JPH02233827A - クランク室圧縮付吸気方による4行程エンジン吸気量増加方 - Google Patents

クランク室圧縮付吸気方による4行程エンジン吸気量増加方

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JPH02233827A
JPH02233827A JP5446689A JP5446689A JPH02233827A JP H02233827 A JPH02233827 A JP H02233827A JP 5446689 A JP5446689 A JP 5446689A JP 5446689 A JP5446689 A JP 5446689A JP H02233827 A JPH02233827 A JP H02233827A
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Norio Saito
齋藤 典夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、エンジンの出力特性を決定する吸気量増加
方のうち、4行程エンジンにおいて、過給器を使用しな
いで充分な吸気量を確保するためのものである。
従来の技術 従来のエンジンのうち、2行程エンジンは構造が簡単で
構成部品が少なく、吸気量も同排気量の4行程エンジン
より多いので、高出力を出し易い利点がある反面、掃気
残や掃気吹き抜けがあるため、部分負荷特性の悪さや低
燃費がついてまわり、それらを改善すべく種々の吸排気
時機変更用補助装置が開発され、実用化しているが、低
燃費は改善されていないので、経済性を重視する自動車
用エンジンとしては採用されにくい。
一方、4行程エンジンは、各行程がきちんと区分されて
おり、不安定要素が殆んどないため、部分負荷から最大
負荷まで安定した燃焼を示し、回転がなめらかで好燃費
であるが、同排気量の2行程エンジンに比べると吸気量
が少ない分だけ比出力も低い。この低比出力を改善すべ
く種々の過給器が開発され実用化しているが、過給器の
分だけ大型になり重くなり複雑になって高片となり、エ
ンジンの理想とする小型・軽量・構造簡単・高効率のう
ち、前3項からだんだん遠ざかってきた。
しかし、4行程エンジンの長所はどの様な過給をしても
、2行程エンジンより安定した回転と、全国地域にわた
る好燃費を示すことである。
考案が解決しようとする課題 そこで、2行程エンジンなみの比出力と、4行程エンジ
ンの安定回転・好燃費をうまく取り入れ、過給器を使う
ことなく小型・軽量・構造簡単・高比出力の4行程エン
ジンを作ることを目標とした。本案によれば、2気筒以
上の多気筒エンジンでは特に構造簡単で現行4行程エン
ジンに比べ吸気量がほば倍になり、比出力もその分大き
くできる。また、単気筒でも2気筒ほどではないが、大
略、目的を達成できる。そのうえ部品的には特殊なもの
を必要とせず、すべて既存の技術で対応可能であり、4
行程エンジンであれば火花点火式(ガソリンエンジン)
または、圧縮着火式(ディーゼルエンジン)を問わず適
用可能である。
課題を解決する手段 本案による大きな特徴は、2行程エンジンのようにクラ
ンク室を密閉構造とし、2気筒以上の場合、第2−0図
の概念図と第2−1図のように、吸入管に取り付けた吸
入用リードバルブを通し、ピストンの上昇行程時にクラ
ンク室に吸気を取り入れ、下降工程時に送出用リードバ
ルブと吸気分配管を通し、複気筒分を1つのシリンダー
に送り込むことにあり、単気筒と一部の2気筒の場合は
第1−1図から第1−4図のように、1回目の送出され
た吸気を蓄気室に蓄え、2回目の送出された吸気と合わ
せて、2回分の吸気を1回の吸気行程のときにシリンダ
ーに送り込む点にある。
4行程エンジンは、周知のように4つの行程をクランク
軸2回転で一巡させる。このうちピストンの上昇行程は
