JPH02214445A - ステータコイルの結束装置 - Google Patents

ステータコイルの結束装置

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JPH02214445A
JPH02214445A JP3415789A JP3415789A JPH02214445A JP H02214445 A JPH02214445 A JP H02214445A JP 3415789 A JP3415789 A JP 3415789A JP 3415789 A JP3415789 A JP 3415789A JP H02214445 A JPH02214445 A JP H02214445A
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stator core
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Takashi Suzuki
孝志 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ステータコアの端面に突出するコイル端部を
糸で縛り付けて結束させるステータコイルの結束装置に
関する。
「従来技術およびその問題点」 ステータコアのコイルは、ステータコアの選択された2
つの溝を通ってループをなすように形成されるが、その
ときステータコアの両端面より突出した部分が形成され
る。ステータコアの両端面より突出したコイル端部は、
各種回転機械に装着されたときに回転子やケーシングに
接触したりする虞れがあるため、糸で縛り付けて結束さ
せるようにしている。
従来、この結束作業は、殆どがニードルを用いて手作業
で行なわれており、時間および労力がかかることであっ
た。このため、結束作業を自動的に行なうようにした装
置が求められている。
特開昭61−236346号には、このような結束装置
の一例が示されており、この装置は、コード供給指とレ
ーシングニードルとの相互動作により糸を絡めつつステ
ータコアを回動させて、コイル端部を包み込むように糸
を絡み付け、絡み付けが終了した後に形成される糸の最
後のループを通しで、再びレーシングニードルを挿入し
て先端に糸ヲ弓き掛け、レーシングニードルを後退させ
て最後のループを通しで糸を引張り出し、引張り出した
糸をクランパで保持してさらに引張ることにより、自動
的に糸を結ぶことができるようにしたものである。
しかしながら、上記ステータコイルの結束装置において
は、糸の絡み付けが終了した猪に、糸に結び目を作る際
、糸の最後のループを通しで再びレーシングニードルを
挿入して糸を引き掛け、レーシングニードルを後退させ
て最後のループを通しで糸を引張り出すようにしでいる
ので、最後のループを通して糸を引張り出す際に結び目
の位置がずれやすく、また、その債、引張り出した糸を
クランパでざらに引張るときにも結び目の位置がずれや
すいので、糸の最少の結びが緩くなりやすいという問題
点があった。
「発明の目的」 本発明の目的は、ステータコアの端面より突出するコイ
ル端部を包み込むように糸を絡み付けた復、糸をかたく
結び付けることができるようにしたステータコイルの結
束装置を提供することにある。
「発明の構成」 本発明は、ステータコアの端面に突出するコイル端部を
糸で縛り付けで結束させるステータコイルの結束装置に
おいて、 (a)ステータコアを支持し、レーシング操作位Mを割
り出すように、間欠的に回動動作する回転支持手段と、 (b)ステータコアの中心孔の軸線方向に配置され、ス
テータコアの軸方向に移動すると共に回動動作し、先端
から糸を繰出すノズルと、(c)先端に糸が引き掛かる
鈎部を有し、ステータコアの半径方向および軸方向に移
動し、かつ、それ自身回動動作するレーシングニードル
と、(d)ステータコアの半径方向に進退動作すると共
に、先端部が開閉動作して糸を把持するクランパと、 (e)レーシング操作位百に向けて進退動作し、先端に
鈎部が形成された引寄せ棒と、 (f)この引寄せ棒により糸を引寄せた際、糸を切断す
るカッタと、 (g)先端に切れ込みが形成され、糸を結ぶ際に結び目
のやや外側部分に向けて進退動作し、がつ、揺、動動作
するプッシャとを備えており、前記回転支持手段の回動
動作と、前記ノズルおよび前記レーシングニードルの相
互動作とによって、ステーやコアのコイル端部を包むよ
うに糸を絡み付ゆ、 絡み付けが終了した後に糸の最後のループを形成し、こ
のループを前記レーシングニードルで保持した状態で、
