JPH02223166A - Ｅｍｉシールド付電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電気コネクタに関し、さらに詳細には電磁干渉
に対して保護されたコネクタに関する。

（従来技術） 複数の電気ターミナルを収容する絶縁インサートのまわ
りに金属または導電性シェルを含み、その金属シェルが
ターミナルおよびそれらターミナルの信号伝達を、通常
、環境中に存在する電磁干渉（ＥＭＩ）の影響から保護
するようにした電気コネクタが知られている。この金属
シェルは、完全な導電性周囲を与えるために、インサー
ト内のそれぞれのターミナルの前端を超えて延びる前端
を有し、ひとつが他のひとつとプラグとレセプタクルの
関係で連合されている。嵌合コネクタのターミナルを正
確に整合するように嵌合わせるため、シェル前方端はタ
ーミナルが互いに係合する前に最初のセンタリングを行
い、制御された半径方向間隔が、プラグシェル前方端と
そのまわりのレセプタクルシェル前方端との間にそれら
が嵌合わされた時に形成される。シェルは接地手段によ
って電気的に相互連絡される。この接地手段は、通常、
シェルの１つにその前方端近くで取り付けられたストリ
ップ状の複数のスプリング部分を含み、これらのスプリ
ング部分は半径方向に延在してコネクタ嵌合の際に他の
シェルに係合され、その後スプリング部分はわずかにば
ね偏向された状態に置かれてコネクタの嵌合界面で嵌合
ったターミナルを完全に囲う複数の位置でシェルを互い
に共通化する。最も普通のそのようなスプリングストリ
ップは、シェル前方端から半径方向外側に向いてシェル
のまわりでプラグ型シェルに固定され、外側に延びるス
プリング部分がコネクタ嵌合に際してレセプタクル型シ
ェルの内側表面と係合するようになっている。

従来の固定技術には溶接、接着、スェージング、マグネ
フォーミング（Ｉｌａｇｎｅｆｏｒｍｌｎｇ）およびは
んだ付などがあり、米国特許第４，８７３．２３６号に
は互いにずれたスプリングアームを有する一対のストリ
ップがスポット溶接によってシェル凹部内に固定される
ことが開示されている。ＥＭＩスプリングストリップの
機械的固定は、通常、簡単な環状凹部をまたぐ特別なシ
ェル構造、または特別なアセンブリ工程、あるいはそれ
らの両方を含んでいる。それらの例として、米国特許第
４，５１２，８２３号および４，６５５．５３３号には
、ストリップをシェルに保持するため、環状シェル凹部
に配された環状ストリップの前方端部および遂方端部を
凹部壁のアンダカットの真下に固定することが開示され
ている。米国特許第４，４２８，８３９号では、ストリ
ップの後方端部の内側に向けられたフランジが、圧縮リ
ングを変形させてくさび止めすることによって半径方向
ジェルフランジに対して機械的に保持されており、米国
特許第３，８７８，４４５号および第４，２４８゜４９
２号では、ストリップの後方端部で外側に延びるスプリ
ングタブが半径方向ジェルフランジに接触してストリッ
プの前方端部を棚またはアンダーカットの真下に付勢し
ている。米国特許第４．２３９゜３１８号、第４．３２
８．７６８号および第４．４７０，６５７号では、ＥＭ
Ｉスプリングストリップの端部が互いに固定され、はん
だ付され、または溶接されてブレスレット状の環状スト
リップが形成されている。

これらのストリップは連続していて弾性的柔軟性を有し
、前方シェル端を越えて配置されている間は伸びており
、ストリップの内側直径よりわずかに大きい外側直径を
有する環状凹部内に配されている時は伸びていない。

