JPH02226387A - 手書き文字用セグメント化装置及び方法 - Google Patents

手書き文字用セグメント化装置及び方法

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JPH02226387A
JPH02226387A JP1338906A JP33890689A JPH02226387A JP H02226387 A JPH02226387 A JP H02226387A JP 1338906 A JP1338906 A JP 1338906A JP 33890689 A JP33890689 A JP 33890689A JP H02226387 A JPH02226387 A JP H02226387A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、−触に手書き文字認識に関し、具体的には、
ストローク同士がつながっているかどうかを判定する迅
速文字セグメント化プリプロセッサに関する。
B、従来の技術 電子タブレット上に描いた手書き文字などの記号は、通
常一連のx−y座標対で表される。手書き文字の基本単
位はストロークであり、ストロークは、当該のx−y座
標で表される点のシーケンスと考えることができる。そ
れらの座標は、書き手のタブレット・ペン上下運動の間
に生成される。
文字は、こうしたストロークの集合である。たとえば、
第1a図に、印刷文字A1B1C1Dを発生させるいく
つかのストローク・シーケンスを筆順をつけて示しであ
る。こうした−組のストロークを特定の英数字として認
識する働きをするデータ処理シ、ステムが知られており
、本発明が対象とするのはそうしたタイプのシステムで
ある。
こうした文字認識システムで重要な処理ステップは、セ
グメント化と呼ばれているものである。
セグメント化とは、文字認識装置による処理の前に、ス
トローク入力データを事前処理して、文字、または恐ら
くは単語のストロークを区分するものである。
ある文字を構成するストロークは通常互いにつながって
いるので、ストロークの相互接続性を正確に判定するこ
とが、セグメント化プリプロセッサの動作の成否にとっ
て重要である。すなわち、セグメント化機構がう−まく
働くには、つながったストロークの群を正確に判定でき
なければならない。
オンライン・データを事前処理する際、すなわちデータ
を書き手が書くのと同時に実時間で処理する際、従来の
いくつかのセグメント化機構は、時間的情報を使って、
つながったストロークの群を検出している。この時間的
手法は、書き手が単語の間で一体みする傾向があるとい
う知見に基づいている。しかし、この種の時間的情報は
、信頼できないことがあり得る。また、セグメント化機
構に入力される前に記憶または緩衝記憶されるタブレッ
ト入力データでは、時間データが入手できないことがあ
る。
従来の空間的セグメント化手法の一つは、タブレットの
X軸に沿ってストロークの重なり合った部分を検出する
ものである。基本的にいうと、ストロークの垂直方向の
突出部が、互いに交差しているかどうか検査する。この
方法は、文字間の間隔が十分に空いた、離散的または塊
状の筆跡をセグメント化するときは、かなり正確な結果
をもたらすことがあり得る。この方法の欠点は、文字の
間隔が十分でない場合、文字自体は互いに交差していな
くとも、それらのX軸方向の突出部がしばしば重なり合
うことである。第1b図に示すように、大文字″T″の
水平ストロークは、X軸の小文字″0″が占める部分に
突き出している。この状態は、セグメント化エラーをも
たらす可能性がある。
もう一つの空間的手法は2次元法であり、各点対(pL
 p2)間の間隔を計算するものである。
ただし、点p1はストローク1に属し、点p2はストロ
ーク2に属する。これらの間隔が最小のものを見つける
ことにより、2つのストロークが互いに交差、またはつ
ながっていると見なされるほど互いに近接しているかど
うかをアルゴリズムで判定する。この手法のかなり大き
な欠点は、それが多大な数値計算を要し、1ストローク
当りの点の平均数Nが大きい応用例では特にそうである
ことである。各ストローク対ごとに、2点間の最短距離
を見つけるために0 (N2)の次数が必要となる。そ
の結果、コンピュータの性能が不足し、実時間適用業務
が不可能となる可能性もある。この手法のもう一つの欠
