JPH0223109B2 - - Google Patents

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JPH0223109B2
JPH0223109B2 JP58503656A JP50365683A JPH0223109B2 JP H0223109 B2 JPH0223109 B2 JP H0223109B2 JP 58503656 A JP58503656 A JP 58503656A JP 50365683 A JP50365683 A JP 50365683A JP H0223109 B2 JPH0223109 B2 JP H0223109B2
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JP
Japan
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packet
controller
trunk
circuit
signal
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JP58503656A
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Jonasan Shiiruzu Taanaa
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AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Technologies Inc
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Publication date
Application filed by AT&T Technologies Inc filed Critical AT&T Technologies Inc
Publication of JPS59501851A publication Critical patent/JPS59501851A/ja
Publication of JPH0223109B2 publication Critical patent/JPH0223109B2/ja
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L12/5602Bandwidth control in ATM Networks, e.g. leaky bucket
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
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    • H04L2012/5631Resource management and allocation
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    • H04L43/10Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route
    • H04L43/106Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route using time related information in packets, e.g. by adding timestamps
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

請求の範囲 1 通信チヤネル118とパケツト交換ネツトワ
ーク116とをインターフエースする回路を通過
するパケツトトラヒツクを測定するためのトラヒ
ツク監視装置3120において: 複数のパケツトのおのおのの通信の際にパケツ
ト存在信号を生成するための手段1403; 該パケツト存在信号に応答して所定期間内に該
パケツトの通信に費やされる現時間の量を表わす
ビツト信号の第1のセツトを計算するための手段
5902−5905; 該所定期間内にパケツトの通信に費やされた先
の時間の量を表わすビツト信号の第2のセツトを
格納するための手段5906; 該ビツト信号の第1と第2のセツトからビツト
信号の第1と第2のサブセツトをそれぞれ選択す
る手段5907−5909;および 該ビツト信号の第1と第2のサブセツトに応答
して該先の時間からの該現時間の偏位を示す報告
信号を生成するための手段5910を含むトラヒ
ツク監視装置。
2 請求の範囲第1項に記載のトラヒツク監視装
置において、該選択手段が マスクビツト信号のセツトを格納するためのマ
スクレジスタ5909; 前記ビツト信号の第1および第2のセツトのビ
ツト信号ならびに該マスクレジスタの格納された
マスクビツト信号に応答して該ビツト信号の第1
および第2のサブセツトを論理的に生成するため
のマスク回路手段5907,5908からなるト
ラヒツク監視装置。
3 請求の範囲第1項に記載のトラヒツク監視装
置において、該計算手段が 該パケツト存在信号に応答して制御速度信号の
もとに増分される累算器5904; 一定の規定時間が経過すると制御信号を生成す
るためのタイマ手段5902,5903;および 該制御信号に応答して該累算器の最上位ビツト
信号を該ビツト信号の第1のセツトとして格納す
るための現時間レジスタ5905を含むトラヒツ
ク監視装置。
4 請求の範囲第3項に記載のトラヒツク監視装
置において、該累算器が該制御信号に応答して該
累算器の内容を2で割ることによつて次の規定期
間における別のパケツト存在信号の受信に備えて
いるトラヒツク監視装置。
5 請求の範囲第3項に記載のトラヒツク監視装
置において、該タイマ手段が該制御速度信号に応
答して減分して該規定時間の経過を計算するカウ
ンタ手段5902; 該カウンタ手段がゼロに減分することに応答し
て該制御信号を発生する手段、 および該規定時間を表わす信号を格納するレジ
スタ手段5903を含むトラヒツク監視装置。
技術分野 本発明は音声及びデータ信号の統合通信方式及
びパケツト交換装置に関する。より詳細には、本
方式及びパケツト交換装置は交換ネツトワークを
相互接続する伝送ラインのトラヒツク負荷の監視
を提供する。
発明の背景 交換ネツトワーク自体が高速デジタル伝送リン
クによつて相互に接続されている多数の交換ネツ
トワークによつて相互接続される無数の端末を持
つ大規模パケツト交換システムにおいては、各デ
ジタル伝送ラインによつて搬送されているトラヒ
ツク量を正確及び効率的に監視する必要がある。
伝送リンクによつて相互接続された汎用コンピユ
ータから構築される先行技術におけるパケツト交
換システムでは、トラヒツク負荷量の監視はパケ
ツト交換を遂行するのと同一のコンピユータによ
つて遂行される。パケツト交換及び負荷監視機能
の両方を遂行する必要性から生じるこのコンピユ
ータに対する実時間性制約のため負荷を測定する
ための正確なアルゴリズムを提供することは困難
で、このため従来技術においては特定の伝送リン
クの負荷を近似するアルゴリズムが使用されてき
た。このアルゴリズムは伝送リンク間にパケツト
を送信するのに必要な実時間を測定するのでな
く、一定の時間内に伝送されるパケツトの数を計
算し、この数を既定の負荷の値と比較する。各パ
ケツトの長さが異なるためこれらアルゴリズムは
負荷の正確な測定値を与えるものではない。
パケツト交換システム内の正確なトラヒツク量
の監視が必要なのは多くの理由の中でも特にこの
システム内の2点の間に複数の潜在的な経路が存
在するためである。つまり、負荷を正確に知るこ
とによつてシステムを通じて負荷のバランスを保
つことが可能である。さらに、相互接続リンクな
どのような高速デジタル伝送装置を使用するシス
テムにおいては、トラヒツク負荷の測定はこの測
定がパケツトの伝送に遅れを生じさせないような
方法にて実施されることが望ましい。
発明の要約 本発明の説明のための方式及び装置において
は、先行技術におけるこの問題は、経路内のパケ
ツトのトラヒツク負荷測定を伝送リンクとパケツ
ト交換ネツトワークとの間の複数のインタフエー
ス装置によつて独立的及び正確に遂行することに
よつて解決される。この測定は基本的にこのイン
タフエース装置によつて遂行され、中央処理装置
の関与は最小限にとどまる。
正確度は各インタフエース装置によつて一定の
期間内にパケツトの通信に必要な実時間を繰り返
し測定し、この測定値に関して統計的平滑機能を
遂行することによつて達成される。この統計的平
滑動作は前期間のデータを現測定の開始点として
利用するが、これによつて短期間の急速なトラヒ
ツク変動の影響が最小限に押えられる。個々のパ
ケツトに要求される実時間を測定することはパケ
ツトの長さが異なるために必要である。この監視
は基本的にインタフエース装置によつて実行さ
れ、中央処理装置はトラヒツク過負荷状態の処理
及び測定機能の初期化にのみ必要である。
好ましくは、各インタフエース装置はトラヒツ
ク量の変動が負荷の複数の既定のパーセントより
増減すると中央処理装置にこれを通知する。この
機能によつて中央処理装置はシステム内のトラヒ
ツク負荷の重大な増減を自動的に知らされる。初
期化時及びシステム動作の必要な時点において、
中央処理装置はインタフエース装置によつて基準
として使用される負荷の即定のパーセントを任意
に決定する。こうして、中央処理装置はそのシス
テム内のトラヒツク負荷をそのシステム動作の必
要性に応じて監視できる。インタフエース装置
は、例えば、トランクコントローラであり、伝送
リンクは、例えば、高速デジタルトランクであ
る。
トランクコントローラは関連するトランクにパ
ケツトが送信されている時間を反復して計算する
ための累算器を持つ。トランクコントローラはこ
の計算の反復速度を決定するための一定の期間を
生成するためのタイマ回路を持つ。トランクコン
トローラはさらに計算された算出した現時間及び
算出した前時間を格納するための現時間レジスタ
及び前時間レジスタを含む。一定の期間の終端に
おいて、現在の算出時間を表わすビツト信号が累
算器から現時間レジスタに送信される。次に現時
間レジスタ内に格納されたビツト信号と前時間レ
ジスタ内に格納されたサブセツトのビツト信号が
比較器によつて比較される。2個のサブセツトの
ビツト信号が等しくない場合は、報告信号が生成
され、例えば、中央処理装置に送信される。この
比較の後、現時間レジスタ内に格納されているビ
ツト信号が前時間レジスタ内に格納され、前時間
レジスタが次の比較のため更新される。このサブ
セツトはマスクレジスタ内に格納されるビツト信
号によつて制御される2個のマスク回路を使用し
てこの2個のレジスタの内容から選択される。こ
のマスクレジスタの内容は中央処理装置によつて
初期化の際にロードされる。中央処理装置はまた
初期化の際に一定の固定期間を表わすビツト信号
をタイマ回路に提供する。
従つて、本発明の大まかな特徴はトラヒツク負
荷の複数の変動のチエツクが2つの連続する期間
に関するトラヒツク測定値を選択的に比較するこ
とによつて達成されることである。
本発明のもう1つの特徴は通信チヤネルをパケ
ツト交換ネツトワークと相互接続するためのイン
ターフエース回路にある。このインタフエース回
路は以下の回路を含みまた以下の方法にて動作す
る。送信回路による通信チヤネルへのパケツトの
実際の伝送において、この送信回路は1つのパケ
ツト送信信号を生成する。すると、累算器がこの
パケツト存在信号に応答してこのパケツトのチヤ
ネルへの実際の伝送に消費される現時間の量を表
わす第1のセツトのビツト信号を生成する。基準
時間を表わす第2のセツトのビツト信号を格納す
るのに1つの記憶回路が使用される。最後に、別
の回路が第1及び第2のセツトのビツト信号を代
表するサブセツトのビツト信号に応答して算出さ
れた現時間が基準時間から外れていることを示す
報告信号が生成される。好ましくは、このサブセ
ツトのビツト信号は第1及び第2のサブセツトの
ビツト信号を含むが、これらはマスクレジスタの
内容によつて制御されるマスキング回路によつて
第1及び第2のセツトのビツト信号から選択され
る。マスクレジスタは最初、中央処理装置によつ
てロードされる。
トランクコントローラによつて交換ネツトワー
クに相互接続された少なくとも1つのトランクを
持つパケツト交換システム内の負荷を監視するた
めの本方式は、一定の期間内にトランクにパケツ
トが送信されている実際の時間を反復計算するこ
とによつて遂行される。次に、現算出時間が前算
出時間と選択的に比較される。この現算出時間と
前算出時間の選択的な比較はこれら時間の各々を
表わす第1及び第2のセツトのビツト信号を使用
することによつて達成される。第3のセツトのビ
ツト信号が現算出時間を表わす第1のセツトのビ
ツト信号から選択され前算出時間を表わす該第2
のセツトのビツト信号から同様に選択された第4
のセツトのビツト信号と比較される。こうして選
択されたビツト信号のセツトが等しくない場合
は、例えば、交換ネツトワークを制御する中央処
理装置に1つの報告信号が送信される。比較のた
めセツトのビツト信号を選択することによつて、
単一でなく複数のトラヒツク負荷の変動をチエツ
クすることが可能である。
図面の詳細な説明 図面は第1図から63図までを含む。第1図及
び第2図は本発明の基本構築ブロツクを強調する
ため太線によつて交換ネツトワーク及びトランク
コントローラを示す。第2A図、31図、及び5
9図から62図までは特にトランクコントローラ
によるトラヒツク負荷監視を実現するための構成
を示す。他の図面において示される要素は前述し
た特許明細書にて開示するものと類似するもので
ある。一般的に、システム要素には、それが図面
に始めて示される場合、その要素の番号の最上位
の数字に図面の番号に使用される数字が使用され
ている。
第1図及び第2図は、ブロツク図の形式にて、
本発明の交換アーキテクチヤーを使用する通信シ
ステムを示し; 第2A図はトラヒツク負荷監視回路の動作を機
能的に図解し; 第3図はこの交換ネツトワークを通じて発信側
顧客端末から着信先顧客端末に送られる呼設定パ
ケツトの内容を図示し; 第4図は呼設定パケツトの受信に応答して着信
先顧客端末から発信側顧客端末に伝送される呼応
答パケツトの内容を図解し; 第5図は交換アレイ170の詳細なブロツク図
であり、 第6図は第3図の呼設定パケツトを交換ネツト
ワーク116及びトランクコントローラ129を
介してトランクコントローラ130から中央処理
装置115に経路指定するためのスイツチパケツ
トを図解し; 第7図から9図は第4図の呼応答パケツトを交
換ネツトワーク116を通じてトランクコントロ
ーラ131からトランクコントローラ130まで
の各種の段階を経て伝送するために使用されるス
イツチパケツトの内容を図解し、 第10図は交換ネツトワーク116の交換節点
500−15の詳細なブロツク図であり; 第11図は交換節点500−15の入力制御器
1000の詳細なブロツク図であり; 第12図は入力制御器1000のアドレス回転
回路1106の詳細なブロツク図であり; 第13図は交換節点500−15の出力制御器
1007の詳細なブロツク図であり; 第14図は、ブロツク図形式にて、トランクコ
ントローラ131を図解し; 第15図はトランクコントローラ131のメモ
リ1401の論理構造を図解し; 第16図から第26図はトランクコントローラ
131の受信機1402を構成するサブシステム
の詳細なブロツク図であり; 第27図はトランクコントローラ131のアド
レス制御器1404の詳細なブロツク図であり; 第28図はメモリ1401と関連してのアドレ
ス制御器1404の論理動作を図解し; 第29図はアドレス制御器1404の受信イン
タフエース2701内に使用されるポインタ装置
の詳細なブロツク図であり; 第30図は受信インタフエース2701の詳細
なブロツク図であり; 第31図はトランクコントローラ131のスイ
ツチインタフエース1418の詳細なブロツク図
であり; 第32図から第40図はトランクコントローラ
131の入力回路1406を構成するサブシステ
ムの詳細なブロツク図であり; 第41図はトランクコントローラ131の出力
回路1405のブロツク図であり; 第42図から第44図はトランクコントローラ
131の出力回路1405のサブシステムによつ
てトランクコントローラ131のメモリ1401
から読出されたパケツトに関して遂行されるパケ
ツト変換を図解し; 第45図から第49図はトランクコントローラ
131の出力回路1405を構成するサブシステ
ムの詳細なブロツク図であり; 第50図から53図はトランクコントローラ1
31の送信機1403を構成するサブシステムの
詳細なブロツク図であり; 第54図はタイミング図であり; 第55図はスイツチ インタフエース1418
の出力制御器3106の詳細なブロツク図であ
り; 第56図はスイツチ インタフエース1418
の入力制御器3107の詳細なブロツク図であ
り; 第57図は入力制御器3107の入力制御器5
602の詳細なブロツク図であり; 第58図は入力制御器3107の出力制御器5
601の詳細なブロツク図であり; 第59図は本発明を構成するスイツチインタフ
エース1418のトラヒツク負荷監視回路(通信
量監視回路)3120の詳細なブロツク図であ
り; 第60図はシステム保守チヤネル200の図で
あり; 第61図は保守チヤネルパケツトの内容を図解
し; 第62図はシステム保守チヤネル200のトラ
ンクコントローラ盤保守回路6001の詳細なブ
ロツク図であり;そして 第63図は本発明の説明のための特定の実施態
様を図解するのに2個の図面がいかに構成されて
いるかを示す。
詳細な説明 第1図及び第2図は複数の顧客、例えば顧客1
00あるいは110にサービスを提供する複数の
市内局102,103,108及び109、並び
に複数の市外局104−107を持つ1つの説明
のためのパケツト交換システムを示す。以下の説
明においては第1図及び第2図のパケツト交換シ
ステムを構成するサブシステムの一般的な説明を
行なう。次にトランクコントローラに使用される
負荷監視回路の簡単な説明に戻り本発明に焦点を
合せる。次に顧客100のレジデンスインタフエ
ースから顧客110のレジデンスインタフエース
に伝送されるパケツトにパケツト交換システムを
通じての経路内において各トランクコントローラ
によつて必要な自己経路指定情報がいかにして挿
入されるかその方法について述べる。全ての顧客
110のレジデンスインタフエース155に類似
のレジデンスインタフエースを持つ。交換システ
ムを通じてのパケツトの経路指定について説明を
終えたら、経路指定情報の編集手順について述
べ、次に、この情報をその経路内の各トランクコ
ントローラに格納する方法について述べる。最後
に、第1図及び第2図の各々のブロツクの詳細な
説明を行なう。
第1図に示すごとく、市内局102は重複交換
アレイ170及び171を含む交換ネツトワーク
116から構成される。交換ネツトワーク116
は複数のトランクコントローラを終端し、中央処
理装置トランクコントローラ129を介して中央
処理装置115と協力するが、該トランクコント
ローラ129も交換ネツトワークに接続されてい
る。トランクコントローラ131は、例えば、導
線132を介して交換ネツトワーク116から情
報を受信し、導線133を介して交換ネツトワー
ク116に情報を送信する。各々のトランクコン
トローラはシステム負荷を監視するのに必要な回
路を含み、システム負荷が即定のパーセントを越
えたあるいは下回つた場合、そく報告をする。さ
らに、関連する中央処理装置は負荷のこのパーセ
ントを変更することが可能である。例えば、トラ
ンクコントローラ131はトランク118の負荷
量を監視し、この負荷を中央処理装置115に報
告する。各々のトランクコントローラは片方向伝
送媒体によつてこのネツトワークに結合される。
交換ネツトワーク116はさらに2個の同一で
あるが別個の交換アレイ170及び171を持
つ。各々のトランクコントローラはいずれかの交
換アレイにあるいは該アレイからの情報の送信あ
るいは受信が可能である。例えば、トランクコン
トローラ131は交換アレイ170から導線17
7を介して情報を受信し、また交換アレイ171
から導線178を介して情報を受信する。トラン
クコントローラ131は交換アレイ170に導線
173を介して情報を送信し、交換アレイ171
に導線175を介して情報を送信する。
市内局102の顧客側においては、市内局は集
合機を介して顧客に接続されており、該集合機は
交換ネツトワークとトランクコントローラを介し
て相互接続される。集合機は後に詳述する交換ネ
ツトワーク116の内部交換アーキテクチヤーと
類似のアーキテクチヤーを持ち、また自蔵トラン
クコントローラを持つが、該トランクコントロー
ラはこの集合機を関連するトランクとインタフエ
ースさせる。集合機のトランクコントローラは後
に詳述するトランクコントローラ131と類似す
る。各々の集合機はこれに接続されたマイクロプ
ロセツサを持つが、これは関連するアクセスライ
ンコントローラとともに初期起呼シーケンスの遂
行並びにパケツト交換システム内を伝送されるパ
ケツトの固有の自己経路指定機能の補足としての
呼監視機能を提供するのに使用される。顧客装置
はアクセスラインコントローラによつて集合機と
接続される。各々のアクセスラインコントローラ
は論理アドレス及び制御情報を格納するが、これ
らは制御マイクロプロセツサによつてこのアクセ
スラインコントローラ内に格納される。この論理
アドレス情報は相互接続コントローラを介して関
連する交換ネツトワーク内を伝送されるパケツト
によつて取られる経路の最初の部分を制御するの
に使用される。各々のアクセスラインコントロー
ラは各々の顧客装置内に含まれるレジデンスイン
タフエースに標準双方向伝送媒体によつて接続さ
れる。パケツトはアクセスラインコントローラと
レジデンスインタフエースとの間を標準パケツト
プロトコールを使用して伝送されるが、該プロト
コールはこのレジデンスインタフエースとアクセ
スラインコントローラとの間の通信のために3個
の仮想チヤネルを定義する。
各々のトランクコントローラは論理アドレスを
スイツチアドレスに変換するための翻訳テーブル
を含むが、該アドレスは交換ネツトワークによつ
てパケツトを着信先トランクコントローラに経路
指定するために使用される。
保守チヤネル200は中央処理装置115とこ
れと関連するトランクコントローラとの間の保守
通信を提供する。交換ネツトワーク116は市外
局、例えば、市外局104に高速トランクによつ
て相互接続されているが、該トランクの両端はト
