JPH02222233A - 同一チャンネル干渉量測定装置 - Google Patents
同一チャンネル干渉量測定装置Info
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- JPH02222233A JPH02222233A JP1042844A JP4284489A JPH02222233A JP H02222233 A JPH02222233 A JP H02222233A JP 1042844 A JP1042844 A JP 1042844A JP 4284489 A JP4284489 A JP 4284489A JP H02222233 A JPH02222233 A JP H02222233A
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Landscapes
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の属する技術分野)
本発明は、周波数の利用効率を上げるために同一周波数
を複数の無線ゾーンで重複して用いている移動通信方式
等において、移動局または基地局が受信時に、他の無線
ゾーンからの同一チャネル干渉量を検出するための同一
チャネル干渉量測定装置に関するものである。
を複数の無線ゾーンで重複して用いている移動通信方式
等において、移動局または基地局が受信時に、他の無線
ゾーンからの同一チャネル干渉量を検出するための同一
チャネル干渉量測定装置に関するものである。
(従来技術)
移動通信方式には、一つの基地局を中心に移動局と通信
を行うことのできる無線ゾーンを設定し、この基地局と
無線ゾーン内の移動局とがチャネルを指定して通信を行
う方式がある。
を行うことのできる無線ゾーンを設定し、この基地局と
無線ゾーン内の移動局とがチャネルを指定して通信を行
う方式がある。
このような移動通信方式においては、周波数の利用効率
をあげるため、無線ゾーンの半径を小さくし、比較的近
距離で同一チャネルを繰り返し利用している。
をあげるため、無線ゾーンの半径を小さくし、比較的近
距離で同一チャネルを繰り返し利用している。
このとき、電波の伝搬路の損失は移動局の動きに応じて
絶えず変化するため、通信の開始時には、空きチャネル
と認識して同一チャネル干渉の起きないチャネルであっ
ても、その後に同一チャネル干渉が生じることがあり、
完全に干渉を防止することは難しい、従って、同一チャ
ネル干渉を早期に検出し、これを回避するための技術は
、周波数利用効率を一層向上させるために極めて重要で
ある。
絶えず変化するため、通信の開始時には、空きチャネル
と認識して同一チャネル干渉の起きないチャネルであっ
ても、その後に同一チャネル干渉が生じることがあり、
完全に干渉を防止することは難しい、従って、同一チャ
ネル干渉を早期に検出し、これを回避するための技術は
、周波数利用効率を一層向上させるために極めて重要で
ある。
そのため、従来種々の同一チャネル干渉検出の方法が提
案されてきた。これらはいずれも、希望波対妨害波比(
以下D/Uという)が通話品質を満足するために必要な
所定の値以下になった場合に、妨害を受けている側の無
線ゾーンでチャネルを切り換えて使用するためのもので
ある。
案されてきた。これらはいずれも、希望波対妨害波比(
以下D/Uという)が通話品質を満足するために必要な
所定の値以下になった場合に、妨害を受けている側の無
線ゾーンでチャネルを切り換えて使用するためのもので
ある。
従来の同一チャネル干渉量測定装置の一例を第8図から
第1O図を用いて説明する。第8図において、101は
受信アンテナ、102は受信機、103は音声出力、1
04は中間周波数信号、105は対数検波回路、106
は高域通過フィルタ(HP F)、107は整流回路、
10Bは低域通過フィルタ(L P F)、109は干
渉量検出信号である。
第1O図を用いて説明する。第8図において、101は
受信アンテナ、102は受信機、103は音声出力、1
04は中間周波数信号、105は対数検波回路、106
は高域通過フィルタ(HP F)、107は整流回路、
10Bは低域通過フィルタ(L P F)、109は干
渉量検出信号である。
移動通信システムにおいては、移動局は常時動いている
ので、受信電界強度はフェージングにより複雑に変化す
る。
ので、受信電界強度はフェージングにより複雑に変化す
る。
第9図(a)は希望波(以下り波という)のみを受信し
たときの受信電界レベルの変動、第9図(b)は妨害波