点は、速く書く場合、1ストローク当りの点の数が減少
し、隣接する点の間隔が増大するので、「騙される」可
能性があることである。速く書いた2つのストロークが
交差する場合、すべての点対の間隔を計算しても、隣接
する点が互いに離れているために交差が見つからないこ
とがある。
C0発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、ストローク同士がつながっているかど
うかを判定する迅速文字セグメント化プリプロセッサを
提供することにある。
00課題を解決するための手段 本発明によれば、セグメント化方法では、電子タブレッ
トからの実時間手書き文字出力をセグメント化する。こ
の方法は反復法であり、出口条件−10= が決定されるまで、ストロークに関連する最大領域また
はボックスの交差を次々に見つけていくことにより、2
つのストロークが交差する一般領域を迅速に見つけるも
のである。
本発明の装置によれば、手書き記号用の文字セグメント
化プロセッサは、筆写用スタイラス、タブレット、及び
データ生成手段に結合される。データ生成手段は、スタ
イラスのあるストロークに関連する点のタブレット表面
からのX軸及びy軸方向の変位を示すデータを供給する
ものである。プロセッサは、スタイラスのそのストロー
クに関連する1組の点の最大及び最小のX座標とX座標
を指示する装置と、そのストロークに関連する最大及び
最小のX座標とX座標が含まれる領域のX座標とX座標
を求める装置を備えている。プロセッサはさらに、第1
のストロークに関連する第1領域と第2のストロークに
関連する第2領域を処理して、それらのストロークが互
いにつながっているかどうかを判定する装置を備えてい
る。
本発明の方法によれば、手書き記号を認識するための文
字認識システム内で使用する、ストロークをセグメント
化して文字にするシステム及び方法が記載される。この
システムは、筆写用スタイラスとタブレットとデータ生
成手段を含んでいる。
データ生成手段は、スタイラスのあるストロークに関連
する点のタブレット表面からのX軸及びy軸方向の変位
を示すデータを供給するものである。
この方法は、スタイラスのそのストロークに関連する1
組の点それぞれの最大及び最小のX座標とX座標を指示
するステップ、そのストロークに関連する最大及び最小
のX座標とX座標がその中に含まれるブロック領域のX
座標とX座標を求めるステップ、及び第1のストローク
に関連する第1領域と第2のストロークに関連する第2
領域とを処理して、第1ストロークと第2ストロークが
互いに物理的または論理的につながっているかどうか判
定するステップを含んでいる。
E、実施例 第2図に、文字認識システム10の構成図を示す。文字
認識システム10は、セグメント化プロセッサ12を備
え、セグメント化プロセッサは電子タブレット14と文
字認識機構18の間に結合されている。タブレット14
は市販の適当ないくつかの電子タブレットのどれでもよ
い。タブレット14にはスタイラスまたはペン15が付
随し、ユーザはそのペン15を使って、タブレット14
の表面に活字体または筆記体の英数字などの記号を形成
する。タブレット14は、X−7タブレツト座標系上の
ペン15の位置を表すX軸及びy軸出力信号を出す。ス
トローク捕捉手段16は、タブレットからのx−y出力
を傍受して、本発明のセグメント化プロセッサ12間の
x−y位置対データを生成するソフトウェア・タスクで
よい。セグメント化プロセッサ12の出力は、つながっ
たストロークとつながっていないストロークを表すデー
タであり、文字認識機構18に入力される。つながった
ストロークは、一般に文字に関連するものであることを
想起されたい。文字認識機構18は、既知の適当な種類
の文字認識機構ならどれでもよく、つながったストロー
ク群の識別を決定し、また英数字など識別された記号を
表す出力を出す。
なお、本発明は、少なくとも1ストロークから構成され
るどんな種類の記号の識別にも適用可能なことを了解さ
れたい。したがって、システム10は、様々な言語の筆
記文字に関連する記号ならびに数学用その他の記号を認
識することができる。
さらに、セグメント化プロセッサ12は、専用回路やコ
ンピュータ命令などいくつかの適当なハードウェアまた
はソフトウェアの形で実施することができる。たとえば
本発明のセグメント化プロセッサの1つの実施例は、C
