JPH02218542A - 研磨機及び研磨機用保持装置 - Google Patents

研磨機及び研磨機用保持装置

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Publication number
JPH02218542A
JPH02218542A JP4066389A JP4066389A JPH02218542A JP H02218542 A JPH02218542 A JP H02218542A JP 4066389 A JP4066389 A JP 4066389A JP 4066389 A JP4066389 A JP 4066389A JP H02218542 A JPH02218542 A JP H02218542A
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JP
Japan
Prior art keywords
holding device
polishing machine
slider
base
bearing group
Prior art date
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Pending
Application number
JP4066389A
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English (en)
Inventor
Yoneji Takeyasu
武安 米治
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TAKEYASU TOMONORI
Original Assignee
TAKEYASU TOMONORI
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドリル、環状カッタ、リーマ及びエンドミルな
どの工作用刃物その他工作部品を研磨するWi磨機及び
研磨機用保持装置に関する。
(従来技術) 従来この分野における研磨機としては、ベッドの上に載
置されるグラインダを備え、上記ベッドにワークを保持
する保持装置を固定したものが一般に用いられている。
そして上記研Ifi機に用いられる保持装置は、ドリル
であれば、ドリルのみを保持する構造であり、環状カッ
タであれば、環状カッタのみを保持する専用機となって
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところがその構造では、例えばドリルと環状カッタを研
磨する場合、それぞれドリル用の保持装置を備えたドリ
ル用研W!機と、環状カッタ用の保持装置を備えた環状
カッタ用研磨機とを個別に購入しなければならず、設備
費が高くなり、場所を取るなどのI!!題がある。
またエンドミルなどの軸形状の刃物を研磨する場合、従
来は大型のチャックで刃物を挟んで研磨作業を行ってい
たので、精度の高い大型チャックを設ける必要があり、
装置全体がコスト高になっていた。
さらに木工機械に採用される環状カッタを研磨する場合
、刃先の形状が複雑であるため、精度の高い研磨を行な
うことが困難であった。
さらにドリル研磨を行なう場合、ドレッサを備えた研磨
機はなく、ドリル研磨とドレス作業を別々の装置で行な
っているため、ドリル研磨をする上でM請される精度の
高いドレス作業を行なうことが困難であった。
また従来のドリル研磨機では、ドリルの刃先を1軸制御
で研磨を行っていたので、ドリルの刃先を要求される形
状に簡単に研磨することが困難であった。
本発明は上記課題を解決することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本件請求項1記載の研磨機は
、ベッドの上に載、4される両頭グラインダを備えた研
磨機において、1記ベッドは、上記両頭グラインダの一
方の砥石により研磨されるワークを保持する保持装置と
、他方の砥石により研磨されるワークを保持する保持装
置とをそれぞれ別個に着脱自在に備えたことを特徴とし
ている。
さらに本件請求項2記載の研磨機用保持装置は、研磨機
のベッドに着脱自在に固定される基台を備え、上記基台
は、テーブルと、テーブルに対して直角に延びる支持部
とを一体に備え、上記テーブルは、それに沿った状態で
上記支持部に対向する方向及びその反対方向にのみ摺動
自在に支持されるスライダと、スライダを所望の位置に
固定するハンドルとを備え、上記スライダの上記支持部
側端部は、回転中心が上記スライダの震動方向に対して
直角に延びる第1軸受群を儀え、上記支持部は、上記第
