JPH02223498A - 紙幣その他の書類の偽造防止システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙幣または他の書類の偽造防止システムに関す
る。

この分野における従来のシステムは、透かし入りの紙に
紙幣またはＭ類（以下、証書と記す）を印刷するが、あ
るいは、紙の中に薄いアルミ泊を挿入することから実質
的に成り立っでいる。

しかし、そのようなシステムには欠点かある。

それては実際に銀行券、信用証券などの偽造および違法
製作を防止し得ないからである。

本発明によるシステムが当面する問題は、本発明のシス
テムを適用するあらゆる種類の紙幣、銀行券、信用証券
、または紙を台にするあらゆる種類の証書の偽造を防止
して、殊に信用証券、銀行券その他の証書の安全な識別
可能性を与えることである。この問題は請求項１記載の
特性を有する方式によって解決される。

添付図面を参照しつつ、以下の記載を理解することによ
り、本発明のシステムの特性および利点か明らかになる
であろう。

本発明は、個々に採られてもよいか特に全体を合せて採
られる時に、偽造の有効な予防法となる多数の解法を含
む。

磁石によって検知し得る鋼その他の磁性材から成る２個
以上の同心円Ａ、Ａ’が銀行券または証書の１個所以上
に、例えばその左右の中心領域にて、紙の中に含められ
る。その厚さは約１５ｕが望ましいが、その機能に適す
る限り異なる値を選ぶこともできる。できれば約１ｃｍ
の直径と、約１．ｍｍが望まれる帯の幅も、それらが証
書または銀行券に適しでいる限り異なる寸法をとること
ができる。

しかし、類似の特徴を保持する限り、異なる形状と寸法
を有する他の図形を与えることも可能である。殊に、現
在様々な銀行券に設けられているアルミ繊維の代りに、
感磁性材でてきている限り、製作される証書の種類と大
きざに適した幅と厚さを有する連続または不連続の帯（
図中、ＢおよびＣで示される）を銀行券または証書に沿
って適用することができる。

銀行券または他の証書の真実性を立証するには、磁石あ
るいは操作し易くするために棒の一端または成る長さ（
例えば８〜ＩＯｃｍ）に沿って磁石を付した棒を前記の
よう１こ設けられた連続または不連続の帯（磁界に感応
する材料でできている）の近くに動かせばよい。

銀行券の全周に沿い、または証書の他の部分に、紫外線
に露出した時にのみ見ることのできる、「不可視インク
」帯としでも知られる、中性の蛍光性黄色帯（図中、Ｄ
て示される）を設け、他方、前記帯の淡青色の中断部（
例えば図中のＥで示される約２ｃｍの長さ）を、紫外線
下で青紫色となるように、蛍光性なしで残す。この非蛍
光性淡青色帯Ｅはチケットや銀行券を迅速に選別して束
にするのを可能にする。

例えば銀行券の側部一連番号を可視の蛍光性青色にして
、中性蛍光性黄色インク（いわゆる不可視インク）の中
央一連番号と比較し得るようにして、紙幣鑑別の場合の
ように、その有り得る変造を立証し得るようにする。

以上述べた解法に関連して行うことのできる全ての点検
は、この目的のためにプログラムされた電子機器により
、あるいは銀行券を勘定または点模するのに現在使用さ
れているものに適切な解法および改造を加えることによ
り行うことができる。

これまで述へた種々の解法の他に、本発明によるシステ
ムはまた、４つの異なる厚さがら成る特定の種類の透か
しを与える。

触覚、すなわち紙面の正確な位Ｍを２木の指で押すこと
によって検知し区別することができるように、２個以上
の異なる厚さの円を、銀行券の１個以上の個所に、前記
の鋼の円Ａ、Ａ’と同心の個所にでも設ける。本明細書
１こ述べる実施例は、例えば約１１０口の厚さの最外方
円と６０ｕの厚さの最内方円とを含み、金属帯を含む厚
さは８０ｕであるが、中間部分は７０〜１００ＬＪと変
化する。しかし、本明細書に大まかに提案された寸法と
幾何学図形は、様々な応用分野における異なる要求によ
る、また製版者または設計者の判断による変数と見なす
べきである。

