JPH0221657A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置の製造方法Info
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- JPH0221657A JPH0221657A JP63170619A JP17061988A JPH0221657A JP H0221657 A JPH0221657 A JP H0221657A JP 63170619 A JP63170619 A JP 63170619A JP 17061988 A JP17061988 A JP 17061988A JP H0221657 A JPH0221657 A JP H0221657A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体記憶装置の製造方法に関し、特に大容量
の読み出し専用MO3型記憶装置の製造方法に関する。
の読み出し専用MO3型記憶装置の製造方法に関する。
近年、微細加工技術の進歩により1メガビット以上の大
容量MO3型記憶装置が量産されている。最近では、さ
らに大容量記憶装置を開発する必要があり、超微細加工
技術ともに、高度なプロセス技術も重要となってきた。
容量MO3型記憶装置が量産されている。最近では、さ
らに大容量記憶装置を開発する必要があり、超微細加工
技術ともに、高度なプロセス技術も重要となってきた。
超微細加工技術として脚光を浴びている技術として、ト
レンチ分離法がある。
レンチ分離法がある。
従来、トレンチ分離技術としては、第3図(a)〜(0
)で示される方法が一般的である。
)で示される方法が一般的である。
まず、第3図(a)に示すように、シリコンからなるP
型半導体基板1上に、フィールド絶縁酸化膜2及び記憶
素子形成領域マスク酸化膜103゜周辺素子形成領域マ
スク酸化膜4を形成する。
型半導体基板1上に、フィールド絶縁酸化膜2及び記憶
素子形成領域マスク酸化膜103゜周辺素子形成領域マ
スク酸化膜4を形成する。
次に第3図(b)に示すように、P型半導体基板全面に
、多結晶シリコン層を形成する。
、多結晶シリコン層を形成する。
次に第3図(C)に示すように、ホトレジストマスク6
を用いて、記憶素子形成領域に素子分離用の溝を形成す
る。
を用いて、記憶素子形成領域に素子分離用の溝を形成す
る。
次に第3図(d)に示すように、ホトレジストマスク6
を有機溶剤で剥離し、溝7の表面に厚さ10〜1100
n程度の熱酸化膜8を形成するため熱酸化したのち、高
リフロー性絶縁膜9、例えばBPSG (ボロン不純物
を含有したリンケイ酸ガラス)を基板全面に堆積させる
。
を有機溶剤で剥離し、溝7の表面に厚さ10〜1100
n程度の熱酸化膜8を形成するため熱酸化したのち、高
リフロー性絶縁膜9、例えばBPSG (ボロン不純物
を含有したリンケイ酸ガラス)を基板全面に堆積させる
。
次に第3図(e)に示すように、高温下、例えば900
°C〜1100°Cで熱処理を行うことにより、高リフ
ロー性絶縁膜9のリフローを行なう。
°C〜1100°Cで熱処理を行うことにより、高リフ
ロー性絶縁膜9のリフローを行なう。
次に第3図(f)に示すように、高リフロー性絶縁膜を
異方性エツチングによりエッチバックして、多結晶シリ
コン層5の上面より高リフロー性絶縁膜9表面が低くな
るまで除去する。このとき多結晶シリコン層5がエツチ
ング阻止層となる。
異方性エツチングによりエッチバックして、多結晶シリ
コン層5の上面より高リフロー性絶縁膜9表面が低くな
るまで除去する。このとき多結晶シリコン層5がエツチ
ング阻止層となる。
次に第3図(g)に示すように、前工程で露出した多結
晶シリコン層5を除去したのち、マスク酸化膜3及び4
を除去し、半導体基板のすくなくとも活性領域(素子形
成領域)表面を露出させる。
晶シリコン層5を除去したのち、マスク酸化膜3及び4
を除去し、半導体基板のすくなくとも活性領域(素子形
成領域)表面を露出させる。
しかるのち、第3図(h)に示すように、半導体基板の
活性領域表面を熱酸化することにより、厚さ10〜10
0 nm程度のゲート酸化膜10(記憶素子形成領域)
及び11(周辺素子形成領域)を形成する。従来、この
ゲート酸化膜形成工程では、高リフロー性絶縁膜9から
活性領域表面への不純物アウト・デイフュージョン(O
utdiffusion)が発生し、活性領域表面の不
