JP2554006Y2 - 集塵機ホッパのダスト排出装置 - Google Patents

集塵機ホッパのダスト排出装置

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JP2554006Y2
JP2554006Y2 JP1990123675U JP12367590U JP2554006Y2 JP 2554006 Y2 JP2554006 Y2 JP 2554006Y2 JP 1990123675 U JP1990123675 U JP 1990123675U JP 12367590 U JP12367590 U JP 12367590U JP 2554006 Y2 JP2554006 Y2 JP 2554006Y2
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洋一 木内
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ゼムコインタナショナル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、集塵機で捕集した粉体材料を集塵機のホ
ッパから排出するとき、粉塵の洩出、飛散及び空気の逆
流によるダスト排出不良を防止する集塵機ホッパのダス
ト排出装置に関する。
(従来の技術) バグフィルタにおいて集塵した粉塵を排出する場合に
バグフィルタが負圧側にあると、このバグフィルタ外部
の大気との圧力差により排出口からの空気が流入し、そ
の空気の逆流のためダストが排出しづらくなる。又バグ
フィルタが正圧側にあると、このバグフィルタより排出
される粉塵が空気と共に噴出される。そのため、従来の
気密性を高めるための装置として通常はロータリバル
ブ,二重ゲートダンパ,二重コーンダンパを使用して空
気の逆流を防ぎダスト排出していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来の技術ではアスファルト合材等の粘
着性がある粉体材料を粉砕した場合、ロータリバルブで
は羽根と羽根との間に、粉体材料が入ってから送り出す
ために、羽根間に固着して維持,保修を必要としてい
た。
また、スクリューコンベアの場合は、粉体材料が圧密
され固着してしまうという困難さがあった。
さらに、二重ダンパでは、粉体材料は、いずれも少量
ではあるが一定量をまとめて間欠的に送り出すことにな
り飛散の原因となるなどの課題があった。
この考案の目的は上記課題を改善するため、ロータリ
バルブの羽根と羽根との間に粉体材料が固着して維持,
保修を必要とし、スクリューコンベアの場合は粉体材料
が圧密され固着してしまうという困難さがあり、また、
二重ゲートまたは二重コーンゲート形状の二重ダンパ方
式では粉体材料の一定量をまとめて間欠的に送り出すた
めに飛散の原因となるなどの従来の課題を解消するよう
にした集塵機ホッパのダスト排出装置を提供するもので
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、ダスト排出
コンベアの中央上面に排出口を接近させたホッパを設
け、前記ダスト排出コンベアの粉体材料の取出端にコン
ベアベルトを駆動するドライブローラを設け、このドラ
イブローラ近くのコンベアベルト上に羽根を放射状に取
付けたダスト排出回転体を設け、このダスト排出回転体
の羽根の両側に側板とこの側板からコンベアベルトに垂
下するダスト飛散防止用カバーと、前記ダスト排出回転
体を覆って気密にする点検用回転体シールカバーとし、
さらに、コンベアベルトの搬送速度とダスト排出回転体
の周速度とを同一速度とする鎖車にチェーンを張架する
よう構成した。
(作用) この考案の集塵機ホッパのダスト排出装置を採用する
ことによって、ホッパの下に一定の速度で移動する移動
体のコンベアベルト上に羽根を有する排出回転体を設
け、この回転体の羽根と移動体を軽くおしあてる位置に
設置して回転体の周囲の左右及び上部を包封するカバー
を設けることによって気密性を高め、回転体の羽根との
接触を少なくして連続して粉体材料を送出するようにし
た。
そのため、粉体材料のホッパでのダスト堆積量に関係
なく漏洩,飛散及び空気の逆流によるダスト排出不良を
防ぐことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第3図を参照するにダスト排出装置1
は、コンベア本体2,バグフィルタホッパ3,コンベア駆動
装置4およびダスト排出回転体5を主体として構成され
ている。
コンベア本体2は粉体材料Mの送出方向に鋼材2本の
長軸と、それを繋ぐ2本の短軸で枠組された構体6(第
2図を参照)の前端近くにドライブローラ7,後端にテー
ルローラ8が設けられており、この両ローラ7,8間にエ
ンドレス状にコンベアベルト9を張架し、このコンベア
ベルト9を支持するために多数の支持ローラ10が前記構
体6に取付けられている。
集塵機のホッパであるバグフィルタホッパ3(以下単
に「ホッパ」という)は先細の角錐状を形成し、ドライ
ブローラ7とテールローラ8間の中央部において、その
下端は構体6の上面に直立された複数本の柱体11の上部
に溶着されたブラケット12に取付けられている。
ブラケット12の下部には下端をコンベアベルト9の上
面に接近させたスカート状の排出口13を包囲固定し、排
出口13の下部には、例えば硬質ゴム板又は剥離の良い高
分子材料の板等のシール部材14を調節装置15によって取
付け、この調節装置15によってシール部材14を上下動自
在に動かすことによってコンベアベルトの隙間を調節す
る。
シール部材14の下端はコンベアベルト9上面に軽く圧
接し、ダストの漏洩,飛散及び空気によるダスト排出不
良を防止する。
コンベア駆動装置4は第1図および第2図に示すよう
に構体6にギヤードモータ16を設置し、そのモータ軸17
に主動鎖車18を固定し、また軸受27によって支承された
ドライブローラ7のローラ軸19に固定された従動鎖車20
との間にチェーン21をエンドレス状に張架して構成され
ている。
ギヤードモータ16の駆動によってコンベア本体2のコ
ンベアベルト9は第1図の矢印方向に進行する。
ダスト排出回転体5は、ドライブローラ7の上部に接
近させて設け、第3図に示すようにコンベアベルト9の
幅よりも少し短かくし、その両端を円板状の板で塞ぎ、
中央部にロータボス23を設けて円板状の板と固定し、中
心にこの板を貫通して外方へ伸びたロータ軸24を取付け
る。
ロータ軸24の両端は第2図に示すように、側板22に固
定された軸受26によって支承され、この側板22にはベル
トコンベア9に垂下したダスト飛散防止用カバー25が取
付けてある。
ロータボス23には多数のロータ状の羽根28が放射状に
取付けてあり、そのロータ状の羽根28にはゴム板又は高
分子材料の板を取付けたシール板29があり、取替えが容
易である。
ロータ状の羽根28の先端29は常にコンベアベルト9の
上面に軽く圧する程度になるように回転体の上下位置調
節装置30が設けられている。また、第1図に示すように
ダスト送り量調節板31がホッパの排出側に取付けてあ
り、この高さを上下に調整することによりホッパに溜っ
たダストの送り量を調整することができる。
チェーン35は、第1図および第2図に示すようにドラ
イブローラ7のローラ軸19に固定されて主動鎖車33と、
これに対応し、従動鎖車34との間にエンドレス状に張架
する。
その際、チェーン35の張り側にアイドラ鎖車36をダス
ト排出回転体5のロータ軸24に取付け、両鎖車33,34に
よる鎖動のとき、チェーン35の張り側を常に緊張させ、
チェーン35のテンションの分力によってダスト排出回転
体5は排出側に押される。
また、第2図に示すように側板22に取付けられた上下
位置調節装置30の調節板37にあけられた長孔38を上下自
在に嵌めこまれたネジ39を緩めることにより上記チェー
ン35のテンション分力に合せてダスト排出回転体5とコ
ンベアベルト9との上下関係位置の微調節が可能とな
る。
両側の側板22の間には、ホッパ3のブラケット12に固
定されたカバー取付板40に点検用回転体シールカバー41
を蝶番42によって開閉自在に取付ける。
点検用回転体シールカバー41の前部は、ダスト排出回
転体5の外径に沿って円弧状に弯曲し外部とシールさ
れ、その前部は、上方に曲げられており、開閉の際のつ
まみ43として使用される。
以上説明してきたように、この実施例のダスト排出装
置1は、その中央上面に排出口を接近させホッパ3を設