1軸受群と平行に配置される1対の第2軸受群を備え、
各軸受群がワークを回転自在に3点支持するように各軸
受群を配置したことを特徴としている。
さらに本件請求項3記載の研磨機用保持装置は、研磨機
のベッドに着脱自在に固定される基台を怖え、上記基台
は、テーブルと、テーブルに対して直角に延びる支持部
とを一体に備え、上記テーブルは、それに沿った状態で
上記支持部に対向する方向及びその反対方向にのみ摺動
自在に支持されるスライダと、スライダを所望の位置に
固定するハンドルとを備え、[記スライダの上記支持部
側端部は、回転中心が上記スライダの囲動方向に対して
直角に延びる第1鴫受群を備え、上記支持部は、上記第
1軸受群と平行に配置される1対の第2軸受群を備え、
各軸受群が環状カッタの取付−を回転自在に3点支持す
るように各軸受群を配置した研磨機用保持装置において
、上記取付軸は、一端部近傍にラチェットリングを一体
かつ同心に備え、上記ラチェットリングは、上記環状カ
ッタの刃数と同数の歯数を偏え、上記支持部に、上記ラ
チェットリングに係止するラチェツ1〜プレートを設け
たことを特徴としている。
さらに請求項4記載の研磨機用保持装置は、研磨機のベ
ッドに着脱自在に固定される基台と、基台の上部に左右
前後に移動自在に載置される移動台と、移動台を左右前
後に微動さける調節ハンドルと、移動台の上部で水平回
動自在に載置されて上方へ延びる1対のアームと、上記
1対のアームにより垂直回動自在に挟持される回動体と
、上記回動体の回動を規制するハンドルと、上記回動体
上端側部により垂直回動自在に支持されるカセット保持
体と、上記カセット保持体により着脱自在に保持される
カセットと、上記カセット内に収容されてドリルを挟持
する1対のチ1?ツクとを備え、上記回動体は、上記研
磨機の砥石研磨面をドレスするドレッサを備えたことを
特徴としている。
(作用) 請求項1記載の研磨機によれば、各種の保持装置が、ベ
ッドの上に任意に組合せ、取替えられて配置される。
請求項2記載の研磨機用保持装置によれば、エンドミル
やリーマなどの軸状の刃物が、各軸受群により3点支持
される。
請求項3記載の研磨機用保持装置によれば、木工用また
はフライス加工用などの環状カッタを挟持する取付軸が
、各軸受群により3点支持される。
しかも取付軸に固定されているラチェットリング及びラ
チェッ]・プレートは、カッタの回転角度を一定量に!
11動する。
請求項4記載の研磨機用保持装置によれば、移動台の調
節ハンドルを制御することにより、回動体に固定されて
いるドレッサが研磨機の砥石研磨面をドレスする。
(実施例) 本発明の研磨機の平面図である第1図において、(j!
磨機10のベッド11の上には、両頭グラインダ12が
載置され、図外のボルトにより固定されている。13は
電源で、両頭グラインダ12のモータ14に配線15を
介して電気を供給している。
第1図の下側を仮に前方とした場合、モータ14の左右
両側に延びる回転@16の端部には、それぞれ環状の砥
石17.18が固定されている。これら砥石17.18
u−E−夕14の前面に配置されているスイッチ19に
より、同時に回転する構造になつτいる。
20は保持装置で、詳しくは第2図〜第5図により後述
するように、取付軸21を介して環状カッタ22を回転
自在に保持しており、ベッド11に固定されている駆動
クランプ23により、着脱自在に固定されている。駆動
クランプ23は図外のハンドルを操作することにより、
保持装置20を平面で見て時計回りに回転する方向(X
1方向)、前後方向(X2、X3方向)、左右方向(X
4、X5方向)に微動できる構造になっている。環状カ
ッタ22は図の右側の砥石17により刃の側面が研磨さ
れている。
24は別の保持装置で、詳しくは第6図〜第9図により
後述するように、金属加工用ドリル25を保持している
。ドリル25は図の左側の砥石18により刃先が研磨さ
れている。
第2図〜第4図に示すように、保持袋!20の矩形の基
台26は、その上部から概ね水平に延びるテーブル27
と、テーブル27に対して直角に延びる支持部28とを
一体に備えている。
テーブル27の上には、矩形のスライダ29が配置され
ている。第2図において、スライダ29が支持部28に
対向する方向を仮に保持装置t20の前方とした場合、
スライダ29の中央部には前後(矢印×6方向)に長く
延びる長孔30が穿設されており、長孔30の後端部は
、挿通孔31を介してスライダ29の後端部の切欠き3
2に連通している。長孔30の内部にはテーブル27か
ら上方へ直角に突出して長軸が前後に延びる長円形の係
止部33が嵌合している。係止部33の前後の長さは長
孔30の長袖よりも短く設定されている。従ってスライ
