JPH02220657A - 医療台 - Google Patents

医療台

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JPH02220657A
JPH02220657A JP1042051A JP4205189A JPH02220657A JP H02220657 A JPH02220657 A JP H02220657A JP 1042051 A JP1042051 A JP 1042051A JP 4205189 A JP4205189 A JP 4205189A JP H02220657 A JPH02220657 A JP H02220657A
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seat
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秀生 川上
Shozo Kusano
草野 省三
Migaku Sasaki
佐々木 磨
Terumi Matsubara
照巳 松原
Kazuo Matsubara
一雄 松原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
産業上の利用分野 発明の概要 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 G1分娩台全体の説明(第1A図〜第1C図)Gt補助
板引出し機構の説明(第2A図〜第4C図) G、スライド台駆動機構の説明(第5図)04座板及び
背板駆動機構の説明(第6A図及び第6B図) Gs背板スライド機構の説明(第7図及び第8図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、分娩台や検診台等のように、患者に座位姿勢
等をとらせて、分娩や検診等を行うための各種医療用の
医療台に関するものである。
B 発明の概要 本発明は、座板と、該座仮に対して角度調整可能な背板
とを有する医療台において、背板を前後方向に回動調整
可能に構成した回動フレームに沿って上下方向にスライ
ド可能に取付けることにより、背板の下端前面のコーナ
を座板の後端上面のコーナに対して接近又は離間させる
ようなことなく、背板の角度調整を行えるようにしたも
のである。
C従来の技術 従来の分娩台に、座板と、座仮に対して角度調整可能な
背板とを有するものがある。
この種分娩台は、例えば座位分娩中に患者が貧血を起こ
した場合には、背板を俯角状態に調整することができ、
また、座位分娩中に胎児の娩出を助けるために、背板を
起こす(背板の仰角を大きくすること)と言った便利な
使い方が可能である。
この際、背板の下端前面のコーナと座板の後端上面のコ
ーナとに蝶番を取付けてしまうと、患者の臀部が蝶番に
直接接触して苦痛となるために、従来からこの種分娩台
では、背面の回動支点を座板の下方に設けて、患者の臀
部がその回動支点に接触しないように構成していた。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、この従来の分娩台は、背板の回動支点が座板の
下方にあって、その回動支点と背板の下端前面のコーナ
との間に距離があるために、背面の角度調整によって、
背面の下端前面のコーナが座板の後端上面のコーナに対
して接近又は離間する構造になっていた。
従って、従来の分娩台は、例えば背板を俯角状態から仰
角状態に起、:す際に、背板の上記コーナが座板の上記
コーナに接近してこれらのコーナ間で患者の臀部を不測
に挾み込んでしまい易いと言う問題点があった。
またこの種分娩台では、座位分娩時に、患者はステップ
や諸費に足や膝を乗せた状態で座板上に座位するが、分
娩中に胎児の娩出を助けるために背板を起こすと、背板
の上記コーナが座板に対して前方へ移動して、そのコー
ナで患者の臀部が前方に押され、ステップや諸費に足や
膝を乗せている患者の腹部が圧迫されて危険な状態に陥
り易いと言う問題点があった。
本発明は、背板の下端前面のコーナを座板の後端上面の
コーナに対して接近又は離間させるようなことなく、背
板の角度調整を行えるようにした医療台を提供すること
を目的としている。
E 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の医療台は、下端に
設けられた回動支点を中心に前後方向に回動調整可能に
構成された回動フレームを設け、背板を上記回動フレー
ムの前面に沿って上下方向にスライド可能に取付け、上
記回動フレームによって上記背板を前後方向に回動させ
てその背板の角度を調整する際に、該背板を自重によっ
