JPH02231571A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサInfo
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- JPH02231571A JPH02231571A JP1090922A JP9092289A JPH02231571A JP H02231571 A JPH02231571 A JP H02231571A JP 1090922 A JP1090922 A JP 1090922A JP 9092289 A JP9092289 A JP 9092289A JP H02231571 A JPH02231571 A JP H02231571A
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Landscapes
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被検出体に取り付けて、該被検出体に印加さ
れる加速度を高感度に検出するようにした高感度加速度
センサに関する。
れる加速度を高感度に検出するようにした高感度加速度
センサに関する。
従来、振動や加速度等を検知するのに、一般的に用いら
れる構造としては、カンチレバーとして半導体基板に半
導体歪ゲージの形成される薄肉状のダイヤフラム(薄肉
)部を形成し、一方、厚肉状の支持部を固定し、他方の
厚肉状の部分を自由端として、半導体歪ゲージの抵抗値
変化にβじて被測定力を検知するカンチレバー型の半導
体式加速度センサが知られている. そして、その様な半導体式加速度センサにおいては、そ
のカンチレバーの形状で特性がほぼ決定されており、カ
ンチレバー自身の形状で決定される共振周波数域ではそ
の他の周波数域における出力の数十倍の出力が出てしま
う.そこで、例えば自動車の加速度等を検出しようとす
る場合には低周波数域(通常、100七程度以下)しか
必要としないので、共振周波数域を含む比較的高い周波
数域を遮断する為に、シリコンオイル等のダンピング液
中にカンチレバーを配置することで粘性抵抗力による減
衰作用を利用してダンピング液を機械的なハイカットフ
ィルタとして用いている.このような半導体式加速度セ
ンサにおいては、温度変化によるダンピング液の膨張、
収縮を考慮すると、少量の空気をそのパッケージ内に同
封するのが望ましい.ところが、そのような場合、パッ
ケージ内にはダンピング液が充満していないことになる
ので、半導体式加速度センサが振動すると、ダンピング
液は波立ち、これが半導体式加速度センサに対してノイ
ズとして悪影響を与える.そこで、このダンピング液の
波立ちを防止するために、第16図(a),Φ). (
C)に示すように、ダンピング液700中に連通孔25
0を有する隔壁2oOを設ける提案がされている(特願
昭61−236910号). 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記特願昭61−236910号記載の
半導体式加速度センサにおいては、被検出対象となる車
両等の移動物体に搭載した状態において、図中矢印方向
が上方向、即ち重力が作用する方向とは反対の方向とな
るように取り付けられるものであるが、その場合、隔壁
200は矢印方向に垂直な方向、即ち水平方向に平行に
形成されており、その為に例えば製品出荷後に何らかの
要因によりこのセンサが逆様になったりした際に、気体
260の一部の気泡260aが、この気体260がら空
間的に離れた状態にて分離し、カンチレパー4a側の室
に入り込んだまま残留する(再現性が悪い)ことがある
。そして、移動物体が襲動ずると、この振動により気泡
260aが水平方向に振れ、ダンピング液700を攪拌
してしまう。
れる構造としては、カンチレバーとして半導体基板に半
導体歪ゲージの形成される薄肉状のダイヤフラム(薄肉
)部を形成し、一方、厚肉状の支持部を固定し、他方の
厚肉状の部分を自由端として、半導体歪ゲージの抵抗値
変化にβじて被測定力を検知するカンチレバー型の半導
体式加速度センサが知られている. そして、その様な半導体式加速度センサにおいては、そ
のカンチレバーの形状で特性がほぼ決定されており、カ
ンチレバー自身の形状で決定される共振周波数域ではそ
の他の周波数域における出力の数十倍の出力が出てしま
う.そこで、例えば自動車の加速度等を検出しようとす
る場合には低周波数域(通常、100七程度以下)しか
必要としないので、共振周波数域を含む比較的高い周波
数域を遮断する為に、シリコンオイル等のダンピング液
中にカンチレバーを配置することで粘性抵抗力による減
衰作用を利用してダンピング液を機械的なハイカットフ
ィルタとして用いている.このような半導体式加速度セ
ンサにおいては、温度変化によるダンピング液の膨張、
収縮を考慮すると、少量の空気をそのパッケージ内に同
封するのが望ましい.ところが、そのような場合、パッ
ケージ内にはダンピング液が充満していないことになる
ので、半導体式加速度センサが振動すると、ダンピング
液は波立ち、これが半導体式加速度センサに対してノイ
ズとして悪影響を与える.そこで、このダンピング液の
波立ちを防止するために、第16図(a),Φ). (
C)に示すように、ダンピング液700中に連通孔25
0を有する隔壁2oOを設ける提案がされている(特願
昭61−236910号). 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記特願昭61−236910号記載の
半導体式加速度センサにおいては、被検出対象となる車
両等の移動物体に搭載した状態において、図中矢印方向
が上方向、即ち重力が作用する方向とは反対の方向とな
るように取り付けられるものであるが、その場合、隔壁
200は矢印方向に垂直な方向、即ち水平方向に平行に
形成されており、その為に例えば製品出荷後に何らかの
要因によりこのセンサが逆様になったりした際に、気体
260の一部の気泡260aが、この気体260がら空
間的に離れた状態にて分離し、カンチレパー4a側の室
に入り込んだまま残留する(再現性が悪い)ことがある
。そして、移動物体が襲動ずると、この振動により気泡
260aが水平方向に振れ、ダンピング液700を攪拌
してしまう。
その結果、センサの指向性を悪化させる要因となる横方
向加速度(第16図(a)中、カンチレバー4aの長手
方向)をカンチレバー4aに作用させてしまい、センサ
の特性が悪くなる。
向加速度(第16図(a)中、カンチレバー4aの長手
方向)をカンチレバー4aに作用させてしまい、センサ
の特性が悪くなる。
又、この残留する気体260aを上方向の気体260側
の室に戻り易くする為に連通孔250の径を大きくする
ことが考えられるが、このセンサの構成によると連通孔
250は気体260とダンピング液700の双方の通路
を兼ねているので、気体260は通り易くなるが、ダン
ピング液700をも流動し易くなり、しかも図に示すよ
うに連通孔250が2つ以上形成されていると、それら
の連通孔250をダンピング液が循環するようになる.
結局、上述と同様にカンチレバ−4aに横方向加速度を
作用させてしまい、センサの特性を悪化させてしまう. そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その主たる目的はダンピング液中に加速度検出手段
を配置したセンサにおいて、何らセンサの特性を悪化さ
せることなく、ダンピング液の膨張・収縮を吸収できる
ようにした構造を提供することである。
の室に戻り易くする為に連通孔250の径を大きくする
ことが考えられるが、このセンサの構成によると連通孔
250は気体260とダンピング液700の双方の通路
を兼ねているので、気体260は通り易くなるが、ダン
ピング液700をも流動し易くなり、しかも図に示すよ
うに連通孔250が2つ以上形成されていると、それら
の連通孔250をダンピング液が循環するようになる.
