JPH02218747A - 改善された流動性をもつポリフェニレンエーテル組成物 - Google Patents

改善された流動性をもつポリフェニレンエーテル組成物

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JPH02218747A
JPH02218747A JP63290359A JP29035988A JPH02218747A JP H02218747 A JPH02218747 A JP H02218747A JP 63290359 A JP63290359 A JP 63290359A JP 29035988 A JP29035988 A JP 29035988A JP H02218747 A JPH02218747 A JP H02218747A
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William Robert Haaf
ウィリアム・ロバート・ハーフ
Robert Jay Axelrod
ロバート・ジェイ・アクセルロッド
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    • C08L71/123Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリフェニレンエーテル樹脂及びゴム変性アル
ケニル芳香族樹脂からなるポリフェニレンエーテル組成
物の溶融流れ性能をそれに有効量のスチレンとα−メチ
ルスチレンとの低分子量共重合体を配合することによっ
て改善せしめた組成物に関する。さらに本発明はか−る
組成物の流動性及び衝撃強さの両者をゴム変性アルケニ
ル芳香族樹脂の一部をスチレンとα−メチルスチレンと
の共重合体及び熱可塑性エラストマーの組合せで置換え
ることによって同時に改善せしめた組成物に関するもの
である。
従来の技術 ポリフェニレンエーテル(P P E)樹脂はアルケニ
ル芳香族樹脂と実質的にすべての割合で容易に混合し得
るものであり、従来これらの配合物に基づく広範囲の熱
可塑性樹脂製品が提供されている。これらのPPEを基
剤とする組成物は良好な化学的及び物理的性質、たとえ
ば衝撃強さ、難燃化能、良好な電気的性質ならびに良好
な加工性を有する。その結果、PPE組成物は、特に自
動車、電気器具、各種産業用及びエレクトロニクス分野
において、射出成形、発泡酸°形及び吹込成形の用途に
きわめて有用であることが認められている。
よく知られるとおり、射出成形はPPHに基づく部材の
製造のための重要な一方法である。熱可塑性樹脂の重要
な加工性能の一つは成形工程中におけるその溶融性能で
ある。溶融性能の改善はしばしば加工効率及び採算性の
顕著な増加を与える。
か〜る樹脂が従来よりも短かいサイクル時間で成形用型
に十分に充填される能力をもつことは熱可塑性樹脂の成
形工業にとってきわめて有利でありかつか〜る熱可塑性
樹脂物品の最後使用者により低価格を提供し得る。
今般、本発明者はスチレンとα−メチルスチレンとの低
分子量共重合体は、他の低分子量スチレン系樹脂を用い
た場合に通常付随する熱に対する不安定性をもたらすこ
となしに、PPE−アルケニル芳香族組成物の溶融流れ
性能の改善のために有効であるという予想外の事実を認
めた。
さらに本発明者は、PPE−耐衝撃性ポリスチレン(H
IPS)組成物においてHIPSの一部を低分子量ポリ
(スチレン−共−α−メチルスチレン)(PS/PAM
S)及び熱可塑性エラストマー(スチレン−ブタジェン
ブロック共重合体等)の配合物で置き換えると衝撃強さ
の予想外の改善を達成し得るのみならず、驚くべきこと
に良好な、すなわち改善された流動性能をも達成し得る
ことを知見した。この後者の知見は、ある種の熱可塑性
樹脂の用途においては溶融流れ及び加熱撓み温度(HD
T)の値を最低の規定値よりも高く維持することがしば
しば必要であり、あるいは臨界的でさえあるという理由
で、特に重要である。可藍剤の使用によって又はPPE
 :アルケニル芳香族樹脂の比率を変えることによつて
この効果を達成することは必ずしも実施可能ではない。
スチレン及びα−メチルスチレンの共重合体は本発明の
組成物において特に有用である。何故ならば、これらの
共重合体はか\る組成物に優れた利益をもたらし得る化
学的及び物理的性質の独特の組合せを具備するからであ
る。
PS/PAMS共重合体はポリスチレン単独重合体と比
較してより高いHDTを有する。PS/PAMS共重合
体はポリα−メチルスチレン単独重合体と比較してより
高い解重合温度を有する。
さらに、PS/PAMS共重合体は追加的に不飽和脂肪
族共単量体を含む同様の商業的に入手し得る共重合体と
比較して増大した熱安定性を与える。これらの共重合体
の例はPICCO5140樹脂及びNEVEX  10
0樹脂を包含する。
さらに、PS/PAMS共重合体はより高分子量のスチ
レン系単独重合体又は共重合体と比較してより大きい溶
融流れ性能の改善をもたらす。
PS/PAMS共重合体の前述した利点を本発明の組成
物に利用して、ポリフェニレンエーテルを基剤とする製
品が組成物の溶融流れ性能を低下する傾向のあるゴム状
添加剤又はハロゲン含有化合物の配合によってそれぞれ
衝撃強さを改善され又は難燃性を付与された場合でさえ
も、改善された溶融流れ性能を示すか〜る製品が提供さ
れた。
発明の要旨 本発明の組成物は、つぎの成分: (a)ポリフェニレンエーテル樹脂; Cb’)ゴム変性アルケニル芳香族樹脂;及び(c)成
分(a)及び(b)の配合物の溶融流れ性能を改善する
有効量のスチレンとα−メチルスチレンとの低分子量共
重合体; を含有してなるものである。
PPE樹脂(a)は典型的には成分(a)及び(b)の
合計100重量部に基づいて約10〜約90重量部の割
合で存在し、したがってアルケニル芳香族樹脂(b)は
同一基準で約90〜約10重量部の割合で存在する。P
PE樹脂の好ましい割合は成分(a)及び(b)の合計
100重量部に基づいて約20〜約70重量部である。
ポリフェニレンエーテル樹脂は単独重合体又は共重合体
でありかつ主として式: の構造単位からなる。