純物濃度が不安定になりやすいという問題点があった。
活性領域表面を熱酸化することにより、厚さ10〜10
0 nm程度のゲート酸化膜10(記憶素子形成領域)
及び11(周辺素子形成領域)を形成する。従来、この
ゲート酸化膜形成工程では、高リフロー性絶縁膜9から
活性領域表面への不純物アウト・デイフュージョン(O
utdiffusion)が発生し、活性領域表面の不
純物濃度が不安定になりやすいという問題点があった。
特に、このアウト・デイフュージョンはリンネ鈍物によ
る影響が指摘されており、ゲート酸化を700℃程度の
低温酸化を行なうなどして、アウト・デイフュージョン
抑制を行なっていた。しかしながら低温酸化では良好な
絶縁膜質をもつゲート酸化膜を形成することが困難であ
り、デバイスの信頼性上重大の問題があった。
る影響が指摘されており、ゲート酸化を700℃程度の
低温酸化を行なうなどして、アウト・デイフュージョン
抑制を行なっていた。しかしながら低温酸化では良好な
絶縁膜質をもつゲート酸化膜を形成することが困難であ
り、デバイスの信頼性上重大の問題があった。
次に第3図(i)に示すように周辺トランジスタのしき
い値制御を行なうため周辺素子形成領域に不純物イオン
注入をホトレジストマスク12を用いて行なう。
い値制御を行なうため周辺素子形成領域に不純物イオン
注入をホトレジストマスク12を用いて行なう。
次に第3図(j)に示すように、リン含有多結晶シリコ
ン層13を形成し、さらに、モリブデンシリサイドある
いはタングステンシリサイド等をスパッタ被着して金属
シリサイド層14を形成する。
ン層13を形成し、さらに、モリブデンシリサイドある
いはタングステンシリサイド等をスパッタ被着して金属
シリサイド層14を形成する。
次に第3図(k)に示すように、ホトレジストマスク1
5を用いてパターニングを行ない、ゲート電極を形成す
る。
5を用いてパターニングを行ない、ゲート電極を形成す
る。
次に第3図<i>に示すように、ホトレジストマスク1
6を用いて選択された記憶素子のみに、ゲート電極を形
成しているリン含有多結晶シリコン層13及び金属シリ
サイド層14を透過できる程度の加速電圧で、不純物イ
オン注入により不純物層17を設け、コード書き込みを
する。
6を用いて選択された記憶素子のみに、ゲート電極を形
成しているリン含有多結晶シリコン層13及び金属シリ
サイド層14を透過できる程度の加速電圧で、不純物イ
オン注入により不純物層17を設け、コード書き込みを
する。
次に第3図(m)に示すように、半導体基板全面に層間
絶縁間18を成長する。
絶縁間18を成長する。
次に第3図(n)に示すように、900℃〜1000°
Cの高温下で熱処理を行なうことにより眉間絶縁膜18
のリフローを行なう。さらに、ホトレジストマスク1つ
を用い、コンタクト開孔20を形成する。
Cの高温下で熱処理を行なうことにより眉間絶縁膜18
のリフローを行なう。さらに、ホトレジストマスク1つ
を用い、コンタクト開孔20を形成する。
最後に、第3図(o)に示すように、アルミニウム配線
21を選択的に形成して終了する。
21を選択的に形成して終了する。
以上の説明では、便宜上、ソース・ドレイン領域の形成
工程の説明は省略した。
工程の説明は省略した。
上述した従来の半導体記憶装置の製造方法は、素子分離
用の溝を高リフロー性絶縁膜で埋めたのちゲート酸化膜
を形成するので、この高リフロー性絶縁膜から、活性領
域表面への不純物のアウト、デイフュージョンが発生し
、活性領域表面の不純物濃度が不安定になりやすく、ト
ランジスタのしきい値制御性を著しく低下させていた。
用の溝を高リフロー性絶縁膜で埋めたのちゲート酸化膜
を形成するので、この高リフロー性絶縁膜から、活性領
域表面への不純物のアウト、デイフュージョンが発生し
、活性領域表面の不純物濃度が不安定になりやすく、ト
ランジスタのしきい値制御性を著しく低下させていた。
本発明の目的は、しきい値制御性の良い半導体記憶装置
の製造方法を提供することにある。
の製造方法を提供することにある。
本発明の半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板の活
性領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記半導体
基板全面に多結晶シリコン層を形成する工程と、前記活
性領域のうちすくなくとも記憶素子形成領域上で、前記
