JPH02228762A - 並列処理コンピュータシステム - Google Patents

並列処理コンピュータシステム

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JPH02228762A
JPH02228762A JP2007267A JP726790A JPH02228762A JP H02228762 A JPH02228762 A JP H02228762A JP 2007267 A JP2007267 A JP 2007267A JP 726790 A JP726790 A JP 726790A JP H02228762 A JPH02228762 A JP H02228762A
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JP2007267A
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Steven F Nugent
ステイーブン・エフ・ヌージエント
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Intel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/06Deflection routing, e.g. hot-potato routing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/173Interprocessor communication using an interconnection network, e.g. matrix, shuffle, pyramid, star, snowflake
    • G06F15/17356Indirect interconnection networks
    • G06F15/17368Indirect interconnection networks non hierarchical topologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/26Route discovery packet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/40Wormhole routing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は並列処理コンピュータシステムの分野に関する
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術では、いくつかの並列処理コンピュータシス
テムが良く知られている。一般に、そのようなシステム
においては、ネットワークの中で多数のプロセッサが互
いに接続されている。そのようなネットワークの中の各
プロセッサは命令を並行して処理する。この並列処理コ
ンピュータシステムは、一般に、2つの種類、すなわち
、(1)単−命令流れ、多重データ流れ(SIMD)シ
ステムと、(2)多重命令流れ、多重データ流れ(MI
MD)システムとに分類できる。SIMDシステムにお
いては、複数のプロセッサのそれぞれが異なるデータに
ついて同一の命令を同時に実行する。MIMDシステム
では、複数のプロセッサのそれぞれが異なるデータにつ
いて異なる命令を同時に実行する。
SIMDシステム、MIMDシステムのいずれにおいて
も、コンピュータシステム内でプロセッサ間の通信を可
能にするための何らかの手段が必要である。そのような
システムでは、プロセッサを論理的にn次元立方体とし
て組成することが知られている。このn次元立方体シス
テムの説明は、Herbert 5ullivanと 
T、 R,Ba、shkowの[A Large 5c
ale Homogeneout、 Fully Di
stributed Parallel Machin
e J  (Proceedingsは、プールn次元
立方体として接続され九プロセッサを含むいくつかの相
互接続構造について論じている。説明されるプールn次
元立方体は、N(N=2 )個のプロセッサが互いに接
続されたものであり、それらのプロセッサはn次元立方
体の角にそれぞれ配置されていると考えれば良い。
5ullivan他の説明によれば、1つのプロセッサ
を、n個のビットから成る2進アドレス(0゜O2・・
・0)を有する原点として指定することKよシ、プロセ
ッサの場所を表わすことができる。その場合、他のプロ
セッサの場所は、各ビット位置がn次元のうち1つに沿
った1つの座標であると考えられるnビットの2進数と
して表わされることになる。そのようなシステムにおい
ては、1つのプロセッサが別のプロセッサに直接結合さ
れている場合、それらのアドレスは1ビツトしか違わな
い。このビットの位置は、プロセッサ間の通信が行われ
るn次元空間内の方向を示す。すなわち、1つのプロセ
ッサのアドレスは、隣接するプロセッサと1ビツトしか
違わない。
5ullivan他の説明によれば、そのようなシステ
ムでは、2つのプロセッサのアドレスのビットごとの和
(モジューロ2)を求めること釦より相対アドレスを計
算する。このビットごとの和の計算は、2つのアドレス
の排他的論理和を求めることと同等である。その結果得
られる相対アドレスの中のゼロでないビットの数は、1
つのプロセッサから別のプロセッサに達するまでに通過
しなければ表らないリンクの数を表わす。
Hillisの米国特許第4,598,400号には、
同様のn次元立方体並列処理コンピュータシステムが記
載されているが、この場合、メートのプレイが2次元以
上のパターンを描いて互いに接続され、ノード間の通信
は、ノードの変位を示すアドレスによシ指示される。H
illisは、n次元立方体ネットワークの中で1つの
ノードから別のノードへメツセージパケットが経路指定
されるようなシステムを特定して開示している。メツセ
ージパケットは相対アドレス情報と、ノード間で通信さ
れるべき情報とを含む。
公邸の並列処理コンピュータシステムの多くは、1つの
