JPH02232010A - 食品又は水等の鮮度を保持するための用具 - Google Patents

食品又は水等の鮮度を保持するための用具

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JPH02232010A
JPH02232010A JP22160589A JP22160589A JPH02232010A JP H02232010 A JPH02232010 A JP H02232010A JP 22160589 A JP22160589 A JP 22160589A JP 22160589 A JP22160589 A JP 22160589A JP H02232010 A JPH02232010 A JP H02232010A
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food
freshness
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JP22160589A
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Inventor
Kouji Hayafune
康二 早船
Sukenari Yasumoto
祐成 康本
Shinichi Naemura
苗村 新一
Hideo Amamiya
英夫 雨宮
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品又は水等の鮮度を保持するための用具に
関する。
〔従来の技術〕
野菜、果物、精肉、魚肉等の生鮮食品や飲料水等の鮮度
を維持するために、冷蔵装置を備えたオープンショーケ
ースや、冷蔵庫、冷凍庫等が家庭、精肉店、魚屋、スー
パーマーケット、寿司屋等で広く使用されている。
これらの食品を保管、陳列するショーケースが頻繁に開
閉されると、庫内温度が上昇し、そのため、そこに収容
されている食品、特に魚介類はその鮮度が著しく低下す
ることがある。
又、そのようなことがない場合でも生鮮食品の鮮度は保
持することが困難であり、一日で味が落ちてしまうこと
がある。
そこで、鮮度を保持すにため、ショーケース内の温度を
できるだけ下げることになるが、そうすると、電力が多
量に消貸されるだけではなく、ショーケースに霜がつき
、シ3−ケースとしての役割を充分発揮し得なくなるば
かりでなく、霜取りのために余計な電力が必要となる。
而して、この問題は食品の収容庫の容積が大きくなれば
なるほど深刻になる。その最大の原因は、庫内温度を均
一とすることが困難になることにある。庫内温度を均一
とするため、フ7ンで収容庫内の空気を循環させること
が提案されているが、そのような通風は商品を局部的に
乾燥させるという問題がある。
また、多種類の食品が混在する場合には、つの食品に他
の食品の臭気が移るという問題も生じる。
他方、或る種の金属酸化物、又は、それらの混合物から
なるセラミックスは、波長が概ね3ミクロン以上の遠赤
外線を放射することが知られている。
従来、セラミックスの放射する遠赤外線は、高温の短波
長領域で加熱、乾燥、殺菌などに利用されていた。とこ
ろが最近では、各方面で室温又はそれ以下の長波長領域
での利用が注目され、その結果として、衛生や、食品の
鮮度保持などのため、これらのセラミックスを利用した
各種の製品が提案されている。
一方、我が国では各種食品を保存したり、陳列するため
簀の子が広く用いられている。この簀の子は通常竹で製
造されていたが、最近は、プラスチック製の簀の子が用
いられるようになっている。然しなから、従来のこれら
のプラスチック製の簀の子に対しては、冷蔵される食品
の鮮度を保持し、その賞味期間を延長するという作用効
果は全く期待されていない。
〔発明が解決使用とする問題点〕
本発明の目的は、冷蔵される生鮮食料品の鮮度を保持し
、その保存期間を延長し得る、食品保存又は陳列用の用
具を提供することにある。
本発明の他の目的は、冷蔵庫内の臭気の発生を防ぎ、霜
の発生を防止し、そして、冷凍保存システムの電力消費
を抑制することができる、新規な食品保存・陳列用の用
具を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この本発明の目的は、上記の用具を、低温で波長3ミク
ロン以上、特に4〜25ミクロンの遠赤外線を放射する
セラミックス粉末と、樹脂とから成る複合材料により製
造することによって達成される。
即ち、本発明の冷蔵冷凍食品の保存又は載置用の用具は
、遠赤外線を放射するセラミックスを含有する樹脂組成
物で作られたものである。
尚、本明細書及び請求の範囲に於いて、セラミックスを
「含有する」とは、セラミックス粉末を樹脂組成物の表
