JPH02228269A - 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ - Google Patents

超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ

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Publication number
JPH02228269A
JPH02228269A JP1046868A JP4686889A JPH02228269A JP H02228269 A JPH02228269 A JP H02228269A JP 1046868 A JP1046868 A JP 1046868A JP 4686889 A JP4686889 A JP 4686889A JP H02228269 A JPH02228269 A JP H02228269A
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JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
ultrasonic
piezoelectric body
frequency
electromechanical transducer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1046868A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamaguchi
昌樹 山口
Yoshiharu Yamada
祥治 山田
Naoto Iwao
直人 岩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、共振周波数が調節可能な超音波振動子と、該
超音波振動子を好適に利用した超音波モータに関するも
のである。
[従来技術〕 従来、電気的な信号を機械的な振動に変換して超音波振
動を発生させるために、電歪素子磁器歪素子あるいは圧
電素子を利用した電気機械変換素子が用いられている。
超音波振動子はこれらの電気機械変換素子に共振器を着
設し、振幅の大きな超音波振動を得るように構成されて
いる。
上記超音波振動子においては、種々の目的により所望の
共振周波数を得るために、前記共振器の形状寸法や共振
器構造を調節する必要がある。
このような共振周波数を調節可能な超音波振動子が特開
昭63−125100号公報等に提案されている。その
−例を第5図に示す。
同図の超音波振動子50はアース電極を兼ねる弾性体5
2上に、上面に制御用電極53を設けた制御用圧電素子
54と駆動用電極55を設けた駆動用圧電素子56とを
積層し、更にその上面に絶縁体57を介して弾性体58
を配置し、ボルト59及びナツト60でとめたものであ
る。前記制御用電極53には電圧を可変できる直流電源
61が接続される。また駆動用電極55には整合回路6
2を介して駆動用電源63が接続されている。この超音
波振動子50に特有の制御用圧電素子54には、制御用
電極板53に接続される電圧可変の直流電源61から直
流電圧が印加される。公知のごとく、圧電素子は印加さ
れる電圧に比例した伸縮作用があり、直流電圧を印加す
るならば制御用圧電素子54はその印加する電圧値に比
例した値の伸びあるいは縮みが生じて超音波振動子50
全体から見たときのボルト締め付方を任意に変更するこ
とができる。これは、超音波振動子50の共振周波数を
、直流型[61から印加する電圧によって可変できるこ
とを意味しており、超音波振動子50の共振周波数は直
流電源61の電圧値により調節可能となる。従って、直
流電圧を制御して駆動用型Fi63の交流周波数、すな
わち電気的周波数に超音波振動子50の機械的共振周波
数を一致させ、高効率の超音波振動の励起が達成される
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記超音波振動子ではボルト締め等の圧
着機構を必要とするので、該超音波振動子の構造が著し
く制限され、また制御のために常に直流電気電圧を加え
る必要があるという欠点があった。
また、超音波振動子の形状寸法のみで所望の共振周波数
を得るには、非常に高精度な機械精度が必要になるだけ
でなく、該共振周波数を広範囲に自由に調節する事が不
可能であった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、超音波振動子の構造上の自由度が大きく、し
かも制御用電源を用いずに共振周波数の調節を広範囲に
行なう事ができる優れた超音波振動子を提供する事をそ
の目的としている。
また、該超音波振動子を好適に利用する事により印加さ
れた電気入力を高効率で機械的な動力に変換する事ので
きる優れた超音波モータを提供する事をその目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の超音波振動子は、電
気的振動を機械的振動に変換する第一電気機械変換素子
と、該第−電気機械変換素子と機械的に結合した弾性体
と、該弾性体と機械的に結合され、機械的振動を電気的
振動に変換する第2電気機械変換素子と、該第2電気機
械変換素子と電気的に接続され、少くともインダクタン
ス成分を含んだインピーダンス手段とを有している。
また、本発明の超音波モータは、前記超音波振動子にお
