JPH0223107Y2 - - Google Patents

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JPH0223107Y2
JPH0223107Y2 JP1981063792U JP6379281U JPH0223107Y2 JP H0223107 Y2 JPH0223107 Y2 JP H0223107Y2 JP 1981063792 U JP1981063792 U JP 1981063792U JP 6379281 U JP6379281 U JP 6379281U JP H0223107 Y2 JPH0223107 Y2 JP H0223107Y2
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thyristor
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transformer
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電圧変動の大きい直流電源(特に蓄
電池に適合する)から負荷に一定電圧を供給する
負荷電圧補償装置の改良に関するものである。
蓄電池を制御装置の電源として使用する場合、
一般に蓄電池の電圧変動は±20%程度であるた
め、高い定電圧精度が要求される負荷、例えば入
力電圧許容範囲が±5%以下であるような制御装
置に対しては、従来のシリコンドロツパや端電池
方式では切換え段数が増し、機械的可動部分が多
くなるため、装置が非常に大きくなつたり、信頼
性が劣る等の欠点があつた。このため高度の定電
圧精度を要求される負荷に対しては、近年第1図
のような蓄電池電圧の昇・降圧が可能な負荷電圧
補償装置が使用されてきた。その動作について第
2図の動作波形図と共に説明すれば、矩形波イン
バータ20は第2図aのような一定周波数の矩形
波電圧をセンター・タツプ付変圧器22に出力す
る。変圧器22の二次電圧E2が蓄電池10の電
圧VBより低くなるように変圧器22の巻線比を
選んでおけば、制御整流器のサイリスタ23又は
サイリスタ24は点弧信号によつて動通する。t
=α以前に矩形波電圧の負のサイクルにあたる一
方のサイリスタ(例えばサイリスタ24)が導通
しており、他方の矩形波電圧の正のサイクルにあ
たるサイリスタ(例えばサイリスタ23)が順電
圧阻止状態を保つているとすると、リアクトル2
5、コンデンサ26からなるフイルターの入力電
圧は、蓄電池10の電圧VBから変圧器22の二
次電圧E2を減算した電圧となる。t=αにおい
て順電圧阻止状態のサイリスタ(例えばサイリス
タ23)を点弧すると、変圧器22はそれまで導
通していたサイリスタ(例えばサイリスタ24)
から順電圧阻止状態にあつたサイリスタ(例えば
サイリスタ23)に負荷電流を移し、それまで導
通していたサイリスタ(例えばサイリスタ24)
は変圧器22の二次側矩形波逆電圧を受けて自自
然消弧する。この時フイルター入力電圧は蓄電池
10の電圧VBに変圧器22二次電圧E2が加算さ
れた電圧になる。次にt=πにおいて、矩形波電
圧の極性が反転するが、導通しているサイリスタ
(例えばサイリスタ23)は導通状態を保つ、他
方のサイリスタ(例えばサイリスタ24)は、逆
電圧阻止状態から順電圧阻止状態に移り、次の転
流に備える。フイルター入力電圧は、t=α以前
と同様、蓄電池10の電圧VBから変圧器22二
次電圧E2を減算した電圧となる。以下、同様の
繰返しによつてフイルター入力電圧は、第2図の
ように蓄電池電圧VBに変圧器二次側矩形波電圧
E2の位相制御された電圧波形が重畳される。こ
の電圧をフイルターで平滑し、負荷電圧VOは下
記の式となる。
VO=VB+△E(α) (VB:蓄電池電圧,△E(α):補償電圧) ここで補償電圧△E(α)は、制御整流器の点
弧位相角αを0からπまで変えることで、変圧器
二次電圧正のピーク値E2から負のピーク値−E2
