JPH0221105Y2 - - Google Patents

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JPH0221105Y2
JPH0221105Y2 JP1983058080U JP5808083U JPH0221105Y2 JP H0221105 Y2 JPH0221105 Y2 JP H0221105Y2 JP 1983058080 U JP1983058080 U JP 1983058080U JP 5808083 U JP5808083 U JP 5808083U JP H0221105 Y2 JPH0221105 Y2 JP H0221105Y2
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JP
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water
doll
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storage tank
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JP1983058080U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミルク等を模した水を口部から実際
に飲ませると、徐々に眼を閉じる動作を行なう人
形に関する。
従来、ミルク等を模した水を口部から実際に飲
ませて遊ぶ、所謂ミルク飲み人形が知られてい
る。しかしながら、このミルク飲み人形を用いた
遊びにおいては、ミルク瓶等を人形の口部にあて
がい、ミルクを飲ませるという、女児等の側の一
操作だけしかなく、いたつて単純な趣向であつ
た。
本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので
あり、ミルク等を模した水を口部から実際に飲ま
せると、人形体内に設けた貯水タンク部材内に、
水が徐々に溜まり、これによりフロート部材が浮
いて移動し、その移動量が伝達機構を介して、本
体外側面に設けた活眼部材の活眼変化量として伝
達されることにより、ミルク飲み動作に対応して
人形の眼のつぶり動作(ねむくなる動作)が加味
されたものとなり、また、適宜止水を解除した場
合には、排水(おしつこ動作)に伴い眼を見開く
という動作(眼をさます動作)が加味され、擬似
体験を一層満足させうる、興趣ある人形の提供を
目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案に係る人形の一実施例の全体斜
視図、第2図は同実施例の要部の断面図を示す。
図面において、1は人形の本体であり、この本
体1内には、略筒状の貯水タンク部材2を配設し
てある。貯水タンク部材2は、人形の顔部の口部
1aに連通する略L字形状の入水管3をその上部
に有すると共に、その下部には、本体外側面の適
所に設けた排出口1bに連通する排水管4を有し
ている。なお入水管3の適所に逆流防止弁を設
け、人形を横にした場合等に水が逆流しないよう
にすることも可能である。貯水タンク部材2は、
下部の漏斗体5と、間部の筒体6と、上部の蓋体
7とから大略構成されており、これらは水密にタ
ンク室8を画成している。
漏斗体5は、隔壁5aにより、上室5bと漏斗
状の下室5cに区分けされ、下室5cの中央部5
dには、上記排水管4の一端を挿着してある。漏
斗体5の上面5e及び隔壁5aは複数の小孔5f
を有する。
9は、軸部9aを中央に有する円板状の弁体で
あり、コイルばね10を圧縮巻回されて上室5c
内に収められており、弁体9はコイルばね10の
上方付勢力により上面5eの小孔5fを閉塞する
状態にある。下室5cに突出した弁体9の軸部9
aの一所には、勾配斜面を有する孔9bが穿設さ
れている。一方、この勾配斜面に相対して、プツ
シヤ11の先端部11aの勾配斜面を臨ませてあ
る。このプツシヤ11の頭部11bは本体1の一
側より若干突出しており、その頭部11bと漏斗
体5の側面との間にはコイルばね11cを介装し
てある。
貯水タンク部材2内には、発泡樹脂等よりなる
軽量で略円筒状のフロート部材12が往復動可能
に設けられている。フロート部材12はその中央
に貫通孔12aを有し、これにはガイド軸13が
遊嵌状態で貫通している。また、フロート部材1
2の上面には円環状磁石14が固定されている。
筒体6の上部に嵌着した蓋体7は、基板部5a
及び起立板部15bよりなり、枢軸7aを中心と
して回動可能のヒンジ15を有する。基板部15
aの下面には、上記円環状磁石4と同極の磁石1
6が付着されており、円環状磁石14が近接した
場合には、磁石16は反撥して、全体としてヒン
ジ15は強制的に回動される。
17は、本体外側面に設けられた活眼部材であ
り、まぶた17aの一部には錘体(図示せず)が
設けられており、人形全体を倒した(寝かせた)
場合には、まぶた17aの閉じる動作を行なう周
知のものである。17bはヒンジ15の起立板部
15bの一部に当接するピン状のプランジヤであ
り、これは、ヒンジ15の回動により往復動せし
められ、このプランジヤ17bが押し込められた
場合には、強制的にまぶた17aの一端(図示せ
ず)が押圧されて、まぶた17aを閉じる。
上記の如く構成して係る人形は、例えば、次の
ように用いて遊ぶ。
ミルク瓶等によりミルクを模した水を口部1a
から注入する。この際、人形があたかもミルクを
飲んでいるかのような動作として遊ぶことができ
る。水を口部1aから徐々に注入すると、注入さ
れた水は入水管3を介して貯水タンク部材2内の
タンク室8に溜まり、その水面は徐々に上昇す
る。これにつれて、貯水タンク部材2内のフロー
ト部材12が浮いて上昇する。ここに、フロート
部材12の貫通孔12aとガイド軸13とは遊嵌
状態であるため、その間隙に注入水が入り込み、
これが潤滑液とし機能するから、タンク室8内の
水位増加につれ、フロート部材12はスムーズに
移動する。
フロート部材12の上昇に伴い、その上部に固
定された円環状磁石14がヒンジ15の磁石16
に近づくため、その反撥力によりヒンジ15は、
第2図中反時計方向に回動され、これにより、起
立板部15bはプランジヤ17bを左方へ押圧
し、この結果、活眼部材17のまぶた17aが
徐々に閉じることになる。したがつて、ミルクを
模した水を飲ませるにつれ、人形は、まぶたを閉