ノードから別のノードヘメッセージヲ通信するために蓄
積交換メカニズムを利用する。H411isのシステム
は、そのような蓄積変換メカニズムを表わしている。こ
の蓄積交換メカニズムは、Parvtz Kerman
iとLeonard Kleinrockのr Vir
tual Cut −Through : A new
Computer Communication Sw
itchingTechnique J  ((com
puter Networks第3巻(1979年刊)
、267〜286ページ)にさらに明確に説明されてい
る。Ke rman 1他は、蓄積交換システムを回路
スイッチングシステムとは区別する。詳細にいえば、回
路スイッチングシステムは、2つのノード間の通信のた
めの完全々経路が、通信開始前に設定されるようなシス
テムであると述べている。経路設定後、2つのノード間
の通信期間を通して、通信経路は結合されている。蓄積
交換(又はメツセージ)スイッチングシステムにおいて
は、あらかじめ経路を確定させずに、メツセージは宛先
ノードへ経路指定される。
このようなシステムでは、経路は、メツセージ通信中に
、−数的にはメツセージの中のアドレス情報に基づいて
動的に確定される。一般に、メツセージは、次の所定の
ノードへ転送される前に、中間ノードに蓄積される。K
e rman を他は、パケットスイッチングシステム
の概念についてさらに論じている。パケットスイッチン
グシステムは資源洸用度向上を認識し、ネットワークシ
ステムによっては、メツセージをパケットと呼ばれるよ
り小さな単位に分割することによってネットワークの遅
延を短縮できる場合もある。そのようなシステムでは、
各パケット(メツセージではなく)はそれ独自のアドレ
ッシング情報を搬送する。
Ke rman i他は、公却のシステムに余分の遅延
が起こるのは、メツセージが完全に受信される前に1つ
のノードから次のノードへ伝送されるのを許されていな
いためであると考えた。Ke rman i他は、通信
経路の確定に際して「仮想通9抜け−1と呼ばれる概念
を開示している。この仮想通シ抜はシステムは回路スイ
ッチング方式と、パケットスイッチング方式とを混成し
たもので、メツセージパケット中の経路指定情報が受信
され且つ出力チャネルが選択されたときに、メツセージ
はその出力チャネルを介して伝送され始める。このシス
テムにおいては、全ての中間チャネルが使用中である場
合に、蓄積交換システムと全く等しいスルーブツト時間
が得られる。全ての中間チャネルがアイドル状態である
場合には、このシステムのスループット時間は回路スイ
ッチングシステムト同様である。しかしながら、 Ke
rmani他によシ開示されたシステムでも、チャネル
が使用中でおる場合に各ノードにメツセージ全体を蓄積
させるのに十分なバッファリングは依然として必要であ
る。
W、 J、 Dallyのr A VLSI Arch
itecturefor Concurrent Da
ta 5tructures J(Ph、 D、 Th
esis、 Department of Compu
ter 5cience、 Ca1ifornia I
n5titureof Technology、 Te
chnical Report5209 (1986年
3月発行))には、メツセージ通過の待ち時間を短縮す
る之めのメツセージ通過同時アーキテクチャが論じられ
ている。第3章の中で、Dall)’は平衡2進n次元
立方体アーキテクチャについて説明している。
第5章では、Dall)’はメツセージ待ち時間を短縮
するためのアプリケーションを論じている。
−数的には、Dall7は蓄積交換方法ではなく、ウオ
ームホール経路指定方法を採用する。ウオームホール経
路指定方法は、ノードが、次のノードへの伝送を開始す
る前にパケット全体が次に到着するのを待機しているの
ではなく、メツセージのバイトが到着した時点でメツセ
ージの各バイトを次のノードへ転送し始めることを特徴
としている。
すなわち、ウオームホール経路指定の場合、メツセージ
待ち時間は、メツセージの長さLに従って決定される項
と、メツセージが通過する通信チャネルの数りに従って
決定される項という2項の和である。蓄積交換経路指定
の場合の待ち時間は、L、!−Dの積によって左右され
る。(Dall)’の153ページを参照。) ウオームホール経路指定のも51つの利点は、通信が中
間ノードのメモリ帯域幅を使い果たさないことである。
Dall7のシステムでは、パケットは経路に沿って中
間ノードのプロセッサ、すなわち、メモリと対話するの
ではなく、宛先に到着するまで、厳密に経路指定チップ
ネットワーク内にとどまっている。
しかしながら、Dallyは、各処理ノードに大域同期
なしにそれぞれ独自の速度で動作させる自己時限システ
ムを開示している。(Dailyの153ページを参照
)。
さらに、DallFの1り4〜157ページによれば、
メツセージパケットは、相対X及びYアドレスフィール
ドと、複数の非ゼロデータバイトから成る可変サイズデ
ータフィールドと、末尾バイトとを含む。
並列処理コンピュータシステムにおいてノード間の改良
された通信方法を開発することが望まれる。
本発明の別の目的として、メツセージ通過の待ち時間が
短縮され且つノード間のチャネル帯域幅は拡張された並
列処理コンピュータシステムを開発することが望まれる
本発明の別の目的として、各ノードでメッセージパケッ
トヲバツファリングする必要なくメツセージを効率良く
通過させるシステムを開発することが望まれる。
本発明の別の目的として、システム内部で通信されるデ
ータがデータと共に通信されるクロックによυ制御され
るようなシステムを開発することが望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
並列処理コンピュータシステムについて説明する。本発
明は、2進n次元立方体として互いに接続されている複
数の処理ノードを有するコンピュータシステムから成る
。各ノードは、情報を処理する処理手段と、n次元立方
体の中でノード間で情報を経路指定するルータ手段とを
具備する。
ルータ手段は処理手段からアドレス情報を受取シ、起点
