JPH022106B2 - - Google Patents

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JPH022106B2
JPH022106B2 JP58072128A JP7212883A JPH022106B2 JP H022106 B2 JPH022106 B2 JP H022106B2 JP 58072128 A JP58072128 A JP 58072128A JP 7212883 A JP7212883 A JP 7212883A JP H022106 B2 JPH022106 B2 JP H022106B2
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signal
loran
memory
pulse
circuit
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JP58072128A
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Hiroshige Fukuhara
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH022106B2 publication Critical patent/JPH022106B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S1/00Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith
    • G01S1/02Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith using radio waves
    • G01S1/08Systems for determining direction or position line
    • G01S1/20Systems for determining direction or position line using a comparison of transit time of synchronised signals transmitted from non-directional antennas or antenna systems spaced apart, i.e. path-difference systems
    • G01S1/24Systems for determining direction or position line using a comparison of transit time of synchronised signals transmitted from non-directional antennas or antenna systems spaced apart, i.e. path-difference systems the synchronised signals being pulses or equivalent modulations on carrier waves and the transit times being compared by measuring the difference in arrival time of a significant part of the modulations, e.g. LORAN systems
    • G01S1/245Details of receivers cooperating therewith, e.g. determining positive zero crossing of third cycle in LORAN-C

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明は、ロランC信号を短時間で正確に検出
できるようにしたロランC信号の自動検出装置に
関する。
(ロ) 従来技術 従来、双曲線航法の原理を応用したロランA、
ロランCと呼ばれる航法が船舶、航空機などで位
置検出に用いられている。ロランC信号の受信装
置においては主局からのパルス信号と従局からの
パルスとの到来時間差を測定するが、その測定の
ためロランC信号のパルス繰返し周期に等しい周
期のサンプリングパルスを受信装置内で発生し、
このサンプリングパルスの第1のパルスを主局の
パルス信号に位相同期し、同じく第2、第3のパ
ルスを2つの従局のパルス信号に位相同期して第
1のパルスと第2あるいは第3のパルスとの時間
間隔を測定する。従つて、受信装置内で発生した
任意の位相関係にあるサンプリングパルスがロラ
ン信号のパルス幅内にくるようにロラン信号を検
出してこれにサンプリングパルスを同期させる必
