JPH0223062Y2 - - Google Patents

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JPH0223062Y2
JPH0223062Y2 JP1982055785U JP5578582U JPH0223062Y2 JP H0223062 Y2 JPH0223062 Y2 JP H0223062Y2 JP 1982055785 U JP1982055785 U JP 1982055785U JP 5578582 U JP5578582 U JP 5578582U JP H0223062 Y2 JPH0223062 Y2 JP H0223062Y2
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JP
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power transmission
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gate
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JP1982055785U
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直流送電系統の送電を停止する制
御装置に関する。
直流送電系統は、通常第1図に示すような構成
をもつ。第1図において、1a,1bは交流母
線、2a,2bは変圧器、3a,3bは電力を順
変換又は逆変換する変換器、4a,4bはリアク
トル、4cはリアクトル4a,4bを介して変換
器3a,3bを接続する直流送電線、5a,5b
は直流送電線4cの両端に設けられた直流変流
器、6a,6bは直流送電線4cの両端に設けら
れた直流変成器である。
第1図に示すような直流送電系統に対して従来
の送電停止制御装置は、第2図に示すような制御
回路をA端の変換器3a及びB端の変換器3bに
それぞれ備えていた。以下の説明ではA端からB
端に向つて送電をしているものとし、まずA端及
びB端に備えられている制御回路の応答に第3図
で示すように時間差がない場合を説明する。時刻
t0で停止指令が各制御回路に出力されると、これ
によりフリツプフロツプ7がセツトされ、IREF
げ指令が出力される。IREF下げ指令は図示してい
ない各定電流制御装置に入力され、各電流指令値
IREFを漸減させる。このため、各定電流制御装置
は、変換器3a,3bの点弧位相を制御し、直流
送電線4cの電流Idを漸減させる。電流Idは直流
変流器5a,5bにより変流された後、図示なし
の各電流比較器に入力され、所定値Kに対してId
<Kとなるのが時刻t1で検出されると、これより
信号Id<Kが出力される。従つて、アンド・ゲー
ト8が開き、ゲート・シフト指令が開き、変換器
3a,3bを逆変換動作させるゲート・シフト指
令GSを出力する。この結果、変換器3a及び3
bの点弧位相が120゜付近に固定され、直流送電系
統に蓄積された直流エネルギが交流母線1a,1
bに転送され高速で消費されるので、直流送電線
4cの電圧Vdが降下する。アンド・ゲート8の
ゲート・シフト指令GSは動作遅延T0のタイマ9
により時間T0だけ遅延されてゲート・ブロツク
指令GBとなる。ゲート・ブロツク指令GBは変
換器3a及び3bの動作を停止させ、直流送電系
統の送電停止制御を完結する信号である。
次に、各端の制御回路の応答に時間差がある場
合を第4図により説明する。例えば電流Idの波形
乱れによりB端の制御回路の電流Id<Kが時刻t1B
で出力され、次いでA端の制御回路の信号Id<K
が時刻t1Aで出力されるとする。時刻t1Bにおいて、
B端の変換器3bの点弧位相は120゜に固定されて
いるので、電圧Vdが急減する。一方、A端の制
御回路は未だ信号Id<Kが入力されていないの
で、変換器3bの電流は、ゲート・シフト状態に
おいて電圧Vdが急減したことになり、過電流と
なる。これにより、図示なしの保護装置を動作さ
せてしまうことが生ずる。
この考案は、前記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、直流送電線の両
端における変換器のゲート・シフトに差が生じて
もこれを過電流状態にすることなく、送電の停止
へ導くことができる送電停止制御装置を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第5図はこの考案による送電停止制御装置を
構成する制御回路の回路図である。この制御回路
は変換器3a,3bに対してそれぞれ備えられ
る。第2図で説明したと同様に停止指令が出力さ
れると、フリツプ・フロツプ7はIREF下げ指令を
出力する。これにより、直流送電線4cの電流Id
が第7図に示すように定常値Idcより降下し始め、
設定値K1(Iac>K1>K2)に達すると図示なしの
電流比較器により信号Id=K1が出力され、更に設
定値K2に達すると信号Id=K2が出力される。信
号RECは変換器3a,3bが順変換をするとき
はハイ、逆変換をするときはローに予め設定され
るもので、アンド・ゲート10によりIREF下げ指
令及び信号Id〕K1と論理積がとられる。その結果
はオア・ゲート11を介してゲート・シフト指令
GSとなる。また、信号RECはインバータ12を
介してアンド・ゲート13に入力され、信号Id
K2及びIREF下げ指令と論理積がとられ、その結果
はオア・ゲート11に入力される。
第7図は第5図に示す回路の動作を説明する波
形図である。時刻t0において停止指令が出力され
ると、フリツプ・フロツプ7からIREF下げ指令が
出力され、電流指令値IREFが降下を開始し、これ
に従つて直流送電線4cの電流Idも降下を開始す
る。時刻t1になると、電流Idが設定値K1に等しく
なるので、A端の制御回路において、信号Id=K1