ける前記弾性体に、前記第1圧電体からの励振と異なる
方向に振動を付与する第3電気機械変換素子を別途追加
し、前記弾性体と当接する可動子を有している。
[作用] 上記構成を有す本発明によれば、超音波振動子における
弾性体は第1電気機械変換素子より励振されて振動する
。この振動周波数は弾性体の共振周波数と等しいことが
望ましい。そこで前記第2電気機械変換素子に取付けら
れたインピーダンス手段を調節することにより、弾性体
の共振周波数を調節する。
また、本発明の超音波モータは、弾性体に、前記振動と
異なる方向で同一周波数の振動が付与される。これらの
振動が合成されて楕円振動となり、公知の作用で可動子
が移動する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図乃至第3図は、本実施例の超音波振動子である。
第1図は本実施例の超音波振動子の構成を示している。
同図において、超音波振動子10はアース電極を兼ねた
梁状弾性体20の上面に励振用の第1の圧電体21が着
設されている。該圧電体21は、厚さ方向(図における
上下方向)に分極され、長さ振動モードで振動するよう
に各形状が決定されている。
該圧電体21の上面には、駆動用電極22が着設され、
駆動用電源23に接続されている。
また、前記弾性体20の他の部分には、制御用の第2の
圧電体24が着設されている。この第2の圧電体24と
前記第1の圧電体21の位置関係は実験によりきめられ
る。該圧電体24は厚さ方向に分極されている。該圧電
体24の上面には、制御用電極25が着設され、その制
御用電極25には可変インダクタンスコイル26が接続
されている。
更に、前記弾性体20は、その長さ方向に大略周波数f
1において縦振動するようその形状寸法によりおおよそ
決定されている。
尚、上記実施例では制御用圧電体24が梁状弾性体20
のほぼ中央部に配置されているが、これは、梁状弾性体
20の節点近傍に制御用圧電体24を配置することによ
り、僅かな制御用圧電体24の伸びあるいは縮みでも大
きな共振周波数の変化を招来させるためである。従って
この実施例の構成に限らずとも制御用圧電体24の圧電
効果や共振周波数の制御範囲、制御精度等を考慮して制
御用圧電体24の着設位置を変更したり、あるいは複数
並設する等適宜改変してもよい。更には、その電気機械
変換素子に使用する素子も圧電素子に限らず、電歪ある
いは磁歪素子を用いる等本発明の要旨を逸脱しない種々
の態様で実現してもよい。
以上の構成において前記駆動用電極22より本超音波振
動子10を見た電気的等価回路を第3図に示す。前記電
極22とアース間には、コンデンサC1及び力系数をパ
ラメータとする四端子回路Mの入力側端子が接続されて
いる。この四端子回路Mの出力側端子には損失に起因す
る抵抗R7前記梁状弾性体20の弾性系数に起因するコ
ンデンサC2、質量に起因するコイルし及び前記第2圧
電体24並びに可変インダクタンスコイル26に起因す
る可変インピーダンスZがコンデンサC8を介して並列
接続されている。前記可変インダクタンスコイルのイン
ダクタンスを変化させることにより本超音波振動子10
の機械的共振周波数を変化させ得る。これは無負荷状態
の本超音波振動子10における梁状弾性体20の共振周
波数の調節のみならず、負荷或いは他の駆動体を前記梁
状弾性体に当接させた場合に生じる共振周波数の変動の
補正にもを効であることはいうまでもない。
以上のような超音波振動子10の作用を、以下に説明す
る。まず、駆動用電源23を周波数f。
で駆動して第1の圧電体21を振動させると、前記梁状
弾性体20には、周波数f、において縦振動する。この
励振により本弾性体20は第2図に示すような振幅で振
動する。このとき、制御用の第2の圧電体24に接続し
た可変インピーダンスコイル26のインダクタンス値を
変えていくと、該第2の圧電体24の電気容量と並列反
共振を起こすにつれ、該圧電体24の弾性が変化する。
その結果、超音波振動子20の共振周波数が調節でき、
所望の周波数f2において共振させる事ができる。
次に上述のごとく構成された共振周波数が調節可能な超
音波振動子10を用いた定在波型のリニア超音波モータ
を第4図を参照して説明する。同図において、第1図乃
至第3図と同じ符号の付された各部材は、前記詳述した
各構成部材と同一であることを意味している。
リニア超音波モータ30はヨーク31に前記超音波振動
子10が支持部32によって固定されている。
該超音波振動子10の一端には駆動部33が形成されて
おり、該駆動部33には、可動子34がゴムローラ35
により圧着されている。
該可動子34は、前記ヨーク31に固定されたリニアベ
アリング36及び37により支持されている。
更に、前記弾性体20において前記第1の圧電体21の
着設された面と略直交する面には、該弾性体20に曲げ
振動を励振するための第3の圧電体38が着設されてい
る。
該圧電体38の上面には、駆動用電極39が着設されて
いる。上述のように構成されたリニア超音波モータ30
において、前記弾性体20の縦振動1次モードの共振周
波数をfl、曲げ振動2次モードの共振周波数をt2と
する。尚、両振動モードは該弾性体20の中心に形成さ
れた支持部を節とするモードであるので、該支持部によ
って前記2方向の振動は減衰される事はない。
前述したように、縦振動の共振周波数f1は、前記制御
用圧電体24に接続された可変インダクタンスコイル2
6を調節する事により、任意にかつ広範囲に制御可能で
あるので、該縦振動の共振周波数f、を調節し、前記曲
