JPH02228225A - 電力系統の監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は電力系統の各種設備及び機器の状態を情報伝送
装置（以下、ＴＣと言う。）を介して受信し、表示装置
に表示する電力系統の監視装置に関する。

（従来の技術） 第４図は従来の電力系統の監視装置に示したものである
。

従来の電力系統の監視装置は、電力系統の各種設備及び
機器１の状態が、その状態変化の有無にかかわらず子局
ＴＣ２から常に一定の周期で親局ＴＣ３を介して送信さ
れ、監視装置４がそれを受信し、処理して表示装置５へ
各種設備及び機器１の状態を表示していた。

しかし、最近の監視表示対象の電力系統規模の増大に伴
なって、伝送すべきデータ量も多量となってきたために
、状態の変化したデータ（以下。

状変データと省略する）だけを子局ＴＣ２から送信する
方法が実施されている。しかし、この方法は状変データ
を送信した時に、なんらかの理由でその状変データが電
子計算機４へ到着しないことが発生することがあり、こ
の場合実際の設備及び機器１の状態と表示袋５！５に表
示された状態とは矛盾が発生する。

そこで、この様なデータの欠落を防止するために、一定
の周期で全データを子局ＴＣ２から送信させ、監視装置
４で受信し処理する方法がバックアップ手段として行わ
れていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、バックアップ手段による全点送信要求時
に、監視装置４でデータが受信されたか否かを検出して
いないため、運転員は表示装置５に表示されている各種
設備及び機器１の状態が、実際の状態と一致しているか
否かわからなかった。

よって１本発明はこのバックアップ手段によって、監視
装置４でデータが受信されたか否かを判定し、受信され
なかったデータをエラーデータとして検出しデータ異常
として表示出力することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の電力系統の監視装置は、電力系統の複数の設備
および機器の状態変化時にはこの状態変化が生じた機器
の状態を示すデータ、全点送信要求時には全機器の状態
を示す全データを情報伝送装置を介して入力しこれら機
器の状態を表示するものであって、全点送信要求の送信
の際記装置のそれぞれが機器に対応するエラーデータフ
ラグに初期値を設定する設定手段と、全点送信要求によ
る情報伝送装置からのデータの受信の際受信したデータ
に対応する機器のエラーデータフラグを変更する更新手
段と、この更新手段により変更されないエラーデータフ
ラグを検出し対応する機器のデータ異常を表示出力する
検出手段とを具備す。

る。

（作　用） 本発明では、バックアップによる全点送信要求を子局Ｔ
Ｃへ送信する前に、全データのエラーデータフラグを初
期値■とし、その後データ受信時にそのデータに対応す
るエラーデータフラグを更新（Ｏに）する。そして、エ
ラーデータフラグが初期値■のものをデータ異常として
検出し表示する。

（実施例） 第１図は本発明による電力系統の監視装置の構成を示し
たものであり、第４図と同一部分には同一符号を付ける
０本発明の特徴点はエラーデータフラグ用記憶装［６と
データ異常フラグ用記憶装置７を備えることである。

第２図および第３図は、本発明の監視装置４Ａで実行さ
れるプログラムのフローチャートである。

これらの図を参照して本発明を説明する。

第２図は、エラーデータを判定する設定手段と検出手段
のプログラムのフローチャートである。

このプログラムは一定周期で起動され、まず設定手段と
してステップ１１で全データのエラーデータフラグを１
とし、記憶装置６へ格納する０次に、ステップ１２で電
子計算機４から親局ＴＣ３を介して子局ＴＣ２へ全点送
信要求が送信される。

次に、ステップ１３で本プログラムは一定時間遅延する
。

ここで一定時間遅延している間に、子局ＴＣ２が全点送
信要求を受信し、子局ＴＣ２は全データを親局ＴＣ３を
介して電子計算機４へ送信する。

第３図は、この子局ＴＣ２から送信されてくるデータ受
信し、更新手段としてのプログ・ラムのフローチャート
である。このプログラムは、ステップ２１で、子局ＴＣ
２から親局ＴＣ３を介して送信されてくるデータを受信
し、ステップ２２で受信データに対応するエラーデータ
フラグをＯとして、記憶装置６へ格納する。従って、第
２図のプログラムが遅延している間に、第３図のプログ
ラムによって、受信されたデータに対応するエラーデー
タフラグは０となり、受信されなかったデータに対応す
るエラーデータフラグは１のままとなる。

そして、第２図のプログラムの検出手段としてのステッ
プ１４は、一定時間遅延後、第３図のプログラムの更新
手段によって更新された記憶装置６に記憶されているエ
ラーデータフラグの状態をもとに、エラーデータフラグ
が０なら正常、１なら異常と判定し、対応するデータ異
常フラグを０（正常時）又は１（異常時）として記憶装
置７へ格納する。

この結果、データ異常フラグが１のデータは表示装置５
にデータ異常として表示される。本処理によってバック
アップによるデータの受信されたか否かを、運転員にデ
ータ異常として通知できる。

〔発明の効果〕

本発明によって、バックアップによるデータが受信され
たか否かをデータ異常として通知できる監視装置を提供
でき、計算計と情報伝送装置間の伝送路を効率良く使用
するシステムにおいて、データの信頼度を向上させる事
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電力系統の監視装置の構成図。 第２図はデータ異常を判定するプログラムのフロチャー
ト、第３図は受信データを処理するプログラムのフロー
チャート、第４図は従来の電力系統監視装置の構成図で
ある。 １・・・電力系統の各種設備及び機器 ２′・・・子局ＴＣ３・・・親局ＴＣ ４，４Ａ・・・監視装置　　　　　　訃・・表示装置６
・・・エラーデータフラグ用の記憶装置７・・・データ
異常フラグ用の記憶装置代理人　弁理士　則　近　憲　
佑 同　　　　第子丸　　　健 第１図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電力系統の複数の設備および機器の状態変化時にはこの
   状態変化が生じた機器の状態を示すデータ、全点送信要
   求時には全機器の状態を示す全データを情報伝送装置を
   介して入力しこれら機器の状態を表示する電力系統の監
   視装置において、全点送信要求の送信の際記憶装置のそ
   れぞれが機器に対応するエラーデータフラグに初期値を
   設定する設定手段と、 全点送信要求による情報伝送装置からのデータの受信の
   際受信したデータに対応する機器のエラーフラグを変更
   する更新手段と、 この更新手段により変更されないエラーデータフラグを
   検出し対応する機器のデータ異常を表示出力する検出手
   段とを具備することを特徴とする電力系統の監視装置。