要がある。なお、ロランC信号の受信装置では時
間差測定の精度向上のため主局と従局のパルス信
号の搬送波の位相を測定している。
特開昭55−2938号に示すように第1図は主局か
ら到来するロランCパルス信号に対する従来の自
動検出装置の一例を示すブロツク線図で、1はロ
ラン信号を受信するアンテナ、2は受信したロラ
ン信号を増幅する高周波増幅器、3および4は増
幅器2の出力をサンプリングパルスで開閉するゲ
ート回路、5および6はゲート回路3,4の出力
を保持する保持回路、7は保持回路5の出力xと
保持回路6の出力yとを入力し、z=√22
演算を行い、zを出力する演算回路、8はzが所
定の閾値以上か否かを判定し、その結果を2値信
号(“1”、“0”)と、して出力する判定回路、9
は判定回路8の出力を入力して制御信号を出力す
る制御回路、10は高周波クロツクを発生する発
振回路、11は発振回路10の出力を分周してロ
ラン繰返し周期と同一周期のトリガパルスを発生
するトリガ発生回路、12はトリガパルスを計数
する計数回路、13はトリガパルスに同期してサ
ンプリングパルスを発生するサンプリングパルス
発生回路、14は単安定マルチバイブレータ、1
5はゲート回路である。
第2図a,bは第1図に示した自動検出装置の
主要部の波形を示したもので、bはaの横軸の時
間単位を拡大したものであり、波形Aは高周波増
幅器2の出力のエンベロープを示す(実際の波形
はこのエンベロープ内に100KHzの搬送波が存在
し、波形Aはこの搬送波のピーク値をつらねて形
成されたエンベロープである)。波形B、Cはそ
れぞれゲート回路3および4へ入力するサンプリ
ングパルスを示し、第2図aでは波形BとCとを
一本の線で示してある。波形Cは波形Bより
2.5μS遅延しているが、これは100KHzの搬送波の
90゜位相間隔に相当する。従つて100KHzの正弦波
をKsin(2πft+θ)とし、これに対し波形Bの位
相をθ1とすれば波形Cの位相は(θ1+π/2)と
なり、ゲート回路3の出力xはx=Ksinθ1、ゲ
ート回路4の出力yはy=Kcosθ1となる。従つ
て演算回路7の出力zはz=√22=Kとな
り、搬送波のピーク値が検出される。ロランCパ
ルス信号は所定間隔で発射された8本ないし9本
のパルスから成り、第2図aにおける波形Aは主
局から発射されるパルス信号で等間隔(1mS)
の8本のパルスと末尾の1本のパルス(間隔2m
S)とから構成されている。
演算回路7の出力は前述の通りロランCパルス
信号の搬送波のピーク値Kに相当するものである
が、波形B、Cが波形Aに対して第2図bに示す
ような位置関係にあればK=0で、判定回路8か
らは入力が所定閾値以上ではないという信号が出
力され、制御回路9を介してゲート回路15をオ
ン状態に制御する。トリガ発生回路11からトリ
ガパルスが所定数だけ計数回路12に入力される
と(すなわち同一状態における測定が上記所定数
だけの回数繰返し実施されて測定結果が信頼でき
ると判断されると)計数回路12からパルスを出
力し、単安定マルチバイブレータ14をトリガ
し、単安定マルチバイブレータ14は上記トリガ
時点から所定の遅延時間T1の後パルスを出力し、
ゲート回路15を経てトリガ発生回路11の出力
パルスをT1だけ遅延させる。その結果、第2図
bにおいて波形B、Cが波形Aに対しT1だけ接
近する。その位置でも判定回路8の入力が所定閾
値以下であれば同様にして波形B、Cをさらに
T1だけ遅延させるようにする。
このようにして第2図a,bにおいて波形B、
Cが波形Aの位置にくると判定回路8の入力は閾
値以上となり、制御回路9を経てゲート回路15
をオフ状態にしてロラン信号の検出を終了する。
なお、その後検出したロラン信号が主局からの
ものか従局からのものかを判別する回路およびロ
ランパルスの搬送波の特定サイクルに同期するた
めの追尾回路を用いて時間差測定を行うが、この
ことは本発明の本質には関係がないので、その回
路および動作の説明は省略する。
このような従来のロランC信号の自動検出装置
において、波形B、Cを1回当り遅延させる量
T1は波形Aのパルス幅τ以内にする必要がある
が、τは通常200μS位であり、これに対しロラン
Cパルス信号の繰返し周期は日本の場合では99.7
mSとτに較べて非常に大きいために一回ごと
(一繰返し周期ごと)にτ以下の量T1だけ波形
B、Cを遅らせて波形Aを探索するには非常に長
い時間を必要とする。ちなみにT1を100μSとする
と最も長い場合には99.7mS/100μS×99.7mS≒99秒 もの時間が必要になることになる。また別の問題
点として、判定回路8がロラン信号ありと判定す
るためには信号が所定閾値以上でなければなら
ず、従つて信号対雑音比(SN比)は一定以上確
保されている必要がある。陸上でロランC信号を
受信する場合、山や建物、電線等に電波がさえぎ
られ、かつ外来雑音の大きな場所での受信も考慮