ランクコントローラによつて終端される。第2図
の事項は概ね第1図の事項と重複する。
第2A図はトランクコントローラ131内の通
信負荷監視回路179の基本的、機能的要素の機
能図である。この監視回路の詳細は第59図の説
明と関連して示されており、データ回路の詳細は
第14図から第58図に示される。負荷監視回路
はコントローラ131からトランク118への実
伝送負荷を測定する。統計的平滑化機能は前の期
間の測定値を2で割り、これを次の期間の初期値
として使用することによつて実行される。前の連
続する期間における負荷測定値が通信負荷が負荷
のパーセントのどれかの規模より増加あるいは減
少したことを示す場合、監視回路179によつて
データ回路180及び保守チヤネル200を介し
て中央処理装置115に1つの報告信号が送信さ
れる。この決定は最初に特定のビツトマスクした
後の連続期間に関しての負荷測定値を表わす番号
を比較することによつて遂行される。
第2A図に詳細に示すごとく、測定を実施すべ
き期間はタイマ回路202によつて決定される。
中央処理装置115は最初に交換ネツトワーク1
16及びデータ回路180を介して保守書込みパ
ケツト内に含まれるこの情報を伝送することによ
つてこの期間をタイマ回路202に、またマスク
ビツトをマスクレジデンス211にロードする。
累算器201は一定の期間内にトランクコントロ
ーラ131によつてトランク118にパケツトが
送信されている時間を計算するのに使用される。
トランク、例えば、トランク118は通信チヤネ
ルとも呼ばれる。現時間レジスタ203は最も新
しく計算された時間を格納し、一方、前時間20
4は前に計算された時間を格納する。。マスキン
グ動作はマスクレジスタ211の制御下において
マスキング回路205及び206によつて遂行さ
れる。計算時間の比較は比較器207によつて遂
行されるが、該比較器は不一致が生じた場合、報
告信号を生成し導線212上に送信する。可期間
の終端において、累算器201の内容は通信負荷
レジスタ213にロードされる。これによつて、
中央処理装置115が交換ネツトワーク116及
びデータ回路180を通じて伝送される保守読出
し回路を使用して実負荷レベルを得ることが可能
となる。
パケツトがトランクに伝送されている間、デー
タ回路180はデータ存在信号を負荷監視回路1
79に導線213を介して連続的に伝送する。デ
ータ存在信号を受信すると、累算器201は一定
速度にて連続的に増分される。タイマ回路202
は連続的にタイミングを刻ざむ。前時間レジスタ
204は前の期間に対する計算時間を含む。その
期間が終了すると、タイマ回路202は導線20
9上にタイムアウトパルスを送信する。現時間レ
ジスタ203は導線209上のタイムアウトパル
スに応答して累算器201の最上位ビツトを格納
するが、この格納されるビツトは計算された現時
間を表わす。累算器201はタイムアウトパルス
に応答し、その内容に関して右2進シフトを遂行
するが、この結果これが2で割られることとな
る。マスク回路205及び206はマスクレジス
タ211の内容をマスキングビツトとして使用
し、レジスタ203及び204の内容に関して2
進AND動作を遂行する。マスク回路205及び
206の出力が等しくない場合、比較器207は
データ回路180に導線212を介して1つの報
告信号を伝送する。一方、回路180はこの信号
を保守チヤネル200を介して中央処理装置11
5に送信する。タイムアウトパルスを生成後まも
なく、レジスタ204はレジスタ203の内容を
格納し、これを比較器207による次の比較のた
めの前時間測定値として提供する。
通じ負荷監視機能及び構成の説明はこの位にし
て、次に自己経路指定情報を得てこれを適当なア
ドレスラインコントローラ及びトランクコントロ
ーラのアドレスメモリに格納する手順について説
明する。この情報は呼セツトアツプパケツトから
得られるが、該パケツトは発信側顧客装置に接続
された適当なアクセスラインコントローラから、
この呼セツトアツプパケツトが着信先顧客装置に
到来するのに通過しなければならない経路を形成
する各種の集合機並びに市内及び市外局と関連す
る各種マイクロプロセツサ及び中央処理装置に送
信される。呼セツトアツプパケツトがこの経路を
進む過程において、各処理装置はこのパケツトに
新論理アドレスを挿入し、また適当なアクセスラ
インコントローラあるいはトランクコントローラ
内に必要な論理及びスイツチアドレス情報を格納
する。アクセスラインコントローラを介して着信
先顧客装置に接続されている集合機と関連するマ
イクロプロセツサにてこの呼セツトアツプパケツ
トが受信されると、これを受信したマイクロプロ
セツサは接続されたアクセスラインコントローラ
に適当な論理及びスイツチアドレス情報を送信
し、該コントローラはこれをそのアドレスメモリ
内に格納する。これを受信したマイクロプロセツ
サは次に呼応答パケツトの生成及び送信を行なう
が、該パケツトは呼が正しくセツトアツプされた
ことを示す。発信側顧客アクセスラインコントロ
ーラによつてこの呼応答パケツトが受信される
と、パケツトの経路を形成するアクセスラインコ
ントローラ及びトランクコントロール内に必要な
全ての経路情報がセツトアツプされ、パケツトを
関連する処理装置によつて処理されることなくパ
ケツトを交換ネツトワークを通じて直接伝送でき
る。
ここで顧客100と110との間の電話呼の確
立について説明することによつてこの呼セツトア
ツプパケツトの用途を詳細に説明する。顧客10
0は顧客110の電話番号をダイアリイグするこ
とによつて顧客110を呼出す。顧客100に関
連するレジデンスインタフエースは従来の方法に
よつてダイアルされた数字を集める。レジデンス
インタフエースがダイアルされた数字を集め終え
たら、これはパケツト形式にてこのダイアルされ
た数字をライン122を通じてアクセスラインコ
ントローラ112aに送信する。顧客100と関
連するレジデンスインタフエースからパケツトを
受信すると、アクセスラインコントローラ112
aは第3図に示すパケツトをアセンブルし導線1
22を介してマイクロプロセツサ111に送信す
る。このパケツト識別子欄はこのパケツトを信号
法パケツトとして同定し、またデータ欄の最上位
バイト内の“1”はこのパケツトが呼セツトアツ
プパケツトであることを示す。データ欄の残りの
部分はダイアルされた電話番号を含む。
第3図のパケツトを受信すると、マイクロプロ
セツサ111は詳細な電話番号を調べ交換ネツト
ワーク116を通じての接続が必要であることを
知る。最初に、マイクロプロセツサ111はアク
セスラインコントローラに後続のパケツトによつ
て使用されるべき新たなアドレス及びトランク1
17を集合機112に接続する集合機112のト
ランクコントローラを定義するスイツチアドレス
を送信する。このスイツチアドレスは集合機11
2によつて後続のパケツトをトランク117に経
路指定するのに使用される。次に、マイクロプロ
セツサ111は集合機112のトランクコントロ
ーラ内にアクセスラインコントローラ112aを
同定するスイツチアドレス及び顧客100と関連
するレジデンスインタフエースとの通信において
アクセスラインコントローラ112aによつて使
用されるべき仮想回路を定義する情報を格納す
る。最後に、マイクロプロセツサ111は第3図
に示すのと類似するが、論理アドレス欄にアクセ
スラインコントローラ112aのアドレスメモリ
内に格納された論理アドレスを持つパケツトをア
センブルする。この新パケツトは集合機112、
トランク117、トランクコントローラ130、
交換ネツトワーク116、及びトランクコントロ
ーラ129を経て中央処理装置115に送信され
る。
マイクロプロセツサ111からのパケツトを受
信すると、中央処理装置115はテーブル検索動
作を遂行することによつてダイアルされた電話番
号よりこの呼が局104に接続されるべきである
ことを知る。中央処理装置115は最初にパケツ
トに含まれた論理アドレスとトランクコントロー
ラ130を同定するスイツチアドレスをトランク
コントローラ131に送信する。トランクコント
ローラ131はこのアドレス情報を内部メモリ内
に格納しまたこの情報をセツトアツプされたこの
呼と関連する後続パケツトに関して必要な論理ア
ドレスからスイツチアドレスへの翻訳を遂行す
る。中央処理装置115は次にトランクコントロ
ーラ130に新たな論理アドレス及び制御器13
1を同定するスイツチアドレスを送信する。この
アドレス情報はパケツトをトランクコントローラ
130から交換ネツトワーク116にセツトアツ
プされたこの呼と関連するトランクコントローラ
131に送信するために必要な論理アドレスから
スイツチアドレスへの翻訳を遂行するために使用
される。中央処理装置115によつて遂行される
最後の動作は第3図に示すのと類似の起呼パケツ
トを交換ネツトワーク131、トランク118、
トランクコントローラ140及び交換ネツトワー
ク146を経て中央処理装置131に送信するこ
とである。中央処理装置113に送信されるパケ
ツト情報はその論理アドレス欄に先にトランクコ
ントローラ130内に格納されたのと同一の論理
アドレス情報を含む。
トランク118からパケツトを受信すると、中
央処理装置113はこのパケツトに応答して前述
の中央処理装置115によつて起呼パケツトと関
連して遂行された動作と類似の動作を遂行する。
中央処理装置113は次に1つの起呼パケツトを
交換ネツトワーク146、トランクコントローラ
142、トランク119、トランクコントローラ
147、及び交換ネツトワーク148を経て中央
処理装置113に送信する。中央処理装置123
は中央処理装置113によつて遂行されたのと類
似の動作を遂行し1つの新たな起呼パケツトを交
換ネツトワーク148、トランクコントローラ1
49、トランク120、トランクコントローラ1
50及び交換ネツトワーク151を経て中央処理
装置114に送信する。中央処理装置123から
起呼パケツトを受信すると、中央処理装置114
はトランクコントローラ141にこのパケツトの
論理アドレス情報及びトランクコントローラ15
0を同定するスイツチアドレスを格納する。中央
処理装置114は次に新たな論理アドレス及びト
ランクコントローラ141を同定するスイツチア
ドレスをトランクコントローラ150に送信し、
該トランクコントローラ150はこの情報を格納
する。トランクコントローラ141及び150内
に必要な情報の格納を終えると、中央処理装置1
14はその論理アドレス欄にトランクコントロー
ラ150内に先に格納された論理アドレスを持つ
新たな起呼パケツトをアセンブルし、この起呼パ
ケツトを交換ネツトワーク151、トランクコン
トローラ141、トランク124、及び集合機1
26を経てマイクロプロセツサ125に送信す
る。
中央処理装置114からこの起呼パケツトを受
信すると、マイクロプロセツサ125はその論理
欄内に含まれる論理アドレス情報を読出し、この
論理アドレス情報をアクセスライン制御器126
aのアドレスメモリ152内に格納する。マイク
ロプロセツサ125は次に第4図に示す呼応答パ
ケツトを第1図及び第2図のパケツト交換システ
ムへの先に定義された経路を経てマイクロプロセ
ツサ111に送信する。第4図のパケツトの論理
アドレス欄はマイクロプロセツサ125が中央処
理装置114からの起呼パケツト内に受信した論
理アドレスを含む。トランクコントローラ141
は第4図のパケツトを受信すると先に格納した論
理アドレスからスイツチアドレスへの翻訳情報を
使用して論理アドレス内の内容を翻訳し、この呼
応答パケツトにこの先に格納された論理アドレス
を挿入する。トランクコントローラ141による
この翻訳からの結果はトランクコントローラ15
0を同定する。このスイツチアドレスは交換ネツ
トワーク151によつてこの呼応答パケツトをト
ランクコントローラ150に経路指定するのに使
用される。この呼応答パケツトは同様に各種のト
ランクコントローラに経路指定され最終的にマイ
クロプロセツサ111によつて受信される。マイ
クロプロセツサ111によつてこの呼応答パケツ
トが受信されると、呼を各種交換ネツトワークを
経て経路指定するのに必要な全ての情報がその経
路内のトランクコントローラ及びアクセスライン
制御器に格納される。
交換ネツトワークの交換アレイ170の詳細を
第5図に示す。交換アレイ170への全ての接続
は第1図に示すトランクコントローラを介して実
行される。トランクコントローラは1.54Mb/s
の速度にて情報を受信し、この情報をネツトワー
クに8Mb/sの速度にて送信する。各々のトラ
ンクは関連するトランクからの5パケツトの情報
を緩衝することが可能である。トランクからの入
力の所でのパケツトの緩衝はこれらをネツトワー
クに送信する前に一時的に送信を遅らせるために
必要である。緩衝はまたネツトワークから受信さ
れる情報をトランクコントローラが関連するトラ
ンクに再送信する前に一時的に保持するためにも
必要である。各々のトランクコントローラはトラ
ンクに再送信する前にネツトワークからの最高40
パケツトまでの情報を緩衝することが可能であ
る。各々のトランクコントローラは交換アレイ1
70への1つの入力接続及び1つの出力接続を持
つ。例えば、第5図に示すごとくトランクコント
ローラ130は交換アレイ170に導線172を
経て情報を送信し、また交換アレイ170から導
線176を経てデータを受信する。
交換アレイ170は3つの段階の交換節点を含
む。第1の段階は節点500−0から500−1
5までから構成され、第2の段階は交換節点50
1−0から501−15までから構成され、そし
て第3の段階は交換節点502−0から502−
15までから構成される。アレイへの送信は左か
ら右に行なわれる。各々の交換節点はパケツトス
イツチである。各々のパケツトスイツチは4つの
入力を持ち、各入力について1つのパケツトを緩
衝することが可能である。任意の入力にて受信さ
れたパケツトはパケツトスイツチの4つの出力端
子の任意の1つから送信可能である。入力端子に
パケツトが受信されると、このパケツト内に含ま
れるアドレスを使用してパケツトを再送信するの
にどの出力端子を使用すべきか決定される。出力
端子を特定の交換節点に指定するにはアドレスの
2つの最上位ビツトのみが使用される。例えば、
交換節点500−12は最上位ビツトが0である
ときはリンク505に、最上位ビツトが1である
ときはリンク506に、最上位ビツトが2である
ときはリンク507に、そして最上位ビツトが3
であるときはリンク508にパケツトを送信す
る。
各々の節点は次の段階の受信交換節点がその段
階からのパケツトの送信にどの出力端子を使用す
るかを指定できるように最上位ビツト位置が正し
いビツトを持つようにアドレスビツトを正しく配
列させる必要がある。
第5図に示す交換アレイ170の動作は第3図
に示すパケツトをこのアレイから中央処理装置1
15に交換する例を説明することによつてトラン
ク117を経て交換アレイ170に送信される。
第3図に示すパケツトを受信すると、トランクコ
ントローラ130は第6図に示す新たなパケツト
を形成する。
新たなパケツトはトランク117から受信され
た元のパケツトを取り、フラツグ及び挿入ビツト
を除去し、開始ビツト欄、パケツト長欄、着信先
トランクコントローラ欄、発信側トランクコント
ローラ欄、制御器欄、着時間の新たな欄並びに新
たなCRT欄を加えることによつて形成される。
トランクコントローラ130は“0”を含むパケ
ツト識別子に応答して着信先トランクコントロー
ラ欄に“0”を挿入する。これは中央処理装置1
15がこれに接続されているトランクコントロー
ラ129に対するトランク番号である。トランク
コントローラ130は交換ネツトワーク116の
自体の出力接続番号(この例では48)を発信側
トランクコントローラ欄に挿入する。開始ビツト
はネツトワークパケツトの開始を定義しまたパケ
ツト長はネツトワークパケツトの長さを定義す
る。トランクコントローラ130は着時間欄にそ
の日の時間を挿入する。第6図のパケツトが形成
され、節点500−12の入力513が空いてい
ると、トランクコントローラ130はこのパケツ
トを制御器500−12に送信する。
節点500−12はアドレス欄の最上位ビツト
を調べ、このビツトが0であるためリンク505
を選択する。出力リンク505を経てこのパケツ
トを節点501−12に送信する前に、節点50
0−12はアドレス欄を2ビツト左に回転させ
る。この結果、この2個の最上位ビツトが最下位
ビツトとなり、第6図に示すアドレス欄の2個の
中位ビツトが2個の最上位ビツトとなる。
節点501−12はこれを受信するとアドレス
欄を調べ、最上位ビツトが0であるため出力51
2を選択する。節点501−12もアドレス欄を
2ビツト左に回転する。節点501−12はパケ
ツトを出力端子512を経て節点502−0に送
信する。このパケツトを受信すると、節点502
−0はアドレス欄を調べ、このアドレスの2つの
最上位ビツトが0であるため出力端子514を選
択する。トランクコントローラ129はこのパケ
ツトを受信すると、開始ビツト、ネツトワークア
ドレス欄、及びネツトワークパケツト長を除去
し、中央処理装置115にパケツト識別子、論理
アドレス、時間スタンプ、及びデータ欄並びに再
計算したCRT欄を送信する。
第2の例を使用して第5図に示す交換アレイ1
70の動作の説明をする。この動作は第4図に示
すパケツトが交換アレイ170を経てトランク1
18に送信されるのに続いて起こる。第4図に示
すパケツトを受信すると、トランクコントローラ
131は第7図に示すパケツトを形成する。この
パケツトの形成を終えると、トランクコントロー
ラ131はこのパケツトを入力端子515を経て
交換節点500−15に送信する。交換節点50
0−15はこのネツトワークアドレス欄の2個の
最上位ビツトを調べ(この場合は2進の3)、ラ
イン516を選択して第7図に示すパケツトを送
信する。交換節点500−15はリンク516を
経てのパケツトの送信を開始する前に、ネツトワ
ークアドレス欄の左回転動作をし、この結果第8
図に示すパケツトを得る。このパケツトを交換節
点500−15から受信すると、交換節点501
−15は第88図に示すネツトワークアドレス欄
の2個の最上位ビツトを調べ、パケツトを送信す
るため出力517を選択する。パケツトを送信す
る前に交換節点501−15はパケツトの左回転
動作を実行し、その結果第9図に示すパケツトを
得る。第9図に示すパケツトを受信すると、交換
節点502−12はこのネツトワークアドレス欄
に応答して導線135を経てパケツトをトランク
コントローラ130に送信する。交換節点502
−12もネツトワークアドレス欄の左回転動作を
遂行する。導線135を経てトランクコントロー
ラ130に送信されるパケツトは第9図に示すパ
ケツトのネツトワークアドレス欄を回転したもの
である。トランクコントローラ130は新たなパ
ケツトを形成するが、このパケツトは第9図に示
すパケツトと類似するが開始ビツト、ネツトワー
クパケツト長、着信先トランクコントローラ、発
信側トランクコントローラ、制御器、及び着時間
欄が削除されており、新たなCRT欄が計算及び
挿入されており、また時間スタンプ欄が更新され
ている点が異なる。トランクコントローラ130
は次にこの新たなパケツトをトランク117に送
信する。
当業者にとつて、第5図に示すネツトワーク1
16の交換アレイ170を拡張して追加の交換節
点を加えることによつてこれ以上のトランクを終
端することが可能であることが理解できよう。さ
らに当業者にとつて、このような交換アレイを使
用してコンピユータや端末などの数個のデジタル
装置が接続可能であることも理解できよう。第1
図及び第2図の他の交換ネツトワーク及び集合機
の設計は交換ネツトワーク116の設計と類似し
たものである。
交換節点500−15の詳細を第10図に示
す。第10図の交換節点も交換節点500−15
の設計と類似の設計である。交換節点は4つの入
力制御器を持つが、該制御器は4つの出力制御器
の任意の1つに情報を送信できる。入力制御器1
000から1003まではケーブルを経て出力制
御器1004から1007までに接続される。例
えば、入力制御器1000はケーブル1008を
経て出力制御器1007に接続される。ケーブル
1008は3つの導線1009,1010、及び
1011を含む。第10図の他の相互接続ケーブ
ルもケーブル1008と同一の設計を持つ。
入力制御器1000が出力制御器1007に送
信すべきパケツトを持つ時、これは導線1010
を経て要求信号を送信する。入力制御器1000
はこの信号を全パケツトが出力制御器1007に
送信し終るまで連続して送信する。出力制御器1
007が入力制御器1000から情報を受信でき
る状態にある時は、出力制御器1007は導線1
011を経て入力制御器1000に了解信号を送
信する。この了解信号を受信すると、入力制御器
1000は導線1009を経て出力制御器100
7へのパケツトの送信を開始する。
例えば、第7図に示すパケツトは第10図に示
す交換節点500−15間を以下の方法によつて
送信される。入力制御器1000が開始ビツトを
認知した時には、これは開始ビツトだけでなくそ
のネツトワークアドレスの2つの最上位ビツトを
既に受信している。入力制御器1000はネツト
ワークアドレス欄の2つの最上位ビツトを復号し
てパケツトがケーブル1008を経て出力制御器
1007に送信されるべきであることを知る。入
力制御器1000は導線1010を経て送信開始
の許可を要求し、出力制御器1007が導線10
11を経て了解信号をリターンすると、入力制御
器1000はケーブル1008を経て信号制御器
1007へのパケツトの送信を開始する。入力制
御器1000はネツトワークアドレス欄の送信を
行なう前にこのアドレスを左に2ビツト回転して
送信されるべきネツトワークアドレスが第8図に
示すアドレスと同一になるようにする。このパケ
ツト開始ビツトを受信すると、出力制御器100
7はこのパケツトのリンク516に向けての送信
を開始する。
第10図の入力制御器1000の詳細を第11
図に示す。入力回路1110は入力端子515よ
り情報を受信してまたリンク解放信号を第11図
のトランクコントローラ130にコントローラ1
104の制御下において入力端子515を経て送
信する。リンク解放信号の機能については出力制
御器1007の説明の所でより詳細に述べる。入
力桁送りレジスタ1100は開始ビツトを検出す
るのに使用されるが、該ビツトはパケツトの開始
を示す。これに加えて、桁送りレジスタ1100
はネツトワークパケツト長欄を抽出しこれを長さ
レジスタ1102に保存し、またネツトワークア
ドレス欄の2つの最上位ビツトを抽出しこれをア