ループに前記クランパの先端を挿入し、前記クランパの
先端を開いてループを押広げ、 この状態で前記引寄せ棒により、前記ノズルとループと
の間に位置する糸の部分を引掛けて引寄せ、そのとき引
寄せられた糸の一方の線が前記クランパの開かれた先端
の間を通るようにし、前記クランパの先端を閉じて引寄
せられた糸の一方の線を把持させ、それと共に糸の引寄
せられた部分を前記カッタにより切断し、 前記クランパを徒退させて、前記把持した糸を前記ルー
プを通して引出し、 こうして形成された結び目の外側部分に向けて前記プッ
シャを前進させ、その先端の切れ込み部分に糸を挿入さ
せ、 前記プッシャを揺動させつつ、前記クランパをさらに稜
退させて、前記結び目を絞るようにして結束させるよう
にしたことを特徴とする。
このように、本発明においては、ステータコアのコイル
端部を包み込むように糸を絡み付けた後、糸の最後のル
ープをレーシングニードルで保持した状態で、このルー
プにクランパ先端を挿入し、クランパによって糸を把持
し、ループから糸を引張り出すようにしたので、結び目
の形成の際に結び目の位置が移動しにくくなる。ざらに
、クランパにより糸を引張って結び目を結束させる際に
、結び目の外側部分にプッシャを当てて結び目を抑える
と共に、プッシャを揺動させて結び目をステータコイル
側に絞り込むようにしたので、結び目をかたく、すなわ
ちステータコイル(こより近接した位置に形成すること
ができる。これによって、コイル端部をよりしっかりと
縛り付けることが可能となり、糸の緩みによるコイル端
部のばらつきを少なくして、良好な結束状態を維持する
ことができる。
「発明の実施例」 図はいずれも本発明によるステータコイルの結束装置の
一実施例を示すものであり、罵1図は平面図、第2図は
正面図、第3図〜第8図はコイル端部を包むように糸を
絡み付ける工程を示す図、第9図〜第14図は糸を結び
付ける工程を示す図である。
次に、この実施例による結束装置の構造についで、第1
図、第2図および第9図〜第14図を参照しで説明する
第9図に示すように、ステータコア11には、その両端
面より突出するコイル端部12が形成されでいる。ステ
ータコア11は、回転テーブル13上にその軸線方向を
上下にして設置されており、回転テーブル13の間欠的
な回動動作により、レーシング操作位置が正確に割り出
されるようになっている。そして、回転テーブル13が
本発明でいうステータコア11の回転支持手段をなして
いる。
第1図に示すように、レーシングニードル14は、Oラ
ド15、スライド筒16により、ステータコア11の半
径方向に向けて支持されている。ロッド15は、その基
部を軸受け17により上下揺動可能1こ支持されており
、スライド筒16は、0ツド15に対して軸方向スライ
ド可能に接続されている。レーシングニードル14は、
スライド筒16の先端に同軸的に取付けられ、スライ、
ドMI6と共に軸方向にスライドすると共に回動動作し
、かつ0ツド15およびスライド筒16と共に上下揺動
動作するようになっている。スライドffJ+6に設け
られたフランジ18には、図示しないクランク機構が連
結されている。また、スライド筒16に設けられたフラ
ンジ19には、図示しないカム機構が連結されている。
そして、上記クランク機構によりスライド筒16がロッ
ド15に対して軸方向に伸縮動作し、レーシングニード
ル14をステータコア11の半径方向に出没動作させる
ようになっている。また、上記カム機構によりOラド1
5およびスライド筒16が軸受け17を中心に上下に揺
動し、レーシングニードル14.vステータコア11の
軸方向に往復動作させるようになっている。ざらに、こ
れらの動作に伴なって、スライドM+6はロツF:15
に対して回動し、レーシングニードル14に反復した捻
り動作を与えるようになっている。
そして、ステータコアj1の半径方向1こほぼ沿ってレ
ーシング操作位置に向けてガイドレール20が設置され
でおり、この方イドレール20にエアシリンダ21およ
びスライダ22が設aされでいる。なお、ガイドレール
20は支柱23により支持されている。エアシリンダ2
1は、ガイドレール20に固着されでおり、スライダ2
2はエアシリンダ21の作動ロッドに連結されで、ガイ
ドレール20に沿って移動するようになっている。また
、スライダ22は、ガイドレール20に沿って延びる支
持台を有し、この支持台に二段伸縮エアシリンダ24が
取付けられている。また、この支持台の先端部には、ク
ランパ25がスライド可能に取付けられでおり、がっ、
