JPH02228822A - Ｔｖ放送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＴＶ放送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、演奏所で制作されたテレビジョン番組を演奏所か
ら送信所へ伝送し、送信所のＴＶ放送装置から放送する
場合、ＳＴリンク送信機によって映像信号及び音声信号
をマイクロ波にのせて送信所へ伝送し、送信所ではＳＴ
リンク受信機によつてマイクロ波を受信し映像信号及び
音声信号に復調しＴＶ放送装置に入力する。映像信号は
ＴＶ放送装置の映像変調器に入力され、搬送波を振幅変
調して映像高周波信号を生成し、又、音声信号はＴＶ放
送装置の音声変調器に入力され、搬送波を周波数変調し
て音声高周波信号を生成する。映像高周波信号及び音声
高周波信号はそれぞれ規定の電力に増幅されて所定のＴ
Ｖ放送チャンネルの電波として放送される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来は演奏所で制作されたテレビジョ
ン番組を送信所のＴＶ放送装置から放送する場合、映像
信号及び音声信号をＳＴリンク送信機によってマイクロ
波にのせて演奏所から送信所へ伝送し、送信所でＳＴリ
ンク受信機によってマイクロ波を受信し復調して映像信
号及び音声信号を得な後、再びＴＶ放送装置の映像変調
器及び音声変調器に入力しているので、システム構成及
び回路構成が複雑となり、信頼性が悪くなるばかりでな
く、映像信号及び音声信号の特性が劣化し、又、保守に
負担がかかり、コスト高となる。更に今後、高品位テレ
ビジョン等の新放送方式に対応してＳＴリンク送信機及
び受信機の改造あるいは増設等が必要になるという欠点
がある。

本発明の目的は、映像信号及び音声信号が、演奏所から
送信所へ伝送されてＴＶ放送装置から放送されるまでに
変復調される回数を少なくすることによって、このよう
な欠点を除（ＴＶ放送装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のＴＶ放送装置は、映像信号及び音声信号を演奏
所から送信所へ送出し、所定のＴＶ放送チャンネルの映
像高周波信号及び音声高周波信号を生成しそれぞれ増幅
して放送するＴＶ放送装置において、演奏所側に設置さ
れ前記映像信号及び前記音声信号をそれぞれ受け前記映
像高周波信号及び前記音声高周波信号をそれぞれ生成し
前記測高周波信号を合成してＴＶ合成信号として出力す
るＴＶ変調器と、前記ＴＶ変調器からの前記ＴＶ合成信
号を受け周波数変換してマイクロ波帯のマイクロ波信号
として出力するマイクロ波周波数変換器と、前記マイク
ロ波周波数変換器からの前記マイクロ波信号を受け電力
増幅して出力するマイクロ波電力増幅器と、前記マイク
ロ波電力増幅器からの出力信号を電波として発射する送
信アンテナと、前記送信アンテナからの電波を受信して
マイクロ波信号を出力する受信アンテナと、前記受信ア
ンテナからの前記マイクロ波信号を受け増幅して出力す
るマイクロ波増幅器と、前記マイクロ波増幅器からの出
力信号を受け周波数変換して前記ＴＶ合成信号を出力す
るＴＶ周波数変換器と、前記ＴＶ周波数変換器からの前
記ＴＶ合成信号を受け所定の電力に増幅して出力するＴ
Ｖ電力増幅器とから構成される。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明を説明する。

第１図は本発明のＴＶ放送装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、ＴＶ放送装置は、演奏所側
に設置されるマイクロ波送信機１及び送信アンテナ５、
並びに送信所側に設置される受信アンテナ７及びＴＶ送
信機６で構成される。

マイクロ波送信機１は、ＴＶ変調器２．マイクロ波周波
数変換器３及びマイクロ波電力増幅器４とから成り、又
、ＴＶ送信機６は、マイクロ波受信増幅器８．ＴＶ周波
数変換器９及びＴＶ電力増幅器１０とから成る。