ドレスレジスタ1101に保存する。バツフア桁
送りレジスタ1103は各64ビツトの記録毎に1
つの出力を生成する。この出力はコントローラ1
104の制御下においてデータセレクタ1105
によつてバツフア桁送りレジスタ1103の未使
用の部分をバイパスするのに使用される。このバ
イパスは出力回路にパケツトを送信する前に全パ
ケツトを緩衝する必要がない時に行なわれ、入力
制御器1000間のパケツトの伝送速度を高め
る。アドレス回転回路1106はこのアドレスが
パケツトの残りの部分と共に選択された出力制御
器に送信される前に前述のネツトワークアドレス
欄の左回転動作を遂行する。マルチプレクサ11
07はコントローラ1104の制御下においてデ
ータをケーブル1008,1012,1013あ
るいは1014のどれにに送信すべきかを選択す
る。
ここで入力制御器1000の動作を先の第7図
のパケツトの送信を例に説明する。入力桁送りレ
ジスタ1100は導線1111を介してシステム
クロツク161によつて連続的にクロツクされ
る。データが入力端子515を経て受信される
と、これはクロツクに合わせて入力桁送りレジス
タ1100に送信される。入力桁送りレジスタ1
100のビツト位置10に開始ビツトが到達する
と、コントローラ1104はこのビツトを検出
し、導線1113上に1つのパルスを送信する。
このパルスは長さレジスタ1102にネツトワー
クパルス長欄を格納させ、またアドレスレジスタ
1101にネツトワークアドレス欄の2つの最上
位ビツトを格納させるが、これらは入力桁送りレ
ジスタ1100のビツト位置0及び1に含まれ
る。
コントローラ1104はこの2つの最上位アド
レスビツトがパケツトが出力制御器1007に送
信されるべきであることを示すため導線1010
を介して1つの要求(信号)を送信する。この要
求がなされている間、データは入力桁送りレジス
タ1100からバツフア桁送りレジスタ1103
にシフトされるが、該バツフア桁送りレジスタは
数個の出力端子を持つ。これら出力端子はバツフ
ア桁送りレジスタ1103内の異なるビツト位置
に接続される。コントローラ1104が導線10
11を経て出力制御器1007から了解信号を受
信すると、コントローラ1104はバツフア桁送
りレジスタ1103内のバツフア桁送りレジスタ
1103の出力のどの位置にこのパケツトの開始
ビツトが送られているのかを計算する。これは出
力制御器1007へのパケツトの送信をできるだ
け速く開始するために実行される。この計算に基
ずいて、コントローラ1104はデータセレクタ
1105を制御して、これにバツフア桁送りレジ
スタ1103の指定の出力を選択させる。この制
御情報はケーブル1117を経てデータセレクタ
1105に送信される。データセレクタ1105
はデータを選択された出力からアドレス回転回路
1106に送信する。データを送信する前にコン
トローラ1104は導線1119を経てパケツト
開始信号を送信することによつてアドレス回転回
路1106をリセツトする。コントローラ110
4は次に長さレジスタ1102内に格納されたパ
ケツト長情報をケーブル1120を介して読出
し、これから入力桁送りレジスタにパケツトの終
端が入力されたかを調べる。パケツトが終端し、
桁送りレジスタ1103からの送信が開始される
と、コントローラ1104は導線1115を介し
てリンク解放信号を送信する。この信号は3状態
ドライバ1109及び入力端子515を経て入力
ポート503−60に送信される。このリンク解
放信号は入力制御器1000が他のパケツトを受
信できる状態であることを示す。
第12図にアドレス回転回路1106の詳細を
示す。回路1106の目的はアドレス欄を左に2
ビツト回転させることによつて2つの最上位ビツ
トを最下位ビツトにすることである。この回転は
各々の入力制御器が2個の最上位ビツトのみを復
号することから必要である。桁送りレジスタ12
00及び1203は2ビツト桁送りレジスタであ
り、データ制御器1202は桁送りレジスタ12
00あるいは桁送りレジスタ1203のいずれか
の出力を選択するのに使用される。制御回路12
09はアドレス回転回路の動作を制御する。制御
回路1209は導線1119を経てコントローラ
1104からパケツト開始信号を受信すると、導
線1207を経て桁送りレジスタ1200に、ま
た導線1205を経て桁送りレジスタ1203に
クロツク信号を送信する。このクロツク信号は導
線1210を経てシステムクロツク161から受
信される信号から派生される。制御器1209は
導線1208を介してデータセレクタ1202に
桁送りレジスタ1203の出力が導線1118上
に送信されるように選択させる。制御回路120
9は次に導線1118を通じて伝送中のビツトの
数をカウントし、ネツトワークアドレス欄の2つ
の最上位ビツトが桁送りレジスタ1203内に含
まれている時は、制御回路1209は導線120
5を経ての桁送りレジスタ1203へのクロツク
信号の送信を中止し、そしてデータセレクタ12
02に桁送りレジスタ1200の出力を選択させ
る。制御回路1209はここで導線1118を経
てネツトワークアドレス欄の残りのビツトが送信
されてしまうまで待つ。終了した時点において、
制御回路1209は桁送りレジスタ1203への
クロツク信号を開始して、データセレクタ120
2に桁送りレジスタ1203の出力を選択させ
る。この動作の結果ネツトワークアドレス欄の最
上位ビツトが回転する。
第13図に出力制御器1007を詳細に示す。
制御回路1300は入力制御器1000から10
03までからの要求に応答するが、これら要求は
ケーブル1008,1015,1016、及び1
017を経て送信される。フリツプフロツプ13
01がセツトされている時は、制御回路1300
はこの要求に応答して1つの了解信号をそれを要
求する入力制御器に上記のケーブルの1つを経て
送信する。要求に対する了解を終えると、コント
ローラ1300はデータセレクタ1303に適当
なケーブル1008,1015,1016、ある
いは1017からのデータ導線を選択させる。制
御回路1300はケーブル1308を経て適当な
制御情報をデータセレクタ1303に送信する。
データセレクタ1303は選択された入力端子よ
り受信したデータ情報を導線1037に伝送す
る。3状態装置1302は導線1307上のこの
情報を受信しこのデータをリンク516を経て入
力回路1305に送信するが、該入力回路130
5は交換節点501−15の1部を構成する。制
御回路1300は導線1309を介して3状態装
置1302の出力を制御する。
第13図に示す出力制御器1007の動作の詳
細をデータのパケツトをケーブル1008を経て
出力制御器1007に送信する入力制御器100
0の先の例に従つて述べる。入力制御器1000
が導線1010を経て要求信号を送信すると、制
御回路1300はリンク516が他の入力制御回
路によつて使用されていずまたフリツプフロツプ
1301がセツトされている場合、導線1011
を経て入力制御器1011に了解信号を送信す
る。フリツプフロツプ1301がセツトされてい
る場合、制御回路1300はこの了解信号を入力
制御器1000に送信し、そしてケーブル130
8を介してデータセレクタ1303に導線100
9上に伝送されるデータを選択させこのデータを
導線1307上に送信させる。これに加えて、制
御回路1300は3状態装置1302を起動し導
線1307上のこの情報をリンク516に送信さ
せる。
入力制御器1000は全パケツトの送信を終え
ると、導線1010からの要求信号を除去する。
導線1010からの要求信号の除去を終えたら、
制御回路1300は導線1310を経てフリツプ
フロツプ1310にリセツト信号を送信し、ケー
ブル1308及び導線1309を経ての信号の送
信を停止させる。交換節点501−15の入力制
御器が他のパケツトを受信できる状態になるとこ
れは導線1306、3状態装置1311、及びリ
ンク516を経てリンク解法信号を送信する。こ
のリンク解放信号はS入力を経てフリツプフロツ
プ1310をセツトする。フリツプフロツプ13
01がセツトされると、制御回路1300は入力
制御器からの要求信号に応答することが再度可能
となる。
トランクコントローラ131の詳細を第14図
に示す。他のトランクコントローラもトランクコ
ントローラ131と類似したものである。トラン
クコントローラ131はトランク118と交換ネ
ツトワーク116の交換アレイ170及び171
の間のインタフエース機能を持つ。トランクコン
トローラ131は中央処理装置115からのスイ
ツチ選択情報を受信し、この情報を使用してパケ
ツト交換アレイ170か交換アレイ171の適当
な方に送信し、また交換アレイ170あるいは1
71の適当な方からパケツトを受信する。トラン
クコントローラ131はトランク118からのパ
ケツトを受信機1402を介して受信し、また送
信機1403を介してパケツトをトランク118
に送信する。トランク118はここでボイル
(Boyle)、カルトン(Colton、ダマン
(Dammann)、カラフイン(Karafin)、及びマン
(Mann)による“伝送/交換インタフエース及
び市外ターミナル装置”、56ベルシステム テク
ニカルジヤーナル((The Bell System
Technical Journal)1057、1058ページ(1977
年)に記載の1.544Mb/sのデータ伝送速度を持
つ電話デジタル伝送装置を使用する。受信機14
02及び送信機1403は上記雑試の1058ページ
に示すDSX−1装置にインタフエースされる。
トランクコントローラ131はパケツトを交換ネ
ツトワーク116に出力回路1405を経て送信
し、また交換ネツトワーク116から入力回路1
406を経てパケツトを受信する。交換インタフ
エース1418は中央処理装置115からの情報
を受信してこれに基づいてパケツトを交換ネツト
ワーク116の交換アレイ170及び171のど
ちらから受信あるいは送信すべきかを判断する。
パケツトはアドレス制御器1404を介してメモ
リ1401内の4つの循環バツフアの1つに送信
あるいはこれらの1つから受信される。アドレス
制御器1404はこの循環バツフアに対するポイ
ンタを含むが、入力回路1406、出力回路14
05、送信機1403、及び受信機1402はさ
れらポインタを使用してメモリ1401からの読
出し及びこれへの書込みを行なう。
通常のデータパケツトがトランク118から交
換ネツトワーク116に伝送される例を説明す
る。第3図に示すのと類似の入りパケツトは受信
機1402によつて直列にて1.544Mb/sの速度
にて受信される。受信機1402はパケツトに到
着時間を加え、この直列情報を1つのバイトに変
換する。バイトのアセンブルを完了したら、これ
は制御バス1408を経て書込み要求をアドレス
制御器1404に送信する。受信機1402は次
にこのバイトをデータバス1407及びアドレス
制御器1404を経てメモリ1404に書込む。
メモリ1401内に書込まれたこのバイトの位置
は受信機1402と関連するアドレスポインタに
よつて指定される。この過程が受信機がメモリ1
401に全パケツトを伝送し終えるまで続けられ
る。受信機1402が全パケツトの送信を完了す
ると、これは制御バス1408を経てアドレス制
御器1404にパケツト終端信号を送信する。ア
ドレス制御器1404は次に制御バス1412を
経て出力回路1405にパケツト存在信号を送信
する。このパケツト存在信号はメモリ1401内
に1つの完全なパケツトが存在する限り送信され
る。
出力回路1405は制御バス1412を経てア
ドレス制御器1404に順次読出し要求をするこ
とによつてメモリ1401内に格納されたパケツ
トを読み出す。アドレス制御器1404は1つの
ポインタを保持するが、このポインタはメモリ1
401内のどの語が出力回路1405を経てネツ
トワークに伝送されるべきパケツトと関連するか
を指定する。出力回路1405は8mb/sの速度
にてパケツトの呼出し及び送信を行なう。パケツ
トを交換ネツトワーク116に送信するために
は、出力回路1405は第6図に示すのと類似の
パケツトを形成する。この形成は元パケツトから
の論理アドレス欄を使用して論理翻訳テーブルの
位置を指定し、またパケツト長欄を計算すること
によつてなされる。これに加えて、出力回路14
05は新たなCRC欄を計算し、制御欄を更新し、
そして開始ビツトを加える。これら動作は直列形
式によつてなされるが、全パケツトを緩衝する必
要はない。
ここでパケツトが交換ネツトワーク116から
トランク118に伝送される別の例について考慮
する。交換ネツトワーク116からのパケツトは
交換インタフエース1418を経て入力緩衝14
06によつて受信される。入力回路1406はこ
のデータをバイト形式にする。入力回路1406
は次に制御バス1414を経て書込み要求を送信
し、そしてデータバス1413を経てアドレス制
御器1404にこのパケツトを送信する。アドレ
ス制御器1404はこの情報をメモリアドレスバ
ス1417、メモリデータバス1415、及びメ
モリ制御バス1416を経てメモリ1401に書
込む。全パケツトがメモリ1401内に格納され
たら、入力回路1406は制御バス1414を経
てパケツト終端信号をアドレス制御器1404に
送信する。アドレス制御器1404はここで制御
バス1410を経てパケツト存在信号を送信機1
403に送信する。送信機1403はアドレス制
御器1404に読出し要求をし、データバス14
09を経てパケツトを受信する。送信機1403
はこのパケツトを第4図に示すのと類似のパケツ
トに変換し、これを1.544Mb/sの速度にてトラ
ンク118に送信する。送信機1403はさらに
エラーチエツク、及びCRC欄の再計算をする。
これ加えて、送信機1403はパケツトの時間ス
タンプ欄の更新を行なう。これらは現在の時間か
ら到着時間を引き、この差を時間スタンプ欄に加
ることによつて行なう。
トランクコントローラ131は各種の目的に使
用される各種パケツトを処理する。これらパケツ
トは大まかに通常データパケツト、トランク及び
スイツチテストパケツト、保守読出し及び書込み
パケツト、並びにメモリ読出し及び書込みパケツ
トに分類できる。パケツトの種類はパケツト識別
子あるいは制御欄内の値によつて判別される。通
常データパケツトはトランク及び交換ネツトワー
ク間を通じてデータ及び信号法情報を搬送する。
これは最も一般的なパケツトである。トランクテ
ストパケツトは2個のトランクコントローラを含
むトランク、及び稼働のトランク装置をテストす
るのに使用される。このテストは以下のように実
施する。つまり、このテストパケツトは関連する
中央処理装置によつて形成され、交換ネツトワー
クを経て第1のトランクコントローラに送られ
る。この第1のトランクコントローラはこのパケ
ツトのCRC欄のチエツクをし送信の間にエラー
が発生したかを調べる。エラーが発生した場合に
は、この第1のトランクコントローラはテストパ
ケツトを打ち切り、一方、エラーが発生しなかつ
た時はこの第1のトランクコントローラはトラン
ク装置を経て第2のトランクコントローラにこの
テストパケツトを送る。第2のトランクコントロ
ーラはこのテストパケツトを受信すると、同様の
CRCチエツクを実行し、エラーが発生しなかつ
た場合にはこのパケツトを第1のトランクコント
ローラにループ式に送り戻し、該制御器は次にこ
のパケツトを交換ネツトワークを経て中央処理装
置に送り戻す。中央処理装置は送信エラーが発生
したことを一定の時間が経過してもテストパケツ
トがループ式に送り戻されて来ないことによつて
知る。スイツチテストパケツトは交換ネツトワー
ク内の経路をテストするのに使用される。スイツ
チテストパケツトは中央処理装置によつて交換ネ
ツトワークを通じてトランクコントローラに送ら
れる。トランクコントローラはこのパケツトを
(そのパケツト内に指定の)第2のトランクコン
トローラに交換し、この第2のトランクコントロ
ーラは次にこのパケツトを中央処理装置に送り戻
す。
保守パケツトは保守情報をトランクコントロー
ラと関連する中央処理装置との間に送信するのに
使用される。例えば、保守パケツトは中央処理装
置114によつてトランクコントローラ131に
パケツトの送信及び受信に交換ネツトワーク11
6のどの交換アレイを使用するかを指定するのに
使用されるが、これに関しては第55図と関連し
て述べる。保守パケツトはまた、後に第59図と
関連して述べるごとくトラヒツク報告の程度に関
してのパラメータをセツトするのにも使用され
る。保守読出し動作においては、中央処理装置は
保守読出しパケツトをトランクコントローラに送
る。トランクコントローラはこの情報を読出しこ
れをそのパケツトに書込み、次にそのパケツトを
中央処理装置にリターンする。保守書込み動作に
おいては、中央処理装置は保守書込みパケツトを
トランクコントローラに送る。トランクコントロ
ーラはパケツトからの情報を保守レジスタに書込
み、そして次に同じ情報を保守レジスタから読み
出す。読出された情報は保守書込みパケツト内に
置かれ中央処理装置に送り戻される。メモリパケ
ツトは中央処理装置が指定のメモリ位置からの情
報の読出し及び指定メモリ位置への情報の書込み
を可能とする。これらパケツナは読出し及び書込
みされるのが保守レジスタでなくメモリ位置であ
ることを除き保守パケツトと類似する。
第15図はメモリ1401内に含まれる4つの
パケツトバツフア、及び論理チヤネル翻訳テーブ
ルを示す。受信機1402から到着するパケツト
は受信バツフア1501あるいはトランクテスト
バツフア1502のどちらかに書込まれる。トラ
ンクテストバツフア1502はトランクにループ
式に送り戻されるテストパケツトのために確保さ
れる。他の全ての到着パケツトは受信バツフア1
501に送られる。入力回路1406から到着す
るパケツトは送信パケツト1503かスイツチテ
ストバツフア1504のいずれかに書込まれる。
送信バツフア1503は送信機1403を経てト
ランク上に送信されるパケツトによつて使用され
る。スイツチテストバツフア1504はスイツチ
テストパケツト、及びメモリ読出し及び書込みパ
ケツトによつて使用される。論理翻訳テーブル1
505は中央処理装置からメモリ書込みパケツト
を介して受信された論理アドレスから物理アドレ
スへの翻訳情報を含む。
メモリ1401内の循環バツフアの読出し及び
書込みはアドレス制御器1404内に位置する読
出し及び書込みポインタによつて制御される。こ
れら読出し及び書込みポインタは各種バツフア内
の特定のメモリ位置を指す。読出し及び書込みポ
インタは受信機1402、送信機1403、入力
回路1406及び出力回路1405に提供され
る。これらポインタは回路によつて異なる各種循
環バツフアの読出しあるいは書込みに使用され
る。この構造は以下のごとくである。つまり、受
信回路−−受信バツフア及びトランクテストバツ
フア書込みポインタ;出力回路−−受信バツフア
及びスイツチテストバツフア読出しポインタ;入
力回路−−送信バツフア及びスイツチテストバツ
フア書込みポインタ;送信回路−−送信バツフア
及びトランクテストバツフア読出しポインタであ
る。
各種読出し及び書込みポインタに加えて、アド
レス制御器1401はさらに一時ポインタを含
む。受信機1404は1つの一時ポインタを持つ
が、このポインタは書込みポインタの値を保存す
るのに使用される。各々のパケツト書込み動作の
開始において、このポインタはその書込みポイン
タと同一アドレスにセツトされる。パケツトが書
込まれている間にエラーが発見された時は、この
書込みポインタがこの一時ポインタのアドレスに
送り戻される。このようにして、エラーを含むパ
ケツトが重複書込みされることによつて、これが
効果的に放棄される。入力回路1406は2つの
一時ポインタを持つ。1つはその書込みポインタ
の値を保存するのに使用される。もう1つの一時
ポインタはメモリ書込み動作の際に使用される
が、これについては後に述べる。出力回路140
5は1つの一時ポインタを持つがこれはメモリ読
出し動作の際に使用される。
以下の説明はトランクからスイツチネツトワー
クへの通常のデータパケツトのパケツトの流れを
示す。受信機1402はトランクパケツトを受信
し、このトランクパケツトに複数個の0を挿入し
て、パケツト内にこのトランクパケツトをスイツ
チパケツトに変換する領域を提供する。この変換
が完了すると、受信機1402はこのパケツトを
メモリ1401内の受信バツフア1501に書込
むためにアドレス制御器1404に書込み要求を
行なう。アドレス制御器1404はこの書込み要
求を受信し受信バツフア書込みポインタを提供す
る。受信機1402はここで受信バツフア150
1のこの書込みポインタによつて指定されるアド
レスの所にこのパケツトを書込む。アドレス制御
器1404は次に出力回路1405にパケツト存
在信号を送信して、出力回路1405にアドレス
制御器1404に読出し要求を送信させる。アド
レス制御器1404は受信バツフア読出しポイン
タを提供し、出力回路1405がこの読出しバツ
フアによつて指定されるアドレスの所で受信バツ
フア1501を読出すことを可能にする。出力回
路1405はこのパケツトを読出し、必要な欄を
修正することによつてこのトランクパケツトをス
イツチパケツトに変換し、必要な論理から物理ア
ドレスへの翻訳を実行し、そしてそのパケツトを
スイツチインタフエース1418に送る。この論
理から物理アドレスへの翻訳はメモリ1401内
の論理翻訳テーブルを読出し、必要なパケツト欄
を更新することから成る。パケツトを受信する
と、スイツチインタフエース1418はこのパケ
ツトを交換ネツトワークの交換アレイ170ある
いは171のどちらかに送信すべきかを判断す
る。
通常のデータパケツトのスイツチネツトワーク
からトランクへのパケツトの流れは以下の通りで
ある。パケツトはスイツチインタフエース141
8を経て交換ネツトワーク116の交換アレイ1
70あるいは171のどちらかから受信され、入
力回路1406に送られる。入力回路1406は
このパケツトをメモリ1401内の送信バツフア
1503に書込むために、アドレス制御器140
4に書込み要求を行なう。アドレス制御器140
4はこの書込み要求を受信すると送信バツフア書
込みポインタを提供する。そこで、入力回路14
06はこのパケツトを送信バツフア1503のこ
の書込みポインタによつて指定される位置に書込
む。アドレス制御器1404は次に送信機140
3にパケツト存在信号を送り、送信機1403に
アドレス制御器1404に読出し要求を送らせ
る。
アドレス制御器1404は送信バツフア読出し
ポインタを提供し、送信機1403が読出し送信