好ましいポリフェニレンエーテル樹脂はポリ(2,6−
ジメチル−1.4−)二二レンエーテル)である。別の
好ましいポリフェニレンエーテル樹脂はポリ(2,6−
ジメチル−共−2,3゜6−トリメチル−1.4−フェ
ニレンエーテル)である。
ポリフェニレンエーテル樹脂は典型的にはクロロホルム
中25℃で測定して約0.35〜0.55dl/fの固
有粘度を有するであろう。
スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体はスチレン
及びα−メチルスチレンの合計100重量部に基づいて
約10〜約90重量部のスチレンと約90〜約10重量
部のα−メチルスチレンとからなる。か〜る共重合体は
スチレン及びα−メチルスチレンを遊離基開始剤で重合
させる方法によって製造することができる。数種の等級
のか\る共重合体は商業的に入手可能である。
スチレン及びα−メチルスチレンの前記した広範囲の比
率の範囲内で、好ましい共重合体は約10〜約50重量
部のスチレン及びそれに応じて約90〜約50重量部の
α−メチルスチレンを含存するであろう。
溶融流れ性能の改善が本発明の目的の一つであるので、
有用なPS/PAMS共重合体は比較的低分子量をもつ
ことはすでに述べた。したがって、本発明の実施に有用
な典型的なPS/PAMS共重合体は約5000より小
さい重量平均分子量をもつ。好ましい共重合体は約10
0C)〜約4000の範囲の重量平均分子量をもつ。こ
れらの重量平均分子量は高圧液体クロマトグラフィーに
よって測定することができる。
α−メチルスチレンは本発明の組成物に使用される共重
合体にさらに別の利点を与える。α−メチルスチレン重
合体及び共重合体はポリスチレンと比較してより高い加
熱撓み温度を存する。本発明で使用されるPS/PAM
S共重合体は、不飽和光肪族共単量体を導入した共重合
体を含む同様の組成物と比較して、本発明のPPEを基
剤とする熱可塑性組成物の熱安定性を改善する。さらに
、PS/PAMS共重合体中に追加の単量体、特に慣用
の添加剤中に存在し得る不飽和種の単量体が存在しない
ことにより熱可塑性製品の色安定度が改良される。本発
明に包含されない慣用の低分子量樹脂の例はPlcco
及P1ccolast1c ’jMNとして知られてい
るものを包含する。
スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体(c)は典
型的には樹脂成分(a)及び(b)の合計100重量部
当り約15重量部まで、好ましくは約3−15重量部、
より好ましくは約5〜12重量部の範囲の量で使用され
る。
本発明の組成物はさらに成分(a)、  (b)及び(
c)の配合物の衝撃強さを改善するために有効な量の熱
可塑性エラストマーを成分(d)として含むことができ
る。好ましい熱可塑性エラストマーは主としてスチレン
系単位及びジエンゴム単位からランダム、グラフト及び
ブロック共重合体であり、成分(d)は典型的には成分
(a)及び(b)の合計10011!I量部に基づいて
約2〜約20重量部の量で存在する。
好ましい熱可塑性エラストマーはA−B又はA−B−A
’型[式中、A及びA′ブロックはスチレン系重合体(
たとえばポリスチレン)でありそしてBブロックはゴム
状ジエン重合体(たとえばポリブタジェン)である]の
ブロック共重合体である。
ゴム状ジエン重合体は部分的に又は完全に水素添加され
た型のものでよい。部分水素添加されたブロック共重合
体は商業的に入手可能である。か\るブロック共重合体
の有用な一つの型は5EBSゴムとして知られている。
本発明の組成物はまた有用な製品に造形(たとえば成形
又は熱成形によって)し得るものであり、か〜る製品も
本発明の意図する範囲内である。
発明の詳細な開示 本発明において使用されるポリフェニレンエーテル(ポ
リフェニレンオキシドとしても知られている)はA11
an S、Hayによってそれらの効率的かつ経済的な
製造法が開発された結果として商業的にきわめて有用な
ものとなった周知の一群の重合体である(たとえばニー
に参考文献として引用する米国特許第3,306.87
4号及び同第3゜306.875号明細書参照)。それ
以後、多数の改良及び変形が開発されたが、ポリフェニ
レンエーテルは一般にアリーレンオキシ構造単位を有す
る一群として特徴付けられるものである。本発明は以下
に詳述するポリフェニレンエーテルの使用を包含するが
、これらに限定されるものではなく、すべてのか−る既
知の改良及び変形を包含するものである。
本発明の実施において好ましくは使用されるポリフェニ
レンエーテルは一般に次式: の構造単位【式中、これらの単位の各々において独立的
に、各QIは水素、ハロゲン、第1級又は第2級低級ア
ルキル(すなわち7個までの炭素原子を含むアルキル)
、フェニル、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン又は
窒素原子をベンゼン、環から分離している構造のハロア
ルキル又はアミノアルキル、炭化水素オキシ又は少なく
とも2個の炭素原子がハロゲン原子と酸素原子を分離し
ている構造のハロ炭化水素オキシ基であり;そして各Q
2は独立して、Q’について定義したごとく、水素、ハ
ロゲン、第1級又は第2級低級アルキル、フェニル、ハ
ロアルキル、炭化水素オキシ又はハロ炭化水素オキシ基
を表わす]を含む。適当な第1級低級アルキル基の例は
メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、n−アミル、イソアミル、2−メチルブチル、n−
ヘキシル、2.3−ジメチルブチル、2−23−又は4
−メチルペンチル基及び対応するペプチル基である。
第2級低級アルキル基の例はイソプロピル、第2級ブチ
ル及び3−ペンチル基である。アルキル基は分枝鎖状よ
りも直鎖状であることが好ましい。
はとんどの場合、各Qlはアルキル又はフェニル、特に
C1−3アルキルでありそして各Q2は水素である。
ポリフェニレンエーテルは単独重合体及び共重合体の両
者を包含する。適当な単独重合体はたとえば2,6−ジ
メチル−1,4−フェニレンエーテル単位を含むもので
あるd適当な共重合体はか〜る単位をたとえば2.3.
