JPH02215338A - マイクロ波で焼くことができる貯蔵安定性クッキードウ - Google Patents

マイクロ波で焼くことができる貯蔵安定性クッキードウ

Info

Publication number
JPH02215338A
JPH02215338A JP1272790A JP27279089A JPH02215338A JP H02215338 A JPH02215338 A JP H02215338A JP 1272790 A JP1272790 A JP 1272790A JP 27279089 A JP27279089 A JP 27279089A JP H02215338 A JPH02215338 A JP H02215338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cookie dough
weight
parts
dough
cookie
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1272790A
Other languages
English (en)
Inventor
Chin Ruu Weng
ウェン チン ルー
Fazorayer Richard
リチャード ファゾレヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabisco Brands Inc
Original Assignee
Nabisco Brands Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabisco Brands Inc filed Critical Nabisco Brands Inc
Publication of JPH02215338A publication Critical patent/JPH02215338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D13/00Finished or partly finished bakery products

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加熱源としてマイクロ波輻射を使用して焼く
ことのできるクツキードウ用の組成物(formula
tion)に関する。さらに詳しくは、クツキードウ用
の組成物およびこのクツキードウを電子レンジ(a+4
crowave oven)を使用して焼きたての自家
製タイプのクツキーを製造するための方法に関する。
[従来の技術] マイクロ波調理によれば、一般的に一つのものを調理す
るのに要する時間を短縮できることが知られている。
その理由はマイクロ波調理においては品物(itam)
を、はとんど同時に外側からも内側からも調理できるか
らである。即ち、マイクロ波輻射は、調理される品物全
体に浸透し、それによって、品物を加熱し調理する。と
ころが従来のオーブンによる調理では、外側表面から内
側に向って調理される。熱が内側に浸透する際、品物の
内側にある部分が序々に調理される。マイクロ波調理は
さらに速い調理法を提供するものとして、すぐれた利点
がある。マイクロ波エネルギーの浸透は、食品の大きさ
、その組成および密度の程度による。しかし、マイクロ
波調理にも多くの難点がある。そのため電子レンジは通
常、食品の全調理用というよりもむしろ調理された食品
の解凍用とか再加熱用の熱源として使用されてきている
特に問題とされているのは、種々の製品(produc
ts)を焼く手段として電子レンジを使用することであ
る0例えば電子レンジを使用してパンを焼く場合は、い
つでも最終工程で、パンにこげ目を付けて焼くために慣
用のオーブンを使用する必要がある。さらに、マイクロ
波エネルギーを使用すると、パンの内側部分を全体に均
一なテクスチュア(texture)にすることができ
なかった。
一般的には、マイクロ波で焼いた場合その間にパンのか
たまりが急にしぼんだり、さらには貧弱なゴム状の内部
構造に変化してしまう傾向がある。
ケーキを焼く際、ケーキバターを電子レンジ中で焼いた
場合、外側の縁は乾燥してしまい堅くなり、一方中央部
分はまだ完全には焼けていない状態になってしまう。
さらに、ケーキのテクスチュアは、そのケーキを慣用の
オーブンで焼いた場合と同じようにはならない、即ち、
湿り気のある、軽い均一な空気細胞(air call
s )のあるテクスチュアはできない、さらに、ケーキ
はマイクロ波オーブン中ではこげ目を付けられない点で
も問題がある。ケーキが、その表面を覆う糖衣を含まな
いものである場合、ケーキ表面に消費者に人気のあるこ
げ目のついた外観をつけるために、慣用のオーブン中で
焼く最終工程がどうしても必要となる。
慣用のオーブンによらずに電子レンジを使用したい場合
解決しなければならない多くの問題が残っている。パン
とかケーキのような焼いた製品と同様に、クツキーにも
上記のことが言える。電子レンジ中でクツキードウを焼
いて、従来のオーブン中で焼いたクツキーと同様なテク
スチュアや外観をもつ充分に焼いたクツキーを製造する
には、今までのクツキードウを使ったのでは不可能であ
る。電子レンジを使用して焼いたクツキーを製造するた
めには、特殊な組成を持つクツキードウを使用しさらに
このドウを特殊な包装材を使用した上で電子レンジ中で
焼く必要がある。この特殊な包装材を使用することによ
ってクツキーの内側部分を充分に焼いている間にクツキ
ーの表面をかっ色化することができる。この特殊なドウ
組成物は、このクツキーが完全に焼けた時点で、自家製
クツキーのテクスチュアと風味を持つようなものでなく
てはならない、これには一定の程度の幅と高さを有する
クツキーを含んでいる。焼いている間にクツキーは焼い
ている熱板の上で広がり、ある程度の膨張も起り、クツ
キー内になめらかな内部組織ができることは周知である
クツキードウ組成物としてのこれらの必要とされる特性
に加えて、クツキードウは周辺の条件で貯蔵安定性を持
つものでなくてはならない、これは貯蔵寿命とも呼ばれ
ているものである。クツキードウはスーパーマケットを
通じて広く市販することを1つの目的としているので貯
蔵安定性が重要となる0本発明のクツキーは、冷蔵また
は冷凍されるのではなく、室温で提供される他のクツキ
ーと同様に扱われる0本発明のドウ組成物にはこのこと
が重要な要件となる。完全に焼いたクツキーの場合には
、高温下で少なくとも数分間処理するので、クツキード
ウ中の病原性微生物は根本的に殺されてしまい、また微
生物の成長を阻止する0、65以下の水分活性まで含水
率が低下する。しかし、生のまたは部分的にしか焼いて