記憶素子形成領域上の前記多結晶シリコン層及び前記ゲ
ート絶縁膜を選択的に除去するとともに、前記半導体基
板に溝を形成する工程と、前記溝表面及び前記多結晶シ
リコン層表面に酸化シリコン膜を形成する工程と、前記
半導体基板全面に高リフロー性絶縁膜を成長し、高温熱
処理を施すことにより、リフローし、前記溝領域を埋め
込む工程と、前記リフロー性絶縁膜を、前記記憶素子形
成領域の多結晶シリコン層上面以下になるまでエッチバ
ックする工程と、前記半導体基板全面に導電層を被着す
る工程と、前記導電層及び前記多結晶シリコン層を選択
除去することにより所定のパターンに整形加工してゲー
ト電極を形成する工程とを含むというものである。
性領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記半導体
基板全面に多結晶シリコン層を形成する工程と、前記活
性領域のうちすくなくとも記憶素子形成領域上で、前記
記憶素子形成領域上の前記多結晶シリコン層及び前記ゲ
ート絶縁膜を選択的に除去するとともに、前記半導体基
板に溝を形成する工程と、前記溝表面及び前記多結晶シ
リコン層表面に酸化シリコン膜を形成する工程と、前記
半導体基板全面に高リフロー性絶縁膜を成長し、高温熱
処理を施すことにより、リフローし、前記溝領域を埋め
込む工程と、前記リフロー性絶縁膜を、前記記憶素子形
成領域の多結晶シリコン層上面以下になるまでエッチバ
ックする工程と、前記半導体基板全面に導電層を被着す
る工程と、前記導電層及び前記多結晶シリコン層を選択
除去することにより所定のパターンに整形加工してゲー
ト電極を形成する工程とを含むというものである。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図(a)〜(m)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順に配置した半導体チップの断面図である
。
るための工程順に配置した半導体チップの断面図である
。
まず、第1図(a)に示すように、シリコンからなるP
型半導体基板1上にフィールド酸化膜2及び記憶素子形
成領域及び周辺素子形成領域にそれぞれゲート酸化膜2
2及び23を形成する。
型半導体基板1上にフィールド酸化膜2及び記憶素子形
成領域及び周辺素子形成領域にそれぞれゲート酸化膜2
2及び23を形成する。
次に第1図(b)に示すように、ホトレジストマスク2
4を用いて周辺素子形成領域に不純物イオン注入を行な
い周辺トランジスタのしきい値制御を行なう。
4を用いて周辺素子形成領域に不純物イオン注入を行な
い周辺トランジスタのしきい値制御を行なう。
次に第1図(C)に示すように、半導体基板全面に多結
晶シリコン暦5を成長する。
晶シリコン暦5を成長する。
次に第1図(d)に示すようにホトレジストマスク6を
用いて、記憶素子形成領域に、素子分離用の溝7を形成
する。
用いて、記憶素子形成領域に、素子分離用の溝7を形成
する。
次に第1図(e)に示すように、酸化性雰囲気で熱酸化
することにより、厚さ10〜1100n程度の熱酸化膜
8を形成し、半導体基板上に高リフロー性絶縁膜9、例
えばBPSGを厚さ100〜11000n程度堆積する
。尚、この高リフロー性絶縁膜は減圧状態でCVD法で
形成するのが、この種の溝埋めには最もふされしい手法
である。
することにより、厚さ10〜1100n程度の熱酸化膜
8を形成し、半導体基板上に高リフロー性絶縁膜9、例
えばBPSGを厚さ100〜11000n程度堆積する
。尚、この高リフロー性絶縁膜は減圧状態でCVD法で
形成するのが、この種の溝埋めには最もふされしい手法
である。
次に第1図(f)に示すように、高温下、例えば900
℃〜1100℃で熱処理を行なうことにより、高リフロ
ー性絶縁膜9のリフローを行なう、この熱処理は、窒素
雰囲気で行なうのが好ましい。
℃〜1100℃で熱処理を行なうことにより、高リフロ
ー性絶縁膜9のリフローを行なう、この熱処理は、窒素
雰囲気で行なうのが好ましい。
次に第1図(g)に示すように、多結晶シリコン層5の
上面より高リフロー性絶縁膜9の表面が下になるまで、
異方性エツチングによりエッチバックを行なう、多結晶
シリコン層らがこのエツチングの阻止層となる。これに
より、多結晶シリコン層5の上表面を露出させ、その後
、多結晶シリコン層を透過しない程度の不純物、たとえ
ばリンネ鈍物イオン注入を行なう、(注入量は1×10