ダ29は係止部33の長軸よりも長い分だけ前後に摺動
することができる。係止部33の後端部からはボルト3
4が一体的に延びており、このボルト34は挿通孔31
を介してスライダ29の後方へ突出している。そしてボ
ルト34の後端部には中心の孔にねじ溝が切られている
取付ハンドル35が螺合している。
係止533の中央部には上下に延びる図外のねじ孔が穿
設され、このねじ孔に固定ハンドル36の雄ねじが螺合
している。固定ハンドル36はその締付は力により、ス
ライダ29をテーブル27の上に固定するためのものC
ある。
スライダ290前端部は前方に延びる例えば3本の腕3
7を一体に備えており、各碗37により軸38が固定さ
れている。軸38上には、同一直径のベアリング39が
合計4個、多腕37の間に固定されており、第1軸受群
40を構成している。
支持部28は、上下に並ぶ1対の軸41.42を備えて
おり、各軸41.42に嵌合する合計8個の同径ベアリ
ング43が1対の第2軸受群44.45を構成している
。この第2軸受群44.45は、第1の軸受群40と平
行に並んでいる。また各軸受群40.44.45を構成
するベアリング39.43の内輪39a、43aは、そ
れぞれ対応(る軸38.41.42に圧入嵌合しており
、外輪39b、43bは回転自在になっている。
第3図に示すように、保持装置20の側面で見た場合に
おいて、スライダ29が前後方向に摺動することによっ
て、第1の軸受群40の中心が描く軌跡の延長線を仮に
仮想1aCで表した場合、支持部28に設けられた各軸
受群44.45は、この仮想線Cに対して線対称に配置
されている。従って各軸受群40.44.45は、後述
するように取付軸21、エンドミル46(いずれも第2
図)などを3点で回転自在に支持する。
第2図中、48は防塵カバーで、そのやや左寄り中央部
には左右に延びる長孔49を備えており、この長孔49
を通るボルト50により、支持部28の上面に左右に摺
動自在に固定されている。防塵カバー48は前部が概ね
直角に屈曲して支持部28の前部を覆っている。防塵カ
バー48の前部からはボルト51によりラチェットプレ
ート52が固定されている。なおボルト51は防塵カバ
ー48の前部に穿設された上下に延びる長孔53に嵌合
しており、この長孔53内で上下にMvJすることによ
り、ラチェットプレート52の位置を変更することがで
きる。
ラチェットプレート52は、取付軸21の一端部に同心
且つ一体に形成されたうチェットリング54のm55に
係止するためのもので(第4図)、このラチェットプレ
ート52により、ラチェットリング54の回動量が一定
に定められる。なおラチェットプレート52の後端部に
は、切欠き56が設けられ、この切欠き56により取付
軸21が左右方向にずれないようにしている。
ラチェットリング54は、ワークとなる環状カッタ22
の刃数と同数の歯55を備えており、この環状カッタ2
2の刃を研磨する際に砥石17(第1図、第5図)と環
状カッタ22の刃との位filfll係を特定すること
ができる。
取付軸21の左端には、円柱形に形成された環状カッタ
22の取付部58が一体に形成されており、この取付部
58は中心に有底のねし穴59を備えている。取付部5
8に環状カッタ22を固定するには、先ず環状カッタ2
2を取付部58にほめて、ワッシャ60を介してハンド
ル付ボルト61をねじ穴59に螺合さければよい。これ
により、取付軸21に環状カッタ22が同心に固定され
る。
次に環状カッタ22を保持顎v!I20により保持する
には、先ず上述のようにして環状カッタ22を取付軸2
1の左端に固定し、矢印A1で示すように取付軸21を
第1軸受群40と1対の第2軸受群44.45の闇に配
置する。次に予め緩めてあった取付ハンドル35を矢印
X7方向に回動させる。これによりスライダ29は、取
付ハンドル35の締付力によって前方へ摺動し、取付軸
21が第1軸受群40と1対の第2軸受群44.45に
より回転自在に挟持される。さらにボルト50を緩めて
防塵カバー48を左右に移動させたり、ボルト51を緩
めてラチェットプレート52を上下に移動させて調節す
ることにより、ラチェットプレート52の切欠き56を
ラチェットリング54の歯55に係止させる(第4図、
第5図)。なお上述のように第2図のエンドミル46を
直接第1、第2軸受群40.44.45により挟持する
こともできる。
次に作動を説明する。先ず第5図に示すように、駆動ク
ランプ23を操作して保持装置20を平面で見て僅かに
時計方向(X1方向)に傾け、砥石17の研磨面17a
に対し、ワークとなる環状カッタ22の位置を特定する
。次にベッド11の上に載置された両頭グラインダ12
のスイッチ19をONにすると、電源13から配J!!