いないドウを長期間室温にさらしておくと、微生物の成
長とか高い水分活性によるドウの変質という問題が生じ
る。
このような問題に対応して、電子レンジを使用して焼い
た製品を製造するための種々の組成物および容器が公知
技術として知られている。 例えば米国特許第4.15
7.403号には、かっ色化したすぐに食べられる製品
をマイクロ波で焼くための方法が提供されている。この
特許には、スポンジとドウ組成物を、かっ色化されてか
ら食べるロールに成形し、これをカートンの中に入れる
ということが述べられている。これらのロールは、14
〜16分間、マイクロ波プルーフィング(proofi
ng)にかける、マイクロ波プルーフィング後、このロ
ールを4〜6分間マイクロ波で焼く、このようにして製
造された、かつ色化させてから供給されるロールを包装
し、販売する場所に送れるようにする。ここで示されて
いるのはロールを焼くための方法であって、買った人が
従来のオーブン中で加熱しかっ色化させる。この特許の
製法の利点は、従来のオーブン焼きに利用される製法よ
りも製造時間をかなり短縮することができる点であると
している。
米国特許第4.198.438号には、焼く用途に使用
される変性グルテン製品が示されている。この変性グル
テンは、グルテンとキサンタンガム(xanthan 
gum)との反応生成物からなる。この特許は、グルテ
ンが重要な成分であるパン焼きに関するものである。こ
の変性グルテンによりさらにすぐれた容量とテクスチュ
アを持つパンをつくることができることを発見した。こ
の変性グルテンは、特にパン焼きに利用されるものであ
る。
米国特許第4.230.924号にはポリエステルとか
ベーパーボードといった誘電体の可攬性包装紙からなる
食品包装材に関する。この可攬性包装は、包装されるべ
き食品の品目の少なくとも1部適合することができなけ
ればならない、さらに可撓性包装シート上に含まれてい
る誘導体はアルミニウムのような金属の層からなるもの
である。このアルミニウム層は連続層であっても非連続
層であってもよい、この包装の目的は、マイクロ波輻射
エネルギーの一部は包装シートを通過し、包装した食品
と接触しこれを加熱し、一方では包装シートの誘電体部
分によって吸収されたエネルギーは発熱し、食品の表面
をかっ色化するために使用されることにある。このタイ
プの包装では誘電体を含む包装シートは、調理される食
品の表面全体または大部分と接触している。
米国特許第4.267、420号には米国特許第4、2
30.924号におけるのと同様な可撓性包装用シート
が示されている。主なちがいは、包装用フィルムがマイ
クロ波エネルギーを吸収するためにその上に非常に薄い
コーティングを持つプラスチック包装用フィルムである
点である0、J:のような包装用フィルムを使用すると
、照射するマイクロ波エネルギーの一部のみがその包装
用フィルムによって熱に変化する。マイクロ波輻射エネ
ルギーの残りがフィルムを通過し、包装用フィルム内に
入っている食品を加熱する。包装用フィルムが充分に加
熱されてくると、食品の外側表面がか9色化して、パリ
バリになる。
米国特許第4,318,931号には、2段階で焼くこ
とによって堅いパンを焼く方法が示されている。
まず第1段階でパンを従来の加熱により焼き、堅いパン
を焼くために通常使用されているおおいのあるベーキン
グ板の中に入れる。第2段階では従来の対流加熱とマイ
クロ波エネルギー加熱を同時に利用する。この発明の目
的とするところは、堅いパンを製造するための焼き時間
の短縮化にある。このようなことは、焼く操作の第2段
階で2種の熱発生方法を利用することにより達成される
。この方法によれば約50%の焼き時間の短縮化が可能
である。
米国特許第4.396.635号には、従来のオーブン
によらず電子レンジ中で焼くことのできるケーキミック
スが示されている。このケーキミックスは特殊な組成を
持つものでなくてはならない、この組成物は約60〜8
0%の砂糖と小麦粉の混合物からなるものである。砂糖
と小麦粉との比は約1.4 : 1〜約2=1である。
この組成物には、約1〜5%の膨張剤約0〜16%のシ
ョートニング、約2〜10%の乳化剤、および残りの慣
用のケーキ添加剤をも含有している。このような種々の
ケーキ添加剤としては、ココア、バニラ、チョコレート
、スパイス、果物および木の実のような風味剤からなる
ものである。さらに、組成物には増粘剤、栄養剤、酸化
剤および抗微生物剤、脱脂粉乳、卵固形分、および澱粉
を含有させてもよい、膨張剤は化学膨張剤である。この
ような組成物は、電子レンジで焼くとすぐれたテクスチ
ュアと湿り気を持つケーキを製造することができる。
米国特許第4.448.791号には、外皮を含む食品
の上方層として使用することのできる反応性ドウ組成物
が記載されている。このような食品としては種々のディ
ナーポットバイや種々なデザートパイがある。この反応
性ドウ組成物は本質的に活性な成分として、ぶどう糖の
ような還元糖とアミノ酸源を含んでいる。加熱時に、こ
れらの2つの成分がメイラード(Maillard)反
応を起し、その結果、かつ色化する。このかっ色化でき
るパイ外皮は、完全に調理された製品を含んでいるポッ
トパイに関して特に有用であり、マイクロ波エネルギー
がこれを含む製品を解凍し、加熱し、さらに外皮をかっ
色にするために利用されている。
米国特許第4.463.020号には、膨張剤とじてイ
ーストを含有する小麦をベースとする食品が示されてい
る。これらの小麦ベースの食料品は、小麦粉、イースト
およびマイクロ波加熱時の食品の口当りの劣化を低下す
るために使用される細長い粒状の米粉の一定量からなる
ものである。この特許の目的は、食前に電子レンジ中で
加熱することのできる完全に焼いたパン製品を提供する
ものである。このようなものを加熱した場合、パンの口
当りの劣化は認められない、即ち、このようなパンはね
っとりしたり堅くなったりかたまったり、ガム状(gu
mmy )またはゴム状(rubbery )になった
りすることはない、このようなパンは、買った人がサン
ドイッチをつくり、ラップしてから電子レンジで再加熱
するような、サンドインチロールを製造するのに使用す
るのに特に適している。この特許の目的は、パンの口当
りをよくすることによってサンドイッチ全体の口当りを
よくすることにある。細長い粒状の米粉が、このような
パンの口当りを改良するのに有効であることを発見した
ものである。
米国特許第4.529.607号には、マイクロ波調理
に使用するのに適したバターの製法が示されている。こ
のバターは、高アミロース含有粉を含むものである。こ
の発明の目的は、電子レンジを使用して消費者によって
作られる鳥肉または魚のステック(sticks)のよ
うな製品の上にコートすることのできるバターを製造す
