JPH02217626A - トルクリミッタ - Google Patents

トルクリミッタ

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JPH02217626A
JPH02217626A JP3586589A JP3586589A JPH02217626A JP H02217626 A JPH02217626 A JP H02217626A JP 3586589 A JP3586589 A JP 3586589A JP 3586589 A JP3586589 A JP 3586589A JP H02217626 A JPH02217626 A JP H02217626A
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Hisaaki Oseko
久秋 小瀬古
Jiyunzou Aisa
相佐 潤三
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Ishikawa Tekko KK
DIC Corp
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Ishikawa Tekko KK
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はトルクリミッタに関するものである。
(従来の技術) トルクリミッタには、第9図に示すように、シャフト1
.2の端部に設けた金属製の摩擦板3゜4をばね5等に
よって圧接し、FJi!2板3.4間の摩擦によってト
ルクを発生させる摩擦板式と、第10図に示すように、
シャフト7の外側に磁石8や強磁性体から成るヨーク9
を一体的に設け、この磁石8やヨーク9の周囲を強磁性
体から成る外局10やキャップ11で覆い、外筒10と
磁石8やヨーク9の間に軟質の磁性粒子12を充填し、
磁性粒子12と磁石8やヨーク9や外筒10との摩擦に
よってトルクを発生させる磁性粒子式と、第11図に示
づように、シャフト14の外側に成形体15等を介して
磁石16を一体的に設け、この磁石16の周囲にヒステ
リシス材から成る外筒11やキャップ18を設け、外r
a17内部の磁区が磁石16からの磁界により電子的に
回転することを利用してトルクを発生させるヒステリシ
ス式がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述したトルクリミッタにおいて、am板式は、金属の
摩擦を利用しているため、ra擦係数の変化、*m発熱
等により、トルクが長期的に安定せず、加工精度のばら
つきにより、製造時に所望のトルクを得難く、そして、
磁性粒子式も、FJ擦を利用しているため、摩擦係数の
変化、摩擦発熱等により、トルクが長期的に安定せず、
磁性粒子12を一定量充填することが難しいため、製造
時に所望のトルクを得難い。
一方、ヒステリシス式は、機械的に結合しないで、回転
を伝達したり、制動したりするため、トルクは長期的に
安定するが、ヒステリシス材が硬いため研削加工となり
、冷間加工や熱処理条件により磁気特性が大きく変化す
ること、固有抵抗が小さくマイナーループの面積が比較
的に大きいこと等により、製造時に所望のトルクを得難
い。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、トルク
が長期的に安定し、しかも、所望のトルクを得られる]
−ルクリミッタを提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1のトルクリミッタは、シャフト21.
46.55と、このシャフト21.46.55の外側に
配設されシャフト21.46.55の回転運動に連動す
る内筒22.45.54と、この内筒22.45.54
の外側にギャップを介して配設された外rR26とを備
え、上記内n22.45.54及び外筒26の一方を、
磁石または磁石42.52とヨーク43.51の組合わ
せ体44、53のいずれかで形成するとともに、上記内
筒22、45.54及び外筒26の他方の内部に、磁石
粒子27を流動可能な状態で収納したものである。
本発明の請求項2のトルクリミッタは、円盤状の磁石3
3または磁石とヨークの組合わせ体のいずれかと、内部
に磁石粒子35を流動可能な状態で内包した円盤状の収
納体34とを、同心上に位置して所定のギャップを介し
て回動自在に設けたものである。
〈作用) 本発明の請求項1及び2のトルクリミッタは、磁石粒子
27.35が外部の磁極の移動に追従して回転すること
により、トルクを発生ずるもので、請求項1では、内m
22.45.54及び外筒26の一方の磁石またはl1
i542.52とヨーク43.51の組合わせ体44.
