JPH0222328A - 窒化炭素およびその製造方法 - Google Patents

窒化炭素およびその製造方法

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JPH0222328A
JPH0222328A JP17318688A JP17318688A JPH0222328A JP H0222328 A JPH0222328 A JP H0222328A JP 17318688 A JP17318688 A JP 17318688A JP 17318688 A JP17318688 A JP 17318688A JP H0222328 A JPH0222328 A JP H0222328A
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な化学組成を有する窒化炭素およびその
製造方法に関し、詳しくは光学材料特に螢光材料、半導
性を利用した機能性材料、潤滑材料、耐熱性のポリマー
として有用な窒化炭素およびその製造方法に関する。
[従来の技術およびその解決すべき課題]従来、窒素の
化合物としては、窒化珪素、窒化はう素等種々のものが
知られており、例えば窒化珪素は四塩化珪素とアンモニ
アを反応させてシリコンイミドを製造した後、これを熱
分解することにより得られる。
しかし、炭素を窒素やアンモニアにより窒化することは
できず、従来炭素と窒素および水素のみからなる無機の
ポリマー状化合物は知られていなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らはこのような現状において、炭素と窒素の化
合物の合成について、種々の条件で検討を重ねた結果、
塩化シアヌルやメラミンのような炭素と窒素のトリアジ
ン環を含む化合物を反応原料とすることにより、新規な
炭素と窒素および水素の化合物が合成できることを見い
だし、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、一般式CINxHy(ただし、4≦
X≦5.0≦Y≦4)で表わされる層状横這を有する窒
化炭素、および塩化シアヌルとアンモニアまたはメラミ
ンを反応させることを特徴とする該化合物の製造方法、
更には該化合物からなる螢光材料である。
本発明の化合物は上述のように、塩化シアヌルとアンモ
ニアまたは塩化シナヌルとメラミンを反応させることに
より得られるが、以下にその条件について述べる。
まず、塩化シアヌルとアンモニアの反応条件について述
べると、塩化シアヌルは融点が154℃、沸点が190
℃であり、アンモニアは0℃以上では気体であるので、
塩化シアヌルの状態により反応の様子は異なるが、気−
固反応、気−液反応、気−気反応のいずれによって6反
応は進行する。
ただし、反応が気−固反応、気−液反応の場合、反応は
普通400℃以下で行うが、−度に最終生成物にまで反
応が進行せず、−旦中間の模造をとった後、この化合物
を再び熱分解することにより、最終生成物となる。
このように、−旦中間体化合物を経由する場合、反応は
400℃以下で行う必要があるが、中間体の安定性等を
考えると0〜200℃で行うのがより好ましく、中間体
の熱分解は400〜600℃で行うのが好ましい、なお
、この反応により生成した最終化合物は、後に示すよう
に熱重量分析(以下、TGと略す、)により390℃か
ら昇華および分解を始めることがわかったが、この昇華
および分解速度は遅いため、中間体の熱分解を400〜
600℃で行っても、最終生成物が簡単に分解してしま
うことはない、しかし、当然中間体の熱分解が終了した
後は、すみやかに分解が進行しない温度域にまで温度を
下げる必要がある。
気−気反応により反応を進める場合、普通は400〜6
00°Cの温度で反応を行うが、反応温度、原料の供給
速度等により膜状の生成物を得ることができる。
上記反応を行う場合の塩化シアヌルに対するアンモニア
の量は、塩化シアヌル1101に対しアンモニアが2m
o1以上の割合、反応速度等を考えると4mo1以上の
割合で反応させるのが好ましい0反応に使用するアンモ
ニアはどんな濃度でも行うことができるが、反応の制御
のし易さからいくと30〜80%が好ましく、窒素、ア
ルゴン等の不活性なガスで希釈して使用すればよい。
次に塩化シアヌルとメラミンの反応について述べる。
メラミンは、350℃以上で昇華、分解することが知ら
れており、この温度までは固体であるため、実質的に反
応を進めるためには塩化シアヌルが液体として存在する
154℃以上を選ぶ必要がある。
従って、反応温度としては154℃以上、350℃以下
が適当である。このような温度域での反応は塩化シアヌ
ルとアンモニアの場合と同様に進行し、中間体を経て、