げ振動の共振周波数f2に大略一致させる事は容易であ
る。その結果、前記駆動部33には該2方向振動の合成
により略楕円振動が発生し、前記可動子34は駆動力を
受け、図中矢印Aの方向へ動く。この駆動力は、前記弾
性体20と該駆動部33との摩擦力によって発生するも
のである。
尚、上記実施例では、縦振動1次モードと曲げ振動2次
モードとを例にとり説明したが、これに限定されるもの
でなく、ねじり振動やせん断振動、また、更に高次モー
ド等、本発明の要旨を逸脱しない種々の態様で実現する
ことが可能である。
更に、前記弾性体の形状を梁とする例について説明した
が、それに限定されるものではなく、平板状、円筒状等
、種々の変形が可能である。更に可変インピーダンス手
段は、可変コンデンサを含むものでもよい。
尚、上記実施例では、可変インピーダンス手段を手動に
より調整することを前提として説明したが、フィードバ
ック制御により自動的に制御するものであってもよい。
[発明の効果] 以上詳述したことから明からなように、本発明によれば
、構造上の自由度が大きく、しかも制御用電源を用いず
に共振周波数の制御を広範囲に行なう事ができる優れた
超音波振動子を提供する事ができる。
また、該超音波振動子を好適に利用する事により、印加
された電気入力を高効率で略楕円振動に変換できるため
、大きな機械的駆動力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本発明を適用する超音波振動子の構
成を説明する図、第2図は超音波振動子の振幅分布を説
明する図、第3図は超音波振動子の電気的等価回路を説
明する図、第4図は本発明を適用する超音波モータの構
成を説明する図、第5図は従来の超音波振動子の一実施
例を説明する図である。 図中、20は弾性体に対応する梁状弾性体、21は第1
電気機械変換素子に対応する第1の圧電体、24は第2
電気機械変換素子に対応する第2の圧電体、26は可変
インピーダンス手段に対応する可変インダクタンスコイ
ル、34は可動子、38は第3電気機械変換素子に対応
する第3圧電体である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 電気的振動を機械的振動に変換可能な第1電気機
    械変換素子と、 該第1電気機械変換素子と機械的に結合した弾性体と、 該弾性体と機械的に結合され、機械的振動を電気的振動
    に変換する第2電気機械変換素子と、該第2電気機械変
    換素子と電気的に接続され、少なくともインダクタンス
    成分を含んだインピーダンス手段とを有すことを特徴と
    する超音波振動子。
  2. 2. 請求項1記載の超音波振動子における前記弾性体
    に、 前記第1電気機械変換素子からの励振と異なる方向に振
    動を与える第3電気機械変換素子を別途追加し、 可動子を当接させたことを特徴とする超音波モータ。
JP1046868A 1989-02-28 1989-02-28 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ Pending JPH02228269A (ja)

Priority Applications (2)

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JP1046868A JPH02228269A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ
US07/485,557 US5032753A (en) 1989-02-28 1990-02-27 Piezoelectric transducer and an ultrasonic motor using the piezoelectric transducer

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JP1046868A JPH02228269A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ

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JP1046868A Pending JPH02228269A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モータ

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JP (1) JPH02228269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080768A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Seiko Epson Corp 発電装置、発電装置の制御方法、電子機器、および移動手段

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080768A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Seiko Epson Corp 発電装置、発電装置の制御方法、電子機器、および移動手段

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