(以下U波という)のみを受信したときの受信電界レベ
ルの変動の様子を表したものである。
たときの受信電界レベルの変動、第9図(b)は妨害波
(以下U波という)のみを受信したときの受信電界レベ
ルの変動の様子を表したものである。
なお、このときのD波とU波の周波数はほぼ等しいもの
とする。
とする。
第8図において、D波とU波が同時に受信アンテナ10
1に入った場合、対数検波回路105の出力にはD波と
U波の各レベルの和と差の範囲にD波とU波の周波数差
に相当するビート性変動が重畳し、第9図(C)に示す
ような波形となる。
1に入った場合、対数検波回路105の出力にはD波と
U波の各レベルの和と差の範囲にD波とU波の周波数差
に相当するビート性変動が重畳し、第9図(C)に示す
ような波形となる。
フェージングによる検波出力のゆるやかな変動と干渉に
よる比較的速いビート性変動を周波数的に分離するため
に、対数検波回路105の出力は高域通過フィルタ10
6に入力されビート性変動のみが取り出される。ビート
性変動成分の振幅は、整流回路107および低域通過フ
ィルタ10Bで直流信号に変換され、干渉量検出信号1
09として出力される。
よる比較的速いビート性変動を周波数的に分離するため
に、対数検波回路105の出力は高域通過フィルタ10
6に入力されビート性変動のみが取り出される。ビート
性変動成分の振幅は、整流回路107および低域通過フ
ィルタ10Bで直流信号に変換され、干渉量検出信号1
09として出力される。
対数検波回路105の対数特性により、ビート性変動の
振幅は受信電界レベルの変動の影響を受けず、干渉量検
出信号109の特性は第10図のようになる。
振幅は受信電界レベルの変動の影響を受けず、干渉量検
出信号109の特性は第10図のようになる。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の同一チャネル干渉量測定回路においては、第10
図に示したようにD/U比(dB)に対する干渉量検出
信号の直線性が悪いという欠点があった。
図に示したようにD/U比(dB)に対する干渉量検出
信号の直線性が悪いという欠点があった。
そのため、従来の同一チャネル干渉量測定回路において
は、通話品質を満足するのに必要なりZU比を例えば2
5dB程度の如く予め設定しておき、干渉量検出信号レ
ベルが所定のレベルよりも高いか低いかによって干渉の
有無を判断するにとどまっていた。
は、通話品質を満足するのに必要なりZU比を例えば2
5dB程度の如く予め設定しておき、干渉量検出信号レ
ベルが所定のレベルよりも高いか低いかによって干渉の
有無を判断するにとどまっていた。
また、従来の同一チャネル干渉量検出回路においては、
対数検波回路のために、少なくとも、DC〜数KHzの
帯域幅を持つ対数変換回路が必要であり、回路構成が複
雑になり、高価になるという欠点があった。また、第1
0図の特性から明らかなように、例えばD/U比の所定
値を25dB程度とし、これに対応する干渉量検出信号
のレベルに闇値を設けてこのレベルを越えるか否かによ
り、チャネル指定等の動作を自動制御しようとしても、
この閾値の近傍における干渉量検出信号の変化が微小で
あるために、これを利用する自動制御は困難である。
対数検波回路のために、少なくとも、DC〜数KHzの
帯域幅を持つ対数変換回路が必要であり、回路構成が複
雑になり、高価になるという欠点があった。また、第1
0図の特性から明らかなように、例えばD/U比の所定
値を25dB程度とし、これに対応する干渉量検出信号
のレベルに闇値を設けてこのレベルを越えるか否かによ
り、チャネル指定等の動作を自動制御しようとしても、
この閾値の近傍における干渉量検出信号の変化が微小で
あるために、これを利用する自動制御は困難である。
本発明は、従来技術が有するこのような欠点を解消する
ために、同一チャネル干渉量を容易かつ正確に検出して
チャネル切替を効果的に実行することのできる同一チャ
ネル干渉量測定装置を提供するものである。
ために、同一チャネル干渉量を容易かつ正確に検出して
チャネル切替を効果的に実行することのできる同一チャ
ネル干渉量測定装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本発明による同一チャネル
干渉量測定装置は、変調方式が角度変調である無線通信
方式において、 受信電界の包絡線を得る包絡線検波手段と、前記包絡線
検波手段によって得られた包絡線信号から干渉によって
生じるビート性変動成分を取り出す高域通過フィルタと