6−)−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル単位と
ともに含むランダム共重合体を包含する。多数の適当な
ランダム共重合体は単独重合体とともに種々のHayの
特許明細書を包含する特許文献中に開示されている。
またポリフェニレンエーテル鎖上にアクリロニトリル及
びビニル芳香族化合物(たとえばスチレン)のようなビ
ニル単量体及びポリスチレン類及びエラストマーのよう
な重合体をグラフトさせることによって製造されたグラ
フト共重合体を包含するグラフト共重合体も適当である
。さらに別の適当なポリフェニレンエーテルはカップリ
ング剤を二つのポリフェニレンエーテル鎖のヒドロキシ
基と反応させて重合体の分子量を増加せしめたカップル
化ポリフェニレンエーテルである。カップリング剤の例
としては低分子量ポリカーボネート、キノン類、複素環
式化合物及びホルマール類があげられる。
ポリフェニレンエーテルは一般に約5,000〜40,
000の範囲内の分子量(本明細書において使用する限
り、ゲル透過クロマトグラフィーによって測定された数
平均分子量)を有する。該重合体の固有粘度はクロロホ
ルム中の溶液として25℃で測定して約0.35〜0.
60dl/srの範囲である。
ポリフェニレンエーテルは既知の方法によって、典型的
には少なくとも一種の対応するモノヒドロキシ芳香族(
たとえばフェノール系)化合物の酸化的カップリングに
よって、製造することができる。特に有用なかつ容易に
入手し得るモノヒドロキシ芳香族化合物は2,6−キシ
レノール(前記式についていえば、各Q1がメチルであ
りかつ各Q2が水素である)であり、その対応する重合
体はポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエー
テル)として特徴付けることができる。
ポリフェニレンエーテルの製造に有用であることが当業
者に既知である種々の触媒系の任意のものを本発明にお
いて使用されるボリフェニレンエ−チルの製造に使用し
得る。大抵の場合、か−る触媒系は銅、マンガン又はコ
バルト化合物のような少なくとも一種の重金属化合物を
通常は種々の他の物質と組合せて含有する。
好ましい触媒系としては銅含有触媒があげられる。か〜
る触媒系はたとえば前述した米国特許第3.306.8
74号及び同第3.306.875号明細書及びその他
に開示されている。これらは通常第一銅又は第二銅イオ
ン、ハライドイオン(すなわちクロライド、ブロマイド
又はヨーダイトイオン)及び少なくとも一種のアミンの
組合せである。
マンガン含有触媒系もまた好ましいものである。
これらは一般に二価マンガン及びハライド、アルコキシ
ド又はフェノキシトのような陰イオンを含むアルカリ性
の系である。多くの場合、マンガンは一種又はそれ以上
の錯化剤及び/またはキレート化剤、たとえばジアルキ
ルアミン、アルカノールアミン、アルキレン−ジアミン
、O−ヒドロキシ芳香族アルデヒド、0−ヒドロキシア
ゾ化合物、α−ヒドロキシオキシム(単量体状及び重合
体状の両者)%O−ヒドロキシアリールオキシム及びα
−ジケトン、との錯体として存在する。またコバルト含
有触媒系も好ましい。ポリフェニレンエーテルの製造に
使用されるマンガン及びコバルト含有触媒系について開
示している特許文献は当業者のよく知るところであろう
本発明の目的に特に有用なポリフェニレンエーテルは下
記の式(II)及び(m)の末端基の少なくとも一方を
有する分子を含んでなるものである。
N (R2)2 (式中、Ql及びQlは前記定義したとおりであり;各
RIはそれぞれ独立して水素又はアルキル基を表わすが
、たりし両方のR1基中の炭素原子。
の総数は6又はそれ以下であるものとし;そして各R2
はそれぞれ独立して水素又はC1−6第1級アルキル基
を表わす。)各R1が水素でありそして各R2がアルキ
ル、特にメチル又はn−ブチル基であることが好ましい
式(n)のアミノアルキル置換末端基を含む重合体は酸
化的カップリング反応混合物成分の一つとして適当な第
1級又は第2級モノアミンを配合することによって得る
ことができ、特に銅−又はマンガン−含有触媒を使用す
る場合に然りである。
か−るアミン、特にジアルキルアミン、好ましくはジ−
n−ブチルアミン及びジメチルアミンはしばしばポリフ
ェニレンエーテルに化学的に結合され、これは多くの場
合重合体鎖の末端単位上のヒドロキシ基に隣接する1個
又はそれ以上のQ1基上のα−水素原子の1個を置換す
ることによって達成される。次後の加工及び/又は配合
工程中に、アミノアルキル置換末端基は恐らくは下記の
式(IV)のキノンメチド型の中間体の生成を伴う種々
の反応を受け、その結果衝撃強さの増大及び他の配合成
分との稍溶性の増加をしばしば含めた育苗な効果がもた
らされる。
C(R’ ) z (式中、R菫は前記定義したとおりである。)式(■)
のビフェノール末端基をもつ重合体は典型的には、特に
銅−ハライド−第2級又は第3級アミン触媒系の場合に
、副生物として下記の式(V)のジフェノキノンを含む
反応混合物から得られる。この点に関しては、ニーに参
考文献として引用する米国特許節4,234,706号
、同第4,477.649号及び同第4,482,69
7号明mmの開示を参照されたい。この型の混合物の場
合、ジフェノキノンは最終的には実質的な量で重合体中
に主として末端基として結合される。
上述した条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテ
ルにおいて、実質的割合の重合体分子、通常重合体の約
