JPH02218889A - 扇風機の首振装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は首振運動を屈曲可能なワイヤーで遠隔操作する
操作機構を有する扇風機の首振装置に関するものである
。

従来の技術 従来、この種の扇風機の首振装置は、第３図と第４図に
示すような構成であった。すなわち、主電動機１ｏＯの
首振機構１ｏ１は主に、主電動機１００の回転力を首振
用のギア１０２に伝達または切離すクラッチ芯体１０３
と、クラッチ芯体１０３に上下動の力を伝える作動板１
０４と、作動板１０４を上方に付勢するスプリング１０
５を備えている。作動板１０４の一端は回動支点となり
、この他端に係止されたワイヤー１０６を引張。

圧縮することで、作動板１０４が角移動し、クラッチ芯
体１０３が上下動して首振運動を停動する構造となって
いる。また、首振機構１０１をワイヤー１０６で遠隔操
作する操作機構１０７はワイヤー１０６の他端に接続さ
れ、上下の位置で停止する係止体１０９と、この係止体
１０９を一方向に付勢するコイルスプリング１１０と、
係止体１０９を操作する操作ひも１１２と、上記各部品
を収容し、かつ基台１１１の平面部１１１ａに固定され
るベース体１０８を主要部品として構成されている。操
作ひも１１２は基台１１１下部に一端を固され、係止体
１０９下端に取付けられたプーリー１１３の上半分に係
合したのち、下方に垂れ下がっている。

上記構成において、まず操作ひも１１２を下方に引張る
と係止体１０９が引き下げられて係止し。

ワイヤー１０６１作動板１ｏ４．クラッチ６棒１０３が
連動して引き下げられ、ギア１０２に回転力が伝わり主
電動機１００は首振運動する。ここで係止体１０９の動
きを説明すると、係止体１０９よシ突設する錠板１１４
の先端が係止体１０９の上下動に従ってベース体１０８
に設けた複数の溝部１１６に沿うように動いて上下の設
定位置で係止され、係止体ｊ０９も順次位置規制される
ものである。次にもう一度操作ひも１１２を引張ると錠
板１１４は下方位置での係止が解除され、係止体１０９
はコイルスプリング１１０の圧縮力で上昇し、ワイヤー
１０６２作動板１ｏ４゜クラッチ６棒１０３が連動して
ギア１０２への力伝達が中断され、主電動機１ｏＯの首
振は停止する。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、操作機構１０７は一般に縦
長形状であり、また係止体１０９の上下動ストロークを
必要とするため、平面部１１１ａへの取付スペースがお
のずと大きくなり、平面部１１１ａが大きいと、横柱な
どの取付部分が小さい場合は取付けできないという課題
を有していた。またワイヤ１０６は基台１１１の筒状部
１１１ｂ内を通シ、平面部１１１ａに装着した操作機構
１０７に係止するまで大きな湾曲部分１０６ａを有して
いるため、操作ひも１１２を引張る操作力が重くなると
いう課題を有していた。

本発明はこのような課題を解決するもので、基台の平面
部を小さくして取付場所の制約を少なくし、またワイヤ
ーの湾曲を少なくすることで操作力を軽減することので
きる扇風機を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するため本発明は、基台の筒状部先端に
設けた主電動機と、この主電動機に付属する首振機構と
、この首振機構を遠隔操作する操作機構と、前記操作機
構に加えられた力を前記首振機構に伝達する屈曲可能な
ワイヤーとを備え、前記操作機構を前記筒状部に収納し
てなる構成としたものである。

作　　用 この構成によって、操作機構が基台の筒状部に配置され
るので、基台の平面部は操作機構取付のスベーヌが不要
となり、また操作機構と首振機構との距離が短かくなり
、かつワイヤーの湾曲が少ない位置関係となるので、ワ
イヤーの作動抵抗は減少することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて
説明する。ただし従来例と同一部品については同一番号
を符記し、詳細な説明は省略する。

操作機構１は基台１１１の筒状部１１１ｂに位置してお
り、ベース体５の一端が筒状部１１１ｂのリプ２の隙間
に挿入して位置決めされ、折シ曲げ部６ａで基台１１１
のボス３にねじ止め固定されている。

第２プーリー４は、操作ひも１１２の上下方向の張力を
水平方向に変換して伝達するものであり、係止体１０９
の延長上に位置するように、基台１１１に取付けられて
いる。

上記構成において、操作ひも１１２を下方へ引張ると第
２プーリー４を介して、係止体１０９は筒状部１１１ｂ
内を水平方向に移動するので、そのストロークを筒状部
１１１ｂ内に吸収することができる。したがって基台１
１１の平面部１１１ａは操作機構１の取付、動作スベτ
スが不要となシ、平面部１１１ａの面積を縮小すること
ができるので、横柱などの小さな取付部にでも取付ける
ことが可能となる。またワイヤー１０６を平面部１１１
ａまで湾曲させて導く必要性がなく、同時に短かくする
ことができるので、ワイヤー１０６の操作抵抗が減少、
操作ひも１１２の操作力を軽くすることができる。

発明の効果 以上実施例の説明より明らかなように本発明によれば、
操作機構を筒状部内に収納することによって、基台の平
面部が小さくなり、取付部分の小さな所にも取付可能と
なるとともに、ワイヤーの湾曲を少なくまた長さを短か
くすることで操作力を軽減することができるという効果
が得られる優れた扇風機の首振装置を実現するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機の首振装置の背面透
視図、第２図は同側断面図、第３図は従来の扇風機の首
振装置の背面透視図、第４図は同側断面図である。 １・・・・・・操作機構、１００・・・・・・主電動機
、１０１・・・・・・首振機構、１０６・・・・・・ワ
イヤー、１１１・・・・・・基台、１１１ｂ・・・・・
・筒状部。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名図 ｆ−−−−Ｔ褐（イ乍旗に濶已 イＯイーーＶｒｓεＬ子突畷＝Ｅ閤巳 ｆ０６−−−ワイ１７− １１１−鼻台 １ｆイｂ−−一笥）ｌフ；部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台の筒状部先端に設けた主電動機と、この主電動機に
   付属する首振機構と、この首振機構を遠隔操作する操作
   機構と、前記操作機構に加えられた力を前記首振機構に
   伝達する屈曲可能なワイヤーとを備え、前記操作機構を
   前記筒状部に収納してなる扇風機の首振装置。