バツフア1503のこの読出しポインタによつて
指定されるアドレスの所を読み出すことを可能に
する。送信機1403はアドレス制御器1404
に読出し要求を行ない、送信バツフア1503か
らのパケツトを読出す。送信機1403はパケツ
トの読出しを完了すると、パケツトから見出し情
報を除去し、このパケツトをトランクパケツトに
変換する。送信機1403は次にパケツトを関連
するトランクに送信する。
トランクテストパケツトは受信機1402によ
つてトランクより受信される。これらは、アドレ
ス制御器1404内のトランクテストバツフア書
込みポインタを使用しメモリ1401内のトラン
クテストバツフア1502に書込まれる。この動
作は受信バツフア書込みポインタの動作と類似す
る。送信機1403は次にアドレス制御器140
4に読出し要求をし、トランクテストバツフア読
出しポインタを使用し、トランクテストバツフア
1502を読出す。送信機1403はテストパケ
ツトを読出すと、これをトランクに送り戻す。ス
イツチテストパケツトも同様に処理される。これ
らは入力回路1406によつて受信され、該入力
回路1406はスイツチテストバツフア書込みポ
インタを使用してメモリ1401内のスイツチテ
ストバツフア1504内にこれを書込む。出力回
路1405は次にアドレス制御器1404内のス
イツチテストバツフア読出しポインタを使用し
て、スイツチテストバツフアを読み出す。出力回
路1405はパケツトの読出しを終えると、その
パケツトをスイツチネツトワークを経て指定のト
ランクコントローラに送る。
メモリ書込みパケツトはメモリ1401に情報
を書込むのに使用される。この情報には論理アド
レスから物理アドレスへの翻訳が含まれるが、該
翻訳は論理翻訳テーブル1505に書込まれる。
メモリ書込みパケツトは中央処理装置によつて送
信され、これは入力回路1406に送られるが、
該入力回路1406はこのパケツトの部分をスイ
ツチテストバツフア1504に書込み、またこの
パケツトの部分を論理翻訳テーブル1504に書
込むが、これは両方ともメモリ1401内に位置
する。スイツチテストバツフア1504内に書込
まれるメモリ書込みパケツトの部分はスイツチテ
ストバツフア書込みポインタを介して書込まれ、
また論理翻訳テーブル1505に書込まれるパケ
ツトの部分は第2の入力回路一時ポインタを介し
て書込まれるが、これらは両方ともアドレス制御
器1404内に位置する。出力回路1405は次
にスイツチテストバツフア1504内に格納され
た情報を読出し論理翻訳情報を読み出す。これは
次にデータのこの2つの部分を元のメモリ書込み
パケツトと同一のパケツトにアセンブルし、そし
てこのパケツトを中央処理装置に送り戻す。
メモリ読出しパケツトは中央処理装置から発信
され、中央処理装置がメモリ1401の部分を読
み出すのに使用される。入りメモリ読出しパケツ
トはメモリアドレス、及び読み出すべきバイト数
を含む。出力回路1405はメモリ1041のパ
ケツト内に指定のアドレスの所を読出し、指定の
バイト数をメモリ読出しパケツトに挿入する。こ
れは次に(要求データを含む)そのパケツトを中
央処理装置にリターンする。
トランク及びスイツチパケツトについては、こ
れら2つの形式のパケツトの各々に含まれる欄と
関連して後に詳しく述べる。実際のパケツト操作
及び変換の詳細についても後に述べる。トランク
パケツトはトランク装置とトランクコントローラ
の間をデータ及び保守情報を搬送する。典型的な
トランクパケツトの様式を第3図に示す。以下の
項目ではこれら欄の説明をする。
フラツグ欄は固有ビツトパターン(01111110)
でありパケツトの開始及び終端を同定するのに使
用される。パケツト識別子(PID)欄はそのパケ
ツトが信号法、テスト、通常データの伝送のいず
れであるかを指定する。この欄内の“0”は起呼
に使用される信号法パケツトであることを示す。
先に述べたごとく、このパケツトはこの呼の間に
後続の全てのパケツトが通過する経路を確立する
ためその経路に沿う全ての中央処理装置に送られ
る。
PID欄の“1”は信号法パケツトを示すが、該
パケツトを既に確立された経路に信号法情報を送
るのに使用される。このパケツト形式は着信先中
央局によつてのみ読まれる。
PID欄の“2”あるいは“3”はテストパケツ
トを示し、これはネツトワーク内のトランクをテ
ストするのに使用される。発信側中央処理装置は
テストパケツトを交換ネツトワークを経てそのト
ランクコントローラの1つに送る。このパケツト
はPID欄の“2”によつて示される。このパケツ
トはこの第1のトランクコントローラによつてト
ランクを経て第2のトランクコントローラに送信
される。このPID欄が“2”であるため、この第
2のトランクコントローラはこの欄を“2”から
“3”に変更し、このテストパケツトをトランク
を経て第1の制御器にループ式に戻す。この第1
のトランクコントローラはこのパケツトを受信
し、そのPID欄を読み出す。このPID欄が“3”
であるため、この第1のトランクコントローラは
このパケツトを中央処理装置にリターンする。
PID欄の“8”から“11”はパケツトが通常の
データを搬送することを同定する。この番号の大
きさは流れ制御のレベルを示す。“8”は流れ制
御がされていないことを示す。番号“9”から
“11”は流れ制御のレベルの増加を示す。流れ制
御が増加すると、発信局はますます大きな時間間
隔にてパケツトの送信を行なう。これはトラヒツ
クの増加によつてシステムが過負荷されるのを防
ぐ。
PID欄の“12”はデータグラムを示す。これは
完全なメツセージを搬送する単一パケツトであ
る。データグラムは以下の経路にて搬送される。
データグラムはそのデータグラムを送信する端末
装置と関連する中央処理装置によつて生成され
る。データグラムは次にそのデータグラムが通過
するネツトワーク内の各中央処理装置に送られ
る。各中央処理装置はデータグラムの論理アドレ
ス欄を読出し、データグラムが送られる次の中央
処理装置を判定する。データグラムが着信先中央
処理装置に到達すると、その着信先中央処理装置
はデータグラムを顧客の端末装置に送る。追加の
パケツトを送信するための経路が必要でないため
アドレス情報は保持されない。
論理アドレス欄は着信先トランクコントローラ
のアドレスを派生するのに使用される。これは現
トランクコントローラによつて論理アドレスを使
用しメモリ1401内に含まれる論理翻訳テーブ
ル1505を検索することによつてなされる。論
理翻訳テーブル1505は次のトランクコントロ
ーラの番号及び新たな論理アドレスを含む。現ト
ランクコントローラはこの新たな論理アドレスを
そのパケツトの論理アドレス欄に挿入し、パケツ
トを指定の経路に送る。時間スタンプ欄はパケツ
トが交換システムを経て伝送されるのに必要な累
積時間を含む。この欄は到着時間欄と関連して更
新されるが、該到着時間欄はパケツトが最初にト
ランクから受信された時に挿入される。着信先ト
ランクコントローラがパケツトを受信すると、こ
れは到着時間と現時間の差を計算し、時間スタン
プ欄を更新する。データ欄はパケツトによつて搬
送される実際のデータあるいは情報を含む。これ
に加え、この欄は幾つかの高レベルプロトコール
情報を含む。巡回冗長コード(CRC)欄はエラ
ー検出に使用される。この欄は送信トランクコン
トローラによつて生成され、着信先トランクコン
トローラによつてテストされ、この結果パケツト
がエラーを含むかの判定がなされる。
スイツチパケツトは交換ネツトワーク内にてデ
ータ及び保守情報を搬送する。典型的なスイツチ
パケツトの様式を第6図に示す。データ型のスイ
ツチパケツトはトランクパケツトによつて含まれ
る全ての欄を同一の順番に含む。1つの例外は2
つのフラツグ欄であるが、これはスイツチパケツ
トには含まれない。CRC欄もトランクパケツト
からスイツチパケツトへの幾つかの変換過程にお
いて再計算及びチエツクされる。スイツチパケツ
トに固有の欄について以下に説明する。
パケツト長欄はバイトによつて表わされたその
パケツトの全長である。この欄は受信機1402
によつて計算される。着信先トランクコントロー
ラ(DTC)欄及び発信側トランクコントローラ
(STC)欄はパケツトの経路指定に使用される。
DTC欄は着信先トランクコントローラのアドレ
スであり、これは論理翻訳テーブル1505から
得られる。STC欄は現在そのパケツトを処理中
であるトランクコントローラのアドレスである。
表1に示すごとく、制御欄、つまりCNTLは
スイツチパケツトの形式を示す。
スイツチパケツト形式 CNTL 説 明 0 標準データパケツト 1 保守読出しパケツト 2 保守書込みパケツト 3 メモリ読出しパケツト 4 メモリ書込みパケツト 5 テストパケツト 第1トランクコントローラに送信 6 テストパケツト 第2トランクコントローラに送信 標準データパケツトはデータ型トランクパケツ
ト(パケツト識別子“8”,“9”,“10”、あるい
は“11”)、並びに信号法及びデータグラムパケツ
ト(パケツト識別子“0”,“1”、あるいは
“12”)内に含まれる情報を交換ネツトワーク間に
搬送する。これらパケツトはネツトワーク内の次
のトランクコントローラによつてトランクパケツ
トに戻され、続いて必要に応じてスイツチパケツ
トに変換された後、後続スイツチネツトワークに
送信される。保守情報は保守書込みパケツト及び
保守読出しパケツトとともにシステム間を送信さ
れる。これらパケツトは中央処理装置が保守情報
をトランクコントローラに読出し及び書込みする
ことを可能にする。この保守情報はエラー及び制
御情報を含む。保守書込みパケツトは中央処理装
置によつて生成され適当なトランクコントローラ
に送られる。このパケツトがトランクコントロー
ラに到着すると、トランクコントローラは制御欄
を調べこれが“2”(保守書込みを示す)である
ことを判定し、このパケツトのデータ部分をスイ
ツチインタフエース1418内の保守レジスタ1
301内に書込む。
トランクコントローラは制御欄が“1”を持つ
スイツチパケツトを受信すると、保守読出し動作
をする。保守レジスタ内のデータが読出され、パ
ケツトのデータ部に書込まれる。このパケツトは
次に発信側中央処理装置に送信される。
スイツチパケツトはトランクコントローラのメ
モリ部の読出し及び書込みにも使用される。メモ
リ書込み動作においては、スイツチパケツトの制
御欄は“3”である。入力回路1406は中央処
理装置からこのパケツトを受信しこのデータ部を
メモリ1401内の要求位置に書込み、このパケ
ツトの残りをスイツチテストバツフア1504に
書込む。出力回路1405はメモリ1401内の
指定の位置からデータを読出し、さらにスイツチ
テストバツフア1504からパケツトの残りの部
分を読出す。これは次にこの2つの部分から1つ
の新たなパケツトをアセンブルし、この新たなパ
ケツトを交換ネツトワーク116を経て中央処理
装置115に送信する。
テストパケツトはテストデータを2つのトラン
クコントローラに送つた後に、そのパケツトを中
央処理装置に送り戻す形式のスイツチパケツトで
ある。第1のトランクコントローラにこのテスト
パケツトが到着すると、その制御欄が“5”にセ
ツトされる。これはこのパケツトが第2のトラン
クコントローラに送られた後に中央処理装置にリ
ターンされるべきであることを示す。第1のトラ
ンクコントローラを離れる前に、出力回路140
5はセツト欄を“5”から“6”に換え、その後
パケツトを第2ののトランクコントローラに送
る。第2のトランクコントローラのアドレスはデ
ータ欄内に指定される。第2のトランクコントロ
ーラはこのテストパケツトを受信すると、この制
御欄を読出す。この欄は“6”であるため、この
第2のトランクコントローラはこのパケツトを直
接に中央処理装置に送る。
受信機1402の主な機能はネツトワークのト
ランク側から受信されたトランクパケツトをスイ
ツチパケツトに変換し、これをネツトワークの交
換部に送信することである。この変換は(1)開始及
び終端フラツグ欄の除去、及び(2)パケツトの最初
の所への欄の追加より成る。この変換にはまた
CRC欄の再計算が必要である。追加欄は以下の
通りである。第1の2個の追加欄は0によつて満
された着信先トランクコントローラ欄と発信側ト
ランクコントローラ欄である。実際の発信側及び
着信先トランクコントローラの値は出力回路14
05によつて、受信バツフア1501からこのパ
ケツトを読出した後に加えられる。次の追加欄は
制御欄であり、最後の追加欄は到着時間欄であ
る。この到着時間欄にはパケツトが受信機140
2に到着した実際の時間が挿入され、これは着信
先トランクコントローラによつて時間スタンプ欄
を更新するのに使用される。
パケツト変換に際して、着信先トランクコント
ローラ欄、発信側トランクコントローラ欄及び制
御欄は0に初期化される。到着時間欄はパケツト
の到着時間(負の数にて表現)に初期化される。
パケツト識別子欄は1つの例外を除き変更されな
い。つまり、入りパケツトのパケツト識別子欄が
“2”でありテストパケツトであることを示す時
は、これを“3”に変更し、リターンされるのが
トランクテストパケツトであることを示す。既に
述べたごとく、CRC欄も更新されるが、この更
新過程は以下のように複雑である。つまり、
CRC欄がパケツト長欄があたかも全て0を含み、
実際のパケツト長がデータ欄とCRC欄の間の別
の欄に含まれているかのように計算されるが、こ
れはパケツトの長さがパケツトの受信とともに計
算され、全パケツトの受信が終了するまでこの長
さが未知であるためである。
第16図は受信機1402の詳細を示す。受信
機1402はフラツグ及びビツト除去回路160
1、パケツト様式変換器1602、及び直列並列
変換器1603を含む。フラツグ及びビツト除去
回路1601はトランクパケツトの開始及び終端
において、01111110フラツグパターンを除去す
る。これに加えて、この回路は送信機1403に
よつてビツト流に加えられたビツトを除去する。
この過程については後に述べる。パケツト様式変
換器1602はパケツトに複数の0を加える。こ
れら複数の0はパケツト変換の際に加えられる欄
に対する位置ホルダの機能を果す。これに加え
て、この回路はパケツトの到着時間を挿入し、必
要に応じて、パケツト識別子欄を更新する。
トランクパケツトは導線1604からフラツグ
及びビツト除去回路1601によつて受信され
る。この回路はパケツト内に含まれる開始及び終
端フラツグの存在を検出することによつて各パケ
ツトの開始及び終端を検出する。これらフラツグ
は検出されると除去される。これに加えて、この
回路はビツト除去を行なう。ビツト除去とは、こ
のフラツグパターンがパケツトの開始及び終端以
外の所で発生しないようにするためにビツト流内
に挿入されたビツトを除去する動作である。
フラツグ及びバツト除去回路1601はこのパ
ケツトを導線1605を経てパケツト様式変換1
602に送る。パケツトが最初にパケツト様式変
換器1602に到着すると導線上に1つの信号が
置かれる。この信号はパケツトが処理されている
間とどまる。類似の信号がパケツトがパケツト様
式変換器1602から直列並列変換器1603に
伝送されている間に導線1609上に置かれる。
導線1605がデータを含む間、導線1607上
にクロツクパルスの毎に“1”が置かれる。パケ
ツト様式変換器1602は導線1601からトラ
ンクパケツトを受信し、スイツチパケツトを形成
するのに適当な欄を加える。これに加えて、この
回路はエラー検出を行ない、また必要に応じて
PID欄の変更を行なう。
エラー検出は名入りパケツトのCRC欄をチエ
ツクすることによつて実行される。エラーが検出
されると、パケツト様式変換器1602は導線1
612を経て直列並列変換器1603にエラー信
号を送信するが、この信号はエラーを含むパケツ
トを破棄させる。パケツト様式変換器1602は
さらにハードウエアエラーの検出も行なう。ハー
ドウエアエラーが検出されると、これは導線16
26上の信号によつて示される。
PID欄の変換はパケツト様式変換器1602に
よつてトランクテストパケツトについて実行され
る。入りテストパケツトのPID欄は“2”の値を
持つが、パケツト様式変換器1602はこの欄を
“3”に変換する。これに加えて、テストパケツ
トが受信された時、パケツト様式変換器1602
は導線1611を高値にする。これは直列並列変
換器1603はテストパケツトの内容をトランク
テストバツフア1502に書込ませる。パケツト
様式変換器1602は完全に重複されており自己
障害検出をすることが可能である。
第17図にフラツグ及びビツト除去回路160
1の詳細を示す。この回路はフラツグ及びビツト
除去を行なう。フラツグ除去は以下のようにして
実行される。トランクが遊び状態である間、フラ
ツグパターン01111110が導線1604上に連続的
に送られる。この8ビツトパターンはレジスタ1
701に読出される。レジスタ1701がこのビ
ツトパターンを受信中に、レジスタ1702は同
一のビツト速度にて安定した複数の“1”から成
るビツト流を受信する。1つの完全な8ビツトフ
ラツグパターンを受信すると、レジスタ1702
はANDゲート1706の出力上の“1”によつ
て解除されるが、該ANDゲート1706はフラ
ツグパターンの存在を復号する。これはレジスタ
1702にクロツクとともに送信されている複数
の“1”がレジスタ1702から送信されるのを
防ぐ。レジスタ1702から送り出される複数の
“1”はANDゲート1714及びレジスタ170
5に向けられる。複数の“1”が存在すると、実
データがレジスタ1701から送られることにな
り、導線1607がこの実データを送信するため
に起動される。
実パケツトからのフラツグパターンがレジスタ
1701にクロツクに合わせて読出された後の後
続ビツトはフラツグパターンでなく実パケツト内
容となる。レジスタ1701に実データの8ビツ
トがクロツクとともに読出された時は、ANDゲ
ート1706はANDゲートがフラツグパターン
を検出しないためレジスタ1702の解除を行な
わない。この結果レジスタ1702はANDゲー
ト1714の1つの入力に連続して複数の“1”
のビツト流を送ることとなる。ANDゲート17
14の他方の入力はレジスタ1701から実パケ
ツトの内容を受信する。ANDゲート1714は
こうしてレジスタ1702からの複数の“1”に
よつて起動される。この起動信号によつてレジス
タ1701の内容がレジスタ1730にシフトさ
れる。従つて、ANDゲート1714の出力は実
パケツトの内容が1つの“1”を含む時にのみ
“1”となる。このようにしてパケツト内容から
フラツグが除去されたものがレジスタ1703に
シフトされ、導線1710を経てパケツト様式変
換器1602に送られる。
ビツト除去は送信機1403が5つの連続した
“1”を検出するごとに、これが常に“0”を挿
入するために必要となる。これはパケツトデータ
が絶対にフラツグパターンを含まないようにする
ために行なわれる。これら挿入された0はフラツ
グを除去した後にフラツグ及びビツト除去回路1
601によつて除去される。ビツト除去は以下の
ようにして実行される。ANDゲート1714か
らのパケツトはまだ挿入された“0”を含む。レ
ジスタ1703に11111のパターンがクロツクと
ともに読出された場合、次のビツトは挿入された
ビツトであるはずであり、これは除去すべきであ
る。この11111のパターンはこの挿入された“0”
がレジスタ1703の第1の位置にある1ビツト
の間ANDゲート1718の出力を“0”にさせ
る。この“0”は実パケツトデータがレジスタ1
703にシフトされるのと同時にレジスタ170
4にシフトされる。レジスタ1704内の“0”
がANDゲート1708の入力に到達すると、導
線1606はレジスタ1703内に挿入された
“0”が存在するその1クロツクパルスの間“0”
となる。導線1606はビツト存在表示子であ
り、この信号はパケツト様式変換器1602に送
られる。レジスタ1703内に挿入された“0”
が存在するクロツクパルスではビツト存在信号が
不在となり、この挿入された“0”が除去され
る。
第18図にパケツト様式変換器1602の詳細
を示す。この回路は実パケツト変換を実行する。
この回路はCRC回路1801及び1804、パ
ケツト様式変換回路1802及び1805、並び
に比較器1803を含む。CRC及びパケツト様
式変換回路はパケツト様式変換過程の際にCRC
が回路内のエラーを正しくチエツクできないため
に2重になつている。CRC回路は入りパケツト
のCRC欄をチエツクしこれを除去する。パケツ
ト様式変換回路は実パケツトの変換及び新たな
CRC欄の計算を行なう。比較器1803はパケ
ツト様式変換回路1802と1805からの変換
パケツトを比較する。このパケツトが一致しない
時は、パケツト内にエラーが存在し、これは導線
1626上のFLTR信号によつて示される。この
FLTR信号は交換インタフエースに送られ、次に
中央処理装置に送られこれによつて適切な処置が
取られる。
第19図にパケツト様式変換回路1802の詳
細を示す。この回路は後続回路によつて使用され
るスイツチパケツトを形成するために入りトラン
クパケツトに空白欄を加えるのに使用されるパツ
ド回路1901;パケツト到着時間を計算し挿入
するための到着時間回路1902;必要に応じて
PID欄を更新するためのPID回路1903;パケ
ツト長を計算し挿入するための長さ回路190
4;及びパケツトのCRC欄を計算するための
CRC回路1905を含む。
第20図にパケツト回路1901の詳細を示
す。この回路は入りパケツトの最初に56個の0を
挿入し、またパケツトの最後に24個の0を挿入す
る。これら複数の0は後続回路によつて加えられ
る欄のための位置ホルダとして機能する。パツド
回路1901はシステムクロツクからプサイクロ
ツクパルス及びフアイクロツクパルスの両方を受
信する。第54図に示すごとくフアイパルスはプ
サイパルスの5倍の速度を持つ。フアイクロツク
パルスはパケツトの最初に複数の0を置くのに使
用される。
パツド回路1901は導線1814,181
5、及び1816からデータ信号、データ存在信
号、及びビツト存在信号を受信する。これら信号
は動作ANDゲート2006から2008まで送
られ、これよりレジスタ2001から2003に
シフトされる。レジスタ2001から2003は
データをプサイクロツク速度にて動作ANDゲー
ト2010あるはORゲート2011に送る。導
線1815上の最初のパルスは導線2031を介
して制御器2004を起動する。制御器2004
は起動されると、カウンタ2005及びパツド導
線2027を起動する。導線2027はANDゲ
ート2019及びフリツプフロツプ2024を介
