JPH02225821A - シール付き軸受装置 - Google Patents
シール付き軸受装置Info
- Publication number
- JPH02225821A JPH02225821A JP1043130A JP4313089A JPH02225821A JP H02225821 A JPH02225821 A JP H02225821A JP 1043130 A JP1043130 A JP 1043130A JP 4313089 A JP4313089 A JP 4313089A JP H02225821 A JPH02225821 A JP H02225821A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- fluid
- sealant
- container
- bearing chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 9
- 239000000565 sealant Substances 0.000 abstract 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 19
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 18
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、液中やスラリー中などで使用されるシール付
き軸受装置に関するものである。
き軸受装置に関するものである。
(発明の背景)
微細な不純物を含む水などの液やスラリーなどの中に没
した状態で使用される軸受や、これら液やスラリーなど
を収容する容器を貫通する回転軸を保持するために用い
る軸受では、軸受内に不純物やスラリーなとの異物が入
るのを防止するためにシールを取付けている。
した状態で使用される軸受や、これら液やスラリーなど
を収容する容器を貫通する回転軸を保持するために用い
る軸受では、軸受内に不純物やスラリーなとの異物が入
るのを防止するためにシールを取付けている。
第2図は従来のシール付き軸受を示す断面図である。こ
の図において符号10は容器、12はこの容器10の壁
を貫通する筒状の軸受ハウジングであり、この軸受ハウ
ジング12の外周と容器10とは液密に固着されている
。14は回転軸であり、この回転軸14は軸受ハウジン
グ12内面に一組のボール軸受16.18を介して回転
自在に保持されている。すなわち軸受16の内輪は回転
軸14の断部20とカラー22の間に、また軸受18の
内輪はこのカラー22と止め輸24との間にそれぞれ挟
持されている。軸受16の外輪は軸受ハウジング12の
内面に突設したフランジ部26とカラー28との間に、
また軸受18の外輪はこのカラー28と軸受押えリング
30との間にそれぞれ挟持されている。32.34はシ
ール材であり、これらは軸受ハウジング12の内端部と
軸受押え30とに装着されて、軸受ハウジング12と回
転軸14との間に軸受16.18を収容する軸受室36
を形成する。これらのシール材32.34のリップ部は
回転軸14の外周に接触して、容器IO内の液やスラリ
ーなとの異物が軸受室36内に進入するのを防止する。
の図において符号10は容器、12はこの容器10の壁
を貫通する筒状の軸受ハウジングであり、この軸受ハウ
ジング12の外周と容器10とは液密に固着されている
。14は回転軸であり、この回転軸14は軸受ハウジン
グ12内面に一組のボール軸受16.18を介して回転
自在に保持されている。すなわち軸受16の内輪は回転
軸14の断部20とカラー22の間に、また軸受18の
内輪はこのカラー22と止め輸24との間にそれぞれ挟
持されている。軸受16の外輪は軸受ハウジング12の
内面に突設したフランジ部26とカラー28との間に、
また軸受18の外輪はこのカラー28と軸受押えリング
30との間にそれぞれ挟持されている。32.34はシ
ール材であり、これらは軸受ハウジング12の内端部と
軸受押え30とに装着されて、軸受ハウジング12と回
転軸14との間に軸受16.18を収容する軸受室36
を形成する。これらのシール材32.34のリップ部は
回転軸14の外周に接触して、容器IO内の液やスラリ
ーなとの異物が軸受室36内に進入するのを防止する。
しかしこのような従来構造の軸受装置においては、液中
に含まれる微細な不純物やスラリーの微細粒などの異物