する必要があるが、その時SN比が0dB以下にな
ることもしばしばあり、本方式は車両用ロランC
受信機のロランC信号検出装置としては必ずしも
適していない。
(ハ) 発明の目的および構成 本発明は、上記の点にかんがみてなされたもの
で、ロランC信号を短時間で正確に検出すること
を目的とし、そのために、受信したロランC信号
を一定周期のサンプリング信号でサンプリングし
て保持し、この保持したロランC信号情報をロラ
ン信号の所定周期ごとに反復記憶し、この記憶さ
れたロランC信号情報に基づいてロランC信号の
有無を判定するようにしたものである。
第3図は本発明の構成を明示するための全体構
成図であり、アンテナを介して受信部で受信した
ロランC信号をサンプリング信号発生手段からの
一定周期のサンプリング信号でサンプリングし、
そのサンプリングしたロラン信号情報を保持手段
で保持し、このロラン信号情報をロラン信号の所
定周期ごとに繰返し記憶手段に記憶し、制御手段
による制御に従つて判定手段によりロランC信号
の有無を判定するように構成したものである。
(ニ) 実施例 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明による自動検出装置の一実施例
を示す図であり、図において、31は受信アンテ
ナ、32は受信したロラン信号を増幅する高周波
増幅器、33はロランC信号の搬送波を方形波に
してデジタル信号とするためのリミツタ回路、3
4はCPU(マイクロプロセツサ)、35はアドレ
スバス、36はデータバス、37はサンプリング
されたロラン信号の2値情報を加算、蓄積するた
めのRAM構成メモリ、38はCPUによつてカウ
ント数がプリセツトできるプリセツトカウンタ、
39はプリセツトカウンタ38の出力で、CPU
34のインタラプト(ITR)入力信号およびラツ
チ回路40と位相比較器41のトリガ信号として
用いられる。
ラツチ回路40はプリセツトカウンタ38の出
力39と同期してロラン信号の2値情報(“1”、
“0”)をラツチしてデータバス36に出力する。
また位相比較器41はプリセツトカウンタ38の
出力39とロラン信号との位相比較を行い、その
進みまたは遅れを2値情報(たとえばプリセツト
カウンタの出力が進んでいれば“1”、遅れてい
れば“0”)としてデータバスに出力する。42
は高安定なクロツク発生回路で、そのクロツク信
号をプリセツトカウンタ38でカウントして分周
した信号を39として出力する。
次に上記回路構成の自動検出装置の動作を第6
図のフローチヤートを用いて説明する。
第5図aはロランC信号波形を示しており、そ
の繰返し周期は日本付近のロランCチエーンでは
99.7mSである。ロランC信号は主局Mと従局S
1,S2の区別を容易にするため各パルスの上に
+、−で示したような位相コーデイングがなされ
ている。ここで+の位相コーデイングはロランパ
ルスの搬送波の位相が+から始まるものを意味
し、−の位相コーデイングは同じく搬送波の位相
が−から始まるものを意味する。この位相コーデ
イングは第1周期と第2周期とで別のコーデイン
グがなされており、2周期ごとにそのコーデイン
グパターンを繰返す。
第6図において、電源がオンされてロランC信
号の検出動作が開始されると、まずカウンタの内
容Aをリセツトし(F−1)、CPU34はRAM
メモリ27の0〜3987番地の内容をmにセツトす
る(F−2)。その後データ格納スタート番地を
0番地とし(F−3)、たとえば50μSの値をプリ
セツトカウンタ38にプリセツトする(F−4)。
その結果プリセツトカウンタ38はその出力39
として50μSごとにサンプリングパルスSPを出力
する。その様子を第5図bに示す。このサンプリ
ングパルスSPがプリセツトカウンタ38から出
力を開始するタイミングはロランC信号と全く関
係がなく、第5図では一例として時刻t1より始ま
るものとしている。サンプリングパルスSPはラ
ツチ回路40のクロツク端子CKに入力され、そ
の時のロランC信号(すなわちリミツタ回路33
の出力)の2値信号はラツチ回路40によつて保
持されてデータバス36に出力される。
一方、サンプリングパルスSPはCPU34のイ
ンタラプト端子IRTに入力されており、CPU3
4はこのインタラプト入力によつて(F−5)ラ
ツチ回路40の出力を読み取つてRAMメモリ3
7に記憶する(F−6)。RAMメモリ37のメ
モリ容量はロラン繰返し周期の2周期分すなわち
99.7×2mS分のサンプリングデータ数に相当す
る量を準備しておく。第4図の例では99.7×2m
S/50μS=3988のメモリエリアが必要である
(1メモリが8ビツトで構成されるとすると3988
バイトのメモリ容量が必要になる)。
n(nは0から3987とする)番目のサンプリン
グパルスによるサンプリングデータ(ラツチ回路
40の出力)はRAMメモリ37のn番地に蓄え
られるが、このときRAMメモリ37の0〜n番