90重量%程度の重合体分子は式(■)及び(III)
の一方又はしばしば両方の末端基を含む。しかしながら
、他の末端基も存在し得ること及び本発明はそのもっと
も広い意味においてポリフェニレンエーテル末端基の分
子構造に関係するものではない点を理解すべきである。
したがって、すべての認識されているポリフェニレンエ
ーテル樹脂群を包含する広範囲の重合体物質は本発明の
実施に使用するに適当なものと考えられる。
本発明の組成物における成分(b)として有用なゴム変
性アルケニル芳香族化合物は耐衝撃性ポリスチレン、す
なわちHIPSとして当業者に一般に知られている物質
の任意のものから選択し得る。一般に、これらの変性ポ
リスチレン樹脂はスチレンの重合中又は重合後にゴムを
添加することによりて製造され、その際使用した個々特
定の方法に応じてゴム及びポリスチレンの共重合体、ゴ
ム及びポリスチレンの物理的混合物又はその両者が得ら
れる。
適当なゴム変性剤はポリブタジェン、ポリイソプレン、
ポリクロロプレン、エチレン−プロピレン共重合体(E
PR)、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)ゴ
ム、スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)及びポリ
アクリレートを包含する。ゴムの使用量は製造方法及び
個々の最終用途に要求される条件のような因子に応じて
変動する。
本発明の目的のためのこの群に属する物質の範囲内には
より最近に開発された型のもの、すなわちゴムの粒度、
ゴム相のゲル含量及びシス体含量、ゴムの形態及びゴム
の容量%のような因子が耐衝撃性及びその他の性質の改
善のため調節又は制御されたタイプのものが包含される
。これらの種類のHIPSはこ−に参考文献として引用
する米国特許節4,128.602号(Katchma
n及びLee 。
J「、)及び米国特許節4,528.327号(C。
pper及びKat+ehaan)明細書を包含する特
許文献に記載されている。
同様に本発明における使用に適すると考えられるこの群
の物質の範囲にはしばしばコアーシェル型と呼ばれる、
ポリスチレン樹脂のマトリックス中に分散されたゴムカ
プセル封入ポリスチレン粒子からなる形態学的形状をも
つ耐衝撃性ポリスチレンが包含される。この型の例は前
述の米国特許節4,528,327号明細書のほか、米
国特許節4,513.120号(Bennett、Jr
、及びLee。
Jr、 )明細書にも開示されている。
本発明の特に好ましい実施態様によれば難燃性を付与さ
れた熱可塑性樹脂が提供される。
任意、慣用の難燃化剤系、たとえばアリールホスフェー
ト化合物及びハロゲン含有化合物及び重合体を利用し得
る。ハロゲン含有化合物はしばしば金属相乗剤、たとえ
ばアンチモン酸化物と組合わせて使用される。
トリフェニルホスフェート(TPP)のようなアリール
ホスフェート化合物及びクロニテックス(Kronlt
ex) 50のようなアリールホスフェート類の商業的
混合物はPPE/HIPS組成物に対して既知のτ型化
効果をもつ。か−る系においては本発明の溶融流れ改善
効果はそれ程顕著には認め得ない。
他方、ハロゲン含冑難燃化剤を用いる樹脂組成物ではし
ばしば顕著に溶融流れ性能を向上するという利益を受は
得る。これは特に臭素置換重合体及びオリゴマーを用い
た場合に達成される。
多くの用途に対して臭素置換ポリスチレンは好ましい難
燃化添加剤である。
臭素置換ポリスチレンはHenry J、Bardaの
欧州特許出願公開第0047549号公報に記載される
方法に従って製造し得る。一般に、この製造法はポリス
チレンを溶剤に溶解しそしてこの溶解したポリスチレン
を、ポリスチレンの重量に基づいて約15重量%までの
ルイス酸触媒の存在下約り0℃〜約50℃の温度におい
て、化学量論的に過剰量(すなわち所望の理論臭素化度
を達成するに必要な量よりも多い量)の塩化臭素と反応
させることからなる。
この臭素化反応はつぎの反応式によって表わすことがで
きる。
(式中、n及びn′は各ポリスチレン鎖中のスチレン単
量体単位の数を表わし;pは各スチレン単量体単位の芳
香族核に付加された(したがって該芳香族核から対応す
る数の水素原子を脱離せしめた)臭素原子の平均値とし
ての数であり、好ましくは1〜3である。)反応式に示
されるごとく、反応副生物として塩化水素が生成する。
ポリスチレン反応剤の分子量はBordaの前記欧州特
許公開公報に又はり、r+の米国特許第4352909
号明細書に示されるごとく約7500〜200.000
又はそれ以上の広い範囲であり得る。この分子量はゲル
透過クロマトグラフィーによって重量平均分子量として
測定し得る。
ポリフェニレンエーテル、アルケニル芳香族樹脂及びポ
リスチレン/α−メチルスチレン共重合体樹脂は慣用の
方法で混合し得る。これらの樹脂は典型的には粉末又は
ベレット状である。これらの樹脂はブレングー中で乾式
混合によって配合され、これらの樹脂の比較的均質な混
合物を得ることができる。この混合物は典型的には、配
合物の場合に樹脂を緊密な熱可を性配合物を与えるに足
る温度及び剪断作用下でコンパウンド処理する通常は一
軸又は二軸スクリュー型の熱可塑性押出機に送られる。
か\る慣用の押出機の生成物はストランドの形の押出し
体であり、これは冷却水によって急冷し得る。これらの
冷却されたストランドはベレット製造機に送られ、本発
明の組成をもっ熱可塑的用途に使用するために都合のよ
い形態の樹脂ベレットを与える。
押出機における配合工程又はその下流工程の間に、所望
ならば慣用の添加剤を樹脂混合物中に配合し得る。これ