まで連続的に変えることが可能となる。
第3図は、この負荷電圧補償装置を使つた従来
回路図である。交流電源1を整流器2で直流電圧
に変換し、リアクトル3、コンデンサ4からなる
フイルターで平滑し、蓄電池10を充電する。蓄
電池10の電圧は、負荷電圧補償装置20を通し
て一定電圧に補償され、負荷30に供給される。
この場合、負荷電圧の許容電圧範囲内に一番近い
値に浮動電圧を選び、この蓄電池10のセル数を
決めてやれば、通常は第3図の如く電磁開閉器5
で蓄電池10をバイパスすることにより、常時の
効率を高めることが可能である。負荷電圧補償装
置20は均等充電時、及び停電時のみ動作するこ
とになる。しかしながら蓄電池10が電磁開閉器
5で直接負荷30に接続されるため、蓄電池端子
での雑音電圧、リツプル電圧が問題になり、これ
を抑制するリアクトル3、コンデンサ4が非常に
大きくなり不経済であつた。更に電磁開閉器5
は、機械的な動作のため開閉時の過渡変動におい
て問題があつた。又、電磁開閉器の代りにサイリ
スタを使用することもできるが、その場合サイリ
スタを消弧するための転流回路が必要で、装置が
大型化したり不経済となる欠点があつた。
本考案は、上記の欠点を解消するものであり、
以下実施例により詳細に説明する。第4図aの実
施例において、1は交流電源、2は整流器、3は
リアクトル、4はコンデンサ、20は矩形波イン
バータ21、変圧器22、サイリスタ23,2
4、リアクトル25、コンデンサ26で構成され
る負荷電圧補償装置である。30は負荷、27は
蓄電池10のバイパスサイリスタであり、第3図
の従来例における電磁開閉器5又はサイリスタに
代るもので、負荷電圧補償装置20の変圧器22
二次側センタータツプと、リアクトル25とコン
デンサ26で構成されるフイルタ入力端に接続さ
れる。第4図bは制御回路のブロツク図で、40
は負荷電圧補償装置20とバイパスサイリスタ2
7の選択回路、50は負荷電圧補償装置20の制
御回路部で遅延回路51、インバータゲート回路
52、位相制御回路53、制御整流器のゲート回
路54で構成される。60はバイパスサイリスタ
のゲート回路である。
この回路の動作を第5図の動作波形図で説明す
ると、常時整流器2は交流電源1を直流に変換
し、リアクトル3、コンデンサ4のフイルターを
通し、蓄電池10を浮動充電する。浮動充電時、
負荷電圧補償装置20は動作せず。バイパスサイ
リスタ27が導通され、負荷電圧補償装置20の
リアクトル25、コンデンサ26からなるフイル
ターを通し、負荷に給電する。従来のように蓄電
池電圧が直接、負荷30に接続されず、負荷電圧
補償装置20のフイルターリアクトル25、コン
デンサ26を通して給電されるため、整流器のフ
イルターリアクトル3、コンデンサ4が非常に小
さくなり経済的である。次に負荷電圧補償装置2
0とバイパスサイリスタ27との切替動作につい
て説明すれば、図示されていない検出手段により
交流電源1の停電あるいは蓄電池10電圧の低下
が検出されると、負荷電圧補償装置20、バイパ
スサイリスタ選択回路40に信号が送られ、その
出力QはLからH、はHからLに反転する。こ
の信号によりバイパスサイリスタのゲート回路6
0のゲート信号はオフし、同時に制御回路部50
のインバータゲート回路52のゲート信号が矩形
波インバータ21に送られる。又位相制御回路5
3からは矩形波インバータ21のゲート信号に同
期した三角波電圧と出力電圧を比較し、その時の
出力電圧にみあつた位相制御信号を制御整流器の
ゲート回路54に出力し、このゲート回路54の
ゲート信号により制御整流器のサイリスタ23,
24が位相制御される。バイパスサイリスタ27
は、サイリスタ23又はサイリスタ24が導通す
ることにより、変圧器22の二次電圧E2の逆電
圧を受け消弧する。
その後、蓄電池放電、交流電源の復電、均等充
電に至る過程での蓄電池10電圧の変化、即ち蓄
電池終止電圧から均等充電々圧までの蓄電池電圧
の変化は、昇・降圧可能な負荷電圧補償回路20