が硬質で鋭利な角部な有する場合には、シール材32が
早期に摩滅したり傷が付き易くなり、このシール材32
のシール機能が低下する。このため軸受16.18に異
物が進入して軸受16.18を破損したりするという問
題が生じる。またシール材32.34にはリップ部が二
重に形成されたダブルリップ構造のものが広く用いられ
ているが、このダブルリップ構造のものでは隣接する二
つのリップ部の間に異物が入り込むとこの異物を取除く
ことが困難であり、シール材の耐久性が著しく短くなる
という問題もあった。
に含まれる微細な不純物やスラリーの微細粒などの異物
が硬質で鋭利な角部な有する場合には、シール材32が
早期に摩滅したり傷が付き易くなり、このシール材32
のシール機能が低下する。このため軸受16.18に異
物が進入して軸受16.18を破損したりするという問
題が生じる。またシール材32.34にはリップ部が二
重に形成されたダブルリップ構造のものが広く用いられ
ているが、このダブルリップ構造のものでは隣接する二
つのリップ部の間に異物が入り込むとこの異物を取除く
ことが困難であり、シール材の耐久性が著しく短くなる
という問題もあった。
(発明の目的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、シ
ール材の摩滅が少なくなり、傷も付きにくくなり、シー
ル材の耐久性を向上させると共にシール機能の信頼性を
高めることができるシール付き軸受装置を提供すること
を目的とする。
ール材の摩滅が少なくなり、傷も付きにくくなり、シー
ル材の耐久性を向上させると共にシール機能の信頼性を
高めることができるシール付き軸受装置を提供すること
を目的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、軸受ハウジングと、この軸
受ハウジングに軸受を介して回転自在に保持された回転
軸と、前記軸受ハウジングと回転軸との間に前記軸受を
収容する軸受室を形成する一対のシール材とを備久るシ
ール付き軸受装置において、前記軸受室内を加圧する加
圧手段を備えることを特徴とするシール付き軸受装置に
より達成される。
受ハウジングに軸受を介して回転自在に保持された回転
軸と、前記軸受ハウジングと回転軸との間に前記軸受を
収容する軸受室を形成する一対のシール材とを備久るシ
ール付き軸受装置において、前記軸受室内を加圧する加
圧手段を備えることを特徴とするシール付き軸受装置に
より達成される。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例の断面図である。この図にお
いては第2図と同一部分には同一符号を付したので構成
の異なる点のみを説明する8この図において50は加圧
手段であり、この加圧手段50は軸受室36内を加圧す
るが、シール材52.54に外から加わる圧力より大き
い圧力に加圧するのが望ましい。すなわちこの加圧手段
50は、容器10内の液面Aより高い位置に設けた液槽
56と、この液槽56の底を軸受室36に連通するバイ
ブ58とを備久る。液槽56には容器10内の液と同じ
かこの液に混入しても不都合のない液体が収容され、こ
の液体によりシール材52.54に軸受室36側から圧
力を加太る。
いては第2図と同一部分には同一符号を付したので構成
の異なる点のみを説明する8この図において50は加圧
手段であり、この加圧手段50は軸受室36内を加圧す
るが、シール材52.54に外から加わる圧力より大き
い圧力に加圧するのが望ましい。すなわちこの加圧手段
50は、容器10内の液面Aより高い位置に設けた液槽
56と、この液槽56の底を軸受室36に連通するバイ
ブ58とを備久る。液槽56には容器10内の液と同じ
かこの液に混入しても不都合のない液体が収容され、こ
の液体によりシール材52.54に軸受室36側から圧
力を加太る。
この結果容器10内の液に含まれる異物はシール材52
.54内に入ることはなくなり、シール材52.54を
異物により傷めることがな(なる。
.54内に入ることはなくなり、シール材52.54を
異物により傷めることがな(なる。
なお軸受室36には異物が入りにくいのでシール材とし
てはダブルリ・ツブ構造のものを使用する必要がなくな
り、図示のようなシングルリップ構造のシール材52.
54を用いることが可能になる。
てはダブルリ・ツブ構造のものを使用する必要がなくな
り、図示のようなシングルリップ構造のシール材52.
