JPH02221505A - 単曲線ｐｃ橋の押出し工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、所要長のＰＣ桁（プレストレスコンクリー
ト桁）を順次連続一体的に製作しながら橋脚の高さ調節
自在の送り架台上に押出して移動自在に支持することに
より、単曲線縦断線形の橋梁を構築する単曲線ＰＣ橋の
押出し工法に関するものである。

「従来の技術１発明が解決せんとする問題点」従来、橋
梁架設区間に沿って所要数の橋脚を構築し、各橋脚上に
滑り沓を設置し、架設区間の端部に設けた製作ヤードに
おいて型枠により所要長さの直線又は単一線のＰＣ桁を
製作し、このＰＣ桁の先端に手延べ桁を取付けて架設区
間に沿って押出し、各橋脚上において押出しにつれてＰ
Ｃ桁と滑り沓との間に、微小な高さ調節用のベニヤ板な
ど手軽に取扱える木製の調整〔登録商欅〕 板を滑り子としてのテフロン板と併せてを適宜挿入して
支持ながら、順次連続一体に製作したＰＣ桁を押し出し
て橋梁を構築するようにしたＰＣ橋の押出し工法か知ら
れている。

しかしながら、従来工法では、手延べ桁を施工する橋梁
の単曲線又は直線状の縦断線形に合せてそれに相応する
形状にその都度加工又は改造していたため、他の縦ｇ７
ｒ＆！形楠梁の押出し工法にそのまま使用できないとい
う不経済性の問題かあった。

「問題点を解決するための手段」 この発明は前記従来の課題を解決するために単曲線橋梁
押出し工法において、手延べ桁を直線状に製作し、ＰＣ
桁の押出しにより前方の橋脚五に移動する直線状の手延
べ桁を高さｔＪＲＭ′１自在の送り架台上にて支持し、
この状態から更にＰＣ桁を押出す際に手延べ桁の後方の
ＰＣ桁か同橋脚上を通過するまで前記送り架台を徐々に
下降させながら順次押出して支持することにより、各種
単曲線曲率の橋梁においても回し直線状の手延べ桁を用
いて円滑かつ確実に送り出して橋梁の構築を可能とし、
この直線形状の手べ桁を各種単曲線の橋梁の施工に繰返
し使用を可能としたｐｃＪｆｔＪの押出し工法を提案す
るものである。

「実施例」 以下この発明を図面に示す実施例について説明すると、
橋梁の架設区間に渡って所要数の橋脚（両端部に設置し
た橋台を含む）１□、１□１ｎを所要径間Ｓ、、Ｓ、−
−Ｓ、、を置いて構築し、架設区間の一端部には所要長
さの縦断線形か単曲線曲率のＰＣ桁を型枠により製作し
、かつこれにプレストレスを導入する製作ヤード２を設
置する。

製作ヤード２において最初に製作したＰＣ桁３の先端に
直線状に形成した鋼製の手延べ桁４を取付け、架設区間
に沿って第１橋脚１１上にジヤツキにより押出す。

第１橋脚ｌｌ上には橋梁の曲率Ｒの円周上に予め高さ調
節機能のない送り架台５を設置し。

また第２橋脚１２上に設置した高さ調節自在の送り架台
６を設置しておき、橋梁の曲率Ｒに沿ってＰＣ桁３を押
出して手延べ桁４を第２橋脚１２上の高さ調節自在の送
り架台６上に移動自在に支持する。

次に、製作ヤード２において最初に製作したＰＣ桁３の
後方に連続一体的に所要長の単曲線曲率のＰＣ桁を製作
し、第２ｖＪ脚１２の前方の橋脚１゜上に設置した高さ
？ＪＪｖＪ自在の送り架台６に向って、手延べ桁４が第
２橋脚１□に達したときからその後方のＰＣ桁３が同橋
脚１．ｈを通過するまでの間、その移動距離に連動して
送り架台６を徐々に下降させながら順次押出しその後は
第２橋脚１□の送り架台６を高さ調節機能のない送り架
台５に盛り換える。

送り架台５は、例えば直方体状の鋼製又はコンクリート
製ブロックからなり、その上面にステンレス板等の耐蝕
性、耐摩耗性の高い金属或いは合成樹脂等からなる減摩
擦板７を交換自在に張付けて滑り支承として構成されて
おり、また高さ調節自在の送り架台６は鋼製ブロック体
で、その下部をシリンダー状の昇降加圧台８に油圧によ
り昇降自在に嵌合され、上下高さを調節できるようにな
っている。

