JPH0221465Y2 - - Google Patents
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- JPH0221465Y2 JPH0221465Y2 JP1985192909U JP19290985U JPH0221465Y2 JP H0221465 Y2 JPH0221465 Y2 JP H0221465Y2 JP 1985192909 U JP1985192909 U JP 1985192909U JP 19290985 U JP19290985 U JP 19290985U JP H0221465 Y2 JPH0221465 Y2 JP H0221465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- belt
- supplied
- raw material
- belt conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 42
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 19
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 235000019738 Limestone Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000006028 limestone Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案の産業上の利用分野は粉粒体を搬送する
ベルトフイーダに関するものである。
ベルトフイーダに関するものである。
例えば、空気搬送方式の粉砕機において、石炭
や石灰石の微粉等を製造するには密封された粉砕
機内に気密を保つた状態で粉砕原料を供給しなけ
ればならない。
や石灰石の微粉等を製造するには密封された粉砕
機内に気密を保つた状態で粉砕原料を供給しなけ
ればならない。
このような場合の粉砕原料供給手段の一つとし
て、ベルトフイーダが用いられる。
て、ベルトフイーダが用いられる。
ベルトフイーダはエンドレスのベルトから構成
されたベルトコンベア構造を有し、このベルトの
上に投入された粉砕原料を搬送するものである。
されたベルトコンベア構造を有し、このベルトの
上に投入された粉砕原料を搬送するものである。
このようなベルトフイーダの例としては、例え
ば、実公昭52−37417号公報に記載のものが知ら
れている。
ば、実公昭52−37417号公報に記載のものが知ら
れている。
このベルトフイーダは内部が負圧状態に保たれ
た粉砕装置中に石炭等の粒体または塊体(以下粉
体と略称する)を供給するもので、その一端がケ
ーシング内にあり、ほとんどの部分が外部に露出
しているベルトコンベア構造を有する。
た粉砕装置中に石炭等の粒体または塊体(以下粉
体と略称する)を供給するもので、その一端がケ
ーシング内にあり、ほとんどの部分が外部に露出
しているベルトコンベア構造を有する。
そして、ベルトの入口部分及び出口部分をシー
ル部材によつてシールし、気密を保つている。
ル部材によつてシールし、気密を保つている。
上述したような構造の他に、ベルトフイーダは
外部に配置しておき、ロータリバルブを介して原
料を投入する形式のものもあるが、ロータリバル
ブは羽根の部分に原料の粉末が付着しやすく、ま
た、羽根を回転させるために羽根やバルブケーシ
ングの摩耗も大きく、かつ、バルブの容量が比較
的小さいという問題がある。
外部に配置しておき、ロータリバルブを介して原
料を投入する形式のものもあるが、ロータリバル
ブは羽根の部分に原料の粉末が付着しやすく、ま
た、羽根を回転させるために羽根やバルブケーシ
ングの摩耗も大きく、かつ、バルブの容量が比較
的小さいという問題がある。
また、同じく、ベルトフイーダは外部に配置
し、密閉式3段ゲート(多段ゲート)を介して原
料を供給する形式のものもあるが、3段ゲートは
構造が複雑で高価となるという問題がある。
し、密閉式3段ゲート(多段ゲート)を介して原
料を供給する形式のものもあるが、3段ゲートは
構造が複雑で高価となるという問題がある。
更に、ベルトフイーダ自身を全体的にケーシン
グ内に収容した密閉式ベルトフイーダも採用され
ているが、このような構造を採用するとフイーダ
全体が大型で複雑となり、コスト高となる他にエ
アリークが大きく負圧状態を保持することがむず
かしいという問題点がある。
グ内に収容した密閉式ベルトフイーダも採用され