て上記回動フレームに対する下方側にスライド付勢させ
ておくように構成したものである。
F 作用 上記のように構成された医療台は、背板を自重によって
回動フレームの下方側にスライド付勢させることによっ
て、背板の下端前面のコーナを座板の後端上面のコーナ
上に常時当接させた状態で、背板の角度調整を行える。
従って、背板の下端前面のコーナを座板の後端上面のコ
ーナに対して接近又は離間させるようなことなく、背板
の角度調整を行える。
G 実施例 以下、本発明を分娩台ケこ通用した一実施例を図面を参
照して説明する。
G、 まず、第1A図〜第1C図によって、分娩台全体
について説明する。
この分娩台は、基台lの上部に昇降台2を設け、昇降台
2の上部に座板3、背板4及び2枚の補助板5.6を設
けている。そして、基台1の上部で昇降台2が昇降台駆
動機構(図示せず)によって垂直に昇降調整されること
によって、座板3、背板4及び2枚の補助板5.6の全
体が高さ調整されるように構成されている。また、座板
3及び背板4は後述する座板及び背板駆動機構によって
それぞれ上下方向である矢印a、a”方向及び前後方向
である矢印す、b’方向に角度調整可能に構成されてい
る。また、2枚の補助板5.6ば後述するスライド台7
を有する補助板引出し機構によって第1B図に1点鎖線
で示した座板3の下の格納位置から第1A図及び第1B
図に実線で示した座板3の前方の引出し位置に選択的に
引出すことができるように構成されている。なお、座板
30両側及び両側下方位置には左右一対のハンドル8及
びステップ(又は諸費)9等が設けられている。
この分娩台は、座位分娩時には、第1A図に示すように
、背板4の前後方向である矢印す、b′方向の角度調整
によって、患者に最適な座位姿勢をとらせる。そして、
一方の補助板5のみを座板3の下から座板3の前方にス
ライド台7によって矢印C方向に引出し、他方の補助板
6は座板3の下に格納したままで、その引出した一方の
補助板5のみを座板3に対する上下方向である矢印d、
d′方向に高さ調整することができる。従って、座位分
娩時に、娩出された胎児を座板3の前方に引出した補助
板5上に乗せた状態で請書処理を行う際、各胎児によっ
て長さがまちまちである鯛の緒の長さに合せて補助板5
の矢印d、d′方向の高さを調整するようにして、各胎
児をその都度最適な高さで補助板5によって支持するこ
とができ、分娩介助や一帯処置等を安全かつスムーズに
行うことができる。
また、この分娩台は、仰臥分娩時や患者を仰臥姿勢で安
静に寝かせる時には、第1B図に示すように、2枚の補
助板5.6を座板3の下から座板3の前方にスライド台
7によって矢印C方向に同時に引出した後、両袖助板5
.6を上方である矢印d方向に同時に上昇させて、両袖
助板5.6を座板3とほぼ面一の高さで直列状に配置す
る。そして、背板4を矢印b′方向に水平に倒せば仰臥
姿勢のための水平ベットとなる。
なお、この分娩台の非使用時には、背板4を第1B図に
示すように水平に倒し、2枚の補助板5.6を第1B図
に1点鎖線で示すように座板3の下に矢印C′力方向格
納すれば、分娩台全体をコンパクトに折り畳むことがで
きる。
また、この分娩台は、例えば座位分娩中に患者が貧血を
起こしたような緊急時に、背板4を第1C図に1点鎖線
で示す仰角状態から実線で示す俯角状態まで矢印b′方
向に1段モーションで倒すだけで、座板3を第1C図に
1点鎖線で示す水平状態から背板4と同一角度の仰角状
態に背板4と一体に矢印a方向に回転させることができ
る。
そして、この分娩台は、座板3及び背板4の矢印a、a
′方向及び矢印す、b”方向の角度調整や2枚の補助板
5.6の引出しや格納のコントロールをフットスインチ
(図示せず)によって行うものである。
02 次に、第2A図〜第4C図によって、補助板引出
し機構11について説明する。
まず、この補助板引出し機構11の構成を説明すれば、
昇降台2のスライド台ベース12上にスライド台7が水
平に配置され、スライド台7に水平に取付けられた一対
のガイド軸13がスライド台ベース12上に回転自在に
取付けられた複数のガイド軸14によって案内されて、
スライド台7が水平方向である矢印c、c’方向に第1
駆動手段である後述するスライド台駆動機構によって駆
動されるように構成されている。スライド台7上にはそ
のスライド方向(矢印c、c’方向)に前後して配置さ
れた2枚の補助板5.6をそれぞれ矢印d、d’方向に
昇降可能に支持させた2つのパンタグラフ機構163,
16bが設けられている。
そして、両パンタグラフ機構16a、16bはそれぞれ
一対のリンク17a、17b及び18a、18bの中央
部をピン19a、19bによってX形に連結した左右一