地のメモリエリアの値をあらかじめmの値にプリ
セツトしてあり、サンプリングデータが“正”の
場合(これはロランC信号の搬送波の正の半サイ
クル部分をサンプリングしたことに相当する)
(F−7)にはこのプリセツト値mに1だけ加算
し(F−8)、またサンプリングデータが“負”
の場合(これは負の半サイクル部分をサンプリン
グしたことに相当する)(F−7)にはプリセツ
ト値mから1を減算する(F−9)。
このようにして1番地ずつ増して同様な加減算
をしていき(F−10)n番目のサンプリング結果
に基づいてn番地に1の加算もしくは減算を行
い、この加減算がロラン繰返し周期の最初の2周
期分すなわちRAMメモリ37の3987番地のメモ
リエリアまでくると(F−11)データ格納スター
ト番地を0番地とし(F−12)、カウンタの内容
をA+1とする(F−13)。その後次の2周期は
また0番地にもどつて同様な加減算を行う。この
ような2周期ごとのメモリ値の加減算をN回行う
と(F−14)メモリの内容として次のような結果
が得られる(但しN<mとする)。
(イ) クロツク発生回路42の時間精度が比較的高
いものとすると、最初の2周期内のn番目でロ
ランC信号をサンプリングし、そのデータが
“1”だつたとすると、次の2周期からN回目
の2周期のそれぞれのn番目もサンプリングデ
ータは“1”であり、従つてn番地のメモリの
値は最初にプリセツトした値mにN回“1”が
加算されてm+Nになる。
(ロ) またサンプリングデータが“0”だつたとす
ると同様にメモリの値はN回“1”が減算され
てm−Nとなる。
(ハ) 一方、ロランC信号のない所のサンプリング
データは、受信機の暗雑音や外来雑音をサンプ
リングしたものであり、これらをランダム雑音
と見なすと、そのデータが“1”であるか
“0”であるかの確率は各々1/2と考えてよく、
従つてN回の加減算のうちで加算と減算はほぼ
等しい回数行なわれるから、メモリの値はmを
中心にほとんど変わらない値になる。
第5図cはデータの加減算をN回行なつた後の
メモリの値を同図a,bと対応させて概略的にみ
たもので、横軸はメモリ番地で3987番地までと
り、縦軸はメモリ値を表わす。第5図cにおい
て、ロランC信号がない場合は上述したようにメ
モリ値はほぼ最初にプリセツトした値mに等し
く、ロラン信号のあるところでは第5図cに〜
で示したようにNだけ加算もしくは減算された
値が得られる。この時のロラン信号の位置はメモ
リ番地にしてM、S1、S2、M′、S1′、S2′となる。
なお、、、〜はそれぞれロラン信号の8
本〜9本のパルスのうち第1番目のパルスのサン
プリングデータが“1”であつた場合のメモリ値
を示している。すなわち、第1番目が“1”であ
るとすると、2番目以降の位相コーデイングが1
番目と同相ならサンプリングデータは、“1”、逆
相なら“0”となる。また第1番目のサンプリン
グデータが“0”とすると2番目以降の位相コー
デイングが1番目と同相なら““0”、逆相なら
“1”となるので、この時のメモリ値は3のよう
になる。いずれにしても加算か減算かが逆になる
だけなので、主局、従局の区別は容易である。
第7図a′,c′は、第5図aの時間軸とこれに対
応するcのメモリ番地軸を拡大して主局の部分
(M番地)を見たもので、a′には主局Mのパルス
のうち最初の6本を示しており、幅約200μSのロ
ランパルスが1mSおきに配置され、信号以外の
雑音も重畳している。なお、第5図のaおよび第
7図のa′の波形は第4図の高周波増幅器32の出
力を見たものであり、サンプリングはa,a′をさ
らにリミツタ回路33にかけて方形波にしている
から雑音の部分は方形波のランダム雑音(すなわ
ち振幅は一定であるが、位相はランダムな雑音)
となる。第7図のc′はM番地付近のメモリ値を示
しており、M番地から20番地(1mS/50μS=
20)ごとにm+Nあるいはm−Nの値になつてい
る。この図からわかるように、N回の加減算後に
はRAMメモリ37の0〜140番地の内容を3988
〜3988+140番地に格納し(F−15)、その後次の
演算のためにメモリ番地を0番地とする(F−
16)。
第5図cおよび第7図c′はSN比が比較的よい
場合のメモリ値を示している。すなわち、同図に
おけるメモリ値はN回のデータ蓄積に対しN個の
1の加算もしくは減算された例であるが、SN比
が悪くなるとサンプリングデータが誤る確率が大
きくなつていくため、メモリ値は最終的にm+N
より小さく、あるいはm−Nより大きくなる。し
かし、信号が存在する限り、Nを増すことによつ
て最終的なメモリ値はmよりは必ず大きく、ある
いは小さくなることは統計学的に明らかである。
次にRAMメモリ37の0番地の内容を読み出
し(F−17)、メモリ番地に1を加算する(F−
18)。ここで、ロラン信号有無の判定条件として
メモリ値m±Δmを閾値として設定し、メモリ値