面に塗布することをも含むものとする。
〔作  用〕
上記の如き樹脂組成物を用いて生鮮食品や飲物等の保存
用具を構成すると、セラミックスの遠赤外線放射能が樹
脂により阻害されることがなく、低温で有効量の遠赤外
線が放射されるので、用具に触れている生鮮食品、飲物
等の鮮度を長期間に渡って良好な状態に保持し得るもの
である。
〔実 施 例〕
以下、図面及び実施例により、本発明を詳細に説明する
第1図は、本発明で用いられる樹脂組成物シートの分光
放射輝度/波長曲線の一例を示すグラフ、 第2図は、本発明の一実施例である簀の子を示す斜視図
、 第3図は、本発明の別異の一実施例である食品載置用シ
一トを示す斜視図、 第4図は、本発明の更に別異の一実施例である上記とは
別の簀の子をを示す平面図、第5図は、第4図に示した
簀の子の横断面図、第6図は、上記とは更に別異の一実
施例である食品用トレーを示す斜視図、 第7図は、本発明の更に別異の一実施例である製氷皿を
を示す斜視図である。
本発明で用いる遠赤外線放射セラミックスとしては、使
用温度で波長が3ミクロン以上、好ましくは4〜14ミ
クロンの遠赤外線を放射する微粉末セラミックスを挙げ
ることができる。
この様なセラミックスは、例えば、アルミニウム、ケイ
素、チタン、マグネシウム、ジルコニウム等の金属の酸
化物や、これらの混合物から成るものである。
又、これらのセラミックスと混合される樹脂は、微粉末
セラミックスと混練したものを成形してシート、棒、管
、条、繊維状等にすることができるものであれば特には
種類は問わない。
スチレン系、アクリル系、セルローズ系、ボリアミド系
、ポリオレフィン系(例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル等のハロゲ
ン化ポリオレフィン)、各種のナイロン、ウレタン、ニ
トリル樹脂等が挙げられ、場合によっては、アラミド樹
脂ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォ
ン等の耐熱製樹脂原料も用いられる。
然しなから、好ましくは、ニトリル樹脂、ナイロン、ウ
レタン等の比較的高い吸湿性を有する樹脂、特にAST
MD−570  ( 24hr/ +Ain)で測定し
たとき、0.1%以上の吸水率を示す樹脂を採用するこ
とがmRされ、特に好ましくは高ニトリル樹脂が推奨さ
れる。
而して、高ニトリル樹脂とは、アクリロニトリル、メタ
アクリ口ニトリルなどの不飽和ニトリル化合物を主体と
する共重合体であって不飽和ニトリル化合物単位を50
重量%以上、好ましくは55重量%以上含むものである
コモノマーとしては、スチレン、プタジエン、イソプレ
ン、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチル
メタアクリレート、エチルメタアクリレート、などがあ
り、これらの1種以上と不飽和ニトリル化合物六から成
る共重合体も用いられる。
また、高ニトリル樹脂として、不飽和ニトリル化合物を
生体とする共重合体に、ブタジェンーアクリ口ニトリル
共重合体、ブタジエン−スチレン共重合体、イソプレン
ースチレン共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン
などのゴム状重合体を、上記不飽和ニトリル化合物単位
となるように混合したもの、又は、これらゴム状重合体
の存在下に不飽和ニトリル化合物と上記コモノマーとの
混合物を共重合させたものも挙げられる。これらの樹脂
は、その高い耐衝撃性の故に、特に推奨されるものであ
る。
これらの高ニトリル樹脂組成物には、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、無機質充填剤、着色顔料
等や、少量の他の樹脂を配合し得ること勿論である。
又、このようなセラミックスを含む樹脂組成物を得るに
は、高ニトリル樹脂を熱ロールで溶融させてセラミック
スと混合したり、押出機により混練したりすればよい。
セラミックスの配合比は、重量%で、樹脂の重量に対し
て5%以上、80%未満とし、用途や使用条件によって
適宜に決定する。一般的には10〜40%が採用される
が、特にこの範囲に限定されるものではなく、樹脂の種
類やセラミックスの組成、放射する遠赤外線の波長等に
応じて適宜に定め得る。
かくして得ら九た遠赤外線を放射するセラミックスを含
有する樹脂組成物を、通常用いられる方法により、板状
、棒状、管状繊維状等に加工し、これらを用いて機械的
に又は手作業で簀の子や籠その他の形状に仕上げる。
これらの用具を使用する場合は、食品の収容庫の底部に
敷いたり、側壁又は間仕切りとしたりして用いれば良く
、又場合によっては、前面の扉や、直接に食品を収容保
管する容器や覆いとして使用してもよい。