プログラミング言語で書き、AIXのもとで走行するI
BM  RTCPコンピュータで実行される命令で実施
した。
第3図には、ストローク22の最小及び最大のX座標と
X座標で定義される線形寸法を有する、ボックス20な
どの最大領域またはボックスを示す。ストローク22の
最大ボックス20の4隅は、左下隅から時計回りに、座
標(X m I n + ym I n )、(X+n
+ n+ ’Ymax)、(Xmax+ Vmax) 
、(Xmax+y□X)を有する。
第4図には、本発明の空間的セグメント化法の様々なス
テップを示す。次にそれぞれのステップについて詳しく
説明する。
第5a図を参照すると、ステップAでは、それぞれスト
ロークS1及びB2に関連する最大ボックスB1及びB
2を見つける。このステップは、ストローク捕捉手段1
6を用いて容易に実行される。ストローク捕捉手段16
は、前述のように、タブレット14からストローク点の
X座標とX座標を捕捉し、さらに各ストロークに関連す
る最大及び最小のx−X座標の値を記録する、プログラ
ム・タスクによって実施できる。
ステップBで、B1とB2の「相互完全交差」状態かど
うかテストする。第5a図を見るとゎがるように、この
状態が発生するのは、延長B1が一方の軸に沿って延長
B2と完全交差し、延長B2が他方の軸に沿って延長B
1と完全交差するときである。相互完全交差状態が存在
する場合、Slと82は交差しているはずであり、した
がってつながったストロークである。このステップは、
各ストロークを構成する点または点間の距離に直接依存
せず、両ストロークによって画定される最大ボックスに
依存するので、素早く書いたストロークの相互接続を検
出できるので有利である。2つのボックスは、その辺が
少なくともy軸とy軸に沿って合致する場合、互いに完
全交差すると見なされる。第5b図を見るとわかるよに
、ボックスB1はy軸に沿ってボックスB2の2つの水
平辺と完全交差しており、一方ボックスB2はB1の右
側の垂直辺とは完全交差しているがB1の左側の垂直辺
とは合致している。したがって、ボックスB1とB2も
互いに完全交差していると見なされる。
この相互完全交差テストは、第1のボックスを第1軸に
沿って延長し、第2のボックスを第1軸に垂直な第2軸
に沿って延長すると、容易になる。
両方のボックスを延長した後、テストを行なって、第1
のボックスが第1軸に沿って第2のボックスと互いに完
全交差するかどうか、及び第2のボックスが第2軸に沿
って第1のボックスと互いに完全交差するかどうか判定
する。このテストが合格の場合、2つのボックスは互い
に完全交差すると見なされ、それらに含まれるストロー
クはつながっていると見なされる。このテストに不合格
の場合は、第1のボックスを第2軸に沿って延長し、第
2のボックスを第1軸に沿って延長し、次いでテストを
行なって、第1のボックスが第2軸に沿って第2のボッ
クスと互いに完全交差するかどうか、及び第2のボック
スが第1軸に沿って第1のボックスと互いに完全交差す
るかどうか判定することにより、第2のテストを実行す
る。この第2のテストが合格の場合、2つのストローク
はつながっていると見なされる。
本発明のこの態様によれば、第6a図は、第1の最大ボ
ックスB1と第2の最大ボックスB2を示している。こ
れらのボックスに関連するストロークは示してない。例
を挙げると、この方法のステップBは、まずB1をy軸
に沿って延長し、B2をy軸に沿って延長し、次いでテ
ストして、B1がy軸に沿って互いに完全交差するかど
うか、及びB2がy軸に沿ってB1と互いに完全交差す
るかどうか調べることにより、実施される。この図の2
つのボックスでは、テストのこの部分は不合格である。
次に、第6a図に示すように、B1をy軸に沿って延長
し、B2をy軸に沿って延長する。
テストを行なって、B1がy軸に沿ってB2と互いに交
差するかどうか、及びB2がy軸に沿ってB2と互いに
交差するかどうかを判定する。この場合も、図のボック
スではこのテストは不合格である。したがって、相互完
全交差状態は見出されず、ステップCに進む。
1例を挙げると、一方のボックスをy軸に沿ってその長
さの約15〜20%延長して、EB2として示す延長領
域を形成する。他方のボックスをy軸に沿ってその長さ
の約50%延長して、領域EB1を形成する。両方のボ
ックスを、延長領域FBI’とEB2’で示すように、
