JPH0223202B2 - - Google Patents
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- JPH0223202B2 JPH0223202B2 JP57205939A JP20593982A JPH0223202B2 JP H0223202 B2 JPH0223202 B2 JP H0223202B2 JP 57205939 A JP57205939 A JP 57205939A JP 20593982 A JP20593982 A JP 20593982A JP H0223202 B2 JPH0223202 B2 JP H0223202B2
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- Japan
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- annular
- liquid
- heat transfer
- plate
- permeable element
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/30—Fractionating columns with movable parts or in which centrifugal movement is caused
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
- B01J19/1806—Stationary reactors having moving elements inside resulting in a turbulent flow of the reactants, such as in centrifugal-type reactors, or having a high Reynolds-number
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
- B01J19/1887—Stationary reactors having moving elements inside forming a thin film
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00049—Controlling or regulating processes
- B01J2219/00051—Controlling the temperature
- B01J2219/00074—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
- B01J2219/00076—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements inside the reactor
- B01J2219/00085—Plates; Jackets; Cylinders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S159/00—Concentrating evaporators
- Y10S159/32—Indirect heat exchange
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は遠心式物質移動装置、特に遠心式蒸留
装置に関する。
装置に関する。
環状の透過性素子中で液体と気体または蒸気と
を接触させるための種々の遠心式装置、殊に遠心
式蒸留装置は、既に例えば英国特許第757149号明
細書に提案されている。より最近では、我々の欧
州特許公報第0002568号および第0020055号明細書
にはそれぞれ大きな表面積と繊維質構造とを有す
る遠心式蒸留装置が記載されている。
を接触させるための種々の遠心式装置、殊に遠心
式蒸留装置は、既に例えば英国特許第757149号明
細書に提案されている。より最近では、我々の欧
州特許公報第0002568号および第0020055号明細書
にはそれぞれ大きな表面積と繊維質構造とを有す
る遠心式蒸留装置が記載されている。
遠心式物質移動装置中の透過性素子へ装入さ
れ、またはそれから排出される流体の一またはそ
れ以上を、装入直前または排出直後に加熱または
冷却しなければならないことが多く、そのような
加熱または冷却によつてしばしば流体の相変化が
生じる。例えば、遠心式物質移動装置を蒸留のた
めに用いる場合、蒸気(「軽質」分)と液体(「重
質」分)は、透過性素子の内側面および外側面か
ら別々に排出され、その液体は透過性素子が回転
している室へ排出される。それらの液体および蒸
気が受ける次の処理は蒸留装置の構造によつて左
右される。例えば、当該透過性素子がシリーズに
連なつている透過性素子群の積重体の最下部(ボ
トム)を形成している場合、または当該透過性素
子が蒸留装置中の唯一の透過性素子である場合に
は、排出液体の第1の部分を捕集し、排出液体の
第2の部分をリボイラーへ供給し、そこで蒸発さ
せて蒸気の形で透過性素子へ戻す。また、当該透
過性素子が上記の素子群積重体の最上部(トツ
プ)をなす場合、または、当該透過性素子が蒸留
装置中の唯一の透過性素子である場合には、排出
蒸気を凝縮器へ向けて取出して、そこで凝縮させ
て液体を生成させ、その液体の第1の部分を捕集
し、第2の部分を透過性素子へ戻す。
れ、またはそれから排出される流体の一またはそ
れ以上を、装入直前または排出直後に加熱または