ることにある。この特許の目的は、上記の食品の1つの
上に被覆し、その製品を電子レンジ中で加熱してもベタ
ベタしないような、バターを提供することにある。これ
は、普通の従来のオーブン中で消費者によって加熱され
る類似の食品に従来のバターが使用されるときに生じる
問題である。即ち、高アミロース粉を使用して製造され
るバターは、マイクロ波加熱すると食品の上にバリパリ
した外皮コーティングを形成する。
米国特許第4.590.349号には、二つの側面から
食品をかっ色化し、バリバリにするため、電子レンジ中
で使用することのできるカートンが示されている。この
容器はペーパーボードから作られており、マイクロ波エ
ネルギーを吸収し、発熱するパネルを含んでいる。また
、このパネルの一部は、調理工程の間に調理されている
品物から放出されている湿気や油分を吸収するための手
段となる。このような包装材は、鳥肉のような製品を調
理するのに特に適している。この包装材は調理作業周期
の間に鳥肉の片をより均一に調理するために向きを変え
る。包装材の向きを変えると、放出された湿気や油は、
マイクロ波エネルギー吸収性層に含まれているパネルの
中の一つの材料層の中に吸収される。このような容器の
場合、マイクロ波エネルギー吸収性パネルは自ずと平な
ものになる。
米国特許第4.560.559号には、マイクロ波輻射
エネルギーにさらすことによる口当りの劣化をさけるこ
とのできる、小麦をベースとした食品に関するものであ
る。この開発は主にイーストでふくらませた製品に関す
る。米澱粉を使用することが、イーストで膨張させた小
麦をベースとする食品のマイクロ波劣化の防止には最も
効果があることが明らかにした。米澱粉は明らかにイー
スト発酵の小麦をベースとする製品の口当りのよさを保
つのに適当な結晶サイズを持つものである。
米国特許第4.626.641号には果物または肉の入
ったパイのマイクロ波エネルギー加熱のためのカートン
および方法に関する。このカートンには肉または果物ベ
ースのパイが入れられており、マイクロ波エネルギーを
輻射熱に変えるのに適したマイクロ波エネルギー吸収性
層をその上方表面に持っている。即ち、別の表面を通し
て包装材に入った輻射エネルギーがパイを解凍し加熱し
ている間、輻射熱がパイの上側表面をかっ色化させる。
このカートンの場合マイクロ波エネルギー吸収性物質は
素材の平らなシートからなるものとして示されている。
日本特許公報第213.351号には、スポンジケーキ
製品の製造法が示されている。これらはマイクロ波加熱
によって製造されている。このようなスポンジケーキ製
品における重要な成分は明らかにポリスチレン、ポリプ
ロピレンおよびポリメタアクリレートのような合成樹脂
である。
ドイツ特許第2.729.241号には部分的に焼いた
ロールの最終焼き上げの際、マイクロ波エネルギーを利
用して焼く方法が示されている。この方法はドウの製造
、ドウの個々の片への成形、個々の片の別々の皿への配
置、別々の皿に入ったドウのマイクロ波エネルギー処理
および最終工程でのマイクロ波エネルギーを利用したド
ウの焼き上げからなるものである0周波数としては好ま
しくは915と2.450MHzが利用されている。こ
の方法の主な利点は焼き時間の短縮化が可能であること
にある。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、電子レンジを使用して焼いた製品を製
造するための種々の組成物および種々の容器が技術とし
て公知である。しかし、マイクロ波によって焼く技術を
利用したクツキーの製造に関しては何ら示されていない
、さらに室温で長期間の貯蔵安定性を持ち、しかも消費
者が電子レンジ中で焼いて、自家製同様の味わいとテク
スチュアを持つクツキーを製造することができるような
りツキ−ドウについては何ら示唆されていない。
これらはすべて手ごわい問題である。しかしながら、本
発明の1つの目的は、マイクロ波で焼くことのできるク
ツキーを製造するために使用することのできるドウ組成
物を提供することにある。
さらに本発明のドウ組成物は室温で長時間貯蔵すること
もできる。さらに本発明のドウ組成物は、特定のマイク
ロ波エネルギー吸収性装置を使用して焼けば、内部が充
分に焼けているだけではなくかっ色化した表面が得られ
る。また内部は従来のオーブン中で焼いたクツキー組織
と変らない組織を持つものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のドウ組成物および製造法によれば、従来技術の
様々な問題を解決できる。
本発明では、焼くための熱源としてマイクロ波エネルギ
ーを使用してクツキーを製造することができることを発
見した。その結果、消費者は、素早く簡単に焼きたての
自家製クツキーを作ることができる。さらに本発明のク
ツキードウは、長時間の貯蔵安定性を持つものであるの
で、店で、あるいは家で冷蔵庫や冷凍庫に入れておく必
要がない、このクツキードウを冷蔵庫や冷凍庫に入れれ
ば熱論さらに長期間の保存が可能となる。
本発明のクツキードウは、多くの伝統的なりツキ−ドウ
成分からなるものである。即ち、粉、砂糖、ショートニ
ングおよび化学膨張剤を含む、含まれるその他の成分と
しては、高フラクトースコーンシロップ、グルテンおよ
び前ゼラチン化澱粉である。さらに本発明の組成物は乾
燥全卵粉末、スキムミルク粉末、塩、ガムおよび必要と
される他の成分も含有している。さらにスパイス、チョ
コレート、果物および木の実といった種々の風味剤を含
有していてもよい0本質的にはどあような風味剤をも使
用することができる。
本発明のクツキードウの特有な特性のいくつかを提供す
る成分は、高フラクトースコーンシロップ、グルテンお
よび前ゼラチン化澱粉である。高フラクトースコーンシ
ロップを使用するとドウに長期貯蔵安定性を与えること
ができる。これは高フラクトースコーンシロップは湿り
気のあるテクスチュアを与えるが、しかし、クツキード
ウにおいては低い水活性が得られるためである。クツキ
ー中に、通常使用することがさけられているグルテンを
、膨張剤と併用して使用すると、クツキーはマイクロ波
で焼く間に膨張し、クツキー組織を持つようになる。こ
のグルテンはクツキードウ表面上に膜を形成するので長
期の貯蔵安定性が確保される。前もってゼラチン化した
前ゼラチン化澱粉は短縮化されたマイクロ波による焙焼
工程の間に充分に調理できるようにするために使用され
る。この前ゼラチン化澱粉は、クツキーのテクスチュア
特性に影響を与える。必要とされるテクスチュアに応じ
て、1種以上の前ゼラチン化澱粉が組成物への添加用と
して選ばれる。
クツキードウを混合し、個々の片に成形してから、クツ
キードウを、クツキードウの表面上にグルテン−澱粉の