15に電流が流れ、モータ14が作動し、回転@16と
共に砥石17が回転する。そして駆動クランプ23を操
作して保持顎”820+砥石17の対向方向(矢印X4
方向)に送ると、砥石17の研磨面17aにより環状カ
ッタ22の刃の側面22aが研磨される。次に駆動クラ
ンプ23を操作して保持装置20を砥石17から遠ざけ
る方向(矢印X5方向)に送り、−旦砥石17の研磨面
17aから環状カッタ22を頗し、手動その他適当な方
法で環状カッタ22をラチェットリング54の歯55の
1枚分だけ@動させ、再び保持装置20を砥石17の対
向方向に送って研磨し、全周にわたって研磨作業を終了
する迄、上記作動を繰返す。これにより環状カッタ22
の刃22aの側面が研磨される。
本発明においては、ラチェットリング54がワークとな
る環状カッタ22の刃数と同数の歯55を備えており、
この環状カッタ22の刃を研磨する際に砥石17と環状
カッタ22の刃との位置関係を特定することができるの
で、本実施例のように月形の複雑な環状カッタ22でも
精密に研磨作業を行なうことができる。さらにラチェッ
トリング54の歯55には、切欠き56を備えたラチェ
ットプレート52が係止しているので、取付軸21の軸
方向のずれを防止することができる。しかもこの取付軸
21は、スライダ29の第1軸受群40と支持部28の
1対の第2 N受部44.45により3点支持されてい
るので、きわめて安定した状態で円滑に回動する。
次に保持装置24について第6図〜第9図により説明す
る。
保持装置24の分解斜視図である第6図において、図の
左側を仮に保持装置24の前方とする。
100は矩形の基台で、各色には、ベッド11(第1図
、第8図)の上に肴説自在に載置するためのボルト孔1
01が穿設されている。基台100の上部にはそれより
ひとまわり小さい概ね矩形の移動台102が載置されて
いる。移動台102は、その中央後端部に矩形の切欠き
103が設けられており、この切欠き103内で左右に
延びるビン105を介して駆動体104が摺動自在に連
結されている。駆動体104の後端部には、図外のボル
トが固定されており、基台100の後端部に取付けられ
ている調節ハンドル106によりこのボルトが前後に移
動する。このため駆動体104はピン105を介して移
動台102を前後に駆動する。さらに移動台102は基
台100の左端に取付けられた調節ハンドル107によ
り回動する図外のボルトにより左右に移動するようにな
っている。なお移動台102が左右に移動する時は、ビ
ン105が駆動体104の孔内で摺動するので、駆動体
104により左右の移動が妨げられない構造になってい
る。またu台100の底面には、同様のビン、駆動体が
設けられており、前後の移動が妨げられないようになっ
ている。このため前後の移動を規制する調節ハンドル1
06と左右の移動を規制する調節ハンドル107をいず
れか一方のみ回!llざぜる場合はもちろん、同時に回
動させる場合であっても、移動台102を自由に調節す
ることができる。なa3各調節ハンドル106.107
は、それぞれ回動量を示す目盛り106a。
107aを描えており、この目盛り106a、107a
で回動量を計ることにより、移動台102を微動させる
ことができる。
移動台102の概ね中央には、上部に突出する固定ボル
ト108が溶着されている。110は良さの短い円柱形
状のアーム支持体で、その中央部には、嵌合孔111を
備えている。そしてこの嵌合孔111に固定ボルト10
8を嵌合させ、ワッシャ112を介してナツト113を
螺合させることにより、アーム支持体110は移動台1
02上で水平回動自在に載置される。なお102aは移
動台102の上に刻設された目印で、アーム支持体11
0の回動mを示す目盛り110aの値を示すものである
アーム支持体110は1対のアーム114.115をボ
ルト110bにより一体的に備えている。
各アーム114.115はやや厚手の板金部材を矩形に
切って形成されており、互いに対向する位置に両端が上
向きに湾曲する円弧孔116.117を備えている。各
円弧孔116.117の上側には、円弧の中心となる嵌
合孔116a、117aがそれぞれ穿設されており、こ
の嵌合孔116a、117aに嵌まる1対の軸120a
、120bにより、次に説明する回動体120が垂直回
動自在に支持される。
回動体120は板金部材を箱形に形成したもので、その
側部121.122のやや下側には、互いに対向するね
じ孔123(側部121のねじ孔のみ図示)を備えてい
る。そして1対の軸120a、120bを嵌合孔116
a1116bに嵌めた状態でこのねじ孔123に上述し
たボルト付取付ハンドル118.119を螺合させて強
く締付けると、回動体120は各アーム114.115
の間に回動不能な状態で固定される。回動体120の前
部を構成する板124には、左右に1対の挿通孔125
.126が穿設され、各挿通孔125.126を背後か
ら通るボルト127.128により、三角プリズム形状
の真鍮製カバー保持体129が固定される。
カバー保持体129は、その斜面130にドレッサ13
1が摺動する長孔132と、防塵カバー133を固定す
る1対のビス134.135が螺合するビス孔136.