冷却しなければならないことが多く、そのような
加熱または冷却によつてしばしば流体の相変化が
生じる。例えば、遠心式物質移動装置を蒸留のた
めに用いる場合、蒸気(「軽質」分)と液体(「重
質」分)は、透過性素子の内側面および外側面か
ら別々に排出され、その液体は透過性素子が回転
している室へ排出される。それらの液体および蒸
気が受ける次の処理は蒸留装置の構造によつて左
右される。例えば、当該透過性素子がシリーズに
連なつている透過性素子群の積重体の最下部(ボ
トム)を形成している場合、または当該透過性素
子が蒸留装置中の唯一の透過性素子である場合に
は、排出液体の第1の部分を捕集し、排出液体の
第2の部分をリボイラーへ供給し、そこで蒸発さ
せて蒸気の形で透過性素子へ戻す。また、当該透
過性素子が上記の素子群積重体の最上部(トツ
プ)をなす場合、または、当該透過性素子が蒸留
装置中の唯一の透過性素子である場合には、排出
蒸気を凝縮器へ向けて取出して、そこで凝縮させ
て液体を生成させ、その液体の第1の部分を捕集
し、第2の部分を透過性素子へ戻す。
我々はここに透過性素子へ装入される液体へ、
または、透過性素子から排出された液体から、熱
を移動しようとする場合、そのような熱移動が、
透過性素子の内側および/または外側表面に隣接
して1またはそれ以上の環状プレートを備えるこ
とにより、好適に実施されうることを見出した。
その環状プレートは軸方向において薄く、その又
は各々の環状プレートの第1の表面上に前記液体
が流れるようにし、環状プレートの第2の表面上
に熱移動流体が流れるようにする。さらには、遠
心式物質移動装置中の透過性素子の外側表面に隣
接して1またはそれ以上の環状プレートを設け、
素子からの排出液体を環状プレート上で蒸発させ
る場合には、その熱移動流体は、しばしば容易に
利用することができるそこで用いられている工程
流の一つ、例えば高圧スチームであることがで
き、したがつて本発明においては、蒸留のために
使用される物質移動装置においてリボイラーを設
けることが不要になる。
または、透過性素子から排出された液体から、熱
を移動しようとする場合、そのような熱移動が、
透過性素子の内側および/または外側表面に隣接
して1またはそれ以上の環状プレートを備えるこ
とにより、好適に実施されうることを見出した。
その環状プレートは軸方向において薄く、その又
は各々の環状プレートの第1の表面上に前記液体
が流れるようにし、環状プレートの第2の表面上
に熱移動流体が流れるようにする。さらには、遠
心式物質移動装置中の透過性素子の外側表面に隣
接して1またはそれ以上の環状プレートを設け、
素子からの排出液体を環状プレート上で蒸発させ
る場合には、その熱移動流体は、しばしば容易に
利用することができるそこで用いられている工程
流の一つ、例えば高圧スチームであることがで
き、したがつて本発明においては、蒸留のために
使用される物質移動装置においてリボイラーを設
けることが不要になる。
本発明によれば、回転軸の周囲の環状体の形に
形成された透過性回転素子;上記回転軸の方向に
おいて薄く、熱伝導性物質より作られ、そして上
記透過性回転素子の半径方向内側または半径方向
外側の面に隣接して装着され、その一方の表面を
上記回転素子の該隣接面と連通されている環状プ
レート;および該環状プレートの他方の表面に熱
移動流体を供給する手段;を備えた遠心式物質移
動装置が提供される。
形成された透過性回転素子;上記回転軸の方向に
おいて薄く、熱伝導性物質より作られ、そして上
記透過性回転素子の半径方向内側または半径方向
外側の面に隣接して装着され、その一方の表面を
上記回転素子の該隣接面と連通されている環状プ
レート;および該環状プレートの他方の表面に熱
移動流体を供給する手段;を備えた遠心式物質移
動装置が提供される。
本発明の好ましい態様によれば、環状プレート
の第2の表面へ供給される熱移動流体が、透過性
素子から排出される蒸気の凝縮を行ない、およ
び/または、透過性素子から排出される液体の気
化を行なうようにした蒸留装置が提供される。
の第2の表面へ供給される熱移動流体が、透過性
素子から排出される蒸気の凝縮を行ない、およ
び/または、透過性素子から排出される液体の気
化を行なうようにした蒸留装置が提供される。
すなわち、本発明は、回転軸の周囲に環状体の
形に形成された回転透過性素子と;上記回転軸の
方向において薄く、二つの対向面を有し、熱伝導
性物質より作られ、そして上記透過性素子の円筒
面に隣接して装着され、その装着は、その一方の
表面が上記透過性素子の該隣接面と流体移動的に
連通されており、他方の表面が上記透過性素子の
該隣接面と流体移動的に隔離されるように装着さ
れている少くとも1の環状プレートと;および該
環状プレート又は該環状プレート群の各々の上記
他方の表面に熱移動流体を供給し、その間該流体
が上記一方の表面と直接接触しないようにされて
いる手段とを備えた遠心物質移動装置に関するも
のである。
形に形成された回転透過性素子と;上記回転軸の
方向において薄く、二つの対向面を有し、熱伝導
性物質より作られ、そして上記透過性素子の円筒
面に隣接して装着され、その装着は、その一方の
表面が上記透過性素子の該隣接面と流体移動的に
連通されており、他方の表面が上記透過性素子の
該隣接面と流体移動的に隔離されるように装着さ
れている少くとも1の環状プレートと;および該
環状プレート又は該環状プレート群の各々の上記
他方の表面に熱移動流体を供給し、その間該流体
が上記一方の表面と直接接触しないようにされて
いる手段とを備えた遠心物質移動装置に関するも
のである。