皮膜を形成するために短時間高温で従来のオーブン中で
予備焼きをする。この焙焼は、約325°F〜500°
Fの温度で1〜7分間行う。
この予備焙焼はクツキードウ上に、外部皮膜層を形成す
るために行うのであって、化学膨張剤の反応を充分に活
性化してしまう反応時間であってはならない、化学膨張
剤は、クツキーのマイクロ波による焙焼工程の段階まで
は実質的に活性化されないようにしておく。
次いで、この予備焙焼したクツキーを包装してから、販
売する場所まで送る。販売時に、室温で貯蔵する。消費
者が買った場合、消費者は、この予備焙焼したクツキー
ドウの1個以上の片を電子レンジ中に入れ、クツキード
ウを電子レンジ中で加熱し、焼く間にクツキーをかっ色
化することのできる包装材を、予備焙焼したクツキード
ウの上にかぶせればよい。
上述したように、本発明のクツキードウは貯蔵安定性が
あり、しかも電子レンジ中で焼くことのできる特殊なタ
イプのものである0本発明の目的は、消費者に自分で慣
用の電子レンジを便用して焙焼を完成することのできる
、予備焙焼されたクツキードウを提供することにある。
この電子レンジによる焙焼工程から得られるあたたかい
クツキー製品は自家製のクツキーの風味とテクスチュア
を持つ焼きたてのクツキーである。
本発明のクツキードウの重要な要素は、その特殊な組成
にある0本発明のクツキードウは粉、ショートニング、
化学膨張剤、砂糖および種々の風味剤のような普通の成
分を含んでいる。風味剤としては、スパイス、バニラ、
チョコレート、果物および木の実のようなものがある。
必要に応じてその他の風味剤も使用することができる。
これらの成分に加えて、本発明のドウ組成物は高フラク
トースコーンシロップ、グルテンおよび前グルテン化澱
粉を含む点に特徴がある。さらに、種々の添加剤もドウ
組成物の一部として使用できる。
ここで言う他の添加剤とは、乾燥全卵粉末、スキムミル
ク粉末、食壇およびガム等である。
粉、砂糖およびショートニングは、本質的にすべてのタ
イプのクツキー用として必要な成分である。クツキーを
製造する一般的な場合、グルテン含有率の低い軟質状ま
き小麦粉が選ばれる。高グルテン含有率の粉は、通常、
パン、ロールおよび関連ベーカリ−製品を製造するのに
使用されている。しかし、本発明の場合、使用される小
麦粉は低グルテン含有率の粉でなくてもよい、それは、
他のクツキー組成物と具なり、本発明の組成物において
は、グルテンの含有率がかなり高いからである0組成物
中にグルテンを含めることによって、予備焙焼工程の間
にクツキー上に外皮を形成し、さらにグルテンはマイク
ロ波による焙焼工程の間クツキー中に望ましい膨張が生
ずるようにする。即ち、グルテンを化学膨張剤と併用す
ることにより、マイクロ波調理工程の際にクツキードウ
が適度に膨張する。
予備焙焼したクツキードウの外皮はグルテンと澱粉との
間の相互反応の結果であるとされている。これらの二つ
の成分が、ある反応により結合し、クツキードウの表面
の上に外皮を形成すると考えられる。この外皮は予備焙
焼したクツキードウ上に弱いクラストを形成し、このク
ッキードウに貯蔵安定性を与える。
クツキードウの一成分として高フラクトースコーンシロ
ップを高含有量で使用することによって、クツキードウ
の水分活性を低くおえることができる。この高フラクト
ースコーンシロップによって得られるクツキーは湿った
コンシスチンシイ(consistency )を持つ
が、クツキードウ自身は0.65以下の水分活性を持つ
ようにすることができる。予備焙焼したクツキードウは
低い水分活性を持つので、クツキードウは室温で貯蔵安
定性を示すということが重要である。クツキードウの水
分活性が低下すると、クツキードウの表面および内部に
おける微生物の成長能力が低下する。従って、高フラク
トースコーンシロップは、クツキードウに甘味を与える
ばかりでなく最終製品のクツキー中に湿り気をも与える
前ゼラチン化澱粉は、主にテクスチュアを高め、改良す
るために使用される。高アミロペクチン、前ゼラチン化
澱粉は、歯切れのよくないやわらかいテクスチュアを与
えるが、高アミロース澱粉はよりしかつりしたテクスチ
ュアを与える。前ゼラチン化澱粉はこれらが前もって処
理されているために澱粉らしい味が少ないので選ばれる
本発明のクツキードウを作るのには、本実質的にはどの
ような軸廻き(fine ground )砂糖でも使
用することができる。これらは軸廻き白砂糖であっても
軸廻きブラウンシュガーであってもよい、ブラウンシュ
ガーと白砂糖のどちらかを選ぶかその相互の量比をどの
ようにするかは、好みの味具合によって決まる。砂糖は
、食品中の水分活性を低下させるための湿潤剤として周
知のものである。砂糖の含有率を高くするとそのクツキ
ードウの貯蔵期間をさらに延ばすことができる。使用す
ることのできるショートニングは、クツキーを製造する
ために使用されている慣用のショートニングであればい
ずれを使用してもよい0通常は植物油ショートニングが
使用される。
使用される膨張剤は化学膨張剤である。化学膨張剤は、
反応の際に炭酸ガスを放出する酸成分と塩基成分からな
るものである。化学膨張剤として使用される塩基性成分
は、通常、炭酸塩または重炭酸塩からなるものである。
一般に用いられる塩基性成分としては重炭酸ナトリウム
がある。酸性成分は、塩基成分と反応して炭酸ガスを放
出するものであれば、本質的に食用酸性物質のいずれを
使用してもよい、好ましい化学膨張剤は、リン酸ジアン
モニウム、ビロリン酸ナトリウムアルミニウムおよびリ
ン酸カルシウムアンモニウムである。熱論他の食用酸性
物質も使用できる。
本発明のクツキードウの一部を構成する他の成分として
は、香料、および乾燥全卵粉、スキムミルク粉末、食塩
およびガムのような成分がある。
有用なガムはアルギン酸ソーダである。このガムは低水
分活性度を保つのに有効である。他の種々の添加剤およ
び保存剤も添加できる。
クツキードウ組成物の製造に際しては、クリーム状の粘
度を持つ混合物中に特定成分を添加するのがよい0例え
ば乾燥全卵粉末、スキムミルク粉末がその成分の一部で
あるとき、高フラクトースコーンシロップ、植物性ショ
ートニングおよび砂糖水、食塩、ガム、乾燥全卵粉、お
よびスキムミルク粉末を混合したものをクツキードウは
含んでいる。これらはクリーム状混合物となる0次に、
このクリーム状の混合物に、他の乾燥成分、すなわち粉
、前ゼラチン化澱粉および化学膨張剤を加えて、ドウが
形成するまで混合を続ける。ドウ成分を互いに完全に混
合するものであればどのようなタイプのドウミキサーで
も使用できる。ドウ混合用装置として適するものは、こ
の技術分野では周知である。完全に混合されたドウは触
れると粘着性を示し、やわらかく、個々のクツキーに成
