JPH02226026A - 光波形観測装置 - Google Patents

光波形観測装置

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JPH02226026A
JPH02226026A JP4615589A JP4615589A JPH02226026A JP H02226026 A JPH02226026 A JP H02226026A JP 4615589 A JP4615589 A JP 4615589A JP 4615589 A JP4615589 A JP 4615589A JP H02226026 A JPH02226026 A JP H02226026A
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optical
trigger
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Yu Koishi
結 小石
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Hamamatsu Photonics KK
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光波形観測装置に関するもので、特に高速過渡
光現象を励起プローブ法により観測するものである。
〔従来の技術〕
高速過渡光現象を観測する手法として、アップ拳コンバ
ージョン(up−conversion)と命名された
励起プローブ法が知られている。アップ・コンバージョ
ンとは異方性結晶内で和(または差)振動数を発生する
非線形現象のことで、例えばBeddardらによる装
置(Chew、 Phys、 61.17−23(19
81年))は次のように構成される。まず、レーザ光源
から出射された振動数ω1のレーザ光は2つに分岐され
、一方のレーザ光(励起光)のみが試料に照射されて振
動数ω2の螢光が生成される。そこで、この螢光(ω2
)と分岐された他方のレーザ光(ω1)を非線形光学素
子に入射すると、その和(または差)周波光である振動
数ω3の光が得られる。このため、試料に入射されるレ
ーザ光を単パルス光とすることができるならば、試料か
らの螢光を高・い時間分解能で観測することができる。
一方、このような過渡光現象を観■1する他の手法とし
て、被iDJ定光を高速ホトダイオードに入射し、サン
プリングオシロスコープ等で観測するものがある。この
場合には、上記のような螢光だけでなく、光源からのレ
ーザ光そのものについても観測可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の励起プローブ法によれば、試料の
螢光等は精度よく観a11することはできるが、光源か
らのレーザ光そのものは観測することができない。これ
に対し、高速ホトダイオードを用いるものでは、光源か
らのレーザ光そのものについても観M1可能であるが、
高速現象を精度よく観測できない。なぜなら、PINフ
ォトダイオードでは応答速度が30psec程度、アバ
ランシェ・フォトダイオードでは応答速度が50〜10
0psec程度に制限されてしまうからである。さらに
、サンプリングオシロスコープなどを組み合せると、イ
ンピーダンスの不整合等により観測波形が歪んでしまう
という欠点があった。
そこで本発明は、波形が高速で繰り返される被測定光の
波形を、精度よく観測することのできる光波形観測装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光波形観測装置は、被〃1定光の波形の繰
り返しに同期したトリガ信号を得るトリガ手段と、トリ
ガ信号にもとづき被測定光の波形よりも時間幅が十分に
短く波長が異なるプローブパルス光を出射するパルス光
源と、被測定光とプローブパルス光を和または差周波混
合させる混合手段と、トリガ信号によるプローブパルス
光の出射タイミングを被測定光の波形の繰り返しごとに
順次にシフトさせて被3$3定光をサンプリングする遅
延手段と、サンプリングされた混合手段による和または
差周波光成分を抽出して記録、解析することにより、被
測定光よりも低速で波形が繰り返される光観IJ波形を
求める記録解析手段とを備えることを特徴とする。
ここで、記録解析手段の出力にもとづき光観測波形を表
示する表示手段を更に設けてもよい。また、トリガ手段
は被測定光を検出してトリガ信号を出力する光検出器で
構成してもよく、被測定光の光源の駆動信号からトリガ
信号を出力するようにしてもよい。
〔作用〕
本発明によれば、被測定光からトリガ信号が得られて、
これが順次に遅延されてプローブパルス光が出力される
ので、和または差周波混合によりプローブパルス光で披
11−1定光をサンプリングすることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は実施例に係る光波形成ハl装置の構成図である
。被測定光源1は例えば半導体レーザなどで構成され、
光強度波形が高速で繰り返される波長λ の被測定光P
λ1を出力する。この被測定光Pλ1は光ファイバ2を
介して光分岐器3に入射され、2つの光に分岐される。
一方の分岐光は高速ホトダイオードなどの光検出器4で
検出され、他方の分岐光は光学的遅延用の光ファイバ5
を介して遅延波測定光Pλ′1として光結合器6に入射
される。光検出器4は被測定光P、21の検出によりト
リガパルスT を生成し、これを遅延回路7に送る。遅
延回路7はトリガパルスT を所定の時間だけ遅延させ
てパルス光R8に与え、これによってパルス光源8はプ
ローブパルスを出力する。
第2図(a)〜(d)はこの間の作用を示している。ま
ず、m 測定光R1からの波計1定光Pλ1が第2図(
a)ような波形になっているときは、その光強度Iλ 
が光検出器4の閾値■THを越えたとさ(時点t。)に
、第2図(b)のようなトリガパルスT が出力される
。一方、光分岐器3をa過した被nノ定光Pλ1は、遅
延用光ファイバ5を通過することにより、第2図(C)
のような波形の遅延波測定光Pλ′1となる。なお、こ
の遅延量(時間T。)は一定である。これに対し、遅延
量が順次に変えられる(シフトされる)遅延回路7から
の信号により制御されるパルス光源8は、第2図(d)
の如き波形のプローブパルス光Pス2を出力する。ここ
で、トリガパルスT、とプローブパルス光Pλ2の間の
時間差Δtは遅延回路7により定められる。
このような遅延波)11定光Pλ′1とプローブパルス
光Pλ2が光結合器6で一本のビーム光とされ、L i
