JPH02231580A - 三相ケーブルの事故点探査方法 - Google Patents
三相ケーブルの事故点探査方法Info
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- JPH02231580A JPH02231580A JP5007789A JP5007789A JPH02231580A JP H02231580 A JPH02231580 A JP H02231580A JP 5007789 A JP5007789 A JP 5007789A JP 5007789 A JP5007789 A JP 5007789A JP H02231580 A JPH02231580 A JP H02231580A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、三相ケーブルにおける一線地絡事故点を特
定するための事故点探査方法に係り、特にシールド線を
利用して、事故点探査の測定作業および測定後の復旧作
業か容易な三和ケーブルの事故点探査方法に関する.〔
従来の技術〕 従来の事故点探査方法はケーブルの心線そのものを使用
し、これに通電して事故点の探査を行うのが一般的であ
り、この種の事故点探査方法としては、第2図に示すよ
うなマーレーループ法と呼ばれるホイートストンブリッ
ジの原理を利用した探査方法が知られている.第2図に
おいて、AA’は事故線、BB’は健全線、Fは事故点
、Gは検流計、Rは摺動抵抗器を示す.マーレーループ
法による事故点探査方法は、第2図の送端A, B間に
接続された検流計Gが零を示すように摺動抵抗器Rの位
置を調整し、このときのM動抵抗器Rの位置によって事
故点を求めるものである.すなわち、ブリッジが平衡し
た時の摺動抵抗器Rの位置a(a<1)を求め、次式の
関係により事故点Fまでの距離1を特定するものである
。
定するための事故点探査方法に係り、特にシールド線を
利用して、事故点探査の測定作業および測定後の復旧作
業か容易な三和ケーブルの事故点探査方法に関する.〔
従来の技術〕 従来の事故点探査方法はケーブルの心線そのものを使用
し、これに通電して事故点の探査を行うのが一般的であ
り、この種の事故点探査方法としては、第2図に示すよ
うなマーレーループ法と呼ばれるホイートストンブリッ
ジの原理を利用した探査方法が知られている.第2図に
おいて、AA’は事故線、BB’は健全線、Fは事故点
、Gは検流計、Rは摺動抵抗器を示す.マーレーループ
法による事故点探査方法は、第2図の送端A, B間に
接続された検流計Gが零を示すように摺動抵抗器Rの位
置を調整し、このときのM動抵抗器Rの位置によって事
故点を求めるものである.すなわち、ブリッジが平衡し
た時の摺動抵抗器Rの位置a(a<1)を求め、次式の
関係により事故点Fまでの距離1を特定するものである
。
1−a : a=L十(L−J ) : J =11
).”.J=2La ・・
・(2)〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前述した事故点探査方法は、ゲーブルの
心線を使用する探査方法であるため、探査に当って、単
にケーブルの末端の区分開閉器を開放するだけではなく
、末端の心線同志を接続する仮作業《第2図の末端A′
と末端B′とを接続する作業》と、測定後にそれを復旧
するための作業とを必要とし、作業性が悪い上に道端で
の測定に対して離隔した受端での仮作業および復旧作業
であるため、安全性等に問題があうな. そこで、本発明の目的は、三相ケーブルの一線地絡事故
点を特定する探査方法において、従来のケーブル末端で
の心線接続の仮作業やその復旧作業を不要にして安全に
送端での測定を行うことができる三相ゲープルの事故点
探査方法を提供するにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る三相ケーブルの事故点探査方法は、三和ケ
ーブルの一線地絡事故点を特定する事故点探査方法にお
いて、末端で一括接地される前記三相ケーブルのシール
ド線を使用し、送端において前記シールド線間に検流計
および摺動抵抗器を接続し、事故相の心線と前記摺動抵
抗器の摺動片との間に測定電源を接続して、前記検流計
の指示値が零となる前記摺動抵抗器の摺動片の位置を求
めることにより事故点を特定することを特徴とする.〔
作 用〕 本発明に係る三和ケーブルの事故点探査方法によれば、
末端で一括接地される前記三相ケーブルのシールド線は
、ケーブルの長手方向に均一に巻かれており、心線と同
様均一な導体部と見なすことができ、しかもシールド線
自体は前記末端の接地点および事故点以外は外被によっ
て心線および大地と絶縁されているため、大地により電
気的定数が影響され゛ることもないので、心線の代わり
にシールド線を利用することにより末端での心線の相間
接続といった仮作業を行う必要がなくなる.〔実施例〕 次に、本発明に係る三相クープルの事故点探査方法の実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る. 第1図は、マーレーループ法に適用した場合の本発明の