形でき、ゆるい(slack )ドウ特性を持つもので
ある。
ドウを完全に混合してから、ワイヤーカッターあるいは
回転モールグーといった適当なりツキ−ドウカッターに
よって各々のクツキーとするための個々の形状に成形さ
れる。クツキーは直径的30mm〜80mmさらにはも
つと大きい直径のものにすることができる。個々のクツ
キーに成形されてから、これらは昇温下で短時間予備焙
焼を行う、この予備焙焼の間に、クツキーはいくらか広
がり、そしてほんのわずかであるが膨張する。広がる程
度は、面積で約10〜30%程度である。
個々のクツキーがほんのわずかに膨張するのは、オーブ
ン内の滞留時間が、クツキーの表面を加熱し、やわらか
い皮膜を作るのに充分な程度であってドウの内部にある
化学膨張剤を活性化するには不充分だからである。使用
されるオーブン温度は、325〜500°Fの範囲であ
り、好ましくは375〜450°Fである。クツキーの
オーブン中の滞留時間は約1〜7分間である。滞留時間
および温度が予備焙焼段階の間の主要な決定因子という
わけではなく、むしろこの時点では化学膨張剤が顕著に
は活性化しないということの方が重要である。
従って、温度および時間についての制限範囲を決めるよ
りも、この予備焙焼工程の間に生ずる化学膨張剤の活性
化の度合いおよび膨張の程度に注目することの方が、よ
り実際的であると言える。
予備焙焼段階は、従来のパン焼きオーブン中で行われる
。クツキーは昇温下にその表面がわずかにかっ色化して
いるか、全くしていない状態でオーブンから取り出され
る。このクツキーをコンベヤーベルト上で冷やしてから
、包装する0通常の場合、予備焙焼したクツキードウを
、プラスチックかその他のトレーの上にのせ、このトレ
ーをプラスチックフィルム内に密封する。あるいは、い
くつかの層の予備焙焼したフィルムの上にスラップ(s
lug)を形成するためにクツキーをそろえて積み重ね
、それからプラスチックフィルムで密封する。このよう
に密封されたクツキーは、カートン中に入れられ、販売
する小売店に送られる。このカートンには消費者がマイ
クロ波で焼く手順についての説明を入れておくとよい。
個々の種々な成分の量は、クツキーがどのようなタイプ
のものであるかによって変化する。しかし、使用される
成分の範囲はある。これらは特に高フラクトースコーン
シロップ、グルテンおよび前ゼラチン化澱粉に関する場
合に言える。これらは本発明のドウ組成物の重要構成成
分であって、特定量で含有するようにしなければならな
い、粉の100重量部基準で30〜60重量部の高フラ
クトースコーンシロップ、3〜10重量部のグルテン、
および3〜10重量部の前ゼラチン化澱粉が含有される
ようにする。上述したように、使用される正確な量は、
製造される特定のクツキードウ組成物によって決まる。
組成物の砂糖含有量は、かなり広範囲で変化させること
ができる。砂糖の含有量は、粉[0重量部基準で40〜
60重量部、好ましくは40〜50重量部の範囲にする
ことができる。これは、白砂糖およびブラウンシェガー
の合計である。
ショートニング含量も広範囲であり、粉の100重量部
基準で25〜50重量部、好ましくは30〜45重量部
の範囲である。化学膨張剤は、予備焙焼をしたクツキー
ドウをマイクロ波で焼く間、どの程度膨張させるかによ
って添加量を決める0通常、化学膨張剤は、粉の100
重量部基準で1〜5重量部、好ましくは1.5〜3.0
重量部の範囲にする。ガムを添加する場合には、同じ基
準で0.05〜0.5重量部、さらに好ましくはQ、I
 No、3重量部の範囲にする。
他の成分、例えば乾燥全卵粉末、スキムミルク粉末、食
塩および種々の香料を、個有の味および/またはテクス
チュアをつくるために必要な量だけ添加する。ガムは、
低い水分活性を保ちながら湿り気を増す、ドウ組成物に
よっては、これらの成分の1種以上を入れずにすませる
こともできる。しかし、これらは通常は使用される。
本発明の予備焙焼したクツキーをマイクロ波で焼くため
にはただ単に包装を開き、その時点で焼きたい数だけの
予備焙焼したドウ成形物を取り出せばよい、クツキーは
直接マイクロ波で焼くこともでき、そうでない場合には
、マイクロ波感受性物質を予備焙焼したクツキーの上に
かぶせてからオーブン中に入れてもよい、マイクロ波感
受性物質はマイクロ波輻射エネルギーの一部または全部
を吸収して、それを熱に変える。このようにして発生し
た熱が、クツキーの外側表面をかっ色化させることにな
る。適当なマイクロ波感受性物質は、予備焙焼したクツ
キードウ片を入れである包装の中に入れて消費者に提供
することもできる。
そうでない場合には、予備焙焼したクツキーを表面上の
一部または全部に、もしくはその中にマイクロ波感受性
物質を既に含んでいる包装材の中に包装することもでき
る。このようにすれば、クツキーは焼くためにその包装
材に入れたままで、電子レンジ中に入れるだけですむ、
焼く工程が完了した後、かっ色化し、焼かれたクツキー
をその包装材から取り出し食べればよい、上記したよう
に、マイクロ波で焼いている間に、予備焙焼したクツキ
ーは膨張する。また予備焙焼したクツキーは広がったり
もする。広がる程度は最初のクツキードウの状態から予
備焙焼したドウの状態にするまでに広がったほどではな
い、広がる程度は、面積で約5〜20%の範囲である。
一方、クツキードウの膨張率は、さらに顕著である。
クツキードウは約20〜80%、好ましくは30〜60
%も膨張する。マイクロ波調理工程の間、クツキーは、
その水分率が10重量%以下、さらに好ましくは8重量
%以下に低下する。
上記したように、ベーカリ−店で製造することのできる
クツキーであれば、本質的にどのようなタイプのクツキ
ーでも、本発明の方法により製造することができる。製
造されるクツキーの種類については何ら制限はない、熱
論、このようなりツキ−は、チョコレートチップとかチ
ョコレートチャンクといった他の添加剤を少量または多
量に含んでいてもよい、また、スパイス、フルーツ、ナ
ツツを含んでいてもよい、どのようなりツキ−にするか
は個人の好みによるものである0本発明を、下記の具体
的実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例1 43ポンドの高フラクトースコーンシロップ、37ポン
ドのショートニング、20ボンドの軸廻き白砂糖、26
ボンドの軸廻きブラウンシュガー、4ポンドの乾燥全卵
固形分、4ポンドの脱脂粉乳および1.33ポンドの食
塩からなる混合物をバーバート(Habart)ミキサ
ーで5分間低速混合した1次に17ボンドの水をこの混
合物に加え、さらに約3分間、同じ混合速度で混合を続
けた。
得られた混合物は、クリーム状のなめらかな混合物であ
った。100ポンドの低グルテン含有率の小麦粉、7.