、 前記包絡線信号からフェージングによって生じる変動成
分を取り出す低域通過フィルタと、前記高域通過フィル
タの出力信号の振幅を検出する振幅測定回路と、 前記低域通過フィルタの出力信号を対数変換する第一の
対数変換回路と、 前記振幅測定回路の出力信号を対数変換する第二の対数
変換回路と、 前記第一の対数変換回路の出力信号と前記第二の対数変
換回路の出力信号の差分をD/U比としてとる差動増幅
回路とによって構成されている。
干渉量測定装置は、変調方式が角度変調である無線通信
方式において、 受信電界の包絡線を得る包絡線検波手段と、前記包絡線
検波手段によって得られた包絡線信号から干渉によって
生じるビート性変動成分を取り出す高域通過フィルタと
、 前記包絡線信号からフェージングによって生じる変動成
分を取り出す低域通過フィルタと、前記高域通過フィル
タの出力信号の振幅を検出する振幅測定回路と、 前記低域通過フィルタの出力信号を対数変換する第一の
対数変換回路と、 前記振幅測定回路の出力信号を対数変換する第二の対数
変換回路と、 前記第一の対数変換回路の出力信号と前記第二の対数変
換回路の出力信号の差分をD/U比としてとる差動増幅
回路とによって構成されている。
(作 用)
同一チャネル干渉発生時に受信電界包絡線に生じるビー
ト性変動の最大値E sawおよび最小値E、!、より
D/Uは、 と表されるが、上記のような本発明による同一チャネル
干渉量測定装置によれば、(1)式と等価な作用を行う
のでD / U (dB)に対して直線性の良い干渉量
検出信号を得ることができる。
ト性変動の最大値E sawおよび最小値E、!、より
D/Uは、 と表されるが、上記のような本発明による同一チャネル
干渉量測定装置によれば、(1)式と等価な作用を行う
のでD / U (dB)に対して直線性の良い干渉量
検出信号を得ることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図から第7図を用いて説
明する。
明する。
第1図において、第8図と同一の構成要素には同一の記
号を付している。第1図において、101は受信アンテ
ナ、102は受信機、103は音声信号、104は中間
周波数信号、106は高域通過フィルタ(HPF)、1
07は整流回路、110は包絡線検波回路、111は低
域通過フィルタ(L P F) 、112゜114は対
数変換回路、113はピークホールド回路、115は差
動増幅回路、109は干渉量検出信号である。
号を付している。第1図において、101は受信アンテ
ナ、102は受信機、103は音声信号、104は中間
周波数信号、106は高域通過フィルタ(HPF)、1
07は整流回路、110は包絡線検波回路、111は低
域通過フィルタ(L P F) 、112゜114は対
数変換回路、113はピークホールド回路、115は差
動増幅回路、109は干渉量検出信号である。
上記構成における作用を第2図から第7図を用いて説明
する。
する。
第2図(a)はフェージングがある時の包絡線検波回路
110の出力の様子である。
110の出力の様子である。
第2図ら)は第2図(a)の一部分を時間軸を拡大して
示したものである。
示したものである。
ここで同一チャネル干渉を2波干渉とし、D波とU波が
加算されて受信アンテナ101に人力されたときに、包
絡線検波回路110の出力に重畳するビート性変動成分
について考える。このとき、D波電界e、を e 1 ”” E l5In (ω1 L十Δφ、(t
)) □−−−−−−(2)U波の電界exを e t= E tsin(ωzt+Δφz (t) )
−−−−−−(3)と表す、上式でω1.ω2は
それぞれD波、U波の搬送波角周波数、Δφ+(1)、
Δφz(t)はそれぞれD波、U波の変調によって生ず
る項である。
加算されて受信アンテナ101に人力されたときに、包
絡線検波回路110の出力に重畳するビート性変動成分
について考える。このとき、D波電界e、を e 1 ”” E l5In (ω1 L十Δφ、(t
)) □−−−−−−(2)U波の電界exを e t= E tsin(ωzt+Δφz (t) )
−−−−−−(3)と表す、上式でω1.ω2は
それぞれD波、U波の搬送波角周波数、Δφ+(1)、
Δφz(t)はそれぞれD波、U波の変調によって生ず
る項である。
(2)式と(3)式を加算すると、統計的性質により、
D波とU波の合成電界の最大値、最小値はそれぞれE+
十Ex、E+ Exとなることは容易に理解される
。
D波とU波の合成電界の最大値、最小値はそれぞれE+