熱分解により最終生成物となる。この場合の温度条件等
も同様である。
上記反応を行う場合の塩化シアヌルに対するメラミンの
量は、塩化シアヌル1IIlolに対しメラミンが2i
o1以上の割合が必要である。
以上のような反応によって得られた化合物はトリアジン
環を基本骨格の一つに持ち、このl・リアジン環中の三
つの炭素にそれぞれ窒素が結合した形の下記のような構
造をその基本的な骨格として持つものである。
しかし、反応の際にアンモニアまたはメラミンのN−H
の結合をすべて切断することが本反応の温度域では難し
く、また温度を上げすぎな場合、昇華が起こったり、ト
リアジン環そのものが分解してしまうため、結局N−H
の結合は完全には切れず、多少水素が残留してしまう。
この場合、上の図で三つの炭素に結合している窒素が、
一部水素と結合!2ており、そのため炭素に対する窒素
、水素の割合が増加したと考えられる。また、炭素に結
合した水素も、一部みられる。
上記のような構造は、以下に述べる元素分析、X線回折
、IRスペクトル、ESCAスペクトルの結果を総合し
て推定したものであるが、それらについて順次述べてい
く。
第1表に種々の条件で生成した化合物の元素分析値を示
すが、C3NxHyとするとXは4を越える値をとり、
水素も1以上の値をとっている。今後、反応種、反応方
法、反応条件等を検討することにより、水素含有量を更
に低減させることは可能であるが、水素含有量を0%に
まで低減させることは難しいの゛ではないかと考えられ
る。
次にX線回折法による分析結果について述べる。X線回
折の図を第1図に示すが、その測定条件としては、Cu
−Ka線、30KV、20mA、走査速度・1°/■i
n、時定数: l sec 、フルスケール・l0Kc
Psであり、拡大した図における測定条件は、Cu−に
α線、40KV、30+eA、走査速度:1°/sin
、時定数:1sec、フルスケール: 10Kcpsで
ある。
まず2θが26.5〜28.0°にピークを持つ最大回
折線がみられる。これは、フヤンデルワールス距離に相
当するd=3.3人のものであり、これはグラツヤイト
(3,35人) 、h−BN (3,33人)の層間距
離に近い、また、2θが44.5°および56°付近の
弱い回折線もそれぞれグラファイトの100,004回
折線に類似しており、この化合物がグラファイト構造を
有することを示唆している。
第2図には、本発明の化合物のIRスペクトルを示す、
 1650〜1250c*  の大きなバンドは、トリ
アジン環の伸縮振動に、802 cm−’は変角振動に
よるものと考えられ、これにより生成物中にi〜リアジ
ン環(C:l N3の六員環)が分解せずに残っている
ということがわかる。
一方、3180cm  のハンドは、N−11あるはC
−Hの伸縮振動によるものであり、結晶の一部に、トリ
アジン環の炭素に水素が結合したものや、トリアジン環
に含まれない窒素原子が一部水素原子と結合しているた
めに生じたものと考えられる。
第3図には、Mg−にα線を使用して測定を行ったES
CAスペクトルをしめすが、Ct5スペクトルには、2
87.8eVにシャープで対称性のよいピークが観察さ
れた。これは、グラフ、アイトや汚染カーボン(284
,6eV)よりも高エネルギー側にあり、炭素原子が窒
素原子のような電気陰性度の大きな原子によって電子を
奪われ、正電荷をおびていることを意味する。
一方、第4図に示すようにNljスペクトルには、やや
負の電荷をおびた窒素< 398.5eV)およびそれ
とは少し異なる窒素(高エネルギー側のショルダー)の
存在が確認された0以上の結果は、結合状態の異なる2
種類の窒素原子と単一の結合状態を持つ炭素原子からな
る構造を持つものが推定され、本発明者らが推定した構
造と非常によく一致することがわかった。
本発明の化合物の比重を測定すると、1.6〜1.8で
あった0本発明者らの推定した構造をもとに、これらの
結晶が全く欠陥や水素原子を含まない結晶であると仮定
して、その密度を計算すると2.4 g/cjとなるが
、実際にはX線回折の結果からもわかるように、結晶自
体もアモルファスに近く、水素原子を含み、構造欠陥も
倉むため、実際の密度はかなり低くなっているものと考
えられる。
他の可能性のある構造としては、トリアジン環が−NH
−によって架橋されている場合は、密度がIg/−以下
となり、層構造でないC軸方向にジグザグに層同志が結
合したような構造を考えると、その密度は3.5 g/
−となり、実測値と著しく異なることになる。
次に本発明の化合物の物性について述べると、まず熱安
定性であるが、第6図には空気中で行ったTGおよび示
差熱分析(DTA)の結果を示す。
この結果よりわかるように、この化合物は390゛C付
