JPH02227349A - パッシブベルト用ガイドレールのシール構造 - Google Patents

パッシブベルト用ガイドレールのシール構造

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Publication number
JPH02227349A
JPH02227349A JP1048812A JP4881289A JPH02227349A JP H02227349 A JPH02227349 A JP H02227349A JP 1048812 A JP1048812 A JP 1048812A JP 4881289 A JP4881289 A JP 4881289A JP H02227349 A JPH02227349 A JP H02227349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
seal
seal lip
tip
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1048812A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nishiga
伸二 西賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP1048812A priority Critical patent/JPH02227349A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のパッシブベルト用ガイドレールの
開口部を閉塞するシール構造の改良に関する。
従来の技術 例えば自動車のドアの開閉に伴いシートベルトアンカを
ガイドレールに沿って移動させることで、シートベルト
を乗員に強制的に装着させるようにした所謂パッシブベ
ルトが知られている。
このパッシブベルトのガイドレールは、通常ドア開口縁
に沿った形で配設されるもので、その内側の案内溝にス
ライダのヘッド部が摺動可能に係合している。そして、
上記案内溝が開口したままであると、外観見栄えが悪い
とともに、案内溝で生じた摺動音がそのまま外部に漏出
してしまうので、従来から、上記ガイドレールに可撓性
を有するシールリップを設けて案内溝開口部を閉塞する
ようにしている。
第4図は従来におけるパッシブベルト用ガイドレールの
シール構造を示している(実開昭63−72150号公
報)。
図において、21は自動車のルーフレール22からセン
ターピラー(図示せず)に亙って装着された断面略U字
形をなすガイドレール、23はこのガイドレール21の
側面を覆うルーフガーニッシュ、24は図示せぬウェビ
ング端部のアンカープレートが連結されたスライダを示
している。上記ガイドレール21には、上記スライダ2
4のヘッド部(図示せず)が摺動可能に係合する案内溝
25が形成されており、かっこの案内溝25の開口部を
覆うように、ゴムもしくは合成樹脂からなる一対のシー
ル部材26がガイドレール21側面に取り付けられてい
る。上記シール部材26は、その先端縁に、互いに斜め
内側へ傾斜して延びたシールリップ27を有しており、
この一対のシールリップ27の先端27aが互いに圧接
することで案内溝25の開口部が閉塞されている。すな
わち、スライダ24は、上記シールリップ27を左右に
押し開きつつ移動することになる。尚、上記シール部材
26は、その基部28がそれぞれ接着剤もしくは両面テ
ープ等によってガイドレール2Iに接合されている。
発明が解決しようとする課題 上記のように薄肉でしかも長く延びたシールリップ27
を有するシール部材26においては、そのシールリップ
27と基部28との角度関係を精度良く成形することか
比較的困難であり、シールリップ27先端27aの自由
状態における位置が左右(図の矢印方向)にばらつき易
い。また、この結果、シールリップ27の反力も部分的
にばらつき易い。
従って、第4図のように一対のシールリップ27を突き
合わせた場合に、両者の先端27aが圧接してなるシー
ル面の位置が、部分的に左右にずれてしまい、車室内か
ら見た場合に、そのシール面が波打った状態となってし
まって外観見栄えが悪いという欠点があった。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、内側に案内溝を備えた断面略U字
形をなすガイドレールの両側面に、ゴムもしくは合成樹
脂からなるシール部材を取り付け、該シール部材先端縁
に形成された一対のシールリップによって上記案内溝の
開口部を閉塞するように構成したパッシブベルト用ガイ
ドレールのシール構造において、上記シールリップの内
側面に、F記ガイドレールの開口部側の先端面に当接す
る位置決め用突起を設けたことを特徴としている。
作用 シール部材の装着状態では、シールリップ内側面に設け
た位置決め用突起がガイドレールに当接しており、シー
ルリップはそれ以上内側へ倒れ込めない。そのため、シ
ールリップの傾斜度合や反力が安定したものとなる。
実施例 以F、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図は、スライダ2を案内するガイドレールlの全体
を示すもので、このガイドレールlは、図示するように
フロントドアのドア開口縁に略沿った形状をなし、かつ
適宜数箇所でブラケット3を介して車体側に取り付けら
れるようになっている。
また上記ガイドレールlは、第1図に示すように断面略
U字形をなし、その内側に、スライダ2のヘッド部4が
摺動可能に係合する案内溝5を有している。そして両側
面には、それぞれ断面丁字形をなすシール保持溝6が形
成されている。
7は、上記ガイドレールlの両側面に全長に亙って装着
されたゴムもしくは合成樹脂製の一対のシール部材を示
している。この一対のシール部材7は、互いに対称な断
面形状を有するもので、平帯状をなす基部8の内側面に
断面T字形をなす係止部9が突設されており、この係止
部9が上記シール保持溝6内に嵌合することによってガ
イドレールlに取り付けられている。また上記基部8の
先端縁に、可撓性を有する舌片状のシールリップIOが
延長形成されており、両者の境界部つまりシールリップ
IOの屈曲点となる位置に凹部11が設けられている。
上記シールリップ10は、下方を向いて斜め内側へ延び
ており、装着状態では、図示するように左右一対のシー