137を備えている。
長孔132は、カバー保持体129の側面に開口する軸
孔138と連通している。軸孔138にはドレッサ保持
軸139が摺動自在に嵌合する。
ドレッサ保持軸139の概ね中央部には、軸の直径方向
に延びるドレッサ嵌合孔140が穿設されており、ドレ
ッサ保持軸139が軸孔138に嵌合した際に、ドレッ
サ嵌合孔140は長孔132と対向する。
ドレッサ131は概ねドーム形の本体131aと、円柱
状の嵌合部131bとを一体に備えており、本体131
aの頂点には、ダイヤモンド141が嵌合固定されてい
る。
防塵カバー133は、カバー保持体129の長孔132
に対向する長孔142と、カバー保持体129のビス孔
136.137に対向する孔143.144を備えてお
り、研磨時の防塵作用を奏する。
回動体120の側部121.122の上端部は、上記板
124よりも上方へ突出して1対のアーム形状に形成さ
れている。側部121.122の上端部には互いに対向
する1対の挿通孔145.146が穿設されており、こ
の挿通孔145.146をそれぞれ通る回動ビス147
.148によりカセット保持体150の前端側部が垂直
回動自在に支持される。
カセット保持体150は板金部材を上向きのコの字形断
面に形成した部材で、その上方にはばね剛性を有する押
え板151が固定される。押え板151は、カセット1
52を上部からカセット保持体150側へ押圧するため
のもので、その前端中央部は下方へ屈曲して、ドリル2
5の前方突出Mを計るゲージ154を形成している。ゲ
ージ154の先端部は円弧面155を備えており、この
円弧面155によりドリル25の先端が研磨中にぶれな
いようにしている。押え板151は左右両端部に挿通孔
156.157を備えており、この挿通孔156.15
7を通るビス158.159がそれぞれカセット保持体
150の有底ビス穴160.161に螺合Jることによ
り、押え板151はカセット保持体150の上部に一体
的に固定される。
カセット152は、ドリル25を挟持する1対のチャッ
ク162.163を内部で収容するためのものである。
各チャック162.163は、互いに対向する面にV溝
164.165を備えている。このV溝164.165
は各チャック162.163の本体に対して平行に形成
されており、この■溝164.165でドリル25を挟
むことにより、ドリル25の芯を正確に出した状態でド
リル25を挟持する。さらに各チャック162.163
の背面には、前方へ行くにつれて深くなる1対のテーパ
面166〜169を備えている。ドリル25を1対のチ
ャック162.163で挟持するには、先ず1対のチャ
ック162.163を互いに対向する姿で予めカセット
152内に収容し、次に各■溝164.165の間にド
リル25を挟めばよい。
第7図は各チャック162.163がそのV溝164.