対のX形すンクで構成されている。そして、両X形リン
クの一方のリンク17a、17bの上端と他方のリンク
18a、18bの下端がビン20a、20b及び21a
、21bによって両袖助板5.6の下面に固着された突
起22a、22bとスライド台7とにそれぞれ回転自在
に取付けられ、また、一方のリンク17a、17bの下
端と他方のリンク18a、18bの上端に回転自在に取
付けられたガイドローラ23a、23b及び24a、2
4bが両袖助板5.6の下面とスライド台7とにそれぞ
れ固着されたガイドレール25a、25b及び26a、
26bに沿ってそれぞれ矢印c、c’方向に移動自在に
構成されている。
そして、両パンタグラフ機構16a、16bの被駆動部
27a、27bが左右一対のガイドレール25a間と2
5b間とに配置され、これら両波駆動部27a、27b
の左右両側がガイドローラ23a、23bのローラ軸2
8a、28bとガイドレール25a、25bに沿って矢
印c、c”方向の移動自在に構成されたもう1つのガイ
ドローラ29a、29bのローラ軸30a、30bとに
支持されている。
そして、第2駆動手段である油圧シリンダ32のシリン
ダ32aの基部がブラケット33によってスライド台7
に固着され、ピストンロッド32bの先端がピン34に
よって一方のパンタグラフ機構26aの被駆動部27a
に固着されたブラケット35に連結されている。
そして、他方のパンタグラフ機構26bの被駆動部27
bに回動支点37を中心に矢印e、θ方向に回転自在に
取付けられた回転アームからなる連結手段38が設けら
れ、この連結手段38の先端に設けられた溝状の係止部
39が一方のパンタグラフ機構16aの被駆動部27a
に設けられたビン状の係合部40に対して矢印e、e’
方向から係止及び離脱可能に構成されている。そして、
スライド台7のスライド方向(矢印c、c’方向)の途
中にほぼ山形のカム状突起で構成された分離手段41が
固着されていて、連結手段38の側面に回転自在に取付
けられたローラからなる接触手段42が分離手段41に
接触可能に構成されている。
次に、この補助板引出し機構11の動作を説明する。
まず、第4A図は、両袖助板5.6の格納状態を示して
おり、油圧シリンダ32のピストンロッド32bが第3
図で矢印C′方向に引込まれることによって、両パンタ
グラフ機構16a、16bの両波駆動部27a、27b
が連結手段38によって連結された状態で同時に矢印C
′方向に移動され、両パンタグラフ機構16a、16b
が矢印d′方向に折り畳まれている。そして、この状態
で、スライド台7が後述するスライド台駆動機構によっ
て矢印C′方向に引込まれて、両袖助板5.6が座Fi
3の下に格納されている。
次に、第4B図は、1枚の補助板5のみを座板3の前方
に引出した状態を示している。
この場合は、後述するスライド台駆動機構によって、ス
ライド台7を座板3の下から矢印C方向にほぼAストロ
ーク分だけスライドさせて、1枚の補助板5のみを1点
鎖線で示すように座板3の前方に引出した位置で停止さ
せる。この時、第2A図に示すように、連結手段38の
接触手段42が分離手段41上に乗り上げて、連結手段
38が回動支点37を中心に矢印e方向に回動されて、
係止部39が係合部40の上方に離脱されて、他方のパ
ンタグラフ機構16bの被駆動部27bが一方のパンタ
グラフ機構16aの被駆動部27aに対して分離される
。そごで、油圧シリンダ32のピストンロッド32bを
第3図で矢印C方向に押出すと、一方のパンタグラフ機
構16aの被駆動部27aが矢印C方向に移動され、こ
のパンタグラフ機構16aが矢印d方向に伸びて、1枚
の補助板5のみが実線で示すように矢印d方向に押上げ
られる。従って、油圧シリンダ32のピストンロッド3
2aを第3個で矢印c、c’方向に移動制御することに
よって、一方のパンタグラフ機構16aを矢印d、d’
方向に伸縮動作させて、1枚の補助板5を座板3に対し
て矢印d、d’方向に高さ訓整することができる。
次に、第4C図は、2枚の補助板5.6を同時に座板3
の前方に引出した状態を示している。
この場合は、後述するスライド台駆動機構によって、ス
ライド台7を座板3の下から矢印C方向に全ストロ−2
分スライドさせて、2枚の補助板5.6を座板3の前方
に引出す。この際、スライド台7のスライド途中で、連
結手段38の接触手段42が分離手段41上に乗り上げ
て、連結手段38が一度第2B図で矢印e方向に回動さ
れるが、スライド台7の矢印C方向へのスライドによっ
て、接触手段42が分離手段41上を矢印C方向に乗り
越えるために、連結手段38は第2B図で矢印e′方向
に自重で回動復帰する。そして、スライド台7が全スト