本発明による遠心式蒸留装置において、1また
はそれ以上の環状プレートを透過性素子の外側表
面上に与える場合には、その透過性素子から排出
される実質上すべての液体をその環状プレートの
表面上で気化させ、その蒸気の一部を透過性素子
へ戻し、一部を装置から排出する。透過性素子か
ら排出される液体の一部を表面上で気化させない
場合には、その不気化液体を装置から取出すため
の手段が必要なことは明らかであろう。
はそれ以上の環状プレートを透過性素子の外側表
面上に与える場合には、その透過性素子から排出
される実質上すべての液体をその環状プレートの
表面上で気化させ、その蒸気の一部を透過性素子
へ戻し、一部を装置から排出する。透過性素子か
ら排出される液体の一部を表面上で気化させない
場合には、その不気化液体を装置から取出すため
の手段が必要なことは明らかであろう。
本発明による遠心式蒸留装置において、1また
はそれ以上の環状プレートを透過性素子の内側表
面上に設ける場合には、透過性素子から排出され
る蒸気の第1の部分を環状プレートの表面上で凝
縮させ、そのような蒸気の第2の部分を直接に装
置から排出させてもよい。
はそれ以上の環状プレートを透過性素子の内側表
面上に設ける場合には、透過性素子から排出され
る蒸気の第1の部分を環状プレートの表面上で凝
縮させ、そのような蒸気の第2の部分を直接に装
置から排出させてもよい。
本発明の物質移動装置中の透過性素子の外側表
面上の1またはそれ以上の環状プレートに熱移動
流体を与える場合、その熱移動流体は、環状プレ
ート上で凝縮して液体となる高温の凝縮性蒸気で
あるのが好ましく、その蒸気が環状プレートの表
面上で凝縮しない場合には熱移動は良好でなく、
熱移動流体が液体である場合にはロータ(回転
子)上の障害が許容できない程高くなることが多
い。
面上の1またはそれ以上の環状プレートに熱移動
流体を与える場合、その熱移動流体は、環状プレ
ート上で凝縮して液体となる高温の凝縮性蒸気で
あるのが好ましく、その蒸気が環状プレートの表
面上で凝縮しない場合には熱移動は良好でなく、
熱移動流体が液体である場合にはロータ(回転
子)上の障害が許容できない程高くなることが多
い。
本発明の物質移動装置の透過性素子の内側表面
上の1またはそれ以上の環状プレートに熱移動流
体を供給する場合、その熱移動流体は適度な低温
の液体であるのが好ましく、その温度はその液体
が環状プレートの表面を横切つて移動するとき
に、透過性素子排出蒸気の凝縮からの熱を吸収す
ることにより、上昇する。
上の1またはそれ以上の環状プレートに熱移動流
体を供給する場合、その熱移動流体は適度な低温
の液体であるのが好ましく、その温度はその液体
が環状プレートの表面を横切つて移動するとき
に、透過性素子排出蒸気の凝縮からの熱を吸収す
ることにより、上昇する。
本発明の物質移動装置中の環状プレートは透過
性素子の回転軸に対して実質的に横方向に配置さ
れるのが好ましいけれども、本発明の範囲から
は、上記軸に対し垂直な平面に対し角度0゜ないし
90゜で傾いている環状プレートの使用の可能性は
排除されない。
性素子の回転軸に対して実質的に横方向に配置さ
れるのが好ましいけれども、本発明の範囲から
は、上記軸に対し垂直な平面に対し角度0゜ないし
90゜で傾いている環状プレートの使用の可能性は
排除されない。
本発明の装置において使用する環状プレートの
表面は、平坦であつてよいが、好ましくは賦形さ
れている。環状プレートは波形付きであつてよい
が、好ましくはプレートからの突起またはプレー
トへの凹窪を賦形されている。プレート面が賦形
されている場合、それらの賦形はその表面を横切
る流体の流動に実質的に横方向であるのが好まし
く、それらの賦形が回転軸と同心状であるのがさ
らに好ましい。プレート面が賦形されている場
合、それらの賦形は液体膜の騒乱を生じさせるよ
うに成形され配列され、例えば、液体のスプレー
がそれによつて発生することがあり、あるいは、
例えば、「コアンダ(Coanda)効果」を用いてプ
レートの実質上全面にわたつて液体膜がプレート
表面と接触を保つようにもできる。
表面は、平坦であつてよいが、好ましくは賦形さ
れている。環状プレートは波形付きであつてよい
が、好ましくはプレートからの突起またはプレー
トへの凹窪を賦形されている。プレート面が賦形
されている場合、それらの賦形はその表面を横切
る流体の流動に実質的に横方向であるのが好まし
く、それらの賦形が回転軸と同心状であるのがさ
らに好ましい。プレート面が賦形されている場
合、それらの賦形は液体膜の騒乱を生じさせるよ
うに成形され配列され、例えば、液体のスプレー
がそれによつて発生することがあり、あるいは、
例えば、「コアンダ(Coanda)効果」を用いてプ
レートの実質上全面にわたつて液体膜がプレート
表面と接触を保つようにもできる。
本発明の装置で使用する環状プレートが均一な
厚さである場合、その均一厚さは一般的に約5mm
以下、好ましくは0.1〜0.5mmである。
厚さである場合、その均一厚さは一般的に約5mm
以下、好ましくは0.1〜0.5mmである。
本発明の装置で使用の環状プレートの構成用材
料は、良好な熱伝導性を有しなければならず、例
えば、軟鋼、アルミニウム、または銅等の金属が
好ましい材料である。
料は、良好な熱伝導性を有しなければならず、例
えば、軟鋼、アルミニウム、または銅等の金属が
好ましい材料である。
透過性素子の外側および/または内側表面に隣
接して複数の環状プレートを設けるのが好まし
く、そのような場合には環状プレートは少なくと
も実質的に平行であるのが好ましい。
接して複数の環状プレートを設けるのが好まし
