け
ることにより、双方向の信号伝送が可能となり、大規模
なクロスバースイッチを実現することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図、第2図
は第1のアナモルフィック光学系を示す図、第3図は第
2のアナモルフィック光学系を示す図、第4図および第
5図は第1図中のシャッターアレ−45の透過部分を示
す図、第6図は本発明の第2の実施例の要部構成を示す
斜視図、第7図は第6図中のマスク80の部分拡大図、
第8図は本発明の第3の実施例の構成を示す概略模式図
、第9図は従来の光クロスバースイッチを示す概略模式
図、第10図は一方向性スイッチアレーを用いたネット
ワークのブロック図、第11図は一方向性スイッチアレ
ーを用いた並列・計算機の一構成例を示すブロック図、
第12図は双方向性ス?ッチアレーを用いた共有メモリ
型並列計算機のブロック図である。 1.〜14・・・光源、 3・・・シャッターアレー 51〜5,−・・光検出器、 12−・・一方向性スイッチアレー 2 2−・・一方向性スイッチアレー 32・・・双方向性スイッチアレー 41■〜414・・・第1群のターミナル、43,〜4
34・・・第1の光源、 4 5−・・シャッターアレー 47,〜4 7 4””第1の光検出器、49,〜4 
9 4 −・・第2群のターミナル、51,〜514・
・・第2の光源、 52,〜524・・・第2の光検出器、61・・・第1
のシリンドリ力ルレンズ、62・・・第1の球面レンズ
、 6 3−・・第2の球面レンズ、 6 4−・・第2のシリンドリカルレンズ、71a 〜
74b −第1の面型光源、?9・・・シャッターアレ
ー 80・・・マスク、 81a 〜84b ・・・第1の光検出器、85a 〜
88b−第2の而型光源、 89a 〜92b =−第2の光検出器、I02.〜l
024・・・第1の光源、104−・・シャッターアレ
ー l06,〜1064・・・第1の光検出器、1091〜
I094・・・第2の光源、112■〜1l24・・・
第2群の光検出器。 特許出願人  キヤノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1群の複数のターミナルと第2群の複数のターミ
    ナルとを接続する光スイッチアレーにおいて、 前記第1群の複数のターミナルの個々に対して設けられ
    た複数の第1の光源および第2の光検出器と、 前記第2群の複数のターミナルの個々に対して設けられ
    た複数の第1の光検出器および第2の光源と、 前記複数の第1の光源および第2の光検出器と前記複数
    の第1の光検出器および第2の光源との間に設けられた
    シャッターアレーと、 前記複数の第1および第2の光源からの出射光束を前記
    シャッターアレーに導くとともに、該シャッターアレー
    を通過した光を前記複数の第1および第2の光検出器に
    導くための光導出部材とを有し、 前記複数の第1の光源と第2の光検出器は、交互かつ直
    列に形成され、さらに前記第1群のターミナルの個々に
    対して対を成すように設けられ、前記複数の第1の光検
    出器と第2の光源は、交互かつ直列に形成され、さらに
    前記第2群のターミナルの個々に対して対を成すように
    設けられ、前記第1群および第2群の複数のターミナル
    は、その出力信号によって各々に対応して配備された光
    源の発光を制御し、また、各々に対応して設けられた光
    検出器の出力信号を入力することにより各光検出器の受
    光状態を検出しており、前記シャッターアレーおよび前
    記光導出部材は、前記第1および第2の光源より出射さ
    れた光の透過光が、選択的に前記第1および第2の光検
    出器に入射されるように構成されていることを特徴とす
    る光スイッチアレー。 2、請求項1記載の光スイッチアレーにおいて、 複数の第1の光源と第2の光検出器は、それぞれ直列に
    形成され、さらに前記第1群のターミナルの個々に対し
    て対を成すように並列に設けられ、 複数の第1の光検出器と第2の光源は、それぞれ直列に
    形成され、さらに前記第2群のターミナルの個々に対し
    て対を成すように設けられていることを特徴とする光ス
    イッチアレー。
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