ある電気コネクタがＡＭＰ社からＡＲＩＮＣ６００コネ
？夕、ＰａｒｔＮα２１３０１１−１の名称（ｔｒａｄ
ｅ　ｄｅｓｉｇｎａｔｌｏｎ　）で販売されており、こ
のコネクタにおいては、プラグ状金属シェルがその周囲
にスプリングフィンガーのＥＭＩストリップを固定して
おり、このストリップはシェルの前方端付近で環状凹部
内に配され、接着材料で適所に結合されている。凹部内
にはストリップ位置決め手段を有する小さい環状隆起が
あり、ＥＭＩストリップは連続環状本体部を有し、この
本体部は、シェル隆起を受容する内側表面に沿って溝を
形成し、結合前にストリップを位置決めして整合させる
外側に延びた隆起を含んでいる。ＥＭＩストリップは前
方に延びるスプリングフィンガーおよび後方に延びるス
プリングフィンガーの両方を含んでいる。前方に延びる
フィンガーは、コネクタ内の電気接点が係合する前に嵌
合いレセプタクル型シェル前方端とまず係合し、後方フ
ィンガーは嵌合後、嵌合いシェルの内側表面と連続的に
係合する。

米国特許第４．５２９，２５７号では、その中の１つの
実施態様において、環状ＥＭＩ接地部材がプラグ型シェ
ルの環状凹部内に配され、ゴム弾性材料のスリーブ状リ
ングの中間部内に一部埋込まれた連続コイルスプリング
を有している。リングの前方部および後方部は嵌合わさ
れたコネクタシェルの表面と密封係合し、一方、フィル
スプリングの露出表面は嵌合わされたシェルの表面と係
合し、これによって、この部分がコネクタシェル間の接
地と環境密封を同時に達成する。

前記の従来技術において、下記のような解決されるべき
課題がある。

容易にそして経済的に一体化できるコネクタシェルのた
めのＥＭＩスプリングストリップを提供すること。

シェル上の簡単な構造的特徴のみによってシェルに固定
できるＥＭＩスプリングストリップを提供すること。

一体化の前に連続体とすべく接合する必要がなく、さら
に、シェルに接着したり、溶接したり、はんだ付したり
等の必要がないＥＭＩスプリングストリップを提供する
こと。

シエ・ルから容易に取り外すことができ、シェル上で交
換可能なＥＭＩスプリングストリップを提供すること。

（発明の目的） 上記の諸問題に鑑み、本発明の目的は、容易で経済的に
製造でき、溶接、はんだ付等の別個の工程を加えずにプ
ラグ型コネクタシェルに一体化されるＥＭＩスプリング
フィンガーストリップを提供することである。

本発明のもう１つの目的は、シェルから容易に取り外す
ことができ、取り付臭および工具を要さずに交換できる
ＥＭＩストリップを提供することである。

本発明のもう１つの目的は、そこにあるコネクタを継続
的に使用するため、従来のように固定された損傷のある
ＥｔＩストリップを有して既に使用されているコネクタ
を改装するための手段を提供することである。

本発明のさらにもう１つの目的は、リール上の連続スト
リップの形態で製造し、種々のサイズおよび形状のコネ
クタシェルのためにアセンブリステーションである長さ
に切断して直ちに一体化できるＥＭＩストリップを提供
することである。

（発明の構成） 本発明は、ＥＭＩ保護のために電気コネクタの金属シェ
ル間を接地接続するための部材を含んでいる。ここで、
スプリングフィンガーのストリップがプラグ型シェルの
まわりでそのシェルの凹部内につつみ込まれ、ローリン
グ等のような弾性リング部材または部材の対によって適
所に保持されている。１つのローリングが、対応する環
状シェル溝内に配されたストリップのリング受容溝と協
働して動作する。あるいは、一対のローリングが、シェ
ルの隆起を越えて配されたストリップの環状隆起の両側
でストリップの離間された溝内に着座される。一対の離
間されたシェル隆起がその間に溝を形成してもよく、ま
た２つのローリングが横に並んで使用されてもよい。広
いシェル溝と対応するＥＭＩストリップ溝とを与え、長
方形横断面を有する弾性バンドが使用されてもよい。−
本化とシエ゛ルからの取外しを容易にするため、ストリ
ップは、端部を接合しないで、ローリングによってシェ
ルの凹部内に固定された際にちょうど適合する長さを有
しているのみとすることが好ましい。