前記のシステムは、透かしおよび磁気帯の付加に関して
は製紙工場にて生産中に適用され、様々な蛍光性および
非蛍光性塗料による印刷に関しては印刷工場にて適用さ
れる。

単に、記載された技術的解法のうちの幾つかを応用する
だけでも、偽造の試みに対する有効な防壁となる。

それ自体発明の範囲に入る補足的な変更にまで本発明が
拡張され得るものと考えるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による偽造防止システムを施された証書
の略式平面図である。 Ａ、Ａ’・・・・円、Ｂ、Ｃ・・・・帯、Ｄ・・・・帯
、Ｅ・・・・中断部。 特許出願人　　ヴットリオ　ギウスペ 〃　　　　ファプリジオ　アレッジイ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、鋼とその他の感磁性材から成る１個以上の同心の幾
   何学図形、殊に円（Ａ、Ａ’）を特徴とする、紙幣、信
   用証券、または紙を台にするチケットまたは書類のため
   の偽造防止システム。 ２、前記鋼の円は、厚さが１５ｕ、円周が約１ｃｍ、幅
   が約１ｍｍ、または他の適当な寸法であることを特徴と
   する請求項１記載の偽造防止システム。 ３、書類の種類の寸法に合せて幅が１ｍｍ、厚さが１５
   ｕであることが望ましい、感磁性材、殊に鋼から成る、
   銀行券または書類に沿う連続または不連続の帯（Ｂ、Ｃ
   ）を特徴とする、請求項１記載の偽造防止システム。 ４、適切に設けられた棒の端で、またはその一部分に沿
   って、でき得れば、配置される磁石を、前記の円に向い
   、前記不連続の帯に向い、または前記システムによって
   設けられた他の図形に向って、動かすことにより、チケ
   ットその他の書類の真実性を立証することを可能にする
   、請求項１記載の偽造防止システム。 ５、紫外線に露出された時にのみ見ることのできる、チ
   ケットまたは書類の周囲に沿う、１個以上の中性蛍光性
   黄色、いわゆる非可視性インクの帯（Ｄ）であって、非
   蛍光性淡青色に彩色され、したがって紫外線の下で紫色
   になる、前記帯（Ｄ）の中断部（Ｅ）がチケットまたは
   銀行券を迅速に分別して束にすることを可能にする、帯
   （Ｄ）を特徴とする、請求項１記載の偽造防止システム
   。 ６、チケットの１個以上の個所、でき得れば前記円（Ａ
   、Ａ’）または他の幾何学図形にて、４つの異なる厚さ
   を有し、最外方の円の厚さは約１１０ｕ、最内方の円の
   厚さは約６０ｕであり、前記鋼の円を含む紙の厚さは約
   ８０ｕ、中間部分の厚さは約７０〜１００ｕであって、
   正確な個所で前記チケットを２本の指の間で押すことに
   より、全体構造を触覚により区別し得る、透かし入り紙
   を特徴とする、請求項１記載の偽造防止システム。 ７、紙幣鑑別の場合のように、一連番号の偽造を防ぐた
   めに、中性ではあるが紫外線には応答する蛍光性黄色の
   、例えば中心に配置された番号と比較して、正しさ、ま
   たは有り得る変造を点検するように、可視蛍光性青色塗
   料の側部一連番号を前記銀行券または書類が有する、請
   求項１記載の偽造防止システム。 ８、真実性を立証するための前記点検が、この目的のた
   めのプログラムされた電子機器によるか、あるいは現在
   使用中の、銀行券を勘定または点検するようにされた機
   器に適切な手段および変更を追加することにより、遂行
   されることを特徴とする、請求項４記載の偽造防止シス
   テム。 ９、適用される書類の異なる種類の合うようにされ、製
   版者と設計者の判断による、異なる図形と寸法を有する
   、請求項１記載の偽造防止システム。