結局、上述と同様にカンチレバ−4aに横方向加速度を
作用させてしまい、センサの特性を悪化させてしまう. そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その主たる目的はダンピング液中に加速度検出手段
を配置したセンサにおいて、何らセンサの特性を悪化さ
せることなく、ダンピング液の膨張・収縮を吸収できる
ようにした構造を提供することである。
上記目的を達成する為に、本発明の高感度加速度センサ
においては、被検出体に取り付けて、該被検出体に印加
される加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、前記加速度検出手段の全体を浸すよ
うな量であって、かつその熱膨張を吸収すべく前記パッ
ケージ内に所定量の気体を存在させるような量だけ前記
パッケージ内に封入されたダンピング液と、前記加速度
を受けない状態において、前記気体から空間的に離れた
状態にて気泡が分離し、前記加速度検出手段が設置され
た前記室内に該気泡が留まるのを防止する手段 を備えることを特徴としている。
においては、被検出体に取り付けて、該被検出体に印加
される加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、前記加速度検出手段の全体を浸すよ
うな量であって、かつその熱膨張を吸収すべく前記パッ
ケージ内に所定量の気体を存在させるような量だけ前記
パッケージ内に封入されたダンピング液と、前記加速度
を受けない状態において、前記気体から空間的に離れた
状態にて気泡が分離し、前記加速度検出手段が設置され
た前記室内に該気泡が留まるのを防止する手段 を備えることを特徴としている。
また、該検出体に取り付けて、該被検出体に印加される
加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、前記加速度検出手段の全体を浸すべ
く、前記加速度検出手段が設置された室内に充満された
ダンピング液と、 前記加速度検出手段が設置された室の少なくとも一部を
区画するものであって、前記ダンピング液の熱膨張を吸
収すべく変形可能に形成された部材と を備える構成としても良い. 〔実施例〕 以下、本発明を図面に示す実施例を用いて説明する. 第1図は本発明の第1実施例の全体構成を示す図であり
、同図(a)にその破砕断面図、同図(b)に同図(a
)におけるB−B線断面図を示す.図において、100
はコバール等の金属より成るステムであり、パッケージ
の一部を構成している。そして、その外周の溶接部10
1を除いて、後述する台座6等を搭載する凸部がプレス
加工等により形成されており、又、外部との電気接続を
する為に例えば4つの貫通孔があり、その貫通孔に硬質
ガラス500を溶着することにより介在してリード端子
400が固定されている。尚、401は半導体式加速度
センサの取り付け用の穴である。
加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、前記加速度検出手段の全体を浸すべ
く、前記加速度検出手段が設置された室内に充満された
ダンピング液と、 前記加速度検出手段が設置された室の少なくとも一部を
区画するものであって、前記ダンピング液の熱膨張を吸
収すべく変形可能に形成された部材と を備える構成としても良い. 〔実施例〕 以下、本発明を図面に示す実施例を用いて説明する. 第1図は本発明の第1実施例の全体構成を示す図であり
、同図(a)にその破砕断面図、同図(b)に同図(a
)におけるB−B線断面図を示す.図において、100
はコバール等の金属より成るステムであり、パッケージ
の一部を構成している。そして、その外周の溶接部10
1を除いて、後述する台座6等を搭載する凸部がプレス
加工等により形成されており、又、外部との電気接続を
する為に例えば4つの貫通孔があり、その貫通孔に硬質
ガラス500を溶着することにより介在してリード端子
400が固定されている。尚、401は半導体式加速度
センサの取り付け用の穴である。
次に、ステム100上に搭載され、カンチレバー4a及
び台座6により成るセンサエレメントについて、第2図
(a)に示すその上面図、及び第2図(b)に示す同図
(a)におけるA−A線断面図を用いて説明する.図に
おいて、4aは例えばN型シリコン単結晶基板から成る
カンチレバーであり、薄肉状のダイヤフラム部7、自由
端1、自由端1を保護する為に自由端1の周囲に配置す
るガード部4b、支持部8とから成る。尚、自由端1と
ガード部4bとの間隙4Cを形成する為のスクライブは
カンチレバー4aを両面エッチングすることにより行わ
れ、例えば、カンチレバ−4aのスクライプする箇所の
表面(第2図ら)における上面)を予め溝掘りエッチン
グしておき、その後のダイヤフラム部7の形成時に裏面
よりエッチングを行うことでダイヤフラム部7の形成と
スクライプとを同時に行う. 支持体8及びガード部4bの所定領域の表面にはNi層
等をめっき又は蒸着した下地層3が形成されており、同
じく下地層3の形成されている台座6と半田層5を介し
て接着している。尚、第5図に示すように台座6にはカ
ンチレバ−4aが被測定加速度に応じて変位できるよう
にし、又、過度の変位によって破損しないようにカンチ
レバ−4aと相対する面に所定の深さの凹部6aが形成
されている. ダイヤフラム部7内あるいはダイヤフラム部7上(図は
前者)には公知の半導体加工技術、例えばボロン等のP
型不純物を熱拡散又はイオン注入することによりダイヤ
フラム部7内に導入し、形成した4個の半導体歪ゲージ
9が存在しており、P型不純物を高濃度で導入して形成
した配線層11a及びAffi蒸着膜等から成る配線部
材1lbにより各々の半導体歪ゲージ9は互いに電気的
接続されており、フルブリッジを構成している。尚、配
線Jillaは、万−ダイヤフラム部7が破損した場合
には同時に破損し、半導体式加速度センサの出力として
異常信号を出せるように、ダイヤフラム部7から自由端
部lの方へ配線を引き回してあり、又、図中10はシリ
コン酸化膜等の保護膜、11cは配線層11aと配線部
材1lbとのコンタクト部、lidはパッド部であり、
パッド部1ldとリード端子400とはワイヤ線300
をワイヤボンディングすることにより電気接続している
。
び台座6により成るセンサエレメントについて、第2図
(a)に示すその上面図、及び第2図(b)に示す同図
(a)におけるA−A線断面図を用いて説明する.図に
おいて、4aは例えばN型シリコン単結晶基板から成る
カンチレバーであり、薄肉状のダイヤフラム部7、自由
端1、自由端1を保護する為に自由端1の周囲に配置す
るガード部4b、支持部8とから成る。尚、自由端1と
ガード部4bとの間隙4Cを形成する為のスクライブは
カンチレバー4aを両面エッチングすることにより行わ
れ、例えば、カンチレバ−4aのスクライプする箇所の
表面(第2図ら)における上面)を予め溝掘りエッチン
グしておき、その後のダイヤフラム部7の形成時に裏面
よりエッチングを行うことでダイヤフラム部7の形成と
スクライプとを同時に行う. 支持体8及びガード部4bの所定領域の表面にはNi層
等をめっき又は蒸着した下地層3が形成されており、同
じく下地層3の形成されている台座6と半田層5を介し
て接着している。尚、第5図に示すように台座6にはカ
ンチレバ−4aが被測定加速度に応じて変位できるよう