クランパ25には二段伸縮エアシリンダ24の作動0ツ
ドが連結されでいる。したがって、エアシリンダ21の
作動によりスライダ22がガイドレール20に沿って移
動すると、クランパ25がレーシング操作位置に向けて
前進、後退動作するようになっている。また、二段伸縮
エアシリンダ24が押し出されると、第1の動作により
クランパ25が半クランプ状態となり、第2の動作によ
りクランパ25が全クランプ状態となるようになってい
る。さらに、−段伸縮エアシリンダ24が引き込められ
るときは、第1の動作によりクランパ25が半クランプ
状態となり、第2の動作によりクランパ25が全開状態
となるようになっている。
支柱26には、ステータコア110半径方向にほぼ沿っ
てレーシング操作位置に向けて支持板27が支持されて
おり、この支持板27の後端部にはエアシリンダ28が
取付けられている。エアシリンダ28の作動ロッドは、
軸29によって延長され、その先端部に引寄せ棒30が
取付けられている。したがって、引寄せ棒30は、エア
シリンダ28の作動によりレーシング操作位置に向けて
前進し、あるいは後退する。引寄せ棒30の先端部には
、糸を引き掛けるだめの鈎部が形成されている。また、
支持板27の先端部には、カッタ31が取付けられてお
り、カッタ31はエアシリンダ32により動作する。
支柱33.34には支持フレーム35が取付けられてお
り、支持フレーム35にはレーシング操作位置に向けて
水平方向に延びるガイド棒36か設けられている。そし
て、このガイド”捧36に沿ってスライド可能にスライ
ドベース37が装着されており、このスライドベース3
7は支持フレーム35の後端部に取付けられたエアシリ
ンダ38によってスライド動作する。第2図を併せて参
照すると、スライドへ−ス37には、垂直方向に延びる
ガイド捧39.40がスライド可能に挿通されており、
このガイド棒39゜40に昇降ブロック41が取付けら
れている。昇降ブロック41は、スライドベース37に
取付けられたエアシリンダ42により昇降動作する。さ
らに、昇降ブロック41にはプッシャ43が取付けられ
ており、プッシャ43はレーシング操作位置に向けて水
平方向に延び、その先端にはV字状の切れ込み44が形
成されている。さらに、プッシャ43の先端部には、キ
ツカー45が回動可能に取付けられており、このキツカ
ー45は、同じくプッシャ43に取付けられたエアシリ
ンダ46により水平面に沿って所定角度で回動動作する
支柱47には、ステータコアI!の半径方向にほぼ沿っ
てレーシング操作位置に向けて支持板48が支持されて
おり、支持板48にはヒートカッタ50が取付けられた
スライダ51が前後に移動可能に取付けられている。ま
た、支持tF148にはその後端部にエアシリンダ49
が取付けらハ、エアシリンダ49の作動ロッドにはスラ
イダ51が取付けられている。
ヒートカッタ50及びスライダ51は、エアシリンダ4
9により前後に移動する。したがって、ヒートカッタ5
0は、エアシリンダ49の作動によりレーシング操作位
置に向けて前進、後退し、ヒートカッタ50の先端部の
熱源により糸を切断するようになっている。
さらに、ステータコア11の軸線方向には、ノズル52
が配置されており、ノズル52の先端部はL字状に屈曲
していて、そこから糸が繰出されるようになっている、
ノズル52は、図示しない駆動機構によりステータコア
11の軸線方向に往復動すると共に、それ自身回動動作
する。
次に、この装置による12の結束操作について説明する
。なお、これらの操作は、図示しない制御装置により自
動的になされるものである。
まず、ステータコア11の12を包み込むように糸を絡
み付ける操作は、ノズル52とレーシング二ドル14と
の相互動作および回転テーブル13の間欠的な回動動作
によってなされる。
第3図に示すように、ノズル52の先端が12の下方に
位置した状態で、糸53はノズル52の先端と12との
間に張設されている。なお、実際の操作開始時には、糸
53は図示しない別のニードルによって所定の位置に引
張られて張設されるのであるが、ここではその詳細は省
略することにする。上記の状態で、レーシングニードル
14がステータコア11の半径方向に向けて延出され、
コイル端部12の下部を通り抜けて、糸53に係合する
位置まで至る。
第4図に示すように、レーシングニードル14はその先
端の鈎部に糸53を引き掛けて後退し、コイル端部12
の下方から糸53を引張り出す。
第5図に示すように、レーシングニードル14は先端に
糸53を引き掛けたままコイル端部12の外側において