2つの辺に沿って延長することが好ましい。
ステップCでは、2つの延長最大ボックスの交差領域す
なわち、2つのボックスの「延長交差」の座標を決定す
る。Slと82がつながっている場合、あるいは互いに
近接している場合、2つの最大ボックスの交差領域内で
その交差を見つけなければならない。第6b図を見ると
わかるように、拡張交差のもう1つの形は、2つのボッ
クスに一定幅の延長帯域を加えた後の2つの最大ボック
スの交差である。この延長交差の構造により、第7図の
ように、つながっていないが、いくつかの点で近接して
いる2つのストロークs1と82のケースが許容される
。延長交差自体は一般に方形である。というのは、この
方法では、通常、垂直辺と水平辺のみを有する方形領域
を扱うからである。
前述のように、延長部の幅を一定の量にして、交差ボッ
クスのすべての辺に等しく加えることができる。延長部
の幅は、書体のばらつきゃ、さらには1人の書き手が書
く文字のばらつきをも補償するため、関連する最大ボッ
クスの寸法に応じて適応変化させることが好ましい。し
たがって、適用例によって、ボックスの延長幅は0また
は小さな量のこともあり、大きな値のこともある。
ステップDで、テストを行なって、延長B1と延長B2
が交差するかどうか、すなわち延長交差が作成されるか
どうか判定する。延長B1と延長B2の交差がない場合
は、Slと82はつながっていす、さらにつながってい
ると見なされるほど互いに近接していない。B1とB2
の延長交差がある場合は、ステップEに進む。
ステップEで、テストを行なって、延長交差ボックスの
隅のX座標とy座標が、この反復での両方の最大ボック
スの隅のX座標とy座標と同じかどうか判定する。たと
えば、第10図を手短かに参照すると、6回目の反復で
、延長交差ボックス6が生成される。この場合、両方の
最大ボックスは、その間の交差ボックスと同じ座標をも
つので、交差領域と合致している。この状態が存在する
ことが判明すると、相互完全交差が見つかるので、この
方法は終了し、ステップBをそれ以上反復することはし
ない。すなわち、この状態は相互完全交差状態と等しい
。したがって81と82はつながっており、方法は終了
する。ステップEで、交差ボックスの隅の座標が延長最
大ボックスの隅の座標と同じでないことが判明した場合
は、ステップFへ進む。
本発明のこの方法では、ストロークが互いに交差または
近接しあるいはからみ合っている場合にそれらがつなが
っていると見なすことに留意されたい。
2つのストロークの交差は、第8図に示すように、Sl
と82が共に交差ボックスを1回だけ通過する場合を定
義するものである。この場合、Slと82がX方向でも
X方向でも同じ境界を存し、交差ボックス間のどこでも
交差しないことは不可能である。2つのストロークS1
と82をそれぞれ2つの領域P1とB2と考えた場合、
このことは容易に理解できる。この場合、plは交差ボ
ックス内のどこかから出発し、ループを描いて交差ボッ
クスの任意の点に達する。plは交差ボックスからはみ
出してはならず、また交差ボックスの4辺それぞれに少
なくとも1点で接しなければならない。こうした条件が
与えられている場合、P1とB2は交差ボックス内のど
こかで経路と交差するはずである。したがって、Slと
82は交差し、物理的につながっている。
2つのストロークは、元のストロークS1と82が交差
ボックスに2回以上入る場合、からみ合っていると見な
す。第9図に示すように、上記の例によれば、PlとB
2は必ずしも互いに交差する必要はない。したがって、
Slと82は、たとえばB2の曲率またはSlの長さあ
るいはその両方に応じて、点■で物理的につながってい
ることも、そうでないこともある。しかし、2つのスト
ロークがこのようなからみ合った関係にある場合、それ
らのストロークは、セグメント化に関して論理的につな
がっていると見なされる。というのは、手書き文字では
、書き手は通常わざと個々の文字のストロークをつなが
るように、または互いに近接するようにするからである
ここでステップFに戻ると、2つのサブストロークが生
成される。それらのサブストロークは、交差ボックスに
属するSlと82の点である。このことは、Slと82
の各点について、ある点のX−y座標がその交差ボック
スを画定するx−y座標の範囲内にあるかどうかをテス
トすることによって実施される。このステップでは、各
サブストロークに関連する最大ボックスの座標も確定す