にし、又、過度の変位によって破損しないようにカンチ
レバ−4aと相対する面に所定の深さの凹部6aが形成
されている. ダイヤフラム部7内あるいはダイヤフラム部7上(図は
前者)には公知の半導体加工技術、例えばボロン等のP
型不純物を熱拡散又はイオン注入することによりダイヤ
フラム部7内に導入し、形成した4個の半導体歪ゲージ
9が存在しており、P型不純物を高濃度で導入して形成
した配線層11a及びAffi蒸着膜等から成る配線部
材1lbにより各々の半導体歪ゲージ9は互いに電気的
接続されており、フルブリッジを構成している。尚、配
線Jillaは、万−ダイヤフラム部7が破損した場合
には同時に破損し、半導体式加速度センサの出力として
異常信号を出せるように、ダイヤフラム部7から自由端
部lの方へ配線を引き回してあり、又、図中10はシリ
コン酸化膜等の保護膜、11cは配線層11aと配線部
材1lbとのコンタクト部、lidはパッド部であり、
パッド部1ldとリード端子400とはワイヤ線300
をワイヤボンディングすることにより電気接続している
。
そして、上記のセンサエレメントは、自由端1に加速度
を加えるとダイヤフラム部7に歪を生じ、加速度の大き
さに応じて半導体歪ゲージ9の抵抗値が変化し、ブリッ
ジ回路に予め電圧を印加しておくことにより、ブリッジ
出力として不平衡電圧を生じ、その電圧値に応じて被検
出加速度を検知するものであり、半田等によりステム1
00に台座6を接着することによって固定している.次
に、本発明の第1実施例の気密封上前の全体の斜視図で
ある第3図において、600は鉄等の金属より成るシェ
ルであり、前述したステム100と共にその内部に長方
体形状を形成するパッケージを構成しており、ステム1
00の溶接部101に相当する位置に同じく溶接部60
1を有し、その他の部分はプレス加工等によって凹部が
形成され箱体となっている。
を加えるとダイヤフラム部7に歪を生じ、加速度の大き
さに応じて半導体歪ゲージ9の抵抗値が変化し、ブリッ
ジ回路に予め電圧を印加しておくことにより、ブリッジ
出力として不平衡電圧を生じ、その電圧値に応じて被検
出加速度を検知するものであり、半田等によりステム1
00に台座6を接着することによって固定している.次
に、本発明の第1実施例の気密封上前の全体の斜視図で
ある第3図において、600は鉄等の金属より成るシェ
ルであり、前述したステム100と共にその内部に長方
体形状を形成するパッケージを構成しており、ステム1
00の溶接部101に相当する位置に同じく溶接部60
1を有し、その他の部分はプレス加工等によって凹部が
形成され箱体となっている。
又、このシェル600の凹部内には第1図に示すように
、本発明の要部である隔壁900が、例えばスポット溶
接により接合されている.この隔壁900は、例えばス
テンレス板等の弾性材料から成り、その形状は第4図に
示す通りであり、シェル600との接合部901,ステ
ム100との接触部902、2つのダンピング液用達通
孔903、気体用達通孔904、及びそれぞれダンピン
グ液用達通孔903を形成した2枚の平板状の隔壁板9
05を有している.本発明の加速度センサを被検出体と
しての車両に取り付ける際には第1図(a)中央矢印U
方向を車両の上方向(重力方向の反対方向)にすると共
に、紙面に垂直な方向を車両の進行方向として取り付け
る.そして、隔壁板905はそれぞれこの上方向U,5
垂直な方向、即ち水平方向hに対して所定の角度(例え
ば35゜)持ち、かつ気体用達通孔904がこの隔壁板
905の最上部に配置されるように形成されている.ま
た、ダンピング液用達通孔903は、ダンピング液をカ
ンチレバ−4a側に戻すために、気体用達通孔904よ
り下部に形成される。尚、この隔壁900のシェル60
0およびステム100への接合は、まず接合部901を
シェル600に溶接し、隔壁板905の幅をシェル60
0、ステム100間の間隔より長めにしておくことによ
2、組み付け時に接触部902をステム100に圧接す
ることにより行われる。
、本発明の要部である隔壁900が、例えばスポット溶
接により接合されている.この隔壁900は、例えばス
テンレス板等の弾性材料から成り、その形状は第4図に
示す通りであり、シェル600との接合部901,ステ
ム100との接触部902、2つのダンピング液用達通
孔903、気体用達通孔904、及びそれぞれダンピン
グ液用達通孔903を形成した2枚の平板状の隔壁板9
05を有している.本発明の加速度センサを被検出体と
しての車両に取り付ける際には第1図(a)中央矢印U
方向を車両の上方向(重力方向の反対方向)にすると共
に、紙面に垂直な方向を車両の進行方向として取り付け
る.そして、隔壁板905はそれぞれこの上方向U,5
垂直な方向、即ち水平方向hに対して所定の角度(例え
ば35゜)持ち、かつ気体用達通孔904がこの隔壁板
905の最上部に配置されるように形成されている.ま
た、ダンピング液用達通孔903は、ダンピング液をカ
ンチレバ−4a側に戻すために、気体用達通孔904よ
り下部に形成される。尚、この隔壁900のシェル60
0およびステム100への接合は、まず接合部901を
シェル600に溶接し、隔壁板905の幅をシェル60
0、ステム100間の間隔より長めにしておくことによ
2、組み付け時に接触部902をステム100に圧接す
ることにより行われる。
このようにして、隔壁900はシエル600およびステ
ム100から成るパッケージ内を第1の室Aと第2の室
Bに区切っている. 又、前記所定の角度とは、製品の寸法や組み付け性を度
外視すれば、水平方向hとなす角度が大きい方が良い.
ダンピング液用達通孔903の大きさは、車両等からの
振動を受けて容易にダンピング液700が流動するのを
抑制するために、出来るだけ小さい方が良いが、あまり
小さいとダンピング液が通過するのに時間がかかるので
、例えばダンピング液の粘度が50〜2000csの場
合はダンピング液用達通孔903の直径を0. 4 m
程度とすれば良い. 又、気体用達通孔904の径も小さい方がダンピング液
700の波立ちや流動を抑制できるので都合が良いが、
あまり小さすぎるとダンピング液700の表面張力との
関係で、カンチレバ−4a側の室から気体800側の室
へ気泡が戻る際に、気泡が気体用達通孔904を通るこ
とが出来なくなるので、本実施例においては例えば隔壁
900の角度40゜、ダンピング液700の粘度50c
sとした場合、気体用達通孔904の直径は1. 5
mとすれば良い. さらに、シェル600にはパッケージの気密封止後にダ
ンピング液700を注入するための穴602及びその際
に空気を逃がすための穴603が形成されている.そし
て、シェル600とステム100間に通電することによ
り両者を電気抵抗溶接し、気密性よく接合される。そし
て溶接後は、吐出先が針状の注入器を穴602に差し込
み、例えばシリコンオイル等のダンピング液700を少
なくとも第1の室Aをほぼ満たすように所定量注入する
。その際、その分の空気は穴603を通ってパッケージ
外部に出るが、パッケージ内部に残った空気800はダ
ンピング液700と共に、穴602,603を半田によ
り埋めることによって封止される。
ム100から成るパッケージ内を第1の室Aと第2の室
Bに区切っている. 又、前記所定の角度とは、製品の寸法や組み付け性を度
外視すれば、水平方向hとなす角度が大きい方が良い.