圧縮行程と排気行程であり、下降行程は吸気行程と燃焼
行程である。これらはクランク軸作動角では180度ず
つであり、クランク室側では2回の呼吸作用となる。一
方、シリンダー側では、吸気行程はクランク軸作動角1
80度1回のみであるので、これをうまく利用し、複気
筒分のクランク室吸記を1シリンダーに向けて送り込む
この方法を解決するのが各気筒あたり2個のリードバル
ブであり、吸気分配管である。吸気分配管は送出用リー
ドバルブを出た後1本に集合し、再び気筒数に分配する
もので、本案でのカギとなる重要なものである。また、
3気筒や5気筒のような奇数気筒でも、吸気分配管を1
本にまとめた後、気筒数に分配するのは同様であり、吸
気の流れが少し複雑になるだけで、作用は同じである。
しかし、単気筒では、1回目の吸気管の途中の蓄気室に
蓄えることになり、吸気管容積が必然的に大きくなるの
で、排気量・クランク室容積・吸気管容積の3者の関係
から、2気筒の場合よりシリンダーへの充填効率が少し
低下する。
以上の手段で2気筒以上、何気筒でも2気筒または3気
筒単位で考えることができ、効果は同じとなる。以下、
図にもとづいて説明するが、シリンダーから上の燃焼室
やシリンダーヘッド部・動弁機構部等については、現行
型4行程エンジンと同様なので省略し、主に吸気系路と
、これに付隨する潤滑方について説明する。
なお、本案による最大効果を示すのは2気筒以上の多気
筒エンジンであるが、単気筒と多気筒での違いは、蓄気
室をもつ吸気管か、または蓄気室をもたない吸気分配管
かだけであるので、作用をわかり易くするため、単気筒
による基本型からとする。
作用 (1)第1−0図が単気筒の基本型の縦断面図である。
このエンジンの特徴は、吸気を直接シリンダーに吸入せ
ず、一旦クランク室に吸入しクランク室圧機を利用して
、1回分を蓄気室へ蓄え、燃焼室側での吸気行程のとき
、1回目の蓄気と2回目のクランク室吸気を合わせて吸
入することにある。図中クランク室CRは、2行程エン
ジンと同じように密閉構造とし、吸入用リードバルブ1
・送出用リードバルブ2・蓄気室3・吸入量調節弁4・
スロットバルブ5で構成するのが、本案での吸気系路で
ある。
この図ではクランク室には空気だけを吸入するので、ク
ランク室内とシリンダー壁等の潤滑は、潤滑油全圧送で
行うことを示している。潤滑油通路の概念は第4図に示
す。第4図は直列4気筒の左半分であるが、単気筒では
#1CR側のみとすればよい。また第1−0図中9の金
網と10の潤滑油障壁は潤滑油回収用で、できるだけク
ランク軸回転方向から反対側へ開口させ、クランク軸等
から飛び散る潤滑油を、吸気の中から少しでも多く回収
しようとするものである。
第1−0図による作用を第1−1図から第1−4図に従
って説明すれば、以下のとおりになる。
なお、作用説明図なので第1−0図を簡略化して表わし
た。また、わかり易くするためピストンの圧縮行程から
とした。
(ア)第1−1図ではピストンの圧縮行程を示し、ピス
トン17は上昇行程にあり、ピストンの上昇に従って、
クランク室CF内は負圧となって吸入用リードバルブ1
が開き、矢印30のように吸気が流れ込む。ピストンが
上死点を通過し、下降を始めてCR内圧が高くなりだし
たときに1が閉じる。吸気弁6と排気弁7は共に閉じて
いる。
(イ)第1−2図では燃焼行程を示し、ピストン17は
下降行程にあり、ピストンの下降に従ってCR内圧は高
まり、吸入用リードバルブ1は閉じたまま送出用リード
バルブ2を押し開き、押し出された吸気は矢印30のよ
うに流れるが、吸気弁6が閉じているので、蓄気室3に
1回分の吸気として蓄えられる。送出用リードバルブ2
はピストンの下死点通過後、CR内圧が蓄気室3の内圧
より負圧になりしだい閉じる。
(ウ)第1−3図では排気行程を示し、排気弁7が開き
、ピストン17は上昇行程に入り、CR内圧が負圧にな
りしだい吸入用リードバルブ1が開いて、矢印30のよ