ローク分矢印C方向にスライドされた状態では、第2B
図に示すように、連結手段38の係止部39が被駆動部
27aの係合部40に係合されて、両パンタグラフ機構
16a、16bの両液駆動部27a、27bは連結手段
38によって連結された状態を維持している。そこで、
油圧シリンダ32のピストンロッド32bを第3図で矢
印C方向に押出すと、両パンタグラフ機構16a、16
bの両液駆動部27a、27bが連結手段38によって
連結された状態で同時に矢印C方向に移動され、両パン
タグラフ機構16a、16bが矢印d方向に伸びて、両
袖助板5.6が矢印d方向に同時に押上げられろ。これ
によって両袖助板5.6を実線で示すように座板3の前
方で座板3とほぼ面一の高さで直列状に配置させること
ができる。
G、 次に、第5図によって、スライド台駆動機構44
について説明する。
このスライド台駆動機構44は、スライド台ベース12
上に固定された固定ラック45と、スライド台7に複数
のブラケット46によって固着されたスライドラック4
7と、これら両ラック45.47間で転勤されるピニオ
ン48とによって構成されたラック・ビニオン機構49
と、ピニオン48を転勤させる駆動手段である油圧シリ
ンダ50とによって構成されている。なお、この油圧シ
リンダ50は前記補助板引出し機構11においてスライ
ド台7を駆動する第1駆動手段でもある。そして、油圧
シリンダ50のシリンダ50aが複数のブラケット51
によってスライド台ベース12上に固着され、ピストン
ロッド50bの先端に取付けられたホルダ52にピニオ
ン48がピニオン軸53によって回転自在に取付けられ
ている。
このスライド台駆動機構44によれば、油圧シリンダ5
0のピストンロッド50bを矢印C方向に押出すと、ラ
ンク・ピニオン機構49のピニオン48が固定ラック4
5上で矢印f方向に自転されつつ矢印C方向に移動され
、そのピニオン48によってスライドラック47及びそ
れと一体のスライド台7がピニオン48の矢印C方向へ
の駆動速度(ピストンロッド50bの押出し速度)の倍
の速度で矢印C方向に移動される。従って、ピストンロ
ッド50bの矢印C方向への押出し及び矢印C′方向へ
の引込みによって、スライド台7によって2枚の補助板
5.6を座板3の下から座板3の前方に矢印C方向に素
早(引出し及び矢印C方向に素早く引戻すことができる
。そして、ランク・ピニオン機構49は、ピニオン48
の駆動距離の倍の距離だけスライドラック47を矢印C
1C′方向にスライドさせることができるので、スライ
ド台7のスライドストロークのAの長さの油圧シリンダ
50を使用できる。
04 次に、第6A図及び第6B図によって、座板及び
背板駆動機構55について説明する。
まず、この座板及び背板駆動機構55の構成を説明すれ
ば、スライド台ベース12上に固着されているスタンド
56上にブラケット57を固着し、座板3の後端下面及
び背板4の下端背面に固着された一対の回転アーム58
.59をブラケ・、ト57に支持された回動支点60に
回転自在に取付けて座板3及び背板4を回動支点60を
中心に上下方向である矢印a、a′方向及び前後方向で
ある矢印す、b’方向に回転可能に構成している。
そして、座板3を上方である矢印a方向の一方向にのみ
回転駆動する第1流体圧シリンダを構成する油圧シリン
ダ61が単動式油圧シリンダに構成されている。即ち、
この油圧シリンダ61はシリンダ61aがビン62によ
ってスタンド61に連結され、ピストンロンドロ1bの
先端がほぼL字状の回転アーム58の先端58aにピン
63によって連結されている。そして、シリンダ61a
内のピストン61cの一側方に設けられた1つの油圧室
61dに1つの油圧出入口61eから油圧が供給及び排
出されるように構成されている。
また、背板4を前方及び後方である矢印す、b’方向の
両方向に回転駆動する第2流体圧シリンダを構成する油
圧シリンダ68が復動式油圧シリンダに構成されている
。即ち、この油圧シリンダ68はシリンダ68aがピン
69によってスタンド56に連結され、ピストンロッド
68bの先端にピン70によって一端が連結された中間
リンク71の他端が背板4の下端背面に固着された回転
ブラケット72の先端にピン73によって連結されてい
る。なお、ピン70の外周に回転自在に取付けられたガ
イドローラ74がスタンド56に固着された上下一対の
ガイドレール75間で案内されて矢印c、c’方向に移
動されるように構成されている。そして、シリンダ68
a内のピストン68Cの両側に設けられた一対の油圧室
68d、68eに2つの油圧出入口68f、68gから
油圧が交互に供給及び排出されるように構成されている
次に、この座板及び背板駆動機構55の動作を説明する