53のいずれかにより、内局22.45.54及び外筒
26の他方の内部で磁石粒子21が回転するものであり
、請求項2では、磁石33または磁石とヨークの組合わ
せ体のいずれかにより、収納体34の内部で磁石粒子3
5が回転するものである。
(実施例) 本発明のトルクリミッタの実施例を図面を参照して説明
する。
まず、第1図ないし第3図は請求項1に対応する第1な
いし第3の実施例の構造を示すものである。
第1図及び第2図において、21はシャフトで、このシ
ャフト21の外側には磁石から成る円形の内筒22が、
この内n22の内側に一体に突設された取付部23を介
して、圧入等により一体的に設けられており、この磁石
から成る円形の内筒22は、第3図に示すように、その
外周面を円周方向にN極S極交互の12極に多種着磁さ
れている。
26は円形の外筒で、この外筒26は、中空状で、その
内部に磁石粒子21を流動可能な状態で収納し、上記内
局22の外側に所定のギャップを介して回動自在に配設
され、その両端部にはそれぞれ上記シャフト21の外周
面及び内筒22の端面に対するベアリングを兼ねたキャ
ップ28が装着されている。
そうして、この構造では、磁石から成る内筒22と磁石
粒子27を内部に収納した外筒26が相対的に回動する
と、1粒1粒の磁石粒子27が外部の磁極の移動に追従
して独立に回転し、この回転による磁気ヒステリシスに
より、内筒22と外筒26の間にトルクを発生するよう
になっており、内n22と外筒26がギャップを介して
非接触の状態にあるので、トルクが長期的に安定し、し
かも、製造に際して、磁石粒子27には磁気特性を変化
させるような加工を行なわないので、所ツ!のトルクを
得ることができる。
そして、第1の実施例として、第1図ないし第3図の構
造において、内筒22に、磁気特性が、残留磁束密度5
200ガウス、保磁力4000エルステツドで、形状が
、外径16M1内径12顛、ただし取付部23の内径は
8#I、長さ20顛の、等方性N d−F e−Bボン
ド磁石を用い、12極に着磁した後、取付部23に外径
81Mのシャフト21を圧入し、そして、磁石粒子27
には、磁化したときのレマネンス比が0.96である平
均粒径1.2μのバリウムフェライト磁石の粉末を磁化
したものを4g用い、外径25M5内径17m、長ざ2
5!!IIRで、その中空部の外径23M、中空部の内
径18M、中空部の長さ20mの外筒26に充填し、こ
の外因26をキャップ28とともに内筒22に組合せて
、トルクリミッタを製作したところ、そのトルクが25
0!IJ・Cl1tで、シャフト21と外筒26の間に
滑らかなトルク伝達ができた。
また、第2の実施例として、第1図ないし第3図の構造
で、第1の実施例と同形状において、内筒22に、極方
向の磁気特性が、残留磁束密度3800ガウス、保磁力
2200エルステツドの、極異方性バリウムフェライト
焼結磁石を用い、磁石粒子27には、磁化したときのレ
マネンス比が0゜96である平均粒径1.2μのバリウ
ムフェライト磁石の粉末70重爪部をマシン油30重Φ
部に混合した侵磁化したものを7g用い、外筒26に充
填し、トルクリミッタを製作したところ、そのトルクが
1809・αで、シャフト21と外筒26の間に滑らか
なトルク伝達ができた。
ざらに、第3の実施例として、第2の実施例において、
内筒22を、極方向の磁気特性が、残留磁束密度280
0ガウス、保磁力2300エルステツドの、極異方性ス
トロンチウムフェライトボンド磁石に変えて、トルクリ
ミッタを製作したところ、そのトルクが140g・はで
、シャフト21と外筒26の間に滑らかなトルク伝達が
できた。
つぎに、第4図ないし第6図は請求項2に対応する第4
の実施例の構造を示すものである。
第4図において、31.32は同心上に位置して独立に
回動自在に支持された一対のシャフトで、一方のシャフ
ト31の他方のシャフト32に対する端部の外側に円盤
状の磁石33が圧入等により一体的に設けられていると
ともに、他方のシャフト32の一方のシャフト31に対
する端部の外側に円盤状の収納体34が圧入等により一
体的に設けられており、上記磁石33は、第5図及び第
6図に示すように、その−側面を軸方向にN極S極交互
の12極に多極着磁され、上記収納体34は、中空状で