5ボンドの前ゼラチン化高アミロペクチン澱粉、1.6
7ポンドの重炭酸ソーダおよび0.35ポンドのリン酸
ジアンモニウムからなる乾燥ブレンドを上記混合物に加
えた。全体によく混合されたドウのかたまりができるま
で混合を続けた。ドウのかたまりを、直径的35+am
、高さ5+on+のクツキーサイズのドウ片に成形した
。このようなりツキ−サイズのドウ片を450°Fで3
分間予熱オーブン中で焼いた。この温度で、クツキーサ
イズのドウ片は外側は約400°Fまで加熱されたが、
その内部温度は、化学膨張剤を活性化するには不充分で
あった。この部分的に焼かれたクツキーは、直径的45
mm、高さ8IIImであった0次に得られた予備焙焼
したクツキーを、プラスチックの皿に置き、各々のクツ
キーの上に円錐形のマイクロ波感受性物質をかぶせた。
このように部分的に焙焼したクツキーを出力100%、
45秒間にセットされた600 W用電子しンジ中に入
れた。マイクロ波エネルギーを、この時間照射すると、
クツキーは完全に焼け、その上部表面と側面は深いかっ
色になった。このクツキーはしっとりとなめらかで柔ら
かなテクスチュアを持つものでありた。
実施例2 前ゼラチン化澱粉として高アミロース澱粉を使用する以
外、実施例1と同様の手順をくり返した。100ボンド
の小麦粉当りのこの澱粉の量を、6ポンドとした。得ら
れたクツキーは、実施例1のクツキーよりしつかりした
テクスチュアを持つものであった。
実施例3 組成物中に35ボンドのチョコレートチップスを入れる
以外、実施例1と同様の手順をくり返した。得られたク
ツキーは、自家製チョコレートチップクツキーの味、テ
クスチュアおよび外観を持つものであった。
実施例4 0.5ポンドのバニラおよびバター香料を添加する以外
、実施例1と同様の手順をくり返した。得られたクツキ
ーは、さらにバターらしい風味と香りを持つものであっ
た。
[発明の効果] 本発明によれば、マイクロ波で焼くことのできるクツキ
ーを製造するために使用することのできるドウ組成物を
提供することができる。さらに本発明のドウ組成物は温
室で長時間貯蔵することもできる。また、本発明のドウ
組成物は、特定のマイクロ波エネルギー吸収性装置を使
用して焼けば、内部が充分に焼けているだけではなくか
つ色化した表面が得られ、内部は従来のオーブン中で焼
いたクツキーと変らないテクスチュアを持つものが得ら
れる。その結果、消費者は、電子レンジ中で焼いて自家
製同様の味わいとテクスチュアを持つクツキーを製造す
ることができるという効果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クッキードウ片が、そのクッキーの表面上に外皮層
    を形成する程度に部分的に焼かれたものであって、その
    際クッキードウ片中の膨張剤(leavening a
    gent)が著しくは反応していない状態にあるもので
    ある、熱源としてマイクロ波エネルギーを使用して焼く
    のに適した、貯蔵安定性クッキードウ片。 2、粉、砂糖、シヨートニング、グルテン、前ゼラチン
    化澱粉および化学膨張剤からなる、特許請求の範囲第1
    項記載の貯蔵安定性クッキードウ。 3、クッキードウが100重量部の粉を基準として、約
    30〜60重量部の砂糖と、約25〜50重量部のショ
    ートニングを含有するものである、特許請求の範囲第2
    項記載の貯蔵安定性クッキードウ。 4、クッキードウが約40〜60重量部の高フラクトー
    スコーンシロップを含有するものである、特許請求の範
    囲第3項記載の貯蔵安定性クッキードウ。 5、クッキードウが、100重量部の粉を基準として、
    約1〜3重量部の膨張剤、約3〜10重量部の前ゼラチ
    ン化澱粉および約3〜10重量部のグルテンを含有して
    いる、特許請求の範囲第3項記載の貯蔵安定性クッキー
    ドウ。 6、クッキードウが、チョコレート、バニラ、スパイス
    、木の実、バター、ブラウンシュガー、果物およびこれ
    らの混合物からなるグループから選択された風味剤を含
    有している、特許請求の範囲第1項記載の貯蔵安定性ク
    ッキードウ。 7、クッキードウが片の形状になっており、密封シール
    された際、クッキードウ片が貯蔵安定性を示すものであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の貯蔵安定性クッキード
    ウ。 8、マイクロ波エネルギーを照射した際、化学膨張剤が
    活性化し、クッキードウ片がマイクロ波エネルギー照射
    の間に膨張する、特許請求の範囲第1項記載の貯蔵安定
    性クッキードウ。 9、(a)粉、砂糖、ショートニング、グルテン、前ゼ
    ラチン化澱粉および化学膨張剤からなる クッキードウを形成し、 (b)このクッキードウを個々のクッキーに成形し、 (c)クッキー表面上に外皮を形成するのに充分に高い
    温度であって、化学膨張剤が著しくは反応しない充分に
    短時間の焙焼時間にクッ キーを部分的に焼く ことからなる、貯蔵安定性クッキーの製造法。 10、クッキーを、約325〜500゜Fの温度で焼く
    1〜7分間部分的に焼く、特許請求の範囲第9項記載の
    製造法。 11、クッキードウが、100重量部の粉を基準として
    、約30〜60重量部の砂糖、約25〜50重量部のシ
    ョートニング、約3〜10重量部のグルテンおよび1〜
    3重量部の化学膨張剤を含有している、特許請求の範囲
    第9項記載の製造法。 12、クッキードウが、約40〜60重量部の高フラク
    トースコーンシロップを含有している、特許請求の範囲
    第9項記載の製造法。 13、クッキードウが、チョコレート、バニラ、スパイ
    ス、木の実、バター、ブラウンシュガー、果物およびこ
    れらの混合物から成るグループから選択された風味剤を
    含有している、特許請求の範囲第9項記載の製造法。 14、(a)粉、砂糖、ショートニング、グルテン、前
    ゼラチン化澱粉および膨張剤から成るクッ キードウを形成し、 (b)このクッキードウを個々のクッキーに成形し、 (c)このクッキーと、クッキーの表面上に外皮層を形
    成するのに充分な高温下であって、膨張剤が著しくは反
    応しない充分に短時間の焙焼時間に部分的に焼き、 (d)部分的に焼いたクッキーの1個以上をその構成の
    部としてマイクロ波エネルギー吸収性物質を持つ包装材
    の中に入れ、この包装材をこのクッキーが焼け、しかも
    かっ色化するのに充分な時間、マイクロ波輻射にかける ことからなるクッキーを焼く方法。 15、クッキーを、約325〜500°Fの温度で、約
    1〜7分間部分的に焼く、特許請求の範囲第14項記載
    の方法。 16、クッキードウが、100重量部の粉を基準として
    、約3〜10重量部のグルテンと約1〜3重量部の化学
    膨張剤を含むものである、特許請求の範囲第14項記載
    の方法。 17、クッキードウが、100重量部の粉を基準として
    、約40〜50重量部の砂糖と、約25〜50重量部の
    ショートニングを含むものである、特許請求の範囲第1
    4項記載の方法。 18、クッキードウが、100重量部の粉を基準として
    、約40〜60重量部の高フラクトースコーンシロップ
    を含むものである、特許請求の範囲第14項記載の方法
    。 19、クッキードウが、チョコレート、バニラ、スパイ
    ス、木の実、バター、ブラウンシュガー、果物およびこ
    れらの混合物から成るグループから選択された風味剤を
    含むものである、特許請求の範囲第14項記載の方法。
JP1272790A 1988-10-21 1989-10-21 マイクロ波で焼くことができる貯蔵安定性クッキードウ Pending JPH02215338A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US260,701 1988-10-21
US07/260,701 US4911939A (en) 1988-10-21 1988-10-21 Shelf-stable microwavable cookie dough

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02215338A true JPH02215338A (ja) 1990-08-28

Family

ID=22990249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1272790A Pending JPH02215338A (ja) 1988-10-21 1989-10-21 マイクロ波で焼くことができる貯蔵安定性クッキードウ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4911939A (ja)