そして、ＰＣ桁３の押出しに際しては、送り架台５，６
の減摩擦板７とＰＣ桁３又は手延べ桁４との間隙に耐摩
耗性の高い滑り板９を複数枚介在させ、ＰＣ桁３の押出
しにより減摩擦板７上を滑り移動して押出し方向前端か
ら脱落させると共に、新たな滑り板９を順次後方の隙間
に挿入しながら、Ｐ゛σσ桁３手延べ桁４を送り架台５
．６上を滑動させる。

滑り板９は１例えば鋼板を芯に入れて補強した硬質ゴム
の一側表面に四フッ化エチレン樹脂層を設けたものなど
、低摩擦性、耐摩耗性に優れ、剛性の高い板材を用いる
。

このようにしてそれぞれＰＣ桁３を順次延長製作する度
に１手延べ桁４及びＰＣ桁３を所要数の橋脚の送り架台
上６上において滑り移動させ、上記同様にその移動距離
に連動して送り架台６の高さを徐々に低くして、先端の
手延べ桁４が前方の橋脚上に押出して、各橋脚ｌｎの移
動受台６上に順次支持し、それぞれ送り架台６を送り架
台５に盛り換える。

なお、送り架台５，６はこの発明の実施例に示す滑り沓
に限ることなく、他の構造、例えば複数のローラーなど
で転動させてＰＣ桁を送り移動させるものであってもよ
い。

「発明の効果」 以上の通りこの発明によれば、単曲線ＰＣ橋の押出し工
法において、ＰＣ桁の先端に取付ける手延べ桁を直線状
に製作し、ＰＣ桁の押出しにより前方の橋脚上に移動す
る直線状の手延べ桁を高さ調節自在の送り架台上に支持
し、この状態から更にＰＣ桁を押出す際に手延べ桁の後
方のＰＣ桁が同橋脚上を通過するまで送り架台を徐々に
下降させながら順次押出して支持し、同橋脚上の送り架
台を高さ調節機能のない送り架台に盛り換えて、Ｊｌｆ
ｔ次同様の工程を連続するのて、単曲線曲率の異なる橋
梁においても同じ直線状の手延べ桁ＰＣ桁を用いて円滑
かつ確実に送り出して橋梁の構築が可能となり、この直
線形状の手延べ桁を各種単曲線曲率の橋梁の施工に繰返
し使用可能として、その都度各種単曲線の曲率する合せ
て加工する手間を省略し、施工コストを削減することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による押出し工程の一例を示す側面図
、第２図はこの発明に係る高さ調節機能付き送り移動台
の斜視図、第３図はこの発明に係る送り移動台によるＰ
Ｃ桁の移動状態を示す側面図である。 １、．１２１３　ｉｎ　・橋脚、 ｓ、　　ｓ２　ｓ、　　ｓ、、−−径間、２・・ｐｃ桁
製作ヤード、３・・ＰＣ桁、４・・手延べ桁、５・・送
り架台（不動）６・・送り架台（高さｍ節回）、 ７・・減摩擦板、８・・昇降加圧台、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）架設区間に渡って所要数の橋脚を構築し、前記架設
   区間の端部に設けた製作ヤードにおいて型枠により所要
   長さの単曲線曲率のＰＣ桁を製作し、その先端に手延べ
   桁を取付け、このＰＣ桁の後方に連続一体的に所要長の
   単曲線曲率のＰＣ桁を順次製作しながら、ＰＣ桁を順次
   押出して各橋脚上に支持するようにした単曲線ＰＣ橋の
   押出し工法において、前記手延べ桁を直線状に製作し、
   前記ＰＣ桁の押出しにより前方の橋脚上に移動する前記
   直線状の手延べ桁を高さ調節自在の送り架台上に支持し
   、この状態から更にＰＣ桁を押出す際に前記手延べ桁の
   後方のＰＣ桁が同橋脚上を通過するまで前記送り架台を
   徐々に下降させながら順次押出して支持し、同橋脚上の
   送り架台を高さ調節機能のない送り架台に盛り換えて、
   順次同様の工程を連続することを特徴とする単曲線ＰＣ
   橋の押出し工法。