近から熱分解し始め、酸化分解するので、DTAでは発
熱パターンを示している。
しかし、−aの有機系ポリマーに比べると、耐熱性は非
常に優れているので、有機ポリマーの代替品としての可
能性は大きい。
一方、ヘリウム、窒素等の不活性雰囲気中では単に昇華
するだけで、かなり高温になるまで分解しないことが昇
華物の物性測定結果よりわかった。
この性質を利用して、真空蒸着のような方法により、様
々な基体の上にフィルムを形成することができる。
第5図は、石英板上に蒸着した膜(0,15μm)のU
■スペクトルである。この図よりわかるように、430
〜900ni+の可視領域の大部分では吸収が少なく、
波長が430nrmより小さくなると透過率が小さくな
り、 300 nmでは殆ど透過しない。
このため、蒸着膜は淡黄色透明となる。
この化合物の大きな特徴は、螢光特性を示すということ
である。第7図、第8図に本発明の化合物粉末の螢光ス
ペクトルを示す。
第7図、第8図はそれぞれ一般に使用されている低圧水
銀ランプ、高圧水銀ランプの励起光に相当する波長の光
を照射した場合のスペクトルであり、低圧水銀ランプの
場合は253.7nm、高圧水銀ランプの場合は365
nmの紫外光が励起光となる。これら二つの図の比較よ
りわかるように、この場合は365nmで励起したほう
が発光強度は大きい、一般に、螢光ランプ用螢光体は2
53.7n膳の光によって効率よく発光するので、ハロ
リン酸カルシウムをはじめ、多くのものが実用化されて
いる。
一方、高圧水銀ランプ用螢光体は、効率よく発光するこ
とに加えて、250〜350°Cといった高温状態での
使用に耐えることが要求されるため、実用化されている
螢光材料は少ない。
実用化されているものしては、YVO4: Eu”Ba
ng2A160217 :Eu2↑、 Mn2+のよう
なものがあるが、いずれも付活剤として高価な希土類等
を用いているため、高価である。
しかし、本発明の化合物は大気中で、400℃まで安定
であり、安価であり、窒素中、真空中などで金属、セラ
ミックス、高分子、ガラスなどに蒸着が可能であること
から、様々な用途の蛍光材料として非常に有用である。
本発明の化合物の溶剤に対する耐久性について調べた結
果が第2表であるが、耐久性の判定法として、本発明の
化合物0.3gを各溶剤100ccに入れ、12時間撹
拌後、濾過、乾燥して重量を測定したものである。
これかられかるように、普通一般に使用されている溶剤
には不溶であるが、濃硝酸や濃硫酸中ではエマルジョン
状悪となり、1μmのフィルターを通過するようになる
また、アルミ板−Eに本発明の化合物フィルムを蒸着し
、フィルムの電気抵抗を測定したところ、室温でフィル
ム面に対して垂直方向の電気抵抗は5X10”Ωcm、
水平方向に対しては3 X 10’Ωcmとなり、いず
れも半導性を示すことがわかった。
以上述べたように、本発明の化合物は種々の興味ある物
性を有する。
中でも、螢光特性については上述したように具体的な用
途がある。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明は係る実施例に限定されるものではない。
実施例1 内径40mm、長さ1000mmのガラス管からなる装
置の中央に原料の塩化シアヌル15gを置き、アンモニ
アとキャリヤーガスの窒素をそれぞれ、50cc/1n
、100cc/sinの速度で途中でよく混合した後、
管内に導入した。
管内圧力は大気圧で行った。
以上の条件で、1時間反応させた後、反応管中央の部分
を電気炉により1°C/+inでゆっくりと400℃ま
で昇温し、400°Cで2時間保持した。
その後、アンモニアを止め、窒素だけを流し、600°
Cまで加熱し、更に1時間その温度で保持した。
反応管内部には、原料が設置されていた場所に黄白色の
粉末が生成しており、その量は5gであった。この粉末
は、窒素気流中400℃以上で昇華する性質を示した。
この化合物の元素分析の結果を、第1表に示す、また、
Cu−にα線によるX線回折測定を行い、第1図に示す
回折パターンを得た。
更にこの化合物0.3gを各溶剤100ccに入れ、1
2時間撹拌後、濾過、乾燥して重量を測定し、溶剤への
耐久性の判定を行った。結果を第2表に示す。
実施例2 塩化シアヌル60g、アンモニア]00cc/win 
窒素100cc/winとした他は、実施例1と同様の
条件で実施した。
400℃で反応させた後アンモニアを止め、窒素だけを
流して500℃まで加熱し、1時間保持した。・得られ
た化合物(23g)の色や性質は実施例1の化合物と同
じであり、X線回折の測定結果もほぼ同じであった。
元素分析の結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1と同じ装置に、塩化シアヌル6gとメラミン2