 N b 03などの異方性結晶からなる非線形光学素
子9に入射されると、いわゆる和周波(又は差周波)混
合が生じる。すなわち、遅延波fl?1定光Pλ′ の
波長をλ 、プローブパルス光Pλ の波長をλ2とす
ると、非線形光学素子9からは波長λ 5 λ 、λ 
の3つの光が得られる。ここで、波長λ3の和周波混合
光の強度を■λ3とすると、位相整合条件下では I λ  ccl  λ ′   −1λとなり、各々
の光の振動数をω、62π・C/λ11ω 冒2πΦC
/λ 、ω 露2π・C/λ3とすると(c:光速)、 ω3−01 +″)2 となる。そこで、非線形光学素子9からの光を分光器1
0に通して波長λ3の光のみを光検出器11で検出する
と、第2図(e)に斜線で示す光強度■λ3に対応した
信号出力が得られる。
光検出器11の出力はデータ記録解析装置12に送られ
、記録される。ここで、第2図に示すような処理は、被
測定光Pλ1の波形の繰り返しごとに、遅延時間Δtを
順次に変えて実行される。
従って、データ記録解析装置12にはサンプリングされ
た波形が記録されることになるので、−周期のサンプリ
ング処理が終了した後に、これをCRT等の表示装置1
3で表示できる。
上記のサンプリング作用を第3図のタイムチャートに示
す。
同図(a)のように、波形が周期的に繰り返される被測
定光Pλ1から得られた同図(b)のトリガパルスT 
は、サンプリングのためのプローブパルス光Pλ2 (
同図(d)図示)のタイミングを定める基準となり、そ
の時間差はΔti=Δt 、・・・Δt 、Δt7・・
・と順次に変えられる。
従って、被測定光Pλ1と相似の波形を、同図(e)に
−点鎖線で示す如く和周波光Pλ3により得ることがで
きる。
本発明については、各種の変形をすることが可能である
例えば、トリガパルスT は第1図に点線T′ で示す
ように、被測定光源1の駆動信号から得るようにしても
よい。プローブ用のパルス光源8としては各種の超短光
パルス発生装置を用い得るが、半導体レーザを用いれば
30〜5psecの超短光パルスは十分に可能である。
また、和または差周波混合の変換効率を上げるために、
導波路構造の非線形光学素子を用いてもよい。
分光手段10は分光器または狭帯域の波長選択フィルタ
を用いてもよい。例えば、被測定光Pλ が光フアイバ
通信に用いられる波長λ1−1.55μmのレーザ光で
あり、プローブパルス光Pλ が波長λ2−850口m
であるときは、和周波光の波長はλ3 = 549 n
 mであるので、このようなフィルタを用いればよい。
なお、実施例では振動数がω −ω +ω2となる和周
波混合について説明したが、振動数がω4−ωlω2と
なる差周波混合にも同様に適用できる。
【発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明によれば、被測定光か
らトリガ信号が得られて、これが順次に遅延されてプロ
ーブパルス光が出力されるので、和または差周波混合に
よりプローブパルス光で被i’lPI定光をサンプリン
グすることができる。このため、波形が高速で繰り返さ
れる披n1定光(flえば光源からのレーザ光そのもの
)の波形を、精度よく観測することができる。
光、Pλ′ ・・・遅延被測定光、Pλ2・・・プロー
ブパルス光、Pλ3・・・和(または差)周波混合光。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る光波形観測装置の構成図
、第2図は被測定光Pλ1の波形の1回の繰り返しにお
けるタイミングを示す図、第3図はサンプリングの様子
を示す図である。 1・・・被測定光源、3・・・光分岐器、4・・・光検
出器、5・・・遅延用光ファイバ、6・・・光結合器、
7・・・遅延回路、8・・・パルス光源、9・・・非線
形光学素子、10・・・分光手段、11・・・光検出器
、12・・・データ記録解析装置、13・・・表示装置
、Pλ1・・・被測定特許出願人  浜松ホトニクス株
式会社代理人弁理士   長谷用  芳  樹1λ3ご
 1λ? ×1人2 タイム5マート 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、波形が繰り返される被測定光の光波形を観測する光
    波形観測装置において、 前記被測定光の波形の繰り返しに同期したトリガ信号を
    得るトリガ手段と、前記トリガ信号にもとづき前記被測
    定光の波形よりも時間幅が十分に短く波長が異なるプロ
    ーブパルス光を出射するパルス光源と、前記被測定光と
    前記プローブパルス光を和または差周波混合させる混合
    手段と、前記トリガ信号による前記プローブパルス光の
    出射タイミングを前記被測定光の波形の繰り返しごとに
    順次にシフトさせて当該被測定光をサンプリングする遅
    延手段と、サンプリングされた前記混合手段による和ま
    たは差周波光成分を抽出して記録、解析することにより
    、前記被測定光よりも低速で波形が繰り返される光観測
    波形を求める記録解析手段とを備えることを特徴とする
    光波形観測装置。 2、前記記録解析手段の出力にもとづき前記光観測波形
    を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求
    項1記載の光波形観測装置。 3、前記トリガ手段は前記被測定光を検出してトリガ信
    号を出力する光検出器を有する請求項1記載の光波形観
    測装置。 4、前記トリガ手段は前記被測定光を出射する光源の駆
    動信号からトリガ信号を出力する請求項1記載の光波形
    観測装置。 5、前記混合手段は非線形光学素子を有する請求項1記
    載の光波形観測装置。
JP4615589A 1989-02-27 1989-02-27 光波形観測装置 Granted JPH02226026A (ja)

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JPH0574013B2 JPH0574013B2 (ja) 1993-10-15

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JP2018526639A (ja) * 2015-08-21 2018-09-13 アプレ インストゥルメンツ, エルエルシーApre Instruments, Llc 時間多重スペクトル制御干渉法

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