ダンピング液用達通孔903の大きさは、車両等からの
振動を受けて容易にダンピング液700が流動するのを
抑制するために、出来るだけ小さい方が良いが、あまり
小さいとダンピング液が通過するのに時間がかかるので
、例えばダンピング液の粘度が50〜2000csの場
合はダンピング液用達通孔903の直径を0. 4 m
程度とすれば良い. 又、気体用達通孔904の径も小さい方がダンピング液
700の波立ちや流動を抑制できるので都合が良いが、
あまり小さすぎるとダンピング液700の表面張力との
関係で、カンチレバ−4a側の室から気体800側の室
へ気泡が戻る際に、気泡が気体用達通孔904を通るこ
とが出来なくなるので、本実施例においては例えば隔壁
900の角度40゜、ダンピング液700の粘度50c
sとした場合、気体用達通孔904の直径は1. 5
mとすれば良い. さらに、シェル600にはパッケージの気密封止後にダ
ンピング液700を注入するための穴602及びその際
に空気を逃がすための穴603が形成されている.そし
て、シェル600とステム100間に通電することによ
り両者を電気抵抗溶接し、気密性よく接合される。そし
て溶接後は、吐出先が針状の注入器を穴602に差し込
み、例えばシリコンオイル等のダンピング液700を少
なくとも第1の室Aをほぼ満たすように所定量注入する
。その際、その分の空気は穴603を通ってパッケージ
外部に出るが、パッケージ内部に残った空気800はダ
ンピング液700と共に、穴602,603を半田によ
り埋めることによって封止される。
このように構成される半導体式加速度センサを車両に組
み付けた後、車両の走行加速度、衝突時の検出(エアバ
ッグ用)等に使用されるものであるが、上記実施例によ
れば、組み付け前に何らかの要因によりセンサが逆様に
なったり、揺れたりして第1の室A側に気体800が入
り込んだとしても、その気体800は、その浮力により
水平方向hに対する傾きを有する隔壁仮905に沿って
上昇し、気体用達通孔904よりすみやかに第2の室B
に戻る。又、余分なダンピング液700はその重力によ
りダンピング用達通孔903を介して第1の室Aに戻る
。従って、気泡が気体800がら空間的に離れた状態に
て分離し、第1の室A内に留まることがなく、ダンピン
グ液700が流動するといった不具合がない.それによ
り、半導体式加速度センサのカンチレバー4aには指向
性を悪化させる横方向加速度が作用することがなく対象
とする被検出加速度のみを検出でき、その特性を良好に
することができる.尚、第1の室Aの最上部には表面張
力によりダンピング液700の液面に凹みが生じるが、
この部分の気体800はその浮力の為に流動することが
なく、センサの特性を何ら悪化させない。
み付けた後、車両の走行加速度、衝突時の検出(エアバ
ッグ用)等に使用されるものであるが、上記実施例によ
れば、組み付け前に何らかの要因によりセンサが逆様に
なったり、揺れたりして第1の室A側に気体800が入
り込んだとしても、その気体800は、その浮力により
水平方向hに対する傾きを有する隔壁仮905に沿って
上昇し、気体用達通孔904よりすみやかに第2の室B
に戻る。又、余分なダンピング液700はその重力によ
りダンピング用達通孔903を介して第1の室Aに戻る
。従って、気泡が気体800がら空間的に離れた状態に
て分離し、第1の室A内に留まることがなく、ダンピン
グ液700が流動するといった不具合がない.それによ
り、半導体式加速度センサのカンチレバー4aには指向
性を悪化させる横方向加速度が作用することがなく対象
とする被検出加速度のみを検出でき、その特性を良好に
することができる.尚、第1の室Aの最上部には表面張
力によりダンピング液700の液面に凹みが生じるが、
この部分の気体800はその浮力の為に流動することが
なく、センサの特性を何ら悪化させない。
又、本実施例によると、ダンピング液用達通孔903の
大きさを、ダンピング液700がその重力により第2の
室Bから第1の室Aに戻るのは可能であるが、車両等か
ら受ける振動程度では流動しないような大きさに設定し
てあるので、加速度検出時にこのダンピング液用達通孔
903を介してダンピング液700が流動するのを抑え
ることができ、その分センサの特性を向上することがで
きる。
大きさを、ダンピング液700がその重力により第2の
室Bから第1の室Aに戻るのは可能であるが、車両等か
ら受ける振動程度では流動しないような大きさに設定し
てあるので、加速度検出時にこのダンピング液用達通孔
903を介してダンピング液700が流動するのを抑え
ることができ、その分センサの特性を向上することがで
きる。
又、気体用連通孔904が1ケ所のみに形成されている
ので、例えばダンピング液700の注入液量が多いよう
な場合においても、ダンピング液700のこの気体用達
通孔904を介しての流動を極力抑えることができる。
ので、例えばダンピング液700の注入液量が多いよう
な場合においても、ダンピング液700のこの気体用達
通孔904を介しての流動を極力抑えることができる。
さらに、カンチレバ−4aに対して隔壁900が対象に
形成されているので、振動等を受けて隔壁900がダン
ピング液700に作用する応力はカンチレバー4aに均
等に加わるので、その分検出精度が向上する。
形成されているので、振動等を受けて隔壁900がダン
ピング液700に作用する応力はカンチレバー4aに均
等に加わるので、その分検出精度が向上する。
次に、本発明の第2実施例を第6図(a). (b)を
用いて説明する。尚、隔壁900以外の細部は上記第1
実施例と同様であるので、同一構成要素については同一
符号を付してその説明は省略する.隔壁900の形状は
、本実施例のように断面v字状を成す形状にしても良く
、その場合、気体用達通孔904は第6図(a)におい
て左右両端の最上部に形成される。
用いて説明する。尚、隔壁900以外の細部は上記第1
実施例と同様であるので、同一構成要素については同一
符号を付してその説明は省略する.隔壁900の形状は
、本実施例のように断面v字状を成す形状にしても良く
、その場合、気体用達通孔904は第6図(a)におい
て左右両端の最上部に形成される。
次に、本発明の第3実施例を第7図(a). (b)を
用いて説明する.尚、本実施例においても隔壁900以
外の細部は上記第1実施例と同樺であるので、同一構成
要素については同一符号を付してその説明は省略する。
用いて説明する.尚、本実施例においても隔壁900以
外の細部は上記第1実施例と同樺であるので、同一構成
要素については同一符号を付してその説明は省略する。
隔壁900の形状は、本実施例のように平板状の形状に
しても良い。本実施例の場合、車両等の物体に取り付け
る際に水平方向に対して傾きをもって形成し、その上端
部に気体用連通孔904を、又、隔壁900の中心付近
にダンピング液用達通孔903を設ける. 次に、本発明の第4実施例を第8図(a), (b)を
用いて説明する.尚、本実施例においても隔壁900以
外の細部は上記第1実施例と同様であるので、同一構成
要素については同一符号を付してその説明は省略する.
本実施例のように、隔壁900の形状を曲板状にしても
良い. 次に、本発明の第5実施例を第9図(a). (b).