る。この最大ボックスは、前と同様にストローク全体に
対して決定されるものである。
ステップGで、Slと82が共に延長交差ボックス内に
ある点を有するかどうか、すなわちSlと82が共に延
長交差ボックス内にサブストロークを有するかどうかを
判定する。この条件が真である場合は、Slと82をそ
れぞれ当該のサブストローク81“と82“で置き換え
る。これは、Slを延長交差ボックス内に含まれるSl
の点(81“)で置換え、B2を交差ボックス内に含ま
れるB2の点(82“)で置き換えることによって実施
する。次いで、サブストロークS1“とB2“に関連す
る最大ボックスを用いて、もう1回反復する。
しかし、Slと82のどちらか一方または両方が延長交
差ボックス内に含まれる点を有さないと判定された場合
は、Slと82はつながっていないと仮定される。この
仮定は、一方のストロークが延長交差ボックス内に含ま
れる点を有さない場合、そのストロークは他方のストロ
ークとつながりをもつことはあり得す、他方のストロー
クに近接することさえあり得ないという考察に基づいて
いる。2つのストロークがつながっていないと見なされ
たので、方法は終了し、それらのストロークがつながっ
ていないことを示す。
第10図は、物理的につながった2つのストロークS1
と82について、本発明の方法を6回繰り返した結果を
示す。6回目の反復の後、延長ボックスのサイズは不変
であり、2つのストロークはつながっていることがわか
った。数字1〜6は、当該の回数だけ反復した後に得ら
れる延長交差ボックスを示す。B1とB2は、それぞれ
Slと82に関連する初期最大ボックスを示す。
第12図は、ステップBの相互完全交差テストに不合格
となる、2つのストロークS1と82を示す。さらに、
ステップCの間にB1とB2がそれぞれ延長される量に
応じて、ステップDも不合格となり、Slと82がつな
がっていないことを示すことがあり得る。
第13図は、2つの近接するストロークS1と82を示
す。この方法の2回目の反復で、延長交差ボックスの寸
法が不変であることがわかり、この2つのストロークは
つながっていると見なされる。81’と82’は、それ
ぞれSlと82のサブストロークを示す。サブストロー
クとは、延長交差ボックス内に含まれるストロークの点
群である。
本発明の方法の大きな利点の1つは、実行速度が速くな
ることである。これは、前述した従来の手法に比べて必
要な計算量が少ないためである。
この方法で数値計算の量が最も多いステップは、特定の
方形領域内にあるサブストロークの点を決定するステッ
プFである。しかし、この決定は、速やかに実行される
、ストロークの諸点の座標と交差ボックスの座標の比較
によって行なわれる。
前述のように、従来の方法では、分析するストローク全
体のすべての点対に適用しなければならない間隔測定な
どのより複雑な計算を用い、したがって実時間のアプリ
ケーションの使用が不可能なものがある。しかし、本発
明の方法は、実時間アプリケージ日ン用に適しているこ
とが判明した。
本発明の方法のもう一つの利点は、第5図、第6a図、
第11図に示したようなケースを効率的に処理できるこ
とである。たとえば、第11図は、X軸で重なり合った
2つのつながっていないストロークを示し、この方法の
1回の反復で、Slのどの点も延長交差ボックス内に含
まれていないと判定されたという結果を示している。こ
うしたケースでは、1回目の反復のステップGで、Sl
と82が交差しないことが検出される。ストロークのX
方向突出部の重なり合いに基づ〈従来の方法では、こう
したケースは容易には処理できず、また点間距離に基づ
〈従来の方法では、まずすべての点対間の距離を計算し
ないと、交差しないとの結論に達することができない。
その場合でも、距離に基づく方法では、非常に素早く書
かれ、点間が離れている2つのストロークというケース
を処理しないようにしなければならない。
本発明の方法の諸ステップに変更を加え、またはステッ
プの順序を換えても、同じ結果が得られることを理解さ
れたい。たとえば、ステップEは、交差ボックスの座標
がその反復の2つの最大ボックスの座標と同じ場合、も
う1回反復すれば、その2つのストロークがつながって
いることがステップBで示されるので、任意選択である
。しかし、ステップEを実施すると、ステップFとGを
実行する前に方法が終了するので、この方法の実行速度