うに吸気が流れ込む。なお、送出用リードバルブ2と吸
気弁6が共に閉じているので、前(イ)号で蓄えられた
吸気は、そのまま留まっている。吸入用リードバルブ1
はピストンが上死点通過後閉じる。
(エ)第1−4図では吸気行程を示し、吸気弁6が開き
ピストン17は下降行程に入り、CR内圧が高まりだす
と共に、前(ウ)号でのクランク室吸気は吸入用リード
バルブ1を閉じ、送出用リードバルブ2を押し開き、す
でにシリンダーに流れ込み始めている前(ウ)号で蓄え
られていた蓄気と合流しながらシリンダーに押し入れら
れる。以上、単気筒エンジンでの動作原理のとおり、各
行程はすべて複合利用され、確実に吸気量は倍になる。
(2)2気筒エンジンでの作用 直列2気筒360度クランク型や水平対向2気筒180
度クランク型、または90V型クランク90V気筒配列
のエンジンでは、第2−1図に示すように吸気分配管2
7を、2死筒分を1本に集合させ、再び気筒枚数に分配
することにより、第1−0図基本図による吸気管途中の
蓄気室も不要となって更に構造簡単になり、吸気管容積
が小さくなるので、シリンダーへの吸気充填効率もあが
る。ここでは、代表的な直列2気筒360°クランク型
について説明する。
第2−1図は、第2−0図2気筒エンジン縦断面図の概
念図のうち、吸気系路を2点鎮線のx−xに従って引き
伸ばして書いた横断面図である。直列2気通360度ク
ランク型エンジンでは、#1シリンダーと#2シリンダ
ーは360度ずれた行程を行っているが、ピストンは見
掛け上、同位相で上下運動しているので#1CRと#2
CRのクランク室では、常に同時に、吸入または送出行
程を行っている。これらから順を追って説明する。
(ア)#1シリンダーの排気行程では#2シリンダーは
圧縮行程で、クランク室側#1CRと#2CRは共に吸
入行程である。
(イ)#1シリンダーの吸気行程と、#2シリンダーの
燃焼行程では、クランク室側は#1CRと、#2CRと
も送出行程であり、シリンダー側の吸気弁6が開いてい
るのは、#1シリンダー側だけなので第2−7図、吸気
分配管内の吸気流け図のように2ブランク室分の吸気送
出分が同時に#1シリンダーへ流れ込む。
(ウ)#1シリンダーの圧縮行程と、#2シリンダーの
排気行程では、クランク室側は#1CRと#2CRは共
に吸入行程である。
(エ)#1シリンダーの燃焼行程と、#2シリンダーの
吸気行程では、吸気弁6が開いているのは#2シリンダ
ー側のみで、クランク室側では、#1CRと#2CRは
共に遂出行程なので、2クランク室分の吸気が同時に#
2シリンダーへ流れ込む(第2−8図の吸気流れ図)。
以上の説明のように、クランク室#1CRと#2CRで
の吸入行程または送出行程は同時に行われ、送出行程の
ときは、必ずどちらかの吸気弁6が開いているので蓄気
室が不要になる。また、ピストンの上下運動が見掛け上
、同位相であるので、クランク室間の仕切壁も省略する
ことができ、リードバルブも2クランク室分をまとめて
、吸入用と送出用ともに各1個とし、第2−2図のよう
な構成とすることができる。このときの吸気流れ図は第
2−9図と第2−10図であり、第2−1図の構成によ
る吸気流れ図、第2−7図と第2−8図と効果は同じで
ある。すなわち構造を簡略できる。また、潤滑は第4図
のように潤滑油全圧送とすればよい。ただし、第4図は
直列4気筒エンジンの左半分であるから、2気通の場合
はクランクの向きは同一方向となる。
(3)3気筒以上の多気筒エンジンでは、2気筒360
度クランク型の作用と類似である。まず、3気筒または
5気筒等、奇数気筒型ではピストンの運動の位相がずれ
ているため、クランク室間の仕切変が省略できず、吸気
の流れが多少複雑になるだけで、各フランク室からの吸
気分配管を1本に集合させ、その後、気筒数に分配する
のは同じである。ただし、4気筒以上の偶数気筒になれ
ば、吸気分配管は分割することができる。分割の仕方は
