JPH02213273A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH02213273A
JPH02213273A JP1033155A JP3315589A JPH02213273A JP H02213273 A JPH02213273 A JP H02213273A JP 1033155 A JP1033155 A JP 1033155A JP 3315589 A JP3315589 A JP 3315589A JP H02213273 A JPH02213273 A JP H02213273A
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JP
Japan
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color
registered
image
display
monitor
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JP1033155A
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Hideo Muramatsu
村松 英男
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写装置に関し、更に詳述すればフルカラーの
複写画像を得ることが可能な複写装置に関する。
〔従来技術〕
カラーのCCDイメージセンサを読取部に用いるフルカ
ラーの複写装置では、原稿画像の特定部分の色を記憶保
持しておけるものが開発されており、でれにより、例え
ば他の原稿の複写時に、画像の所望部分の色を記憶して
おいた色に変更する等の種々の編集処理が可能になって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述の如き装置においては、原稿画像から読
取った色と、予め装置の仕様として記憶させである代表
的な標準色とが編集処理に使用されるようになっている
ところが、利用者にとってはそれらの色が微妙に意図す
る色と異なる場合もあり、このような場合には、所望の
色が入っている原稿を編集処理の都度、探し出して読取
るか、またはこれが無いときは似た色で妥協する必要が
ある等、編集処理に手間を要したり、制約されることに
なっていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであリ、標準
色、又は原稿画像のように現存する色に加えて、現存し
ない利用者が望む任意の色についても容易に編集処理に
利用できる複写装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る複写装置は、色を登録でき、登録した色を
出力して原稿の色に関する複写編集処理を行う複写装置
において、登録してある色の読出しを指令する読出し指
令手段と、該読出し指令手段にて読出された色を修正す
る登録色修正手段と、該登録色修正手段にて修正された
色を出力色とする手段とを具備することを特徴とし、ま
た、前記登録色修正手段にて修正された色を登録するよ
うに構成してあることを特徴とする。
〔作用〕
読出し指令手段にて読出される登録してある色は、登録
色修正手段にて色が修正されて複写編集処理時に出力さ
れる。
また、修正された色は登録されるようにもなっており、
再出力が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。
第1図は本発明に係る複写装置の縦断面構造図であり、
図中22は原稿の画像を読み取るためのイメージリーグ
部、23は画像情報に基づいて実際の複写動作を行うエ
ンジン部である。
イメージリーダ部22は、原稿ガラス15上にセットさ
れた原稿の光学像を読′取るスキャナ部1o、スキャナ
部lOを水平に移動させる走査モータ11、スキャナ部
10からの画像信号を処理する画像信号処理回路213
等にて構成されている。またスキャナ部10は、原稿ガ
ラス15を通して原稿面を照射する光源12.原稿面か
らの反射光を捉える集束性ロッドレンズアレイ13及び
これからの出射光を捉えるカラー〇〇D リニアイメー
ジセンサ14を備えており、原稿面の画像データはカラ
ーCODリニアイメージセンサ14にて電気信号に変換
された後、画像信号処理回路213にて信号処理されて
レーザダイオード駆動回路214に送られ、レーザダイ
オード(図示せず)の点灯・消灯信号としてポリゴンミ
ラー31、平面ミラー37を介して、感光ドラム41上
に投射され、露光が行われる。
感光ドラム41は反時計方向である矢符方向に回転駆動
されるように構成されており、その周囲には回転駆動域
の上方に位置して帯電チャージ中43が配設され、感光
ドラム41は帯電チャージャ43にて帯電を受けた後に
露光を受ける。感光ドラム4Iの周囲には帯電チャージ
ャ43の下流側に、余分なトナーの付着を防止するLE
Dアレイ44が設けられており、Ll!Dアレイ44の
下流側には、イエローシアン、マゼンタ、ブラックの各
現像器45a、45b。
45c、45dがこの順序で配設されている。イメージ
リーダ部22から色分解された光学像が照射され、照射
された部分の電位が降下し、次の工程の現像器45a、
45b、45c、45dによる現像においてトナーが照
射を受けない部分に付着して作像される。感光ドラム4
1の下側には、トナー像を複写用紙に転写する転写チャ
ージャ46が設けられている。また帯電チャージャ43
の上流側に、感光ドラム41の残留電荷を除去するイレ
ーザランプ42が設けられている。
エンジン部23は、感光ドラム41に加えて転写ドラム
51.定着器48.排出トレイ49,2個の給紙トレイ
50等を具備している。転写ドラム51は感光ドラム4
1に近接してこれと平行に配設されており、周面には被
転写体たる複写用紙を保持するためのチャッキング爪5
2を備え、矢符方向に回転駆動される。給紙トレイ50
から引出された複写用紙はイメージリーグ部22による
読取り動作に同期してその先端部をチャッキング爪52
にて転写ドラム51周面に固定され、次いで感光ドラム
41のトナー像が転写チャージャ46と対向するのに同
期して複写用紙の先端部も転写チャージャ46に達し、
トナー像が順次複写用紙上に転写される。感光ドラム4
1゜転写ドラム51の1回転目にはイエローめトナーに
対して転写の工程が行われ、2回転目にマゼンタ。
3回転目にシアン、4回転目にブラックの順序にて各色
のトナーに対して転写の工程が行われる。
1枚の複写用紙に対して4回の転写工程が終了すると、
チャッキング爪52が緩められ、複写用紙は、分離爪4
7にて転写ドラム51周面から引き剥がされ、定着器4
8にて定着された後、排出トレイ49上に排出される。
第2図は複写装置の操作パネル300の模式的平面図で
あり、操作パネル300の手前側には複写枚数等を置数
するテンキー301〜310、置数の解除及びマルチコ
ピーの中断を指示するクリア/ストップキー311 、
複写スタートを指令するプリントキー312が配設され
ている。また操作パネル300の右側の面には、複写モ
ードメニュー等の選択を行うジョイボール313、ジョ
イボール313にて選択された複写モードメニュー等を
確定させるセットキー314、セットキー314により
確定された内容を解除するキャンセルキー315、原稿
画像を液晶表示させるモニタキー316がジョイボール
313を操作しなから押圧できるように近接して配設さ
れ、更に操作パネル300の中央には操作に関するすべ
ての内容を表示するドツトマトリックス型(640X 
400 ドツト)の液晶表示パネル222が、また、操
作パネル300の左側面には登録色のプリント内容をセ
ットしてオペレータに表示する為の登録色セット部31
7が夫々配設されている。
第3図はジョイボール313近傍の概略側面図、第4図
はジョイボール313の斜視図である。ジョイボール3
13は、360°のすべての方向にわたっである角度θ
だけ倒れることができるスティック部313aと、該ス
ティック部313aの上部に取付けられた球の一部をな
すボール部313bとから構成されており、ポール部3
13bは操作パネル300の外装面からその一部が露出
されていて、ジョイボール313に回転が与えられると
、操作パネル300の外装面に覆われている部分が露出
されるようになっている。なお、スティック部313a
は図示しないスプリングにて、直立状態(θ=0)に自
動復帰するようになっている。スティック部313aの
X方向、Y方向各々の回転角度は、2個の可変抵抗器に
て検知されており(第4図参照)、後述するA/D変換
110218によりデジタルデータに変換され、後述す
る第3 CPU203によって判定され、各種の制御が
行われる。
第5図は本実施例の制御回路の系統図であり、エンジン
部23を制御する第1 CPt1201、イメージリー
ダ部22を制御する第2 CPU202、操作パネル3
00を制御する第3 CPU203を中心にして構成さ
れている。
第1 CPU201には、エンジン部23の各所に設置
されていて動作状態を検出するセンサ群206からの信
号が、IC205を介して入力される。また逆にIC2
08を介して、エンジン部23の各種モータ、ソレノイ
ド等を駆動する駆動回路群209へ制御信号を出力する
。更に第1 CPU201は、画像信号処理回路213
へも制御信号を出力する。
第2 CPO202へはイメージリーダ部22の各種状
態を検知するセンサ群211からの信号が入力される。
また第2CPυ202.は、走査モータ11の駆動回路
210゜CCDリニアイメージセンサ14の周辺回路2
12.及び画像信号処理回路213を制御する。CCD
リニアイメージセンサ14からの画像データは、画像信
号処理回路213に与えられ、該画像信号処理回路21
3から処理された画像信号がデータバス226を介して
レーザダイオード駆動回路214へ与えられる。
第3 CPt1203へは、ジョイボール313を除く
操作パネル300の各種キーのキー人力がパラレルl1
0216を介して行なわれ、一方ジョイボール313の
状態(スティック部313aの倒れ方向及びその角度の
情報)はA/D変換11021Bを介して第3 CPU
203へ入力される。 LCDコントローラ221を介
して液晶表示パネル222が第3 CPU203に接続
されており、各ドツトが点灯、消灯の2値の何れかを選
択することにより、液晶表示パネル222に様々な表示
がなされる。画像信号処理回路213にて処理された画
像信号は、データバス227を介して画像信号変換回路
225へ入力され、画像信号変換回路225にて液晶表
示のための信号に変換され、その変換信号はパラレルI
10220を介して第3 CPU203で制御され、−
旦RAM224に格納される。そして必要に応じて第3
 CP[I2O3の制御によってRAM224から変換
信号が読出されて、液晶表示パネル222に液晶表示さ
れる。またRAM224はこの他に、制御プログラムの
ワーキング用にも用いられ、ROM223には、操作パ
ネルの制御プログラム及び液晶表示データが格納されて
いる。また第3 CPU203はシリアルI10215
を介して、第1 CPU201及び第2CP■202と
シリアル通信されている。
次に液晶表示パネル222の表示内容について説明する
第6図は電源投入時における液晶表示パネル222の表
示内容(以下表示D1という)を示す模式図であり、図
において401はメニューカーソルのホームポジション
位置を示すものである。また402a〜402hは各メ
ニューを示すものであり、各メニューの左端にはメニュ
ーカーソルの点灯位置401a〜401hが設けられて
おり、ジョイボール313の操作にて任意のメニューが
選択されると、この選択されたメニューに対応する位?