又、製氷皿や、飲料水用の瓶、活魚用の生け簀の内部や
水の循環路の構成部品、活魚の低温輸送用容器として利
用することも重要な実施例である。
〔実施例1〕 高ニトリル樹脂であるBAREX  (三井東圧化学(
掬製品の商標名)に、酸化アルミニウムを主成分とする
セラミックスであるセラミックパウダーSCR3(三和
ライフ・セラ(掬製、三基物産(掬提供)を20重量%
配合し、直径30mmの二軸押出機を用い、約210℃
で溶融混練して第1図に示された特性を有する樹脂組成
物を得た。
この樹脂組成物を用いて、常法により、直径8IIlm
のストロー状のパイプを作り、長さ20cmに切り揃え
、これを編んで、第2図に示されている大きさ約20X
 30cmの簀の子Iを作成した。
図中、2は外径8 mm,肉厚0.5mmの細いパイプ
であり、3は編み紐、4は基材樹脂中に練り込まれた遠
赤外線放射セラミックスの粉末である。
このような簀の子は、スーパーマーケット、寿司屋、鮮
魚店のショーケースで、魚介類の下敷として多用されて
いるものである。
官能試験例1 寿司店のショーケースに実施例1で作った簀の子を敷き
、その上に最高級の刺身用のマグロの切身を載せた。
始め、14人の試験員にこのマグロの切身の半分から作
った刺身を賞味させ、味のランクをA,B,C,D及び
Eの5ランクに分けて評価させたところ、最高の八ラン
クとする者13人、Bランクとする者1人であった。
次に24時間経過後、前日のマグロの残り半分から作っ
た刺身と、当日仕入れた新しいマグロから作った刺身と
を、前日と同じ試験員14人に予めその区別を知らせな
いで賞味させたところ、14人の試験員全員が外観、匂
い及び味の何れからも両者を識別することができなかっ
た。
又、彼等に前日と同様に味を5段階評価させたところ、
前日のマグロの残り半分から作った刺身に関する評価結
果は、前日のそれと全く同一であった。
更に24時間経過後、上記14人の試験員の内の10人
に前日同様の試食と、5段階評価とをさせたところ、八
ランクとする者8人、Bランクとする者2人だった。
尚、従来は前日の残りのマグロのように鮮度の落ちたマ
グロを客に提供すると、苦情がでることがあり、かつそ
のような苦情を申し立てる客の多くは特別の上客である
ことが多いので、この寿司店では店の評判が落ちるのを
恐れて、前日の残りのマグロを刺身にして客に出したこ
とがなかった。
〔官能試験例2〕 実施例1で作った簀の子を家庭用冷蔵庫内に敷き、その
上にスライスされた牛肉を載せた。
3日経過後及び7日経過後に点検したが、牛肉の色及び
匂いには全く変化が認められなかった。
10日目にも変化が認められなかったので、これを生委
焼きにして食べたところ、新鮮な牛肉と全く変わらない
味を楽しむことができた。
〔官能試験例3〕 むすび飯を、実施例1で作った簀の子で巻き、これを室
温(夏場、30’C)で2昼夜保存した。
むすび飯には何ら異常がなく、美味しく食べることがで
きた。
〔実施例2〕 実施例1で用いた樹脂組成物により、第3図に示す如き
厚さ約2mmのシ一ト5を作製し、これを用いて食品保
存試験を実施した。
海で取れたばかりのキビナゴ(小魚の一種)の腸を抜き
、水洗後、よく水を切り、上記シ一ト5の上に載せ・、
ペーパータオルで包み、4℃の冷蔵庫中で保存した。
24時間経過後、点検したが、魚肉の色、匂い及び味に
は全く変化が認められなかった。
〔比較例2〕 実施例2と同一の樹脂を用い、セラミックス粉末を添加
しないで樹脂だけのシートを製作し、同じ実験を行った
が、魚肉は5時間で白つぼ《変色し、新鮮さが失われ、
味も落ちたことが確認された。
〔実施例3〕 高ニトリル樹脂に代えてナイロン−66を用いた以外は
、実施例2と全く同じ実験を行った。
20時間保管したが、実施例2と同様に、魚肉には全く
変化が認められなかった。
〔比較例3〕 実施例3と同一の樹脂を用い、セラミックス粉末を添加
しないで樹脂だけのシートを作製し、実施例3と同じ実
験を行ったが、魚肉は5時間で白っぽく変色し、新鮮さ
が失われたことが確認された。
〔実施例4〕 サンプルとしてカツオの刺身を使用した以外は、実施例
2と同じ実験を行った。
7時間経過後点検したが、魚肉の変色は認められなかっ
た。
この刺身を、切りたての新鮮な刺身と共に10名の人に
食べさせて、官能による比較試験を行ったが、誰も両者
を識別できなかった。
〔比較例4〕 セラミックス粉末の添加をしないシートを用いて実施例
4と同じ比較試験を行った。
3時間経過後にカツオは黒色に変色し、10名の試験員
による官能検査の結果、全員切りたての刺身の方が美味
いと判定した。
〔実施例5〕 第4図及び第5図に示されているのは、ソリッドタイプ
の簀の子6である。
この簀の子6は、表面が平らで、裏側の周辺に突起縁を