が高くなる。もう1例挙げると、交差ボックスに対する
SlのサブストロークがステップFで見つかれば、交差
ボックスの座標ではなくて、Slのサブストロークに関
連する最大ボックスの座標に対するB2のサブストロー
クが決定できるこ七を理解されたい。すなわち、交差ボ
ックスに対する各ストロークのサブストロークを見つけ
る代りに、ストロークの一方だけを交差ボックスと比較
すればよく、他方のストロークは第1サブストロークの
最大ボックスと比較する。本発明のこの変形によれば、
B2が81のサブストロークに関連する最大ボックス円
に点を有さないことが判明した場合、この方法は終了し
て、Slと82がつながっていないことを示し、そうで
ない場合はもう1回反復する。
10発明の効果 本発明によれば、セグメント化法で電子タブレットから
の実時間手書き文字出力をセグメント化する。この方法
は反復法であり、出口条件が決定されるまで、2つのス
トロークに関連する最大領域またはボックスの交差を次
々に見つけることにより、2つのストロークが交差する
一般領域を迅速に見つけるものである。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、英数字など4つの記号のストロークを示す
図である。 第1b図は、X軸に沿って重なり合ったストロークをも
つ2つの文字を示す図である。 第2図は、本発明に従って構成され動作する文字認識シ
ステムの構成図である。 第3図は、あるストロークの最小及び最大のX座標とX
座標によって画定される線形寸法をもつ最大ボックスを
示す図である。 第4図は、本発明の空間的セグメント化法の様々なステ
ップを示す構成図である。 第5a図は、相互完全交差構成の1つの形における、ス
トロークS1と82に関連する最大ボックスB1とB2
を示す図である。 第5b図は、相互完全交差構成のもう1つの形における
、ストロークS1と82に関連する最大ボックスB1と
B2を示す図である。 第6a図、第6b図及び第7図は、2つの最大ボックス
の延長交差を示す図である。 第8図は、ストロークS1と82が交差ボックスを1回
だけ通過する状態を示す図である。 第9図は、ストロークS2が交差ボックスを2回以上通
過するため、ストロークS1と82がからみ合っている
状態を示す図である。 第10図は、物理的につながった2つのストロークS1
と82について、本発明の方法を6回反復した結果を示
す図である。 第11図は、この方法を1回反復して、Slのどの点も
延長交差ボックス内に含まれていないと判定されたとい
う結果を示す、X軸で重なり合った2つのつながってい
ないストロークを示す図である。 第12図は、2つのつながっていないストロークS1と
82を示す図である。 第13図は、近接する2つのストロークS1とB2及び
SlとB2のサブストローク81’と82“を示す図で
ある。 10・・・・文字認識システム、12・・・・セグメン
ト化プロセッサ、14・・・・電子タブレット、15・
・・・スタイラス(ペン)、16・・・・ストローク捕
捉手段、18・・・・文字認識機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スタイラスのストロークに関連する点のタブレッ
    ト表面に対するx軸及びy軸方向の変位を示すデータを
    供給する、筆写用スタイラス、タブレット、及びデータ
    生成手段の出力信号に結合された、手書き記号用セグメ
    ント化装置であって、 スタイラスのストロークに関連する1組の点の最大及び
    最小のx座標とy座標を指示する手段と、ストロークに
    関連する指示された最大及び最小のx座標とy座標がそ
    の中に含まれる、y軸に沿った長さとx軸に沿った幅を
    有する領域のx座標とy座標を決定する手段と、 第1のストロークに関連する第1領域と第2のストロー
    クに関連する第2領域を処理して、それらのストローク
    が互いにつながっているかどうかを決定する手段と を含む前記装置。
  2. (2)スタイラスのあるストロークに関連する点のタブ
    レット表面に対するx軸及びy軸方向の変位を示すデー
    タを供給する、筆写用スタイラス、タブレット、及びデ
    ータ生成手段を含む、手書き記号認識用の認識システム
    において、 スタイラスのストロークに関連する1組の点のそれぞれ