15〜I X 1017/−程度である)この後、80
0°C〜1000℃程度の熱処理を行ない、不純物の活
性化を図り、多結晶シリコ層の低抵抗化を行なう。
上面より高リフロー性絶縁膜9の表面が下になるまで、
異方性エツチングによりエッチバックを行なう、多結晶
シリコン層らがこのエツチングの阻止層となる。これに
より、多結晶シリコン層5の上表面を露出させ、その後
、多結晶シリコン層を透過しない程度の不純物、たとえ
ばリンネ鈍物イオン注入を行なう、(注入量は1×10
15〜I X 1017/−程度である)この後、80
0°C〜1000℃程度の熱処理を行ない、不純物の活
性化を図り、多結晶シリコ層の低抵抗化を行なう。
次に、第1図(h)に示すように、半導体基板全面に、
例えばタングステンシリサイド層25として示した導電
層をスパッタあるいはCVD法により被着形成する。尚
、この前に、多結晶シリコン層5とタングステンシリサ
イド層25との接触面の接触性を良くするために、バッ
フアート・フッ酸等で前処理エツチングを行なう方が良
い。
例えばタングステンシリサイド層25として示した導電
層をスパッタあるいはCVD法により被着形成する。尚
、この前に、多結晶シリコン層5とタングステンシリサ
イド層25との接触面の接触性を良くするために、バッ
フアート・フッ酸等で前処理エツチングを行なう方が良
い。
次に第1図(i)に示すように、ホトレジストマスク1
5を用い、タングステンシリサイド層25及び多結晶シ
リコン層5を選択的に除去することにより、ゲート電極
としてのパターン化を行なう。通常、この後でソース及
びドレイン領域形成用の不純物イオン注入をゲート電極
をマスクに行ない、活性化熱処理が行なわれる。
5を用い、タングステンシリサイド層25及び多結晶シ
リコン層5を選択的に除去することにより、ゲート電極
としてのパターン化を行なう。通常、この後でソース及
びドレイン領域形成用の不純物イオン注入をゲート電極
をマスクに行ない、活性化熱処理が行なわれる。
次に、第1図(j)に示すようにホトレジストマスク1
6を用い選択された記憶素子のみに、ゲート電極を形成
している多結晶シリコン層5及びタングステンシリサイ
ド層25を透過できる程度の加速電圧で不純物イオン(
たとえばリンネ鈍物)を半導体基板表面の活性領域に注
入することにより、コード書き込みをする。
6を用い選択された記憶素子のみに、ゲート電極を形成
している多結晶シリコン層5及びタングステンシリサイ
ド層25を透過できる程度の加速電圧で不純物イオン(
たとえばリンネ鈍物)を半導体基板表面の活性領域に注
入することにより、コード書き込みをする。
次に第1図(k)に示すように、半導体基板全面に眉間
絶縁膜18を形成する。ここで眉間絶縁膜としては、P
SG (リンケイ酸ガラス)を厚さ500nrn〜11
000n程度被着する。
絶縁膜18を形成する。ここで眉間絶縁膜としては、P
SG (リンケイ酸ガラス)を厚さ500nrn〜11
000n程度被着する。
次に第1図Ml’)に示すように、高温熱処理(例えば
900℃〜1000℃)を行ない層間絶縁膜18のリフ
ローを行ない、さらにホトレジストマスク1つを用いて
コンタクト開孔20を形成する。
900℃〜1000℃)を行ない層間絶縁膜18のリフ
ローを行ない、さらにホトレジストマスク1つを用いて
コンタクト開孔20を形成する。
最後に、アルミニウム配線21を形成して、完了する。
記憶素子形成領域の素子分離用の溝を埋め込むための高
リフロー性絶縁膜をエッチバックする際の、エツチング
の阻止層として用いている多結晶シリコン層をゲート電
極として用い、高リフロー性絶縁膜で溝を埋め込んだの
ち、ゲート酸化膜を形成する必要がないので、アウト・
デイフュージョンによるしきい値制御性の低下という問
題は発生しない。又、第3図(g)、(h)を用いて説
明した従来例の工程が不要となり、製造工程が簡略化さ
れる。
リフロー性絶縁膜をエッチバックする際の、エツチング
の阻止層として用いている多結晶シリコン層をゲート電
極として用い、高リフロー性絶縁膜で溝を埋め込んだの
ち、ゲート酸化膜を形成する必要がないので、アウト・
デイフュージョンによるしきい値制御性の低下という問
題は発生しない。又、第3図(g)、(h)を用いて説
明した従来例の工程が不要となり、製造工程が簡略化さ
れる。
第2図(a)〜(c)は本発明の第2の実施例を説明す
るための工程順に配置した半導体チップの断面図である
。