けダスト排出装置1の粉体材料の取出端に近く低速で移
動するコンベアベルト9上に羽根28を放射状に取付けた
ダスト排出回転体5を設け、このダスト排出回転体5の
ロータ状の羽根28の両側に側板22とこの側板22からコン
ベアベルト9に垂下するダスト飛散防止用カバー25と点
検用回転体シールカバー41とを設け、粉体材料を連続し
て送出するように構成させたので、ギヤードモータ16を
起動させると、ドライブローラ7は主動鎖車18と従動鎖
車20との鎖動装置によって回動を開始し、それによって
ダスト排出装置1のコンベアベルト9が第1図に示す矢
印方向に進行する。
一方、ホッパ3の上面よりバグフィルタによって集塵
された粉体材料Mは、コンベアベルト9上に載積され、
矢印方向に移送され、回転体5によってダレイブローラ
7の前方に設けたシュート(図示省略)によって本機外
に排出される。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施しうるものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
この考案によれば、ドライブローラ近くのコンベアベル
ト上に羽根を放射状に取付けたダスト排出回転体を設け
て、回転体の羽根と粉体材料との接触は羽根先端部の小
さな面積であるので、粉体材料の付着が少なく維持,保
修などのトラブルがなくなり、しかも、ダスト排出回転
体の両側に側板を設け、この側板に設けたダスト飛散防
止用カバーと、前記ダスト排出回転体を覆って気密にす
る点検用回転体シールカバーとを設けて気密性を高め、
粉体材料を連続して送出するようにしたため、粉体材料
(ダスト)の漏洩,飛散及び空気の逆流によるダスト排
出の不良を防ぐことができる効果をあげることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のダスト排出装置の全体構成を示す正面
図,第2図は第1図のA−A矢視図,第3図は第1図の
斜視図(バグフィルタホッパ,コンベア駆動装置,ダス
ト飛散防止用カバーは省略)である。 1……ダスト排出装置、2……コンベア本体 3……バグフィルタホッパ(ホッパ)、5……ダスト排
出回転体 7……ドライブローラ、9……コンベアベルト 13……排出口、14……シール部材 15……調節装置、25……ダスト飛散防止カバー 28……羽根、31……ダスト送り量調節板 41……点検用回転体シールカバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダスト排出コンベア1の中央上面に排出口
    を接近させたホッパ3を設け、前記ダスト排出コンベア
    1の粉体材料の取出端にコンベアベルト9を駆動するド
    ライブローラ7を設け、このドライブローラ7近くのコ
    ンベアベルト9上に羽根28を放射状に取付けたダスト排
    出回転体5を設け、このダスト排出回転体5の羽根28の
    両側に側板22とこの側板22からコンベアベルト9に垂下
    するダスト飛散防止用カバー25と、前記ダスト排出回転
    体5を覆って気密にする点検用回転体シールカバー41と
    を設けたことを特徴とする集塵機ホッパのダスト排出装
    置。
  2. 【請求項2】請求項第(1)項において、コンベアベル
    ト9の搬送速度とダスト排出回転体5の周速度とを同一
    速度とする鎖車33,34,36にチェーン35を張架したことを
    特徴とする集塵機ホッパのダスト排出装置。
JP1990123675U 1990-11-27 1990-11-27 集塵機ホッパのダスト排出装置 Expired - Lifetime JP2554006Y2 (ja)

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KR101249062B1 (ko) 2011-09-28 2013-04-01 주식회사 포스코 집진기 호퍼의 막힘 방지 장치
CN112093421A (zh) * 2020-09-11 2020-12-18 大峘集团有限公司 一种双膛石灰窑自动清灰全密封式可逆皮带机

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