有する矩形状のプレートであり、その表面には、幾つか
の孔6aが設けられている。
実施例1で用いたのと同一の材料で、30caX50c
mX 2 Cl1の簀の子6を製造し、実施例2と同様
なテストを行った。
24時間経過後、魚肉片を点検したが、魚肉の色、匂い
及び味には全く変化が認められなかった。
〔実施例6〕 第6図に示されているのは、冷蔵庫等に用いられている
食品保管用のトレー7である。
実施例lで用いたのと同一の材料で、5CIIIX20
c+aX 2 cmのトレー7を製造し、実施例2と同
様なテストを行った。
24時間経過後、魚肉片を点検したが、魚肉の色、匂い
及び味には全く変化が認められなかった。
〔実施例7〕 第7図に示されているのは、冷蔵庫等に用いられている
製氷皿8である。
実施例1で用いた樹脂組成物により、厚さ1amのシー
トを作り、これから約2 an X 2 am X Z
ーのセル12個を有する製氷皿を製造した。
この製氷皿を用いて、冷蔵庫で氷を作ったところ、気泡
の少ない透明な氷ができた。
〔比較例7〕 セラミックス粉末を添加せずに高ニトリル樹脂だけから
成るシートを使って製氷皿を作り、実施例4と同じ実験
を行ったが、白濁した氷しか得られなかった。
以上には、実施例として、簀の子やトレーを用いて行っ
た、牛肉や魚肉等の生鮮食品、握り飯などに対する試験
例に就いて説明したが、上記のセラミックスを含む樹脂
組成物から成る用具の形状と用途はこれらの実施例に限
定されるものではない。
本発明品は、飲料水や果汁、果実酒その他の飲物を保存
する容器や、活魚を一時的に飼育したり、輸送したりす
る際に用いる生け簀の構成部品、農、林産物や卵等の包
装資材としても有用である。
飲料水や果汁その他の飲物を保存する際は、この樹脂組
成物で、容器の一部、例えば蓋等を製造し、適宜の樹脂
フイルムで被覆して使用したり、又、適宜のサイズの小
片、シート、布、不織布、ハニカム体又は網等を製造し
、容器に入れたりして利用する。
又、活魚用の生け簀には、上記の樹脂組成物で様々な形
状の濾材や、網、簀の子、パレット、フイルム、シート
、不織布、ハニカム体等を製造し、これらを水の循環路
内に充填したり、生け簀の底に敷いたり、水中に吊り下
げたりして利用する。
又、魚や蟹、蝦等を活きたま\低温水槽に入れて輸送す
る場合は、これらを拘束するため用いる仕切り板や網等
として、上記の樹脂組成物で製造されたものを利用する
ことが推奨される。
又、水揚げされた水産物を輸送する際は、それらを収容
する段ボール箱や発泡スチロール製の箱の内張りや仕切
り板としたり、小石状の小片を氷と混ぜたりして利用す
る。
穀物、野菜類、果物、花弁、種苗類、種子、卵等の保管
、輸送用としては、包装用の箱、袋として利用でき、更
に、段ボール箱に収容する際のパッキングや仕切り板と
して利用される。
〔作  用〕
本発明にかかる遠赤外線放射セラミックスを含有する樹
脂組成物から成る用具を用いるときは、樹脂の性質を損
なうことなく、セラミックスの持つ遠赤外線放射機能を
充分に利用することができるので、食品又は水の鮮度を
長期にわたり良好な状態に保持し得る。
又、特に高ニトリル樹脂は、ガスバリャー性にも優れて
いるので、遠赤外線の鮮度保持効果と組合せたガス充填
包装や、脱酸素剤を組合わせた脱酸素包装などの食品包
装にも応用できる。
本発明は食品の鮮度保持のみでなく、飲料水や、生け簀
等の水の鮮度の保持にも有効である。
第6図は、上記とは更に別異の一実施例であるところの
食品用トレーを示す斜視図、第7図は、本発明の更に別
の一実施例であるところの製水皿をを示す斜視図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遠赤外線を放射するセラミックスを含有する樹脂組
    成物から成る食品又は水の鮮度を保持するための用具。 1 用いられる樹脂が、スチレン系樹脂、アクリル系樹
    脂、セルローズ系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフ
    ィン系樹脂、ナイロン、ウレタン樹脂、ニトリル樹脂か
    ら成る群のなかから選ばれた少なくとも一つの樹脂であ
    る請求項1に記載の食品又は水の鮮度を保持するための
    用具。 3、用いられる樹脂が、アラミド樹脂、ポリエーテルエ
    ーテルケトン、ポリエーテルスルフォンから成る群のな
    かから選ばれた少なくとも一つの耐熱性樹脂である請求
    項1に記載の食品又は水の鮮度を保持するための用具。 4、用いられる樹脂が、ASTMD−570により測定
    したとき、0.1%以上の吸水率を有する吸湿性樹脂で
    ある請求項1に記載の食品又は水の鮮度を保持するため
    の用具。 5、吸湿性樹脂が、高ニトリル樹脂、ニトリル系共重合