、その内部に磁石粒子35を流シ」可能な状態で収納し
、上記磁石33に所定のギャップを介して対向している
そうして、この構造では、磁石33と磁石粒子35を内
部に収納した収納体34が相対的に回動すると、1粒1
粒の磁石粒子35が外部の磁極の移ジノに追従して独立
に回転し、この回転によるヒステリシスにより、磁石3
3と収納体34の間にトルクを発生するようになってお
り、磁石33と収納体34がギャップを介して非接触の
状態にあるので、トルクが長期的に安定し、しかも、製
造に際して、磁石粒子35には磁気特性を変化させるよ
うな加工を行なわないので、所望のトルクを得ることが
できる。
そして、第4の実施例として、第4図ないし第6図の構
造において、磁石33に、磁気特性が、残留磁束密度1
0500ガウス、保磁力6500エルステツドで、形状
が、外径30M、内径6 m 。
長さ(厚さ)3μmの、軸方向異方性5lll−Co焼
結磁石を用い、12極に肴…した後、外径6mのシャフ
ト31を圧入し、そして、磁石粒子35には、磁化した
ときのレマネンス比が0,94である平均粒径20μの
Sl!l−0011石の粉末を磁化したものを49用い
、外径30ag、内径6m、長さ゛(厚ざ)6Mで、そ
の中空部の外径27馴、中空部の内径10M、中空部の
長さ(厚さ)3JIffiの収納体34に充填し、この
収納体34にシャフト32を圧入し、対のシャフト31
.32を同心上に支持してJ1533と収納体34を0
.5mのギャップを介して紺合わせて、トルクリミッタ
を製作したところ、そのトルクが1809・ctxで、
一対のシャフト31.32間に滑らかなトルク伝達がで
きた。
以上で、具体的な実施例の説明を終るが、本発明で使用
する磁石粒子27.35には、バリウムフエライトやス
トロンチウムフェライト等のフェライト、Mn−At−
C,Fe−Cr−Co 、アルニコ、5ffi−COや
N d−F e−B等の希土類等の磁石粒子を用いるこ
とができ、これらの磁石粒子を2種類以上混合して用い
ることもできる他、Mn−Zn。
N i−Z n等のソフトフェライトや、Fe、Fe−
N i  Fe−8i 、Fe−Co 、 Fe−△1
等の軟質の磁性粒子と混合して使用してもよい。
なお、磁石粒子27.35に保磁力の小さいものを用い
ると、減磁し易いため、保磁力は、少なくとも500工
ルステツド以上、好ましくは1000エルステッド以上
必要であり、そして、使用する磁石粒子27.35は、
その発生磁界方向にできるだけ配向して強力な磁極を形
成し、また、磁石から成る内筒22や円盤状の磁石33
の発生磁界の反転にともなってできるだ()容易に回転
できるものがよい。
また、磁石粒子27.35の充填度は、1つ1つの磁石
粒子27.35の回転を阻害しない範囲で、できるだけ
高くすることが望ましく、充填度が低すぎると、磁石と
しての特性が低下するため、トルクが低下し、充填度が
高すぎると、磁石粒子21゜35同士が衝突しあって、
応答性が悪くなるばかりでなく、トルクも低下するため
、好ましくない。
磁石粒子27.35の形状は、できるだけ球形に近いも
のがよく、球形から外れるほど、回転時の抵抗が大きく
なり、充填度も低くおさえられてトルクが低下するので
、好ましくない。
磁石粒子27.35の平均粒径は0.1μから1000
μの範囲であればとくに問題はなく、平均粒径の異なる
ものを2種類以上混合して用いることもできるが、これ
以下だと充填度が低下してトルクが低くなり、これ以上
では充填が不均一になってトルクが安定しない。
磁石粒子27.35は、中休で用いてもよいが、液体に
分散して使用してもよく、充填のし易さと回転抵抗の低
下及び均一性からは、液体に分散したものの方がよいが
、液体には、使用温度域が広く、温度による粘度変化や
膨脹の小さいものを用いる必要がある。
また、磁石粒子27.、35には、フェライト磁石を用
いると、コストを低くすることができ、希土類磁石を用
いると、高トルク化や小型化が可能となる。
磁石粒子27.35を充填する外筒26や収納体34は
、非磁性体であれば、アルミニュウムやステンレス等の
金属でもプラスチックでもよく、そして、磁石から成る
内筒22や円盤状の磁石33とのギャップを一定に保つ
ことができれば、袋を用い、この袋に磁石粒子27.3