スプリングアームは、中央ストリップ本体部から、スト
リップの前方端部に向う前方と、ストリップの後方端部
に向う後方との両方に延びて嵌合いレセプタタル型シェ
ルと係合することが好ましい。

ＥＭＩストリップとローリングは方形または円筒状コネ
クタシェル上で使用することができ、実際に使用されて
いるコネクタを改装することが可能である。

（実　施　例） 本発明を、添付°された図面を参照しながら以下の実施
例に基づいてさらに詳細に説明する。

電気コネクタシェルＩＯと、弾性を有する一対のローリ
ング部材５２によってシェルｌＯに固定されたＥＭＩス
トリップ５０が第１図に示されている。図示されていな
い嵌合いコネクタのターミナルと嵌合可能な複数の電気
ターミナルを含む従来の絶縁インサート（図示せず）が
シェル内に配される。

シェル１０はプレート１２の一体的部分として示されて
おり、プレート１２は複数のそのようなシェル部分を有
していてもよい。

第２図において、シェル１０は正方形に示されており、
前端１６と外側にテーパーしたリードイン表面１８を有
するプラグ部分１４を含んでいる。本発明と共に使用さ
れるシェルは方形または円形でもよく、ダイキャストア
ルミニウム、機械加工された金属、金属めっきしたプラ
スチック、またはコネクタ保護のためのその他の導体で
あってもよい。

ＥＭＩストリップ５０がその中に着座されている広い凹
部２０が、リードイン表面１８のちょうど後方でシェル
１０の外側表面のわまり周囲に設けられている。小さな
まるい隆起２４が凹部の底２２の中心でシェル１０のま
わりに延在し、前方ストップ面２Ｂおよび後方ストップ
面２８を形成する。この隆起２４は、コネクタシェルの
嵌合い中および嵌合い外し中における軸方向の移動に対
してＥＭＩストリップ５０を固定する手段を提供する。

示されるようなシェルｌＯおよびＥＭＩストリップ５０
は従来公知であり、隆起２４は、対応する形状を有して
隆起にはんだ付されたＥＭＩストリップを位置決めして
整合させるのに従来利用されていた。

ＥＭＩストリップ５０はフォトエツチングされ、ベリリ
ウム−銅合金などの選択された長さのルーズピースに形
成されるのが好ましく、外側主要表面５４と内側主要表
面５６を含んでいる。本体部５８は、外側主要表面５４
から外側に延びる中央アーチ形隆起６０をその中に形成
してなり、隆起６０の両側にリング受容シート８２．８
４を有する。リング受容シート６２から後方には複数の
近接して離間された第１のスプリングフィンガー６６が
延在し、これらのスプリングフィンガー６６は選択され
た角度で外側に自由端６８まで延びており、自由端６８
は内側に湾曲している。リング受容シート６４から前方
には複数の近接して離間された第２のスプリングフィン
ガー７０が延在し、これらのスプリングフィンガー７０
は外側に選択された角度で自由端７２まで延びており、
自由端７２は内側に湾曲している。ＥＭＩストリップ５
０が方形シェルと共に使用される場合、各ストリップは
、加熱処理の前にシェルの形状に成形されることが好ま
しい。ＥＭＩストリップ５０が円筒状シェルと共に使用
される場合、ストリップは打ち抜かれ、連続ストリップ
上に形成され、保管され、そしてリールにのせて運ばれ
る。ローリング５２は、６０のデュロメーターを有する
従来のフルオロシリコーンゴムまたは他のゴム弾性材料
から作られ、凹部２０の底に沿ってシェル１０の周囲よ
りわずかに小さくなるように選択された周囲を有し、ス
トリップ５０のまわりに配された時にわずかに伸びるよ
うになっている。