4気筒での方法をそのまま適用できるので、4気筒での
1系路吸気分配管と2系路分割の吸気分配管から説明す
る。
(ア)第3−1図は、直列4気筒エンジンの吸気系路断
面図である。第3−0図の直列4気筒の縦断面の概念図
のうち、吸気系路を2点鎮線のx−xに従って引き伸ば
して書いた横断面図であり、点火順序1・3・4・2の
側である。
吸気分配管を一旦1本に集合させ、その後、気筒数に分
配するのは2気筒のときと同じであり、各行程における
吸気の流れは、第3−3図から第3−6図までであって
、図中2段書きの英数文字は、上段が吸気行程で下段が
燃焼行程のシリンダー番号である。図のように常に2つ
のクランク室から、1つのシリンダーに向けて吸気が流
れ込むのは、2気筒の場合と同様である。
(イ)第3−2図は第3−1図の変型で、見掛け上、同
位相で運動するクランク室どうしの吸気分配管を結が、
2系路の吸気分配管に分割したもので、吸気分配管の取
りまわしに制約がある場合や、吸気分配管の長さを短か
くしたい場合には、このように分割してもよい。また、
#2CRと#3CRの間のクランク室仕切壁を省略でき
ることも、2気筒360度クランク型のときと同様であ
る。このときの吸気の流れ図は、第3−7図から第3−
10図までとなり、吸気分配管を1本に集合させたもの
と同様の作用となる。
(ウ)6気筒以上の多気筒になれば、吸気分配管の長さ
の関係から、前出のように吸気分配管を2気筒単位、ま
たき3気筒単位に分割した方式が、より好都合な場合が
多くなる。これはV型気筒配列のとき、特に好都合とな
る場合が多い。また、このときの分けかたは見掛け上、
同位相で運動するピストンどうしの2気筒単位、または
120度ずつ位相のずれた3気筒単位、さらに8気筒に
なれば、同位相の2気筒単位または第3−1図のような
4気筒単位にするのは、前出のとおりである。
〔以上、作用(1)の(ア)〜(エ)が精求項(1)に
関する説明、(2)の(ア)〜(3)の(ウ)が請求項
(2)に関する説明とする〕実施例 (1)請求工項(1)に関する実施例 (ア)単気筒において、部分負荷時のシリンダーへの吸
気充填効率をあげるため、負荷に応じて蓄気室の容積を
ベローズ等で変化させる方法(第1−5図)。
(イ)余分な構成品を省くため、第1−0図のうち、蓄
気室3の容積分を吸気管の太さで吸収し、蓄気室3を省
略する方法。
(ウ)エンジン出力特性の性格づけにおいて、第2−1
1図(1)のように直線的でよいなら、第1−6図のよ
うに、第1−0図におけるスロットルバルブ5を省略す
る方法。
(エ)エンジン出力特性の性格づけにおいて、第2−1
1図(2)のように低速重視とするなら、また第2−1
1図(3)のように中速重視とするなら、第1−0図の
スロットルバルブ5と吸入量調節弁4の開度の関係を、
5よりも4を低速側でより多く、または中速側でより多
く開く方法。
(オ)ピストンおよびクランク軸を混合潤滑とするため
、燃料供給装置と潤滑油供給口を、第1−7図のように
吸入用リードバルブよりも前へもってくる方法。
(カ)直列2気筒180度クランク型は、各気筒ごとに
独立した吸気管2本となるだけなので、前(ア)〜(オ
)の各号と同様の方法。
(キ)圧縮着火式エンジンにおいても、吸気量調節弁と
スロットバルブが不用となるだけであり、吸気方は同じ
なので、前(ア)・(イ)の各号による方法。
(ク)圧縮着火式エンジンは圧縮圧力が高く、そのため
始動抵抗が大きいので、始動時のみクランク室圧縮をや
めたいときは、第5−2図のように等圧管20と仕切弁
28を設け、始動継電器S.Rと連動するレバーで、第
5−4図のように28を始動時にOPの位置で開き、始
動後はCLの位置で閉じさせる方法。
(2)請求項(2)に関する実施例 (ア)第2−1図から実施例(1)の(ウ)と同じよう
にスロットルバルブ5を省略する方法。
(イ)クランク室仕切壁を省略し、リードバルブも吸入