一実施例を示す事故点探査の結線図である.第1図にお
いて、参照符号10は地絡事故が生じた事故相の心線で
あり、lO−は事故相のシールド線、12は残りの2相
健金相の内の1つの健全相心線、12.ほこの健金相シ
ールド線である.事故相シールド線101の送端A1と
健全相シールド線12mの送端B.に、検流計16と摺
動抵抗Rを並列接続する.また、事故相心線10の送端
Aと摺動低抗Rの摺動片との間に測定電源18を接続す
る.さらに、各相シールド線10g.12sは、末端A
m’ Bs’において棲地線14により接地する. このように結線することにより、事故点までの距M1を
特定することができる.すなわち、検流計16のふれが
零になるようにブリッジが平衡した時の摺動抵抗Rの位
!a(a<1)を求めれば、事故点までの距離オは、j
=2Laとして求めることができる.〔発明の効果〕 前述した実施例から明らかなように、本発明の三相ケー
ブルの事故点探査方法によれば、ゲーブルの一線地絡事
故点の特定方法どしてケーブルの心線でなく、末端で一
括接地されたシールド線を使用することにより、末端で
従来のように事故相と健全相の心線同志を接続する仮作
業およびその復旧作業も必要なくなり、作業性良く安全
に送端での事故点探査のための測定を行うことができる
. また、本発明の方法に残りの第2の健全相のシールド線
を用いれば、シールド線の末端の電位を第2の健全相を
介して送端f!Ifから測定することもできると共に、
第2の健全相のシールド線を介して送@側から末端に測
定用電圧を印加することもでき、多面的な測定も可能と
なる. 以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を
逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である.
).”.J=2La ・・
・(2)〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前述した事故点探査方法は、ゲーブルの
心線を使用する探査方法であるため、探査に当って、単
にケーブルの末端の区分開閉器を開放するだけではなく
、末端の心線同志を接続する仮作業《第2図の末端A′
と末端B′とを接続する作業》と、測定後にそれを復旧
するための作業とを必要とし、作業性が悪い上に道端で
の測定に対して離隔した受端での仮作業および復旧作業
であるため、安全性等に問題があうな. そこで、本発明の目的は、三相ケーブルの一線地絡事故
点を特定する探査方法において、従来のケーブル末端で
の心線接続の仮作業やその復旧作業を不要にして安全に
送端での測定を行うことができる三相ゲープルの事故点
探査方法を提供するにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る三相ケーブルの事故点探査方法は、三和ケ
ーブルの一線地絡事故点を特定する事故点探査方法にお
いて、末端で一括接地される前記三相ケーブルのシール
ド線を使用し、送端において前記シールド線間に検流計
および摺動抵抗器を接続し、事故相の心線と前記摺動抵
抗器の摺動片との間に測定電源を接続して、前記検流計
の指示値が零となる前記摺動抵抗器の摺動片の位置を求
めることにより事故点を特定することを特徴とする.〔
作 用〕 本発明に係る三和ケーブルの事故点探査方法によれば、
末端で一括接地される前記三相ケーブルのシールド線は
、ケーブルの長手方向に均一に巻かれており、心線と同
様均一な導体部と見なすことができ、しかもシールド線
自体は前記末端の接地点および事故点以外は外被によっ
て心線および大地と絶縁されているため、大地により電
気的定数が影響され゛ることもないので、心線の代わり
にシールド線を利用することにより末端での心線の相間
接続といった仮作業を行う必要がなくなる.〔実施例〕 次に、本発明に係る三相クープルの事故点探査方法の実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る. 第1図は、マーレーループ法に適用した場合の本発明の
一実施例を示す事故点探査の結線図である.第1図にお
いて、参照符号10は地絡事故が生じた事故相の心線で
あり、lO−は事故相のシールド線、12は残りの2相
健金相の内の1つの健全相心線、12.ほこの健金相シ
ールド線である.事故相シールド線101の送端A1と
健全相シールド線12mの送端B.に、検流計16と摺
動抵抗Rを並列接続する.また、事故相心線10の送端
Aと摺動低抗Rの摺動片との間に測定電源18を接続す
る.さらに、各相シールド線10g.12sは、末端A
m’ Bs’において棲地線14により接地する. このように結線することにより、事故点までの距M1を
特定することができる.すなわち、検流計16のふれが
零になるようにブリッジが平衡した時の摺動抵抗Rの位
!a(a<1)を求めれば、事故点までの距離オは、j
=2Laとして求めることができる.〔発明の効果〕 前述した実施例から明らかなように、本発明の三相ケー
ブルの事故点探査方法によれば、ゲーブルの一線地絡事
故点の特定方法どしてケーブルの心線でなく、末端で一
括接地されたシールド線を使用することにより、末端で