く、そのような場合には環状プレートは少なくと
も実質的に平行であるのが好ましい。
複数の環状プレートを使用する場合、それらを
相互に近接して狭い通路を形成させ、好ましくは
相隣れる環状プレートの間の通路の軸方向の深さ
(すなわち、間隙距離)は、約50mm以下であり、
さらに好ましくは0.25mm〜5mmである。
相互に近接して狭い通路を形成させ、好ましくは
相隣れる環状プレートの間の通路の軸方向の深さ
(すなわち、間隙距離)は、約50mm以下であり、
さらに好ましくは0.25mm〜5mmである。
透過性素子の一方の表面上に複数の環状プレー
トが存在する場合、プレート上の製品(目的物)
の少なくとも一部を装置から共通排出手段を介し
て取出すための手段を設ける。典型的にはプレー
ト間の適切な空隙の間にマニホールドを形成し、
そのマニホールドを一つの排出孔へ連絡させる。
トが存在する場合、プレート上の製品(目的物)
の少なくとも一部を装置から共通排出手段を介し
て取出すための手段を設ける。典型的にはプレー
ト間の適切な空隙の間にマニホールドを形成し、
そのマニホールドを一つの排出孔へ連絡させる。
本発明を、いくつかの具体例を示す添付図面に
よりさらに説明する。
よりさらに説明する。
第1〜6図において、ハウジング3内で軸2に
装着されて回転されるようになつているロータ1
は、透過性素子4を含んでいる。透過性素子4は
その軸の周囲に環状体の形で配置され、ロータ1
の外壁5により取巻かれている。オリフイス7を
備えた環状プレート6は外壁5に付着されてい
る。環状プレート6の間の空間は一つおきにその
外周をリム8で封じられて密封空間9を形成し、
また、開口空間10を形成している。
装着されて回転されるようになつているロータ1
は、透過性素子4を含んでいる。透過性素子4は
その軸の周囲に環状体の形で配置され、ロータ1
の外壁5により取巻かれている。オリフイス7を
備えた環状プレート6は外壁5に付着されてい
る。環状プレート6の間の空間は一つおきにその
外周をリム8で封じられて密封空間9を形成し、
また、開口空間10を形成している。
オリフイス7中に環状ワツシヤ11およびC形
ワツシヤ12を装着して一組のマニホールド(二
つのみを図示)を形成する。これらのマニホール
ドは密封空間を結び付けている。外壁5に設けた
オリフイス14は、透過性素子4と密封空間9と
の間の流体流動接触を与える。下端部にオリフイ
ス16を備えた液体供給パイプ15は、透過性素
子の中心へ突入しており、蒸気排出パイプ17に
より取囲まれている。軸2は蒸気取出パイプ18
中に回転自在に装着されている。パイプ18はロ
ータ1の底の溝19を経てマニホールドへ通じて
いる。ハウジング3は熱移動流体の入口孔20と
出口孔21とをそれぞれ備えている。気密シール
22によつてハウジング3内でロータ1および軸
2が回転できるようになつている。
ワツシヤ12を装着して一組のマニホールド(二
つのみを図示)を形成する。これらのマニホール
ドは密封空間を結び付けている。外壁5に設けた
オリフイス14は、透過性素子4と密封空間9と
の間の流体流動接触を与える。下端部にオリフイ
ス16を備えた液体供給パイプ15は、透過性素
子の中心へ突入しており、蒸気排出パイプ17に
より取囲まれている。軸2は蒸気取出パイプ18
中に回転自在に装着されている。パイプ18はロ
ータ1の底の溝19を経てマニホールドへ通じて
いる。ハウジング3は熱移動流体の入口孔20と
出口孔21とをそれぞれ備えている。気密シール
22によつてハウジング3内でロータ1および軸
2が回転できるようになつている。
運転に際して、ロータを回転させ、液体を、供
給パイプ15およびオリフイス16を経て、透過
性素子に衝突するように供給し、透過性素子4内
を遠心力下に下向きに移動させ、オリフイス14
を経て空間9中へ排出させる。空間9ではプレー
ト6のそれぞれの一方の面を横切つて流れる。高
温の凝縮性蒸気を孔20を経てハウジング内へ供
給し、空間10へ入れる。この高温蒸気はその熱
の一部を失い、凝縮して液体を生成する。この液
体はプレート6のそれぞれの他方の面上を薄膜の
形で開口空間10内を半径方向外向きに移行し、
次いで孔21を経て取出される。その熱移動液体
によつて失われた熱は、空間9内の液体を蒸発さ
せ、そのようにして作られた蒸気の第1の部分は
マニホールドおよびパイプ18を経て装置から取
出されて、「重質」分として捕集される。また、
そのようにして作られた蒸気の第2の部分は透過
性素子中へ戻され、そこで外向きに移向している
液体と接触し平衡化し、その蒸気の一部は透過性
素子の内側面から出てパイプ17を経て排出され
「軽質」分として捕集される。
給パイプ15およびオリフイス16を経て、透過
性素子に衝突するように供給し、透過性素子4内
を遠心力下に下向きに移動させ、オリフイス14
を経て空間9中へ排出させる。空間9ではプレー
ト6のそれぞれの一方の面を横切つて流れる。高
温の凝縮性蒸気を孔20を経てハウジング内へ供
給し、空間10へ入れる。この高温蒸気はその熱
の一部を失い、凝縮して液体を生成する。この液
体はプレート6のそれぞれの他方の面上を薄膜の
形で開口空間10内を半径方向外向きに移行し、
次いで孔21を経て取出される。その熱移動液体
によつて失われた熱は、空間9内の液体を蒸発さ
せ、そのようにして作られた蒸気の第1の部分は
マニホールドおよびパイプ18を経て装置から取
出されて、「重質」分として捕集される。また、
そのようにして作られた蒸気の第2の部分は透過
性素子中へ戻され、そこで外向きに移向している
液体と接触し平衡化し、その蒸気の一部は透過性