るための工程順に配置した半導体チップの断面図である
。
第2図(a)は高リフロー性絶縁膜9を熱処理してリフ
ローした状態の図であり、第1図(f)と同じである。
ローした状態の図であり、第1図(f)と同じである。
次に、第2図(b)に示すように、多結晶シリコン層5
の上面より高リフロー性絶縁膜9の表面が下になるまで
異方性エツチングによりエッチバックを行ない溝埋め込
みを完了する。
の上面より高リフロー性絶縁膜9の表面が下になるまで
異方性エツチングによりエッチバックを行ない溝埋め込
みを完了する。
次に第2図(c)に示すように、半導体基板に他の多結
晶シリコン層26をCVD法により被着する。尚、この
前段階で多結晶シリコン層5と、他の多結晶シリコン層
26との接触性を良くするために、バッフアート・フッ
酸等で前処理エツチングを行なう方が好ましい。次に、
他の多結晶シリコンN26上から、n型不純物たとえば
リンの熱拡散、あるいはイオン注入を行なうことにより
、多結晶シリコン層5.36の低抵抗化を行なう。この
後の工程は、第1の実施例に準じたプロセスを経ること
でデバイス製造が完了する。この実施例は第1の実施例
同様、ゲート酸化膜形成工程における埋め込み用高リフ
ロー性絶縁膜からの活性領域表面への不純物のアウト・
デイフュージョンが防止でき、l−ランジスタしきい値
の制御性が向上する。
晶シリコン層26をCVD法により被着する。尚、この
前段階で多結晶シリコン層5と、他の多結晶シリコン層
26との接触性を良くするために、バッフアート・フッ
酸等で前処理エツチングを行なう方が好ましい。次に、
他の多結晶シリコンN26上から、n型不純物たとえば
リンの熱拡散、あるいはイオン注入を行なうことにより
、多結晶シリコン層5.36の低抵抗化を行なう。この
後の工程は、第1の実施例に準じたプロセスを経ること
でデバイス製造が完了する。この実施例は第1の実施例
同様、ゲート酸化膜形成工程における埋め込み用高リフ
ロー性絶縁膜からの活性領域表面への不純物のアウト・
デイフュージョンが防止でき、l−ランジスタしきい値
の制御性が向上する。
さらに、第1の実施例では、シリサイドゲートプロセス
における説明を行なったが、第2の実施例ではシリコン
ゲートプロセスに適用した場合であり、従来プロセスと
の融合性も良く、簡便なプロセスとなる。
における説明を行なったが、第2の実施例ではシリコン
ゲートプロセスに適用した場合であり、従来プロセスと
の融合性も良く、簡便なプロセスとなる。
以上説明したように本発明は、記憶素子形成領域の素子
分離用の溝を埋め込むための高リフロー性絶縁膜をエッ
チバックする際の、エツチング阻止層として用いている
多結晶シリコン層を、ゲート電極として用い、高リフロ
ー性絶縁膜で溝を埋込んだのちにゲート酸化膜を形成す
る工程を有していないので従来法で問題があった、埋め
込み用高リフロー性絶縁膜からの活性領域表面への不純
物のアウト・デイフュージョンが防止でき、しきい値制
御性が向上し、再現性よく半導体記憶装置を製造できる
効果がある。
分離用の溝を埋め込むための高リフロー性絶縁膜をエッ
チバックする際の、エツチング阻止層として用いている
多結晶シリコン層を、ゲート電極として用い、高リフロ
ー性絶縁膜で溝を埋込んだのちにゲート酸化膜を形成す
る工程を有していないので従来法で問題があった、埋め
込み用高リフロー性絶縁膜からの活性領域表面への不純
物のアウト・デイフュージョンが防止でき、しきい値制
御性が向上し、再現性よく半導体記憶装置を製造できる
効果がある。
第1図(a)〜(m)、第2図(a)〜(c)及び第3
図(a)〜(0)はそれぞれ第1の実施例、第2の実施
例及び従来例を説明するための工程順に配置した半導体
チップの断面図である。 1・・・P型半導体基板、2・・・フィールド絶縁酸化
膜、3・・・記憶素子形成領域マスク酸化膜、4・・・
周辺素子形成領域マスク酸化膜、5・・・多結晶シリコ
ン層、6・・・ホトレジストマスク、7・・・溝、8・
・・熱酸化膜、9・・・高リフロー性絶縁膜、10.1
1・・・ゲート酸化膜、12・・・ホトレジストマスク
、13・・・リン含有多結晶シリコン層、14・・・金
属シリサイド層、15.16・・・ホトレジストマスク
、17・・・不純物層、18・・・層間絶縁膜、1つ・
・・ホトレジストマスク、20・・・コンタクト開孔、
21・・・アルミニウム配線、22.23・・・ゲート
酸化膜、24・・・ホトレジストマスク、25・・・タ