ノードから宛先ノードへ情報を通信する通信経路を確定
させるために、ノードからノードヘアドレス情報を通信
する。通信経路が確定した後、宛先ノードは、それが情
報を受入れることができる状態にあるという肯足応答を
、同じ経路を介して、逆方向に応答する。
次に、逆経路を介して情報の通信が始まる。情報の通信
が完了すると、経路は解放され、経路によυ使用されて
いたチャネルは、他のノード間の通信のために利用でき
る状態になる。
本発明においては、各ルータ手段は情報通信のための2
つのチャネルを含む。第1のチャネルは1つのノードか
ら隣接するノードへ情報を伝送する念めに利用され、第
2のチャネルは隣接するノードからの情報を受信するた
めに利用される。本発明では、情報と共に伝送されるク
ロックの制御の下に、ノード間で情報を通信することが
できる。
各チャネルは、データ情報(実際のメツセージデータと
、状態/制御情報の双方)の通信と、データ情報の送受
信を制御するクロック情報の通信のための手段を具備す
る。
〔実施例〕
並列処理コンピュータシステムについて説明する。以下
の説明中、本発明を完全に理解できるように特定の詳細
な事項を数多く挙げるが、そのような特定の詳細な事項
を含まなくとも本発明を実施しうろことは当業者には自
明であろう。また、場合によっては、本発明を無用にあ
いまいKしない之め、周昶の回路、構造及び方法を詳細
に示さないとともある。
本発明は並列処理コンピュータシステムに関する。本発
明の好ましい実施例は、カリフォルニア州すンタ・クラ
ラのIntel Corporationから t P
 S C/2   の商品名で市販されている。
1sPc/2”’コンピュータは第2世代の並行処理コ
ンピュータシステムである。1sPc/2trnの経路
指定システムは、5teven F、 Nugentの
[The 1sPc/2trnDirect −Con
nect”’Communications Tech
nology J (IntelScientific
 Computers、 1988年1月19〜20日
のHypercube Conference にて配
布)にさらに詳細に説明されている。
本発明の概要 本発明は、公知の並列処理コンピュータシステムに比べ
て性能を改善する直接接続経路指定メカニズムを開示す
る。並列処理コンピュータシステムにおいて、直接接続
メカニズムは、メツセージ通過待ち時間を短縮し、ノー
ド間帯域礒を拡大し且つ任意の2つのノードの間で同時
両方向メツセージトラフィックを可能にすることによシ
、性能を向上させる。
直接接続経路指定システムは、複数のルータを具備する
ハードウェア制御メツセージ通過システムである。各ル
ータは1つの計算ノードと結合されており、ルータは、
複数対の計算ノードの間で、任意の大きさのメツセージ
を通過させることができる。ルータは、転送元ノードか
ら宛先ノードに至る1つの経路を動的に構成する回路交
換ネットワークを形成する。 メツセージの持続中、紐
路は開成し次ままである。
経路は、転送元ノードから宛先ノードまで唯−無ニの経
路を形成する一連のチャネルから構成される。経路を規
定する際、経路はいくつかの中間ノードを通っても良い
。経路は、データと、データの伝送を制御するクロック
とを、同一の経路を介して伝送させることができる。
本発明の好ましい実施例におけるチャネルはビット直列
且つ全二重であり、1つのノードをn次元空間にあるも
つとも近接する隣接ノードに接続する。好ましい実施例
では、1つのルータは8つまでの全二重チャネルに関す
る接続を支援し、128個のノードを含む7次元までの
ネットワークを形成するように互いに接続されて良い。
次元及び/又はノードの数をそれより多く又は少なくし
て、別の実施例を構成しても差支えないことは当業者に
は自明であろう。
8つのチャネルはそれぞれ独立して経路指定されるので
、8つまでのメツセージを同時に経路指定することがで
きる。好ましい実施例においては、ルータごとに1つの
チャネルがネットワークへの外部経路として動作する専
用チャネルになっており、それにより、遠隔装置はネッ
トワークの完全経路指定能力をアクセスすることが可能
である。
ルータはその計算ノードと2本の単方向並列バスを介し
て通信する。
好ましい実施例の経路指定は、5ullivan他によ
るn次元立方体経路指定アルゴリズムに基づいている。
このアルゴリズムは、デッドロックのないネットワーク
を保証する。以下にさらに詳細に説明するように、本発
明においては、経路は、メツセージごとに、メツセージ
伝送に先立って動的に構成される。ステップ・パイ・ス
テッププロセスによって完全な経路が構成され、複数の
経路セグメントは各ルータで優先順序を決定される。
経路が規定された後、その経路を構成するチャネルは、
メツセージの持続中、ずっと保持される。
メツセージの伝送は、宛先ノードがそのメツセージを受
入れ始めることが可能になったときに始まり、メツセー
ジの終端部がチャネルにl接続され九ルータを通過した
ときに、チャネルは解放される。
本発明の直接接続経路指定システムは、Dallyで論
じられているウオームホール経路指定を変形したもので
ある。本発明の発明性をもつ1つの面として、メツセー
ジは、 Dall)’で論じられているようにメツセー
ジの伝送の一部として経路を確定させるのではなく、経
路が確定した後に伝送される。本発明のこの面によシ、
システムは完全に同期的に動作することができるようK
なり、中間ルータでフロー制御の次めのバッファリング
を実行する必要は少なくなるか、又は全くなくなる。
本発明においては、まず、起点ノードと宛先ノードとの
間に経路を確定させるために、相対アドレス情報を含む
経路指定プローブがネットワーク内のルータからルータ
へ伝送される。経路確定後、2つのノードの間でメツセ
ージが通信される。さらに、本発明では、経路指定を制
御する回路はノードの計算回路とは別である。本発明の
このような面を利用すれば、メツセージ通過の待ち時間
は公知のシステムと比べて著しく短くなる。前述のよう
に、公知のシステムは蓄積交換、パケットスイッチング
ネットワークを利用しているものが多かった。
以上説明した方法を採用すると、メツセージが起点ノー