まず、第6B図に示すように、油圧シリンダ61の油圧
室61dに油圧出入口61eから油圧を供給して、ピス
トン61cを介してピストンロッド61dを矢印C方向
に押出すと、回転アーム58を介して座板3が回動支点
60を中心に矢印a方向に押上げられる。そして、第6
A図に示すように油圧シリンダ61の油圧室61d内の
油圧を油圧出入口61eから排出すると、座板3が自重
及び患者の重量によって回動支点60を中心に矢印a゛
方向下降される。
次に、第6A図に示すように、油圧シリンダ68の一方
の油圧室68dに一方の油圧出入口68fから油圧を供
給して、ピストン68Cを介してピストンロフト68b
を矢印C′力方向押出すと、中間リンク71及び回転ブ
ラケット72を介して背板4が回動支点60を中心に矢
印す方向に回転される。そして、第6B図に示すように
、油圧シリンダ68の他方の油圧室68eに他方の油圧
出入口68gから油圧を供給すると、背板4が回動支点
60を中心に矢印b′方向に回転される。
次に、座位分娩中に、患者を座位姿勢から仰臥姿勢の俯
角状態に姿勢変更する際には、第6B図に示すように、
油圧シリンダ68で背板4を回動支点60を中心に後方
である矢印b′方向に回転駆動して、第6A図の仰角状
態から第6B図の俯角状態に一気に倒すだけの1段モー
ションを行う。
するとこの際、背板4が座板3とほぼ面一状態(水平状
態)になった時点から、回転アーム59の先端59aが
座板3の下面76に矢印b′方向から当接してその座板
3を背板4と一体に上方である矢印a方向に素早く回転
させる。その際、座板3と一体に矢印a方向に回転され
る回転アーム58が、単動式油圧シリンダ61のピスト
ンロンドロ1b及びピストン61Cを油圧室61dから
矢印C方向に逃がす方向に引張るだけであるから、その
油圧シリンダ61によって何隻拘束されることなく、座
板3を回転アーム59によって背板4と一体に矢印a方
向にスムーズに回転することができる。そして、回転ア
ーム59によって、背板4と座Fi3とは常にほぼ面一
状態に一体に連結された状態で矢印す方向と矢印a方向
とに回転されることになり、背板4が座板3の仰角以上
の俯角に不測に倒れることは皆無である。
なおここでは、背板4の矢印b′方向への回転により、
背板4側に固着した回転アーム59で座板3を矢印a方
向に回転させるように構成したが、背板4の矢印b′方
向への回転時に、その背板4と座板3とがほぼ面一状態
になった時点で、背板4を座板3側に固着されている回
転アーム58に当接させ、その後の背板4の引き続きの
矢印b′方向への回転により、背板4で回転アーム58
を介して座!tyi3を矢印a方向に回転させるように
構成しても良い。
G、 次に、第7図及び第8図によって背板スライド機
構78について説明する。
この背板スライド機構78は、第7図に示すように、前
記座板及び背板駆動機構55における前記回転アーム5
9及び回転ブラケット72が回動フレーム79の下端背
面に固着され、前記油圧シリンダ68によって回転ブラ
ケット72が駆動されることによって回動フレーム79
が回転アーム59の下端の前記回動支点79を中心に前
後方向である矢印す、b’方向に回転駆動されるように
構成されている。そして、背板4がその背面に沿って設
けられた凹所80によって回動フレーム79の前面に嵌
合され、この背板4が回動フレーム79の前面に沿って
上下方向である矢印g、g方向にスライド可能に取付け
られている。
この際、第8図に示すように、回動フレーム79の左右
一対の支柱79aの前面側に設けられた左右一対のガイ
ドレール81と、背板4の凹所80の背面80aに固着
された背板フレーム82の背面に設けられた左右一対の
ガイドレール83との間に左右一対のローラベアリング
84が介在されている。また、背板フレーム82の背面
に固着された左右一対のほぼL字状のガイドフレーム8
5が左右一対の支柱79aの2面に接着等にて固着され
た合成樹脂製の滑性シート86に対向されている。従っ
て、背板4は回動フレーム79に対してローラベアリン
グ84や滑性シート86によって矢印g、g’方向に極
めて円滑にスライドすることができ、この背板4は自重
によって回動フレーム79に対する下方側である矢印g
′方向にスライド付勢されている。
この背板スライド機構78によれば、第7図に示すよう
に、前記油圧シリンダ68によって回動フレーム79を
矢印す、b′方向に回転駆動して、その回動フレーム7
9と一緒に背板4の矢印b、b′方向の角度調整を行う
。その際、背板4が自重によって回動フレーム79の下
方側である矢印g′方向に常時スライド付勢されている
ので、その背板4の下端前面のコーナ4aを座板3の後