じ、あたかも、お腹がいつぱいになつてだんだん
眠むくなつてきたような動作を行なう。
次にタンク室8内の水がほぼ満水となり、まぶ
た17aを閉じた状態で、プツシヤ11の頭部1
1bを押圧すると、その先端部11aの勾配斜面
のくさび作用により、弁体9は下方に押し下げら
れて、上面5eの小孔5fの閉塞が解除され、こ
れがため、タンク室8内の水は上室5b、下室5
c、排水管4を介して排出口1bから排出される
ことになる。この排水に伴い、フロート部材12
は徐々に降下し、ヒンジ15は時計方向に回動さ
れるから、プランジヤ17bの右方への移動につ
れ、今度は、まぶた17aが開かれることにな
る。したがつて、人形は、あたかも、おしつこを
した際、目をさますかのような動作を行なう。
常時は、弁体9により上面5eの小孔5fが閉
塞されているので、口部1aから水を注入しても
直接排水されることはなく、室内等を濡らしてし
まうという心配がない。またトイレ等を模したも
のを用意しておき、適宜プツシヤ11を押圧する
ことにより、おしつこ遊びとして楽しむこともで
きる。
なお、上記実施例においては、貯水タンク部材
2内の水の止水及び排水を制御する機構として、
弁体9、コイルばね10、及びプツシヤ11等に
より弁機構として構成してあるが、これに限ら
ず、例えば、排水管の適所にコツクを設けるよう
にしてもよい。またフロート部材12を円筒状に
構成する代わりに、ピストン状に構成して、その
一シリンダ室にのみ水を注入しうるよう入水管を
配してもよく、かかる場合には、人形を寝かせた
状態でも、上記諸動作を行なわしめることができ
る。更に、フロート部材12の移動量を貯水タン
ク部材2の外部に取り出すものとして、摩擦力を
軽減するため、円環状磁石14及びこれと同極性
の磁石16を用いてあるが、これに限定されず、
例えばフロート部材12に固定した突き出し棒
を、水密状態で蓋体14より突出せしめ、その先
端部をプランジヤ17bに直接連係せしめるよう
構成してもよい。更にまた、活眼部材17は、プ
ランジヤ17bの押圧によりまぶた17aが作動
されるものに限らず、公知の昇降方式又は左右移
動方式等のものを含すことは勿論である。
以上の如く本考案に係る人形によれば、ミルク
等を模した水を口部から実際に飲ませると、その
注入量に比例して眼をつぶる動作を行ない、あた
かも、お腹がいつぱいになつてだんだん眠くなつ
てきたような感じを与え、幼児等の興趣をそそる
ことができるものである。
また、活眼部材への伝達機構にフロート側及び
ヒンジ側の磁石を用いることにより、貯水タンク
部材を密封することができ、その結果水漏れを確
実に防止できることとなる。
更に、貯水タンク部材内の水の止水及び排水を
制御する機構を設けてあるため、排水によつて室
内等を濡らしてしまうという心配がなく、しかも
積極的にこの機構を操作することにより、別途、
おしつこ遊びとしての機能が加味され、同時に眼
をさます動作も行なうから、幼児等の擬似体験を
一層満足させることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る人形の一実施例の全体斜
視図、第2図は同実施例の要部断面図である。 1…人形の本体、1a…口部、2…貯水タンク
部材、3…入水管、4…排水管、5…漏斗体、6
…筒体、7…蓋体、8…タンク室、9…弁体、1
1…プツシヤ、12…フロート部材、14…円環
状磁石、15…ヒンジ、16…磁石、17…活眼
部材、17a…プランジヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の要件からなることを特徴とする人形。 (イ) 筒体と、口部に連通する入水管を取付けた筒
    体上部の蓋体と、本体外側面に設けた排出口に
    連通する排水管を取付けた開閉可能な筒体下部
    の漏斗体とを具備する貯水タンク部材を、人形
    体内に設けてなること。 (ロ) 上記貯水タンク部材内にフロート部材を往復
    動可能に設けてなること。 (ハ) 上記フロート部材の移動に連動し、その移動
    量を、上記本体外側面に設けた活眼部材の活眼
    変化量として伝達する伝達機構を、上記人形体
    内に設けてなること。 (ニ) 上記伝達機構は上記蓋体上に回動可能に取付
    けられ上記活眼変化を行なわしめるヒンジと、
    該ヒンジの下側及び上記フロート部材上面に
    各々同極側を対向させて取付けたヒンジ作動用
    の磁石とを備えること。
JP5808083U 1983-04-20 1983-04-20 人形 Granted JPS59164689U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5808083U JPS59164689U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 人形

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JP5808083U JPS59164689U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 人形

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Publication Number Publication Date
JPS59164689U JPS59164689U (ja) 1984-11-05
JPH0221105Y2 true JPH0221105Y2 (ja) 1990-06-07

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JP5808083U Granted JPS59164689U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 人形

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971084U (ja) * 1972-10-03 1974-06-20

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JPS59164689U (ja) 1984-11-05

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