(C)を用いて説明する。上記第1〜第4実施例にお
いては、気体用達通孔904及びダンピング液用達通孔
903の孔径を特に限定していないので、センサの組み
付け前に何らかの要因により第1の室A側に気体800
が入り込むことがある。そして、第1の室A側に入り込
んだ気体800は第9図(a)中点線で描いた丸で示す
ように、カンチレバ−4aに接した状態で気泡801と
して第1の室A内に留まることがあり、この気泡801
の直径2r+がカンチレバー4aに開けられた間隙4C
に達するような大きさであると、この状態にして衝撃が
加わった場合に、気泡801の一部が第lθ図に示すよ
うにカンチレバ−4a内に入り込むことがある。そして
、このような状態になったならば、カンチレバー4a内
の気泡801は、もはやカンチレバー48外部に抜けら
れなくなり、センサの出力値が異常値を示し、又、カン
チレバ−4aが比・較的小さな衝撃にて折れる可能性も
あるので、そのセンサは不良品として処理される.本実
施例は、上述した問題に対処すべくなされたものであり
、センサの組み付け前にセンサが逆様になったり、揺れ
たりしても第1の室A内に気体800が入るのを極力抑
えると共に、仮に第1の室A内に気体800が入ったと
しても、カンチレバー4a内に入り込むような可能性の
ある気泡801は、その浮力のみで第2の室B側に速や
かに戻れるようにして、センサの不良品発生率を低減す
るものである. まず、第9図(a)を用いて気体用達通孔904の径を
いかに設定すれば良いかを説明する.第1の室A内に入
り込んだ気泡801は、通常第1の室Aを形成する壁に
接した状態にて落ち着いており、従って、第1の室Aを
形成しているシェル600の壁と隔壁900のうち、カ
ンチレバ−4aの間隙4cに最も近接する部位と、間隙
4cとの距離を2r.とする場合、2r+の直径を有す
る気泡801が第1の室A内に存在しなければ、上述し
たような問題は生じない.そこで、直径2r+以上の気
泡801がその浮力により第2の室B側に戻れるように
、気体用達通孔904の径を設定すれば良いのである. 今、2r+の直径を有する気泡801が2rzの径のス
リット(気体用達通孔904)を抜けるには、その径が
2rg以下になる必要がある.そこで2r.の径を有す
る気泡が発生する為の圧力P,を求めると、 ここで、Tsはダンピング液700の表面張力(50c
sのシリコンオイルの場合、20.5dyn/cm)で
ある. 又、2r+の径を有する気泡801が2rzのスリット
で受ける浮力による圧力P!は、である. ここで、W1は気泡801の体積に相当する量のダンピ
ング液700の質量であり、気泡801を球形状と仮定
すると、4/3πrI″・ρ(ρはダンピング液の比重
、シリコンオイル=0.96g/cd)、Gは重力加速
度である。
しても良い。本実施例の場合、車両等の物体に取り付け
る際に水平方向に対して傾きをもって形成し、その上端
部に気体用連通孔904を、又、隔壁900の中心付近
にダンピング液用達通孔903を設ける. 次に、本発明の第4実施例を第8図(a), (b)を
用いて説明する.尚、本実施例においても隔壁900以
外の細部は上記第1実施例と同様であるので、同一構成
要素については同一符号を付してその説明は省略する.
本実施例のように、隔壁900の形状を曲板状にしても
良い. 次に、本発明の第5実施例を第9図(a). (b).
(C)を用いて説明する。上記第1〜第4実施例にお
いては、気体用達通孔904及びダンピング液用達通孔
903の孔径を特に限定していないので、センサの組み
付け前に何らかの要因により第1の室A側に気体800
が入り込むことがある。そして、第1の室A側に入り込
んだ気体800は第9図(a)中点線で描いた丸で示す
ように、カンチレバ−4aに接した状態で気泡801と
して第1の室A内に留まることがあり、この気泡801
の直径2r+がカンチレバー4aに開けられた間隙4C
に達するような大きさであると、この状態にして衝撃が
加わった場合に、気泡801の一部が第lθ図に示すよ
うにカンチレバ−4a内に入り込むことがある。そして
、このような状態になったならば、カンチレバー4a内
の気泡801は、もはやカンチレバー48外部に抜けら
れなくなり、センサの出力値が異常値を示し、又、カン
チレバ−4aが比・較的小さな衝撃にて折れる可能性も
あるので、そのセンサは不良品として処理される.本実
施例は、上述した問題に対処すべくなされたものであり
、センサの組み付け前にセンサが逆様になったり、揺れ
たりしても第1の室A内に気体800が入るのを極力抑
えると共に、仮に第1の室A内に気体800が入ったと
しても、カンチレバー4a内に入り込むような可能性の
ある気泡801は、その浮力のみで第2の室B側に速や
かに戻れるようにして、センサの不良品発生率を低減す
るものである. まず、第9図(a)を用いて気体用達通孔904の径を
いかに設定すれば良いかを説明する.第1の室A内に入
り込んだ気泡801は、通常第1の室Aを形成する壁に
接した状態にて落ち着いており、従って、第1の室Aを
形成しているシェル600の壁と隔壁900のうち、カ
ンチレバ−4aの間隙4cに最も近接する部位と、間隙
4cとの距離を2r.とする場合、2r+の直径を有す
る気泡801が第1の室A内に存在しなければ、上述し
たような問題は生じない.そこで、直径2r+以上の気
泡801がその浮力により第2の室B側に戻れるように
、気体用達通孔904の径を設定すれば良いのである. 今、2r+の直径を有する気泡801が2rzの径のス
リット(気体用達通孔904)を抜けるには、その径が
2rg以下になる必要がある.そこで2r.の径を有す
る気泡が発生する為の圧力P,を求めると、 ここで、Tsはダンピング液700の表面張力(50c
sのシリコンオイルの場合、20.5dyn/cm)で
ある. 又、2r+の径を有する気泡801が2rzのスリット
で受ける浮力による圧力P!は、である. ここで、W1は気泡801の体積に相当する量のダンピ
ング液700の質量であり、気泡801を球形状と仮定
すると、4/3πrI″・ρ(ρはダンピング液の比重
、シリコンオイル=0.96g/cd)、Gは重力加速
度である。
そして、2『,の径の気泡801が2rtのスリットを
通って抜けるには、次の条件が必要である.PI<P! 上記(1), (2)式より、 ・・・・・・・・・《3》 となる. 例えば、r , − 0, 2 craの場合には、r
,を0.41閣より太き《すれば、気泡801がカンチ
レバ−4a内に入り込むのを防ぐことができる.上述し
たように、第1の壁を形成しているシエル600の壁と
隔壁900のうち、カンチレバー4aの間隙4Cに最も
近接する部位と、間隙4Cとの距離が2rtの場合、上
記(3)式を満足するように気体用達通孔904の径2
rgを設定すれば、直径2r+以上の気泡801が第1
の室A内に留まることがなく、カンチレバニ4a内へ入
り込むのを極力抑えることができる.尚、気体用達通孔
904の形状が、円形ではなく第1図(6)に示すよう
に長方形であっても、孔を抜ける気泡801はダンピン
グ液700の表面張力により略球形状であるので、上記
(1)〜(3)式を同じように適用できる.次に、第9
図(b), (C)を用いてダンピング液用達通孔90
3の径をいかに設定すれば良いかを説明する。第9図(
b)はセンサが逆様になった状態で、しかも図中左側の
隔壁900の下側に最大の気体800が留まっている状
態を示している。又、第9図(C)は、隔壁900を真
横から見た図であり、図中の距離Dは隔壁900の奥行
きの長さである。
通って抜けるには、次の条件が必要である.PI<P! 上記(1), (2)式より、 ・・・・・・・・・《3》 となる. 例えば、r , − 0, 2 craの場合には、r