gを混合して反応管の中央に置き、窒素流通下で1℃/
*i nでゆっくりと500°Cまで昇温し、500℃
の温度で1時間保持した。
得られた化合物(1g)の性質、X線回折の結果は、実
施例1とほぼ同じであった。
実施例4 原料、各ガス量は実施例1と同様にして、室温でアンモ
ニアガスの導入を開始した直後10℃/+inで200
°Cまで昇温し、その温度で2時間反応させ、さらに4
00°Cまで昇温し1時間反応させた。その後アンモニ
アを止め、窒素だけを流し、600℃まで加熱して30
分間保持した。
得られた化合物(5g)の色や性質は実施例1の1ヒ合
物と同じであった。この粉末の分析値を第1表に示す。
実施例5 実施例2で得られた粉末1gを石英ガラス管内に置き、
窒素ガスを100cc/minで流しながら、反応管中
央ご電気炉により10°C/minで700°Cまで加
熱した。400°C以上になると、昇華が始まり、反応
管後方に膜および粉の形態で析出し始めた。この粉末の
分析値を第1表に示す。
実施例6 実施例1と同様の装置を用い、電気炉前方の石英反応管
内に塩化シアヌル45gを置き、窒素ガスを50cc/
ll1nで流通させながら、反応管中央を700℃に加
熱した。その後、塩化シアヌルを置いた部分をリボンヒ
ー・ターにより約10°C/winの速度で210℃ま
で加熱しながら、アンモニアガスを100cc/1li
n 、窒素ガスを200cc/siの速度で反応管内に
導入した。アンモニアは電気炉内部で反応させるため、
ノズルを用いて導入した。
管内圧力は大気圧であり、反応時間は3時間でめった。
電気炉の入り口、出口付近の反応管内部には膜状物(厚
み: 10111)が得られ、電気炉後方には粉末が得
られた。
この粉末、膜状体を500℃で熱処理した化合物の分析
値を第1表に実施例6−1、実施例6−2として示す0
本実施例の化合物もその物性値は実施例1のものと変わ
らなかった。
第  1  表 第 表 合物であり、優れた螢光特性、潤滑特性、耐熱特性等の
性質を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の化合物のX&1回折図であり、第2
図は同じく本発明の化合物の[Rスペクトルを示す図で
ある。第3図、第4図は、本発明の化合物のESCAス
ペクトルであり、第3図は炭素についてのスペクトル、
第4図は窒素についてのスペクトルである。 更に、第5図は当該化合物のUvスペクトル、第6図は
同じ<TG、DTAのスペクトルである。 第7図、第8図は、螢光特性を示すスペクトルであり、
第7図は、低圧水銀ランプを励起光である253.7n
’鰹の光を照射した場合、第8図は高圧水銀ランプの励
起光である365n−の光を照射した場合である。 実施例7 実施例2で製造した粉末を用い、直径10III11の
ホルダーに充填し、石英ガラス窓を通してキセノンラン
プにより高圧水銀ランプの励起光である365n量の光
を照射してその螢光スペクトルを測定した。 その結果を第8図に示す、この図より、励起光により青
色に相当する465rvの波長の光が効率よく、発光し
ていることがわかる。 実施例8 実施例1で製造した粉末を、窒素気流中でガラス板に蒸
着し、半透明の膜を得た。 膜の厚さは約26.umで、800〜500011の領
域で30%以上の透過率を示した。 実施例7と同様の方法でこの膜の螢光スペクトルを測定
したところ、実施rIA7と同様、465nmの強い螢
光が観測された。 [発明の効果] 本発明の化合物は、従来にない新規な化学組成および構
造を持つ全く新しい窒素と炭素の化第1図 第2図 第5図 第6図 第3図 第4図 N台工予ル〒−(εVJ 及 畏 (nm〕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一般式C_3N_xH_y(ただし、4≦x≦
    5、0≦Y≦4)で表わされる層状構造を有する窒化炭
    素。
  2. (2) 塩化シアヌルとアンモニアまたはメラミンを反
    応させることを特徴とする一般式C_3N_xH_y(
    ただし、4≦x≦5、0≦Y≦4)で表わされる層状構
    造を有する窒化炭素の製造方法。
  3. (3) 一般式C_3N_xH_y(ただし、4≦X≦
    5、0≦Y≦4)で表わされる層状構造を有する窒化炭
    素からなる螢光材。
JP17318688A 1988-07-12 1988-07-12 窒化炭素およびその製造方法 Granted JPH0222328A (ja)

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