がアンド・ゲート10に入力され、アンド・ゲー
ト10が開き、オア・ゲート11よりゲート・シ
フト指令GSが出力される。これによりA端の変
換器3aはゲート・シフトされる。電流Idが更に
降下し、設定値K1より低い設定値K2となる時刻
t2においてB端の制御回路に対し、信号Id=K2
出力される。B端の制御回路のアンド・ゲート1
3は信号Id=K2がハイとなつたことにより開き、
オア・ゲート11はゲート・シフト指令GSを出
力する。即ち、A端の変換器3aに続いてB端の
変換器3bがゲート・シフトされる。電流Idが零
となつた後、A端及びB端の各制御回路は時刻t3
でタイマ9より指令GBを出力して直流送電線4
cの送電を停止する。この動作により、変換器3
a及び3bは過電流を発生することなく、変換動
作を終結する。
第8図は、この考案の他の実施例の回路図であ
り、タイマ9の入力をゲート・シフト指令GSと
した場合を示し、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
以上のように、この考案によれば、順変換器が
逆変換器よりも早くゲート・シフトするように制
御されるので、過電流を発生させることなく、送
電を停止させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流送電系統の構成を示す接続図、第
2図は従来の送電停止制御装置の回路図、第3図
及び第4図は第2図に示す送電停止制御装置の動
作の波形図、第5図はこの考案の一実施例による
送電停止制御装置の回路図、第6図は定数値のグ
ラフ、第7図は第5図に示す送電停止制御装置の
動作の波形図、第8図はこの考案の他の実施例に
よる送電停止制御装置の回路図である。 3a,3b…変換器、4c…直流送電線、7…
フリツプフロツプ、8,10,13…アンド・ゲ
ート、11…オア・ゲート、9…タイマ。なお、
図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電力を順変換する第1の変換器と電力を逆変換
    する第2の変換器とこれら第1及び第2の電力変
    換器を接続する直流送電線とを第1及び第2の交
    流母線間に接続した直流送電系統の電流を停止指
    令により電流指令値を漸減させて送電を停止させ
    るようにした送電停止制御装置において、上記直
    流送電線の電流が上記停止指令により第1の設定
    値に達したときに上記第1の変換器を逆変換動作
    させるゲート・シフト指令を出力する第1の制御
    回路と、上記電流が上記停止指令により上記第1
    の設定値より小さい第2の設定値に達したときに
    上記第2の変換器を逆変換動作させるゲート・シ
    フト指令を出力する第2の制御回路と、上記第1
    及び第2の変換器をゲート・シフトさせた後にゲ
    ート・ブロツク指令を出力するタイマとを備えた
    ことを特徴とする送電停止制御装置。
JP5578582U 1982-04-15 1982-04-15 送電停止制御装置 Granted JPS58159845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5578582U JPS58159845U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 送電停止制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5578582U JPS58159845U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 送電停止制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159845U JPS58159845U (ja) 1983-10-25
JPH0223062Y2 true JPH0223062Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30066344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5578582U Granted JPS58159845U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 送電停止制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58159845U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9493930B2 (en) 2006-03-30 2016-11-15 Esco Corporation Lock for securing a wear assembly to excavating equipment

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107632A (en) * 1977-03-02 1978-09-19 Electric Power Dev Co Ltd Operating dc power transmission system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9493930B2 (en) 2006-03-30 2016-11-15 Esco Corporation Lock for securing a wear assembly to excavating equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58159845U (ja) 1983-10-25

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