ドから宛先ノードへ経路指定されるとき、中間ノードを
通って経路指定される間の遅延は最小限に抑えられる。
さらに、中間ノードを介するメツセージの経路指定に際
して、中間ノードでプロセスを中断する、すなわち、中
間ノードでフロー制御のためのバッファリングを実行す
ることは不要である。
本発明の好ましい実施例は、プログラマブルゲートアレ
イを使用してルータを実現する。
好ましい実施例は、全二重、ビット直列チャネルと互い
に接続されて立方体を形成するシングルボードプロセッ
サ、すなわち、ノードの集合体から構成される。立方体
の中で、各ノードはN個の最も近接する隣接ノードを有
する。そこで、システムは次元Nを有するという。好ま
しい実施例は128個のノードを含むので、Nは7であ
る。第1図には、ここで使用するチャネル及びノードの
名前の付けかたの規定が示されている。第1図は、次元
3を有する立方体を示す。
好ましい実施例においては、2つの最も近接する隣接ノ
ードのアドレスが1つの2進数字だけ異なるように、ノ
ードには一部アドレスが割当てられる。たとえば、ノー
ド0100のアドレスは000である。ノード0 10
0の最も近接する隣接ノードの1つであるノード110
1のアドレスは001である。従って、これら2つのノ
ードのアドレスは1つの2進数字だけしか違わない。
本発明では、2つのノード間のチャネルの次元を、2つ
のノードのアドレスの2進排他的論理和を求めることに
よシ規定する。2進排他的論理和を求めた後、1を残し
ているビット位f(第1図の場合にはビット位置0,1
又は2)がチャネル番号となる。たとえば、ノード01
00とノード1101のアドレスであるOOOと001
との排他的論理和を求めると、その結果は001になる
この結果においては、ピット位置Oが1であることがわ
かる。従って、これら2つのノードは、次元0を有する
ものとして指定されているチャネル、すなわち、チャネ
ル0102により接続される。
好ましい実施例は起点ノードで相対アドレスを計算し、
経路を確定するためにその相対アドレスをノードからノ
ードへと伝送するのであるが、それに代わるいくつかの
実施例も可能である。たとえば、1つの変形実施例にお
いては、宛先ノードの絶対アドレスがノードからノード
へと伝送するのであるが、それに代わるいくつかの実施
例も可能である。たとえば、1つの変形実施例において
は、宛先ノードの絶対アドレスがノードからノードへ経
路指定される。各ノードでは、宛先ノードの絶対アドレ
スと、現在ノードのアドレスとに基づいて、相対アドレ
スが計算される。この相対アドレスは、次のノードへ伝
送するときに通過すべきチャネルを決定する念めに使用
される。
第2図(a)は本発明のルータを示す。好ましい実施例
のルータは、8つの入力チャネル(Oから7までの番号
が付されている)211〜218のそれぞれに対して1
つずつ設けらtた8つの独立した経路指定素子201〜
208から構成される。経路指定素子201〜208 
は、本発明のコンピュータシステムのモジュールヲ介し
て、メツセージ経路を動的に形成する。各経路指定素子
201〜208 はいくつかの出力チャネル221〜2
28を、−度に1チヤネルずつ、駆動することができる
。2つ以上の経路指定素子201〜208が同時に同じ
出力チャネル221〜228を要求することもありうる
ので、コンフリクトを解決する念めに、優先順序決定メ
カニズム230 が設けられている。
好ましい実施例のルータは、2つの単方向並列チャネル
、すなわち、ノードソースチャネル231と、ノードシ
ンクチャネル232とをさらに含む。
出力時、経路指定素子201〜208のうちいずれかが
ノードシンクチャネル232を要求し、同様に、ノード
ソースチャネル231 は全ての出力チャネル221〜
228 に対しアクセスを行う。
好ましい実施例においては、チャネル7の経路指定素子
208は遠隔入出力ボートとして動作する。これは、デ
ィスクファーム、グラフィック装置、実時間入出力装置
などの遠隔装置に対してネットワークへの入力及びネッ
トワークからの出力を可能にする入出力ゲートウェイを
構成するものである。好ましい実施例では、ノード0の
チャネル7はホストインタフェースとして使用される。
他のノードのチャネル7は汎用チャネルであシ、現時点
で好ましい実施例の場合には、ディスクファームに対す
る入出力ゲートウェイとして使用される。
以下にさらに詳細に説明するが、本発明は経路指定グロ
ーブを起点ノードから宛先へ経路指定する。経路指定プ
ローブの経路指定は、後続するメツセージ伝送のための
経路を予約する働きをする。
この予約経路を一次メッセージ経路と呼んでも良い。
状態経路 好ましい実施例では、−次メッセージ経路に加えて、状
態経路と呼ばれる二次経路が提供される。
この経路は、状態情報を各メツセージの宛先ノードから
起点ノードへ経路指定する。好ましい実施例の場合、状
態経路はメツセージのフロー制御を実行する九めに使用
される。ルータ相互間で状態情報を通行させるため、状
態情報はメツセージ伝送中にチャネルへマルチブレタス
される。メツセージが存在しないときには、状態情報は
連続的に供給されている。
状態経路の確定を支援する念めに、好ましい実施例のル
ータは送信状態論理を含む。第2図(b)を参照して、
この論理を説明する。送信状態論理は、宛先ノードがい
つでもメツセージを受信できる状態にあることを示す状
態情報を、宛先ノードから中間ノードを介して起点ノー
ドへ戻す。各ルータは8つの同時メツセージについて状
態情報を経路指定することができる。宛先レディ状態情
報は宛先ノードから起点ノードへ、同じ中間ノードを介
するが、メツセージのときとは逆の方向に通行する。
前述のように、好ましい実施例においては、状態情報は
メツセージ送信中にデータとマルチプレクスされる。第
2図(b)を見るとわかるが、送信状態情報は状態スイ
ッチ256から送信状態線257を介して出力チャネル
258に供給される。この状態情報はチャネル出力線C
hO〜 Ch7251においてデータとマルチプレクス
される。
メツセージのトラフィックがないときには、状態発生器
250が、チャネル出力線ChO〜Ch7251 を介
して送出されるべき状態情報を提供する。状態発生器2