素子の内側面から出てパイプ17を経て排出され
「軽質」分として捕集される。
第7および8図において、ハウジング25内で
中空軸24に装着されて回転されるようになつて
いるロータ23は、透過性素子26を含んでい
る。素子26はその軸の周囲の環状体の形で配置
され、それぞれオリフイス29および30を設け
た壁27および28の間に位置している。一連の
オリフイス群32および33の二つの同心円を備
えた環状プレート31は、内側の壁27に隣接し
て装着されている。プレート31同志の間の空間
は一つおきにリム34で封じられて密封空間35
および開口空間36を交互に形成している。オリ
フイス32および33中には円形ワツシヤ11お
よびC形ワツシヤ12が装着されて二つの同心円
状マニホールドを形成しており、外側のマニホー
ルドは開口空間同志を結んでいる。内側壁27中
のオリフイス29は透過性素子26と密封空間3
5との間の流体流動接触を与え、そして外側壁2
8中のオリフイス30は透過性素子への流体の装
入および該素子からの流体の排出を行えるように
している。ハウジング25には、蒸気供給パイプ
37、蒸気取出パイプ38および液体排出パイプ
39が備えられている。中空軸24も熱移動液体
用の供給パイプとして機能し、その中に同心に装
着されているのは熱移動液体用の排出パイプ40
である。気密シール41によつて、ケース25内
でロータ23、軸24およびパイプ40が回転し
うるようになつている。軸24およびパイプ40
には適当なシール(図示せず)を備えて熱移動液
体がロータへ供給され、そしてロータから排出さ
れうるようにする。
中空軸24に装着されて回転されるようになつて
いるロータ23は、透過性素子26を含んでい
る。素子26はその軸の周囲の環状体の形で配置
され、それぞれオリフイス29および30を設け
た壁27および28の間に位置している。一連の
オリフイス群32および33の二つの同心円を備
えた環状プレート31は、内側の壁27に隣接し
て装着されている。プレート31同志の間の空間
は一つおきにリム34で封じられて密封空間35
および開口空間36を交互に形成している。オリ
フイス32および33中には円形ワツシヤ11お
よびC形ワツシヤ12が装着されて二つの同心円
状マニホールドを形成しており、外側のマニホー
ルドは開口空間同志を結んでいる。内側壁27中
のオリフイス29は透過性素子26と密封空間3
5との間の流体流動接触を与え、そして外側壁2
8中のオリフイス30は透過性素子への流体の装
入および該素子からの流体の排出を行えるように
している。ハウジング25には、蒸気供給パイプ
37、蒸気取出パイプ38および液体排出パイプ
39が備えられている。中空軸24も熱移動液体
用の供給パイプとして機能し、その中に同心に装
着されているのは熱移動液体用の排出パイプ40
である。気密シール41によつて、ケース25内
でロータ23、軸24およびパイプ40が回転し
うるようになつている。軸24およびパイプ40
には適当なシール(図示せず)を備えて熱移動液
体がロータへ供給され、そしてロータから排出さ
れうるようにする。
運転に際しては、ロータを回転させ、蒸気を供
給パイプ37およびオリフイス30を経て透過性
素子26へ供給し、その透過性素子内を内向きに
移行させ、オリフイス29を通して空間35中へ
排出する。空間35からの蒸気の一部を内側のマ
ニホールドおよび取出パイプ38を経て「軽質」
分として排出する。
給パイプ37およびオリフイス30を経て透過性
素子26へ供給し、その透過性素子内を内向きに
移行させ、オリフイス29を通して空間35中へ
排出する。空間35からの蒸気の一部を内側のマ
ニホールドおよび取出パイプ38を経て「軽質」
分として排出する。
熱移動液体は適度な低温度で、中空軸24を介
して空間36および外側マニホルド中へ供給され
る。熱移動液体はそれが各プレート31の表面を
横切つて流動するときに熱を吸収し、次いで管4
0を経て排出される。熱移動液体によつて吸収さ
れた熱は、透過性素子からの排出蒸気の第2の部
分によつて失われたものであり、その第2の部分
は空間35内で凝縮して液体となつたものであ
る。この凝縮液体はプレート31のそれぞれの一
方の表面上を横切つて遠心力下に半径方向外向き
に流動し、孔29を通り、透過性素子26内へ入
り、そこで半径方向内向きに流れている蒸気と接
触し、平衡化する。その液体の一部は透過性素子
の外側面から出て、孔30を通り、パイプ39を
経て排出されて、「重質」分として捕集される。
して空間36および外側マニホルド中へ供給され
る。熱移動液体はそれが各プレート31の表面を
横切つて流動するときに熱を吸収し、次いで管4
0を経て排出される。熱移動液体によつて吸収さ
れた熱は、透過性素子からの排出蒸気の第2の部
分によつて失われたものであり、その第2の部分
は空間35内で凝縮して液体となつたものであ
る。この凝縮液体はプレート31のそれぞれの一
方の表面上を横切つて遠心力下に半径方向外向き
に流動し、孔29を通り、透過性素子26内へ入
り、そこで半径方向内向きに流れている蒸気と接
触し、平衡化する。その液体の一部は透過性素子
の外側面から出て、孔30を通り、パイプ39を
経て排出されて、「重質」分として捕集される。
本発明による遠心式物質移動装置は、添付図に
示したものを含む種々の態様において、従前の遠
心式物質移動装置よりも著しい利点を有すること
が明らかであろう。例えば、その装置が蒸留の目
的に使用される場合、回転素子の外側および内側
表面に設けた環状プレートは、それぞれリボイラ
および凝縮器として機能し、従つて通常蒸留操作