ているが、このような構造を採用するとフイーダ
全体が大型で複雑となり、コスト高となる他にエ
アリークが大きく負圧状態を保持することがむず
かしいという問題点がある。
前記したように、ベルトの一部をケーシング内
に導く構造を採用すると、その気密性に問題が生
じる。
に導く構造を採用すると、その気密性に問題が生
じる。
例えば、前述した従来例においてはケーシング
内に位置するベルトを送るプーリの軸部の周囲か
ら空気が吸い込まれたり、ベツトの両側縁とケー
シングの左右の側壁との間から空気が吸い込まれ
たりしてしまう。
内に位置するベルトを送るプーリの軸部の周囲か
ら空気が吸い込まれたり、ベツトの両側縁とケー
シングの左右の側壁との間から空気が吸い込まれ
たりしてしまう。
空気がケーシング内に吸い込まれると、粉砕機
以降に設置されているフアンの風量アツプとな
り、結果的には、ランニングコストアツプとな
る。
以降に設置されているフアンの風量アツプとな
り、結果的には、ランニングコストアツプとな
る。
本考案においては上述した問題点を解決とする
ために、ベルトフイーダにおいて、下部が開放さ
れ、一端がホツパ側に接続され、他端が原料の被
供給装置側に連結されているケーシングと、この
ケーシングの下部に配置されているベルトコンベ
アと、このケーシングの両側壁の下端部にケーシ
ングの全長にわたつて固定された逆T字状のシー
ル部材を備え、この逆T字状のシール部材の下面
の水平部が前記ベルトコンベアのベルトの上面に
接して配置されており、かつ、原料の被供給装置
の壁近くに臨ませて設けたベルトコンベア用のヘ
ツドプーリの軸およびその軸受を原料の被供給装
置の壁の外に配置して設けるとともに、このヘツ
ドプーリの原料の被供給装置側の一部を被供給装
置の壁の内側に配置して設け、この被供給装置の
壁のベルトコンベアのベルトの出口部に空気進入
防止用のシール部材を設けた構造を採用した。
ために、ベルトフイーダにおいて、下部が開放さ
れ、一端がホツパ側に接続され、他端が原料の被
供給装置側に連結されているケーシングと、この
ケーシングの下部に配置されているベルトコンベ
アと、このケーシングの両側壁の下端部にケーシ
ングの全長にわたつて固定された逆T字状のシー
ル部材を備え、この逆T字状のシール部材の下面
の水平部が前記ベルトコンベアのベルトの上面に
接して配置されており、かつ、原料の被供給装置
の壁近くに臨ませて設けたベルトコンベア用のヘ
ツドプーリの軸およびその軸受を原料の被供給装
置の壁の外に配置して設けるとともに、このヘツ
ドプーリの原料の被供給装置側の一部を被供給装
置の壁の内側に配置して設け、この被供給装置の
壁のベルトコンベアのベルトの出口部に空気進入
防止用のシール部材を設けた構造を採用した。
また、ケーシングのホツパ側の端部で、かつ、
上側に位置して原料の被供給装置側に向つて進行
するベルトの下面側には複数本のインパクトロー
ラを近接して配置し、前記上側に位置するベルト
の他の部分の下側には支持板を配置した構造も提
案した。
上側に位置して原料の被供給装置側に向つて進行
するベルトの下面側には複数本のインパクトロー
ラを近接して配置し、前記上側に位置するベルト
の他の部分の下側には支持板を配置した構造も提
案した。
(作用)
本考案においては、ベルトコンベアを回転させ
ている状態でホツパ側から原料を供給し、ベルト
コンベアの上にあるケーシングの中のホツパ側が
原料で充満されている状態で、順次、原料を被供
給装置側に送り、ヘツドプーリ側から被供給装置
内に連続して落下させて送り込む。この場合、本
考案においては、原料の被供給装置が内部負圧型
のものであつても、ヘツドプーリのとかくエアシ
ールが難しい回転している軸部は被供給装置のケ
ーシングの外側にあり、ヘツドプーリの軸部より
も被供給装置側にある面の一部はケーシングの一
部を切欠いて中に入つている状態にあることによ
り、この軸部から外の空気が被供給装置のケーシ
ングの中に吸引されて進入することは全くない、
また、逆T字型のシール部材がベルトコンベアの
左右の両側の上面に広い面積で密着し、確実にシ
ールが保たれる。そして、ベルトフイーダのケー
シング内および原料の被供給装置内が充分に負圧
状態に保たれる。
ている状態でホツパ側から原料を供給し、ベルト
コンベアの上にあるケーシングの中のホツパ側が
原料で充満されている状態で、順次、原料を被供
給装置側に送り、ヘツドプーリ側から被供給装置
内に連続して落下させて送り込む。この場合、本
考案においては、原料の被供給装置が内部負圧型
のものであつても、ヘツドプーリのとかくエアシ