50は、アイドル状態にある全てのチャネルに関して、
入力チャネル259を介してルータに提供されるのと同
じ送信状態を提供する。この状態情報は送信状態線25
4を介して状態発生器250 K提供される。
状態情報の通信に際して別の方法を利用しても良いこと
は、当業者には自明であろう。たとえば、状態情報を通
信するためにノードの直接ワイヤリ/グを利用しても良
いし、あるいは、明示状態メツセージを伝送しても良い
。そのような方法は、それぞれ、様々な利点と欠点とを
もっている。
宛先プローブで経路指定プローブが受信されたのに応答
して、宛先受信可信号が宛先ノードによシ起き、デシリ
アライザによυ発生され、信号線252 に出力される
。この信号は、いずれかの中間ルータを通過した後、信
号線253のデータ許可制御信号として発信元ルータシ
リアライザに到着する。このデータ許可制御信号は、そ
の名が示す通り、発信元ルータシリアライザからのデー
タの発信を制御する。
好ましい実施例におけるチャネルは、1つのノードと結
合され次1つのルータを、隣接するルータに最も近いノ
ードのそれぞれと接続する。好ましい実施例においては
、各チャネルは、第3図に示す通り、4本の導線301
〜304から構成される。
第3図の導線に付され之ラベルはノードOに関連するも
のと理解すれば良い。ストローブアウト導線301はノ
ード0から信号をストローブアウトする。データ出力導
線302はノードOからデータ信号を送信する。ストロ
ーブイン導線303は、ノード0がストローブ信号を受
信できるように結合されている。データ入力導線304
は、ノード0がデータ信号を受信できるように結合され
ている。このように、導線301〜304は、チャネル
ごとに、2対の導線から成るものと考えれば良い。
そのうち第1の対はストローブアウト導線301及びデ
ータ出力導線302から構成され、第2の対はストロー
ブイン導線303及びデータ入力導線304から構成さ
れる。2つの対は互いに独立して動作する。
直列データビット、制御ビット及び状態ビットはデータ
線を介して転送される。ストローブ線はデータ線t−確
認するために使用され、また、後続するルータに対する
クロック源を構成する。第4図(a)かられかるように
、ストローブ信号401  及び403で、411及び
421で示すような2つの立上シ端と、412及び42
2で示すような2つの立下シ端とは、データ線402及
び404を確認するために使用される。
本発明においては、導線301及び303を介して通信
されるクロック信号は、それぞれ、導線302及び30
4 の関連するデータをクロックするために使用される
。このクロック信号はメツセージ経路の全てにわたυデ
ータと共に伝送される。
このようにクロック信号をデータ信号と共に送信すると
いう方法を利用すると、データは、常に、各ノード(及
びそのノードと関連するルータ)が独自のクロックに基
づいて動作する間に単一のクロックにより制御されるこ
とになる。所定のノードにおけるチャネルは、それが受
信しているデータと共に伝送されるクロック信号によっ
て制御される。
たとえば、第1図を参照して説明すると、データをノー
ド4(アドレス100)からノード1(アドレス001
)へ通信すべきであると仮定する。そこで、100と0
01との排他的論理和をとると、相対アドレスは101
になる。従って、データはノード4のシリアライザから
ノード5のチャネル0経路指定素子へ経路指定される。
次に、データはノード5のチャネルO経路指定素子から
チャネル2を介してノード1のチャネル2経路指定素子
へ経路指定される。
このプロセスの間、ノード4のシリアライザでクロック
信号が発生され、この信号はデータと共に第3図のスト
ローブアウト導線301t−介して伝送される。このク
ロック信号はノード5のチャネル0経路指定素子により
受信されて、チャネル0経路指定素子を制御するために
使用される。クロック信号は再びデータと共にチャネル
0経路指定素子からチャネル2t−介して伝送されて、
ノード1のチャネル2経路指定素子にょシ受信する。
このようK、クロック信号は、経路に沿つ之伝送の間を
通して、データの後に続く。
完全ハンドシェークプロトコルと比べた場合の本発明の
経路指定方式の利点の1つとして、本発明の方式により
データ転送速度が総じて速くなることが挙げられる。ハ
ンドシェークプロトコルの転送速度は、ノード間の肯定
応答が要求されることによって起こる待ち時間と、チャ
ネルが物理的に長くなるにつれて起こる速匿劣化のため
に、−般に遅い。本発明においては、メツセージの宛先
でFIFOバッファを使用すると共に、データ伝送中は
ずつとクロック信号をデータ信号に追従させているので
、ハンドシェークプロトコルは不要である。従って、ス
ループットはチャネル長さ又は肯定応答遅延との関連性
をもたない。好ましい実施例のデータ帯域幅は2.8M
バイト/秒である。
本発明では、メツセージ伝送が起こっているか否かにか
かわらず、最も近接しているノードの相互間で2つの状
態/制御ビットが連続反復形式で通過している。それら
のビットはEND OF MESSkGE (メツセー
ジ終結、aOM)  と、REliADYSTATE 
 (レディ状態、RDY)とである。EOMビットは、
メツセージの最終ワードが伝送され終わったことを示す
。このビットは、メツセージが進行中でない限p1無視
される。RDY ビットは、確定し次経路の宛先ノード
がレディ状態にあることを表わす。
EOMビットと、RDYビットとは2つのフォーマット
のうち一方をとって供給される。2つのフォーマットと
は、(1)第4図(b)に示すように、gOMビット4
31 とRDYビット432をデータメツセージ430
 の中に散在させた第1のフォーマットと、(2)第4
図(c)に示すように、メツセージトラフィックのをい
場合にgOMビット441 とRDYビット442 を
通過させることができる第2のフォーマットである。
第1のフォーマットは、上記のEOMビット431 及
びRDYビット432の他に、転送がデータメツセージ
転送であることを示す2つのビット433及び434と
、16個のデータビット435とを含む。好ましい実施