    体、ポリメチルメタアクリレート、ポリフェニールスル
    ホン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ナイロン−
    6、ナイロン−66、ポリエチレンテレフタレート、塩
    化ビニル系樹脂及びウレタン樹脂から成る群のなかから
    選ばれた少なくとも一つの樹脂である請求項4に記載の
    食品又は水の鮮度を保持するための用具。 6、吸湿性樹脂が高ニトリル樹脂である請求項5に記載
    の食品又は水の鮮度を保持するための用具。 7、高ニトリル樹脂が、不飽和ニトリル化合物を50%
    以上含む共重合体である請求項6に記載の食品又は水の
    鮮度を保持するための用具。 8、高ニトリル樹脂が、スチレン、ブタジエン、イソプ
    レン、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチ
    ルメタアクリレート、エチルメタアクリレートから成る
    群のなかから選ばれた少なくとも一つのモノマーと、不
    飽和ニトリル化合物との共重合体である請求項6に記載
    の食品又は水の鮮度を保持するための用具。 9、高ニトリル樹脂が、ブタジエン−アクリロニトリル
    共重合体、ブタジエン−スチレン共重合体、イソプレン
    −スチレン共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン
    から成る群のなかから選ばれた少なくとも一つのゴム状
    重合体と、不飽和ニトリル化合物を主体とする共重合体
    との混合物である請求項6に記載の食品又は水の鮮度を
    保持するための用具。 10、高ニトリル樹脂が、 ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−
    スチレン共重合体、イソプレン−スチレン共重合体、ポ
    リブタジエン、ポリイソプレンから成る群のなかから選
    ばれた少なくとも一つのゴム状重合体の存在下に、 スチレン、ブタジエン、イソプレン、メチルアクリレー
    ト、エチルアクリレート、メチルメタアクリレート、エ
    チルメタアクリレートから成る群のなかから選ばれた少
    なくとも一つのモノマーと、 不飽和ニトリル化合物との混合物を共重合させて成る共
    重合体である請求項6に記載の食品又は水の鮮度を保持
    するための用具。 11、簀の子である上記請求項1乃至10のいずれか1
    に記載の用具。 12、単純な板である上記請求項1乃至10のいずれか
    1に記載の用具。 13、皿である上記請求項1乃至10のいずれか1に記
    載の用具。 14、トレーである上記請求項1乃至10のいずれか1
    に記載の用具。 15、容器である上記請求項1乃至10のいずれか1に
    記載の用具。 16、箱である上記請求項15に記載の用具。 17、瓶である上記請求項15に記載の用具。 18、袋である上記請求項15に記載の用具。 19、フィルムである上記請求項1乃至10のいずれか
    1に記載の用具。 20、冷蔵庫で使用される製氷皿である上記請求項1乃
    至10のいずれか1に記載の用具。 21、織布である上記請求項1乃至10のいずれか1に
    記載の用具。 22、不織布である上記請求項1乃至10のいずれか1
    に記載の用具。 23、濾材である上記請求項1乃至10のいずれか1に
    記載の用具。 24、パレットである上記請求項1乃至10のいずれか
    1に記載の用具。 25、食品のパッケージに用いられるパッキング材であ
    る上記請求項1乃至10のいずれか1に記載の用具。 26、一定の形状の小片である上記請求項1乃至10の
    いずれか1に記載の用具。 27、不定形状の小片である上記請求項1乃至10のい
    ずれか1に記載の用具。 28、その形状が板状である上記請求項1乃至10のい
    ずれか1に記載の用具。 29、その形状が薄膜状である上記請求項1乃至10の
    いずれか1に記載の用具。 30、その形状が網状である上記請求項1乃至10のい
    ずれか1に記載の用具。 31、その形状が棒状である上記請求項1乃至10のい
    ずれか1に記載の用具。 32、その形状が管状である上記請求項1乃至10のい
    ずれか1に記載の用具。 33、その形状がハニカム状である上記請求項1乃至1
    0のいずれか1に記載の用具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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