で補償し、負荷30に一定の電圧を供給する。交
流電源1の復電後、整流器2が所定の均等充電時
間を経過して再度、浮動充電に移り、蓄電池10
の電圧が所定値にもどると、図示していない検出
回路で検出され、負荷電圧補償装置20、バイパ
スサイリスタ選択回路40に信号が送られ、その
出力QはHからL、はLからHに反転する。こ
の信号により、バイパスサイリスタゲート回路6
0のゲート信号がオンし、同時に負荷電圧補償装
置20の制御整流器のゲート信号は、遮断され
る。一方、インバータゲート回路の遮断信号は遅
延回路51を通して送られるため、バイパスサイ
リスタが点弧された後、数サイクル経過してイン
バータ部のゲート信号は遮断する。このため、そ
れまで導通していたサイリスタ23又はサイリス
タ24は新たに導通したバイパスサイリスタ27
を通して変圧器22二次電圧E2の逆電圧を受け、
確実に消弧する。こうして負荷30への給電は、
負荷電圧補償装置20からバイパス・サイリスタ
27に移る。
上記のように浮動充電時には、バイパスサイリ
スタ27で負荷30に給電し、停電、均等充電時
のみ負荷電圧補償装置20から給電する構成とし
たため装置の効率も高く、かつ切替え時の瞬時変
動も従来例に比べ向上する利点がある。
更には、バイパスサイリスタ27の転流回路も
必要としないため、装置も小型、軽量で経済的で
ある。
第6図は本考案の他の実施例であり、負荷電圧
補償装置を接地の直流電源に応用した場合の実
施例である。回路の動作は第4図の実施例と同様
であるので省略する。
上記した如く、本考案は負荷電圧補償装置の変
圧器二次側センタータツプと、フイルター端の間
にバイパスサイリスタを接続し、浮動充電時の負
荷給電はバイパスサイリスタで、停電及び均等時
は負荷電圧補償装置で給電する構成としたため、
装置の効率が高く、かつ整流器のフイルターも小
型となり、更にはバイパスサイリスタの転流回路
も必要としないため装置の小型、軽量が可能とな
り、その実用的価置は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の昇・降圧負荷電圧補償装置の基
本回路図、第2図は第1図の動作特性図、第3図
は従来の電源装置図、第4図、第6図は本考案に
よる実施例の回路図、第5図は第4図の動作特性
図である。 2……整流器、10……蓄電池、20……負荷
電圧補償装置、21……矩形波インバータ、30
……負荷、50……制御回路、51……遅延回
路、52……インバータゲート回路、53……位
相制御回路、54……制御回路のゲート回路、6
0……バイパスサイリスタのゲート回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源から整流器を介して浮動充電される蓄
    電池を直流電源として矩形波インバータを構成
    し、この矩形波インバータの変圧器の2次側の
    各々の端子にサイリスタの一端を、センタータツ
    プに蓄電池の非接地端子を接続し、前記サイリス
    タの他端同士を接続するとともに、この接続点と
    前記蓄電池の接地端子との間に得た直流出力を直
    流フイルターで平滑して負荷に供給する負荷電圧
    補償装置であつて、前記変圧器の2次側のセンタ
    ータツプと直流フイルターの入力との間に前記サ
    イリスタと同一極性にバイパスサイリスタを接続
    し、蓄電池の浮動充電時にこのバイパスサイリス
    タを導通させて蓄電池の直流電力を直接負荷に供
    給するとともに、交流電源の停電時または蓄電池
    電圧の低下時に前記バイパスサイリスタをオフさ
    せて矩形波インバータを一定の変換周波数で動作
    させ、この変換周波数の半サイクルごとに前記サ
    イリスタを交互に位相制御し、負荷に一定の直流
    出力を供給することを特徴とする負荷電圧補償装
    置。
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