端上面のコーナ3a上に常時当接させた状態で、背板4
の矢印す、b”方向の角度調整を行える。即ち、回動フ
レーム79が矢印す方向に回転されてその回動フレーム
79の下端79bが座板3のコーナ3aに近づく時には
、背板4は回動フレーム79に対して矢印g方向にスラ
イドし、回動フレーム79が矢印b′方向に回転されて
その回動フレーム79の下端79bが座板3のコーナ3
aから遠ざかる時には、背板4が回動フレーム79に対
して矢印g′方向にスライドすることになる。
従って、背板4のコーナ4aを座板3のコーナ3aに対
して接近又は離間させるようなことなく、両コーナ4a
、3aを常時1箇所で当接させたままの状態で背板4の
矢印す、b′方向の角度調整を行える。これにより、背
Fi、4を矢印す方向に起こす際に、背板4のコーナ4
aが座板3のコーナ3aに対して矢印C方向に接近して
、これらのコーナ4a、3aで患者の臀部を不測に挾み
込んだり、背板4のコーナ4aで患者の臀部を矢印C方
向に押出すような不都合を全く発生しない。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、分娩台に限定されることなく、検診台、
手術台等の各種医療用の医療台に広く適用可能である。
H発明の効果 本発明は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
背板の下端前面のコーナを座板の後端上面のコーナに対
して接近又は離間させるようなことなく、背板の角度調
整を行えるようにしたので、例えば背板を俯角状態から
仰角状態に起こす際に、背板の上記コーナが座板の上記
コーナに接近してこれらのコーナ間で患者の臀部を不測
に挾み込んでしまう危険が全くない。
また、分娩中に胎児の娩出を助けるために背板を起こし
ても、背板の上記コーナが座板に対して前方へ移動する
ことが全くないので、そのコーナで患者の臀部が前方に
押され、ステップや諸費に足や膝を乗せている患者の腹
部が圧迫されて危険な状態に陥るようなことが全くない
しかも、背板を回動フレームにスライド可能に取付けた
だけであるから、構造及び製造が容易で低コストである
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであって、第1A
図〜第1C図は分娩台全体の構成及び動作を説明する側
面図、第2A図及び第2B図は補助板引出し機構の構成
及び動作を説明する第3図のn−n矢視ての側面図、第
3図は補助板引出し機構の平面図、第4A図〜第4C図
は補助板の引出し動作を説明する概略側面図、第5図は
スライド台駆動機構の構成及び動作を説明する側面図、
第6A図及び第6B図は座板及び背板駆動機構の構成及
び動作を説明する一部切欠き側面図、第7図は背板スラ
イド機構の構成及び動作を説明する一部切欠き側面図、
第8図は第7図の■−■矢視ての拡大断面図である。 なお図面に用いた符号において、 3・・・・・−・・・−・−・・・・−座板3a・−−
−−−一−・・・・−・後端上面のコーナ4−・−・・
・・−・・・−・・−・背板4a−・−−−−−−・−
・−・下端前面のコーナ6〇   −回動支点 78−・−・−・−・・−・−背板スライド機構79・
・・・・−・−・−・−回動フレームである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 座板と、該座板に対して角度調整可能な背板とを有する
    医療台において、 下端に設けられた回動支点を中心に前後方向に回動調整
    可能に構成された回動フレームを設け、上記背板を上記
    回動フレームの前面に沿って上下方向にスライド可能に
    取付け、上記回動フレームによって上記背板を前後方向
    に回動させてその背板の角度を調整する際に、該背板を
    自重によって上記回動フレームに対する下方側にスライ
    ド付勢させておくように構成したことを特徴とする医療
    台。
JP1042051A 1989-02-22 1989-02-22 医療台 Granted JPH02220657A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4412713Y1 (ja) * 1965-11-16 1969-05-26
JPS58143753A (ja) * 1982-02-19 1983-08-26 カール―ツアイス―スチフツング・ハンデルント・アルス・フイルマ・カール・ツアイス 手術台

Patent Citations (2)

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