第３図および第４Ａ図において、中央アーチ形隆起６０
は、内側主要表面５６に沿って、シェル凹部２０内の隆
起２４にかぶさるように取り付けられるべく形成された
対応する溝７４を形成している。一対のローリング５２
は、隆起６０の両側に１つずつ、各々のリング受容シー
ト８２．８４内に置かれ、シェルＩＯに対してストリッ
プ５０を適所に保持している。

対応する溝７４は後方に向いた面７６を形成し、ストリ
ップ５０が前方に向いたシェルストップ面２６に対向し
て保持された際にシェルＩＯに沿ったストリップ５０の
後方軸方向の動きを停止させる。対応する溝７４はまた
、前方に向いた面７８を形成し、ストリップ５０が後方
に向いたシェルストップ面２８に対向して保持された際
にシェル１０に沿ったストリップ５０の前方軸方向の動
きを停止させる。端部８０を互いに連結しない状態でＥ
ＭＩストリップ５０のシェルへの一体化が促進される。

端部８０は重ね合わせるよりもわずかに離間しておくの
が好ましく、完全な接触は現実的には得られない。コネ
クタの実際の使用が開始された後、ＥＭＩストリップの
交換が必要になれば、その交換も容易となる。

第４Ａおよび４Ｂ図において、第１のスプリングアーム
６６が、嵌合いシェル４０の内側表面４２によってアー
ム６６の自由端６８が係合可能となりさらに凹部の底２
２に向って半径方向内側に偏向されるような角度で後方
外側に延在している。第２のスプリングアーム７０は、
アーム７０の自由端７２が嵌合いシェル４０の内側表面
４２によって係合可能となりさらに半径方向内側に偏向
されるような角度で前方外側に延在している。第２のス
プリングアーム７０はコネクタ間の第１の物理的係合を
形成し、自由端７２が最初に嵌合いシェル４０に係合し
た際にコネクタ間に存在している静電位を放電する役目
をになう。第１のスプリングアーム６Ｂは嵌合後嵌合い
シェルと係合し続け、嵌合いシェル内側表面４２の輪郭
に依存して第２のスプリングアーム７０も完全嵌合後嵌
合いシェル４０と係合し続ける。

本発明の第２の実施態様が第５図に示されている。ここ
で、シェル１００は凹部１０４に沿って中央に小さい溝
１０２を有している。ＥＭＩストリップ１０８は、内側
主要表面１１０から内側に延び、シェル溝１０２内に取
り付けられるような形状および寸法を有する形成突起１
０８を備えている。単一のゴム弾性部材１１２が、形成
突起ＬＯ８によって形成された対応する溝または・シー
ト１１４内に外側主要表１１１Ｂに沿って配されている
。このような構成により、ＥＭＩストリップ１０６のシ
ェル１００に対する軸方向の動きが防止される。

本発明の第３および第４の実施態様が第６および７図に
示されている。第６図において、シェル２００は広い溝
２０２を有し、ＥＭＩストリップ２０４は対応する広い
溝またはシート２０Ｂを備え；一対のローリング２０８
がシート２０６内で横に並んで配されている。第７図に
おいて、シェル３００は、互いに離間され、よって広い
溝３０４を形成している一対の隆起３０２を備えており
、ＥＭＩストリップ３０Ｂは、溝またはシート３１０を
形成する一対の対応する半径方向外側隆起３０８を備え
；長方形の横断面を有するゴム弾性バンド３１２が、シ
ェル溝３０４内に位置されたシート３１０内に着座され
ている。