ングステンシリサイド層。 図 筋 ? 霞 力 ズ 第 図 懲 図
図(a)〜(0)はそれぞれ第1の実施例、第2の実施
例及び従来例を説明するための工程順に配置した半導体
チップの断面図である。 1・・・P型半導体基板、2・・・フィールド絶縁酸化
膜、3・・・記憶素子形成領域マスク酸化膜、4・・・
周辺素子形成領域マスク酸化膜、5・・・多結晶シリコ
ン層、6・・・ホトレジストマスク、7・・・溝、8・
・・熱酸化膜、9・・・高リフロー性絶縁膜、10.1
1・・・ゲート酸化膜、12・・・ホトレジストマスク
、13・・・リン含有多結晶シリコン層、14・・・金
属シリサイド層、15.16・・・ホトレジストマスク
、17・・・不純物層、18・・・層間絶縁膜、1つ・
・・ホトレジストマスク、20・・・コンタクト開孔、
21・・・アルミニウム配線、22.23・・・ゲート
酸化膜、24・・・ホトレジストマスク、25・・・タ
ングステンシリサイド層。 図 筋 ? 霞 力 ズ 第 図 懲 図
Claims (1)
- 半導体基板の活性領域上にゲート絶縁膜を形成する工
程と、前記半導体基板全面に多結晶シリコン層を形成す
る工程と、前記活性領域のうちすくなくとも記憶素子形
成領域上で、前記記憶素子形成領域上の前記多結晶シリ
コン層及び前記ゲート絶縁膜を選択的に除去するととも
に、前記半導体基板に溝を形成する工程と、前記溝表面
及び前記多結晶シリコン層表面に酸化シリコン膜を形成
する工程と、前記半導体基板全面に高リフロー性絶縁膜
を成長し、高温熱処理を施すことにより、リフローし、
前記溝領域を埋め込む工程と、前記リフロー性絶縁膜を
、前記記憶素子形成領域の多結晶シリコン層上面以下に
なるまでエッチバックする工程と、前記半導体基板全面
に導電層を被着する工程と、前記導電層及び前記多結晶
シリコン層を選択除去することにより所定のパターンに
整形加工してゲート電極を形成する工程とを含むことを
特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63170619A JPH0727982B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63170619A JPH0727982B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221657A true JPH0221657A (ja) | 1990-01-24 |
JPH0727982B2 JPH0727982B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15908230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63170619A Expired - Lifetime JPH0727982B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727982B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6034416A (en) * | 1997-04-17 | 2000-03-07 | Matsushita Electirc Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device and method for fabricating the same |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP63170619A patent/JPH0727982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6034416A (en) * | 1997-04-17 | 2000-03-07 | Matsushita Electirc Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device and method for fabricating the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727982B2 (ja) | 1995-03-29 |
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