らの添加剤はゴム状耐衝撃性改良剤、難燃化剤、熱安定
剤、色安定剤、酸化防止剤、加工助剤及び可塑剤、補強
用及び増量用充填剤、顔料等を包含する。これら添加剤
の各々は最終製品に望まれる所要の最終的性質に応じて
多量又は少量使用され得る。
特定の実施態様の開示 以下に本発明を好ましい又は最良の実施態様を示す実施
例によってさらに説明する。実施例中、特に示さない限
り部は重量部である。
実施例I−n及び比較例(A) 第1表に示す組成物を、使用成分の乾燥配合物を形成し
、該配合物を28mmのウニルナ−・ブライプラー(W
erner Pr1e1derer )型二軸スクリュ
ー押出機を通じて約573″Fの溶融温度で押出すこと
によってコンパウンド処理し、押出物を冷却しそしてベ
レットに切断することによって製造した。これらのベレ
ットを4オンスのニューバリー(Nevbury )射
出成形機を用い、約542″Fの溶融温度及び約150
″′Fの型温度で厚さ0.125インチの小型試験片に
成形した。さらに、同一の条件で、UL試験法N(L9
4の耐燃試験用の0.06インチX0.5インチ×5イ
ンチの寸法の成形試験片を製造した。
第1表 組成物 ポリ(2,B−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)樹脂[登録商標 ppo 、ゼネラル・エレクトリック 社製、固有粘度0.48dl/g (クロロホルム中、25℃)] PS/PAMS共重合体(KII20 )ゴム変性耐衝
撃性ポリスチレン (AH1897、アメリカン書 ヘキスト社製)スチレンとジブ口 ムスチレンとのゴム変性共重合体 酸化アンチモン 寡すべでの組成物はさらに2重量部のKDIIOl(S
Bジブロック及びSBS )リブロック共重合体)、3
!l量部のKG1652 (SEBS)リブロック共重
合体);1.5重量部のポリエチレン;及び0.15重
量部ずつのZnO及びZTISを含んでいた。
スチレンとジブロムスチレンとのゴム変性共重合体はつ
ぎの特性値を有していた。
臭素含量          15.9%ポリブタジェ
ン含量     11.9%配合物中の全臭素%(概略
)     8%に1120の名称のPS/PAMS共
重合体はバーキュレス(ILercules)社からク
リスタレックス(Krlstalex ) 1120と
して販売されているスチレンとp−メチルスチレンとの
低分子量共重合体であり約241″Fの環球式軟化点を
有する。
これらの試験片をASTM試験法及びU L N(L 
94耐燃性試験法に従う共通の物理的性質測定試験に供
した。結果を第2表に示す。少量(5重責%又はそれ以
下)のPS/PAMS共重合体は他の重要な性質を犠牲
にすることなしに溶融流れ性能を顕著に改善する。特に
、HDTは慣用の流れ促進性可塑剤についての場合のご
とく低下しない。
多量(5重量%を超える)のPS/PAMS共重合体は
他の性質を十分な程度に保有しながら溶融流れ性能をさ
らに増大させる。
第2表 性質 In 引張降伏強さ(psl )        8300 
 6200(A) 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (ft、Ib、/In、−n、) 4.4 3.3 4.3 加熱撓み温度(”F) 約520 ’F、 10.000pslの条件における
射出成形時の チャンネルフロー長さ(インチ) 15.0 18.0 11.5 ガードナー衝撃エネルギー (In−1bs) ULN(L94試験 1/16インチ厚の試験片についての 平均自消時間(秒) ■−等級 1.3   2.2 V−OV−0 実施例■及び比較例(B) 第3表に示す組成物を、使用成分の乾燥配合物を形成し
、該配合物を28龍のウニルナ−・プライブラー二軸ス
クリュー押出機を通じて約660丁の溶融温度で押出す
ことによってコンパウンド処理しそして押出物を冷却し
かつベレットに切断することによって製造した。これら
のベレットを4オンスのニューバリー射出成形機を用い
、約580″Fの溶融温度及び約190″Fの型温度で
、0゜125インチ厚の小型試験片に成形した。さらに
、同一の条件を用い、ULNa94の耐燃性試験用の0
.06インチ×0.5インチ×5インチの寸法をもつ成
形試験片も製造した。
第3表 組成物 ポリ(2,6−ジメチル−1.4− フェニレンエーテル)樹脂[登録商標 PPO、ゼネラル壷エレクトリック社製、60固有粘度
0. 40dl/g (クロロホルム中、25℃)] PS/ PAMS共重合体(K5140 >ゴム変性耐
衝撃性ポリスチレン (A11897、アメリカン拳ヘキ スト社製) 臭素化ポリスチレン(PB8PB )        
8.76.7 酸化アンチモン 2.3 2.3 8すべでの組成物はさらに5重量部のKG1652 (
SEBSトリブロック共重合体);1.5重量部のポリ
エチレン;及び0,15重量部ずつのZnO及びZmS
を含有していた。
P68PBの名称の臭素化ポリスチレンはフェロ(Fo
rro )ケミカル社から登録商標パイロチエフ(PY
ROCIIEK) 68 P Bとして販売されている
高分子量臭素化ポリスチレンであり約67重量%の臭素
含量を有する。配合物中の全B「%は約4.1%であっ
た。
K5140の名称のPS/PAMS共重合体はパーキュ
レス社からクリスタレックス5140として販売されて
いるスチレンとp−メチルスチレンとの低分子量共重合
体であり、約279”Fの環球式軟化点を存していた。
これらの種々の試験片をASTM試験法及びULkg4
の耐燃性試験法に従う共通の物理的性質測定試験に供し