ールが難しい回転している軸部は被供給装置のケ
ーシングの外側にあり、ヘツドプーリの軸部より
も被供給装置側にある面の一部はケーシングの一
部を切欠いて中に入つている状態にあることによ
り、この軸部から外の空気が被供給装置のケーシ
ングの中に吸引されて進入することは全くない、
また、逆T字型のシール部材がベルトコンベアの
左右の両側の上面に広い面積で密着し、確実にシ
ールが保たれる。そして、ベルトフイーダのケー
シング内および原料の被供給装置内が充分に負圧
状態に保たれる。
(実施例)
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の詳
細を説明する。
細を説明する。
第1図〜第3図は本考案の1実施例を説明する
もので、第3図には負圧状態で運転される粉砕機
に取付けた例が示されている。
もので、第3図には負圧状態で運転される粉砕機
に取付けた例が示されている。
図において符号1で示す粉砕機は密閉されたケ
ーシング2を有し、このケーシング2の底部には
モータや遊星歯車機構から構成される駆動源3に
よつて回転されるロータリテーブル4が配置さ
れ、その上には円錘台形状に形成された複数個の
ローラ5が回転可能に接している。
ーシング2を有し、このケーシング2の底部には
モータや遊星歯車機構から構成される駆動源3に
よつて回転されるロータリテーブル4が配置さ
れ、その上には円錘台形状に形成された複数個の
ローラ5が回転可能に接している。
また、ケーシング2の上方にはセパレータ6が
所定の速度で回転されるように設けられている。
所定の速度で回転されるように設けられている。
そして、ローラテーブル4上に投入された石炭
等の原料はローラ5との間で粉砕され、微粉は空
気流にのつて、上方より、ケーシング2外に負圧
吸引される。
等の原料はローラ5との間で粉砕され、微粉は空
気流にのつて、上方より、ケーシング2外に負圧
吸引される。
この粉砕機のケーシング2にはベルトフイーダ
7が連設されている。
7が連設されている。
このベルトフイーダ7は第1図及び第2図に示
すような構造を有する。
すような構造を有する。
即ち、ベルトフイーダ7は内部が負圧状態に保
たれる粉砕機のケーシングに連通する下方が開放
されたコ字状のケーシング8を有し、このケーシ
ング8の一端はホツパ9側に連通しており、他端
は原料の被供給装置側であるケーシング8側に連
通している。
たれる粉砕機のケーシングに連通する下方が開放
されたコ字状のケーシング8を有し、このケーシ
ング8の一端はホツパ9側に連通しており、他端
は原料の被供給装置側であるケーシング8側に連
通している。
ケーシング8の底面にはベルトコンベア10が
配置されている。
配置されている。
このベルトコンベア10を構成するエンドレス
のベルトの一端はケーシング8の外部に位置する
テールプーリ11に巻掛けられており、他端はそ
の一部をケーシング2壁近くに臨まされたヘツド
プーリ12に巻掛けられている。ヘツドプーリ1
2の軸12a及びその軸受は、完全にケーシング
2の壁の外にあり、ヘツドプーリ12の軸12a
部よりもケーシング2側にある面の一部やその部
分に巻掛けられているベルトは、ケーシング2の
一部を切欠いてケーシング2の中に入つている状
態にあり、軸12a部から空気が吸込まれないよ
うにした。
のベルトの一端はケーシング8の外部に位置する
テールプーリ11に巻掛けられており、他端はそ
の一部をケーシング2壁近くに臨まされたヘツド
プーリ12に巻掛けられている。ヘツドプーリ1
2の軸12a及びその軸受は、完全にケーシング
2の壁の外にあり、ヘツドプーリ12の軸12a
部よりもケーシング2側にある面の一部やその部
分に巻掛けられているベルトは、ケーシング2の
一部を切欠いてケーシング2の中に入つている状
態にあり、軸12a部から空気が吸込まれないよ
うにした。
ベルトの下側の内側には自動調心ローラ13が
設けられている。
設けられている。
ベルトの入口側と出口側にはベルトの上面及び
下面に接する空気進入防止用のシール部材14が
設けられている。
下面に接する空気進入防止用のシール部材14が
設けられている。
また、ケーシング8のホツパ9と対抗する位置
においてベルトの下面には複数本のインパクトロ
ーラ15が密接して配置されており、投入されて
くる石炭等の原料の重量を支えている。
においてベルトの下面には複数本のインパクトロ
ーラ15が密接して配置されており、投入されて
くる石炭等の原料の重量を支えている。
また、これらインパクトローラ15に続いて上
側に位置するベルトの下側には、例えば、プラス