例においては、メツセージがデータ転送メツセージであ
ることを示すために、2つのビット433及び434 
は0にセットされている。
「状態ニブル」と呼ばれる第2のフォーマットは、4つ
のビット、すなわち、EOMビット441と、RDYビ
ット442と、フォーマットが 状態単独の転送である
ことを示す2つのビット443及び444 とを含む。
好ましい実施例においては、それら2つのビット443
及び444は1にセットされている。状態ニブルの伝送
中、Ili:OM  ビットは無視される。データ転送
が行われていない場合、状態ニブルは全てのルータによ
り繰返し伝送されている。
RDY◇トは各ルータに受信されたときに「宛先レディ
」レジスタに蓄積されて、前述のように、システム内の
フロー制御のために使用される。
先に説明したように、本発明では、状態フォーマットと
データフォーマットの双方について、2つの「スタート
ビット」433及び434又は443及び444 を利
用する。2つのビットを利用するのは、メツセージがル
ータにょシニ分の−ずっ処理されるからである。ルータ
内では、奇数ビットは偶数ビットとは別個に処理される
。これKよシ、そのような方法をとらない場合に好まし
い実施例のゲートアレイにおいて達成できるデータ転送
速度より高速の転送が可能になる。
本発明のメツセージフォーマットによれば、状態情報を
メツセージデータ中に散在させているので、メツセージ
の終結をルータにょジオン・ザ・7ライ方式で容易に検
出できる。その結果、ルータにメツセージサイズカウン
タを設ける必要はなくなるので、最大メツセージサイズ
に関する制限は取除かれる。従って、本発明においては
、メツセージは任意のサイズをとって良い。
本発明のメツセージは、それぞれ、1つの送信ノードと
、1つの受信ノードとを含む。メツセージがネットワー
クを通ってとる経路は、2っのノードの間でそれぞれ唯
−無二のものである。1つの経路を構成するチャネルの
組合せは、Herbert 5ullivanとT、 
R,Bashkowの[ALarge 5cale H
omogeneous、 Fulfy Dlstrib
uted  Parallel  MachineJ 
(Proc年刊の105〜117ページに掲載)に記載
されているよりな2進立方体経路指定アルゴリズムによ
り規定される。このアルゴリズムを、さらに、C8R,
Lang+ Jr*のr The Extension
 ofObject −0riented Langu
ages  to aHomogeneous 、 C
oncurrent Architect5014.1
982年5月刊行に掲載)を参照して説明する。そのよ
うな2進立方体アルゴリズムを使用すると、メツセージ
の経路指定中に循環経路は決して起こらないので、デッ
ドロックの発生は確実に阻止される。
このアルゴリズムによれば、デッドロックを防止するた
めに、2進キユーブの形のメツセージを、宛先に達する
まで、徐々に次元を高くしながら経路指定することがで
きる。先に規定したチャネルの番号付けはその次元に対
応している。経路は徐々に番号の大きくなるチャネルか
ら構成されても良いが、必ずしも隣接している必要はな
い。太きい番号のチャネルから番号の小さいチャネル(
又は同一次元のチャネル)へのメツセージの経路指定は
許されない。たとえば、1つの経路がノード0.1.5
及び13のルータを含むチャネルO−チャネル2−チャ
ネル3から構成されているとすると、この場合、転送元
ルータはノードOにあり、中間ルータはノード1と、ノ
ード5とにおり、宛先ルータはノード13にある。
本発明の経路指定動作を、経路の確立、メツセージを受
信可能な状態にある宛先ノードの肯定応答、メツセージ
送口及び接続解放の4段階に分割することができる。メ
ツセージの経路指定を開始するために、転送元ノードは
そのルータへ最小限で1つの32ビツト語を転送する。
この最初の32ビツト語のうち下位の16ビツトは経路
指定プローブを構成する。経路指定グローブはアドレッ
シング情報から成シ、メツセージがとる経路を構成する
中間ルータを介する接続を成立させるために使用される
。好ましい実施例においては、経路指定プローブの上位
8ビツトはゼロにセットされる。
経路指定プローブの下位8ビツトは、宛先ノードと転送
元ノードの2進アドレスの排他的論理和を求めることに
よシ計算される。経路指定プローブの各ビットは、メツ
セージが九どることができる1つのチャネルに対応する
。(好ましい実施例は7次元2道立方体であり、8番目
のビットは外部入出力チャネルをアドレッシングするな
めに使用され石。) 転送元ルータのシリアライザが経路指定プローブでセッ
トされている最下位ビットに対応する出力チャネルを要
求したとき、経路の第1のセグメントは確立される。同
じチャネルに対する要求は、局所要求者の中から、アー
ビタによシその優先順位を決定される。アービタは、「
ラウントロピン」優先順序決定方式を使用して、−度に
1つの要求を許可する。チャネルが許可されると、メツ
セージ伝送の開始に先立って、経路指定プローブが転送
元ルータにより送信される。
たとえば、ビットNがセットされている最下位ビットで
あるようなルータへ経路指定プローブが転送された場合
、要求されるのはチャネルNである。アービタがチャネ
ルNを許可すると、経路指定プローブは、チャネルNに
あって転送元ノードに最も近接している中間ルータへ伝
送される。
好ましい実施例においては、中間ルータは、経路指定プ
ローブを受信すると、その経路指定プローブを記憶し、
上位8ビツト(全てゼロである)を放棄して、短い経路
指定グローブを形成する。
放棄されたビットは宛先ルータで再構成される。
短い経路指定プローブは中間ルータ相互間を通過して、
経路の追加セグメントを予約する。
中間ルータは、セットされている最下位ビットを判定す
るために、短い経路指定プローブのビットN+1からビ
ット7を検査する。セットされている最初のビットに対
応する出力チャネルが要求され、短い経路指定グローブ
はそこで待機する。
出力チャネルが許可されると、短い経路指定プローブは
経路中の次のルータへ伝送される。第5図に示すようK
、このプロセスは、経路指定グローブが宛先ルータに受