用と送出用各1個とした第2−5図のように前(ア)号
と同じようにスロットバルブ5を省略する方法。
(ウ)混合気の均一化を計るため、第2−1図の吸気分
配管27を、第2−3図の吸気分配管と入換えて、各気
筒個別燃料供給とする方法。同じく第2−2図と第2−
4図を組合わせる方法。
(エ)実施例(1)は(エ)と同じように低速重視、ま
たは中途重視とする方法。
(オ)実施例(1)の(オ)と同じように混合潤滑とす
る方法(第2−6図) (カ)充填効率が低くてよいなら第2−1図・第2−2
図の、送出用リードバルブを全廃する方法。
(キ)2気筒以上の多気筒エンジンで、2気筒または3
気筒単位に分割して考えることができるものは、前(ア
)〜(カ)の各号と同様の方法。
(ク)圧縮着火式でエンジンで始動時のみブランク室圧
縮をやめたいときは、2気筒360度クランク型のとき
は実施例(1)の(ク)と同じように第5−2図の方法
。また、3気筒以上のときは、気筒数に関係なく全クラ
ンク壁を等圧管20と仕切弁28で接続し、始動時のみ
仕切弁を開ける第5−1図(図では3気筒の例)と第5
−4図の方法。または偶数気筒であれば、第5−3図の
ように位相が180度ずれたクランク室どうしを結ぶ方
法。
効果 以上のことから、本案による効果を総合的にまとめれば
、 (1)自然吸気で現在の4行程エンジンの倍近い吸気量
が得られる。吸入管を長く、吸気分配管を短かくすれば
、なお吸気量がふえる。
(2)構造が簡単で、リードバルブが増加し、吸気分配
管の工夫以外、特殊な部品を必要としない。
(3)吸気で常にピストンの裏側が冷却され、熱的に楽
になる。
(4)全行程を無駄なく複合利用している。
(5)補機は使用していないので、信頼性がよく動力損
失がない。
これらのことから、エンジンの理想とする小型・軽量・
構造簡単・高出力を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1−0図 単気筒エンジンの縦断面図。 第1−1図 第1−0図の作用説明図のうち、圧縮行程
時の作用図 第1−2図 第1−0図の作用説明図のうち、燃焼行程
時の作用図。 第1−3図 第1−0図の作用説明図のうち、排気行程
時の作用図。 第1−4図 第1−0図の作用説明図のうち、吸気行程
時の作用図。 第1−5図 第1−0図のうち、蓄気室3を容積可変型
とした簡略図。 第1−6図 第1−0図のうち、スロットルバルブ5を
省略した簡略図。 第1−7図 第1−0図のうち、燃料供給装置を吸入用
リードバルブより前へ取りつけた混合潤滑方式の簡略図
。 第2−0図 2気筒360度クランク型エンジンの縦断
面の概念図。 第2−1図 第2−0図のうち、2点鎖線x−xに従っ
て、引き伸ばして書いた吸気系路横断面図。 第2−2図 第2−1図のうち、クランク室仕切壁を省
略し、吸入用・送出用リードバルブを各1個にまとめた
クランク室横断面図。 第2−3図 第2−1図のうち、吸気分配管27を個別
燃料供給方式とした吸気分配管図。 第2−4図 第2−2図の送出用リードバルブ#25の
後へ付く、個別燃料供給方式の吸気分配管。 第2−5図 第2−2図のクランク室とスロットルバル
ブ5を省略した吸気分配管を組合わせた構成図。 第2−6図 第2−5図による構成図のうち、燃料供給
装置を吸入用リードバルブ#15より前へ取りつけた混
合潤滑方式の簡略図。 第2−7図 第2−5図の吸気分配管の吸気流気行程の
ときの吸気流れ図。 第2−8図 第2−7図からクランク軸が1回転し、#
2シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第2−9図 第2−5図の構成による吸気分配管内、吸
気流れ図のうち、#1シリンダーが吸気行程のときの吸
気流れ図。 第2−10図 第2−9図からクランク軸が1回転し、
#2シリンダーが吸気行程のときの吸気流図。 第2−11図 第2−1図におけるエンジンの、回転数