従来のように事故相と健全相の心線同志を接続する仮作
業およびその復旧作業も必要なくなり、作業性良く安全
に送端での事故点探査のための測定を行うことができる
. また、本発明の方法に残りの第2の健全相のシールド線
を用いれば、シールド線の末端の電位を第2の健全相を
介して送端f!Ifから測定することもできると共に、
第2の健全相のシールド線を介して送@側から末端に測
定用電圧を印加することもでき、多面的な測定も可能と
なる. 以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を
逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である.
第1図は本発明に係る三相ケーブルの事故点探査方法の
一実施例を示すシールド線を使用した結線図、第2図は
従来の事故点探査方法を示す結線図である. A,8・・・心線の送端 A’,8’・・・心線の末端 F・・・事故点 L・・・ケーブルの送端・末端間距llitR・・・摺
動抵抗 j・・・送端がらの事故点までのFIi itA, ,
B,・・・シールド線の送端 A1゜+ Bj゜・・・シールド線の末端10・・・事
故相の心線 10s・・・事故相のシールド線 12・・・健全相の心線 12s・・・健全相のシールド線 14・・・接続線 16・・・検流計 18・・・測定用電源
一実施例を示すシールド線を使用した結線図、第2図は
従来の事故点探査方法を示す結線図である. A,8・・・心線の送端 A’,8’・・・心線の末端 F・・・事故点 L・・・ケーブルの送端・末端間距llitR・・・摺
動抵抗 j・・・送端がらの事故点までのFIi itA, ,
B,・・・シールド線の送端 A1゜+ Bj゜・・・シールド線の末端10・・・事
故相の心線 10s・・・事故相のシールド線 12・・・健全相の心線 12s・・・健全相のシールド線 14・・・接続線 16・・・検流計 18・・・測定用電源
Claims (1)
- (1)三相ケーブルの一線地絡事故点を特定する事故点
探査方法において、末端で一括接地される前記三相ケー
ブルのシールド線を使用し、送端において前記シールド
線間に検流計および摺動抵抗器を接続し、事故相の心線
と前記摺動抵抗器の摺動片との間に測定電源を接続して
、前記検流計の指示値が零となる前記摺動抵抗器の摺動
片の位置を求めることにより事故点を特定することを特
徴とする三相ケーブルの事故点探査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5007789A JPH02231580A (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 三相ケーブルの事故点探査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5007789A JPH02231580A (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 三相ケーブルの事故点探査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231580A true JPH02231580A (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=12848945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5007789A Pending JPH02231580A (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 三相ケーブルの事故点探査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02231580A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106353643A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-01-25 | 雷细军 | 电阻比例电缆故障测试仪 |
JP2019178872A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 標定装置 |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP5007789A patent/JPH02231580A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106353643A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-01-25 | 雷细军 | 电阻比例电缆故障测试仪 |
JP2019178872A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 標定装置 |
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