た。結果を第4表に示す。少量(5重量部又はそれ以下
)のPS/PAMS共重合体は他の重要な性質を犠牲に
することなしに溶融流れ性能を顕著に改善する。
第4表性質 引張降伏強さ(psi ) 11[B 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (ft、 Ib、/ in、−n、) 5.5 5.8 射出成形時のチャンネルフロー 長さ(インチ) ダイナタップ(Dynatup ) E合計(In−1
bs)  334υLkg4試験 1716インチ厚の試験片についての ■−等級 v−o    v−。
実施例IV−V及び比較例(C) 第5表に示す組成物を、使用成分の乾燥配合物を形成し
、該配合物を28鰭のウニルナ−・ブライブラー二軸ス
クリュー押出機を通じて約661−672”Fの溶融温
度で押出すことによってコンパウンド処理しそして押出
物を冷却しかつペレットに切断することによって製造し
た。これらのペレットを4オンスのニューバリー射出成
形機を用いて約580−583″′Fの溶融温度及び約
190下の型温度で0.125インチ厚の小型試験片に
成形した。さらに同一の条件を用い、0.06インチ×
0.5インチ×5インチの寸法をもつ成形試験片をUL
kg4の耐燃性試験用に製造した。
第5表 組成物 ポリ(2,6−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)樹脂 [登録商標ppo 、ゼネラルφ エレクトリック社製、 固有粘度0.40dl/ g− (クロロホルム中、25℃)] PS/PAMS共重合体(K3085 )PS/PA1
49共重合体(K5140 )ゴム変性耐衝撃性ポリス
チレン (AH1897、アメリカン番 ヘキスト社製) 臭素化ポリスチレン(P88PB ) 8.7 6.7 K5140は前記に定義したとおりである。K3085
は約180″′Fの環球式軟化点をもつ同様のPS/P
AMS共重合体である。これらの配合物は4.1重量%
の概略臭素含量を有していた。
これらの種々の試験片をASTM試験法及びULkg4
の難燃性試験法に従う共通の物理的性買nJ定試験に供
した。結果を第6表に示す。少量の上記いずれかのPS
/PAMS共重合体の使用は他の重要な性質を犠牲にす
ることなしに溶融流れ特性を著しく改善する。
6.7 酸化アンチモン 2.3   2.3    2.3 窩すべでの組成物はさらに5重量部のKG1652(S
EBSトリブロック共重合体);1.5重量部のポリエ
チレン;及び0.15重量部ずつの’lnO及びZt+
8を含んでいた。
第6表 性質 引張降伏強さ(psi ) 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (f’t、lb、/In、−n、 ) 加熱撓み温度(下) 約520下、10.000pslの条件下における射出
成形時のチャンネル フロー長さ(インチ) ダイナタップE合計(In−1bs) ULkg4試験 5.6 5.6 7B 7B 13.2 13.9 6.0 12.2 コンパウンド処理しそして押出物を冷却しかつペレット
に切断することによって製造した。これらのベレットを
4オンスのニューバリー射出成形機を用い、約573−
575″Fの溶融温度及び約190′Fの型温度で、0
.125インチ厚の小型試験片に成形した。さらに、同
一条件を使用して0゜06インチX0.5インチ×5イ
ンチの寸法をもつ成形試験片をULNα94の難燃性試
験用として製造した。
■−等級 v−o    v−o    v−。
実施例■−■及び比較例(D)及び(E)第7表に示す
組成物を、使用した成分の乾燥配合物を形成し、該配合
物を28III11のウニルナ−・プライブラー二軸ス
クリュー押出機を通じて約650−653”Fの溶融温
度で押出すことによって第7表 性質 ポリ(2,6−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)樹脂 [登録商標ppo 、ゼネラル・  80工レクトリツ
ク社製、 固有粘度0.40dl/r (クロロ ホルム、25℃)] PS/PAMS共重合体(K5140 ’)ゴム変性耐
衝撃性ポリスチ レン(AH1897、アメリカン・ ヘキスト社製) 臭素化ポリスチレン(P88PB)  6.7 6.7
酸化アンチモン ポリエステルオリゴマーA433 2.3 2.3 6.7 2.3 B 6.7 2.3 ス(Irganox ) 1010 (高分子量の立体
障害フェノール型酸化防止剤)を含有していた。
ポリエステルオリゴマーA433はヌオデックス(Nu
odex)から入手し得るアドメックス(Adsex)
433として知られる慣用の可塑化用添加剤である。配
合物中のBrの合計%は約4%であった。
これらの種々の試験片をASTM試験法及びULNll
L94の難燃性試験法に従う共通の物理的性質測定試験
に供した。結果を第8表に示す。少量のPS/PAMS
共重合体を慣用のポリエステル可塑剤と併用すると他の
重要な性質を犠牲にすることなしに溶融流れ性能が顕著
に改善される。特に、HDTは慣用の流れ促進性可塑剤
を用いた場合のごとく低下しない。
l   1    0    1 8すべでの組成物はさらに4重量部のKG1652(S
EBS)リブロック共重合体);1.5重量部のポリエ
チレン;0.15重量部ずつのZnO及び2ηS;及び
1重量部の登録商標イルガノツク第8表 性質 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (ft、Ib、/ in、−n、) 加熱撓み温度(F) 1g 5.8 ルフロー長さ(インチ) ダイナタップE合計(in、1bs) 3.0 ULNllL94試験           v−01