チツク板等から構成された支持板16等が配置さ
れている。
側に位置するベルトの下側には、例えば、プラス
チツク板等から構成された支持板16等が配置さ
れている。
この支持板16は第2図に示すようにベルトコ
ンベア10のベルトの幅よりも大きな幅を有す
る。
ンベア10のベルトの幅よりも大きな幅を有す
る。
また、ケーシング8の両端壁の下端部にはシー
ル部材17がケーシング8の全長にわたつて設け
られている。この場合、シール部材17がケーシ
ング8の全長にたつて設けられているので、シー
ル部材17の他端側はケーシング8がケーシング
2と連結される部分のヘツドプーリ12の外周に
巻掛けられているベルトの外周面部まで伸びてい
ることになり、この部分でのシールも充分に行わ
れる。
ル部材17がケーシング8の全長にわたつて設け
られている。この場合、シール部材17がケーシ
ング8の全長にたつて設けられているので、シー
ル部材17の他端側はケーシング8がケーシング
2と連結される部分のヘツドプーリ12の外周に
巻掛けられているベルトの外周面部まで伸びてい
ることになり、この部分でのシールも充分に行わ
れる。
このシール部材17は第2図に示すように逆T
字状に形成されており、ゴム等の弾性部材から成
形されている。
字状に形成されており、ゴム等の弾性部材から成
形されている。
そして、広い面積を持つ水平部がベルトコンベ
ア10のベルトの上面に接している。
ア10のベルトの上面に接している。
また、ケーシングの途中には流量調整ゲート1
8が設けられており、このゲートのケーシング内
の突出量に応じて供給される原料の流量が調整さ
れる。
8が設けられており、このゲートのケーシング内
の突出量に応じて供給される原料の流量が調整さ
れる。
次に、以上のように構成された本実施例の動作
にいて説明する。
にいて説明する。
運転が開始され、ホツパ9からケーシング内に
投入された原料は、ホツパ9の下端部とケーシン
グ8の連結部に堆積された状態になり、原料自身
でホツパ9の外部とケーシング側8との間のシー
ル(マテリアルシール)が行なわれる。
投入された原料は、ホツパ9の下端部とケーシン
グ8の連結部に堆積された状態になり、原料自身
でホツパ9の外部とケーシング側8との間のシー
ル(マテリアルシール)が行なわれる。
投入された原料の重量は複数本のインパクトロ
ーラ15によつて受けとめられるため、ベルト1
0が変形することはない。
ーラ15によつて受けとめられるため、ベルト1
0が変形することはない。
投入された原料はベルトの送行に伴つて、かつ
流量調整ゲート18で計量されつつ粉砕機側へと
導かれる。
流量調整ゲート18で計量されつつ粉砕機側へと
導かれる。
ところで、粉砕機側は負圧運転であるため、ケ
ーシング8内も負圧となる。
ーシング8内も負圧となる。
ケーヘシング8内が負圧となると、大気圧がシ
ール部材17に加わり、シール部材17の水平部
は大きな面積を持つてベルトコンベア10のベル
トに密着し、確実なシール状態が保たれる。
ール部材17に加わり、シール部材17の水平部
は大きな面積を持つてベルトコンベア10のベル
トに密着し、確実なシール状態が保たれる。
この時の押圧力や原料の重量は支持板16によ
つて支えられるため、ベルトがたれることはな
い。
つて支えられるため、ベルトがたれることはな
い。
また、ベルトフイーダ7のケーシング8が粉砕
機1のケーシング2に連結される部分において、
ベルトコンベア10用のヘツドプーリ12の軸1
2a部はケーシング2の外側にあり、ヘツドプー
リ12の軸12a部よりもケーシング2側にある
外周の一部やそこに巻掛けられているベルトはケ
ーシング2の内側にあるので、軸12a部から外
の空気が吸引されてケーシング2内に進入するこ
とはない。
機1のケーシング2に連結される部分において、
ベルトコンベア10用のヘツドプーリ12の軸1
2a部はケーシング2の外側にあり、ヘツドプー
リ12の軸12a部よりもケーシング2側にある
外周の一部やそこに巻掛けられているベルトはケ
ーシング2の内側にあるので、軸12a部から外
の空気が吸引されてケーシング2内に進入するこ
とはない。
また、ベルトの入口部分と出口部分にはシール
部材14が設けられているため、ケーシング内は
確実に気密状態を保持できる。
部材14が設けられているため、ケーシング内は
確実に気密状態を保持できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばベルトフイーダを構成するケーシングの底部を
ベルトコンベアによつて構成すると共に、ケーシ