,を0.41閣より太き《すれば、気泡801がカンチ
レバ−4a内に入り込むのを防ぐことができる.上述し
たように、第1の壁を形成しているシエル600の壁と
隔壁900のうち、カンチレバー4aの間隙4Cに最も
近接する部位と、間隙4Cとの距離が2rtの場合、上
記(3)式を満足するように気体用達通孔904の径2
rgを設定すれば、直径2r+以上の気泡801が第1
の室A内に留まることがなく、カンチレバニ4a内へ入
り込むのを極力抑えることができる.尚、気体用達通孔
904の形状が、円形ではなく第1図(6)に示すよう
に長方形であっても、孔を抜ける気泡801はダンピン
グ液700の表面張力により略球形状であるので、上記
(1)〜(3)式を同じように適用できる.次に、第9
図(b), (C)を用いてダンピング液用達通孔90
3の径をいかに設定すれば良いかを説明する。第9図(
b)はセンサが逆様になった状態で、しかも図中左側の
隔壁900の下側に最大の気体800が留まっている状
態を示している。又、第9図(C)は、隔壁900を真
横から見た図であり、図中の距離Dは隔壁900の奥行
きの長さである。
液中の気体800はその体積が大きい程その浮力が大き
くなる。そこで、隔壁900の下側に溜まることができ
る最大の体積の気体800に,ついて、ダンピング液用
達通孔903から抜けないようにすれば、第1の室A側
に気泡801が入り込むのを抑えることができる。
くなる。そこで、隔壁900の下側に溜まることができ
る最大の体積の気体800に,ついて、ダンピング液用
達通孔903から抜けないようにすれば、第1の室A側
に気泡801が入り込むのを抑えることができる。
前述した気体用達通孔904の径を設定するための考え
と同様に考えて、まず、2rsの径を有する気泡が発生
する為の圧力P,を求めると、又、隔壁900の下側に
留まることができる気体800の最大体積に相当する量
のダンピング液700の質量をW2とした場合に、その
気体800が2r.の径のダンピング液用達通孔903
で受ける浮力による圧力P4は、 ここで、Sは隔壁900の面積であり、この例ではS=
LXDである。そして、気体800が2rxのダンピン
グ液用達通孔903を抜けないようにするには、次の条
件が必要である。
と同様に考えて、まず、2rsの径を有する気泡が発生
する為の圧力P,を求めると、又、隔壁900の下側に
留まることができる気体800の最大体積に相当する量
のダンピング液700の質量をW2とした場合に、その
気体800が2r.の径のダンピング液用達通孔903
で受ける浮力による圧力P4は、 ここで、Sは隔壁900の面積であり、この例ではS=
LXDである。そして、気体800が2rxのダンピン
グ液用達通孔903を抜けないようにするには、次の条
件が必要である。
P3 >P4
上記(4). (5)式より、
となる。
例えば、Wz =0. 1 5 g, D=0.3 5
cmSL=1.3cm、パッケージ内に気体800が存
在する量を11%とし光場合、r,を0.32−より小
さくすれば、気泡801が第1の室A内に入り込むのを
防ぐことができる。
cmSL=1.3cm、パッケージ内に気体800が存
在する量を11%とし光場合、r,を0.32−より小
さくすれば、気泡801が第1の室A内に入り込むのを
防ぐことができる。
上述したように、隔壁900の下側に留まることができ
る気体800の最大体積が求まれば、上記(6)式を満
足するようにダンピング液用連通孔903の径2『,を
設計でき、気泡801が第1の室A内に入り込むのを防
ぐことができ、延いては気泡801がカンチレバ−4a
内に入り込むのを防ぐことができる。
る気体800の最大体積が求まれば、上記(6)式を満
足するようにダンピング液用連通孔903の径2『,を
設計でき、気泡801が第1の室A内に入り込むのを防
ぐことができ、延いては気泡801がカンチレバ−4a
内に入り込むのを防ぐことができる。
以上、第1〜第5実施例を説明したが、それらの実施例
において、隔壁900に開けられる連通孔は気体用達通
孔904のみでも良く、ダンピング液用達通孔903は
形成しなくても良い.この場合には、第2の室B内に入
ったダンピング液700は、隔壁900の界面を伝わり
第1の室A内に戻ることになり、適当な量が戻るまでに
は長時間要することになるが、その代わりに、ダンピン
グ液用達通孔903がない為に、逆様になった場合に気
泡801が第1の室Aに入り込むような不具合、あるい
はダンピング液用達通孔903を通ってダンピング液7
00が流動するといった不具合がないという効果がある
。又、各実施例において、第11図に示すようにシェル
600に隔壁900を取り付ける際には、加工限界から
隔壁900とシエル600との間に間隙が生じてしまう
ことがあるが、この間隙をダンピング液用達通孔903
として積極的に利用しても良い。
において、隔壁900に開けられる連通孔は気体用達通
孔904のみでも良く、ダンピング液用達通孔903は
形成しなくても良い.この場合には、第2の室B内に入
ったダンピング液700は、隔壁900の界面を伝わり
第1の室A内に戻ることになり、適当な量が戻るまでに
は長時間要することになるが、その代わりに、ダンピン
グ液用達通孔903がない為に、逆様になった場合に気
泡801が第1の室Aに入り込むような不具合、あるい
はダンピング液用達通孔903を通ってダンピング液7
00が流動するといった不具合がないという効果がある
。又、各実施例において、第11図に示すようにシェル
600に隔壁900を取り付ける際には、加工限界から
隔壁900とシエル600との間に間隙が生じてしまう
ことがあるが、この間隙をダンピング液用達通孔903
として積極的に利用しても良い。
次に、本発明の第6実施例を第12図(a), (b)
を用いて説明する。尚、隔壁900以下の細部は上記第
1実施例と同欅であるので、同一構成要素については同
一符号を付して、その説明は省略する。
を用いて説明する。尚、隔壁900以下の細部は上記第
1実施例と同欅であるので、同一構成要素については同
一符号を付して、その説明は省略する。
本実施例の隔壁900は、水平方向に平行に形成されて
おり、第1の室A内に入り込んだ気泡を第2の室B側へ
導くという作用はないが、その代わりに、隔壁900に
開けられたダンピング液用達通孔903の径は、ダンピ
ング液700のみが行き来でき、ダンピング液700中
の気泡800は通り抜けできないような径に設定してい
る。
おり、第1の室A内に入り込んだ気泡を第2の室B側へ
導くという作用はないが、その代わりに、隔壁900に
開けられたダンピング液用達通孔903の径は、ダンピ
ング液700のみが行き来でき、ダンピング液700中
の気泡800は通り抜けできないような径に設定してい
る。
従って、第2の室Bから第1の室A側に気泡が入り込む
ことがなく、さらにダンピング液用達通孔903の径が
十分に小さいので、この連通孔を介してダンピング液7
00が流動するのを極力抑えることができ、センサの特
性を良《することができる.尚、具体的にはダンピング
液用達通孔903の径は上記(6)式により設定される
径2r,よりも小さい径である。
ことがなく、さらにダンピング液用達通孔903の径が
十分に小さいので、この連通孔を介してダンピング液7
00が流動するのを極力抑えることができ、センサの特
性を良《することができる.尚、具体的にはダンピング
液用達通孔903の径は上記(6)式により設定される
径2r,よりも小さい径である。
次に、本発明の第7実施例を第13図を用いて説明する
.尚、上記第1実施例と同一構成要素については同一符
号を付してその説明は省略する.本実施例では、パッケ
ージ内に隔壁が存在しておらず、その代わりにシェル6
00の角部604を上方にして被検出体に取り付ける.