11Bインチ厚の試験片についての ■−等級 5.4 2.4 ■−〇 13.0 8.4 −t 5.9 3.3 ブライブラー二軸スクリュー押出機を通じて約650〜
656下の溶融温度で押出すことによってコンパウンド
処理しそして押出物を冷却しかつベレットに切断するこ
とによって製造した。これらのベレットを4オンスのニ
ューバリー射出成形機を用い、約580″Fの溶融温度
及び約190下の型温度で0.125インチ厚の小型試
験片に成形した。さらに、同一の条件を用いて、Oo 
06インチ×0.5インチ×5インチの寸法をもつ成形
試験片をULkg 4の難燃性試験用として製造した。
実施例■及び比較例(F) 第9表に示す組成物を、使用した成分の乾燥配合物を形
成し、該配合物を28量騰のウニルナ−・第9表 組成
物 成分 ■ 重量部基 (F) ポリ(2,8−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル
)樹脂[登録商標PP0.    85ゼネラル・エレ
クトリック社製、 固有粘度0.40dl/ g (クロロホルム中、25℃)] PS/PAMS共重合体(K5140 )      
  3ゴム変性耐衝撃性ポリスチレン     27(
AH1897、アメリカン・ヘキスト社製)臭素化ポリ
スチレン(P68PB )      6.76.7 酸化アンチモン            2.32.3 S−EB−8ゴム(KG1851) これらの種々の試験片をASTM試験法及びULkg4
の難燃性試験に従う共通の物理的性質測定試験に供した
。結果を第10表に示す。H1ps樹脂4重量部の代り
にPS/PAMS#c重合体3重量部を耐衝撃性改良剤
の追加!1重量部と組合せて使用すると他の物理的性質
を保持し又は改善しながら、フローチャンネルによって
測定されるごとく溶融流れ性能の改善が達成された。
8すべでの組成物はさらに1重量部のイルガノックス1
010酸化防止剤:2重量部のビスフェノールA;1.
5重量部のポリエチレン;及び0゜15重量部ずつのZ
nO及びZnSを含有していた。
配合物中の全臭素%は約3.9%であった。
第10表 性質 引張降伏強さ(psi ) 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (ft、1b、/ in、−n、) 5.7 5.5 加熱撓み温度(F) 520 ”F、 10.000pslの条件における射
出成形時のチャンネルフロー 長さ(インチ) 14.9 14.1 ダイナタップE合計(in−1bs) 575”Fの溶融温度で押出すことによつてコンパウン
ド処理しそして押出物を冷却しかつペレットに切断する
ことによって製造した。これらのベレットを、4オンス
のニューバリー射出成形機を用いて約535″Fの溶融
温度及び約150″′Fの型温度で0.125インチ厚
の小型試験片に成形した。
さらに、同一の条件を用いて0.06インチXQ。
5インチ×5インチの寸法をもつ試験片をULNα94
難燃性試験用として製造した。第12表中の“加工性”
の記述は700トンのHPM成形機上で成形した後にテ
レビジョンの背面ハウジング成形機中で成形する際の各
材料の定性的観察に基づくものである。
■−等級 v−o     v−。
実施例■及び比較例(G) 第11表に示す組成物を、使用する成分の乾燥配合物を
形成し、該配合物を28tatsのウニルナ−・ブライ
ブラー二軸スクリュー押出機を通じて約第11表 組成
物 ポリ(2,6−ジメチル−1.4−フェニレンエーテル
)樹脂[登録商標ppo 。
ゼネラル・エレクトリック社製、 固有粘度0.40dl/g (クロロホルム中、25℃
)] PS/ PAMS共重合体(K1120 )不飽和系流
れ促進剤 (ネペックス(Nevex ) 100 )ゴム変性耐
衝撃性ポリスチレン (AI+1897、アメリカン・ヘキスト社製)臭素化
ポリスチレン濃縮物(CN348 )酸化アンチモン ポリエステルオリゴマー(A433) 8.5 エチレン;及び0.15重量部ずつのZnO及びZnS
を含有していた。
これらの種々の試験片をASTM試験法及びULkg4
の難燃性試験法に従う共通の物理的性質測定試験に供し
た。結果を第12表に示す。これらの試験データから、
PS/PAMS共重合体を含む配合物はネペックス10
0のような別の既知の不飽和型流れ促進剤を用いた配合
物と比較して多くの点でより良好な加工性を与えること
が明らかに認められる。
8.5 本すべての組成物はさらに10重量部のKDIIol(
SBジブロック共重合体及びSBSトリブロック共重合
体の混合部);1.0重量部のポリ第12表 性質 引張降伏強さ(psi ) 引張伸び(%) ノツチ付きアイゾツト衝撃抵抗 (f’t、1b、/ in、−n、) 加熱撓み温度(”F) 3.1 約520 ”F、 10.000μsiの条件における
射出成形時のチャンネルフロー長さ (インチ) tlLNIIL94試験 t7ieインチ厚の試験片についての 平均自消時間(秒) ■−等級 25.5 3.0 28.0 加工性(外観) 最良   不良 上述した実施例及び比較例が示すごとく、本発明に従う
組成物はいずれも従来技術に開示されている組成物と比
較してより優れたチャンネルフロー長さ及び引張性能を
与える。さらに、本発明の組成物はその他の望ましい性
質、特に加熱撓み温度及びノツチ付き衝撃強さを実質的
に保持するものである。
本発明のその他の修正及び変形は勿論可能でありかつ本
発明の範囲内のものである。たとえば、ポリ(2,6−
ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)の代りにポリ
(2,6−ジメチル−共−2,3,6−)サメチル−1
,4ユニ二二レンエーテル)を使用し得る。したがって
、本発明の技術思想を逸脱することなしに又はその主た
る技術的効果を犠牲にすることなしに、前記した特定の
実施態様に種々の変更を加え得ることを理解すべきであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (a)ポリフェニレンエーテル樹脂; (b)ゴム変性アルケニル芳香族樹脂;及び(c)成分
    (a)及び(b)の配合物の溶融流れを改善する有効量
    のスチレン及びα−メチルスチレンの低分子量共重合体
    ; を含有してなる改善された溶融流れ性能をもつ熱可塑性
    組成物。 2、成分(a)及び(b)の合計100重量部に基づい
    て成分(a)が約10〜約90重量部の量で存在しそし
    て成分(b)が約90〜約10重量部の量で存在する請
    求項1記載の組成物。 3、成分(a)が成分(a)及び(b)の合計100重
    量部に基づいて約20〜約70重量部の量で存在する請
    求項1記載の組成物。 4、成分(c)が成分(a)及び(b)の合計100重
    量部当り15重量部までの量で存在する請求項1記載の
    組成物。 5、ポリフェニレンエーテル樹脂が単独重合体又は共重
    合体でありかつ式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、これら単位ごとに独立して各Q^1は水素、ハ
    ロゲン、炭素数7個までの第1級又は第2級低級アルキ
    ル、フェニル、少なくとも2個の炭素原子がハロゲンも
    しくは窒素原子をベンゼン環から分離しているハロアル
    キルもしくはアミノアルキル、炭化水素オキシ又は少な
    くとも2個の炭素原子がハロゲン原子と酸素原子を分離
    しているハロ炭化水素オキシ基であり;そして各Q^2
    は独立してQ^1について定義したごとき水素、ハロゲ
    ン、第1級又は第2級低級アルキル、フェニル、ハロア
    ルキル、炭化水素オキシ又はハロ炭化水素オキシ基であ
    る)の構造単位から主としてなるものである請求項1記
    載の組成物。 6、該ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(2,6−ジ
    メチル−1,4−フェニレンエーテル)である請求項1
    記載の組成物。 7、該ポリフェニレンエーテル樹脂がクロロホルム中で
    25℃で測定して約0.35〜0.60dl/gの固有
    粘度をもつ請求項1記載の組成物。 8、該ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチ
    ル−共−2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレン
    エーテル)である請求項1記載の組成物。 9、スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体がスチ
    レン及びα−メチルスチレンの合計100重量部に基づ
    いて約10〜約90重量部のスチレンと約90〜約10
    重量部のα−メチルスチレンとからなる請求項1記載の
    組成物。 10、スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体がス
    チレン及びα−メチルスチレンの合計100重量部に基
    づいて約10〜約50重量部のスチレンと約90〜約5
    0重量部のα−メチルスチレンとからなる請求項9記載
    の組成物。 11、スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体が高
    圧液体クロマトグラフィーによって測定して約5000
    より小さい重量平均分子量をもつ請求項1記載の組成物
    。 12、スチレンとα−メチルスチレンとの共重合体が高
    圧液体クロマトグラフィーによって測定して約1000
    〜約4000の重量平均分子量をもつ請求項11記載の
    組成物。 13、追加の成分として(d)熱可塑性エラストマーを
    成分(a)、(b)及び(c)の組成物の衝撃強さを改
    善するに足る量で含有する請求項1記載の組成物。 14、該熱可塑性エラストマーがスチレン系単位及びジ
    エンゴム単位から主としてなるブロック共重合体である
    請求項13記載の組成物。 15、該熱可塑性エラストマーが成分(a)及び(b)
    の合計100重量部に基づいて約2〜約20重量部の割
    合で存在する請求項14記載の組成物。 16、該熱可塑性エラストマーがA−B又はA−B−A
    ′型(式中、A及びA′ブロックはスチレン系重合体で
    ありそしてBブロックはゴム状ジエン重合体である)の
    ブロック共重合体である請求項14記載の組成物。 17、A又はA′ブロックがポリスチレンでありそして
    Bブロックがポリブタジエンである請求項16記載の組
    成物。 18、ゴム状ジエン重合体が部分的に又は完全に水素添
    加されたものである請求項17記載の組成物。 19、請求項1記載の組成物の成形物品。
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