十Ex、E+ Exとなることは容易に理解される
。
従って、包絡線検波回路110の出力に生じるビート成
変動の最大値E wax’ + 最小値E m i n
もそれぞれE、+Ez、El−E!となる。
変動の最大値E wax’ + 最小値E m i n
もそれぞれE、+Ez、El−E!となる。
同一チャネル滓量は
D / U (dB) =10 l og(E +”/
E z”) −・・−(4)で表されるから、
(4)式は次のように変形することができる。
E z”) −・・−(4)で表されるから、
(4)式は次のように変形することができる。
D/U(dB)=lO1,og ((Esmx+Emt
n)”/(Esmx−E、、n)”)=20fog(E
、x十E@tJ −201!、og(E、ax −Em
=n) ”=20fog (log(2Voc) f
og(VaJ) −但し、vDClvACは第2
図(b)に与えられるようにそれぞれビート成変動の直
流電圧、交流電圧である。
n)”/(Esmx−E、、n)”)=20fog(E
、x十E@tJ −201!、og(E、ax −Em
=n) ”=20fog (log(2Voc) f
og(VaJ) −但し、vDClvACは第2
図(b)に与えられるようにそれぞれビート成変動の直
流電圧、交流電圧である。
上記のように、(5)式によって同一チャネル干渉量を
求めることができる。
求めることができる。
次に第1図の構成の動作について説明する。同一チャネ
ル干渉発生時には、D波とU波の合成重界が受信アンテ
ナ101で受信され、受信された高周波信号は受信機1
02内で中間周波数信号104に変換される。包絡線検
波回路110は中間周波数信号104の振幅に応じた包
絡線信号を出力する。
ル干渉発生時には、D波とU波の合成重界が受信アンテ
ナ101で受信され、受信された高周波信号は受信機1
02内で中間周波数信号104に変換される。包絡線検
波回路110は中間周波数信号104の振幅に応じた包
絡線信号を出力する。
包絡線信号は低域通過フィルタ111および高域通過フ
ィルタ106に入力される。第3図(a)、 (b)は
それぞれ低域通過フィルタ111および高域通過フィル
タ106の出力信号であり、低域通過フィルタ111の
出力は■。、に相当し、高域通過フィルタ106の出力
信号の振幅はVACに相当する。
ィルタ106に入力される。第3図(a)、 (b)は
それぞれ低域通過フィルタ111および高域通過フィル
タ106の出力信号であり、低域通過フィルタ111の
出力は■。、に相当し、高域通過フィルタ106の出力
信号の振幅はVACに相当する。
このとき、低域通過フィルタ111の高域遮断周波数は
干渉によるビート性変動成分よりも遅(、フェージング
周波数より速く設定する。また、高域通過フィルタ10
6はフェージング周波数において十分な減衰特性を持つ
ように低域遮断周波数を設定するが、ビート性変動成分
は出来るだけ減衰させないように設定するのが望ましい
。従って、高域通過フィルタ106は遮断特性の急峻な
スイッチドキャパシタフィルタ(SCF)や多次のチエ
ビシエフフィルタ等を用いて、遮断周波数は出来るだけ
低域に設定する。
干渉によるビート性変動成分よりも遅(、フェージング
周波数より速く設定する。また、高域通過フィルタ10
6はフェージング周波数において十分な減衰特性を持つ
ように低域遮断周波数を設定するが、ビート性変動成分
は出来るだけ減衰させないように設定するのが望ましい
。従って、高域通過フィルタ106は遮断特性の急峻な
スイッチドキャパシタフィルタ(SCF)や多次のチエ
ビシエフフィルタ等を用いて、遮断周波数は出来るだけ
低域に設定する。
上記のような構成にすることによって、高域通過フィル
タ106の出力には、フェージングによる変動成分を実
質上問題ないレベルまで低減した干渉によるビート性変
動成分のみが取り出される。
タ106の出力には、フェージングによる変動成分を実
質上問題ないレベルまで低減した干渉によるビート性変
動成分のみが取り出される。
高域通過フィルタ106の出力は整流回路107で整流
された後にピークホールド回路113に入力される。そ
の結果、ビート性変動成分の振幅の乙、すなわちVAC
/2の電圧を得ることができる。低域通過フィルタ11
1の出力およびピークホールド回路113の出力はそれ
ぞれ対数変換回路112.114に入力されて対数変換
された後に差動増幅回路115に入力され、両者の差分
が干渉量検出信号109として出力される。
された後にピークホールド回路113に入力される。そ