上方に移動し、糸53を引張り上げる。これにより、糸
53のループ旧が形成される。このとき、ノズル52の
先端もステータコア11の軸方向に沿って上方に移動す
る。
第6図に示すように、レーシングニードル14は再び前
方に延出され、ノズル52の先端とコイル端部12との
間に張設された糸53に係合する位置までくる。
第7図に示すように、レーシングニードル14はその先
端に糸53を引き掛けて後退し、ループ旧を通して糸5
3を引張り出す、これにより、ループR2が形成される
第8図に示すように、レーシングニードルI4はその先
端に糸53を引き掛けたままコイル端部12の外側にお
いて下方に移動し、ループR2を下方に引張り寄せる。
また、ノズル52もステータコア11の軸方向に沿って
下方に移動する。
この状態でレーシングニードル14が再び前方に延出さ
れ、以後、第3図からの操作を繰返すことにより、糸5
3の絡み付けがなされ、それと同時に回転テーブル13
を間欠的に回動させてレーシング操作位置を割り出すよ
うにステータコア11を回動させることにより、コイル
端部12の全体を網目状に包むように糸53を絡み付け
ることができる。
次に、糸53の絡み付は操作が終了した後、糸53を結
び付ける操作について説明する。
第9図に示すように、糸53の絡み付は操作が終了した
とき、糸53の最後のループRfが形成されている。こ
のループRfは、レーシングニードル14によって保持
されている。
第10図に示すように、この状態でクランパ25が前進
し、その先端がループRfに挿入される。この動作は、
第1図におけるエアシリンダ21の押出し動作によって
なされる。なお、このときクランパ25は閉じた状態と
なっている。また、それと共に、引寄せ棒30がレーシ
ング操作位置に向けて延出され、ノズル52先端とコイ
ル端部12どの間に張設されている糸53に係合する位
置までくる。この動作は、第1図におけるエアシリンダ
28の押出し動作によってなされる。
第11図に示すように、クランパ25の先端が全開状態
となり、ループntを押広げる。この動作は、第1図に
おける二段伸縮エアシリンダ24が2段階に引き込めら
れてなされる。これに続いて引寄せ棒30が後退し、先
端の鈎部に糸53を引き掛けて手前に引寄せる。このと
き、引寄せられた糸53の線の一方、さらに正確には引
寄せ棒30とコイル端部12との間に張設された部分は
、開かれたクランパ25の間を通る。この動作は第1図
におけるエアシリンダ28の引込み動作によってなされ
る。そして1図示してないが、前記二段伸縮エアシリン
ダ24の第1の押し出し動作により、クランパ25が半
クランプ状態となる。さらに、第1図におけるカッタ3
1が作動し、引寄せられた糸53の引寄せ捧30とコイ
ル端部12との間の部分が切断される。
第12図に示すように、クランパ25は後退し、同時に
二段伸縮エアシリンダ24の第2の押し出し動作がなさ
れ、クランパ25が全クランプ状態となり糸53を把持
し、把持した糸53をループRfを通して引張り出す、
このとき、クランパ25によって把持された糸53は、
上記のように切断されており、その端部もループRfを
通して引張り出される。なお、これらの動作の間中、ル
ープRfは、レーシングニードル14の先端に引き掛け
られたまま保持されている。
第13図に示すように、プッシャ43が結び目のやや外
側部分に向けて前進し、その先端の切れ込み44にルー
プRfより引張り出された糸53が挿入される。したが
って、糸53の結び目(ループRf)はプッシャ43に
よって抑えられ、その位置か規制されることになる。な
お、この動作は、第1図におけるエアシリンダ38の作
動により、スライドベース37が移動することによって
なされる。
第14図に示すように、キツカー45が回動し、レーシ
ングニードル14によって支持されているループRfを
払い、ループ肘なレーシングニードル14から取外す、
この動作は、第1図におけるエアシリンダ46の作動に
よってなされる。この状態で、第1図におけるエアシリ
ンダ21の作動によりクランパ25がさらに後退して糸
53を引張ると共に、第2図におけるエアシリンダ42
の作動によりプッシャ43が上下に揺動し、結び目(ル
ープRf)を絞るようにして堅く結束させる。こうして
、結び目が結束された後、第1図にお、けるエアシリン
ダ49の作動によりヒートカッタ50が前進し、結び目
のやや外側において糸53の余分な端部を切断する。
このようにして、ステータコア11のコイル端部12を
糸53によって包み込むように絡み付けた後。
糸53を結び付けることができる。したがって、コイル
端部12の縛り付は作業を殆ど全て自動的に行なうこと
ができ1作業能率を向上させることができる。また、糸
53の結び目をコイル端部12に近接した位置で堅く結
束させることができるので、後において糸53が緩んで
くる虞れもない。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、ステータコアの
コイル端部を包み込むように糸を絡み付けた後、糸の最
後のループをレーシングニードルで保持した状態で、こ
のループにクランパ先端を挿入し、クランパによって糸
を指持し、ループから糸を引張り出すようにしたので、
結び目の形成の際に結び目の位置が移動しに((なる、
さらに、クランパにより糸を引張って結び目を結束させ
る際に、結び目の外側部分にプッシャを当てて結び目を
抑えると共に、プッシャを揺動させて結び目をステータ
コイル側に絞り込むようにしたので、結び目をかたく、
すなわちステータコイルにより近接した位置に形成する
ことができる。これによって、コイル端部をよりしっか
りと縛り付けることが可能となり、糸の緩みによるコイ
ル端部のばらつきを少なくして、良好な結束状態を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるステータコイルの結束装置の一実
施例を示す平面図、第2図は同装置の正面図、第3図、
第4図、第5図、第6図、第7図および第8図は同装置
によるステータコイルへの糸の絡み付は操作を順に示す
説明図、第9図、第1O図、第11図、第12図、第1
3図および第14図は同装置による糸の結び付は操作を
順に示す斜視図である。 図中、11はステータコア、 12はコイル端部、 1
3は回転テーブル、14はレーシングニードル、25は
クランパ、30は引寄せ棒、31はカッタ、43はプッ
シャ、44は切れ込み、45はキツカー、52はノズル
、53は糸である。 特許出願人     三工機器株式会社代理人    
  弁理士 松井 茂 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ステータコアの端面に突出するコイル端部を糸で縛り付
    けて結束させるステータコイルの結束装置において、 (a)ステータコアを支持し、レーシング操作位置を割
    り出すように、間欠的に回動動作する回転支持手段と、 (b)ステータコアの中心孔の軸線方向に配置され、ス
    テータコアの軸方向に移動すると共に回動動作し、先端
    から糸を繰出すノズルと、 (c)先端に糸が引き掛かる鈎部を有し、ステータコア
    の半径方向および軸方向に移動し、かつ、それ自身回動
    動作するレーシングニードルと、 (d)ステータコアの半径方向に進退動作すると共に、
    先端部が開閉動作して糸を把持するクランパと、 (e)レーシング操作位置に向けで進退動作し、先端に
    鈎部が形成された引寄せ棒と、 (f)この引寄せ棒により糸を引寄せた際、糸を切断す
    るカッタと、 (g)先端に切れ込みが形成され、糸を結ぶ際に結び目
    のやや外側部分に向けて進退動作し、かつ、揺動動作す
    るプッシャとを備えており、前記回転支持手段の回動動
    作と、前記ノズルおよび前記レーシングニードルの相互
    動作とによって、ステータコアのコイル端部を包むよう
    に糸を絡み付け、 絡み付けが終了した後に糸の最後のループを形成し、こ
    のループを前記レーシングニードルで保持した状態で、
    ループに前記クランパの先端を挿入し、前記クランパの
    先端を開いてループを押広げ、 この状態で前記引寄せ棒により、前記ノズルとループと
    の間に位置する糸の部分を引掛けて引寄せ、そのとき引
    寄せられた糸の一方の線が前記クランパの開かれた先端
    の間を通るようにし、前記クランパの先端を閉じて引寄
    せられた糸の一方の線を把持させ、それと共に糸の引寄
    せられた部分を前記カッタにより切断し、 前記クランパを後退させて、前記把持した糸を前記ルー
    プを通して引出し、 こうして形成された結び目の外側部分に向けて前記プッ
    シャを前進させ、その先端の切れ込み部分に糸を挿入さ
    せ、 前記プッシャを揺動させつつ、前記クランパをさらに後
    退させて、前記結び目を絞るようにして結束させるよう
    にしたことを特徴とするステータコイルの結束装置。
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