信されるまで繰返される。
第5図に関して説明する。これは、二次元立方体におい
て、転送元ノード2(2進アドレス10)501 から
宛先ノード1(2進アドレス01 ) 503ヘメツセ
ージを伝送すべき場合である。転送元ノード501はそ
のルータ511へ経路指定プローブを転送する。前述の
ように、経路指定プローブは転送元ノードと、宛先ノー
ドとの相対アドレスを含む。従って、第5図の例では、
経路指定グローブはアドレス11 (10XOR01=
 11) ’t”含む。この場合、チャネルOに対応す
る0番のビットは1である。そこで、先に説明した通り
、経路指定プローブは伝送の九めにチャネル0を要求す
る。
経路指定プローブは、チャネル0に対するアクセスを許
可されると、チャネルOを介して、中間ノード502に
対応するルータ512へ送信される。本発明の経路指定
アルゴリズムによれば、ルータ512は、前述のように
、受信したときよシ高い次元のチャネルを介して経路指
定プローブを送り出さなければならない。従って、ルー
タ512は、ビット位置1にあるビットを第一番に1で
あるビットを求めて経路指定プローブのビットを検査し
始める(経路指定プローブはルータ512によりチャネ
ルOから受信されたのである)。最初の1のビットが見
つかると、その1のビットに対応するチャネルに対して
要求が行われる。この特定の例では、最初の1のビット
はビット位置1にあるので、チャネル1に対して要求が
なされる。
経路指定プローブは、チャネル1を介して、宛先ノード
503に対応するルータ513へ伝送される。ルータ5
13は、経路指定プローブが受信されたときのチャネル
より高い次元のビットから始めて、経路指定プローブを
検査する。図示した例においては、残りのビットは全て
Oでちる。従って、ルータ513は、経路指定プローブ
がその最終宛先に達したと判定する。
ルータ513 は、経路指定プローブを当初の状態に戻
すために、経路指定プローブに8個のゼロを付は加える
。宛先ルータは、メツセージを受入れることができる場
合には、肯定応答を報知する、すなわち、RDYビット
を発信する。
ここで、経路指定動作の肯定応答段階が開始される。肯
定応答段階では、フロー制御情報を搬送するために、宛
先ルータから転送元ルータへ戻る1定的接続を成立させ
なければならない。これは「状態経路」と呼ばれ、メツ
セージ経路と全く同じ中間ノードをたどるが、その方向
は宛先ノードから転送元ノードへとなシ、逆である。
九とえば、メツセージがある中間ルータでCHANNI
i:L  2INからCHANNEL 40UTへ経路
指定された場合、状態ルートでは、CHANNEL4 
 INからCHp、NNEL  20UT への接続が
行われる。状態経路は、メツセージ経路と同様に、メツ
セージの持続中はその接続を維持する。
第6図は、本発明の経路指定動作の肯定応答段階を示す
。第6図のノード601 は第5図のノード501 に
対応し、ルータ611 はルータ511に、を九、ノー
ド602はノード502にそれぞれ対応している。その
他の各部分についても同様である。
第7図及び第8図も同じような図中符号の対応関係をも
って描かれている。
第6図に示すように、肯定応答はルータ613(宛先ノ
ード1603に対応する)からチャネル1を介して中間
ルータ612へ送信される。中間ルータ612 は肯定
応答をチャネル0を介して起点ルータ611へ送出し、
そこで、ノード2601 によって受信される。当業者
には理解できるであろうが、RDY状態情報は前記のフ
ォーマットで伝送される。従って、異なる起点ノードか
ら発したメツセージ情報が同じチャネルを介して状態情
報と同時に伝送されることもありうる。同一のチャネル
を使用するという要求がなければ、状態ニブル(先に説
明した通シ)が伝送される。
RDYビットが最終的に転送元ノード601に達すると
、メツセージ伝送段階が始まる。転送元ルータは、メツ
セージ終結が送信されるか又は状態経路を介して非レデ
イ表示が受信されるまで、連続的にデータを(前記のフ
ォーマットで)ネットワーク内へ伝送することができる
。好ましい実施例においては、メツセージは中間ルータ
で緩衝されない。
第7図を参照するとわかるように、メツセージ情報はノ
ード2701 からルータ711へ伝送され、次に、ル
ータ711 のシリアライザから送出される。その後、
メツセージ情報は予約ルート(チャネルOから中間ルー
タ712へ、チャネル1から宛先ルータ713へ)を介
して伝送される。
さらに、メツセージはルータ713 で非直列化されて
、宛先ノード703へ伝送される。
メツセージの伝送中に、転送元ルータ711  が入力
チャネルOから非レデイ表示を受信し九場合、転送元ノ
ード711はメツセージの伝送を中断し、状態ニブルを
伝送する。入力チャネルOを介してレディ表示が再び受
信されれば、転送元ルータはメツセージの伝送を再開す
る。好ましい実施例においては、宛先ルータは、非レデ
イ表示が動作している時点で通過中であるメツセージ情
報を全て記憶する。従って、非レデイ表示によってメツ
セージが抑制されたときには、ネットワークにはデータ
ビットが記憶されたtまにならず、データビットは宛先
ルータのFIFOバッファに記憶されるのである。この
ように、宛先ノードがレディ状態ではないという表示を
受信し、そのような表示に応答してメツセージの伝送を
一時停止することにより、メツセージ伝送を抑制するこ
の方法は、本発明のネットワークにおけるフロー制御を
実行する。
メツセージの伝送が完了した後、転送元ルータはメツセ
ージに検査合計ワードを付加する。検査合計ワードを含
むデータフォーマットではEOMビットがセットされて
いる。検査合計は、ハードウェア故障が起こった場合に
それを検出するためにメツセージの保全性を検査する手
段である。
第8図に示すように、EOMビットがセットされている
ワードを伝送することによって、転送元ルータ811 
は、メツセージの九めに予約されていた出力チャネル(
チャネルO)を解放する。ルート中の各中間ルータ(図
示した例ではルータ812)においては、gOMビット
がセットされているワードが再び伝送されたときにメツ
セージ用に予約されてい友チャネルは解放される。そと