に関連して設けられるそれらの別個の設備の設置
を不要としうる。遠心式装置で達成しうる高物質
移動速度によつて、慣用の遠心式物質移動装置よ
りも装置を一層コンパクト化できるので、本発明
の装置は、殊に、そのコンパクト性が有利である
場所、例えば、遠隔地で有利に使用できる。その
ような場所では別個に凝縮器および/またはボイ
ラを不要としうることは特に有意義である。
示したものを含む種々の態様において、従前の遠
心式物質移動装置よりも著しい利点を有すること
が明らかであろう。例えば、その装置が蒸留の目
的に使用される場合、回転素子の外側および内側
表面に設けた環状プレートは、それぞれリボイラ
および凝縮器として機能し、従つて通常蒸留操作
に関連して設けられるそれらの別個の設備の設置
を不要としうる。遠心式装置で達成しうる高物質
移動速度によつて、慣用の遠心式物質移動装置よ
りも装置を一層コンパクト化できるので、本発明
の装置は、殊に、そのコンパクト性が有利である
場所、例えば、遠隔地で有利に使用できる。その
ような場所では別個に凝縮器および/またはボイ
ラを不要としうることは特に有意義である。
もう一つの利点は、環状プレートよりなる「リ
ボイラ」および/または「凝縮器」(本発明の装
置中に別個ではなく一体化されている)が透過性
素子に直接に隣接しており、従つて、蒸留される
べき物質の滞留時間を短縮し、装置を感熱性物質
の蒸留のために使用可能とすることである。
ボイラ」および/または「凝縮器」(本発明の装
置中に別個ではなく一体化されている)が透過性
素子に直接に隣接しており、従つて、蒸留される
べき物質の滞留時間を短縮し、装置を感熱性物質
の蒸留のために使用可能とすることである。
さらには、装置全体のコンパクト性、ならびに
「リボイラ」および/または「凝縮器」(すなわ
ち、本発明装置中の環状プレート)への通路が短
いことは、慣用の物質移動装置よりも設備投資が
実質的に少ないことを意味するものである。本発
明による装置は危険物質の処理に特に価値あるも
のである。
「リボイラ」および/または「凝縮器」(すなわ
ち、本発明装置中の環状プレート)への通路が短
いことは、慣用の物質移動装置よりも設備投資が
実質的に少ないことを意味するものである。本発
明による装置は危険物質の処理に特に価値あるも
のである。
第1図は本発明による第1の態様の蒸留装置の
軸における縦断面図である。第2図は第1図のA
−A線における断面図(部分)である。第3図は
第1図のB−B線における断面図(部分)であ
る。第4図は第2図のC−C線における部分拡大
断面図である。第5および6図は、第2〜4図の
ワツシヤ11および12のそれぞれの拡大平面図
である。第7図は本発明による第2の態様の蒸留
装置の軸における縦断面図である。第8図は第7
図のA−A線における断面図である。 透過性回転素子;4,26、環状プレート;
6,31。
軸における縦断面図である。第2図は第1図のA
−A線における断面図(部分)である。第3図は
第1図のB−B線における断面図(部分)であ
る。第4図は第2図のC−C線における部分拡大
断面図である。第5および6図は、第2〜4図の
ワツシヤ11および12のそれぞれの拡大平面図
である。第7図は本発明による第2の態様の蒸留
装置の軸における縦断面図である。第8図は第7
図のA−A線における断面図である。 透過性回転素子;4,26、環状プレート;
6,31。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転軸の周囲に環状体の形に形成された回転
透過性素子と;上記回転軸の方向において薄く、
二つの対向面を有し、熱伝導性物質より作られ、
そして上記透過性素子の円筒面に隣接して装着さ
れ、その装着は、その一方の表面が上記透過性素
子の該隣接面と流体移動的に連通されており、他
方の表面が上記透過性素子の該隣接面と流体移動
的に隔離されるようになされている少くとも1の
環状プレートと;および該環状プレート又は該環
状プレート群の各々の上記他方の表面に熱移動流
体を供給し、その間該流体が上記一方の表面と直
接接触しないようにされている手段とを備えた遠
心物質移動装置。 2 上記環状プレートが、上記回転軸に一定の間
隔をおいて設けられ、上記回転軸を実質的に横方
向に延びており、互いに実質的に平行に配置され
ている、複数のプレート群の1である特許請求の
範囲第1項記載の装置。 3 上記環状プレートの間の空間が交互に(a)上記
透過性素子と連通しているが、上記熱移動流体供
給手段はと連通していない空間と、(b)上記熱移動
流体手段と連通しているが、上記透過性素子とは
連通していない空間となる特許請求の範囲第2項
記載の装置。 4 その、又は各々のプレートが輪隔付けられて
いるものである特許請求の範囲第1項から第3項
までのいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8135406 | 1981-11-24 | ||
GB8135406 | 1981-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58128102A JPS58128102A (ja) | 1983-07-30 |
JPH0223202B2 true JPH0223202B2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=10526115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57205939A Granted JPS58128102A (ja) | 1981-11-24 | 1982-11-24 | 遠心式物質移動装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4627890A (ja) |