    の最大及び最小のx座標とy座標を指示するステップと
    、 ストロークに関連する指示された最大及び最小のx座標
    とy座標がその中に含まれるブロック領域のx座標とy
    座標を決定するステップと、第1のストロークに関連す
    る第1ブロック領域と第2のストロークに関連する第2
    ブロック領域を処理して、第1のストロークと第2のス
    トロークが互いに物理的または論理的につながっている
    かどうか判定するステップと、 を含む、ストロークをセグメント化して文字などの記号
    にする方法。
  3. (3)スタイラスのあるストロークに関連する点のタブ
    レット表面に対するx軸及びy軸方向の変位を示すデー
    タを供給する、筆写用スタイラス、タブレット、及びデ
    ータ生成手段を含む、手書き記号認識用の認識システム
    において、 (a)スタイラスのストロークに関連する1組の点のそ
    れぞれの最大及び最小のx座標とy座標を指示するステ
    ップと、 (b)指示された最大及び最小のx座標とy座標がその
    中に含まれるブロック領域のx座標とy座標を決定する
    ステップと、 (c)第1のストロークに関連する第1ブロック領域と
    第2のストロークに関連する第2ブロック領域を処理し
    て、第1のストロークと第2のストロークが互いに物理
    的または論理的につながっているかどうか判定するステ
    ップと、 を含み、上記処理ステップ(c)が、 (d)第1ブロック領域を少なくともy軸に沿って第1
    の所定の量だけ延長し、第2ブロック領域を少なくとも
    x軸に沿って第2の所定の量だけ延長するステップと、 (e)第1ブロック領域と第2ブロック領域がx軸及び
    y軸に沿って互いに完全交差するかどうか判定するステ
    ップと、 両方のブロック領域が互いに完全交差すると判定した場
    合に、 (f)第1のストロークと第2のストロークが互いにつ
    ながっていると指示するステップと、 両方のブロック領域が互いに完全交差していないと判定
    した場合に、 (g)第1ブロック領域を少なくともx軸に沿って第1
    の所定の量だけ延長し、第2ブロック領域を少なくとも
    y軸に沿って第2の所定の量だけ延長するステップと、 (h)第1ブロック領域と第2ブロック領域がx軸及び
    y軸に沿って互いに完全交差するかどうか判定するステ
    ップと、 両方のブロック領域が互いに完全交差すると判定した場
    合に、 (i)第1のストロークと第2のストロークが互いにつ
    ながっていると指示するステップと、 両方のブロック領域が互いに完全交差していないと判定
    した場合に、 (j)2つの延長ブロック領域がある交差領域を共有す
    るかどうか判定するステップと、 2つの延長ブロック領域がある交差領域を共有しない場
    合に、 (k)2つのストロークが互いにつながっていないと指
    示するステップと、 2つの延長ブロック領域がある交差領域を共有する場合
    に、 (l)それぞれ、交差領域内に含まれるx座標とy座標
    をもつ点を少なくとも1個含む、第1ブロック領域に関
    連するストロークの第1サブストロークと、第2ブロッ
    ク領域に関連するストロークの第2サブストロークを決
    定するステップと、第1のストロークと第2のストロー
    クのどちらか一方または両方が交差領域内にサブストロ
    ークを有さない場合に、 (m)2つのストロークがつながっていないと指示して
    、この方法のステップを終了するステップと、 そうでなくサブストロークを有する場合に、(n)第1
    サブストロークに関連する第1ブロック領域のx座標と
    y座標、及び第2サブストロークに関連する第2ブロッ
    ク領域のx座標とy座標を決定するステップと、 (o)第1のストロークと第2のストロークが互いにつ
    ながっているかそれともつながっていないかが判定され
    るまで、サブストロークに関連するブロック領域を用い
    て、ステップ(d)ないし(n)を繰り返し実行するス
    テップとを含む、 ストロークをセグメント化して文字にする方法。
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