と吸気量の関係図。 第3−0図 直列4気筒エンジンの縦断面の概念図 第3−1図 第3−0図のうち、2点鎖線x−xに従っ
て、引き伸ばして書いた吸気系路横断面図。点火順序1
・3・4・2。 第3−2図 第3−1図のうち、#2CRと#3CR間
の仕切壁を省略し、吸気分配管を2系路に分割した構成
図。 第3−3図 第3−1図による吸気分配管の、#1シリ
ンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−4図 第3−3図よりクランク軸が半回転後の#
3シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−5図 第3−4図よりクランク軸が半回転後の#
4シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−6図 第3−5図よりクランク軸が半回転後の#
2シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−7図 第3−2図による吸気分配管の#1シリン
ダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−8図 第3−7図よりクランク軸が半回転後の#
3シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−9図 第3−8図よりクランク軸が半回転後の#
4シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第3−10図 第3−9図よりクランク軸が半回転後の
#2シリンダーが吸気行程のときの吸気流れ図。 第4図 潤滑充全圧送のときのクランク室廻り潤滑油経
路概念図。 第5−1図 圧縮着火式エンジンの始動時負荷低減用等
圧管の取付け図(3気筒のときの例)。 第5−2図 圧縮着火式エンジンの単気筒・2気筒のと
きの等圧管取付図。 第5−3図 圧縮着火式エンジンの4気筒以上での等圧
管分割取付け図。 第5−4図 第5−1図‘A’部の拡大図では切弁の開
閉位置図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単気筒および2気筒180度クランク型エンジン
    において、吸気をピストンの上昇行程時にクランク室に
    吸入し、下降行程のうち、燃焼行程時の吸気送出分を蓄
    気室に蓄え、吸気行程時に、先に蓄えた吸気分と、この
    回の吸気送出分をまとめてシリンダー内に吸気する方法
  2. (2)請求項(1)以外の2気筒および3気筒以上の多
    気筒エンジンにおいて、吸気ピストンの 上昇行程時にクランク室に吸入し、下降工程時に複クラ
    ンク室吸入分を1シリンダーに、まとめて吸気する方法
JP5446689A 1989-03-07 1989-03-07 クランク室圧縮付吸気方による4行程エンジン吸気量増加方 Pending JPH02233827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04209932A (ja) * 1990-12-12 1992-07-31 Saitou Seisakusho:Yugen 過給4サイクル模型エンジン
US7073482B2 (en) * 2000-11-30 2006-07-11 Roland Kirchberger Four-cycle internal combustion engine
EP1811140A2 (en) * 2006-01-20 2007-07-25 Keith Gordon Hall Improvements in internal combustion engines

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