の結果、ビート性変動成分の振幅の乙、すなわちVAC
/2の電圧を得ることができる。低域通過フィルタ11
1の出力およびピークホールド回路113の出力はそれ
ぞれ対数変換回路112.114に入力されて対数変換
された後に差動増幅回路115に入力され、両者の差分
が干渉量検出信号109として出力される。
上記構成によれば干渉量検出信号109はD/U=I!
og(Vac) −fog(VAc/2) −−
(6)であり、(6)式は(5)式と等価である。従っ
て、D/U (dB)に対して直線性の良い干渉量検出
信号が得られる。
og(Vac) −fog(VAc/2) −−
(6)であり、(6)式は(5)式と等価である。従っ
て、D/U (dB)に対して直線性の良い干渉量検出
信号が得られる。
上記構成の具体的な実施例について、次に説明する。第
1図において包絡線検波回路110はダイオード検波回
路を利用することができる。コードレス電話等、人間が
歩行する程度の速度ではフェージング周波数は数fiz
である(例えば339MIIz帯で4 Km/hの歩行
速度で1,711z)。従って低域通過フィルタ111
の高域遮断周波数は数十Ilz、例えば2011zに設
定すれば、干渉によるビート性変動成分を取り除いてフ
ェージングによる変動成分のみを取り出してVIICを
得ることができる。また、高域通過フィルタ106の低
域遮断周波数は例えば20Hzに設定すればフェージン
グによる変動成分を取り除いて、干渉によるビート性変
動成分のみを得ることができる。低域通過フィルタ11
1、高域通過フィルタ106ともに遮断特性の急峻な物
を使用すれば良いのは自明である。従って、−例として
高次のチエビシエフフィルタ等で構成すれば良い。、整
流回路107とピークホールド回路113は、第4図の
ように構成することができる。ここで、116は入力信
号、117および118は演算増幅器、■19はピーク
ホールド出力である。コンデンサCに充電された電圧よ
りも入力信号116の電圧が高いとダイオードD、がオ
ンになり、コンデンサCにそのときの電圧が充電され、
ピークホールド出力119が得られる。コンデンサCに
充電された電圧よりも入力信号116の電圧が低いとき
は、ダイオードD、はオフになり、ピークホールド出力
119はRCの放電時定数で減少する。従って、放電時
定数はフェージング周期よりも十分短く、ビート性変動
の周期より長く設定すればフェージングにより時間的に
変動するビート性変動成分の振幅のピーク値を正確に検
出することができる。例えば放電時定数は0.1秒程度
に設定すれば良い。
1図において包絡線検波回路110はダイオード検波回
路を利用することができる。コードレス電話等、人間が
歩行する程度の速度ではフェージング周波数は数fiz
である(例えば339MIIz帯で4 Km/hの歩行
速度で1,711z)。従って低域通過フィルタ111
の高域遮断周波数は数十Ilz、例えば2011zに設
定すれば、干渉によるビート性変動成分を取り除いてフ
ェージングによる変動成分のみを取り出してVIICを
得ることができる。また、高域通過フィルタ106の低
域遮断周波数は例えば20Hzに設定すればフェージン
グによる変動成分を取り除いて、干渉によるビート性変
動成分のみを得ることができる。低域通過フィルタ11
1、高域通過フィルタ106ともに遮断特性の急峻な物
を使用すれば良いのは自明である。従って、−例として
高次のチエビシエフフィルタ等で構成すれば良い。、整
流回路107とピークホールド回路113は、第4図の
ように構成することができる。ここで、116は入力信
号、117および118は演算増幅器、■19はピーク
ホールド出力である。コンデンサCに充電された電圧よ
りも入力信号116の電圧が高いとダイオードD、がオ
ンになり、コンデンサCにそのときの電圧が充電され、
ピークホールド出力119が得られる。コンデンサCに
充電された電圧よりも入力信号116の電圧が低いとき
は、ダイオードD、はオフになり、ピークホールド出力
119はRCの放電時定数で減少する。従って、放電時
定数はフェージング周期よりも十分短く、ビート性変動
の周期より長く設定すればフェージングにより時間的に
変動するビート性変動成分の振幅のピーク値を正確に検
出することができる。例えば放電時定数は0.1秒程度
に設定すれば良い。
第5図は、対数変換回路112.114の構成の一例を
示したものである。第5図において、120は入力信号
、121はPNP )ランジスタ、122は演算増幅器
、123は対数変換出力である。この回路においては演
