JPH02221093A

JPH02221093A - 乗客コンベヤ用清掃具

Info

Publication number: JPH02221093A
Application number: JP3986589A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Murata; 茂村田; Masanori Yasuda; 安田　正紀
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-02-20
Filing date: 1989-02-20
Publication date: 1990-09-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は２乗客コンベヤの移動手摺の動作を利用した
乗客コンベヤ用清掃具に関する。

〔従来の技術〕

第５図〜第７図によって２例えば実公昭６１−２１６７
８号公報に示されたマンコンベヤの欄干における従来の
清掃作業を説明する。

図中、（１）は乗客コンベヤの主枠、（２）は主枠（１
）の長手に沿う縁部に立設された欄干で、ガラス製ツバ
ネル（２ａ）、上縁部を形成したフレーム（２ｂ）、フ
レーム（２ｂ）の上面に固定されたレール（２ｃ）、　
Ｍ部の外側に設けられた外甲板（２ｄ）、基部の内側に
設けられた内甲板（２ｅ）等によって構成されている。

（３）はレール（２ｃ）に案内される周知の移動手摺（
４）は主枠（１）の外側に沿って設けられた建築物の壁
、（５）は第１種モツプ、（６）は第２種モツプである
乗客コンベヤは上記のように構成され、欄干（２）各部
は適時に清掃される。そして欄干（２）の主枠（１）幅
中心寄りの面、すなわち内側は乗客コンベヤを休止させ
て容易に清掃することができる。しかし、主枠（１）外
側に接近して壁（４）が設けられた場合には、壁（４）
とフレーム（２ｂ）の隙間、第６図に示す距離Ａが１０
ｃ−程度となることがあって、第１種モツプ（５）によ
って外甲板（２ｄ）が清掃される。また第７図に示すよ
うに第２種モツプ（６）によってパネル（２ａ）の外側
表面が清掃される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の乗客コンベヤの清掃作業ではモツプ
に力が入りにくく細部が十分清掃できないという問題点
があった。また壁（４）が設けられていない場合には清
掃作業のスペースが得られるものの、このときは作業員
が欄干（２）外へ身を乗り出して作業することになるた
め危険が太き（なるという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであり、欄干外側の表面を容易に清掃することができ
る乗客コンベヤの清掃具を得ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明にかかわる乗客コンベヤの清掃具においては、
欄干外側の表面に対向した摺擦片と移動手摺を挟圧する
締結体を有する清掃具が乗客コンベヤに仮設される。

〔作用〕

上記のように構成された乗客コンベヤの清掃具は、締結
部により移動手摺に締結され乗客コンベヤが運転される
ことによって摺擦片が移動手摺とともに移動して欄干外
側表面を摺擦する。

〔実施例〕

以下、第１図〜第３図によってこの発明の一実施例を説
明する。

図中、第５図〜第７図と同符号は同一部分を示し、（７
）は溝形をなし移動手摺（３）に跨装状態に配置された
締結体、　（７ａ）は締結体（７）の溝の一側の側壁に
ねじ込まれて移動手摺（３）の側面を押圧するボルトか
らなる締結具、（８）はほぼＴ字状をなしＴ字の脚部が
頭付ねじ（８ａ）によっ丁締結体（７）に締結された支
持体で、Ｔ字の描画からなる支持部（８ｂ）は外甲板（
２ｄ）面と平行に配置される。（９）は外甲板（２ｄ）
面を摺擦するブラシからなる摺擦片で（９ａ）は摺擦片
（９）に立設されて支持部（８ｂ）に摺動可能に挿通さ
れたねじ棒、　（９ｂ）はねじ棒（９ａ）の挿通端にね
じ込まれたナツト、　（９ｃ）はねじ棒（９ａ）に嵌合
されて摺擦片（９）と支持部（８ｂ）の間に配置された
圧縮コイルばねからなるばね、　（１０）は締結体（７
）、支持体（８）及び摺擦片（９）からなる第１種清掃
具、（１１）は支持体（８）と同様な支持体で、一端が
頭付ねじ（ｌｌａ）によって締結体（７）に締結された
他端にはパネル（２ａ）外面と平行に配置された支持部
（ｌｌａ）が設けられている。（１２）は摺擦片（９）
と同様な摺擦片で、パネル（２ａ）外面に対面し、ねじ
棒（１２ａ）、ナツト（１２ｂ）、ばね（１２ｃ）によ
って支持部（１ｔｂ）に保持されている。（１３）は締
結体（７）、支持体（１１）及び摺擦片（１２）からな
る第２種清掃具である。