してパケツトの最初に56個の0を挿入する。カウ
ンタ2005はクロツクパルスをカウントし
ANDゲート2030を介して制御器2004に
信号を送り56個のパルスの後、導線2027を不
能にする。複数の0がフアイクロツク速度にて挿
入される。これは実パケツトデータがレジスタ2
001からシフトされる前にパケツトの最初に複
数の0を挿入することを可能にする。データ信
号、データ存在信号及びビツト存在信号がレジス
タ2001から2003までからシフトされる
と、これらはゲート2013,2014,201
6及び2034、並びにフリツプフロツプ201
5を介して1.544から8Mb/sに変換される。こ
のパケツトの最後の16ビツトがレジスタ2001
内に入ると(導線2031が不能にされることに
よつて知らされる)、制御器2004は導線20
32を起動させる。これはレジスタ2001から
2003内の最後の16ビツトを動作ANDゲート
2012及びORゲート2011を介してフアイ
クロツク速度にてシフトさせる。これに加えて、
この信号はインバータ2009を介してANDゲ
ート2006から2008を不能にする。この目
的は現パケツトのシフトが完了するまで次のパケ
ツトがパツド回路1901にシフトされるのを防
ぐことにある。レジスタ2001からパケツトの
終端がシフトアウトされると、制御器2004は
24クロツクパルスの間、導線2027を動作し、
パケツトの終端に24個の0を挿入する。
第21図に到着時間回路1902の詳細を示
す。この回路はパケツトの到着時間をその到着時
間欄に挿入する。到着時間は正の値でなく負の値
として計算される。クロツクを逆方向にランさせ
ることによつて、送信機1403の説明の所で後
に詳述するごとく、補数を必要とすることなく到
着時間を現時間に加えることができる。到着時間
回路1902はカウンタ2101及び2103、
桁送りレジスタ2102、制御器2104、及び
フリツプフロツプ2109から2111を含む。
カウンタ2101はシステムクロツク161から
の外部TICK及びSYNCパルスによつて現時間を
保持する。カウンタ2103は入りパケツト内の
ビツト数をカウントし到着時間欄を検出する。パ
ケツトが到着すると、これは導線1907上の信
号によつて示されるが、この信号は導線2105
を介して制御器2104に送られる。制御器21
04がこのデータ存在信号を受信すると、これは
導線2113を経てカウンタ2103に信号を送
り、入りビツトのカウントを開始する。これに加
えて、制御器2104は導線2112上に1つの
信号を置く。この信号はカウンタ2101の内容
を桁送りレジスタ2102にロードさせる。この
結果、パケツトの到着時間が桁送りレジスタ21
02にシフトされる。到着時間欄はパケツトのビ
ツト位置48から55である。この欄は先にパツ
ド回路1901によつて0が挿入されている。カ
ウタ2103が48に達すると、これはANDゲー
ト2118を経て制御器2104に信号を送る。
制御器2104は次にANDゲート2115の入
力に信号を置き、ANDゲート2115を動作さ
せる。ANDゲート2115が動作すると、これ
はANDゲート2116及びORゲート2117を
介して桁送りレジスタ2102にその内容をフリ
ツプフロツプ2109にシフトアウトさせる。フ
リツプフロツプ2109から2111は次にこれ
らのD入力上に受信された情報をフアイクロツク
速度にて導線1909から1911に送信する。
第22図にPID回路1903の詳細を示す。
PID回路1903は入りパケツトのPID欄を読出
しパケツトの形式を判定する。入りパケツトがデ
ータグラムであるときは、導線1918上に信号
が置かれる。入りパケツトがテストパケツトであ
る時は、PID欄内に“3”が置かれ、導線161
1上に信号が置かれる。入りパケツトは導線19
09上に到着する。導線1910はこのパケツト
が受信されている間、連続的な複数の“1”の流
れを受信する。導線1911は導線1909上に
妥当ビツトが存在する各ビツト時間の間“1”を
受信する。導線1910上の最初の“1”はカウ
ンタ2203にANDゲート2204を介して導
線1911上のビツトをカウントすることによつ
て妥当データビツトカウントさせる。カウンタ2
203が59に到達すると、これはANDゲート2
213を動作させ、ANDゲート2213は制御
器2205に信号を送る。制御器2205は次に
導線2214上に起動信号を置く。この59番目の
ビツト時間の間、PID欄の最下位ビツトが導線1
909上に置かれ、そしてPID欄の3つの最上位
ビツトが桁送りレジスタ2201内に格納され
る。導線1909上及び桁送りレジスタ2201
内のデータはANDゲート2207あるいは22
06を動作させる。このデータが2進“12”であ
り、データグラムであることを示す時は、AND
ゲート2206が動作し、導線1918上に信号
を置く。導線1909上及び桁送りレジスタ22
01内のデータが2進“2”あるいは“3”であ
り、テストパケツトであることを示す時は、
ANDゲート2207が動作し、パケツト識別子
欄に“3”を置く。導線1909上及び桁送りレ
ジスタ2201内のデータが2進“2”である時
も、ANDゲート2209が動作し、このパケツ
トをトランクテストバツフア1502内に格納す
る。フリツプフロツプ2210から2212はシ
ステムクロツク161からのクロツクパルスを介
して導線1912から1914上の出力データを
同期に保つ。
第23図に長さ回路1904の詳細を示す。長
さ回路1904は入りパケツト内のバイト数をカ
ウントし、パケツトの終端にバイトカウントを置
く。これに加えて、長さ回路1904は受信した
パケツトが150バイトを越える場合には導線19
19上に長さエラー信号を置く。入りデータ、デ
ータ存在表示、及びビツト存在表示は導線191
2から1914上に受信され、桁送りレジスタ2
301から2303にシフトされる。導線191
2上にデータが最初に出現すると、導線1913
上にも複数の“1”が出現し、データが存在する
ことを示す。導線1913上の最初の“1”は
ORゲート2310を介して制御器2307にカ
ウンタ2304を始動させる。カウンタ2304
は導線2315上の入りビツト存在信号をカウン
トし、パケツト内のバイト数を判定する。導線1
913が“0”になると、カウンタ2304によ
つて全パケツトがカウントされたことを示す。導
線1913上の“0”はカウンタ2304の内容
を桁送りレジスタ2305内にロードさせる。1
ビツト時間の後、制御器2307はシフト導線2
317を起動させ、桁送りレジスタ2305の内
容(つまり、バイトカウント)をANDゲート2
311及びORゲート2318を経てパケツトに
シフトさせる。これはパケツトの長さカウントを
パケツトの終端に置く。制御器2307がシフト
導線2317を起動させる時、これはまたカウン
タ2306を起動させる。カウンタ2306が8
に到達すると、これは制御器2307に信号を送
り、制御器2307はシフト導線2317を不能
にする。カウンタ2306が24に到達すると、全
パケツトが長さ回路1904にシフトされる。
150バイトを越えるパケツトは最大パケツト長を
越える。これら過多に長いパケツトは比較器23
08によつて検出されるが、これはこのことを長
さエラー導線1919上に信号を置くことによつ
て示す。この長さエラー指標はそのパケツトを破
棄させる。フリツプフロツプ2312から231
4はPID回路1903内のフリツプフロツプ22
10から2212と同一の機能を遂行する。
第24図に直列並列変換回路1603の詳細を
示す。直列並列変換回路1603はバツフア24
01及びアドレス制御インタフエース2402を
含む。バツフア2401はデータ存在指標及びビ
ツト存在指標をパケツト様式変換器1602から
受信する。バツフア2401は入りデータをバイ
ト形式に変換し、このバイトを導線2720を経
てアドレス制御器1404に送る。アドレス制御
インタフエース2402は導線2721から27
27上の信号によつてケーブル2720上の情報
をどこに書込むかの信号を送る。導線2721か
ら2723はそれぞれ受信バツフア1501、ト
ランクテストバツフア1502、及び一時ポイン
タに対する書込み指令である。導線2726から
2727は一時ポインタを受信バツフアあるいは
トランクテストバツフア書込みポインタのどちら
かに等しくセツトし、また導線2724から27
25は受信バツフアあるいはトランクテストバツ
フア書込みポインタを一時ポインタと等しくセツ
トする。
第25図にバツフア2401の詳細を示す。バ
ツフア2401は実直列並列変換を遂行する。入
りデータ、データ存在指標、及びビツト存在指標
は導線1608,1609、及び1610上に受
信される。入りデータは桁送りレジスタ2501
と2504によつて緩衝され、データ存在指標は
桁送りレジスタ2502と2505によつて緩衝
され、そしてビツト存在指標は桁送りレジスタ2
503と2506によつて緩衝される。データビ
ツトがレジスタ2504にシフトされると、これ
らは桁送りレジスタ2507によつてバイトにア
センブルされる。カウンタ2509は入りビツト
存在信号をカウントし、完全なバイトがアセンブ
ルされた時期を知る。1つのバイトがアセンブル
されると、このバイトはANDゲート2510か
らの信号を介して出力レジスタ2508にロード
される。これに加えて、ANDゲート2510及
び2511はフリツプフロツプ2512をセツト
するが、これはデータ存在信号を導線2404上
に置く。このデータ存在信号はアドレス制御イン
タフエース2402にバイトの送信準備ができた
ことを知らせる指標である。バイトが送信される
と、アドレス制御インタフエース2402は導線
2403上に1つの信号を置きバイトの受信を知
らせる。この信号はフリツプフロツプ2512を
リセツトする。
第26図にアドレス制御インタフエース240
2の詳細を示す。アドレス制御インタフエース2
402はメモリ1401内に位置する受信バツフ
ア1501とトランクテストバツフア1502の
書込みを制御する。フリツプフロツプ2605は
エラーを含むパケツトあるいはバツフアが溢れた
ため破棄しなければならないパケツトの破棄を制
御する。フリツプフロツプ2608はデータが受
信バツフア1501に書込まれるべきか、あるい
はトランクテストバツフアに書込まれるべきかの
選択をする。バツフア2401は導線2404上
に信号を置くことによつてこれがバイトをアセン
ブルしたことを知らせる。この信号は導線263
1上の信号を介して制御器2601にフリツプフ
ロツプ2605をセツトさせる。フリツプフロツ
プ2605が“1”にセツトされると、ANDゲ
ート2610が動作し、これはANDゲート26
11,2612,2614、及び2615を動作
させる。バツフア2401がテストパケツトを送
信しているときは、パケツト様式変換器1602
は導線1611上に1つの信号を置く。この信号
はフリツプフロツプ2608をセツトするが、該
フリツプフロツプはANDゲート2622から2
625を動作させる。この動作はパケツトをトラ
ンクテストバツフア1502に書込ませる。バツ
フア2401内のパケツトがテストパケツトでな
い時は、フリツプフロツプ2608は“0”にリ
セツトされる。これはインバータ2621を介し
てANDゲート2616から2619を動作させ
る。これらANDゲートが動作すると、パケツト
は受信バツフア1501内に書込まれる。
第27図にアドレス制御器1404の詳細を示
す。アドレス制御器1404は送信機1403、
受信機1402、入力回路1406及び出力回路
1405がメモリ1401の適当な部分の読出し
及びそこへの書込みを行なうことを可能にする。
アドレス制御器1404は受信インタフエース2
701、出力インタフエース2703、送信イン
タフエース2711、入力インタフエース273
1、及びメモリインタフエース2702を含む。
これに加えて、この回路はフル/空き回路270
4,2707,2708、及び2712;並びに
フリツプフロツプ2705,2706,270
9、及び2710を含む。タイマ2714は受信
機1402、送信機1403、出力回路1405
及び入力回路1406がメモリ1401内のバツ
フアにいつアクセスするかを導線2760から2
763を順次起動させることによつて制御する。
フル/空き回路はバツフアの溢れ及び空き状態を
検出するのに使用され、フリツプフロツプは関連
するバツフア内にデータが存在する時を示すのに
使用される。アドレス制御器1404はシステム
クロツク161からのシータクロツク速度にて動
作する。
受信インタフエース2701は受信機1402
からの書込み要求を導線2721から2727上
に受信する。つまり、これは受信機1402から
のデータをケーブル2720上に受信する。受信
インタフエース2701はこれら書込み要求に応
答して、データをメモリ1401内に書込むため
に、受信バツフア書込みポインタ、トランクテス
トバツフア書込みポインタ、あるいは一時ポイン
タのいずれかを提供する。例えば、導線2722
上の信号は受信インタフエース2701にデータ
を受信バツフア書込みポインタによつて示される
アドレスに書込ませる。データが書込まれると、
受信バツフア書込みポインタが増分され、この新
たなアドレス及びこのアドレスに1を加えたもの
が受信バツフアフル/空き回路2704に送られ
る。受信バツフアフル/空き回路2704が受信
バツフア1501が空であることを検出すると、
これはフリツプフロツプ2705をリセツトし、
導線2738からデータ存在信号を除去させる。
受信バツフアフル/空き回路2704が受信バツ
フア1501が溢れ状態であることを検出する
と、これは導線2728上に受信バツフア過ロー
ド指標を送る。導線2722上の信号はケーブル
2720上のデータをトランクテストバツフア1
502に書込ませる。この回路は受信バツフア1
501の書込みと類似の動作するが、トランクテ
ストバツフアのフル/空き回路2707がトラン
クテストバツフア1502が空の時フリツプフロ
ツプ2706をリセツトし、これはトランクテス
トバツフア1502が溢れたことを導線2729
上の信号を介して示す点が異なる。
一時ポインタはパケツト長を長さ欄に書込むた
め、またエラーを含むパケツトを破棄するために
使用される。一時ポインタは、パケツトの長さ
欄、及びパケツトの実長がパケツトの殆がバツフ
ア内に書込まれるまで未知であるために使用され
る。実長は以下の方法にてパケツトに挿入され
る。一時ポインタが書込みポインタと等しくセツ
トされ、書込みポインタがバツフアへのパケツト
の書込みを開始する。パケツト長(これはパケツ
トの終端付近に置かれる)の書込み準備ができる
と、これは一時ポインタを使用して書込まれる。
一時ポインタは書込みポインタと等しくセツトさ
れているため、これは長さ欄の位置を指す。こう
して、実パケツト長がパケツトの長さ欄に書込ま
れる。
パケツト内にエラーが検出されると、パケツト
は破棄される。これは導線2427にパルスを送
る受信機1402によつて遂行されるが、これは
受信インタフエース2701に受信バツフアに対
する書込みポインタと等しくセツトさせる。
出力インタフエース2703は導線2732か
ら2736を介して出力回路1405からの読出
し要求を受信する。出力回路1405はこの読出
し要求に応答してメモリ1401からデータを読
出すための適当なポインタを提供する。例えば、
導線2732上の信号は出力インタフエース27
03に受信バツフア1501の受信バツフア読出
しポインタによつて示されるアドレス位置からデ
ータを読出させる。導線2733上の信号は出力
インタフエース2703にスイツチテストバツフ
ア1504のスイツチテストバツフア読出しポイ
ンタによつて示されるアドレス位置を読出させ
る。出力インタフエース2703はデータの読出
しを行なうと、このデータをケーブル2731を
経て出力回路1405に送る。
溢れ状態は受信バツフアフル/空き回路270
4によつて検出される。これは該回路2704に
よつて読出しポインタに1を加えたものと比較す
ることによつて遂行される。これら2つが等しい
時は、これは受信機が受信バツフア1501にも
う1つのバツフアを書込めば溢れが発生すること
を示す。
入力インタフエース2713の動作は受信イン
タフエース2701と類似する。入りデータはケ
ーブル2744を経て入力回路1406から受信
され、送信バツフア1503あるいはスイツチテ
ストバツフア1504に書込まれる。入力回路1
406からの書込み要求は導線2745から27
52、及び導線2765を介して実行される。ス
イツチテストバツフアのフル/空き回路2708
及び送信バツフアのフル/空き2712は入力イ
ンタフエース2713から書込みポインタアドレ
スを受信し、スイツチテストバツフア1504及
び送信バツフア1503のフル/空き状態を管理
する。これらフル/空き回路はフリツプフロツプ
2709及び2710をリセツトし、導線274
2及び2743を経てバツフア溢れ状態を送信す
る。送信インタフエース2711の動作は出力イ
ンタフエース2703と類似する。データはメモ
リ1401内の送信バツフア1503あるいはト
ランクテストバツフア1502から読出される。
データは読出されると、これはケーブル2755
を経て送信機1403に送られる。読出し要求は
導線2753及び2754を介して送信機140
3からら受信される。送信インタフエース271
1は一時ポインタは含まない。
メモリ1401は以下の循環バツフア、つまり
受信バツフア1501、トランクテストバツフア
1502、送信バツフア1503、及びスイツチ
テストバツフア1504を含む。第28図に循環
バツフアの詳細を示す。循環バツフアは読出しポ
インタ2801及び書込みポインタ2804がメ
モリ1401内の同一部を連続的に読出し及び書
込みするのを可能にし、読出しポインタ2801
が常に書込みポインタ2804の前にあり、書込
みポインタ2804はまだ読出しされていないメ
モリ1401の部分を書込むことはできない。各
読出し及び書込み動作の後、適当なポインタ(読
出しあるいは書込み)が1増分される。書込みポ
インタ2804が読出しポインタ2801より1
小さい位置にある時は、バツフアはフルである
(つまり、次の書込み動作はバツフアの読出しポ
インタ2801がまだ読出しを終えてない部分に
重複して書込みを行なうことになる)。この状態
が発生すると、フル/空き回路2803は導28
08上にバツフア満杯状態を示す。同様に、読出
しポインタ2801が書込みポインタ2804よ
り1小さい位置にある時は、バツフアは空であ
る。
一時ポインタは受信機1402、入力回路14
06、及び出力回路1405によつて各種用途に
使用される。例えば、受信回路においては、この
一時ポインタは書込みポインタが書込みその後受
信機1402がエラーを発見した場合、書込みポ
インタをバツクアツプするのに使用される。一時
ポインタはパケツトの第1のバイトを含むメモリ
位置を指す。書込みポインタを一時ポインタと等
しくセツトすることによつて、このパケツトは効
果的に破棄される。
第29図に典型的なポインタを示す。ポインタ
はバツフアの読出し及び書込みをするためバツフ
ア内の現位置のアドレスを含む。このポインタ回
路は以下の機能、つまり、ポインタのリセツト;
ポインタの増分(ラツプアラウンドを含む);外
部源からのポインタのロード、例えば、読出しポ
インタを一時ポインタと等しくセツト;並びにフ
ル/空き回路によつて使用されるための現アドレ
ス、及び該アドレスに1を加えたアドレスの提供
を行なう。現アドレスはレジスタ2901内に格
納される。このアドレスはケーブル2919上に
提供され、該アドレスに1を加えたものはケーブ
ル2921上に提供される。リセツト動作はケー
ブル2920上の開始アドレスを以下のごとくレ
ジスタ2901にロードさせる。リセツトは導線
2915上の信号によつて起動される。この信号
はORゲート2902を介してレジスタ2901
を起動させる。これに加えて、このリセツト信号
はORゲート2909を動作させるが、該ORゲ
ートはANDゲート2913を起動させる。ケー
ブル2920上の開始アドレスはANDゲート2
913及びORゲート2912を通過しANDゲー
ト2905の1つの入力に到達する。ANDゲー
ト2905の他方の入力はインバータ2906を
介して起動され、こうして開始アドレスはレジス
タ2901にロードされる。ポインタの増分はポ
インタに次のメモリアドレスの読出しあるいは書
込みをさせる。ポインタが限界アドレスに到達す
ると、この増分はラウンドアツプを起こさせる。
増分は導線2916上の信号によつて始動され
る。この信号はORゲート2902を介してレジ
スタ2901を起動させる。レジスタ2901に
ロードされるアドレスはメモリ領域が限界に達つ
したか否かによつて左右される。限界に達つして
ない場合は、比較器2907が動作し、これは
ANDゲート2911及びORゲート2912を動
作させる。ORゲート2912が動作すると、現
アドレスに1を加えたものがANDゲート290
5及びORゲート2904を経てレジスタ290
1にロードされる。限界に達している時は、比較
器2908が動作する。これはORゲート290
9を動作し、該ゲート2909は前述したごとく
動作2920上の開始アドレスをレジスタ290
1にロードさせる。これがラウンドアツプであ
る。外部源からのロードは導線2917上の信号
によつて始動される。この信号はORゲート29
02を介してレジスタ2901を起動させる。こ
れに加えて、この信号はANDゲート2903を
起動しインバータ2906を介してANDゲート
2905を不能にする。ANDゲート2903が
起動されると、ケーブル2918上の外部アドレ
スがORゲート2904を経てレジスタ2901
に入力される。
第30図は受信インタフエース2701の詳細
を示す。受信インタフエース2701は受信バツ
フア書込みポインタ3001、一時ポインタ30
02、及びトランクテストバツフアポインタ30
03を含む。これらポインタは第29図に説明の
ポインタと類似しており、受信機1402の受信
バツフア1501及びトランクテストバツフア1
502の読出しに使用される。データはバツフア
2401からケーブル2720上に受信され、ケ
ーブル3004を介して、メモリインタフエース
2702を経てメモリ1401に送られる。メモ
リ位置は、アドレスケーブル3006を介して指
定される。このアドレスはORゲート3015及
びANDゲート3011を介して対応するポイン
タ3001,3002、あるいは3003のリー
ドから受信される。ゲート3009から3011