ルリップ10の先端10aが互いに圧接している。これ
によりガイドレールlの案内溝5の開口部、詳しくはス
ライダ2が位置する箇所以外の部分が閉塞されている。
また上記シールリップ10は、内側へ向けて凸となるよ
うに緩く湾曲した断面形状をなし、かつその内側面の比
較的基部8寄りの位置に、位置決め用突起12が突設さ
れている。この位置決め用突起12は、シール部材7の
長平方向に連続して形成されているもので、頂部がシー
ルリップlOに連続した略三角形断面を有しており、か
つガイドレールlの開口部側の先端面1aにそれぞれ圧
接している。
従って、凹部11を屈曲点として内側へ戻ろうとするシ
ールリップ10は、上記位置決め用突起I2がガイドレ
ールlに当接することによってそれ以上倒れ込むことが
できなくなり、所定の傾斜状態に位置決めされる。つま
り、シール1jツブlO先端10aの位置や反力が非常
に安定したものとなる。そのため、左右のシールリップ
lOが互いに突き合わさった装着状態において、両シー
ルリップ10で形成されるシール面の位置が確実に中央
に沿ったものとなり、その波打ちを防止できる。
また上記構成では、ガイドレールlの先端部をシール部
材7の係止部9と位置決め用突起12とで上下に挟持す
る形となるので、シール部材7のガイドレールlに対す
る取付強度が向上し、上述したように接着剤を用いずに
取り付けることが可能となる。
尚、上記シール部材7は、通常ゴムの押出成形によって
形成されるが、その押出成形時には、第3図に示すよう
に位置決め用突起12と係止部9とが部分的に連結した
断面形状で押し出され、そのまま加硫される。そして、
その後に両者を切り離してシール部材7が完成する。
このようにすることによって、シールリップlO中間部
を係止部9で支持した形のまま成形されることになり、
シールリップ10の捩れ等が少なくなって成形精度が著
しく向上する。また同様に、基部8とシールリップlO
とが所定の角度を正確に保った状態で成形されることか
ら、装着状態におけるシールリップIOの反力を一層安
定させることができる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係るパッシブ
ベルト用ガイドレールのシール構造によれば、位置決め
用突起とガイドレールとの当接によってシールリップの
先端位置や反力のばらつきを抑制でき、両シールリップ
の間のシール面の波打ちを防止して外観品質を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るシール構造の一実施例を示す第
2図の[−1線に沿った断面図、第2図はガイドレール
全体の正面図、第3図はシール部材の成形時の断面形状
を示す断面図、第4図は従来におけるシール構造を示す
断面図である。 l・・・ガイドレール、7・・・シール部材、IO・・
・シールリップ、12・・・位置決め用突起。 第1図 83図 第 4 図 第21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内側に案内溝を備えた断面略U字形をなすガイド
    レールの両側面に、ゴムもしくは合成樹脂からなるシー
    ル部材を取り付け、該シール部材先端縁に形成された一
    対のシールリップによって上記案内溝の開口部を閉塞す
    るように構成したパッシブベルト用ガイドレールのシー
    ル構造において、上記シールリップの内側面に、上記ガ
    イドレールの開口部側の先端面に当接する位置決め用突
    起を設けたことを特徴とするパッシブベルト用ガイドレ
    ールのシール構造。
JP1048812A 1989-02-28 1989-02-28 パッシブベルト用ガイドレールのシール構造 Pending JPH02227349A (ja)

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JP1048812A JPH02227349A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 パッシブベルト用ガイドレールのシール構造

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JP1048812A JPH02227349A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 パッシブベルト用ガイドレールのシール構造

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JPH02227349A true JPH02227349A (ja) 1990-09-10

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ID=12813620

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JP1048812A Pending JPH02227349A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 パッシブベルト用ガイドレールのシール構造

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JP (1) JPH02227349A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5451919A (en) * 1977-10-03 1979-04-24 Toshiba Corp Method of hardening surface of metallic body with high melting point
JPS6062691U (ja) * 1983-10-06 1985-05-01 株式会社東芝 伸縮管継手
JPS61246320A (ja) * 1985-03-01 1986-11-01 Toyota Motor Corp 再溶融チルカムシヤフトの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6062691U (ja) * 1983-10-06 1985-05-01 株式会社東芝 伸縮管継手
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