JP (1) JPH02215338A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148253A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Nisshin Oillio Group Ltd 焼き菓子及びその製造方法
JP2015500629A (ja) * 2011-06-20 2015-01-08 ジェネラル ビスキュイ 徐々に利用可能なグルコースを有する朝食用ビスケット

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5015490A (en) * 1989-06-07 1991-05-14 Nabisco Brands, Inc. Production of extruded baked products without oil separation
US5124161A (en) 1989-06-07 1992-06-23 Nabisco Brands, Inc. Filled, microwave expandable snack food product and method and apparatus for its production
US5079012A (en) 1989-06-07 1992-01-07 Nabisco Brands, Inc. Shelf stable cookie product containing heat and shear sensitive additives and method of making
US5077074A (en) * 1989-06-07 1991-12-31 Nabisco Brands, Inc. Preparation of cookie products involving extrusion heating and wire cutting
US5071668A (en) * 1989-06-07 1991-12-10 Nabisco Brands, Inc. Extrusion baking of cookies containing heat and shear sensitive additives
US5015488A (en) * 1989-06-07 1991-05-14 Nabisco Brands, Inc. Cookie production with extrusion heat treatment and post extrusion mixing and baking
US4999208A (en) * 1989-06-07 1991-03-12 Nabisco Brands, Inc. Extrusion baking of cookies having liposome encapsulated ingredients
US5030468A (en) * 1989-06-07 1991-07-09 Nabisco Brands, Inc. Production of leavened products using high temperature mixing
US5015489A (en) * 1989-06-07 1991-05-14 Nabisco Brands, Inc. Production of cookies with extrusion and post extrusion baking
US5049398A (en) * 1989-12-08 1991-09-17 General Mills, Inc. Method of preparing microwave bread
CA2017611C (en) * 1990-05-28 1996-11-05 Dean J. Frattinger Process for preparing cookies and cookies resulting from such process
ATE141231T1 (de) * 1991-07-16 1996-08-15 Unilever Nv Suszeptor und keksteig
WO1997046107A1 (en) * 1996-06-06 1997-12-11 Kerry Ingredients, Inc. Intermediate stabilized comestible and method of making same
JP3129241B2 (ja) * 1997-05-31 2001-01-29 株式会社オシキリ パン生地の焼成方法及びその装置
US6803067B2 (en) * 2000-03-10 2004-10-12 General Mills, Inc. Method of preparing and using a scoopable dough product
WO2001067870A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-20 The Pillsbury Company Scoopable dough and products resulting thereform
US6551640B1 (en) 2000-08-15 2003-04-22 General Mills, Inc. Dough especially for baked goods and method for making
US20030003214A1 (en) * 2001-05-14 2003-01-02 Kraklow Harry K. Complete dough shelf stable at room temperature
US20040219272A1 (en) * 2001-05-14 2004-11-04 Kraklow Harry K. Shelf-stable sweet goods dough
US20030008050A1 (en) * 2001-05-14 2003-01-09 Kraklow Harry K. Complete dough shelf stable at room temperature
JP2003141173A (ja) * 2001-08-22 2003-05-16 Komatsu Ltd データベース管理システム及びデータベース
CA2368297C (en) * 2002-01-17 2011-04-12 Iggesund Tools Ab Multi-application wood working knife and clamping assembly
AU2003225229A1 (en) * 2002-04-29 2003-11-17 Kdc Foods, Inc. Frozen microwaveable bakery products
US20040091596A1 (en) * 2002-11-13 2004-05-13 Steve Schellhaass Food product and method of manufacture
US20040197454A1 (en) * 2003-04-02 2004-10-07 Henry Leola K. Dough intermediate having enhanced textural properties and method of making same
US20080260926A1 (en) * 2003-04-29 2008-10-23 First Products, Inc. Frozen Microwavable Bakery Products
US9536255B2 (en) 2003-11-04 2017-01-03 Cole & Parks Llc Variety cookie dough ordering and delivery system
US20070196540A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-23 Sweet Life, Inc. Assembly line technique for food production and pull-apart food product and method
CA2644025A1 (en) * 2006-02-28 2007-09-07 First Products, Inc. Shelf-stable sweet goods dough
CA2646328A1 (en) * 2006-04-20 2007-11-01 First Products, Inc. Frozen microwaveable dough products
EP2152604B1 (en) * 2007-05-01 2012-06-06 Nestec S.A. Packaging for microwave preparation of cookies
US20100297307A1 (en) * 2008-01-25 2010-11-25 Urban Nilsson Microwavable cookie dough and packaging therefor
PL2491788T3 (pl) 2011-02-25 2016-07-29 Kraft Foods R & D Inc Wyrób spożywczy z formowanym korpusem