は多重入力ANDゲートであり、ケーブル300
4から3006を介してデータの送信、指標の書
込み、及びメモリ1401の読出しを行なう。出
力インタフエース2703、入力インタフエース
2713、及び送信インタフエース2711は受
信インタフエース2701と類似した設計であ
る。
第31図にスイツチインタフエース1418の
詳細を示す。スイツチインタフエース1418は
2つの主要な機能を持つ。これは交換ネツトワー
ク116の交換アレイ170あるいは171のど
ちらかへのパケツトの送信あるいは該アレイのど
ちらかからパケツトを受信し、またこれはトラヒ
ツク及びエラー統計の保持を行なう。エラー及び
制御情報は保守レジスタ3101を介してスイツ
チインタフエース1418と中央処理装置115
との間を通信される。スイツチインタフエース1
418はパケツトを出力制御器3106を介して
交換ネツトワーク116の交換アレイ170ある
いは171のどちらかに送信する。通常のロード
シエア動作においては、交換インタフエース14
18は交換アレイ170と171とに交互にロー
ドする。しかし、中央処理装置115はスイツチ
インタフエース1418に全てのパケツトを交換
アレイ170あるいは171のどちらかのみに向
けさせることも、またパケツトをいずれのアレイ
にも送信させないようにすることも可能である。
この最後のモードは効果的にトランクコントロー
ラの機能を停止させる。第55図に出力制御器3
106の詳細を示す。スイツチインタフエース1
418は入力制御器3107を介して交換アレイ
170あるいは171のいずれかからパケツトを
受信するが、該入力制御器3107は入りパケツ
トを入力回路1406あるいはISRに適切に経路
指定する。入力制御器3107は保守パケツトを
IRS3105に送る。他の形式の全てのパケツト
は入力回路1406に送られる。第56図に入力
制御器3107の詳細を示す。
スイツチインタフエース148はさらにトラン
クコントローラ131と中央処理装置115の間
に保守読出し及び書込み機能を提供する。これら
保守機能は保守チヤネル200あるいは交換ネツ
トワーク116を経て送信される保守読出し及び
書込みパケツトの使用によつて提供される。保守
チヤネル200を経て送信される保守パケツトは
保守レジスタ3101の読出し及び書込みのみが
可能であり、一方、交換ネツトワーク116を経
て送信される保守パケツトは保守レジスタ310
1に加えてトラヒツク回路3120及びエラー回
路3119の読出し及び書込みが可能である。
以下は交換ネツトワーク116から受信された
保守パケツトの処理について述べる。交換ネツト
ワーク116を経て導線132上に入力制御器3
107によつてパケツトが受信されると、該入力
制御器3107はパケツトの制御欄を読出しこれ
が保守パケツトであるか否かを判定する。そのパ
ケツトが保守パケツトでない時は、これは入力回
路1406に送信される。そのパケツトが保守パ
ケツトである時は、これはISR3105を経てレ
ジスタ3103に送信される。
保守パケツトが受信された時は、保守制御器3
102はレジスタ3103に受信されたパケツト
の制御欄を読出し、そのパケツトが保守読出しパ
ケツトであるかあるいは保守書込みパケツトであ
るか判定する。これが保守書込みパケツトである
時は、パケツトからの情報がバス3121を経て
保守制御器3102の制御下において保守レジス
タ3101、トラヒツク回路3120、及びエラ
ー回路3119に送信される。この保守情報は次
にこの着信先からレジスタ3103に送り戻さ
れ、そして次に書式化器3125及び出力制御器
3106を経て中央処理装置に送り戻され、着信
先にその情報が正確に書込み及び格納されたか調
べられる。パケツトが保守読出しパケツトである
時は、保守レジスタ3101、エラー回路311
9、及びトラヒツク回路3102内に格納された
情報がレジスタ3103に読出され、次に中央処
理装置に送信される。パケツトが中央処理装置に
送り戻される前に、発信側及び着信先アドレスが
交換され、CRCコードの再計算がなされる。こ
れら機能はパケツト書式化器3104によつて実
行される。
スイツチインタフエース1418はさらにトラ
ヒツク回路3120を介してトランクコントロー
ラのトラヒツクロードを監視する。トラヒツク回
路3120によつてトラヒツクオーバロード報告
及びトラヒツクロードデータの両方が生成され
る。トラヒツクオーバロード報告は保守レジスタ
3101内に格納され、ケーブル6005を経て
トランクコントローラ盤保守回路(TCBMC)に
1つの信号を送信する。TCBMC6001はこの
信号に応答して保守チヤネル200を経て中央処
理装置115に割り込みを送信する。中央処理装
置115はトラヒツク回路3120からこのトラ
ヒツクロードデータを交換ネツトワーク116か
ら送信される保守読出しパケツトを使用して読出
す。このトラヒツクロードデータはまた送信機1
403に対する流れ制御指標を生成しこれをケー
ブル5012を経て送信機1403に送信するの
にも使用される。第59図はこのトラヒツク回路
3120の詳細を示す。これに加えて、エラー回
路3119がトランク118上に受信されるパケ
ツトのエラー率を監視するのに使用される。エラ
ー回路3119はエラー率が既定の最大エラー率
を越えると、エラー信号を生成するとともにある
一定の期間を通じての正確なエラー率を示すエラ
ーデータを生成する。エラー信号は保守レジスタ
3101に格納され、ケーブル6005を経て
TCBMC6001に送信される。TCBMC600
1はこの信号に応答して保守チヤネル200を経
て中央処理装置115に割り込みを送信する。こ
のエラー率データは中央処理装置115によつて
エラーTCBMC3119より交換ネツトワーク1
16を経て保守読出しパケツトを送信することに
よつて読出される。
保守レジスタ3101はエラー回路3119か
らのエラー報告を導線3116上に受信し、また
トラヒツク回路3120からのトラヒツク報告を
導線3117上に受信する。これに加えて、保守
レジスタ3101は他のエラー指標、例えば、受
信機1402、送信機1403、入力回路140
6、及び出力回路1405からのエラー信号及び
論理障害信号などのパケツトをケーブル3110
から3113を介して受信する。これら報告、エ
ラー、及び障害指標信号が発生すると割り込みが
TCBMC6001及び保守チヤネル200を介し
て中央処理装置115に送られる。保守レジスタ
3101は保守チヤネル200を介して読出し及
び書込みされる。保守チヤネル200からの読出
し書込み要求はTCBMC6001によつてケーブ
ル6005を介して制御される。保守チヤネル2
00については第60図と関連して詳細に説明す
る。
第32図に入力回路1406の詳細を示す。こ
の回路はスイツチインタフエース1418を経て
交換ネツトワーク116からスイツチパケツトを
受信しこのパケツトをメモリ1401内の適当な
部分に書込む。入力回路1406はパケツト書式
変換器3201及び直列並列変換器3202を含
む。入りパケツトは導線3204上のデータ存在
指標とともにスイツチインタフエース1406か
ら導線3203上に受信される。パケツト書式変
換器3201は入りパケツトの制御欄から読出し
パケツトの形式を判定する。それがメモリ書込み
パケツトである時は、これは導線3212上の信
号によつて示される。それがテストパケツトであ
る時は、これは導線3210上の信号によつて示
される。パケツト書式変換器3201はまたメモ
リ書込みパケツトの長さ及びCRC欄を更新する。
パケツトの書式変換が完了すると、このパケツト
は直列にて直列並列変換器3202に送られる。
直列並列変換器3202はこの入り直列流をバイ
トに変換し、またこのバイトのメモリへの伝送を
制御する。通常のデータパケツトである時は、こ
のデータは導線2745上の信号を介して送信バ
ツフア1503に書込まれる。テストパケツトで
ある時は、このデータは導線2746上の信号を
介してスイツチテストバツフア1504に書込ま
れる。メモリ書込みパケツトである時は、データ
はそのパケツト自体に指定されるメモリ位置に書
込まれる。導線2747から2752、及び導線
2765は2つの一時ポインタの書込み及びセツ
トを行なう。一時ポインタ1はエラーが検出され
たパケツトを破棄するのに使用され、一時ポイン
タ2はメモリ書込みパケツトのデータ部を指定の
メモリ位置に書込むのに使用される。
第33図はパケツト書式変換器3201の詳細
を示す。パケツト書式変換器3201は重複
CRC回路3301及び3303、重複パケツト
書式変換回路3302及び3304、並びに比較
器3305を含む。これら重複回路は書式変換過
程においてCRCコードがエラーの検出をできな
いために必要である。入りパケツトはパケツト書
式変換器3201によつて導線3203上に受信
される。CRC回路3301及び3303は入り
パケツトのCRC欄をチエツクする。両方のCRC
回路が同一のエラーを検出した時は、ANDゲー
ト3306によつてパケツト受信エラー信号が生
成され、導線3206を経てスイツチインタフエ
ース1418に送られる。これに加えて、パケツ
ト受信エラーが発生すると導線3211上に1つ
の信号が置かれる。この信号は直列並列変換器3
202にこのパケツトを破棄させる。エラーが検
出されなかつたパケツトは、次にパケツト書式変
換回路3302及び3304によつて書式変換さ
れる。この書式変換過程は制御欄、長さ欄、及び
CRC欄の更新を伴なう。パケツト書式変換器3
302及び3304による書式変換に不一致が存
在する時は、この不一致は比較器3305によつ
て検出される。この不一致は比較器3305にス
イツチインタフエース1418に導線3205を
経て1つの障害指標を送信させる。
第34図はパケツト書式変換回路3302の詳
細を示す。パケツト書式変換回路3302は書式
制御器3401、書式長回路3402、及び書式
CRC回路3403を含む。パケツト書式変換回
路3302はメモリ書込みパケツトの制御欄、長
さ欄、及びCRC欄のみを更新する。他のパケツ
トはこの回路によつて変更されることなく通過す
る。書式制御器3401はパケツトをCRC回路
3301より導線3307を経て受信する。導線
3307上にデータが存在することを示すために
導線3308上に1つの信号が置かれる。このデ
ータ存在信号は導線3405を経て書式長回路3
402に、また導線3408を経て書式CRC回
路3403に送信される。書式制御器3401は
入りパケツトの制御欄を調べる。この欄が“4”
(メモリ書込みパケツトであることを示す)であ
る時は、書式制御器3401は導線3212上に
1つの信号を置くが、これは書式長回路3402
及び書式CRC回路3403を起動する。入りパ
ケツトがメモリ書込みでない時は、書式制御器3
401はパケツトをシフトする。パケツトがテス
トパケツトである時は、書式制御器301はこれ
を導線3210上に1つの信号を置くことによつ
て示すが、この結果このパケツトがスイツチテス
トバツフア1504に書込まれる。書式制御器3
401がメモリ書込みパケツトを受信した時は、
書式長回路3402は導線3212からのメモリ
書込みパケツト信号に応答して長さ欄に定数長を
書込み、書式CRC回路3403は新CRCを計算
する。長さ欄に定数長が書込まれるのは、スイツ
チテストバツフア1504に書込まれるメモリ書
込みパケツトがパケツト見出し欄を含むのみで、
データを含まないため、これが同一長となるため
である。書式変換されたパケツトは次に導線32
08を経て直列並列変換器3202に送られる。
第35図に書式制御器3401の詳細を示す。
書式制御器3401は入りパケツトの制御欄を読
出す。入りパケツトがメモリ書込みパケツトであ
る時は、導線3212上に1つの信号が置かれ、
また入りパケツトが通常のデータパケツト以外の
ものである時は、導線3210上に1つの信号が
置かれる。パケツトは導線3307上に送られ、
システムクロツク161からのフアイクロツク速
度にてレジスタ3501及び3502にシフトさ
れる。これはレジスタ3501内の制御欄を捕え
るために行なわれる。同時に、データ存在信号が
レジスタ3503内にシフトされる。パケツトの
48ビツトがレジスタ3501及び3502にシフ
トされた時、レジスタ3501は制御欄、つまり
ビツト40から48を含む。の制御欄内の値は導
線3511を経て比較器3504及び3505に
送られる。比較器3504及び3505は制御欄
を読出しパケツト形式を判定する。制御欄が
“4”(メモリ書込みパケツトを示す)である時
は、比較器3504が動作しANDゲート350
8及び3510を介して導線3212上に1つの
信号を置く。制御欄が“0”でない時は、比較器
3505が動作しANDゲート3509を介して
導線3210上に1つの信号を置く。フリツプフ
ロツプ3506及び3507はデータ及びデータ
存在信号をフアイ速度にてクロツクさせる。
第36図に書式長回路3402の詳細を示す。
書式長回路3402は定数長をメモリ書込みパケ
ツトの長さ欄に置く。他の全てのパケツトは変更
を受けずシフトされる。入りデータ及びデータ存
在信号は導線3404及び3405上に到達す
る。入りパケツトがメモリ書込みパケツトでない
時は、データはフリツプフロツプ3601、ゲー
ト3608及び3609及びフリツプフロツプ3
607へとシフトされる。データ存在信号はフリ
ツプフロツプ3602及び3611を経てシフト
される。フリツプフロツプはシステムクロツク1
61の制御下にてフアイクロツク速度にて動作す
る。入りパケツトがメモリ書込みパケツトである
時は、これは導線3212上の信号によつて示さ
れる。このメモリ書込み信号はフリツプフロツプ
3605をセツトする。フリツプフロツプ360
5がセツトされ、パケツトの第1ビツトがフリツ
プフロツプ3601に開始されるその時、フリツ
プフロツプ3604がセツトされ、この結果、定
数“18”が桁送りレジスタ3606からANDゲ
ート3610及びORゲート3609を経てパケ
ツトの長さ欄にシフトされる。同時に、カウンタ
3603が起動される。カウンタ3603が
“7”に達すると、フリツプフロツプ3604が
リセツトされ、桁送りレジスタ3606がシフト
を中止する。パケツトの残りの部分がANDゲー
ト3608及びORゲート3609にシフトされ
る。
第37図に書式CRC回路3403の詳細を示
す。書式CRC回路3403はメモリ書込みパケ
ツトのCRC欄を再計算する。他のパケツトは変
更を受けずにシフトされる。導線3408上の入
りデータ存在信号は制御器3704にカウンタ3
703を起動させる。カウンタ3703は導線3
407上に出現し、フリツプフロツプ3701、
データセレクタ3706、及びフリツプフロツプ
3707を通過する入りパケツトのビツトをカウ
ントする。データはこの回路を通過すると、これ
はCRC回路3705にも送られるが、該回路は
新CRCを計算する。れはパケツトの最初の128ビ
ツトがパケツト見出しを含み、CRCの計算が必
要なのはパケツトのこの部分のみであるためであ
る。128ビツトの後のパケツトの残りの部分はデ
ータを含む。このデータはメモリに書込まれパケ
ツトが伝送される時、そのパケツト内には出現し
ない。データは論理翻訳テーブル1505に書込
まれ、従つて、CRC欄はパケツトのデータ部分
までは計算されない。データセレクタ3706か
らパケツトの終端が去る時、制御器3704は再
計算したCRC欄をデータセレクタからパケツト
の終端にシフトする。
第38図に直列並列変換器3202の詳細を示
す。直列並列変換器3202はバツフア3801
及びアドレス制御インタフエース3802を含
む。バツフア3801は導線3208上に入り直
列情報を受信しこの情報をバイトに変換しこれら
ケーブル2744を経てアドレス制御器1404
に送信する。アドレス制御インタフエース380
2はアドレス制御器1404にメモリ1401内
のどこにデータを書込むかの信号を送る。この信
号法は導線2745から2752、及び導線27
65を介して提供される。この信号法は受信アド
レス制御インタフエース回路2402と類似の方
法によつて達成される。
第39図にバツフア3801の詳細を示す。バ
ツフア3801は入り直列データをバイト形式に
変換する。これに加えて、これはアドレス制御イ
ンタフエース3802にバツフア内にCRC欄が
存在する時について信号を送る。これはメモリ書
込みパケツトにおいては、アドレス制御インタフ
エース3802CRC欄をスイツチテストバツフ
ア1504に書込み、またパケツトのデータ部を
別のメモリ位置に書込むために必要である。入り
データ及びデータ存在信号は導線3208及び3
209上に出現し、これらはレジスタ3901及
び3902にシフトされる。レジスタ3903内
でバイトがアセンブルされると、これはレジスタ
3904にロードされそしてケーブル2744を
経てアドレス制御器1404に送られる。導線3
805上の信号はアドレス制御インタフエース3
802にCRC欄の送信準備が完了したことを知
らせる。上記の点を除き、バツフア3801の動
作はバツフア2401の動作と類似する。
第40図にアドレス制御インタフエース380
2の詳細を示す。アドレス制御インタフエース3
802は第6図に示すものと類似するパケツトを
メモリ1401内に書込む。このパケツトはデー
タパケツト、メモリ読出しパケツト、あるはスイ
ツチテストパケツトであり得る。データパケツト
である時は、パケツトはメモリ1401内の送信
バツフア1503に書込まれる。バツフア380
1内にて最初のバイトの準備が完了すると、これ
は導線3804上の信号によつて知らされる。こ
の信号は制御器4028に導線4030上に1つ
の信号を置かせる。この信号はフリツプフロツプ
4013をセツトし、該フリツプフロツプは
ANDゲート4012の出力に1つの“1”を置
く。制御器4028は次に導線4035上に1つ
の信号を置く。これは書込みバツフア指令であ
る。データパケツトの場合には、データは送信バ
ツフア1503に書込まれるが、これは導線40
35信号がANDゲート4016を動作し、該ゲ
ート4016がANDゲート4017を動作する
ためである。ANDゲート4017が動作すると、
導線2745上に1つの信号が置かれる。この信
号はアドレス制御器1404に送られ、これはバ
ツフア3801内に含まれるバイトをメモリ14
01内の送信バツフア1503内に書込ませる。
この過程がバツフア3801から全パケツトが読
出され送信バツフア1503内に書込まれるまで
継続する。各バイトがバツフア3801から送信
バツフア1503に伝送されると、制御器402
8は導線3803を経てバツフア3801に受信
確認信号を送る。テストパケツトの場合の動作も
データパケツトの場合の動作と類似するが、パケ
ツトが送信バツフア1503でなくスイツチテス
トバツフア1504に書込まれる点が異なる。こ
れは導線3210上の信号によつてフリツプフロ
ツプ4005がセツトされることによつて達成さ
れる。フリツプフロツプ4005がセツトされる
と、ANDゲート4017から4021が不能に
され、ANDゲート4023から4027が起動
される。これはスイツチテストバツフア1504
の書込みを起動し、一方、送信バツフア1503
の書込みを不能にする。メモリ書込みパケツトは
パケツト長欄、発信側及び着信先トランクコント
ローラ欄、制御器欄、到着時間欄、プロセス同定
子欄、論理アドレス欄、タイムスタンプ欄、及び
CRC欄がスイツチテストバツフア1504がス
イツチテストバツフア1504内に書込まれ、一
方、データ欄がそのパケツトによつて指定される
他のメモリ位置に書込まれることを要求する。こ
れを達成するためには、制御器4028はパケツ
トの書込みの殆どの間スイツチテストバツフア1
504の書込みを起動する。これはデータ欄まで
の始めの欄を導線2746を介してスイツチテス
トバツフア1504に書込ます。パケツトのデー
タ部の書込みが開始される時、制御器4028は
スイツチテストバツフア1504の書込みを不能
にし、一方、一時ポインタの書込みを起動し、パ
ケツトのデータ部を導線2747を経てポインタ
2が指すメモリ位置に書込む。データ部の書込み
が完了したら、制御器4028は導線2746を
介してCRC欄をスイツチテストバツフア150
4に書込ませる。
バツフア3801内に格納されたパケツトがエ
ラーを含む時、あるいはパケツトが書込まれてい
るバツフアが溢れを起こした時は、パケツトは破
棄される。エラーを含むパケツトは導線3211
上の信号にによつて示される。送信バツフア15
13の溢れは導線2743上の信号によつて示さ
れ、またスイツチテストバツフア1504の溢れ
は導線2742上の信号によつて示される。パケ
ツトの破棄は一時ポインタ1によつて達成される
が、これは書込み動作の開始において書込みポイ
ンタと同一にセツトされる。エラーが発見された
り、バツフアの溢れが発生した場合、導線274
8あるいは2765上の信号を介して書込みポイ
ンタが一時ポインタと同一にセツトされる。この
結果書込みポインタがパケツトの書込みを開始し
た時にその書込みポインタがあつた位置に戻され
る。次のパケツトがエラーを持つパケツトの上に
書込まれ、こうしてエラーを持つパケツトが破棄
される。書込みポインタを一時ポインタ1と等し
くセツトする動作は、制御器4028によつて導
線4036上に1つの信号を置くことによつて達
成される。この動作は各書込み動作の終端におい
てなされる。しかし、パケツトが破棄されない通
常の書込み動作においては、ANDゲート401
0の他方の入力が不能にされているため導線40
36上の信号はなんの変化も起こさせない。破棄
信号が受信されると、フリツプフロツプ4013
は“0”にリセツトされる。これはANDゲート
4012を切り、この結果ANDゲート4016
が不能にされ、送信及びスイツチテストバツフア
の両方の書込みが不能にされる。これに加えて、
フリツプフロツプ4013が“0”にリセツトさ
れると、ANDゲート4010が起動され、これ
は書込みポインタを一時ポインタ1と等しくセツ
トし、この結果そのパケツトを破棄する。
第41図に出力回路1405の詳細を示す。出
力回路1405はメモリ1401からデータパケ
ツト、メモリ読出し及び書込みパケツト、並びに
スイツチテストパケツトを読出しこれらパケツト
をスイツチインタフエース1418を経てスイツ
チネツトワークに送信する。出力回路1405は
並列直列変換器4101及びパケツト書式変換器
4102を含む。並列直列変換器4101は導線
2732から2738を使用して、アドレス制御
器1404を介してメモリ1401からデータを
読出す。データは並列形式にて読出され、ケーブ