演奏所で制作されたテレビジョン番組の映像信号１１及
び音声信号１２は、マイクロ波送信機１のＴＶ変調器２
に入力する。ＴＶ変調器２において映像信号１１は、映
像搬送波を振幅変調して、送信所から放送される所定の
ＴＶ放送チャンネルと同一周波数、同一変調方式の映像
高周波信号を生成し、又、音声信号１２は、音声搬送波
を周波数変調して、所定のＴＶ放送チャンネルと同一周
波数、同一変調方式の音声高周波信号を生成し、更に映
像高周波信号及び音声高周波信号は合成されＴＶ合成信
号１３として出力される。ＴＶ合成信号１３は、マイク
ロ波周波数変換器３でマイクロ波帯のマイク、口波信号
１４に変換され、マイクロ波電力増幅器４で増幅されて
送信アンテナ５から送信所へ向けてマイクロ波１５とし
て発射される。

受信アンテナ７へ入射したマイクロ波１５は、送信所に
設置されたＴＶ送信機６のマイクロ波受信増幅器８へ入
力し増幅された後、ＴＶ周波数変換器９にて再びＴＶ合
成信号１３に変換され、電力増幅器１０によって所定の
送信電力に増幅されて放送される。

なお、マイクロ波周波数変換器３及びＴＶ周波数変換器
９で使用される局部発振信号の周波数は、高精度である
ことが要求されるので、例えばセシウム原子発振器ある
いはルビジウム原子発振器等を使用する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のＴＶ放送装置によれば、映
像信号及び音声信号を演奏所に設置したＴＶ変調器によ
ってＴＶ合成信号とし、このＴＶ合成信号を周波数変換
してマイクロ波信号として送信所へ伝送し、再び周波数
変換してＴＶ合成信号に戻し、そのまま増幅して放送す
るので、変調及び復調の回数が低減し、システム構成及
び回路構成が簡単となり、信頼性が向上するばかりでな
く、映像信号及び音声信号の特性劣化も低減し、保守も
容易となりコスト低減もできる。更に今後、高品位テレ
ビジョン等の新放送方式への対応も容易にできるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＴＶ放送装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。 １・・・マイクロ波送信機、２・・・ＴＶ変調器、３・
・・マイクロ波周波数変換器、４・・・マイクロ波電力
増幅器、５・・・送信アンテナ、６・・・ＴＶ送信機、
７・・・受信アンテナ、８・・・マイクロ波受信増幅器
、９・・・ＴＶ周波数変換器、１０・・・ＴＶ電力増幅
器、１１・・・映像信号、１２・・・音声信号、１３・
・・ＴＶ合成信号、１４・・・マイクロ波信号、１５・
・・マイクロ波。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号及び音声信号を演奏所から送信所へ送出し、所
   定のＴＶ放送チャンネルの映像高周波信号及び音声高周
   波信号を生成しそれぞれ増幅して放送するＴＶ放送装置
   において、 演奏所側に設置され前記映像信号及び前記音声信号をそ
   れぞれ受け前記映像高周波信号及び前記音声高周波信号
   をそれぞれ生成し前記両高周波信号を合成してＴＶ合成
   信号として出力するＴＶ変調器と、前記ＴＶ変調器から
   の前記ＴＶ合成信号を受け周波数変換してマイクロ波帯
   のマイクロ波信号として出力するマイクロ波周波数変換
   器と、前記マイクロ波周波数変換器からの前記マイクロ
   波信号を受け電力増幅して出力するマイクロ波電力増幅
   器と、前記マイクロ波電力増幅器からの出力信号を電波
   として発射する送信アンテナと、前記送信アンテナから
   の電波を受信してマイクロ波信号を出力する受信アンテ
   ナと、前記受信アンテナからの前記マイクロ波信号を受
   け増幅して出力するマイクロ波増幅器と、前記マイクロ
   波増幅器からの出力信号を受け周波数変換して前記ＴＶ
   合成信号を出力するＴＶ周波数変換器と、前記ＴＶ周波
   数変換器からの前記ＴＶ合成信号を受け所定の電力に増
   幅して出力するＴＶ電力増幅器とから構成されることを
   特徴とするＴＶ放送装置。