165にドリル25を挟んで内部に収容されている状態
を示している。カセット152には、この状態において
各テーパ面166〜169に係止する2対のビン170
〜173が固定されている。そしてカセット152の後
端部のねじ孔172に螺合しているねじ付の環状締付は
ハンドル173を回動させて各チャック162,163
を前方へ締付けると、各テーパ面164〜167に係止
するピン168〜167の作用により、チ1ノック16
2.163にドリル25を挟持する力が働き、ドリルが
堅固に保持される。
そして上述のように各部を粗合せることにより、保持装
置24は第8図の姿に組立てられる。
次に第8図により作動を説明する。先ずハンドル1コ、
8.119を緩めて回動体120を所望の角度に合せた
後、再びハンドル118.119を締付けて固定する。
そしてドリル25の真上からwA察しながらドレッサ保
持軸139を紙面に対し直角方向に摺動させることによ
り、ドリル25の先端にドレッサ131のダイヤモンド
141を対向させる(第9図)。次に−Hカセット15
2をカセット保持体150から引抜いて、調節ハンドル
106.107を回動させてドレツg131を2点鎖線
の位置に迄送り、ダイヤモンド141によって砥石18
の研磨面18aを研磨する。この作業を終了してから、
カセツh 152を再びカセッを一保持体150に装着
して、研磨作業を行なう。
研磨作業は手動その他適当な方法により、カセット保持
体150を支持し、これを回動ビス147.148を中
心に矢印X10方向に回動させながら、アーム支持体1
10を矢印X11方向に回動させ、2 m !II a
llでドリルの刃先を研磨する。
本発明においては、回動体120に固定されているドレ
ッサ131でドレス作業を行なってから研磨作業を行な
うので、図の右側に拡大して示すように、研磨面18a
にドリル25の歯面が密着し、きわめて高い精度でドリ
ル25を研磨することができる。しかもドリル25を支
持するカセット152は、カセット保持体150により
堅固に保持され、カセット保持体150は回動体120
により垂直方向(XIO方向)に回動自在に支持され、
回動体120は1対のアーム114.115により回動
自在に支持され、各アーム114.115は取付ハンド
ル118により回動体120を所望の角度に固定すると
共に移動台102上に水平方向(矢印×11方向)に回
動自在に載置されているので、研磨作業の際にドリル2
5の先端を2@制御することができ、きわめて容易に精
密な研磨作業を行なうことができる。
(発明の効果) 以上説明したように本件請求項1記載の研磨機によれば
、ベッド11の上に載置される両頭グラインダ12の一
方の砥石17により研磨されるワーク(例えば環状カッ
タ22)を保持する保持装置20と、他方の砥石18に
より研磨されるワーク(例えばドリル25)を保持する
保持装置24とをそれぞれ別個に着脱自在に端えている
ので、保持装置を任意に組替え、交換することができる
従って保持装置のみを交換して多様な種類のワークを研
磨できる汎用機として使用することができ、装置の使用
1ilIi5!iが高くなる。また1つの両頭グライン
ダ12を汎用することができるので、設備費が安くなり
、場所もとらなくて湾む。
さらに本件請求項2.3記載の保持袋@20によれば、
各軸受群40,44.45がワーク(例えばエンドミル
46)または環状カッタ22の取付@21を回転自在に
3点支持するので、高価な大型チャックを使用する必要
がないばかりでなく、精度もきわめて高くなる。従って
装置がm価になり、しかも円滑に研磨作業を行なうこと
ができる。
さらに請求項3記載の保持装置によれば、ラチェットリ
ング54及びラチェットプレート52により、環状カッ
タ220回転角度を一定1に制動することができる。従
って実施例の特に第5図で説明したように木工機械に採
用される刃先の形状が複雑な環状のカッタ22を研磨す
る場合でも、精度の高い研磨を行なうことができる。
さらに本件請求項4記載の保持装置24によれば、研磨
機10のベッド11に着脱自在に固定される基台100
と、基台100の上部に左右前後に移動自在に載置され
る移動台102と、移動台102を左右前後に微動させ
る調節ハンドル106.107と、移動台102の上部
で水平回動自在に載置されて上方へ延びる1対のアーム
114.115と、上記1対のアーム114.115に
より垂直回動自在に挟持される回動体120と、回動体
120の回動を規制するハンドル118.119と、上
記回動体120上端側部により垂直回動自在に支持され
るカセット保持体150と、上記力セラ1−保持体15
0により着脱自在に保持されるカセット152と、上記
カセット152内に収容されてドリル25を挾持する1
対のチャック162.163とを備え、上記回動体12
0は、上記研磨機10の砥石研磨面18aをドレスする
ドレッサ131を備えているので、回動体120に固定
されているドレッサ131は、移動台102の調節ハン
ドル106.107に制御されて研磨機10の砥石研磨
面18aをドレスする。このためドリル研磨作業に先立
ら、研磨面18aの精度を高り(ることができるので、
ドリル25の歯面を研磨面にVl!sさゼることかでき
、きわめて精度の高いドリル研磨作業を行なうことかで
きる。