EP (1) | EP0080328B1 (ja) |
JP (1) | JPS58128102A (ja) |
AU (1) | AU555989B2 (ja) |
CA (1) | CA1183801A (ja) |
DE (1) | DE3267316D1 (ja) |
NO (1) | NO157767C (ja) |
ZA (1) | ZA828605B (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8305595D0 (en) * | 1983-03-01 | 1983-03-30 | Ici Plc | Evaporator |
GB8308137D0 (en) * | 1983-03-24 | 1983-05-05 | Ici Plc | Compression-type heat pumps |
DE4106112A1 (de) * | 1991-02-27 | 1992-09-03 | Feres Vaclav | Vorrichtung zum eindicken von fluessigkeiten, insbesondere natursaeften |
US5513697A (en) * | 1991-04-17 | 1996-05-07 | Gudmundsson; Bjorn | Method and device for transfer of heat |
RU2055628C1 (ru) * | 1991-08-14 | 1996-03-10 | Александр Нинельевич Лукьянов | Способ центробежной ректификации и устройство для его осуществления |
US6045660A (en) * | 1996-03-08 | 2000-04-04 | Savage; Kern | Mechanically assisted two-phase contactor and fuel ethanol production system |
US20070034565A1 (en) * | 2003-10-24 | 2007-02-15 | Gastran Systems | Method for treating a contaminated fluid |
EP2302170A1 (en) | 2004-11-12 | 2011-03-30 | Board of Trustees of Michigan State University | Turbomachine system and method of operation |
US7555891B2 (en) * | 2004-11-12 | 2009-07-07 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Wave rotor apparatus |
CN102405089A (zh) * | 2009-02-20 | 2012-04-04 | Hrd有限公司 | 用于气体分离的设备和方法 |
SE536493C2 (sv) * | 2009-03-10 | 2013-12-27 | Alfa Laval Corp Ab | En modul innefattande en reaktorenhet |
NO332546B1 (no) * | 2009-07-10 | 2012-10-22 | Statoil Asa | Roterende utskillerhjul |
ES2430047T3 (es) * | 2009-11-13 | 2013-11-18 | Linde Ag | Dispositivo para suministrar gas a agua |
SE1050465A1 (sv) * | 2010-05-11 | 2011-11-01 | Rolf Ingeson | Avsaltningsanordning innefattande en inre och en omslutande behållare |
WO2012092984A1 (en) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | Statoil Petroleum As | Rotating vacuum stripper |
WO2012116285A2 (en) | 2011-02-25 | 2012-08-30 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Wave disc engine apparatus |
CN105833822B (zh) * | 2016-06-07 | 2018-06-05 | 上海弗鲁克科技发展有限公司 | 用于快速竞争反应的高剪切反应器 |
CN113786796B (zh) * | 2021-11-15 | 2022-02-01 | 山东亚邦化工科技有限公司 | 一种磺化反应用喷射式反应器 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2455059A (en) * | 1945-04-05 | 1948-11-30 | Distillation Products Inc | Vacuum unobstructed path distillation apparatus |