以上のように構成された乗客コンベヤ用清掃具は次に述
べるように使用される。すなわち、締結体（７）が締結
具（７ａ）により移動手摺（３）に仮設される。ついで
摺擦片（９）が装着された支持体（８）が。

壁（４）とフレーム（２ｂ）の隙間に摺擦片（９）の長
手を壁（４）面に平行にした状態で挿入される。そして
摺擦片（９）の長手を外甲板（２ｄ）の長手に直交させ
た位置で、支持体（８）が頭付ねじ（８ａ）によって締
結される。このようにして第１種清掃具（１０）が仮設
されて乗客コンベヤが運転され、移動手摺（３）の移動
とともに摺擦片（９）かばね（９ｃ）により外甲板（２
ｄ）を押圧し、かつ摺擦して外甲板（２ｄ）が清掃され
る。また第１種清掃具（１０）に替えて頭付ねじ（ｌｌ
ａ）により締結体（７）に第２種清掃具（１３）が装着
され、第１種清掃具（１０）による清掃と同様に第２種
清掃具（１３）によりパネル（２ａ）の外側の表面が清
掃される。したがって、欄干（２）外側の表面を少ない
労力で清掃することができ、また壁（４）のために作業
スペースが狭い場合であっても容易に清掃することがで
きる。また欄干（２）外側へ作業員が身を乗り出して清
掃することがなく危険が少なくなる。

第４図はこの発明の他の実施例を示すもので。

図中、第１図二第３図と同符号は相当部分を示しく９）
は支持体（８）の反締結端に固定された摺擦片でＬ字状
をなし外甲板（２ｄ）とパネル（２ａ）の外側表面をそ
れぞれ摺擦するブラシによって構成されている。（ｌＯ
）は締結体（７）、支持体（８）及び摺擦片（９）によ
って構成された清掃具である。すなわち、移動手摺（３
）に締結体（７）により清掃具（１ａ）が仮設されテ乗
客コンベヤが運転され、摺擦片（９）のブラシ自体の撓
屈によって外甲板（２ｄ）とパネル（２ａ）を−緒に摺
擦して清掃される。したがって詳細な説明を省略するが
、第４図の実施例においても第１図〜第３図の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。

〔発明の効果〕

この発明は９以上説明したように、欄干外側の表面に対
向した摺擦片が設けられた支持体を締結体により移動手
摺に仮設し２乗客コンベヤを運転して欄干外側の表面を
清掃するものである。これによって欄干外側を少ない労
力で安全かつ容易に清掃することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による乗客コンベヤ用清掃具の一実施
例を示す図で後述する第６図相当図、第２図は第１図の
右側面図、第３図は第１図の清掃具を取替えた状態を示
す説明図、第４図はこの発明による乗客コンベヤ用清掃
具の他の実施例を示す第１図相当図、第５図は乗客コン
ベヤの縦断側面図、第６図は従来の乗客コンベヤ用清掃
具を示す第５図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第７図は第６図
の清掃具を取替えた状態を示す説明ずである。（２）・・・欄干、（３）・・・移動手摺、（７）・・
・締結体。（８）（１１）・・・支持体、　（９）（１２）・・・
摺擦片なお１図中同一部分または相当部分は同一符号に
より示す。

Claims

【特許請求の範囲】

長手に沿う縁部に立設された欄干、及びこの欄干上縁部
に配置された移動手摺が設けられた乗客コンベヤ、上記
移動手摺を挟圧する締結体と、上端が上記締結体に固定
された支持体と、この支持体に設けられて上記欄干外側
の表面に対向した摺擦片とを備え、上記締結体により上
記乗客コンベヤに仮設される乗客コンベヤ用清掃具。