5を充填した後、袋を巻いて使用してもよい。
また、外筒26や収納体34は、単純な中空体でもよい
が、内部の磁石粒子27.35が回転しながら、磁石か
ら成る内筒22や円盤状の磁石33の回転方向と反対の
方向に移動しようとするので、この移動を阻止するため
、内部に仕切り板等を設けたものでもよい。
また、外筒26や収納体34は、予め形成しておいたも
のに磁石粒子27.35を充填する他、熱、光、放射線
等により硬化する液体に磁石粒子27.35を混ぜ、こ
の液体を所定の形状に保持した状態で、液体の表面だけ
を硬化させたものでもよい。
磁石から成る内筒22や円盤状の磁石33には、磁石粒
子27.35と同様に、バリウムフェライトやストロン
チウムフェライト等のフェライト、Mn−AI−C,F
e−0r−co 、アルニコ、Sm−CoやN d−F
 e!−B等の希土類等の磁石粒子を用いることができ
るが、保磁力の小ざいものを用いると、減磁し易いため
、保磁力は、少なくとも500工ルステツド以上、好ま
しくは1000エルステッド以上必要であり、フェライ
ト磁石を用いると、コストを低くすることができ、希土
類磁石を用いると、高トルク化や小型化が可能となる。
そして、請求項1に対応した第1図ないし第3図の構造
において、実施例では、内筒22を磁石として外筒26
に磁石粒子27を収納したが、内筒に磁石粒子を収納し
て外筒を磁石とすることもできる。
そして、磁石から成る内局22の外周面や磁石から成る
外筒の内周面及び円盤状の磁石33の−側面の多極着磁
の最小着磁極数は、内筒22や外筒のように円筒状の場
合には、着磁円周面の径(Dとする)と、肉厚(王とす
る)に左右され、円盤状の磁石33の場合には、着磁側
面の平均径(Dとする)と、肉厚(Tとする)に左右さ
れ、(3,14×D÷T)の1/3倍以上の偶数極数が
望ましく、これ以下の極数では、着磁により、磁性粒子
21゜35に対する作用面と反対の面に磁束が漏れるた
め、反対の面に強磁性体を配置しなければ、十分なトル
クが得られなくなる。
また、磁石から成る内筒22の外周面や磁石から成る外
筒の内周面及び円盤状の磁石33の一側面の多極着磁の
最大??磁極数は、着磁円周面の径(Dとする)や着磁
側面の平均径(Dとする)と、着磁部とこの着磁部に対
向した磁石粒子27.35との間のギャップ(tとする
)に左右され、(3,14×D÷t)の1/2倍以下の
偶a極数が好ましい。
たとえば、着磁円周面の径りが20層、肉厚Tが3M、
ギャップtが1Mの内筒22の場合、8極以上、30極
以下となる。
そして、このように多I4i@磁することにより、着磁
部の肉厚Tをri隅極数とのバランスで薄くすることが
できるため、軽量化が可能となり、磁気漏洩も、この多
極着磁と、第1図ないし第3図の構造では、磁極位置が
シャフト21が遠くなることによって、軽減でき、さら
に、回転方向に多極着磁することによって解決できる。
また、磁石から成る内筒22や磁石から成る外筒及び円
盤状の磁石33には、等方性及び着磁部に垂直方向に磁
化容易軸を有する異方性のものを用いることができるが
、極方向に磁化容易軸を有する極異方性のものを用いる
のがより好ましく、この極異方性磁石を用い、その磁化
容易軸方向に着磁することにより、トルクアップが可能
で、磁気漏洩をほとんどなくすことができる。
また、磁石から成る内筒22や磁石から成る外筒及び円
盤状の磁石33には、焼結磁石とボンド磁石のいずれを
用いてもよいが、複雑な形状が可能で、割れlく、軽量
で、着磁面が平滑で、寸法精度に優れるボンド磁石を使
用すると、加工工数、作業性の点で有利であり、複雑な
形状が可能で、肉盗みによる軽量化やローレット等を後
加工なしてできることがら、より一層の工数減や部品滅
が可能となる。
また、上述した各実施例では、磁石の磁極を磁性粒子に
対向させたが、磁石と強1ifit’l休から成るヨー
クを組合わせた組合わせ体の114を磁性粒子に対向さ
せて、トルクを発生することもできる。
その例として、第7図に示すように、非磁性体から成る
成形体41の周囲に複数の磁石42と強磁性体から成る
ヨーク43を交互に貼着した組合わせ体44を、内筒4
5として、シャフト46に固定し、この組合わせ体44
から成る内筒45を第1図ないし第2図に示す構造の外