I401 a〜401hの1つが黒く反転する。なお第
6図では、メニューカーソルがホームポジションにある
状態を示している。
また図中403は、テンキー301〜310にて設定さ
れる複写枚数を示す複写枚数表示であり、例えば1〜9
9の数字が表示される。404は[倍率指定jメニュー
402aの機能にて決定された倍率を表示する複写倍率
表示であり、405は「用紙指定」メニュー402bの
機能にて選択されている給紙トレイ50内の用紙サイズ
を示す複写用紙サイズ表示である。
また406はそのときの複写装置の状態、または複写装
置に対して施すべき処理を文字、絵文字等にて表示する
インフォメーション表示であって、407は「濃度調整
」メニュー402cの機能にて選択設定された複写濃度
を示す複写濃度レベル表示であり、濃度レベルは7段階
に分けられている。
第7図は、第6図の状態において画像編集メニュー40
2dを選択した場合の液晶表示内容(以下表示D2とい
う)を示す模式図である。第6図にあってメニューカー
ソルは最初ホームポジション401に位置しているが、
ここでジョイボール313にY(−)の方向(第2図の
手前方向)の回転を与えると、メニューカーソルは40
1a−=401b−”401cm”401dの順に移動
し、続いてY(+)方向の回転を与えると、メニューカ
ーソルは401d−=401cm”401b→401a
の順に移動する。またメニューカーソルが401dにあ
る状態で、ジョイボール313にX(+)方向の回転を
与えると、メニューカーソルは401d→401e−4
01f−401g→401hの順に移動し、続いてX(
=)方向の回転を与えると、メニューカーソルは401
h−−401g−401f−−401e−−401dの
順に移動する。
メニューカーソルが4018の位置にあるときにセット
キー314をオンすると、倍率を設定するための指示が
なされる。このときテンキー301〜310により倍率
を設定した後、セットキー314をオンすることにより
、複写倍率が設定される。倍率設定は、ジョイボール3
13を用いて行ってもかまわない。つまり、ジョイボー
ル313をY方向に回転させると倍率設定値が0.00
1単位毎に増減するので、所望の倍率値を示す時点にて
セットキー314をオンすることにより、複写倍率が設
定される。
なおスキャナ部10の走査速度は、等倍時を1とすれば
、設定倍率をMとしたときに1/Mであり、スキャナ部
10の走査方向に関しては、光学的に変倍を行う、一方
、走査方向と垂直な方向(CCDリニアイメージセンサ
14の各受光素子の並設方向)に関しては、画像信号処
理回路213にて捜取られた画像に対して縮小/拡大の
処理が行われる。
次に、メニューカーソルが401bの位置にあるときに
セットキー314をオンすると、上下2段の給紙トレイ
50のうちの何れか一方を選択するように指示がなされ
る。このとき、後述する用紙サイズ検出機構にて上段、
下段の各給紙トレイ50の用紙サイズも表示され、ジョ
イボール313を回転させることによって給紙トレイ5
0の選択を行い、セットキー314をオンすることによ
り、用紙サイズの設定は終了する。
さらにメニューカーソルが401dの位置に達したとき
に、セットキー314をオンすると、第7図に示す画面
が得られる。この画面では、各メニュ−412a〜41
2g、各メニューに対応する点灯位置411a〜411
g、インフォメーション表示406以外に、イメージリ
ーダ部22により読取られた原稿画像が概略表示される
画像モニタエリア413が現れる。
第8図は、第7図の状態においてエリア編集メニュー4
12aを選択した場合の表示内容(以下表示D3という
)を示す模式図である。第7図の状態において、ジョイ
ボール313を回転させてメニューカーソルを411a
に移動し、そこでセットキー314をオンすると、第8
図に示すような画面が現れる。
この画面におけるメニューは422a〜422cの3種
類である。ここで「モニタレベル」のメニュー422c
は、画像モニタ表示において、原稿画像データから表示
データへ変換する際のしきい値となる比較データを変更
するためのメニューであり、比較データの濃度度合はモ
ニタレベル表示423に7段階にて示される。
第9図は、第8図の状態においてインフォメーション表
示に従って画像モニタ表示を完了した際の表示内容(以
下表示D4という)を示す模式図である。第8図におい
てインフォメーション表示に応じて、原稿ガラス15上
に原稿をセットしてモニタキー316をオンすると、ス
キャナ部10は原稿を走査し、その走査が終了すると原
稿画像が画像モニタエリア413に表示される。原稿画
像が表示されている状態にて、トリミングメニュー42
2aを選択すると、画像モニタエリア413内に位置指
定カーソル431が現れる。またこの際、画像モニタエ
リア413には、選択されている用紙サイズに基づいて
実際に複写される領域を示す有効画像エリア枠424と
、原稿端を示す原稿枠425とが、原稿画像に合せて表
示されている。
第10図は、第9図の状態において実際にトリミングモ
ードのエリア設定を行っている場合における表示内容(
表示D5という)を示す模式図である。ジョイボール3
13を回転させて位置指定カーソル431を第9図に示
す位置から移動させて、第1θ図に示す位?IE441
に設定してセットキー314をオンすると、位置指定カ
ーソル431はその位置441に固定表示される。更に
ジョイボール313を回転させて位置指定カーソル43
1をこの位置441から位置442に移動させ、セット
キー314をオンすると、位置指定カーソル431はそ
の位置442に固定表示される。このようにして固定表
示された2点を対角線の両端とする四角形443をトリ
ミングの設定エリアとする。
第11図は、第10図の状態において2点目の位置設定
を完了した後にセットキー314をオンとした場合にお
ける表示内容(以下表示D6)を示す模式図である。ト
リミングのエリアを設定した後にセットキー314をオ
ンすると、設定エリア内の画像(A)を残して残りの画
像は消去される。この際、残された画像が複写可能であ
るかどうかを容易に判別できるように、有効画像エリア
枠424は表示されたままである。ここでトリミングモ
ードにおけるエリア設定が終了したので、インフォメー
ション表示406には「コピーできます」と表示される
トリミングモードにて1個所のエリア設定を行った後に
、更にトリミングモードにて別エリアの設定を行う場合
の手順とその際の液晶表示パネル222の表示内容につ
いて説明する。
1個所のエリア設定を行った後(第11図に示す表示D
6)に、まずセットキー314をオンして、第9図(表
示D4)に示すように原稿の原画像を画像モニタエリア
413に再び表示させる。するとこのときに位置指定カ
ーソル431が前回のエリア設定における2点目の位置
442(第10図参照)に現れ、前回の設定エリアを示
す長方形443が現れて、インフォメーション表示は「
エリアを設定して(ださい」となる。次いで前述の第1
回目のエリア設定時と全く同様に、ジョイボール313
を回転して位置指定カーソル431を所望の位置に移動
し、セットキー314をオンして今回の設定エリアの1
点目を指定する。次に同様にして今回の設定エリアの2
点目を指定する。そうすると画像モ具タエリア413で
は、前回の設定エリア内と今回の設定エリア内との原稿
画像を残して残りの画像は消去され、インフォメーショ
ンは「コピーできます」となる。
このような動作の繰り返しによって、第3回目。
第4回目、・・・のエリア設定が可能である。
トリミングモードの設定エリア内にイレースエリアを設
定する手順及びその際の液晶表示パネル222の表示内
容について説明する。
まずジョイボール313をY (−)方向へ回転して4
21bが点灯するようにメニューカーソル421aを移
動させ、セットキー314をオンして、トリミングモー
ドからイレースモードにモード変更する。
次いでトリミングモードのエリア設定時と全く同様の動
作を行なって、イレースモードのエリアを設定する。
第12図は、エンジン部23の制御を行う第1 CPU
201のメインルーチンを示すフローチャートであって
、まず電源が投入されると、ステップSllで以後のサ
ブルーチン内にて使用される各種タイマ、フラグ、カウ
ンタ等を初期状態に設定した後、以下の処理の基準時間
となる内部タイマー値を設定してスタートさせる(ステ
ップ512)、複写用紙を給紙トレイ50から供給して
転写ドラム51周面にその用紙を保持し、トナー像の転
写が完了すると、分離爪47にて転写済みの用紙を転写
ドラム51から分離して定着器48を経て排出トレイ4
9に排出するという、複写用紙の一連の搬送を行う(ス
テップ513)。
帯電、現像等のような感光ドラム41周辺の制御を行い
(ステップ514)、定着器48の温度制御を行い(ス
テップ515)、給紙トレイ50内の用紙サイズを検出
しくステップ516)、第2 CPU202.第3 C
PU203とのシリアル通信を行い(ステップ517)
、内部タイマーの終了を待ってステップ512に戻り再
度内部タイマーをスタートさせる(ステップ51B)。
第13図は、イメージリーグ部22の制御を行う第2 
CPU202のメインルーチンを示すフローチャートで
あって、まず電源が投入されると、ステップ521で以
後のサブルーチン内にて使用される各種タイマ、フラグ
、カウンタ等を初期状態に設定した後、以下の処理の基
準時間となる内部タイマー値を設定してスタートさせる
(ステップ522)。第3 CPU203からの指示に
応じて原稿走査を開始しくステップ523)、他のCP
Uからのタイミング信号に合せて原稿走査を行なえるよ
うに、走査モータ11の速度及び位置を制御する(ステ
ップ524)、走査動作に同期してCC口周辺回路21
2を制御し、カラーCCD リニアイメージセンサ14
を駆動して画像信号を得る(ステップ525)。得られ
た画像信号に、変倍等の種々の処理を加え(ステップ5
26)、第1 CPU201とのシリアル通信を行い(
ステップ527)、内部タイマーの終了を待ってステッ
プS22に戻り再度内部タイマーをスタートさせる(ス
テップ528)。
第14図は、操作パネル300の制御を行う第3CPυ
203のメインルーチンを示すフローチャートであって
、まず電源が投入されると、ステップg31で以後のサ
ブルーチン内にて使用される各種タイマ。
フラグ、カウンタ等を初期状態に設定した後、以下の処
理の基準時間となる内部タイマー値を設定してスタート
させる(ステップ532)、 LCDコントローラ22
1へ表示画像データ、コマンドを与えることによって、
液晶表示パネル222の表示を行う(ステップ533)
。操作パネル300上の各種キー301〜312.31
4〜316のオン・オフの状態を判定し、その内容をパ
ラレルI10216を介してRAM224へ格納する(
ステップ534)。ジョイボール313の回転状態を判
定して、その内容をA/D変換110218を介してR
AM224へ格納すると共に、後述するようなフラグを
作成する(ステップ535)、画像信号変換回路225
にて変換処理を受けた画像信号をパラレルI10220
を介してRAM224へ格納する(ステップ536)。
基本コピーモード時における各種の処理を、ステップS
34.S35の入力処理に応じて行い(ステップ537
)、画像編集コピーモード時及び色編集コピーモード時
における各種の処理を、ステップS34.S35.S3
6の入力処理に応じて行い(ステップ538及び539
)、画質調整状態時の各種の処理を、ステップS34 
、535の入力処理に応じて行い(ステップ540)、
第1 CPU201.第2 CPU202とのシリアル
通信を行ない(ステップ541)、内部タイマーの終了
を待ってステップS32に戻り再度内部タイマーをスタ
ートさせる(ステップ542)。
第15図は第13図のステップS23の走査開始ルーチ
ンの内容を示すフローチャートであり、この処理は、実
際の複写動作のための走査開始(ステップ5231)と
原稿画像モニタのための走査開始(ステップ5232 
)とに分かれている。なお、5231では、モニタ要求
時には実際の複写動作をキャンセルするようになってい
る。
第16図は第15図のステップ5232のモニタスター
トルーチンの内容を示すフローチャートである。
第3 CPU203からのモニタ要求はシリアル通信に
よって第2 CPU202へ伝達され、その要求を受は
取ると(ステップ52321 YES)、データバス2
26を無効としてデータバス227を有効とする(ステ
・シブ52322)。
つまりこのとき、原稿走査を行った際にカラーCODイ
メージセンサ14にて得られる画像信号は、画像信号処
理回路213にて処理された後、画像信号変換回路22
5へ送られる0次いで後述するモニタ比較データを設定
した後(ステップ52323)、倍率1.000倍、走
査長420m* (^3T長)にて原稿の走査要求を行
う(ステップ52324)。
次いでステップ524(第13図参照)において、倍率
値、走査長に基づいて走査モータ11が駆動され、原稿
走査が行われて画像信号変換回路225にて変換を受け
た後、パラレルI10220を介してRAM224に画
像信号が格納される。また、この走査において得られる
画像信号に基づいて原稿サイズ(位置)の検出が行われ
る。
第17図、第18図は画像信号変換回路225の動作内
容を説明するための模式図である。CCDリニアイメー
ジセンサ14の読取りは16dots/mにて各dat
8bits(階調)で行われるのに対して、液晶表示パ
ネル222への表示においては原稿1mを液晶1dot
に対応させて点灯・消灯の2値にて行うこととし、画像
信号変換回路225はこのために画像信号を変換する。
第17図(a)は画像読取信号、第17図(ロ)は画像
表示用信号を示しており、読取りの際には1/16mm
四方毎に8bitgの画像信号を得ているが、表示用と
して用いる信号は11111m四方毎に1回(8bit
s)のみの信号としている。
第18図においてまず画像信号変換回路225は、画像
信号処理回路213からの3bitsの画像信号(a)
を16分周して必要な3bitsの画像信号(b)を選
択抽出する。この3bitsの画像信号(b)の上位4
bitgと第2 CPU202から指示される4bit
sのモニタ比較データ(e)とを比較し、その比較結果
を1 bitのデータ(C)にて出力する0画像体号の
上位4bitsがモニタ比較データより大きい場合には
“l”として、以下の場合には0”として1bitのデ
ータ(C)を出力する。そして“1”が出力されたとき
には液晶が点灯され、“0”が出力されたときには液晶
が消灯される。例えば画像信号(a)が2進法にて(a
)= 10010011であるとすると、SL (比較
データ)=8 =1000 (2進法)の場合には“1
″が出力されて液晶は点灯し、5L=10−1010 
(2進法)の場合には“ONが出力されて液晶は消灯す
る。
更にこの1 bitのデータ(C)を順に蓄積して3b
itsのパラレルデータ(d)とし、パラレルI102
20を介してRAM 224へ出力して収納する0例え
ば297MX420■の^3サイズとすると、この際の
出力の順序は(T−1,Y−1)→(T−2,Y−1)
→・・・→(T−297,Y−1)→(T−1,Y−2
)−・・・=(T−297,Y−420)の順であって
、RAM 224には297X 420=124.74
(kbits)の画像データが収納されることになる。
第2 CPU202から指示される4bitsの比較デ
ータ(e)は、表示濃度のしきい値レベルを示すデータ
であり、このデータは後述するように操作パネル300
におけるジョイボール入力にて可変であるので、モニタ
画像を所望の濃度に調節することが可能である。
次に、原稿サイズ(位置)検出について説明する。第1
9図は原稿サイズを検出するための装置構成を示すブロ
ック図、第20図はその原理を説明するための模式図で
ある。14はCCDリニアイメージセンサであり、第2
0図において左右方向(X方向)はスキャナ部10(リ
ニアイメージセンサ14)の走査方向、上下方向(X方
向)はCCDリニアイメージセンサ14における各受光
素子の並設方向である。
CCDリニアイメージセンサ14にて読取られた原稿が
載置されているかどうかに応じて、所定のしきい値にて
2値化され、各画素の白/黒の結果が、ラインメモリ5
11の所定のアドレスに収納される。
ラインメモリ511に収納された1ライン分のデータに
つき、カウンタ512は、上位アドレスから順に(第2
0図A方向)黒画素数を白画素が存在するまでカウント
し、白画素があればそこでカウントを止める。また同様
に、1ライン分のデータにつき、カウンタ514は、下
位アドレスから順に(第20図B方向)黒画素数を白画
素が存在するまでカラントし、白画素があればそこでカ
ウントを止める。各カウンタ512.514は、所定値
(1ライン分の全画素数)までカウント可能であり、走
査モータ11からの信号によってCCDリニアイメージ
センサ14の走査がX方向に1ステップ進んだタイミン
グを検知すると、各々のカウント値を対応する各符号判
別器513.515及び演算器516へ出力する。
各符号判別器513.515は、隣合うラインにおける
カウント値の差(今回のラインにおけるカウント値−前
回のラインにおけるカウント値)の符号を判別し、その
判別結果を演算器516へ出力する。
演算器516へは、各カウンタ512.514から、カ
ウント値も入力される。また517は、走査モータ11
からの信号によって、CCD リニアイメージセンサ1
4のX方向の位置アドレスをカウントするカウンタであ
り、カウンタ517はこのカウント値を演算器516へ
出力する。カウンタ517のインクリメントに合せて、
前記両カウンタ512.514はリセットされ、次のラ
インにおけるカウントが開始される。
演算器516は、前記判別結果、各カウンタ512゜5
14.517からのカウント値に基づいて、原稿の4頂
点の位置(座標)を求め、次いで原稿の4辺の長さを演
算し、その演算結果を比較器518へ出力する。比較器
518には、定型の複写用紙のサイズが記憶されており
、この演算結果と定形の複写用紙のサイズとを比較して
、原稿サイズ(位置)を検出する。
次に、原稿サイズ(位置)検出の動作について、第20
図に示すように原稿(4頂点P In P 2. Pa
、 P−)が載置された例に基づき、具体的に説明する
。図に示すようにx、y座標系を設定し、各頂点の座標
を、P+(xi、y+L  Pg(Xl、VアL  P
a1(Xl、 IILP4(X a、 y 4)とする
。x=0の位置から順にCCDリニアイメージセンサ1
4を1ラインずつ右方向に走査しながら、lライン走査
する度にA、8両方向から白画素に達するまで原稿外の
画素(黒画素)をカウントする。COD リニアイメー
ジセンサ14のX座標がX、のときのカウンタ512.
514のカウント値を夫々A(x、)、B(x、)とす
ると、Xi+A (Xl )、  B (Xl )の値
により、4頂点Pl。
P t、 P x、 P aの座標を検出する。
走査初期(Plに到達するまで)では、原稿が全く載置
されていない領域であるので、両カウンタ512.51
4のカウント値は、1947分の全画素数であるが、P
、に到達すると、両カウンタ512゜514のカウント
値がはじめて前記所定値(1947分の全画素数)より
少なくなる。符号判定器513゜541では各々A (
Xl +1)  A (xi )、 B (Xl+1)
−B (xi)の値を監視しており、Plに達したこと
はA (Xl +1)  A (Xl )の値が0以外
の値をとることから判別できる。このときのカウンタ5
17からのカウント値(X方向座標)。
カウンタ514からのカウント値(y方向座標)により
、Plの位置がわかる0次にP2については、B (X
l +1)  B (Xl )の符号を調べることによ
り求められる。P2に達するまではこの差は負であるが
、P8を通過した後はこの差は正となる。したがってこ
の差が負から正に変わる時点における両カウンタ514
.517からのカウント値にて、P8の位置が検出され
る。
次いで、A (Xl +1)−A (xi)の符号が負
から正に変わる時点における両カウンタ514,517
からのカウント値にて、P4の位置を検出できる。
最後に両カウンタ512.514のカウント値が所定値
にもどった時点における両カウンタ514.517から
のカウント値にて、P、の位置を検出できる。
このようにして求められた4頂点の座標を用い、演算器
516にて原稿の4辺の長さを検出する。まずP、P、
を下記(1)式に基づいて演算し、他の3辺の長さも(
1)式と同様の計算式にて演算する。
P r P z =J (xi −Xl )” + (yz −3’+ 
)”・・・(1) 最後に、演算された4辺の長さと定形の複写用紙のサイ
ズとを比較器518にて比較し、原稿のサイズを検出す
る。なお、第19図に示したブロック図は第5図に示す
画像信号処理回路213の一部であり、比較器518の
出力は第2 CPU202. シリアル110215を
介して第3 CPU203に伝えられる。
第21図は給紙トレイ50の斜視図、第22図は用紙サ
イズ・方向及びマグネット装着位置の関係を示す一覧表
、第23図は第12図のステップS16の用紙サイズ検
出ルーチンの内容を示すフローチャートである。
給紙トレイ50は第21図に示す如く、その底部に4個
のマグネット501a〜501dが設けられており、給
紙トレイ50が複写装置本体に装着されるとリードスイ
ッチ(図示せず)にてマグネットの装着状態が検出され
るようになっている。そしてこの検出結果に応じて第2
2図に示すような関係によって給紙トレイ50に収納さ
れた用紙のサイズとその位置が検出される。このリード
スイッチはセンサ群206(第5図参照)に含まれてい
るセンサである。
4個のマグネッ) 501a〜501dの装着の有無を
判定しくステップ51601.51602.51603
.51604,51609゜51614、51615.
51616)、この判定結果に応じて用紙の横方向の長
さを圓単位にてYpへ、また、用紙の縦方向の長さを間
単位にてT、へ夫々設定する(ステップ51605.5
1606.51607.51608.51610.51
611 。
51612.51613.51617.51618.5
1619.51620.5L621.51622)。
このような処理が上下2段に装着されている各給紙トレ
イ50.50について施されるので、上段におけるT 
el+ Yillのデータ及び下段におけるT□。
Y□のデータが得られる。得られた結果は、第1CPU
201自身において用紙搬送1作像ルーチン等に利用さ
れる他、第2 CPU202ヘシリアル通信にて送られ
て走査長決定のための判断材料として利用されたり、第
3 CPU203へシリアル通信にて送られて各種表示
条件として利用されたりする。
以下、画像モニタ表示、有効画像エリア枠424の表示
、原稿枠425の表示について説明する。
第24図はRAM224のメモリ領域を示す模式図であ
り、RAM224は、原稿を読取ってモニタ表示用の粗
いデータに変換しただけの原画像データを格納する原画
像データ領域224aと、編集処理、変倍処理等が施さ
れた後の画像データを格納する出力画像データ領域22
4bと、操作パネル300の各種キー人力、ジョイボー
ル人力等の情報を格納する領域224cとを有している
。両画像データ領域224a、 224bは同じ容量で
あり、例えばA3 (297X420 mm)を基準と
すると297 X420 X 1−124740bit
s#16kbyteが必要である。原稿読取り時には、
出力画像データ領域224bには原画像データ領域22
4aと同一の内容の画像データが格納されており、その
後編集動作が進行するにつれてその編集動作に応じて内
容が修正されていく。
第25図は第14図のステップS33の表示ルーチンの
内容を示すものであり、この表示処理は基本画面表示(
ステップ5331)とモニタ画面表示(ステップ533
2)とに分けられる。
第26図は第25図のステップ5332のモニタ画面表
示ルーチンの内容を示すフローチャートであり、これは
、第8図(表示D3)及び第9図(表示D4)の画像モ
ニタエリア413内の表示の制御動作を示すものである
。モニタキー316のオンにより、第2 CPU202
の制御にて原稿走査が行われて(第13.15゜16、
33図参照)、第14図ステップ336の画像信号入力
ルーチンにて第3CPυ203のRAM224に画像デ
ータが全て入力されると(ステップ53321 YES
)、変倍、4I集等の結果に基づく出力画像表示が要求
された場合(ステップ53322 YES)、出力画像
データをLCDコントローラ221内のVRAMへ転送
して(ステップ53323)、第11図(表示D6)に
示すようにその表示を行い(ステップ53324)、要
求されない場合(ステップ33322 No) 、取込
んだ画像データーをLCDコントローラ221内のVR
AMへ転送して(ステップ53325)、原稿原画像と
して表示する(ステップ53326)と共に位置指定カ
ーソル431を表示する(ステップ53327)、以上
のようにして画像モニタエリア413における表示内容
を切替える。
次いで有効画像エリア枠の座標指定を行った後(ステッ
プ53328)、画像表示に合成してこのエリア枠を表
示する(ステップ53329)。次にステップ524(
第13図)により得られた原稿位置データに基づいて原
稿枠の座標を指定し、画像表示に合成してこのエリア枠
を表示する(ステップ53330) 。
なお、3332B、 53329.53330における
各枠の表示に時間を要する場合には5332Bの直前で
枠表示が完了したかどうかの判断を入れ、枠表示が完了
しているときには、53328〜53330を飛ばして
もよい。
第27図は別の実施例のRAM224のメモリ領域を示
す模式図であり、この実施例のRAM224は、原稿を
読取ってモニタ表示用の粗いデータに変換しただけの原
画像データを格納する第24図と同様の原画像データ領
域224aと、編集動作、変倍動作等が進行する度にそ
のモード、各モードにおけるアドレス等の情報を格納す
るデータ領域224dと、各種キー人力、ジゴイボール
入力等の情報を格納する第24図と同様の領域224C
とを有している0例えばトリミングモードが選択されて
いる場合には、このデータ領域224dには、編集モー
ドがトリミングである情報、そのトリミングエリアの頂
点のアドレス情報等が格納されている。
トリミングモードが選択されている場合、収納されてい
るアドレスを示す各頂点を結んだ設定エリアの外部では
液晶を消灯とするデータを、また設定エリアの内部では
原画像データを、LCDコントローラ221内のVRA
Mへ転送することになる。
この実施例では、前述の実施例に比してRAM224の
容量は小さくて済むという利点がある反面、収納してい
るデータをそのまま出力できる前述の実施例に比して、
VRAMへデータを転送する際に第3CPU203によ
る演算を必要とするので、データの切替えのための処理
時間だけ余分に時間がかかる。
第28図は原稿画像の読み取りが可能な全領域に対応す
る画像モニタエリア413と有効画像エリア枠、用紙枠
、原稿枠の関係を示す模式図であって、図において実線
(a)は有効画像エリア枠を、破線(b)は用紙枠を、
実線(C)は原稿枠を夫々示している。
第29図は第26図のステップ5332Bの有効画像エ
リア枠座標指定ルーチンの内容を示すフローチャートで
あり、まず第28図に示すXLII YLIの座標を指
定する(ステップ533281.ステップ533282
 )。
用紙上において先端に6 (aua) 、側端及び後端
に2 (w)の画像欠損領域を確保するので、その表示
においてはX L I + Y L lの座標を夫々、
XL、(mm)=6/複写倍率、YLI (11111
) =2/複写倍率と指定する。上段の給紙トレイ50
が選択されている場合(ステップ533283 YES
) 、ステ7プ516(第12図)の用紙サイズ検出ル
ーチンにて得られた上段給紙トレイ50の用紙長データ
T p I +用紙幅データY□を用いて演算される結
果をXLt+ YL□に設定する(ステップ53328
4.ステップ333285) 、一方下段の給紙トレイ
50が選択されている場合(ステップ533283 N
o)、ステップ316(第12図)の用紙サイズ検出ル
ーチンにて得られた下段給紙トレイ50の用紙長データ
T、、用紙幅データYptを用いて演算される結果をX
t□、 YL、に設定する(ステップ533286. 
ステップ333287 )。
第30図は第26図のステップ53329の有効画像エ
リア枠表示ルーチンの内容を示すフローチャートであり
、X成分のアドレスデータAxへX、を設定しくステッ
プ5332901)、y成分のアドレスデータAyへY
LIを設定する(ステップ5332902)。次にその
アドレスにおける画像モニタエリアの表示データD (
Ax、Ay)をそれまでのそのデータと“1″との[!
xclusive ORを取ることによってデータ反転
を行い(ステップ5332903)、Axに1ずつ加算
する(ステップ5332904)。AxがXLIより大
きくなるまでこの処理を継続しくステップ333290
5No)、第28図の座標(XLl、YLl)の位置か
ら座標(XLz、YLl)の位置まで水平方向のライン
を、画像データとは液晶の消灯・点灯を反転させて描画
する。AxがXLZを超えると(ステップ833290
5YES)、Ax 、AyをX L l + Y L 
tに設定し直した後(ステップ5332906.533
2907)、前述の処理と全く同様の処理を行って(ス
テップ5332908 、5332909 。
5332910)、第28図の座標(XLI、Ytz)
の位置から座標(XLI YL2)の位置まで、水平方
向のラインを描画する。
次にAx 、AyをXLl、YLI+1に設定し直す(
ステップ5332911.5332912)、次いで表
示データD (Ax、Ay )をそれまでのそのデータ
と1”とのf!xclusive ORを取ることによ
ってデータ反転を行い(ステップ5332913)、A
yに1ずつ加算する(ステップ5332912)。Ay
がYL2以上となるまでこの処理を継続しくステップ3
332915 No) 、第28図の座標(X t 1
. Y t、 t )の位置から座標(XL。
Y t ! )の位置まで、垂直方向のラインを描画す
る。
AyがY、2以上となると(ステップ5332915 
YES)、Ax、AyをXLt、YLI+1に設定し直
して(ステップ5332916.333291?)、前
述の処理と全く同様の処理を行い(ステップ53329
18,5332919.5332920)、第28図の
座標(XLz、YLI)の位置から座標(XLt。
Y L t )の位置まで、垂直方向のラインを描画す
る。
以上のようにして、選択されている給紙トレイ内に収納
されている用紙のサイズに基づいたを動画像エリアを示
す枠424が、液晶表示パネル222に原稿画像に合せ
て合成表示される。
有効画像エリア枠は複写倍率に応じて変化するので、変
倍時にも原稿のなかで写し込まれる範囲を容易に確認す
ることができる。
用紙先端側に画像欠損領域を設けているのは、チャッキ
ング爪52に保持される部分は作像が不可能であるから
であり、また用紙両側端及び後端に画像欠損領域を設け
ているのは、トナーが転写ドラム51へ付着することを
防止するためである。つまり転写ドラムの用紙外へのト
ナー転写を行わないこととし、用紙のチャッキング位置
のバラツキを考慮して画像欠損領域を設定する。この有
効画像エリア枠を表示することによって、用紙サイズ表
示に比して、より正確に原稿のどのエリアが写し込まれ
るかを認識することができる。
第31図は第26図のステップ53330の原稿枠表示
ルーチンの内容を示すフローチャートであり、第19図
に示した回路にて検出されたP+、P+、Ps、P。
に基づいてpt Pg 、Pg Ps 、Ps Pa 
、Pa P+を液晶表示パネル222上に描画するため
のものである。
マt’、x、y各成分のアドレスデータAx、AyをO
にする(ステップ533301 、533302)、次
に、第19図に示した回路にて検出されたP、、P、、
P、、P。
(第20図参照)に基づいて画像モニタエリア413に
表示すべきPI P2.Pg P3.P3 Pa、Pa
 P+の表示領域Pをメモリ224cに格納する(ステ
ップ533303) 、次/Z? h−レスデータ(A
x、Ay)カ原稿枠表示領域Pに含まれるが否かを判別
する(ステップ533304)。含まれるときには(ス
テップ533304Yll!S)画像モニタの表示デー
タD (Ax、Ay)のデータ反転を行い(ステップ5
33305) 、含まれないときには(ステップ533
304 NO)そのままステップ533306に移行し
AMを1ずつ加算する。AxがXsより大きくなるまで
ステップ533304〜533306の処理を継続しく
ステップ533307 NO) 、AxがXeより大き
くなると(ステップ533307 Yf!S) Axを
0に設定しくステップ533308) 、Ay ヲ1 
fつ加算する。ステップ533304〜533308の
処理はAyがYeより大きくなるまで継続される。Ay
がYeより大きくなると(ステップ533309 YE
S) 、つまり原稿枠表示の処理が終了したときには、
このルーチンを終了する。
このように原稿を示す枠と、実際に画像が写し込まれる
有効画像エリアを示す枠とが共に表示されるので、両者
の位置関係を瞬時に把握することが可能である。
第32図は第14図のステップS38の画像編集ルーチ
ンの内容を示すフローチャートであり、まず画像モニタ
の起動がけを行い(ステップ5381) 、画像モニタ
の表示濃度レベルを調節しくステップ5382)、画像
編集モードが設定されている場合には(ステップ338
3 YES)、トリミングモードに関する処理を行い(
ステップ8384) 、イレースモードに関する処理を
行う(ステップ5385 )。
第33図は第15図のステップ5381の画像モニタル
ーチンの内容を示すフローチャートであり、スキャナ部
10が原稿を走査して画像信号を得ていない場合(ステ
ップ33811 No)で、モニタキー316がオフか
らオンに変わったとき(ステップ53812 YES)
、またはモニタキー316がオンエツジ(以下、キーが
オフ状態からオン状態に変わった時をオンエツジを呼称
する。)でなくても (ステップ53812NO)エリ
ア編集モードが選択されたとき(ステップ53814 
YES)には、モニタ画像の表示が要求される(ステッ
プ83813)。
第34図は第32図のステップ5382の濃度レベル調
整ルーチンの内容を示すフローチャートである。
実際の複写濃度レベルとモニタ画像の濃度レベル(モニ
タレベル)との連動においては、複写濃度レベルの指定
を変更すると、この指定変更に合ゎせて実際の複写濃度
レベルとモニタレベルとが共に変更され、一方モニタレ
ベルの指定を変更すると、この指定変更に合わせてモニ
タレベルのみが変更されることとしている。
ステップ538200〜538203にて、液晶表示パ
ネル222における複写濃度レベル表示407(第6図
参照)の変更時点を検出する。エツジフラグがOであっ
て(ステップ538200 YES)初期設定時にはこ
のフラグは0にされている)、前回の複写濃度と今回の
複写濃度とが異なる場合(ステップ538201 YE
S)、エツジフラグを1とする(ステップ338202
) 、そして−度エッジフラグが1とされた後において
、このサブル−チンがコールされると(ステ・ンブ53
B20ONO)、エツジフラグは0に戻される。その後
複写濃度の指定状態に応じて(ステップ538204〜
538209 )、実際の複写濃度レベルを決定するカ
ウンタCDLを設定する(ステップ53B210〜53
8216)。そしてこの値が、読取った原画像データを
表示データ(液晶の点灯・消灯を示すデータ)に変換す
る際に、前述したしきい値レベル(第18図における4
bitsデータ(e))となるのである。そして夫々の
複写濃度において、エツジフラグが1となっている場合
には(ステップ33B217〜538223 YES)
 、コピー濃度の指定状態に合せてモニタレベルの設定
を行う(ステップ538224〜538230) 、エ
ツジフラグが0となっている場合には(ステップ538
217〜538223No)、メインルーチンに戻り、
モニタレベルはそれ以前の状態を保つことになる。
モニタレベルの指定状態(モニタレベル表示423(第
8図参照)の表示内容)に応じて(ステップ53823
1−538236) 、比較データ(第18図(e))
SLを設定する(ステップ53B237〜538243
 )。
以上の如く、実際の複写濃度の指定変更または直接的に
モニタレベルの設定変更にて、モニタレベルの濃度変更
は受付けられる。
次に、ジツイボール313の操作に関する制御手順につ
いて説明する。第35図はジゴイボール313のスティ
ック部313aの回転角度θと処理速度Vcとの関係を
示すグラフ、第36図はθ及びVcの関係と各カーソル
において移動速度Vcを決定する基準タイマー値門とを
示す表、第37図はスティック部313aの可動範囲を
示す模式図である。
第37図に示すようにスティック部313aが自動復帰
するセンター位置をθ=30°とすると、スティック部
313aはθ=O〜60°までが可動範囲であり、その
角度θに応じてメニューカーソル及び位置指定カーソル
の移動速度Vcは第35図に示すように変化する。なお
第35図においてはその速度変化は一次元にて表現され
ているが、実際は第4図に示すように二次元であり、し
かもX方向及びY方向に夫々独立的に制御されている。
25°くθ〈35゜である場合には、カーソル(メニュ
ーカーソルまたは位置指定カーソル431)は移動しな
い(Vc =0)、20°≦θ≦25°、35°≦θ≦
40”である場合には、ある基準速度(Vc=1)にて
カーソルは移動する。0°≦θ≦5°、55°≦θ≦6
0°である場合には、その基準速度の5倍の速度(Vc
=5)にてカーソルは移動する。5°〈θ〈20゜40
°〈θ<55°である場合には、第36図に示すθの二
次関数結合にてVc−1〜5の間にてカーソルは移動す
る。
第38図は、このカーソルの移動速度の制御内容を示す
フローチャートであり、この第38図は第14図のステ
ップS35の内容を示すものである。
X方向の回転角度θXの大きさによって(ステップ53
501 、53503 、53505)、X成分移動速
度VCxに1〜5の値を設定する(ステラ7’ 535
02 、53504 、53506)、ここで3350
4における定数に’ 9Kg 、に3・の値は第36図
に示すように夫々0.007619.−0.4571゜
7.091となる。25〈θxく35の場合(ステップ
53505No)には、カーソルのX方向の移動を要求
するフラグFMVxをリセットしくステップ53517
)、X方向移動タイミングを決定するための比較タイマ
ーTRxをストップする(ステップ53518)、なお
フラグFMVxが1に設定されると、ステップS37 
、 S38 、 S39 (第14図)の何れかにおい
てカーソルの移動処理が行われ、そのフラグはOに戻さ
れる。
VCxが設定された後で、画面の状態が第6,7゜8図
に示すようにメニューカーソルの移動状態である場合(
ステップ53507 YES)には、X成分移動速度を
決定する基準タイマー値TMxへに、/VCXを設定す
る(ステップ53508)。VCxが設定された後で、
画面の状態が第9.10図に示すように位置指定カーソ
ルの移動状態である場合(ステップ53507No)に
は、基準タイマー値TMx ヘに、 /VCxを設定す
る(ステップ53509)。ここでに= =1000 
(msec)。
Ks =50 (s+5ec)としているので基準タイ
マー値TMxの結果は第36図に示すようになる。
比較タイマーTRxが加算動作中ではなくてストップし
ている場合(ステップ53510 YES)、及び比較
タイマー値TRxが基準タイマー値TMxまで達した場
合(ステップ53511 YES)には、フラグFMV
xを1にしくステップ53512)、比較タイマーTR
xをOからカウント開始する(ステップ53513)。
ジョイボールを25<θ〈35以外に回転した瞬間にフ
ラグFMVxが1となってカーソルの移動が行われ、そ
れ以降においては回転量に応じた基準タイマー時間にて
カーソルは移動する。ここでこの時間はその瞬間のジョ
イボールの回転量に応じた値であり、この値と常に動作
している基準タイマー値とを比較してカーソルの移動を
行うので、移動の応答性に優れている。また所望の移動
を完了した後、ジョイボールの回転角度を25<θ〈3
5に戻せば、それ以降においてカーソルの移動が行われ
ることはない。
次にθXは30以上であるか否かが判定され(ステップ
53514)、30以上である場合(ステップ5351
4YBS5にはX成分移動方向フラグPDRxを1とし
くステップ53515)、30未満である場合(ステッ
プ53514NO)にはフラグFDRxをOとする(ス
テップ53516)。
そしてFDRx= 1のときはX(+)方向(第2図右
方向)への移動であり、FDRx= OのときはX(−
)方向(第2図左方向)への移動である。
以上のような処理を、y方向成分についても全(同様に
行い(第38図(b)のステップ53519〜5353
6参照)、y方向の移動要求フラグFMV31とy方向
の移動方向フラグFDRVとを指定する。
以上のように決定された移動要求フラグFMVx。
FMVy及び移動方向フラグFDRx、 FDRyが、
上記各フラグの状態に応じて種々の処理を行うステップ
S37゜S38.539  (第14図)における判定
に際して用いられる。更にFMVx、 FMVyの少な
くとも一方が1のときには、ステップ5331及び53
32 (第25図)において上記各フラグの状態に応じ
た実際のメニューカーソルまたは位置指定カーソルの1
単位の移動処理が行われる。この処理が終了した段階に
て、移動要求フラグFMVx、 FMVyは“0″に戻
され、PMVxについてはステップ53512  (第
38図(al) 、FMVyについてはステップ535
30  (第38図(a))において新たに“1”とな
るまで、ステップ53327  (第26図)における
位置指定カーソルの位置及び5331 (第25図)に
おけるメニューカーソルの位置は変わらない。
なお、上述したカーソルの1単位の移動とは、位置指定
カーソルの場合は液晶表示パネル222上の”+Y各方
向における1ドツトの移動、メニューカーソルの場合は
1つのカーソル位置からX。
y各方向における直ぐ隣のカーソル位置への移動を指す
さて、第39図は、本発明に係る色に関する編集処理を
行う為に、電源投入時の前記第6図(表示DI)よりカ
ラークリエイト(色編集モード)を選択した場合の表示
内容(以下表示D7という)を示す模式図である。
第6図(表示Di)において、ジョイボール313によ
りメニューカーソルを401aまで移動し、セットキー
314をオンすることによって、表示D1の一部の上に
「カラークリエイト」内のメニュー即ちフルカラー3色
、モノカラー、ネガ/ポジ反転、ペイント、色変換9色
分解及び色登録が表示され、インフォメーション表示に
は、その中のモードの1つを選択することが要求される
第40図は、上述のメニューの中から同様にジョイボー
ル313及びセットキー314を用いて色変換モード、
即ち原稿上のある色(変換色)を別の色(出力色)に変
換してコピーするモードを指定し、既に変換色を指定し
た後の表示内容(以下表示D8という)を示す模式図で
ある。変換色が指定され゛た後なので、インフォメーシ
ョン表示には出力色の指定が要求されている。出力色に
は、予め複写機の仕様として設定されている“基本色”
、オペレータが前記「カラークリエイト」内の色登録モ
ードによって、ある原稿のある位置の色を登録する“登
録色”、更に色変換される原稿上の位置を指定すること
によって色を決定するか、又は任意の色を設定する“色
指定”の3メニユーがあり、この中で本発明に係る“登
録色”を指定した場合の表示内容を第41図及び第42
図(以下表示D9及びDIOという)に示す。
第41図(表示D9)は、後述する色登録モードによっ
て予め登録される阻1〜N18 (461〜468)の
登録色の中の1lh5が選択された場合の表示内容を示
してあり、登録色の何番かが選択されると、登録色モニ
タ469が表示され、該登録色モニタ469はコピー出
力される際のシアン、イエロー、マゼンタの各トナーの
濃度レベルを棒グラフ469aと、%数値469bとに
よって表示する。これによりコピーを行う前に登録色の
内容が確認できるようになっており、ジョイボール31
3によってメニューカーソルを一1〜11mBの各登録
色に選択移動することにより、登録色モニタ469の表
示内容もそれに応じて変化する。
そして登録色を選択した後、メニューカーソルによって
登録色モニタ469の下のシアン’ CJ 472゜イ
エロー’ Y J 473.マゼンタ’MJ474を選
択して、ジョイボール313にY方向の回転を与えるこ
とによって各色成分を変更修正することができる。
この動作は、棒グラフ469a及び%数値469bがそ
れに伴って変化するので、修正内容を把握できる。
所要の修正処理が終了すると、選択した登録色をそのま
ま出力色として確定する場合と同様に、’ OK J 
 475を選択してセットキー314をオンすることに
よって登録色を修正した色が出力色として確定される。
更にその修正した色を登録したい場合には、「登録」4
70を選択してセットキー314をオンすることにより
、後述する色登録モードへ移行でき、登録番号を指定し
て登録することができる。
上述の如く出力色が確定されるまでのインフォメーショ
ン表示としては、登録色の指定が要求されている。
ここで、登録色の指定を行う前に、登録色メニューの中
の「プリントコメニュー471をジョイボール313に
よって選択した場合の表示内容が第42図(表示D10
)である、この表示状態において、セントキー314を
オンすると、登録色プリントが開始される。これは1枚
の用紙に登録色Nal −N13に保持されている色を
プリントするものである。
第43図はそのプリント結果を示す図であり、用紙51
上に嵐1から磁8の各登録色が夫々長方形を形成して順
に並べられている。このプリント結果は、操作パネル3
00上の登録色セット部317に挿入するようになって
いる。このように登録されている色が実際のコピーとし
て色確認ができる為、色を登録した時点で、登録色プリ
ントを行い、その結果を操作パネル300にセットして
おくことによって、オペレータが意図しない登録色を用
いてカラークリエイト(色編集コピー)を行うことを未
然に防止できるのである。
第44図は、前記第40図(表示D8)から“色指定”
モードを選択し、任意色の設定を行っている状態の表示
内容を示す模式図(以下表示Dllという)であり、色
指定が選択されると前記登録色モニタ469と同様の出
力色モニタ492と、各メニューが表示されるようにな
っており、r原稿」493を選択すると、画像モニタが
要求され、画像モニタ上で位置指定を行うと、その位置
の色が読取られ、出力色として決定される。
さて、任意の色を設定する場合は、まず、メニューカー
ソルをシアン’ CJ 494に移動してセットキー3
14をオンする。そしてジョイボール313にY方向(
+)の回転を与えると、出力色モニタ492内のシアン
成分を示す棒グラフ492aと、%数値492bとがア
ップし、Y方向(−)の回転を与えるとダウンする。シ
アン成分の設定完了によりセットキー314をオンする
と、ジョイボール313のX方向回転により、メニュー
カーソルが他色成分へ移動可能となり、シアン、イエロ
ー、マゼンタの3色の成分設定が完了すると、メニュー
カーソルをvOに」497に移動してセットキ−314
をオンすることによって上述の如く設定された色が出力
色として決定される。
更にこの後、メニューカーソルを「登録J498に移動
してセットキー314をオンすると、第45図(以下表
示D12という)に示す色登録状態へ移行する。これは
第39図(表示D7)の色登録モードを選択したときと
同じ状態であるが、色指定状態から移行した場合と、前
述した登録色を修正したものを登録する状態から移行し
た場合とは、図示の如くr登録」メニュー485が既に
選択状態になっており、登録階の設定が要求される。こ
の設定は前記第39図(表示D7)に示した“登録色”
のメニューにおける登録色+i〜8 (461〜468
)に対応したメニュー477〜484から選択してセッ
トキー314をオンすることによって行われる。これに
より、出力色として決定された色データ(第45図にお
いては、シアン:55.イエロー:0.マゼンタ二〇)
が選択されたNαの登録エリアに格納される。
色登録モードにおける他のメニュー ’ 61 認J4
86は、既に登録済の色をモニタ491にてその色成分
を表示するものであり、また、r原稿1487は、前記
゛色指定“モードにおけるr原稿1メニュー493と同
等の機能を果たすものである。
第46図〜第52図は、上述の表示処理に関する制御フ
ローチャートである。
第46図は第14図の色編集に関する処理(ステップ5
39)の内容を示したものである。
ここでは「カラークリエイト」内の前述した各メニュー
、即ちフルカラー3色(ステップ52631 )〜色登
録(ステップ52637 )に対する処理に加えて、登
録色プリントの為の処理(ステップ52638 )及び
モノカラー、ペイント、色変換の各モードにおける出力
色を決定する為の処理(ステップ52639)が行われ
る。
第47図は、ステップ52637の色登録モードの処理
内容を示しており、まず、第45図(表示D11)で示
す状態でr確認」486が設定され(ステップ5263
702  YES ) 、登録階が指定されると(ステ
ップ5263703 YES) 、そのNαに対応した
データによってシアン、イエロー、マゼンタの3色成分
の表示を行う(ステップ5263704 )。
一方、r原稿1487が設定された場合には(ステップ
5263705 YES) 、原稿上の色の読取位置が
指定され(ステップ5263706 YES) 、その
色の読取が完了するのを待って(ステップ526370
7 YES)、また、マニュアル動作による任意色の指
定状態(ステップ3263705 NO)の場合には、
各色成分の設定を受は付けた後(ステップ326370
8) 、共に登録階の指定完了後(ステップ52637
09 YES)、r登録1485の設定を待って(ステ
ップ5263710YES ) 、その登録階に応じた
RAMエリアに原稿読取り、又は任意色設定による色デ
ータを格納する(ステップ5263711)。
第48図は第47図中の任意色指定における各色データ
修正表示ルーチン(ステップ526370B )の内容
を示すフローチャートである。ジョイボール313のY
方向動作(+ニアツブ、−:ダウン)を受付けた場合(
ステップ52637081 YES )、「シアン」成
分が選択されていると(ステップ52637082 Y
ES )シアン成分に関してデータを増加、又は減少さ
せると共にそのデータに基づいて表示を行う(ステップ
32637083 )。同様に「イエロー」選択の場合
は(ステップ32637084 YES ) 、イエロ
ーのデータ及び表示を、また、「マゼンタ」選択の場合
は(ステップ52637086 YES ) 、マゼン
タのデータ及び表示を夫々修正する(ステップ5263
7085、又は52637087 )。
第49図は、前記色編集ルーチンにおけるステップ52
638の登録色プリントの処理内容を示しており、第4
2図(表示D10)の状態、即ち「プリント1471が
選択された状態でセットキー314がオンされると(ス
テップ526381 YES ) 、プリントの動、作
条性が整った場合に、登録色データをklから順次出力
を開始する(ステップcf2644)。そしてNα8ま
でデータの出力を完了すると(ステップ326383 
YES ) 、データの出力を停止する(ステップ52
6384 )。
第50図は前記色編集ルーチンにおけるステップ526
39の出力色の処理内容を示しており、これは第40図
(表示D8)のメニューに示す、基本色(ステップ52
6391 ) 、登録色(ステップ526392 )色
指定(ステップ526393 )の3ルーチンから成っ
ている。
第51図に本発明に係る登録色ルーチン(ステップ52
6392 ’)の処理内容を示す。登録色モードが選択
されている場合(ステップ52639201 YES 
)に、登録色魔が指定されると(ステップ526392
02YES ) 、指定された随に応じたRAMエリア
からデータを読出して出力色として表示する(ステップ
52639203 )。この処理により他の登録階が指
定されても、それに応じて表示も含め、出力色のデータ
が変化する。
また、登録階が指定されて表示された状態から各色成分
を変更修正する場合は、前記第48図に示したものと同
内容の各色データの修正表示処理が行われ(ステップ5
2639206 )、’OKJ 475が設定されると
(ステップ52639204 YHS ’) 、出力色
はそこまでの修正で確定され(ステップ5263920
5 )、コピー出力されるわけである。
なお、各色成分を修正したものを登録する場合は、「登
録1470が設定されて(ステップ52639207 
YES ) 、前記色登録モードの状態へ移行しくステ
ップ3263920B ) 、また「プリントjが設定
されると(ステップ52639209 YES ) 、
登録色のプリント要求が発せられる(ステップ5263
9210 ) 。
第52図は、前記出力色における色指定ルーチン(ステ
ップ526393 >の処理内容を示しており、色指定
モードが選択されている場合に(ステップ526393
1 YES)、r原稿J 493 カ選択すレルと(ス
テップ5263932 Yll!S) 、画像モニタを
用いた原稿上の位置指定と、その色の読取走査の完了を
待って(ステップ5263933.5263934 Y
ES) 、出力色が決定される(ステップ526393
5) 。
一方、原稿メニューが選択されていない場合は(ステッ
プ8263931 No ) 、前記第48図に示した
ものと同内容による各色データの任意設定及び表示処理
ヲ受付ケ(ステップ5263939)、rOKJ 49
7の設定により(ステップ5263938 YES) 
、出力色が確定される(ステップ5263935 )。
また、この後、r登録1498が設定されると、色指定
モードから前記色登録モードへ移行されて出力色の登録
が受付けられる(ステップ5263937 )。
〔効果〕
以上の如く本発明に係る複写装置においては、装置に登
録してある色、即ち予め装置の仕様として設定してある
標準色、又は原稿画像から読取った色等を読出して利用
者が任意の色に修正変更したものを出力色として編集処
理に利用できる。
これにより、実際に原稿上にない色を、それまでに登録
されている色と関連付けて容易に作成することができ、
登録色に近い色についてはより少ない手順で意図する色
が得られる。また、その色を記憶させておき、何度でも
再出力可能としてあるので、従来のようにその都度、原
稿を探し出して色を読取る必要もなく、利用者の手間は
大幅に省略され、自由に編集処理を行うことが可能であ
る等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写装置の縦断面構造図、第2図
は操作パネルの模式的平面図、第3図はジョイボールの
概略側面図、第4図はジョイボールの斜視図、第5図は
全体の制御系統図、第6図〜第11図は液晶表示パネル
の表示内容を示す模式図、第12図は第1 CPU20
1のメインルーチンを示すフローチャート、第13図は
第2 CPU202のメインルーチンを示すフローチャ
ート、第14図は第3 CPU203のメインルーチン
を示すフローチャート、第15図。 第16図、第23図、第25図、第26図、第29図〜
第34図、第38図はメインルーチンのサブルーチンを
示すフローチャート、第17図、第18図は画像信号変
換回路の動作内容を説明するための模式図、第19図は
原稿サイズを検出するだめの装置構成を示すブロック図
、第20図は原稿サイズ検出の原理を説明するための模
式図、第21図は給紙トレイの斜視図、第22図は用紙
サイズ・位置とマグネット装着位置との関係を示す表、
第24図、第27図はRAMのメモリ領域を示す模式図
、第28図は有効画像エリア枠、用紙枠、原稿枠の関係
を示す模式図、第35図はジョイボールの回転角度と処
理速度との関係を示すグラフ、第36図はジョイボール
の回転角度及び処理速度の関係と基準タイマー値とを示
す表、第37図はジョイボールのスティック部の可動範
囲を示す模式図、第39図〜第42図、第44.45図
は色編集に関する液晶表示パネルの表示内容を示す模式
図、第43図は登録色プリントの結果を示す模式図、第
46図〜第52図は色編集に関する制御内容を示すフロ
ーチャートである。 203・・・第3 CPU  212・・・CCD  
222・・・表示パネル 300・・・操作パネル 3
13・・・ジョイボール 314・・・セットキー 4
69・・・登録色モニタ 491・・・登録メニュー 特 許 出願人  ミノルタカメラ株式会社代理人 弁
理士  河  野   登  夫簗 図 [11CPυ201] 図 [12CPυ2021 図 図 第 図 弔 図 (a) 第 図 第 図 (b) 弔 図 第 図 第 ?1 図 0:マグネット無 1:マグネット有 第 図 弔 図 藁 ?6 図 第 図 第 図 藁 図 第 図 第 図 第 図 弔 図 弔 図 第 313a 図 弔 図 弔 図 第 図 弔 図 弔 図 弔 図 弔 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、色を登録でき、登録した色を出力して原稿の色に関
    する複写編集処理を行う複写装置において、 登録してある色の読出しを指令する読出し指令手段と、 該読出し指令手段にて読出された色を修正する登録色修
    正手段と、 該登録色修正手段にて修正された色を出力色とする手段
    と を具備することを特徴とする複写装置。 2、前記登録色修正手段にて修正された色を登録するよ
    うに構成してある請求項1記載の複写装置。
JP1033155A 1989-02-13 1989-02-13 複写装置 Pending JPH02213273A (ja)

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JP1033155A JPH02213273A (ja) 1989-02-13 1989-02-13 複写装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180968A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Tatsumi Denshi Kogyo Kk 画像データ提供装置および画像データ提供システム

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