前記の各実施態様には前方および後方ストップが形成さ
れている。

各実施態様において、１つまたは２つのローリングを用
いてＥＭＩストリップがシェルに容易に一体化されるこ
とがよくわかり、さらに、特別な工具や工程を用いるこ
となく、このようなＥＭＩストリップおよびローリング
の構成によって、現場で、ＥＭＩストリップの交換のた
めの取り外しが容易に行えることもよくわかるであろう
。本発明は、単なるシェルの継続的使用を可能にするば
かりでなく、ローリングを取り外し、損傷のあるＥＭＩ
ストリップおよびローリング等を交換するだけで、ＥＭ
Ｉ保護機構の修理のために他の場所に取り出すことなく
適所においてシェルの継続的使用を可能にする。

本発明は、シェルが、前方および後方ストップ面を形成
するための隆起または溝などの物理的特徴を有しており
、ＥＭＩストリップが現われたシェルの特徴に対応すべ
く作られていれば、従来のＥＭＩストリップ固定方法（
接着等）を利用して、損傷のあるＥＭＩスプリングスト
リップが取り付けられている既に使用中のコネクタを改
装するのに適用することもできる。すなわち、損傷のあ
るＥＭＩストリップを取り外し、そして接着剤を除くた
めに溶剤を用いたり、または本発明のＥＭＩストリップ
の正確な着座をさまたげるはんだを溶融して取り除くた
めに外側表面に沿ってシェルを局部的に加熱したりする
ことによって、以前に使用されていた材料を取り除く。

そして、ＥＭＩストリップとゴム弾性部材をシェル上に
置いて、シェルの継続的な使用を可能にする。

さらに、円筒状シェルのためには、ＥＭＩストリップを
その原型製造中はリール上の連続ストリップ上に保持し
、コネクタの一体化の間はリール形態に保ち、アセンブ
リステーションで適切な長さに切断するだけでよく、連
続環状部材に成形することなくあらゆ′るサイズの円形
シェルと共に直ちに使用することができる。従って、極
めて簡素化されたコネクタ製造となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、２つのローリングによってまわりに固着され
た本発明に係るＥＭＩストリップを有する電気コネクタ
のプラグ型シェルを示す等周回、第２図は、ＥＭＩスト
リップおよびローリング等を示す第１図の分解斜視図、 第３図は、第１図の３−３に沿って切断した拡大部分断
面図、 第４Ａおよび４Ｂ図は、第３図のアセンブリと嵌合いシ
ェルの拡大部分横断面図、 第５−７図は、本発明の他の実施例によるアセンブリの
拡大部分横断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電磁干渉に対する保護を与えるために電気コネクタの導
   電性プラグおよびレセプタクルシェルの嵌合い対を導電
   的に接続する修理可能な手段を提供する方法であって、 プラグシェルに対して外表面のまわりに周囲凹部を与え
   、凹部の底に沿ってその中央付近に、前方および後方ス
   トップ面を形成する隆起または溝を与え、 自由端を有する複数のスプリングフィンガーを少くとも
   一方の端部に沿って備えた本体部を含む金属ストリップ
   を形成し、反対側の表面に沿って溝を形成する１つの主
   要表面に沿って、突起を前記本体部に形成し、それによ
   って、金属ストリップがシェルのまわりに固定された時
   にプラグシェル凹部のストップ面と協働するように適合
   された内側表面に沿う前方および後方ストップ面を形成
   し、 プラグシェルのまわりの金属ストリップを、シェルスト
   ップ面と係合するストリップのストップ面によって周囲
   凹部内につつみ込み、 金属ストリップ外表面のまわりの少くとも１つの環状ゴ
   ム弾性固定手段を金属ストリップストップ面の直近に配
   し、この環状手段は凹部の底に沿ったシェル周囲より小
   さい周囲を有し、それによってゴム弾性手段が伸びて金
   属ストリップをシェル上の適所に保持し、プラグシェル
   が嵌合いレセプタクルシェルに挿入される際にストップ
   面がシェルに対するストリップの軸方向の動きを防止し
   、ストリップスプリングフィンガーの自由端がレセプタ
   クルシェルの内側表面に係合することから成る方法。