さらにドリル25の刃先を2軸制御で研磨することがで
きるので、ドリル25の刃先を要求される形状に簡単に
研磨することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体を示す平面略図、第2図は本発明
の保持装置のを示す斜視図、第3図は第2図の■矢視図
、第4図は第2図の■矢視図、第5図は第2図〜第4図
で説明した保持装置の使用状態を示す平面図、第6図は
本発明による別の保持装置の分解斜視図、第7図は第6
図の保持装置に採用することのできるカセット及びチャ
ックの断面図、第8図は第6図、第7図で説明した保持
装置の使用状態を示す側面図、第9図は第8図のIX矢
視図である。 10・・・研磨機、11・・・ベッド、12・・・両頭
グラインダ、20.24・・・保持装置、21・・・取
付軸、22・・・環状カッタ(ワークの一例)、25・
・・ドリル(ワークの一例)、46・・・エンドミル(
ワークの一例)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベッド11の上に載置される両頭グラインダ12
    を備えた研磨機において、上記ベッド11は、上記両頭
    グラインダ12の一方の砥石17により研磨されるワー
    ク22を保持する保持装置20と、他方の砥石18によ
    り研磨されるワーク25を保持する保持装置24とをそ
    れぞれ別個に着脱自在に備えたことを特徴とする研磨機
  2. (2)研磨機10のベッド11に着脱自在に固定される
    基台26を備え、上記基台26は、テーブル27と、テ
    ーブル27に対して直角に延びる支持部28とを一体に
    備え、上記テーブル27は、それに沿った状態で上記支
    持部28に対向する方向及びその反対方向にのみ摺動自
    在に支持されるスライダ29と、スライダ29を所望の
    位置に固定するハンドル36とを備え、上記スライダ2
    9の上記支持部28側端部は、回転中心が上記スライダ
    29の摺動方向に対して直角に延びる第1軸受群40を
    備え、上記支持部28は、上記第1軸受群40と平行に
    配置される1対の第2軸受群44、45を備え、各軸受
    群40、44、45がワーク46を回転自在に3点支持
    するように各軸受群40、44、45を配置したことを
    特徴とする研磨機用保持装置。
  3. (3)研磨機10のベッド11に着脱自在に固定される
    基台26を備え、上記基台26は、テーブル27と、テ
    ーブル27に対して直角に延びる支持部28とを一体に
    備え、上記テーブル27は、それに沿った状態で上記支
    持部28に対向する方向及びその反対方向にのみ摺動自
    在に支持されるスライダ29と、スライダ29を所望の
    位置に固定するハンドル36とを備え、上記スライダ2
    9の上記支持部28側端部は、回転中心が上記スライダ
    29の摺動方向に対して直角に延びる第1軸受群40を
    備え、上記支持部28は、上記第1軸受群40と平行に
    配置される1対の第2軸受群44、45を備え、各軸受
    群40、44、45が環状カッタ22の取付軸21を回
    転自在に3点支持するように各軸受群40、44、45
    を配置した研磨機用保持装置において、上記取付軸21
    は、一端部近傍にラチェットリング54を一体かつ同心
    に備え、上記ラチェットリング54は、上記環状カッタ
    22の刃数と同数の歯数を備え、上記支持部28に、上
    記ラチェットリング54に係止するラチェットプレート
    52を設けたことを特徴とする研磨機用保持装置。
  4. (4)研磨機10のベッド11に着脱自在に固定される
    基台100と、基台100の上部に左右前後に移動自在
    に載置される移動台102と、移動台102を左右前後
    に微動させる調節ハンドル106、107と、移動台1
    02の上部で水平回動自在に載置されて上方へ延びる1
    対のアーム114、115と、上記1対のアーム114
    、115により垂直回動自在に挟持される回動体120
    と、上記回動体120の回動を規制するハンドル118
    、119と、上記回動体120上端側部により垂直回動
    自在に支持されるカセット保持体150と、上記カセッ
    ト保持体150により着脱自在に保持されるカセット1
    52と、上記カセット152内に収容されてドリル25
    を挟持する1対のチャック162、163とを備え、上
    記回動体120は、上記研磨機10の砥石研磨面18a
    をドレスするドレッサ131を備えたことを特徴とする
    研磨機用保持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549246U (ja) * 1991-12-03 1993-06-29 本田技研工業株式会社 座ぐりカッタの研摩用治具
CN117161364A (zh) * 2023-10-31 2023-12-05 常州市东益压铸有限公司 一种铸铝转子水口切除装置及切除方法

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