筒26の内側に配置すると、組合わせ体44のヨーク4
3にできる磁極が外筒26内の磁石粒子27に対向して
、トルクを発生し、また、第8図に示すように、強磁性
体から成るヨーク51の両側部に磁石52を貼着した組
合わせ休53を、内筒54として、シャフト55に固定
し、この組合わせ体53から成る内筒54を第1図ない
し第2図に示した構造の外筒26の内側に配置づると組
合わせ体53のヨーク51にできる磁極と磁石52の磁
極が外筒26内の磁石粒子21に対向して、トルクを発
生する。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明の請求項1のトルクリミッタは
、内筒及び外筒の一方が磁石または磁石とヨークの組合
わせ体で、その相対的な回転により、内筒及び外筒の他
方の内部で個々の磁石粒子が外部の磁極の移動に追従し
て独立に回転し、この回転によるヒステリシスにより、
トルクを発生し、また、請求項2のトルクリミッタでは
、円盤状の磁石または磁石とヨークの組合わせ体の相対
的な回転により、収納体の内部で個々の磁石粒子が外部
のFi1極の移動に追従して回転し、この回転によるヒ
ステリシスにより、トルクを発生し、いずれの場合も、
相対的な可Eノ部分がギャップを介して非接触の状態に
あるので、トルクが長期的に安定し、しかも、製造に際
して、磁石粒子には磁気特性を変化させるような加工を
行なわないので、所望のトルクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明のトルクリミッタの請求I
FJ1に対応した第1ないし第3の実施例の構造を示す
もので、第1図は一部を断面にした側面図、第2図は第
1図の■−■視断面断面図3図は一部の拡大断面図であ
り、そして、第4図ないし第6図1J本発明のトルクリ
ミッタの請求項2に対応した第4の実施例のIa造を示
すもので、第4図は一部を断面にした側面図、第5図は
第4図のV−v面断面図、第6図は一部の拡大断面図で
あり、また、第7図及び第8図はそれぞれ本発明のトル
クリミッタの請求項1に対応した第5及び第6の実施例
の構造を示す断面図であり、また、第9図は従来のトル
クリミッタの側面図、第10図及び第11図もそれぞれ
従来のトルクリミッタの一部を断面にした側面図である
。 21、46.55φ−シャフト、22.45.54・・
内筒、26・φ外筒、27・・磁石粒子、33.42.
52・・磁石、34・・収納体、35・・磁石粒子、4
3.51・・ヨーク、44.53・・組合わせ体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフトと、このシャフトの外側に配設されシャ
    フトの回転運動に連動する内筒と、この内筒の外側にギ
    ャップを介して配設された外筒とを備え、 上記内筒及び外筒の一方を、磁石または磁石とヨークの
    組合わせ体のいずれかで形成するとともに、上記内筒及
    び外筒の他方の内部に、磁石粒子を流動可能な状態で収
    納したことを特徴とするトルクリミッタ。
  2. (2)円盤状の磁石または磁石とヨークの組合わせ体の
    いずれかと、内部に磁石粒子を流動可能な状態で内包し
    た円盤状の収納体とを、同心上に位置して所定のギャッ
    プを介して回動自在に設けたことを特徴とするトルクリ
    ミッタ。
JP3586589A 1989-02-15 1989-02-15 トルクリミッタ Expired - Lifetime JPH0686888B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06263018A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Nabco Ltd ブレ−キアクチュエ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06263018A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Nabco Ltd ブレ−キアクチュエ−タ

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