US11785954B2 (en) * 2020-05-03 2023-10-17 Richard Schofield Composition and process for a one minute fresh baked cookie

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3479188A (en) * 1964-12-30 1969-11-18 Pillsbury Co Cooking process and product
US3556817A (en) * 1968-03-01 1971-01-19 Cryodry Corp Method for processing bakery products
US3767422A (en) * 1971-01-19 1973-10-23 Gen Mills Inc Shelf stable, partially baked dough composition
US3767421A (en) * 1971-01-19 1973-10-23 Gen Mills Inc Shelf stable, intermediate moisture doughs
US4318931A (en) * 1976-06-29 1982-03-09 International Telephone And Telegraph Corporation Method of baking firm bread
US4157403A (en) * 1976-07-12 1979-06-05 International Telephone & Telegraph Corporation Microwave baking of brown and serve products
GB1556815A (en) * 1976-08-27 1979-11-28 Ind Grain Products Ltd Glutenproducts
US4267420A (en) * 1978-05-30 1981-05-12 General Mills, Inc. Packaged food item and method for achieving microwave browning thereof
US4230924A (en) * 1978-10-12 1980-10-28 General Mills, Inc. Method and material for prepackaging food to achieve microwave browning
US4396635A (en) * 1978-12-26 1983-08-02 The Procter & Gamble Co. Microwave cake mix
US4350713A (en) * 1981-03-16 1982-09-21 The Griffith Laboratories, Limited Production of sponge cake
US4448791A (en) * 1981-11-19 1984-05-15 Campbell Soup Company Brownable dough for microwave cooking
US4463020A (en) * 1982-08-12 1984-07-31 Lee Ottenberg Yeast-raisable wheat-based food products that exhibit reduced deterioration in palatability upon exposure to microwave energy
US4419374A (en) * 1982-09-02 1983-12-06 Bettendorf Stanford Inc. Method of baking bread
US4529607A (en) * 1983-09-14 1985-07-16 National Starch And Chemical Corporation Process for coating foodstuff with batter containing high amylose flour for microwave cooking
US4590349A (en) * 1984-05-07 1986-05-20 James River-Dixie/Northern, Inc. Microwave cooking carton for browning and crisping food on two sides
US4626641A (en) * 1984-12-04 1986-12-02 James River Corporation Fruit and meat pie microwave container and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148253A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Nisshin Oillio Group Ltd 焼き菓子及びその製造方法
JP2015500629A (ja) * 2011-06-20 2015-01-08 ジェネラル ビスキュイ 徐々に利用可能なグルコースを有する朝食用ビスケット

Also Published As

Publication number Publication date
US4911939A (en) 1990-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4911939A (en) Shelf-stable microwavable cookie dough
CA1058441A (en) Pizza crust, pizza prepared from the same and method of baking a pizza using micro-wave energy
US4283424A (en) Frozen pizza crust and pizza suitable for microwave cooking
US4917907A (en) Pie having a microwave brownable crust and method of baking same
US5405625A (en) Cheese-filled snack
US5576036A (en) Pre-baked microwaveable pastry systems
CA2015271C (en) Microwavable baked goods
US3615679A (en) Frozen pizza and dough
US20080226780A1 (en) Frozen Microwavable Bakery Products
JP2013514063A (ja) マイクロ波再加熱の向上のための生地ターゲティング
US5654021A (en) Process for preparing a filled steamed bagel product
US4986992A (en) Partially baked croissant and pastry and method of manufacture
US3782966A (en) Method of making a bakery product having an expanded filling
US4761290A (en) Process for making dough products
NZ273323A (en) Laminated dough system comprising alternating layers of dough and fat and an outer moisture barrier layer
US20060177556A1 (en) Microwaveable dough, dough product, and manner of preparing a dough product
US20020136814A1 (en) Shelf-stable soft flatbread
CA2591269A1 (en) Microwaveable frozen foodstuff
EP1567015B1 (en) Microwavable food product
EP1571912A1 (en) Food additives, foods and methods
GB2154851A (en) Filled cooked dough product, its frozen counterpart and method of reheating same
JPH1066499A (ja) 非発酵の膨張したドウの製法
US20080260926A1 (en) Frozen Microwavable Bakery Products
JP2886763B2 (ja) パイ食品
JPH11243845A (ja) ピザクラスト及びピザの製造方法