本実施例においてはシエル600の上側の壁605.6
06が水平方向に対して傾き成分を有することになり、
気体800はその浮力により、これらの壁605.60
6に沿って上方に移動し、上方の角部604でその動き
が抑制されるようになる.従って、本実施例においても
気体800が水平方向に振れるのを抑えることができ、
センサの特性を改善できる.尚、言うまでもなくダンピ
ング液700の流動を抑えるために、隔壁を設けても良
い.次に、本発明の第8実施例を第14図を用いて説明
する。
.尚、上記第1実施例と同一構成要素については同一符
号を付してその説明は省略する.本実施例では、パッケ
ージ内に隔壁が存在しておらず、その代わりにシェル6
00の角部604を上方にして被検出体に取り付ける.
本実施例においてはシエル600の上側の壁605.6
06が水平方向に対して傾き成分を有することになり、
気体800はその浮力により、これらの壁605.60
6に沿って上方に移動し、上方の角部604でその動き
が抑制されるようになる.従って、本実施例においても
気体800が水平方向に振れるのを抑えることができ、
センサの特性を改善できる.尚、言うまでもなくダンピ
ング液700の流動を抑えるために、隔壁を設けても良
い.次に、本発明の第8実施例を第14図を用いて説明
する。
本実施例では、隔壁を取り除き、ビニール等より成る空
気袋850を、固定部材905によって固定するように
している。尚、固定部材905の代わりに接着剤を用い
てシェル600又はステム100に空気袋850を接着
するようにしても良い.この場合、空気袋850の位置
は、カンチレバーを含むセンサエレメント4c(詳細な
図は省略)に接触しない所ならばどこでも良い.この構
成とすることによって、パッケージ内のダンピング液7
00の流動が抑えられ、また、気体が移動するというこ
ともないので、再現性にも優れた高高感度加速度センサ
を提供することができる.次に、本発明の第9実施例を
第15図(a), (b)を用いて説明する.本実施例
は上記第8実施例のように、センサエレメント4Cが設
置されている室内にダンピング液700を充満した例で
ある.まず、ステム100上にセンサエレメント4Cを
設置してシェル600内をダンピング液700で充満す
る.そうした上でメタルダイヤフラム1000でシエル
600の上部を覆い、メタルダイヤフラムI000とシ
ェル600を溶接することにより、ダンピング液700
を封止する.本実施例によると、ダンピング液700の
熱膨張をメタルダイヤフラム1000にて吸収でき、又
、パッケージ内にダンピング液700を充満しているの
で、ダンピング液700が波立つことがなく、さらに、
カンチレバー内に気泡が入り込むといった問題も生じな
い. 尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、その主
旨を逸脱しない限り、例えば以下に示す如く種々変形可
能である. (1)本発明で言う加速度検出手段としては、加速度を
受けてその一部が振動変化し、それにより加速度を検出
するものであれば良く、半導体式のカンチレバーの他に
、圧電式、あるいは金属歪式等のものであっても良い.
又、カンチレバー(片持梁)でなく両持梁としても良い
. (2》上記第1〜第5および第7実施例において、水平
方向に対する傾き成分を有する部分は階段状の壁により
形成されていても良く、その場合には、水平方向に対し
て全体として傾いていれば良い。
気袋850を、固定部材905によって固定するように
している。尚、固定部材905の代わりに接着剤を用い
てシェル600又はステム100に空気袋850を接着
するようにしても良い.この場合、空気袋850の位置
は、カンチレバーを含むセンサエレメント4c(詳細な
図は省略)に接触しない所ならばどこでも良い.この構
成とすることによって、パッケージ内のダンピング液7
00の流動が抑えられ、また、気体が移動するというこ
ともないので、再現性にも優れた高高感度加速度センサ
を提供することができる.次に、本発明の第9実施例を
第15図(a), (b)を用いて説明する.本実施例
は上記第8実施例のように、センサエレメント4Cが設
置されている室内にダンピング液700を充満した例で
ある.まず、ステム100上にセンサエレメント4Cを
設置してシェル600内をダンピング液700で充満す
る.そうした上でメタルダイヤフラム1000でシエル
600の上部を覆い、メタルダイヤフラムI000とシ
ェル600を溶接することにより、ダンピング液700
を封止する.本実施例によると、ダンピング液700の
熱膨張をメタルダイヤフラム1000にて吸収でき、又
、パッケージ内にダンピング液700を充満しているの
で、ダンピング液700が波立つことがなく、さらに、
カンチレバー内に気泡が入り込むといった問題も生じな
い. 尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、その主
旨を逸脱しない限り、例えば以下に示す如く種々変形可
能である. (1)本発明で言う加速度検出手段としては、加速度を
受けてその一部が振動変化し、それにより加速度を検出
するものであれば良く、半導体式のカンチレバーの他に
、圧電式、あるいは金属歪式等のものであっても良い.
又、カンチレバー(片持梁)でなく両持梁としても良い
. (2》上記第1〜第5および第7実施例において、水平
方向に対する傾き成分を有する部分は階段状の壁により
形成されていても良く、その場合には、水平方向に対し
て全体として傾いていれば良い。
以上述べたように、本発明によると、加速度検出手段が
設置された室内に封入されたダンピング液中に、センサ
の特性を悪化させる要因となる気泡が留まることがない
ので、ダンピング液の流動を極力抑えることができ、延
いては横方向加速度の影響を低減できるので、センサの
特性を向上させることができるという効果がある.
設置された室内に封入されたダンピング液中に、センサ
の特性を悪化させる要因となる気泡が留まることがない
ので、ダンピング液の流動を極力抑えることができ、延
いては横方向加速度の影響を低減できるので、センサの
特性を向上させることができるという効果がある.