54を用いることが可能になる。
軸受室36に液圧を加える加圧手段50に代えて、電動
式などのポンプ60により加圧手段50Aを構成するこ
とも可能であり、このポンプ60は容器10の収容液や
スラリー等に対応して最適な加圧流体を加圧する1例え
ば収容液が液を含まないスラリーであれば、このポンプ
60は空気などの気体を軸受室36に供給するものが使
用される。
式などのポンプ60により加圧手段50Aを構成するこ
とも可能であり、このポンプ60は容器10の収容液や
スラリー等に対応して最適な加圧流体を加圧する1例え
ば収容液が液を含まないスラリーであれば、このポンプ
60は空気などの気体を軸受室36に供給するものが使
用される。
なお本発明に用いる軸受は玉軸受などのころがり軸受だ
けでなく、平軸受(ブレーンベアリング)であってもよ
く、特に平軸受の場合には加圧流体の圧力をシール材の
リップ部52の内側に導くために回転軸あるいは軸受ハ
ウジングに溝などの導圧路を形成しておくのが望ましい
。
けでなく、平軸受(ブレーンベアリング)であってもよ
く、特に平軸受の場合には加圧流体の圧力をシール材の
リップ部52の内側に導くために回転軸あるいは軸受ハ
ウジングに溝などの導圧路を形成しておくのが望ましい
。
また軸受の材質は、収容液により浸蝕されない材質のも
のを用いるのが望ましいのは勿論である。
のを用いるのが望ましいのは勿論である。
以上の実施例は容器10の壁に軸受を設けたものである
が、本発明は多量の粉塵を含む気体雰囲気中や粉粒体雰
囲気中などで用いる軸受の防塵機構として使用すること
が可能であり、このようなものも包含する。
が、本発明は多量の粉塵を含む気体雰囲気中や粉粒体雰
囲気中などで用いる軸受の防塵機構として使用すること
が可能であり、このようなものも包含する。
(発明の効果)
本発明は以上のように、一対のシール材で挟まれた軸受
室に圧力を加えるものであるから、シール材を通って軸
受室に異物が進入するのを防止で4゜ き、シール材の摩耗を減少し、シール材に傷が付きにく
くなり、耐久性とシールの信頼性を向上させることがで
きる。
室に圧力を加えるものであるから、シール材を通って軸
受室に異物が進入するのを防止で4゜ き、シール材の摩耗を減少し、シール材に傷が付きにく
くなり、耐久性とシールの信頼性を向上させることがで
きる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来装置
の断面図である。 10・・・容器、 12・・・軸受ハウジング。 14・・・回転軸、 16.18・・・軸受、 32.34.52.54・・・シール材、36・・・軸
受室、 50.50A、50B・・・加圧手段。 特許出願人 株式会社 芝浦製作所
の断面図である。 10・・・容器、 12・・・軸受ハウジング。 14・・・回転軸、 16.18・・・軸受、 32.34.52.54・・・シール材、36・・・軸
受室、 50.50A、50B・・・加圧手段。 特許出願人 株式会社 芝浦製作所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 軸受ハウジングと、この軸受ハウジングに軸受を介して
回転自在に保持された回転軸と、前記軸受ハウジングと
回転軸との間に前記軸受を収容する軸受室を形成する一
対のシール材とを備えるシール付き軸受装置において、 前記軸受室内を加圧する加圧手段を備えることを特徴と
するシール付き軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1043130A JPH02225821A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | シール付き軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1043130A JPH02225821A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | シール付き軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02225821A true JPH02225821A (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=12655264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1043130A Pending JPH02225821A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | シール付き軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02225821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230058879A (ko) * | 2021-10-25 | 2023-05-03 | 이창호 | 회전축이 관통하는 압력탱크의 압력누출 방지방법 및 압력누출 방지구조 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5447050A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-13 | Japanese National Railways<Jnr> | Submerged bearing |
JPS5447051A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-13 | Naniwa Purasuto Kougiyou Kk | Hydraulic bearing |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1043130A patent/JPH02225821A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5447050A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-13 | Japanese National Railways<Jnr> | Submerged bearing |
JPS5447051A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-13 | Naniwa Purasuto Kougiyou Kk | Hydraulic bearing |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230058879A (ko) * | 2021-10-25 | 2023-05-03 | 이창호 | 회전축이 관통하는 압력탱크의 압력누출 방지방법 및 압력누출 방지구조 |
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