ル2731上に出現する。パケツトの形式によつ
て、並列直列変換器4101は導線2732,2
733,2735、あるいは2736上に信号を
置き、受信バツフア1501あるいはスイツチテ
ストバツフア1504を読出し、また一時ポイン
タをロードする。以下にデータパケツト、メモリ
読出しあるいは書込みパケツト、及びスイツチテ
ストパケツトに対する動作を説明する。並列直列
変換器4101がメモリ1401を読出している
間に、該変換器はデータを直列に変換し、該直列
データをパケツト書式変換器4102に送る。パ
ケツト書式変換器4102は導線4115上にパ
ケツトを受信し、パケツトのCRC欄をチエツク
し、このパケツトをスイツチネツトワークに送信
するために新CRC欄を計算する。パケツトの形
式によつて、出力回路1405はさらに数個のパ
ケツト欄、例えば発信側トランクコントローラ
欄、着信先トランクコントロール欄、長さ欄、及
び制御欄を更新する。パケツトの書式変換を終え
ると、スイツチインタフエース1418を経て導
線4117上をスイツチネツトワークに送信され
る。スイツチインタフエース1418は導線41
14上に1つの信号を置くことによつてこれがパ
ケツトを受信できる状態にあることを示す。入り
パケツト内にあるいはパケツトの書式変換の際に
エラーが検出されると、これは導線4119から
4121の1つの上の信号によつて示されるが、
この信号はスイツチインタフエース1418に送
信される。
並列直列変換器4101は制御リードを含む
が、該リードは該変換器がアドレス制御器140
4を介してメモリ1401の任意の部分にアクセ
スすることを可能にする。受信バツフア1501
へのアクセスは導線2732を介して提供され
る。スイツチテストバツフア1504へのアクセ
スは導線7233を介して提供される。これらア
クセスリードは制御のみを提供し、メモリ内に含
まれる情報はケーブル2731を介して送信され
る。メモリ1401にアクセスするためには、導
線2760上に1つの信号が存在しなければなら
ない。この信号はアドレス制御器1404内に含
まれるタイマ2714によつて提供される。出力
回路1405はまた一時ポインタに対する制御リ
ードを含むが、該一時ポインタは導線2734か
ら2737を介して提供される。一時ポインタは
メモリ読出し及びメモリ書込みパケツトによつて
指定されるメモリ読出し動作を遂行する。
パケツト書式変換器4102は導線4115を
経て並列直列変換器4101より情報を受信す
る。これはこの情報をスイツチネツトワークに送
信されたパケツトをアセンブルするのに使用され
る。この回路はまた入りパケツトのCRC欄をチ
エツクして、エラーが検出された時はエラー指標
を提供する。
第42図、第43図、及び第44図は出力回路
4105によつて提供されるパケツトの変換を示
す。並列直列変換器4101に入力されるパケツ
ト構成は出力回路1405に入力されるパケツト
である。パケツト書式変換器4102に入力され
るパケツト構成は実パケツトではなく、実パケツ
ト変換の中間ステツプを解説するためのものであ
る。パケツト書式変換器4102から出力される
パケツト構成は出力回路1405から送信される
実パケツトである。
第42図はデータパケツト(“0”値の制御欄)
が受信バツフア1501から読出される時のパケ
ツトの変態を示す。つまり、第42図は出力回路
1405がデータパケツトを読出す時にパケツト
に何が起るかを示す。パケツト4201は受信バ
ツフア1501内に存在するパケツトである。並
列直列変換器4101はアドレス制御器1404
から導線2760上に許可信号を、そして導線2
738上にデータ存在信号を受信すると、これは
受信バツフア1501を読出しできる状態とな
る。これは並列直列変換器4101が導線273
2を介してアドレス制御器1404に受信バツフ
ア読出し信号を送ることによつて達成される。こ
の信号はアドレス制御器1401にメモリ410
1内の受信バツフア1501を読出させそのデー
タをケーブル2731上の並列直列変換器410
1に送らせる。このデータは並列にて出現し、直
列ビツト流に変換される。パケツトの論理アドレ
スが読出されると、これは導線2753から27
37上の信号を介して一時ポインタにロードされ
る。このアドレスは論理翻訳テーブル1505の
適切なエントリーにアクセスするために使用され
るが、これは並列直列変換器4101からパケツ
ト書式変換器4102に送られるパケツト内に挿
入される。この中間パケツトの書式は第42図に
4202として示される。
並列直列変換器4101が受信バツフア150
1を読出しその新論理アドレスの読出し終える
と、これはその情報をパケツト書式変換器410
2に送る。パケツト書式変換器4102は2つの
主要な機能を遂行する。これは入り情報の幾つか
の欄の順番を変更することによつて発信側及び着
信先トランクコントローラの番号をそれらの適当
な欄に置き、また論理チヤネル翻訳テーブル情報
を論理アドレス欄に挿入する。これに加えて、パ
ケツト書式変換器4102は入り情報のCRC欄
をチエツクし、新長さ欄及びCRC欄を計算する。
この動作の結果、実パケツト4203が得られ
る。
第43図はメモリ読出し動作(制御欄が“3”)
あるいはメモリ書込み動作(制御欄が“4”)の
際に起こるパケツトの変態を示す。これら動作は
データパケツト(第42図)の読出しと類似する
が、以下の点が異なる。メモリ読出しあるいはメ
モリ書込みにおいては、データはメモリ読出しあ
るいはメモリ書込み内の指定のメモリ位置から読
出され、このデータは出メモリ読出しあるいはメ
モリ書込みパケツトに挿入される。同時に、パケ
ツトの残りがスイツチテストバツフア1504か
ら読出される。パケツト4301はスイツチテス
トバツフア1504内に存在するパケツトであ
る。アドレス欄はパケツト内に挿入されるデータ
のメモリ位置である。カウント欄は読出されるべ
きデータのバイト数である。パケツトは導線27
33上の信号の制御下にてスイツチテストバツフ
ア1504から読出される。アドレス欄4304
が該バツフアから読出される時、この値は一時ポ
インタ内にも保存される。これは第42図と関連
して前述したごとく、導線4209及び4210
上の信号を介して実行される。カウント欄430
5の読出しを終えたら、この一時ポインタを使用
してメモリ1401から情報を読出す。次に、こ
の情報がデータ欄に挿入される。パケツト書式変
換器4102は長さ欄、並びに着信先及び発信側
トランクコントローラ欄を更新し、また新CRC
欄を再計算する。この結果、実パケツト4303
が形成される。
第44図にスイツチテストパケツト(制御欄
“5”あるいは“6”)のパケツト変態を示す。ス
イツチテストパケツト変態においては、着信先ト
ランクコントローラ欄を更新することが必要であ
る。これはトランクコントローラ1欄あるいはト
ランクコントローラ2欄内のデータを使用して実
行される。第1のホツプスイツチ テストパケツ
ト(制御欄が“5”)では、トランクコントロー
ラ1欄が使用される。第2のホツプスイツチ テ
ストパケツト(制御欄が“6”)では、トランク
コントローラ2欄が使用される。
第45図に並列直列変換器4101の詳細を示
す。この回路はアドレス制御インタフエース45
01、及びバツフア4502を含む。入りパケツ
トはケーブル2731を経てアドレス制御インタ
フエース4501及びバツフア4502の両方に
送られる。アドレス制御インタフエース4501
は導線2738及び2740上のデータ存在信号
を介して受信バツフア1501あるいはスイツチ
テストバツフア1504のどちらかにデータが存
在することを知らされる。これは次にこれらパケ
ツトのバツフア4502への送信を制御するが、
該バツフアは並列直列変換を遂行する。アドレス
制御インタフエース4501はまた一時ポインタ
を使用して論理チヤネル翻訳テーブルエントリー
及びメモリ読出し及びメモリ書込みパケツトのデ
ータ欄の読出しを制御する。
第46図にアドレス制御インタフエース450
1の詳細を示す。アドレス制御インタフエース4
501はパケツトの受信バツフア1501あるい
はスイツチテストバツフア1504からバツフア
4502への伝送を制御する。パケツトの伝送は
ケーブル2731を介して実行される。アドレス
制御インタフエース4501はまた読出し中のパ
ケツトの制御欄を復号して一時ポインタをロード
するとともに、読出し中のパケツトの長さ欄を読
出すことによつてパケツト全体の読出しが完了す
る時期を判定する。アドレス制御器1404は導
線2738上に1つの信号を置くことによつて受
信バツフア1501内にデータが存在することを
示し、一方、導線2740上に1つの信号を置く
ことによつてスイツチテストバツフア1504内
にデータが存在することを示す。アドレス制御イ
ンタフエース4501はこのデータ存在信号に応
答して導線2732あるいは2733上に1つの
信号を置き、受信バツフア1501あるいはスイ
ツチテストバツフア1504のいずれかを読出
す。これに加えて、アドレス制御器1404から
のデータ存在信号は制御器4602にカウンタ4
604を始動させる。カウンタ4604はケーブ
ル2731から受信される各バイトをカウントす
る。このカウントは入りパケツトの制御及び長さ
欄が導線2731上にいつ存在するかを判定する
のに必要である。
メモリ読出しあるいはメモリ書込みパケツト
(制御欄が“3”あるいは“4”)の読出し動作も
第43図のパケツト4301に基づいて説明でき
る。制御器4602は導線2740上に“スイツ
チテストバツフア内データ存在信号”を受信し、
前述のごとく、スイツチテストバツフア1504
の読出しを開始する。ケーブル2731上に長さ
欄が出現すると、これはカウンタ4603内に格
納される。カウンタ4603はカウントダウンを
開始し、カウントが0に達すると、全パケツトの
読出しが完了する。制御欄がケーブル2731上
に出現すると、これは復号器4601によつて復
号される。制御欄が一旦復号されると、これはフ
リツプフロツプ4605及び4606に格納され
る。アドレス制御インタフエース4501はスイ
ツチテストバツフア1504からのパケツトの読
出しを継続する。アドレス欄が導線2731上に
出現すると、このアドレスは制御器4602によ
つて導線2735及び2736上に1つの信号を
置くことによつて一時ポインタにロードされる。
ケーブル2731上にカウント欄が出現すると、
これはカウンタ4603にロードされる。カウン
タ4603はそのアドレス欄内に指定されるメモ
リ位置から読出されるデータバイトの数をカウン
トする。このデータは次にそのパケツトの終端に
置かれこれによつて中間パケツト4302が形成
される。
第47図にバツフア4502の詳細を示す。バ
ツフア4502は実並列直列変換を遂行する。ケ
ーブル2731上へのバイトの存在はアドレス制
御インタフエース4501からの導線4504上
の信号によつて示される。ロード信号が導線45
03上に提供される。このロード信号はケーブル
2731上の第1のバイトを入力レジスタ470
1にロードさせる。制御器4703は次にこのバ
イトを桁送りレジスタ4702にロードする。桁
送りレジスタ4702は次にこのバイトを直列に
て導線4215にシフトする。このシフトは制御
器4703からの導線4706上の信号によつて
起動される。制御器4703はまたカウンタ47
04にカウントを開始させる。カウンタ4704
はビツト時間をカウントし桁送りレジスタ470
2からビツトが完全に読出される時を知らせる。
桁送りレジスタ4702の内容が直列にてシフト
されている間に、ケーブル2731上の次のバイ
トが入力レジスタ4701にロードされるが、該
レジスタは桁送りレジスタ4702内のデータが
完全にシフトされるまでこのバイトを緩衝する。
桁送りレジスタ4702内のデータが完全にシフ
トアウトされると、制御器4703はレジスタ4
701の内容を導線4705上の信号を介して桁
送りレジスタ4702に通過させる。制御器47
03は次にカウンタ4704をリセツトし、導線
4505を介してアドレス制御インタフエース4
501に了解信号を送り戻す。バツフア4502
はスイツチインタフエース1418から導線41
14上に連続的な準備完了信号を受信する。スイ
ツチインタフエース1418が溢れ状態にあり、
パケツトを受信できない時は、これはこの準備完
了信号を除去する。これが発生すると、この準備
完了信号が再度出現するまで桁送りレジスタ47
02からのデータのシフトアウトが抑制される。
第48図にパケツト書式変換器4102の詳細
を示す。パケツト書式変換器4102はパケツト
書式変換回路4801及び4802、並びに比較
器4803を含む。パケツト書式変換器の重複
は、前述したごとく、ハードウエアの障害を検出
するために必要である。書式変換においてエラー
が存在すると、比較器4803がそのエラーを検
出して導線4121上に1つの信号を置く。この
障害信号はスイツチインタフエース1418を介
して中央処理装置に送られる。入りパケツトの
CRCチエツクが受信パケツトにエラーが存在す
ることを示すと、導線4119上に1つの信号が
置かれまた論理チヤネル翻訳テーブルのエントリ
ーチエツクがエラーを示すと、導線4120上に
1つの信号が置かれる。両方の信号はスイツチイ
ンタフエース1418に送られる。
第49図にパケツト書式変換器4801の詳細
を示す。パケツト書式変換回路4108は次の2
つの基本的機能を遂行する。これは入りパケツト
のCRC欄をチエツクしエラーの報告をし、また
受信パケツトの種類によつては幾つかの欄の書式
変換を遂行する。エラーの報告はCRCチエツク
回路1905によつて実行されるが、該回路は入
りパケツトのCRC欄、及び論理チヤネル翻訳テ
ーブルのエントリーのチエツク欄をチエツクす
る。入りパケツトがエラーを含む時は、これは前
述のごとく導線4199あるいは4120上の信
号を介して報告される。この動作は受信パケツト
の種類に無関係に同一である。
パケツト書式変換回路4801をパケツト42
02に類似の通常のパケツト(制御欄が“0”)
の処理と関連して説明する。入りパケツトはパケ
ツト書式変換回路4801によつて導線4115
上に受信され直列にてレジスタ4901にシフト
される。ビツトはシステムクロツク161の制御
下で連続流にてパケツト書式変換回路4801に
送られる。タイミング発生器4904が各ビツト
が桁送りレジスタ4901内のどこに存在するの
かの形跡を保つ。これは制御器4903がデータ
セレクタ4902を介して桁送りレジスタ490
1内の色々な領域にアクセスし、各種の欄を適切
な書式変換回路4906から4908、あるいは
復号器4909にシフトすることを可能とする。
制御欄とPID欄が桁送りレジスタ4901内の適
切な位置に存在すると、制御器4903はこれら
欄を復号器4909にシフトさせる。復号器49
09はこれら欄を復号し、復号された値を制御器
4903に送る。256ビツトが桁送りレジスタ4
901にシフトされると、現在レジスタ4901
内に格納されている長さ欄がデータセレクタ49
02によつて選択され、導線4912を経てデー
タセレクタ4910に送られる。この特定の場合
は、長さ欄は変更せず、従つてその出力に直接送
られる。論理チヤネル翻訳テーブルエントリー欄
に位置するDTC欄は、次にデータセレクタ49
02を介してレジスタ4901からシフトされ、
データセレクタ4910に送られる。次に考慮す
べき欄はSTC欄である。この欄の値は書式STC
回路4906に送られる。制御器4903は書式
STC回路4906にこの値をデータセレクタ4
910にシフトさせる。制御欄、到着時間欄、及
びパケツト同定子欄が次にデータセレクタ490
2によつて選択され、制御器4903の制御下に
おいてデータセレクタ4910にシフトされる。
レジスタ4901内に含まれる新論理アドレスを
論理チヤネル翻訳テーブルエントリー欄より移動
することが必要である。これを実行するのには、
制御器4903はデータセレクタ4902にこの
欄を選択させ、この新論理アドレスをデータセレ
クタ4910に送らせる。各欄がデータセレクタ
4910に送られると、制御器4903はデータ
セレクタ4910にこれら欄(これは現在全パケ
ツトを構成する)を書式CRC回路4911に送
らせる。書式CRC回路4911はパケツトがシ
フトされるのに伴つて新CRC欄の再計算をする。
全パケツトが書式CRC回路4911にシフトさ
れると、書式CRC回路4911は更新された欄
に基づいて新CRC欄を計算し、パケツトの終端
に新CRC欄を加える。書式変換パケツトは次に
導線4117を経てスイツチインタフエース14
18に送られる。制御器4903は導線4118
上に所望のデータ存在信号を生成する。
第50図に送信機1403の詳細を示す。送信
機1403はアドレス制御器1404を介してメ
モリ1401からデータを読出し、このデータを
トランクパケツトに変換するが、該パケツトは次
のトランクコントローラあるいは終端局内の集合
機に送られる。送信機1403は並列直列変換器
5001、パケツト書式変換器5002、並びに
フラツグ及びビツト挿入回路5003を含む。送
信機1403は送信バツフア内データ存在信号及
びトランクテストバツフア内データ存在信号をア
ドレス制御器1404から導線2756及び27
58を介して受信する。送信機1403が導線2
766上に1つの信号を受信すると、これは導線
2754上に1つの信号を置くことによつてメモ
リ1401内の送信バツフア1503を読出す。
この信号はアドレス制御器1404に送信バツフ
ア1503からデータを読出させ、そのデータを
ケーブル2755を介して送信機1403に送ら
せる。同様に、送信機1403は導線2753上
に信号を置くことによつてメモリ1401内のト
ランクテストバツフア1502からデータを読出
す。送信バツフア1503あるいはトランクテス
トバツフア1502からデータを読出したら、こ
のデータは並列から直列に変換され、導線501
3を介してパケツト書式変換器5002に送られ
る。パケツト書式変換器5002はこれがデータ
の受信状態にあることを導線5015上に1つの
信号を置くことによつて示す。パケツト書式変換
器5002は時間ステツプ欄を詰め、また必要に
応じて、PID欄を更新することによつて、流れ制
御の変化を反映する。流れ制御情報はケーブル5
012を介してスイツチインタフエース1418
から受信される。これに加えて、パケツト書式変
換器5002は入りパケツトのCRC欄のエラー
についてチエツクし、また追加欄の情報に基づい
て新CRC欄を再計算する。パケツト書式変換器
5002はこのパケツトを導線5016を経てフ
ラツグ及びビツト挿入回路5003に通過する。
フラツグ及びビツト挿入回路5003はこのフラ
ツグパターンを出パケツトの開始及び終端に加
え、全ての5つの1の連続の後に1つの0を挿入
する。フラツグ及びビツト挿入回路5003は次
にトランクパケツトを導線5019を介して
1.544Mb/s速度にてトランクに送信する。
パケツト書式変換器5002の詳細を第51図
に示す。パケツト書式変換器5002はCRC回
路5101及び5104、パケツト書式変換回路
5102及び5105、並びに比較器5103を
含む。この回路は重複するCRC及びパケツト書
式変換器を含むが、これは前述したごとく、ハー
ドウエア障害を検出するのに使用される。エラー
が検出された場合、これは導線5021上の1つ
の信号によつて示される。
第52図にパケツト書式変換回路5102の詳
細を示す。この回路は時間スタンプ欄、PID欄、
及びCRC欄を更新する。書式時間スタンプ回路
5201はパケツトの時間スタンプ欄を既に到着
時間欄内に含まれる到着時間と書式時間スタンプ
回路5201によつて保持される現時間との差を
計算することによつて更新する。この計算につい
ては、受信機1402の詳細な説明と関連して述
べる。書式時間スタンプ回路5201はまたパケ
ツトから見出し情報を除去することによつてこれ
をスイツチパケツトからトランクパケツトに変換
する。PID回路5202はスイツチインタフエー
ス1418内に保持される現流れ制御に基づいて
PID欄を更新する。流れ制御情報はケーブル50
12を介してPID回路5202に送られる。CRC
回路5203は、更新された情報スタンプ欄、
PID欄、並びに他のパケツト欄を使用して新CRC
欄を再計算する。パケツト書式変換器5002が
全ての必要な欄の更新を終えると、該変換器はこ
のパケツトをフラツグ及びビツト挿入回路500
3に送る。
第53図に書式時間スタンプ回路5201の詳
細を示す。書式時間スタンプ回路5201は到着
時間欄から入りパケツトの到着時間を読出し、到
着時間と現時間との差を計算し、この差を時間ス
タンプ欄に加える。書式時間スタンプ回路520
1はまた入りパケツトから欄を除去して、これを
スイツチパケツトからトランクパケツトに変換す
る。現時間はカウンタ5302によつて保持され
るが、該カウンタは導線5010及び5011上
の外部タイミング信号によつて制御される。導線
5107上に第一のデータ存在信号が受信される
とこれは制御器5303に送られ、該制御器はカ
ウンタ5302の内容を桁送りレジスタ5301
に書込む。導線5107上の信号はまた制御器5
303にカウンタ5312を始動させる。カウン
タ5312は導線5107上にデータ存在信号が
受信されるのに伴つてこれらをカウントし、導線
5106上に各種の欄がいつ存在するかを知る。
導線5106上にパケツトの到着時間欄が存在す
ると、制御器5303は到着時間を直列加算器5
304にシフトさせ、同時に、制御器5303は
先に桁送りレジスタ5301に格納されている現
時間を直列加算器5304にシフトさせる。直列
加算器5304はこの現時間を到着時間欄に加
え、この合計を桁送りレジスタ5305に置く。
到着時間欄は負数として復号化されているため、
この計算は現時間と到着時間との差を与える。カ
ウンタ5312が入りパケツトの時間スタンプ欄
が導線5106上に存在することを示すと、制御
器5303はこの時間スタンプ欄を直列加算器5
306にシフトさせ、同時に、制御器5303は
桁送りレジスタ5305の内容を直列加算器53
06に送らせる。直列加算器5306は次にこれ
ら数を加算し、その合計を入りパケツトの時間ス
タンプ欄に置き、こうして時間スタンプ欄を更新
する。パケツトをスイツチパケツトからトランク
パケツトに変換するためにパケツトから除去すべ
き欄は以下の通り除去する。制御器5303は導
線5106上に除去すべき欄が存在する時、
ANDゲート5310上の信号を除去する。これ
は除去されるべき欄が導線5106上に存在する