ングの両側縁のベルトに接する逆T字状のシール
部材を設け、その大面積の水平部をベルトに接し
た構造としているため、ケーシング内が負圧にな
るとシール部材が大気圧によつてベルトに対して
吸い付けられることになり、気密状態を確実に保
持することができる。
ばベルトフイーダを構成するケーシングの底部を
ベルトコンベアによつて構成すると共に、ケーシ
ングの両側縁のベルトに接する逆T字状のシール
部材を設け、その大面積の水平部をベルトに接し
た構造としているため、ケーシング内が負圧にな
るとシール部材が大気圧によつてベルトに対して
吸い付けられることになり、気密状態を確実に保
持することができる。
また、本考案においては、原料の被供給装置の
壁近くに臨ませて設けたベルトコンベア用のヘツ
ドプーリの軸およびその軸受を原料の被供給装置
の壁の外に配置して設けるとともに、このヘツド
プーリの原料の被供給装置側の一部を被供給装置
の壁の内側に配置して設けたので、原料の被供給
装置が内部負圧型のものであつても、ヘツドプー
リのとかくエアシールが難しい回転している軸部
は被供給装置のケーシングの外側にあり、ヘツド
プーリの軸部よりも被供給装置側にある面の一部
はケーシングの一部を切欠いて中に入つている状
態にあることにより、この軸部から外の空気が被
供給装置のケーシングの中に吸引されて進入する
ことは全くない。
壁近くに臨ませて設けたベルトコンベア用のヘツ
ドプーリの軸およびその軸受を原料の被供給装置
の壁の外に配置して設けるとともに、このヘツド
プーリの原料の被供給装置側の一部を被供給装置
の壁の内側に配置して設けたので、原料の被供給
装置が内部負圧型のものであつても、ヘツドプー
リのとかくエアシールが難しい回転している軸部
は被供給装置のケーシングの外側にあり、ヘツド
プーリの軸部よりも被供給装置側にある面の一部
はケーシングの一部を切欠いて中に入つている状
態にあることにより、この軸部から外の空気が被
供給装置のケーシングの中に吸引されて進入する
ことは全くない。
そして、本考案では、これらのことと、ケーシ
ングの両側壁の下端部にケーシングの全長にわた
つて固定された逆T字状のシール部材を備え、こ
の逆T字状のシール部材の下面の水平部を前記ベ
ルトコンベアのベルトの上面に接して配置してい
ること、および、被供給装置の壁のベルトコンベ
アのベルトの出口部に空気進入防止用のシール部
材を設けたこととがあいまつて、被供給装置内に
外の空気が吸引され、進入することはない。
ングの両側壁の下端部にケーシングの全長にわた
つて固定された逆T字状のシール部材を備え、こ
の逆T字状のシール部材の下面の水平部を前記ベ
ルトコンベアのベルトの上面に接して配置してい
ること、および、被供給装置の壁のベルトコンベ
アのベルトの出口部に空気進入防止用のシール部
材を設けたこととがあいまつて、被供給装置内に
外の空気が吸引され、進入することはない。
したがつて、原料の被供給装置が内部負圧型の
粉砕機であつても、ベルトフイーダにより原料を
連続的に供給しても、外気吸入によるフアンの風
量アツプやランニングコストアツプ等の弊害が生
じることもなく、効率の良い運転を続行すること
ができる。
粉砕機であつても、ベルトフイーダにより原料を
連続的に供給しても、外気吸入によるフアンの風
量アツプやランニングコストアツプ等の弊害が生
じることもなく、効率の良い運転を続行すること
ができる。
なお、本考案において、ベルトフイーダ7のケ
ーシングのホツパ側の端部で、かつ、上側に位置
して原料の被供給装置側に向つて進行するベルト
の下面側に、複数本のインパクトローラを設ける
他に、前記上側に位置するベルトの他の部分の下
側、すなわち、被供給装置への原料排出側の部分
の下側にケーシングやシール部材の幅よりも広い
支持板を配置しておけば、支持板のベルトが原料
の重みのために部分的に垂れ下がつて上下に波打
つことがなく、したがつて、シール部材とベルト
との接触面の間から原料が漏れたり、外の空気が
進入したりすることはなく、この部分の気密を充
分に保つことができる。
ーシングのホツパ側の端部で、かつ、上側に位置
して原料の被供給装置側に向つて進行するベルト
の下面側に、複数本のインパクトローラを設ける
他に、前記上側に位置するベルトの他の部分の下
側、すなわち、被供給装置への原料排出側の部分
の下側にケーシングやシール部材の幅よりも広い
支持板を配置しておけば、支持板のベルトが原料
の重みのために部分的に垂れ下がつて上下に波打
つことがなく、したがつて、シール部材とベルト
との接触面の間から原料が漏れたり、外の空気が
進入したりすることはなく、この部分の気密を充