算増幅器122の作用により入力端子に比例したコレク
タ電流がPNP !−ランジスタ121に流れるが、そ
の際のベース・エミッタ間電圧の対数特性を利用して対
数変換を行っている。一般に、この種の簡単な対数変換
回路は温度特性が悪く、温度変化によって対数変換出力
のゲインおよびオフセットが変動する欠点があった(例
えばゲイン温度係数は+3300ppm/”Cである)
。しかし、本発明の同一チャネル干渉量測定装置におい
ては、2つの対数変換回路112.114の出力の差分
を次段の差動地回路でとっているので、オフセット分は
相殺されるという利点を有する。また、対数変換回路1
12.114への入力信号120の周波数範囲は直流か
らたかだか数十Hzであるので、低速の安価な対数変換
回路で良いという利点を有する。
示したものである。第5図において、120は入力信号
、121はPNP )ランジスタ、122は演算増幅器
、123は対数変換出力である。この回路においては演
算増幅器122の作用により入力端子に比例したコレク
タ電流がPNP !−ランジスタ121に流れるが、そ
の際のベース・エミッタ間電圧の対数特性を利用して対
数変換を行っている。一般に、この種の簡単な対数変換
回路は温度特性が悪く、温度変化によって対数変換出力
のゲインおよびオフセットが変動する欠点があった(例
えばゲイン温度係数は+3300ppm/”Cである)
。しかし、本発明の同一チャネル干渉量測定装置におい
ては、2つの対数変換回路112.114の出力の差分
を次段の差動地回路でとっているので、オフセット分は
相殺されるという利点を有する。また、対数変換回路1
12.114への入力信号120の周波数範囲は直流か
らたかだか数十Hzであるので、低速の安価な対数変換
回路で良いという利点を有する。
対数変換回路112.114の出力は差動増幅回路11
5に入力されて差分がとられが、前述のように対数変換
回路112.114のゲインは+3300ppm+の温
度特性を持つ。従って差動増幅回路115のゲインに一
3300ppm温度特性を持たせれば、干渉量検出信号
は温度変化の影響を受けなくなる。第6図は差動増幅回
路の構成を示したもので、124は演算増幅器である。
5に入力されて差分がとられが、前述のように対数変換
回路112.114のゲインは+3300ppm+の温
度特性を持つ。従って差動増幅回路115のゲインに一
3300ppm温度特性を持たせれば、干渉量検出信号
は温度変化の影響を受けなくなる。第6図は差動増幅回
路の構成を示したもので、124は演算増幅器である。
この回路の出力電圧は、R1=R3゜R2−R4とすれ
ば、 であるので、R1およびR3に+3300ppm+/”
C(7)温度係数を持つ感温抵抗体を用いれば差動増幅
回路115のゲインは一3300ppm/”Cの温度特
性を持つようになり、干渉量検出信号109は温度変化
に対して安定した特性を持つようになる。
ば、 であるので、R1およびR3に+3300ppm+/”
C(7)温度係数を持つ感温抵抗体を用いれば差動増幅
回路115のゲインは一3300ppm/”Cの温度特
性を持つようになり、干渉量検出信号109は温度変化
に対して安定した特性を持つようになる。
上記構成による本発明の同一チャネル干渉量測定装置の
干渉量検出信号の例を第7図に示す、第10図に示した
従来例に比べて直線性良<D/Uが測定されている。な
お、本発明における干渉量検出信号の傾きは従来例おけ
る干渉量検出信号の傾きとは逆になっている。なお、以
上の説明においては、■1の測定のため整流回路および
ピークホールド回路を用いたがこれに限定されるもので
なく、他の交流電圧測定手段を用いることも可能である
。
干渉量検出信号の例を第7図に示す、第10図に示した
従来例に比べて直線性良<D/Uが測定されている。な
お、本発明における干渉量検出信号の傾きは従来例おけ
る干渉量検出信号の傾きとは逆になっている。なお、以
上の説明においては、■1の測定のため整流回路および
ピークホールド回路を用いたがこれに限定されるもので
なく、他の交流電圧測定手段を用いることも可能である
。
(変形例)
第1図の構成において、受信機102と包絡線検波回路
110の間に自動利得制御増幅器を挿入して中間周波数
信号104の振幅を一定に保つようにすれば、フェージ
ングの影響を除去することができる。従って、■。。お
よびVAc測定の誤差が減少し、干渉量検出の精度が向
上する。
110の間に自動利得制御増幅器を挿入して中間周波数
信号104の振幅を一定に保つようにすれば、フェージ