第1図(萄は本発明の第1実施例の破砕断面図、第1図
(ロ)は同図(a)におけるB−B線断面図、第2図(
a)は第1図におけるセンサエレメントの上面図、第2
図(ロ)は同図(a)におけるA−A線断面図、第3図
は本発明の第1実施例の気密封止前における全体の斜視
図、第4図(a)は本発明の第1実施例の隔壁の正面図
、第4図Φ)は同図(a)の底面図、第4図(C)は同
図(a)のC−C線断面図、第5図は台座の斜視図、第
6図(a)は本発明の第2実施例の破枠断面図、第6図
(b)は同図(a)におけるB−B線断面図、第7図(
a)は本発明の第3実施例の破枠断面図、第7図(b)
は同図(a)におけるB−B線断面図、第8図(a)は
本発明の第4実施例の要部破枠断面図、第8図(b)は
同図(a)におけるB−B線断面図、第9図(a).(
b)は本発明の第5実施例を説明する為の模式断面図、
第9図(C)は隔壁を真横から見た図、第10図はカン
チレバー内に気泡が入り込んだ状態を示す断面図、第1
1図は間隙をダンピング液用達通孔として利用した例を
示す破枠断面図、第12図(a)は本発明の第6実施例
の破枠断面図、第12図ら)は同図(a)におけるB−
B線断面図、第13図は本発明の第7実施例の破砕断面
図、第14図は本発明の第8実施例の破砕断面図、第1
5図(a)は本発明の第9実施例の上面図、第15図℃
)は同図(a)の断面図、第16図(a)は従来考えら
れる半導体式加速度センサの破砕断面図、第16図(b
)は同図(a)におけるB−B線断面図、第16図(C
)は同図(a)におけるC−C線断面図である。 1・・・自由端,4a・・・カンチレバー,6・・・台
座.8・・・支持体,100・・・ステム,600・・
・シェル,700・・・ダンピング液.800・・・気
体.900・・・隔壁,903・・・ダンピング液用達
通孔,9o4・・・気体用達通孔。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほかl名) 一 第 図 (C) 第 図 第 600:シェル 第 図 第 ■ 第 図 第 図 4C・・・でレワエレ1−一ト 魚・−・2 気 850−・2気現 905・一固t舒社 第14 図
(ロ)は同図(a)におけるB−B線断面図、第2図(
a)は第1図におけるセンサエレメントの上面図、第2
図(ロ)は同図(a)におけるA−A線断面図、第3図
は本発明の第1実施例の気密封止前における全体の斜視
図、第4図(a)は本発明の第1実施例の隔壁の正面図
、第4図Φ)は同図(a)の底面図、第4図(C)は同
図(a)のC−C線断面図、第5図は台座の斜視図、第
6図(a)は本発明の第2実施例の破枠断面図、第6図
(b)は同図(a)におけるB−B線断面図、第7図(
a)は本発明の第3実施例の破枠断面図、第7図(b)
は同図(a)におけるB−B線断面図、第8図(a)は
本発明の第4実施例の要部破枠断面図、第8図(b)は
同図(a)におけるB−B線断面図、第9図(a).(
b)は本発明の第5実施例を説明する為の模式断面図、
第9図(C)は隔壁を真横から見た図、第10図はカン
チレバー内に気泡が入り込んだ状態を示す断面図、第1
1図は間隙をダンピング液用達通孔として利用した例を
示す破枠断面図、第12図(a)は本発明の第6実施例
の破枠断面図、第12図ら)は同図(a)におけるB−
B線断面図、第13図は本発明の第7実施例の破砕断面
図、第14図は本発明の第8実施例の破砕断面図、第1
5図(a)は本発明の第9実施例の上面図、第15図℃
)は同図(a)の断面図、第16図(a)は従来考えら
れる半導体式加速度センサの破砕断面図、第16図(b
)は同図(a)におけるB−B線断面図、第16図(C
)は同図(a)におけるC−C線断面図である。 1・・・自由端,4a・・・カンチレバー,6・・・台
座.8・・・支持体,100・・・ステム,600・・
・シェル,700・・・ダンピング液.800・・・気
体.900・・・隔壁,903・・・ダンピング液用達
通孔,9o4・・・気体用達通孔。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほかl名) 一 第 図 (C) 第 図 第 600:シェル 第 図 第 ■ 第 図 第 図 4C・・・でレワエレ1−一ト 魚・−・2 気 850−・2気現 905・一固t舒社 第14 図
Claims (2)
- (1)被検出体に取り付けて、該被検出体に印加される
加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、 前記加速度検出手段の全体を浸すような量であって、か
つその熱膨張を吸収すべく前記パッケージ内に所定量の
気体を存在させるような量だけ前記パッケージ内に封入
されたダンピング液と、前記加速度を受けない状態にお
いて、前記気体から空間的に離れた状態にて気泡が分離
し、前記加速度検出手段が設置された前記室内に該気泡
が留まるのを防止する手段 を備えることを特徴とする高感度加速度センサ。 - (2)該検出体に取り付けて、該被検出体に印加される
加速度を検出する高感度加速度センサであって、 少なくとも1つの室を有するパッケージと、前記室内に
設置され、前記加速度を受けてその一部が振動変化する
加速度検出手段と、 前記加速度検出手段の全体を浸すべく、前記加速度検出
手段が設置された室内に充満されたダンピング液と、 前記加速度検出手段が設置された室の少なくとも一部を
区画するものであって、前記ダンピング液の熱膨張を吸
収すべく変形可能に形成された部材と を備えることを特徴とする高感度加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090922A JP2786240B2 (ja) | 1988-04-11 | 1989-04-10 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8844788 | 1988-04-11 | ||
JP63-88447 | 1988-04-11 | ||
JP1090922A JP2786240B2 (ja) | 1988-04-11 | 1989-04-10 | 加速度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231571A true JPH02231571A (ja) | 1990-09-13 |
JP2786240B2 JP2786240B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=26429821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090922A Expired - Lifetime JP2786240B2 (ja) | 1988-04-11 | 1989-04-10 | 加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786240B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04164259A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-09 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体加速度センサ |
US5549785A (en) * | 1992-09-14 | 1996-08-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Method of producing a semiconductor dynamic sensor |
DE4218324C2 (de) * | 1991-06-03 | 2003-04-17 | Denso Corp | Halbleiter-Dehnungssensor |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4036232Y1 (ja) * | 1964-01-22 | 1965-12-22 | ||
JPS6379073A (ja) * | 1986-09-23 | 1988-04-09 | Nippon Denso Co Ltd | 半導体式加速度センサ |
JPS6363771U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | ||
JPS63128469U (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-23 |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP1090922A patent/JP2786240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4036232Y1 (ja) * | 1964-01-22 | 1965-12-22 | ||
JPS6379073A (ja) * | 1986-09-23 | 1988-04-09 | Nippon Denso Co Ltd | 半導体式加速度センサ |
JPS6363771U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | ||
JPS63128469U (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-23 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04164259A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-09 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体加速度センサ |
DE4218324C2 (de) * | 1991-06-03 | 2003-04-17 | Denso Corp | Halbleiter-Dehnungssensor |
US5549785A (en) * | 1992-09-14 | 1996-08-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Method of producing a semiconductor dynamic sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2786240B2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |