JPH02211154A - 気泡発生浴槽の噴出ノズル構造 - Google Patents

気泡発生浴槽の噴出ノズル構造

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JPH02211154A
JPH02211154A JP3161789A JP3161789A JPH02211154A JP H02211154 A JPH02211154 A JP H02211154A JP 3161789 A JP3161789 A JP 3161789A JP 3161789 A JP3161789 A JP 3161789A JP H02211154 A JPH02211154 A JP H02211154A
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bath water
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turbulence
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JP3161789A
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English (en)
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Hisato Haraga
久人 原賀
Yasutoshi Inatomi
康利 稲富
Takashi Obata
小畑 隆志
Mitsuaki Hashida
橋田 光明
Koichi Uchiyama
浩一 内山
Kenji Moriyama
謙治 森山
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、気泡発生浴槽の噴出ノズル構造に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術 従来、気泡発生浴槽の噴出ノズルの一形態として、第1
3図に示すように、浴槽本体(a)中に向けて浴湯を噴
出する噴流形成部(b)と、浴槽本体側において噴流形
成部(b)より噴出される浴湯中に空気を混入する空気
混入部(C)とを設けて、浴槽本体(a)内に気泡混じ
りの浴湯(d)を噴出可能としたものがある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、上記噴出ノズルの場合、噴流形成部(b)よ
り噴出される浴湯の流れが安定流であるために、空気混
入部(e)による空気混入効率(ミキシング効率)が悪
いという問題があった。
すなわち、第13図に示すように、噴出浴湯の噴流外周
部にのみ部分的に空気カセ混入するだけ、噴出浴湯中に
積極的に空気が混入されず、噴出浴湯中の気泡量が少な
いという問題があった。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本発明では、浴槽本体に取付けたノズルケーシ
ング内に、浴槽本体内に向けて浴湯を噴出する噴流形成
部と、同噴流形成部より噴出される浴湯中に空気を混入
する空気混入部とを設けて、浴槽本体内へ気泡混じりの
浴湯を噴出可能に構成すると共に、空気混入部の上流側
に浴湯の乱れを大きくするための乱流発生体を配設し、
噴出浴湯中に積極的に空気を混入し、噴出浴湯中の気泡
量を多くしたことを特徴とする気泡発生浴槽の噴出ノズ
ル構造を提供せんとするものである。
また、空気混入部の上流側に位置する噴流形成部に、弁
座と同弁座に接離して浴湯の噴出量を調節する噴出量調
節用弁体とを設け、同噴出量調節用弁体を乱流発生体と
したことにも特徴を有する。
また、本発明では、浴槽本体に取付けたノズルケーシン
グ内に、浴槽本体内に向けて浴湯を噴出する噴流形成部
と、同噴流形成部より噴出される浴湯中に空気を混入す
る空気混入部とを設けて、浴槽本体内へ気泡混じりの浴
湯を噴出可能に構成すると共に、同噴流形成部に噴出浴
湯の乱れを大きくするための乱流増大手段を設けたこと
を特徴とする気泡発生浴槽の噴出ノズル構造を提供せん
とするものである。。
また、噴流形成部の浴湯流入開口端に角部を設け、同角
部を乱流増大手段としたことにも特徴を有する。
また、噴流を形成する噴流形成部の内周面に突起部を設
け、同突起部を乱流増大手段としたことにも特徴を有す
る。
(ホ) 実施例 まず、本発明に係る噴出ノズルを具備する気泡発生浴槽
の全体的構成について添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示す(^)は気泡発生浴槽であり、
同気泡発生浴槽(A)は、上面開口の箱型に形成した浴
槽本体(1)の前後壁及び左右側壁に、それぞれ本発明
に係る足側・背側・腹側噴出ノズル(2) (2) (
3) (3) (4) (4)を合計六個設けている。
そして、同浴槽本体(1)は、周縁に一定幅の鍔状の縁
部(la)を形成し、同縁部(la)に空気取入部(5
)を設け、左右側壁の略中央部に、横断面略V字状の縦
長凹部(lb) (lb)を形成し、同凹部(lb)(
lb)の後壁(背側)に面する側の傾斜面(1’b)に
、上記腹側噴出ノズル(4)(4)を後壁の中央部に向
けて取付けている。
また、かかる気泡発生浴槽(A)の外部にはポンプ保護
ケース(9)を配設しており、同ケース(9)内には、
浴湯を循環させる循環ポンプ(P)と、同ポンプ(P)
により循環される浴湯を濾過する濾過m (43)と、
同ポンプ(P)を駆動させるポンプ駆動用モーター(M
)と、同モーター(M)や後述する弁体開閉作動用モー
ター(Ml)の駆動を制御する制御部(C)とを設けて
いる。
また、上記循環ポンプ(P)と気泡発生浴槽(A)との
間には、浴湯循環流路(D)を介在させている。
すなわち、浴湯循環流路(D)は、気泡発生浴槽(A)
から循環ポンプ(P)へ浴湯を送るための浴湯吸込バイ
ブ(lO)と、同循環ポンプ(P)から、同浴槽(A)
へ浴湯を送るための浴湯弾送バイブ(11)とより構成
している。
そして、同浴湯吸込バイブ(lO)は、浴槽本体(1)
の下部に一端を開口し、循環ポンプ(P)の吸水口に他
端を連通して同循環ポンプ(P)に浴湯を吸込むように
する一方、浴湯弾送バイブ(11)は、循環ポンプ(P
)の吐水口に一端を連通し、前記噴出ノズル(2) (
3) (4)にそれぞれ他端を連通連結している。
また、浴湯弾送バイブ(11)の中途部には、同パイプ
(11)内を圧送される浴湯の圧力を検出する圧力検出
センサ(図示せず)を取付け、同センサからの検出結果
を、制御部(C)に送り、同制御部(C)により各噴出
ノズル(2) (3) (4)から噴出される浴湯の噴
出圧を制御するようにしている。
以下、本発明に係る足側・背側・腹側噴出ノズル(2)
 (3) (4)の構成について具体的に説明する。
各噴出ノズル(2) (3) (4)は、それぞれ浴湯
の噴出量・噴出圧を自動的に変更可能に構成したことに
特徴があり、以下第3図〜第5図に示す足側噴出ノズル
(2)の構成を参照して説明する。
すなわち、足側噴出ノズル(2)は、浴槽本体(1)の
足側噴出ノズル接続口(1g)に、筒状のノズルケーシ
ング(20)を浴槽本体(1)の外側部に片持ち状態に
連通連設し、同ノズルケーシング(20)内に、気泡混
じりの浴湯を噴出する噴流形成部(50)と、同噴流形
成部(50)から噴出される気泡混じりの浴湯の噴出方
向を定めるスロート部(60)とを、浴槽本体(1)側
に位置する化粧カバー(26)を介して配設固定してい
る。
以下、噴出ノズル(2)の構成部品であるノズルケーシ
ング(20)、化粧カバー(2B)、スロート部(60
)及び噴流形成部(50)について個々に説明する。
ノズルケーシング(20)は、第3図に示すように、浴
槽本体(1)の前壁下部に開口した円形の足側噴出ノズ
ル接続口(1g)に前端を連通連結して、後端を略水平
に後方へ伸延させてい、る。
そして、足側噴出ノズル接続口(1g)の周縁にリング
状のパツキン(lh)を嵌合し、浴槽本体(1)内に位
置する同パツキン(lh)の前面に、内周面に雌ネジを
形成したリング状雌ネジ部(11)の後面を取付けて、
同すング状雌ネジ部(11)に、ノズルケーシング(2
0)の前端部外周面に形成した外周雄ネジ部(20a)
を着脱自在に螺着して、同ノズルケーシング(20)を
浴槽本体(1)の前壁に略直交状態にかつ水密状態に取
付けている。
また、化粧カバー(26)は、全体形状を筒状とし、外
周面に雌ネジ部(28a)を形成し、間離ネジ部(2B
a)を、ノズルケーシング(20)の前端部内周面に形
成した内周雄ネジ部(20j)に着脱自在に螺着し、同
化粧カバー(2B)の前端部(26b)を、内外側重合
状態に螺着したノズルケーシング(20)の前端及びリ
ング状雌ネジ部(11)の前端に沿って、同すング状雌
ネジ部(■1)の外周面まで折返し状に伸延させて、同
前端部(2[ib)によりノズルケーシング(20)の
前端及びリング状雌ネジ部(11)を被覆し、同化粧カ
バー(26)の後端にて後述するスロート固定部材(2
5)を固定している。
また、ノズルケーシング(20)の中央部周壁には、第
4図及び第5図に示すように、吸気バイブ連結部(20
b)を開口し、同連結部(20b)に、一端を前記空気
取入部(5)(第1図参照)に連通連結した吸気バイブ
(12)の他端を着脱自在に連通連結している。
また、ノズルケーシング(20)の後部周壁には、第3
図及び第4図に示すように、ノズル軸線と直交する弾送
バイブ連結部(20c)を開口し、同連結部(20c)
に浴湯弾送バイブ(11)を着脱自在に連通連結してい
る(第1図参照)。(n)は浴湯流入方向を示す。
そして、上記連結部(20b) (20c)は、ノズル
ケーシング(20)の円周方向に一定角度(例えば90
度)位相を変えて開口している。
また、両連結部(20b) (20c)の変位する位相
角度は、上記90度−に限らないが、少なくとも、吸気
パイプ連結部(20b)の中心がノズル部ケーシング(
20)の軸線を通る水平面上、若しくは同水平面よりも
上方に位置するようにして、吸気パイプ連結部(20b
)に浴湯が溜まるのを防止し、空気の吸入量を確保して
いる。
また、スロート部(60)は、スロート(24)と、同
スロート(24)を首振り調節自在に支持するスロート
固定部材(25)及び弁座形成筒体(21)の前部とか
ら構成している。
そして、スロート(24)は、基部(24a)の外周面
を球面状に形成し、同基部(24a)をスロート固定部
材(25)の内周面と弁座形成筒体(21)の内周面に
それぞれ形成したスロート支持面(25a) (21b
)に摺動自在に面接触させて嵌着しており、同基部(2
4a)より外径を縮径させた円筒状の先端部(24b)
を前方へ向けて突出させ、同先端部(24b)を手動に
より基部(24a)を中心に上下左右任意の方向に首振
り調節自在としている。
しかも、スロート(24)の基部(24a)には、スロ
ート支持面(25a) (2Lb)より一定の摺動抵抗
が作用し、スロー) (24)を任意の首振り角度で停
止できるようにしている。
そして、スロート(24)の基部(24a)は、スロー
ト支持面(21b)に嵌着させた状態で頂部(24°a
)を、弁座形成筒体(21)の前端面と同一垂直面上に
位置させ、かつ同基部(24a)の中心から後端面(2
4’b)までの幅を基部(24a)の半径の略半分に形
成して、浴槽本体(1)内よりスロート支持面(21b
)へのスロート基部(24a)の嵌着を容易に行なえる
ようにしている。
しかも、スロート(24)の基部(24a)は、略前半
部内周面を先端部(24b)の内径と同径とし、略後半
部内周面を、後方へ向けて拡径に形成して、同基部(2
4a)の後端開口径を弁座形成筒体(21)の内径より
も大径とし、同スロート(24)の首振り調節時にも、
弁座形成筒体(21)よりスロート(24)への噴出浴
湯の流入が円滑に行なえるようにしている。
さらに、スロート(24)の先端部(24b)は、先端
面を化粧カバー(26)の浴槽本体(1)内に位置する
前端面近傍まで伸延させ、同先端部(24b)の外周面
と化粧カバー(26)の内周面との間に、スロート首振
り操作用空間(28)を形成している。
そして、かかるスロート首振り操作用空間(28)は、
入浴者がスロート(24)の先端部(24b)をつまん
で、同スロート(24)を任意の方向へ首振操作可能な
大きさに形成している。
また、スロート固定部材(25)は、ノズルケーシング
(20)の前部内周面に位置決め用溝を介して嵌合し、
前面(25b)を化粧カバー(26)の後端に固定用リ
ング(28)を介して固定し、内周面(25a)をスロ
ート(24)の基部(24a)の前部球状面と対応した
凹状球面に形成して、同内周面(25a)により、スロ
ート(24)の基部(24a)の前部外周面を摺動自在
に面接触させて支持している。
また、弁座形成筒体(21)は、ノズルケーシング(2
0)の前端開口部より同ノズルケーシング(20)内の
中央部に出入れ自在に嵌入して、後端面を前記弾送パイ
プ連結部(20c)の近傍に位置させ、前部外周面に形
成した突状段部(21b)をノズルケーシング(20)
の内周面に形成した凹状段部(201’)に係合して、
後方への摺動さらには軸線廻りの回転を規制すると共に
、弁座形成筒体(’21 )に設けた噴流形成部(50
)とノズルケーシング(20)内に設けた空気混入部(
70)との位置合わせをしている。
そして、弁座形成筒体(21)の前部内周面には、スロ
ート(24)の基部(24a)の後部球状面と対応した
凹状球面のスロート支持面(21c)を形成し、同スロ
ート支持面(21c)に、前記したようにスロート(2
4)の基部(24a)を面接触させて嵌着して、スロー
ト固定部材(25)に°より前方への摺動を、規制され
た同スロート(24)の基部(24a)により弁座形成
筒体(21)の前方への摺動を規制している。
また、噴流形成部(50)は、弁座形成筒体(21)の
中途部に設けた空気混入部(70)と、同空気混入部(
70)の直後方において噴流形成流路(27)を形成す
る弁座(21a)と、同弁座(21a)に接離して噴流
形成流路(27)を開閉する噴出量調節用弁体(22)
と、同噴出量調節用弁体(22)を開閉作動させる弁体
開閉作動用モーター(M【)と、同モーター(Ml)を
支持する後壁形成板(29)とから構成している。
また、弁座形成筒体(21)の空気混入部(70)の直
後方に位置する中途部に、弁座(21a)を弁座形成同
体(21)と同軸的に設け、同弁座(21a)の軸線上
に噴流形成流路(27)を形成して、同弁座(2La)
に、噴出量調節用弁体(22)を接離させ、同噴出量調
節用弁体(22)により噴流形成流路(27)の開閉量
(噴出量と噴出圧を調節する)を調節可能に構成してい
る。
そして、上記吸気パイプ連結部(20b)の軸線と直交
する弁座形成筒体(21)の中途部外周面位置には、第
4図及び第5図に示すように、外周面に沿って環状の空
気流入路(21d)を形成し、同空気流入路(21d)
中の吸気パイプ連結部(20b)側と、同連結部(20
b)と対向する側に、それぞれ空気流入口(21e) 
(21r)を設けて、同空気流入口(21e) (21
「)中を通して弁座形成筒体(21)内と吸気バイブ連
結部(20b)とを連通させて、同弁座形成筒体(21
)内に空気混入部(70)を形成している。(履)は空
気流入方向を示す。
そして、噴出量調節用弁体(22)は、本発明の要旨で
ある乱流発生体としても機能しており、同噴出量調節用
弁体(22)は、空気混入部(70)の上流側である弁
座(21a)の近傍に位置して、浴湯弾送ノ<イブ(1
1)より弾送バイブ連結部(20c)中を通って噴流形
成流路(27)中へ流入する浴湯の流れの乱れを大きく
して、噴出浴湯中に積極的に空気を混入し、噴出浴湯中
の気泡量を多くしている。
さらに、上記弁座(21a)の後端内周縁部には、本発
明の要旨である乱流増大手段としての直角状の角部(2
1°a)を形成し、同角部(21’a)により、浴湯弾
送バイブ(11)より弾送バイブ連結部(20c)中を
通って噴流形成流路(27)中へ流入する浴湯の流れの
乱れを大きくすることができるようにしている。
従って、吸気パイプ(12)より吸気パイプ連結部(2
0b)中を通って弁座形成筒体(21)内に吸込まれる
空気は、空気混入部(70)において、上記のように大
きく流れを乱された浴湯中にスムーズにかつ大量に巻込
まれるために、同浴湯を浴槽本体(1)内へ噴出させた
際の気泡発生を有効にすることができる。
第6図は、上記した気泡混じりの浴湯(p)の噴出状態
を示す模式図であり、(9〉は気泡混じりの浴?A(p
)の流れの方向を示している。
また、弁座(21a)の角部(21’a)に接離する噴
出量調節用弁体(22)の先端外周縁部は、傾斜面(2
2a)に形成″して、同傾斜面(22a)が閉弁時に各
部(21’a)に線接触して、噴流形成流路(27)の
閉塞を確実に行なうことができるようにしている。
また、乱流発生体としては、第7図に示すように、空気
混入部(70)の上流側である弁座(21a)の近傍に
、浴湯の流れを邪魔して浴湯の乱れを大きくするための
乱流発生板(52)を配設することもできる。
そして、乱流発生体の形状としては、棒状、球状等、種
々の形状が考えられる。
また、乱流増大手段としては、第8図に示すように、噴
流形成流路(27)を形成する弁座(21a)の内周面
に突起部(51)を複数個設けることもでき、同突起部
(51)により噴流の乱れを大きくして、空気混入部(
70)における空気の混入効率を高くすることもできる
このように、乱流発生体又は乱流増大手段を設けること
により、噴流形成部より噴出される浴湯の乱れを大きく
して、同噴出浴湯の流れを不安定流とし、空気混入部(
70)における噴出浴湯中への空気の取込みを容易にし
て、多量の空気を噴出浴湯中へ混入させることができる
しかも、噴出浴湯の流れは、噴出圧が低い場合も不安定
流とすることができるために、多量の空気を噴出浴湯中
へ混入させることができ、空気の混入効率を良好にして
、マツサージ効果を確保することができる。
また、第9図に示すように、噴流形成流路長さ(L)と
噴流形成流路径(Dl)との比が略1,0となるように
噴流形成流路(27)を形成することにより、噴出浴湯
中への空気の混入効率を高めることもできる。
第10図中の(r)は、噴出浴湯中への空気混入比特性
曲線を示しており、L/Dlが1.0において、噴出浴
湯の量と同噴出浴湯中に混入される空気の量との比が略
1,0となり、空気混入効率が高いことを示している。
また、空気混入部(70)の内径(D2)は、スロート
(24)の先端部内径(D3)よりも大きく形成するこ
とにより、空気混入効率を高めることができる。
また、弁体開閉作動用モーター(Ml)は、第11図に
示すように、後壁形成板(29)に筒状のモーターケー
シング(23)を着脱自在に取付け、同モーターケーシ
ング(23)内に、円筒状のコイル(23a)をノズル
ケーシング(20)と同軸的に設け、同コイル(23a
)内に円筒状のマグネット(23b)を配設して、同コ
イル(23a)を励磁することによりマグネット(23
b)を正逆回転可能とし、同マグネット(23b)内に
円筒状のロータナツト(23c)を同心円的にかつ一体
的に取付け、同ロータナツト(23c)をベアリング(
23e)により回転自在に軸架し、同ロータナツト(2
3c)中に弁体支持ロッド(23d)を進退摺動自在に
挿貫している。
そして、ロータナツト(23c)の内周面に螺旋状のロ
ータナツト側ボール溝(23k)を形成する一方、弁体
支持ロッド(23d)の外周面比、同ロータナツト側ボ
ール溝(23k)と同一方向に螺旋状のロッド側ボール
溝(2:(w)を形成して、対向するロータナツト側ボ
ール溝(23k)とロッド側ボール溝(23+a)との
間にボール(23n)を複数個転動自在に介在させてい
る。(23g)は、上記弁体支持ロッド(23d)がロ
ータナツト(23c)とつれまわりするのを防止する回
転規制片である。
かかる構成により、マグネット(23c)と一体回転す
るロータナツト(23b)に連動して、弁体支持ロッド
(23d)をボール(23n)を介して微小距離無段階
に進退作動させることができるようにしている。
しかも、弁体支持ロッド(23d)の先端は、後述する
後壁形成板(29)の中央部に設けたロッド挿通孔(2
9e)中を貫通して、同ノズルケーシング(20)内に
伸延させ、上記弁体支持ロッド(23d)の先端に噴出
量調節用弁体(22)を取付けている。
また、弁体支持ロッド(23d)の後端には、同弁体支
持ロッド(23d)の進退移動量、すなわち、同弁体支
持ロッド(23d)の進退作動による噴出量調節用弁体
(22)の開閉量(噴出量と噴出圧を調節する)を検出
する弁基準位置検出センサ(23r)を取付けており、
同検出センサ(23f’)は、基準位置ホール素子(2
31)と、同基準位置ホール素子(231)と対向する
弁体支持ロッド(23d)の後端位置に取付けた基準位
置検出用マグネット(23j)とから構成している。
そして、弁体基準位置検出センサ(231−)は、弁体
支持ロッド(23d)の進退作動に応じて変化する基準
位置ホール素子(23+)と基準位置検出用マグネット
(23j)との間の磁力変化を、電気的変化に変換して
制御部(C)へ送り、基準位置(例えば、完全閉位置)
を検出すると共に同制御部(C)により弁体開閉作動用
モーター(Ml)の基準位置からのパルス数(回転角度
)を演算するようにしている。
(23h)は、コイル(23a)や上記弁体開閉量検出
センサ(23f)に接続したコードである。
かかる構成により、弁体開閉作動用モーター(旧)は、
コイル(23a)に通電してマグネット(23c)と共
にロータナツト(23b)を回転させ、同ロータナツト
(23b)の回転に連動して弁体支持ロッド(23d)
を進退作動させて、同弁体支持ロッド(23d)の先端
に取付けた噴出E1調節用弁体(22)を弁座(21a
)に接離させて、浴槽本体(1)内への浴湯の噴出量と
噴出圧の調節が行えるようにしている。
しかも、かかる噴出量調節用弁体(22)の開閉量は、
弁体基準位置検出センサ(21)により検出した基準位
置の結果を制御部(C)へ送り、それを基準に同制御部
(C)、によりコイル(23a)への通電を制御して、
同噴出m H節用弁体(22)を適正に開閉作動させ、
浴槽本体内への浴湯の噴出量・噴出圧の微調節を行なえ
るようにしている。
また、弁体開閉作動用モーター(Ml)としては、噴出
量調節用弁体(22)を微小距離無段階に進退作動させ
て、浴湯の噴出量・噴出圧を微調節できるものであれば
よく、他に圧電アクチュエータを用いることもできる。
また、噴出量調節用弁体(22)の後端周縁には、同噴
出Qm節用弁体(22)と一体をなす防水カバー(40
)を取付けている。かかる防水カバー(40)は、弁体
支持ロッド(23d)の先端部を囲繞して、同ロッド(
23d)の表面を介した弁体開閉作動用モーター (M
l)への水の浸入を防止するために設けられたものであ
り、その後端周縁に設けた取付用フランジ(30)をノ
ズルケーシング(20)内の後壁形成板(29)の前面
に水密状態に取付けている。
そして、防水カバー(40)は、弁体支持ロッド(23
d)の進退作動に連動して前後方向に伸縮すべく蛇腹状
に構成している。
また、防水カバー(40)と一体部に形成した上記噴出
量調節用弁体(22)は、本実施例ではポリテトラフル
オロエチレンやナイロン11等の合成樹脂により成形し
ている。
また、(44)は、蛇腹状の防水カバー(40)が綿く
ずや髪毛をかみ込むのを防止するための髪毛等かみ込み
防止用カバーであり、同カバー(44)は、取付用フラ
ンジ(30)に菅脱自在に取付けて、不必要なときには
取外すこともできる。また、(20n)は空気呼吸口で
ある。
また、前記したノズルケージジグ(20)の後壁は、同
ノズルケーシング(20)とは別体の後壁形成板(29
)により形成しており、同後壁形成板(29)は、ノズ
ルケーシング(20)の後端部内径と略同−径の円板状
とし、ノズルケーシング(20)の前端開口部より取付
け・取外し自在に嵌入装管している。
そして、後壁形成板(29)は、ノズルケーシング(2
0)の後端内周面に形成した後壁形成板規制片(20g
)に後面周縁部を当接・係止させて後方への摺動を規制
する一方、弁座形成筒体(21)の後端に形成した後壁
前進規制用段部(21g)に、前面周縁部を当接・係止
させて前方への摺動を規制している。(29a)は後壁
形成板(29)の周面に設けたパツキンである。
また、前記したモーターケーシング(23)の外径は、
上記後壁形成板(29)の内周面により形成されるノズ
ルケーシング(20)の後端開口部(20k)の内径よ
りも小径に形成している。
かかる構成により、後壁形成板(29)は、同後壁形成
板(29)の前方への摺動を規制している弁座形成筒体
(21)を取外せば、ノズルケーシング(20)の前端
開口部より取外すことができ、しかも、後壁形成板(2
9)に取付けた弁体開閉作動用モーター(Ml)は、ノ
ズルケーシング(20)の後端開口部(20k)の内径
より小径としているために、後壁形成板(29)と一体
部に取外すことができる。
なお、弁体開閉作動用モーター(Ml)は、必要に応じ
て浴槽本体(1)の外部において、後壁形成板(29)
より取外すこともできる。
また、他の噴出ノズル(3)(4)も上記噴出ノズル(
2)と同様に構成して、浴湯の噴出量・噴出圧の微調節
が行なえるようにしている。
また、上記噴出ノズル(2) (3) (4)の調節は
、リモートコントローラ(30) (第1図参照)によ
り行なうことができるようにしている。
また、前記した空気取入部(5)は、第12図に示すよ
うに、底面中央部に設けた吸気パイプ連結部(83)の
前後壁にそれぞれ吸気パイプ(12)(12)の一端を
連通連結して、空気取入部(5)の上部に設けた空気取
入口より内部に取入れた空気を吸気バイブ連結部(83
)中を通して各吸気!パイプ(12)(12)に送り、
各吸気パイプ(12)(12)より各噴出ノズル(2)
(3)(4)へ空気を供給できるようにしている。
第7図中、(84)はりアクタンス形のサイレンサ、(
85)は逆止弁であり、同逆止弁(85)により吸気パ
イプ(12)中を浴湯が逆流するのを防止している。
(へ) 効 果 本発明では、空気混入部に乱流発生体を配設するか、又
は噴流形成部に乱流増大手段を設けているために、噴流
形成部より噴出される浴湯の乱れを大きくして、同噴出
浴湯の流れを不安定流とし、空気混入部における噴出浴
湯中への空気の取込みを積極的に促進して、多量の空気
を噴出浴湯中へ混入させることができる。
しかも、噴出浴湯の流れは、噴出圧が低い場合も不安定
流とすることができるために、多量の空気を噴出浴湯中
へ混入させることができ、空気の混入効率を良好にして
、マツサージ効果を確保することができる。
また、上記乱流発生体としては、噴流量調節用弁体を空
気混入部の上流側に配設し、同噴出量調節用弁体により
浴湯の乱れを大きくして、噴流形成部より噴出される浴
湯中への空気混入効率を高めることができる。
また、上記乱流増大手段としては、例えば、噴流形成部
の浴湯流入開口端に角部を設け、同角部により噴流形成
部内に流入する浴湯の乱れを大きくして、同噴流形成部
より噴出される浴湯中への空気混入効率を高めることが
できる。
また、噴流を形成する噴流形成部の内周面に突起部を設
け、同突起部により噴流の乱れを大きくして、同噴流中
への空気混入効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る噴出ノズルを具備する気泡発生
浴槽の斜視図。 第2図は、同気泡発生浴槽の平面図。 第3図は、噴出ノズルの拡大断面図。 第4図は、同噴出ノズルの背面図。 第5図は、第3図の1−1線断面図。 第6図は、気泡混じりの浴湯の噴出状態を示す噴出ノズ
ルの模式図。 第7図は、乱流発生体の側面図。 第8図は、乱流増大手段の側面図。 第9図は、弁座の拡大断面図。 第10図は、噴出浴湯中への空気混入比特性の説明図。 第11図は、弁体開閉作動用モーターの拡大断面図。 第12図は、吸気バイブの配管説明図。 第13図は、従来の噴出ノズルの説明図。 (A):気泡発生浴槽 (P):循環ポンプ (C)二制御部 (1):浴槽本体 (2):足側噴出ノズル (3):背側噴出ノズル (4):腹側噴出ノズル (10) :浴湯吸込バイブ (11):浴湯弾送バイブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)浴槽本体に取付けたノズルケーシング内に、浴槽本
    体内に向けて浴湯を噴出する噴流形成部と、同噴流形成
    部より噴出される浴湯中に空気を混入する空気混入部と
    を設けて、浴槽本体内へ気泡混じりの浴湯を噴出可能に
    構成すると共に、空気混入部の上流側に浴湯の乱れを大
    きくするための乱流発生体を配設し、噴出浴湯中に積極
    的に空気を混入し、噴出浴湯中の気泡量を多くしたこと
    を特徴とする気泡発生浴槽の噴出ノズル構造。 2)空気混入部の上流側に位置する噴流形成部に、弁座
    と同弁座に接離して浴湯の噴出量を調節する噴出量調節
    用弁体とを設け、同噴出量調節用弁体を請求項1記載の
    乱流発生体としたことを特徴とする気泡発生浴槽の噴出
    ノズル構造。 3)浴槽本体に取付けたノズルケーシング内に、浴槽本
    体内に向けて浴湯を噴出する噴流形成部と、同噴流形成
    部より噴出される浴湯中に空気を混入する空気混入部と
    を設けて、浴槽本体内へ気泡混じりの浴湯を噴出可能に
    構成すると共に、同噴流形成部に噴出浴湯の乱れを大き
    くするための乱流増大手段を設けたことを特徴とする気
    泡発生浴槽の噴出ノズル構造。 4)噴流形成部の浴湯流入開口端に角部を設け、同角部
    を乱流増大手段としたことを特徴とする請求項3記載の
    気泡発生浴槽の噴出ノズル構造。 5)噴流を形成する噴流形成部の内周面に突起部を設け
    、同突起部を乱流増大手段としたことを特徴とする請求
    項3記載の気泡発生浴槽の噴出ノズル構造。
JP3161789A 1988-12-10 1989-02-10 気泡発生浴槽の噴出ノズル構造 Pending JPH02211154A (ja)

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DE68917452T DE68917452T2 (de) 1988-12-29 1989-12-27 Düsenkonstruktion zum automatischen Verändern des abzugebenden Wasservolumens.
AT89403662T ATE109654T1 (de) 1988-12-29 1989-12-27 Düsenkonstruktion zum automatischen verändern des abzugebenden wasservolumens.
EP89403662A EP0376844B1 (en) 1988-12-29 1989-12-27 Injection nozzle for automatically varying the volume of water injected
KR1019890020627A KR900010280A (ko) 1988-12-10 1989-12-29 자동유량가 변분출노즐
CA002006911A CA2006911A1 (en) 1988-12-29 1989-12-29 Blow-off nozzle structure capable of automatically varying blow-off volume of water
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EP3632398A1 (de) * 2018-10-02 2020-04-08 Georg Kantor Whirlpooldüse

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