ングの影響を除去することができる。従って、■。。お
よびVAc測定の誤差が減少し、干渉量検出の精度が向
上する。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、フェージングの
ある場合にも正確に同一チャネル干渉量を検出すること
ができる。しかも、D / U (dB)に対する干渉
量検出信号の直線性が良いという特性を有しているので
、従来例のように同一チャネル干渉の有無を判断するだ
けでなく、定量的に干渉量を評価することができる。即
ち、チャネルやゾーンの切替で有用となるD/Uが数d
B〜40dBに対応した区間で干渉量が直線的に検出で
きるため、連続的制御が可能となるという優れた効果が
ある。
ある場合にも正確に同一チャネル干渉量を検出すること
ができる。しかも、D / U (dB)に対する干渉
量検出信号の直線性が良いという特性を有しているので
、従来例のように同一チャネル干渉の有無を判断するだ
けでなく、定量的に干渉量を評価することができる。即
ち、チャネルやゾーンの切替で有用となるD/Uが数d
B〜40dBに対応した区間で干渉量が直線的に検出で
きるため、連続的制御が可能となるという優れた効果が
ある。
また本発明によれば対数変換回路の帯域は直流から数十
Hz程度で良いため、回路構成が簡単で安価に構成でき
るという利点がある。
Hz程度で良いため、回路構成が簡単で安価に構成でき
るという利点がある。
従って、本発明を移動通信システム等の無線通信システ
ムに適用すれは、同一チャネル干渉発生時に通話品質を
確保するためのチャネル切替を効率的に行うことができ
、周波数利用効率の向上が図れる。
ムに適用すれは、同一チャネル干渉発生時に通話品質を
確保するためのチャネル切替を効率的に行うことができ
、周波数利用効率の向上が図れる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本発
明の原理説明用波形図、第3図は本発明の動作説明用波
形図、第4図は本発明に用いる整流回路およびピークホ
ールド回路の構成例を示す回路図、第5図は本発明に用
いる対数変換回路の構成例を示す回路図、第6図は本発
明に用いる差動増幅回路の構成例を示す回路図、第7図
は本発明における干渉量検出信号の特性側図、第8図は
従来例の装置の構成例を示すブロック図、第9図は従来
例の原理説明用波形図、第10図は従来例における干渉
量検出信号の特性例を示す図である。 101・・・受信アンテナ、 102・・・受信機、1
03・・・音声信号、 104・・・中間周波数信号、
105・・・対数検波回路、 106・・・高域通過フ
ィルタ、 107・・・整流回路、 108.111・
・・低域通過フィルタ、 109・・・干渉量検出信号
、 110・・・包絡線検波回路、 112.114・
・・対数変換回路、113・・・ピークホールド回路、
115・・・差動増幅回路、 117.118.12
2.124・・・演算増幅器。
明の原理説明用波形図、第3図は本発明の動作説明用波
形図、第4図は本発明に用いる整流回路およびピークホ
ールド回路の構成例を示す回路図、第5図は本発明に用
いる対数変換回路の構成例を示す回路図、第6図は本発
明に用いる差動増幅回路の構成例を示す回路図、第7図
は本発明における干渉量検出信号の特性側図、第8図は
従来例の装置の構成例を示すブロック図、第9図は従来
例の原理説明用波形図、第10図は従来例における干渉
量検出信号の特性例を示す図である。 101・・・受信アンテナ、 102・・・受信機、1
03・・・音声信号、 104・・・中間周波数信号、
105・・・対数検波回路、 106・・・高域通過フ
ィルタ、 107・・・整流回路、 108.111・
・・低域通過フィルタ、 109・・・干渉量検出信号
、 110・・・包絡線検波回路、 112.114・
・・対数変換回路、113・・・ピークホールド回路、
115・・・差動増幅回路、 117.118.12
2.124・・・演算増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 変調方式が角度変調である無線通信方式において、 受信電界の包絡線を得る包絡線検波手段と、前記包絡線
検波手段によって得られた包絡線信号から干渉によって
生じるビート性変動成分を取り出す高域通過フィルタと
、 前記包絡線信号からフェージングによって生じる変動成
分を取り出す低域通過フィルタと、前記高域通過フィル
タの出力信号の振幅を検出する振幅測定回路と、 前記低域通過フィルタの出力信号を対数変換する第一の