分に保つことができる。
図は本考案の1実施例を説明するもので、第1
図はベルトフイーダの縦断面図、第2図は第1図
のA−A線断面図、第3図は粉砕機に取付けた状
態の断面図である。 1……粉砕機(原料の被供給装置)、2……ケ
ーシング(壁)、7……ベルトフイーダ、8……
ケーシング、9……ホツパ、10……ベルトコン
ベア、12……ヘツドプーリ、12a……軸、1
4,17……シール部材、15……インパクトロ
ーラ、16……支持板。
図はベルトフイーダの縦断面図、第2図は第1図
のA−A線断面図、第3図は粉砕機に取付けた状
態の断面図である。 1……粉砕機(原料の被供給装置)、2……ケ
ーシング(壁)、7……ベルトフイーダ、8……
ケーシング、9……ホツパ、10……ベルトコン
ベア、12……ヘツドプーリ、12a……軸、1
4,17……シール部材、15……インパクトロ
ーラ、16……支持板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下部が開放され、一端がホツパ側に接続さ
れ、他端が原料の被供給装置側に連結されてい
るケーシングと、このケーシングの下部に配置
されているベルトコンベアと、このケーシング
の両側壁の下端部にケーシングの全長にわたつ
て固定された逆T字状のシール部材を備え、こ
の逆T字状のシール部材の下面の水平部が前記
ベルトコンベアのベルトの上面に接して配置さ
れており、かつ、原料の被供給装置の壁近くに
臨ませて設けたベルトコンベア用のヘツドプー
リの軸およびその軸受を原料の被供給装置の壁
の外に配置して設けるとともに、このヘツドプ
ーリの原料の被供給装置側の一部を被供給装置
の壁の内側に配置して設け、この被供給装置の
壁のベルトコンベアのベルトの出口部に空気進
入防止用のシール部材を設けたことを特徴とす
るベルトフイーダ。 (2) ケーシングのホツパ側の端部で、かつ、上側
に位置して原料の被供給装置側に向つて進行す
るベルトの下面側には複数本のインパクトロー
ラが近接して配置され、前記上側に位置するベ
ルトの他の部分の下側には支持板が配置されて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載のベルトフイーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985192909U JPH0221465Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985192909U JPH0221465Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100934U JPS62100934U (ja) | 1987-06-27 |
JPH0221465Y2 true JPH0221465Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=31148434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985192909U Expired JPH0221465Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221465Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2554006Y2 (ja) * | 1990-11-27 | 1997-11-12 | ゼムコインタナショナル株式会社 | 集塵機ホッパのダスト排出装置 |
JP6605234B2 (ja) * | 2014-06-06 | 2019-11-13 | 三ツ星ベルト株式会社 | 搬送ベルト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867822U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-09 | 新東工業株式会社 | 粉粒体切出しホツパ装置 |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP1985192909U patent/JPH0221465Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100934U (ja) | 1987-06-27 |
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