GB757149A (en) * | 1953-06-29 | 1956-09-12 | Claes Wilhelm Pilo | Apparatus for the performance of an exchange of heat and/or soluble substances between two flowing media of different specific gravity |
BE582149A (ja) * | 1958-09-17 | |||
US2941872A (en) * | 1959-06-09 | 1960-06-21 | Pilo | Apparatus for intimate contacting of two fluid media having different specific weight |
US3110646A (en) * | 1959-08-04 | 1963-11-12 | Vulcan Cincinnati Inc | Centrifugal film evaporating apparatus and method |
SE206743C1 (ja) * | 1962-03-23 | 1966-08-09 | ||
NL125884C (ja) * | 1965-04-08 | |||
DE1519574A1 (de) * | 1965-12-09 | 1970-07-02 | Dynamit Nobel Ag | Vakuum-Rotationsverdampfer |
US3563710A (en) * | 1968-02-16 | 1971-02-16 | Monsanto Co | Polymerization apparatus |
US3797559A (en) * | 1969-07-31 | 1974-03-19 | Union Carbide Corp | Rotary heat exchanger and apparatus |
SU609542A1 (ru) * | 1973-11-22 | 1978-06-05 | Предприятие П/Я Р-6603 | Роторный аппарат |
EP0002568B1 (en) * | 1977-12-01 | 1984-06-20 | Imperial Chemical Industries Plc | Mass transfer apparatus and its use |
SU731257A1 (ru) * | 1978-08-28 | 1980-04-30 | Предприятие П/Я А-7701 | Теплообменный аппарат |
ATE24118T1 (de) * | 1979-05-31 | 1986-12-15 | Ici Plc | Verfahren und apparat fuer die durchfuehrung des stoffaustausches. |
ZA862636B (en) * | 1985-04-29 | 1986-11-26 | Firestone Tire & Rubber Co | Tire band structure |
-
1982
- 1982-11-17 DE DE8282306129T patent/DE3267316D1/de not_active Expired
- 1982-11-17 EP EP82306129A patent/EP0080328B1/en not_active Expired
- 1982-11-22 ZA ZA828605A patent/ZA828605B/xx unknown
- 1982-11-22 US US06/443,731 patent/US4627890A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-11-23 AU AU90815/82A patent/AU555989B2/en not_active Ceased
- 1982-11-23 NO NO823918A patent/NO157767C/no unknown
- 1982-11-24 JP JP57205939A patent/JPS58128102A/ja active Granted
- 1982-11-24 CA CA000416264A patent/CA1183801A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU9081582A (en) | 1983-06-02 |
JPS58128102A (ja) | 1983-07-30 |
NO157767C (no) | 1988-05-18 |
CA1183801A (en) | 1985-03-12 |
US4627890A (en) | 1986-12-09 |
EP0080328A3 (en) | 1983-07-27 |
ZA828605B (en) | 1983-11-30 |
NO823918L (no) | 1983-05-25 |
NO157767B (no) | 1988-02-08 |
DE3267316D1 (en) | 1985-12-12 |
AU555989B2 (en) | 1986-10-16 |
EP0080328A2 (en) | 1983-06-01 |
EP0080328B1 (en) | 1985-11-06 |
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