対数変換回路と、 前記振幅測定回路の出力信号を対数変換する第二の対数
変換回路と、 前記第一の対数変換回路の出力信号と前記第二の対数変
換回路の出力信号の差分をD/U比としてとる差動増幅
回路と、 を備えたことを特徴とする同一チャネル干渉量測定装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042844A JPH02222233A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 同一チャンネル干渉量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042844A JPH02222233A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 同一チャンネル干渉量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02222233A true JPH02222233A (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=12647307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042844A Pending JPH02222233A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 同一チャンネル干渉量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02222233A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02250438A (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-08 | Kyowa Densetsu Kaisha Ltd | 電波干渉比測定方法及びその方法を用いた装置 |
JPH04267642A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-24 | Fujitsu Ltd | データ回線不良警報回路 |
JP2005090996A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Maspro Denkoh Corp | 信号レベル測定装置 |
JP2006173660A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-29 | Pioneer Electronic Corp | Agc回路および制御方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5868330A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 同一周波干渉検出回路 |
JPS62162975A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Kokusai Electric Co Ltd | 信号電力比測定回路 |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042844A patent/JPH02222233A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5868330A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 同一周波干渉検出回路 |
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JP2005090996A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Maspro Denkoh Corp | 信号レベル測定装置 |
JP2006173660A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-29 | Pioneer Electronic Corp | Agc回路および制御方法 |
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