で、解放されたチャネルは別のメツセージのために利用
可能となる。
EOMビットがセットされているワードが宛先ルータ8
13で受信されたときは、付随するデータ情報はメツセ
ージに関する検査合計であると仮定される。検査合計情
報はメツセージの保全性を検査するために使用される。
検査合計情報は原メツセージの一部ではないので、宛先
ルータ813により取除かれる。その結果は、その後の
検査に備えて、宛先ノード803に記憶される。
以上、並列処理コンピュータシステムを説明した。本発
明を好ましい実施例のいくつかの詳細な部分を特定して
参照しながら説明したが、本発明の趣旨から逸脱せずに
様々な変形及び変更を採用しうろことは自明であろう。
従って、そのような変形や変更は、全て、特許請求の範
囲によシ規定される本発明の所期の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により利用可能であるプロセッサのn
次元立方体を示す線図、 第2図(a)は、本発明のルータのアーキテクチャを示
すブロック線図、 第2図(b)は、本発明によシ利用可能である状態経路
の組成を示すブロック線図、 第3図は、本発明のノード間の物理的チャネルを示すブ
ロック線図、 第4図(a’)は、本発明によシ利用可能であるチャネ
ルタイミングを示すタイミング図、 第4図(b)は、本発明により利用可能であるデータ及
び状態情報の伝送のためのデータフォーマットを示す図
、 第4図(c)は、本発明により4u用可能である状態情
報の伝送のためのフォーマットを示す図、第5図は、本
発明により達成可能であるネットワーク形コンピュータ
システムにおける通信経路の成立を示す線図、 第6図は、本発明により達成可能であるネットワーク形
コンピュータシステムにおける経路成立の肯定応答を示
す線図、 第7図は、本発明により達成可能であるネットワーク形
コンピュータシステムにおけるメツセージの伝送を示す
線図、 第8図は、本発明により達成可能であるネットワーク形
コンピュータシステムにおける経路の解放を示す線図で
ある。 201〜20B・Φ・・経路指定素子、211〜218
・・・番人力チャネル、221〜218・・・・出力チ
ャネル、230・・・・優先順序決定メカニズム、23
1 ◆慟・・ノードソースチャネル、232#・・・ノ
ードシンクチャネル、250・φ・・状態発生器、25
6・・・・状態スイッチ、25B ・・・・出力チャネ
ル、259 ・・・・入力チャネル、301 ・・・・
ストローブアウト導線、302 ・・・・データ出力導
線、303 ・・・・ストローブイン導線、304φφ
・・データ入力導線、5(N 、601.70j 、8
01  ・・・・転送元ノード2.502,602,7
02,802 −−−・中間ノード3.503,603
,703,803  ・・・・宛先ノード1.511,
512,513,611 。 612.613.γ11,112,713.IN1.8
12,813se @sルータ〇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも3つのノードを有するコンピュータシス
    テムにおいて、前記ノードは、それぞれ、情報を処理す
    る処理手段と; 前記処理手段と結合され、ノード間で情報を経路指定す
    るルータ手段とを具備し、前記ルータ手段は、 (a)前記処理手段からアドレス情報を受取る手段と; (b)情報を他のノードへ通信する少なくとも2つのチ
    ャネルと; (c)前記2つのチャネルの中から、前記アドレス情報
    に基づいて選択される第1のチャネルを予約する手段と
    ; (d)データの伝送に先立つて、前記アドレス情報を第
    2のノードへ伝送する手段とを有するコンピュータシス
    テム。 2、少なくとも3つのノードを有するコンピュータシス
    テムの中で情報を通信する方法において、(1)起点ノ
    ードから宛先ノードまでのルートを予約する過程と; (2)前記宛先ノードは前記起点ノードからの情報を受
    入れるためにアベイラビリテイを肯定応答する過程と; (3)前記情報を前記起点ノードから前記宛先ノードへ
    通信する過程と; (4)前記予約された経路を解放する過程とから成る方
    法。 3、少なくとも3つのノードを有するコンピュータシス
    テムにおいて、前記ノードは、それぞれ、情報を処理す
    る処理手段と; 隣接するノードとの間で情報を通信するチャネルを有し
    、前記チャネルは前記情報と共にクロック信号を伝送す
    るような、ノード間で情報を経路指定するルータ手段と
    を具備するコンピュータシステム。 4、少なくとも3つのノードを有するコンピュータシス
    テムにおいて、前記ノードは、それぞれ、情報を処理す
    る処理手段と; 前記処理手段と結合され、ノード間で情報を経路指定す
    るルータ手段とを具備し、前記ルータ手段は、 (a)前記処理手段からアドレス情報を受取る手段と; (b)情報を他のノードへ通信する少なくとも2つのチ
    ャネルで、それぞれがデータ情報と、クロック情報の双
    方を通信するものと; (c)前記2つのチャネルの中から、前記アドレス情報
    に基づいて選択される第1のチャネルを予約する手段と
    ; (d)前記アドレス情報を第2のノードへ伝送する手段
    とを有するようなコンピュータシステム。 5、情報を処理する複数のノードを有し、前記複数のノ
    ードは2進n次元立方体として互いに接続されており、
    各ノードは、隣接するノードとの間に通信経路を形成す
    るために、前記隣接するノードと結合される並列処理コ
    ンピュータシステムにおいて、前記通信経路は、それぞ
    れ、 第1のノードから第2のノードへ情報を通信する第1の
    線路と; 前記第1のノードと前記第2のノードとの間で、前記デ
    ータ情報をクロックするためのクロック情報を通信する
    第2の線路とを具備する並列処理コンピユータシステム
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