ビツト時間の間、導線5205からのデータ存在
信号を除去する。このデータ存在信号の除去は、
後続の回路にデータ存在信号が除去されているビ
ツト時間の間、導線5204上に存在するデータ
を無視させる。
第54図はシステムクロツク161からのクロ
ツク速度を示す。プサイクロツク速度は入りデー
タが受信機1402に入力される速度である。フ
アイ速度はデータが受信機1402を去り、トラ
ンクコントローラ131内の各種の回路を通過
し、交換ネトワークに送られる速度である。シー
タ速度はアドレス制御器1404によつてデータ
がメモリ1401にあるいはこれより伝送される
速度である。
第55図にスイツチインタフエース1418の
出力制御器3106の詳細を示す。出力回路31
06は導線4117及び4118を介しの出力回
路1405からのデータ、あるいは導線5534
及び5535を介してのパケツト書式変換器31
25からのデータのいずれかを選択する。出力回
路3106は次にこのデータを導線173を介し
て交換アレイ170に送るか、あるいは導線17
5を介して交換アレイ171に送る。データの選
択は制御回路5501の制御下において要素55
30,5515,5516、及び5513によつ
て遂行される。これら要素はデータを送信回路5
502あるいは5503のいずれかに送る。制御
回路5501はフリツプフロツプ5514の内容
によつて示される、どちらの送信回路が最後に使
用されたかの情報、並びに送信回路、例えば送信
回路5502のフリツプフロツプ5505内の準
備済フリツプフロツプによつて示されるどの回路
が他のパケツトを送信することができるかの情報
に基づいて送信回路の選択をする。制御器550
1は出力回路1405あるいはパケツト書式化器
3125がどちらかがパケツトを送信する準備状
態にある時をマルチプレクサ5530を介して導
線5535及び4118上のデータ存在(DP)
信号を標本することによつて知る。制御器550
1は導線4118の状態を導線5536を介して
“0”を送信することによつて調べる。マルチプ
レクサ5530は導線5536上の“0”に応答
して導線4118上の信号を選択し、この信号を
制御器5501が導線5537を介して標本を取
ることが可能なフリツプフロツプ5516に送
る。出力回路1405がデータ持ち送信を受ける
と、制御器5501はこのデータを受信すること
ができ、制御器5501は導線4114を介して
出力回路1405に出力準備信号を送信する。同
様に、制御器5501は導線5531を介してパ
ケツト書式化器3125に該書式化器がパケツト
待ち送信を受けている時は保守準備信号を送信す
る。
第31図の説明と関連して述べたごとく、中央
処理装置115は保守レジスタ3101内に2ビ
ツトを格納することによつてアレイ170あるい
は171のいずれかの使用を制御できる。これら
2つのビツトはケーブル3114を介してサブケ
ーブル5521によつて保守レジスタ3101か
ら制御器5501に送信される。これらビツトは
出力制御器3106を4モードの1つによつて動
作させる。サブケーブル5521上の“00”は出
力制御器3106をロード共有モードにて動作さ
せる。このモードにおいては、該回路はパケツト
の送信を交換アレイ170と171の間で切り替
え、パケツトの半分が各交換アレイに送信される
ようにする。サブケーブル5521上の“01”は
出力制御器3106をその全てのパケツトを交換
アレイ171に送信させる。サブケーブル552
1上の“11”は出力制御器3106にパケツトを
スイツチアレイのいずれにも送信させないように
する。このモードは関連するトランクコントロー
ラをサービスから効果的に除外する。
以下の説明はトランクコントローラ131がロ
ード共有モードにて動作しており、両方のアレイ
がパケツトを受信できる状態にあるものとする。
制御器5501はフリツプフロツプ5514をセ
ツト及びリセツトすることによつてどちらのアレ
イが最後に使用されたかを記録する。例えば、交
換アレイ171が最後に使用された時は、フリツ
プフロツプ5514がセツトされ、交換アレイ1
70が最後に使用された時は、フリツプフロツプ
5514がリセツトされる。制御器5501は導
線5532上に“1”をフリツプフロツプ551
4のD入力に送信し、次に導線5533を介して
フリツプフロツプ5514をクロツクすることに
よつてフリツプフロツプ5514をセツトする。
フリツプフロツプ5514は導線5532上に
“0”を送信することによつて類似の方法にてリ
セツトされる。導線5538上にネツトワーク1
16への送信待ちパケツトを示す次データ存在信
号は制御器5501にフリツプフロツプ5514
の状態を変化させる。フリツプフロツプ5514
がセツトされていると仮定すると、データ存在導
線5558上のこの変化は制御器5501にフリ
ツプフロツプ5514をリセツトさせる。フリツ
プフロツプ5514がリセツトされると、AND
ゲート5512が起動され、そしてANDゲート
5513が不能にされる。これは導線5539上
のデータを送信回路5502に送信させる。これ
に加えて、制御器5501は導線5522を介し
て3状態装置を起動させる。これはANDゲート
5512からのデータを導線5508上の交換ア
レイ170に送信させる。
各送信回路とそれと関連するアレイとの間に信
号法プロトコールが存在する。一方のアレイが他
のパケツトを受信できる状態にある場合、これは
リンク解放信号を送信して、これが他のパケツト
を受信可能であることを示す。例えば、交換アレ
イ170がパケツトを解放されておりパケツトを
受信できる状態にある時は、これは導線5508
を介してリンク解放信号を送信回路5502に送
信する。このリンク解放信号はそのS入力(セツ
ト入力)を介してフリツプフロツプ5505をセ
ツトし、このリンク解放信号が受信された事実は
導線5523を介して制御器5501に送信され
る。各パケツトが送信されると、制御器5501
が導線5524を介してフリツプフロツプ550
5をリセツトし、また導線5522を介して3状
態装置5504を不能にする。交換アレイ170
が一杯でパケツトの受信が不可能な状態にある時
は、これは導線5508上にリンク解放信号を送
らない。これはフリツプフロツプ5505をリセ
ツトした状態に保つ。制御器5501はフリツプ
フロツプ5505がリセツトされているのに応答
してパケツトの送信のために送信回路5503の
みの選択をする。
一方のアレイが適当な時間内にリンク解放信号
の送信をしなかつた時は、この事実はそのアレイ
が極度にオーバロードされているか、あるいはそ
のアレイ内に障害が発生したことを示す。いずれ
かの状態が存在すると、中央処理装置115によ
つて保守及びトラヒツク分配戦略の両方を実行
し、この状態の間、システムが正しく機能するよ
うにする必要がある。この状態の検出は第2A図
のタイマ237を具体化するカウンタ5506及
び比較器5507の使用によつて遂行される。ア
レイ170が即定の時間内にリンク解放信号の送
信を怠つた場合、比較器5507は導線5509
を介してFLTO(障害アレイ0)を保守レジスタ
3101に送信する。これは割り込み信号が保守
チヤネル200を介して中央処理装置115に送
信される結果となる。ここでカウンタ5506及
び比較器5507の動作のより詳細について説明
すると、比較器5507はカウンタ5506内の
カウントと中央処理装置115によつて保守レジ
スタ3101内に先に格納されておりケーブル5
507を介してサブケーブル5504内の比較器
5507に送信された即定の数とを比較する。こ
の数はトランクコントローラ131の初期化の際
に保守パケツトを使用して中央処理装置115に
よつて保守レジスタにロードされたものである。
フリツプフロツプ5505がリセツトされると、
カウンタ5506がシステムクロツク161によ
つて決定される既定の速度にてカウンタ5506
を増分させる。カウンタ5506が保守レジスタ
3101内に含まれるタイムアウト値に達する
と、比較器5507はこの事実を検出してFLTO
信号を生成し該信号はケーブル3127内の導線
5509を経て保守レジスタ3101に送信され
る。
制御回路5501は好ましくは1つのプログラ
マブル論理アレイ(PLA)及び1つのVLSI回路
内のフリツプフロツプあるいは、1つのPLA、
例えば、追加のフリツプフロツプ回路を持つシグ
ネテイツクコーポレーシヨン社(Signetic
Corporation)製82S100を含む。
第56図に入力制御器3107の詳細を示す。
入力制御器3107は交換アレイ170あるいは
171のいずれかからパケツトを受信して、入り
パケツトに関してCRCチエツクを遂行する。こ
れはデータパケツトを入力回路1406に、また
保守パケツトをISR3105に伝送する。入力制
御器3107は導線177上の交換アレイ171
からのパケツトあるいは導線178上の交換アレ
イ171からのパケツトを受信する。この入りパ
ケツトはCRチエツク回路5612あるいは56
13のいずれかによつてチエツクされパケツト交
換の際に障害が発生しなかつたことを検証する。
障害信号はケーブル3115内の導線5616及
び5617を経て保守レジスタ3101に送信さ
れる。交換アレイ170から導線177上にパケ
ツトの開始が受信されると、入力コントローラ5
602は導線5605を介して1つの要求信号を
送ることによつて出力コントローラ5601にパ
ケツト送信要求し、またパケツトの最初の部分を
格納する。出力コントローラ5601はこの要求
信号を受信し、コントローラ5601が入力コン
トローラ5603の処理をしてない場合、1つの
了解信号を導線5604を経て入力コントローラ
5602に送信する。入力コントローラ5602
がこの了解信号を受信すると、これは導線560
6を経て出力コントローラ5601へのパケツト
の伝送を開始する。同様に、入力コントローラ5
603はアレイ171に関して上記のステツプを
遂行する。出力コントローラ5601が入力コン
トローラ5602あるいは5603からのパケツ
トの受信を開始すると、これはそのパケツトのデ
ータ並びにデータ存在信号を導線5619あるい
は5620を介して蛇取り回路5618に送信す
る。パケツトの開始を受信すると、蛇取り回路5
618はパケツト及び存在信号が導線3203及
び3204を介して入力回路に伝送されるべき
か、あるいはこれらが導線3108及び3109
を介してISR3105に伝送されるべきかを判定
する。蛇取り回路5618は入りパケツトの制御
欄を復号しパケツトの形式を判定することによつ
てこれを遂行する。
第57図に入力コントローラ5602を詳細に
示す。入力コントローラ5602は交換アレイ1
70からのパケツトを導線177上に受信し、こ
れらパケツトを導線5606上の出力コントロー
ラ5601に伝送する。パケツトが最初に受信さ
れると、これはバツフア桁送りレジスタ5705
に格納され、制御器5701は導線5605を介
して1つの要求信号を出力コントローラ5601
に送信する。出力コントローラ5601はこの要
求信号に応答して、これが現在、入力コントロー
ラ5603からの他のパケツトを処理してない時
は、導線5604を介して制御器5701に1つ
の了解信号を送り戻す。この了解信号を受信する
と、制御器5701はデータセレクタ5706が
バツフア桁送りレジスタ5705内に格納された
パケツトの部分を導線5606を介して出力コン
トローラ5601に送信を開始するように選択す
る。
これら機能を詳細に説明すると、入りパケツト
は最初に入力桁送りレジスタ5703にシフトさ
れる。このパケツトの開始ビツトが桁送りレジス
タ5703の最後のビツト位置に最初に出現する
と、これは導線5708上の信号を介して制御器
5701に送信される。次に入りパケツトの長さ
欄がレジスタ5703内に出現し、レジスタ57
04内に格納される。レジスタ5703内に格納
された長さ欄の内容は、制御器5701によつて
アレイ170からの全パケツトがいつ受信を終了
したかを知のに使用される。開始ビツトの出現は
また制御器5701に要求信号を導線5605上
の出力コントローラ5601に送らせる。この要
求信号が送信されると同時に、入力データがレジ
スタ5703を介してバツフア桁送りレジスタ5
705に送信されるが、これは1個の完全なパケ
ツトを緩衝できる容量持つ。制御器5701が導
線5604を介して出力コントローラ5601よ
り了解信号を受信すると、制御器5701はレジ
スタ5705の適当なデータ選択リードを選択し
て、入りパケツトからのデータを導線5606を
介してデータセレクタ5706から出力コントロ
ーラ5601に伝送させる。これは入力コントロ
ーラ5602によつて、これが了解信号を受信後
直ちに、1つの全パケツトを緩衝することなく、
このパケツトの伝送することを可能とする。全パ
ケツトが受信されると、制御器5701は交換ア
レイ170に導線171を経て1つのリンク解放
信号を送る。これは制御器5701によつて導線
5711を介して3状態装置5712にパルスを
送ることによつて達成されるが、この結果、アレ
イ170にリンク解放信号が送信される。制御器
5701は好ましくは、1つのプログラマブル論
理アレイ(PLA)及びVLSI回路内のフリツプフ
ロツプ、あるいは1つのPLA、例えば、追加の
フリツプフロツプ回路を持つシグネテイツク コ
ーポレーシヨン製の82S100を使用する。
第58図に出力コントローラ5601の詳細を
示す。出力コントローラ5601は入力コントロ
ーラ5601及び5603からのデータを選択
し、このデータをデータ存在信号とともに蛇取り
回路5618に送信する。制御器5801は入力
コントローラ5602からの要求信号を導線56
05上に受信し、また入力コントローラ5603
からの要求信号を導線5608上に受信する。制
御器5801が入力コントローラの1つから1つ
の要求信号を受信すると、これは1つの了解信号
を導線5604(入力コントローラ5602に対
する)、あるいは5607上(入力コントローラ
5603に対する)を経て適当な入力コントロー
ラに送信する。この適当な入力コントローラは次
にこのデータを導線5606あるいは5609を
介してデータセレクタ5802に送信する。制御
器5801はデータセレクタ5802に導線58
03上の信号を介して適当な入力を選択させる。
データは次に導線5619を介して蛇取り回路5
618に送信される。制御器5801はまたデー
タ存在信号を生成し、これを導線5619を介し
て蛇取り回路5618に送信する。
第59図にトラヒツク回路3120の詳細を示
す。トラヒツク回路3120は一定の期間内にト
ランクコントローラがトランク118からのパケ
ツトを受信している実時間量に基づいてトランク
コントローラ131の活動量を計算する。この回
路はトラヒツクが既定のロードのパーセント値を
越えた場合、あるいはこれ以下になつた場合、こ
の報告を行なう。これらロードレベルは中央処理
装置115によつて変更可能である。初期化に際
して、累算器5904並びにレジスタ5905及
び5906は0にセツトされ、レジスタ5903
及び5909は中央処理装置115によつて決定
される値にセツトされ、またカウンタ5902に
はレジスタ5903の内容がロードされる。中央
処理装置115はレジスタ5903及び5909
の値を保守書込みパケツトを介して保守レジスタ
3101をロードするのと同様な方法にてセツト
する。この保守書込みパケツトの内容はケーブル
3121を介して幾つかのレジスタに伝送され
る。レジスタ5903には時定数がロードされる
が、これはトラヒツクを測定する一定の時間を指
定する。レジスタ5905にはセツトのマスクビ
ツトがロードされる。マスクビツトを変更するこ
とによつて中央処理装置115はトラヒツク報告
に使用される増分値を変更できる。例えば、全て
でなく2個の最上位ビツトをマスクすることによ
つて、トラヒツク回路3120は25パーセント、
50パーセント、75パーセント、及び100パーセン
トの通信レベルの変化を報告する。異なるビツト
をマスクすることによつて、異なる通信レベル変
化のパーセントが報告される。
トラヒツク回路3120は導線5020上にデ
ータ存在信号を受信し、導線5912上にプサイ
クロツクパルスを受信する。各クロツクパルスは
カウンタ5902を1だけ減分し、これに加え
て、トランクコントローラが使用中(導線502
0上のパルスによつて示される)であるクロツク
パルスに対して、累算器5904が1ビツト位置
右にシフトされ、これはこのレジスタ内に含まれ
る値を基本的に2で割り、統計的平均効果を与え
る。カウンタ5902は次にレジスタ5903内
に格納される時定数値にリセツトされる。同時
に、累算器5904の内容がレジスタ5905及
び5914にロードされる。レジスタ5914内
の値は保守読出しパケツトを使用して中央処理装
置115によつて読出される。レジスタ5905
の内容は次にプサイクロツク速度にてレジスタ5
906にロードされる。次のプサイパルスの前に
比較器5910によるレジスタ5905及び59
06の比較がなされる。カウンタ5902が再度
0に到達すると、累算器5904の内容がレジス
タ5905にロードされる。この時点で、レジス
タ5905は最も最近の時間期間のトランクの活
動を含み、一方、レジスタ5906は前の時間期
間のトランクの活動を含む。レジスタ5905か
らの値はマスク回路5907に送られ、レジスタ
5906からの値はマスク回路5908に送られ
る。マスク回路5907及び5908は比較器5
910にマスクレジスタ5909の内容によつて
マスクされなかつたビツトのみを送る。比較器5
910は次にマスク回路5907及び5908か
ら受信されるビツトを比較し、この値が等しくな
い場合は導線3117上に1つの報告信号を生成
する。
第60図にパケツト交換システムの保守チヤネ
ル200を示す。保守チヤネル200は中央処理
装置が、該装置の制御下において1つあるいは全
てのトランクコントローラに保守情報を送受信す
ることを可能にする。保守チヤネル情報は交換ネ
ツトワークを通過せず、従つて、交換ネツトワー
クがサービス中でない時にもトランクコントロー
ラとの通信が可能である。
保守チヤネル200は数個のトランクコントロ
ーラ盤保守回路(TCBMC)、例えば、TCBMC
6001及びTCBMC6002を含むが、これら
は最大8個のトランクコントローラ、例えば、ト
ランクコントローラ131あるいは140を収容
できる。保守チヤネル200はバスタイミング回
路6003の制御下で動作するが、該バスタイミ
ング回路は合衆国特許第3749845によつて説明さ
れる仲裁スキームを使用する。各TCBMCは1つ
のケーブルを介して保守バス6006に接続され
る。例えば、TCBMCはケーブル6004を介し
て保守バス6004に接続される。各トランクコ
ントローラは、一方、他の1つのケーブルを介し
てTCBMCに接続される。例えば、トランクコン
トローラ131はケーブル6005を介して
TCBMC6001に接続される。
トランクチヤネル200内の通信は第61図に
示すパケツトによつて提供される。このパケツト
内において、発信側欄(SRC)はパケツトの発
信元であり、着信先欄(DST)はパケツトの着
信先である。指令欄(CMD)はパケツトの形式
を指定する。パケツトには8個の形式があるがこ
れらには、単一トランクコントローラリセツトパ
ケツト、単一トランクコントローラ保守レジスタ
読出しパケツト、単一トランクコントローラ保守
レジスタ書込みパケツト、全トランクコントロー
ラ保守レジスタ書込みパケツト、単一TCBMC保
守レジスタ読出しパケツト、単一TCBMC保守レ
ジスタ書込みパケツト及び全TCBMC保守レジス
タ書込みパケツトが含まれる。このデータ欄は適
当な保守レジスタに書込まれるべき、あるいは該
レジスタから読出された情報を含む。
第62図にトランクコントローラ盤保守回路6
001の詳細を示す。データ及びタイミング信号
は導線6204から6206を経てバスから
TCBMC6001に通過する。これに加えて、こ
のバスはグローバルリセツト導線6207を介し
て全てのトランクコントローラをリセツトする。
各トランクコントローラは5個の導線を介して
TCBMCに接続される。例えば、トランクコント
ローラ131はリセツト6207、MRD621
0、MWR6211、MREG6212、及び割り
込み6213を介してTCBMCに接続される。リ
セツト6027は初期化の際に保守レジスタをリ
セツトするのに使用される。割り込み入力621
3は保守レジスタ3101によつて中央処理装置
115に保守レジスタ内に重大な状態を示す情報
が存在することを知らせるのに使用される。割り
込みを起こさせる状態の詳細な説明についてを第
31図の保守レジスタ3101の説明と関連して
述べる。MRD6210は保守レジスタ3101
を読出すための要求リードであり、MWR621
1は保守レジスタ3101の書込みをするための
要求リードであり、MREG6212はデータを
保守レジスタ3101に書込みするためあるいは
これよりデータを読出すためのリードである。
バスインタフエース6201は保守バス600
6からのパケツトをケーブル6204上に受信す
る。このパケツトは制御器6202に送信される
が、該制御器はパケツトの制御欄を読出し適当な
動作をする。例えば、指令欄が読出し指令を含む
場合は、制御器6202はマルチプレクサ620
3にMRDO信号を導線6210上に送信させる。
トランクコントローラ131の保守レジスタ31
01はMRDO信号に応答して導線6012を介
してその内容を直列にTCBMC6001に伝送す
る。制御器6202はマルチプレクサ6203を
介して導線6212上に受信したデータに応答し
てこの情報を含むパケツトを形成し、このパケツ
トを中央処理装置115に送信する。この指令欄
がトランクコントローラ131の保守レジスタ3
101への書込み動作を指定する場合は、制御器
6202は最初に導線6211を介してMWRO
信号を、次に受信パケツトのデータ欄の内容を保
守レジスタ3101に送信する。保守レジスタ3
101はMWRO信号に応答して導線6212を
介して受信された情報を格納する。TCBMC60
01はこれと類似する手順をトランクコントロー
ラ131に対する他の指令の遂行、及びTCBMC
6001の制御下の他のトランクコントローラに
対する指令についても遂行する。
JP58503656A 1982-11-04 1983-10-26 トランク コントロ−ラによるパケット負荷監視 Granted JPS59501851A (ja)

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