がm±Δmの範囲内であればロラン信号なしと判
定し、m±Δmの範囲外であればロラン信号あり
と判定することができる(F−19)。ここでM1
メモリ番地に20を加算した番地の内容をM2、M1
のメモリ番地に40を加算した番地の内容をM3
同様にM1のメモリ番地に60、80、100、120、140
を加算した番地の内容をそれぞれM4、M5、M6
M7、M8とすると、ステツプ(F−19)でロラン
信号ありと判定されたときはメモリ37の内容
M2、M3、M4、M5、M6、M7、M8を読み出す
(F−20)。次にこうして読み出したメモリ内容
M2〜M8がm−Δmより小さいかまたはm+Δm
より大きいかを判別し(F−21)、そうであれば
次に位相コーデイングを比較して主、従局を判別
する(すなわち、M<m−Δmなら−、M>m+
Δmなら+と判別する)(F−22)。こうして主、
従局が全部検出できるまで繰り返される(F−
23)。
なお、ステツプ(F−19)において、メモリ内
容M1がm−Δmとm+Δmとの間にあると判別さ
れたときは、ロラン信号なしとしてメモリ番地が
3988になるまで信号検出動作が繰り返される(F
−24)。同様に、ステツプ(F−23)に主、従局
の全部が検出できないときは、メモリ番地が3988
になるまで上記判別動作が繰り返される(F−
25)。ステツプ(F−24)、(F−25)においてメ
モリ番地3988になつたと判断されたときはスター
トにもどる。
このようにロラン繰返し周期2周期分のサンプ
リングデータをN回蓄積した後の処理として
CPU34はロラン信号の有無とその位相コーデ
イングを判定するためメモリの内容を0番地から
遂次チエツクしていき、ロラン信号の時間的位置
に対応するメモリ番地(第5図c参照のM、S1
S2、M′、S1′、S2′)を求める。このメモリ内容チ
エツクに要する時間はそれほど長いものではな
く、一般的な8ビツトマイクロコンピユータの処
理速度から概略求めると約100mS以内に終了す
ることが可能である。ロラン信号の時間的位置が
求められるとCPU34はプリセツトカウンタ3
8に対しロラン信号の主局および2つの従局のパ
ルスの位置のみにサンプリングパルスを出すよう
命令し、これを実行してロラン信号の検出動作を
終了する。なお、主局と従局を判別する方法とし
て、両局を表わす異なるコードをROMなどに入
れておき、検出波形と比較して判別してもよい。
その後位相比較器41によりサンプリングパルス
がロラン信号パルスの搬送波の立上りのゼロクロ
ス点に対し進んでいるか、遅れているかを検出し
てこれに追尾するようプリセツトカウンタ38を
制御する追尾動作に入るが、このことは本発明の
要旨と直接関係がないので説明を省略する。
上記実施例では、第5図aおよびbの関係から
わかるように、サンプリングパルスSPがロラン
信号の受信前に出力開始した例について説明した
が、サンプリングパルスSPはロラン信号の受信
中に出力開始するようにしてもよく、その場合は
第3周期のロラン信号の一部までサンプリング
し、第3周期のロラン信号についてのサンプリン
グ出力を第1周期のロラン信号の欠除したサンプ
リング出力部分と合わせて2周期分として処理す
るようにプログラムしておけばよい。
さらに本発明は第4図の実施例に限定されるも
のではなく、ロランC信号の検出を行うに際しサ
ンプリングデータを加算蓄積しその蓄積された内
容からロランC信号を識別するとともにその時間
的位置を求めるような構成であればその他の構成
でも容易に実現することができることは言うまで
もない。
(ホ) 発明の効果 以上説明したように、本発明においては、ロラ
ン繰返し周期の偶数倍の周期を一周期としてあら
かじめデジタル化されたロランC信号を数10μS
おきにサンプリングして2値信号とし、一定時間
RAMメモリに加算蓄積した後そのメモリ内容か
らロランC信号の主局および従局の時間位置を検
出するようにしたので、従来と比べ検出時間を大
幅に短縮(数秒で検出)できるとともに、データ
の加算平均をとつたのと等価となり、たとえばN
回データを蓄積したとすると1回当り2周期分の
データが得られるので結局2N回の加算を行なつ
たことになりSNの改善度は√2倍になり、また
N=13とすると√2=√26≒5で約14dBのSN
改善度が得られるがSN特性が大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロランC信号自動検出装置のブ
ロツク線図、第2図はロランC信号とサンプリン
グパルスのタイミングチヤート、第3図は本発明
による自動検出装置の全体構成図、第4図は本発
明による自動検出装置のブロツク線図、第5図a
〜cはロランC信号、サンプリングパルスおよび
サンプリングされた信号の詳細なタイミングチヤ
ート、第6図イおよびロは本発明による自動検出
装置の動作のフローチヤート、第7図はロランC
信号とそのサンプリングされた信号のさらに詳細
なタイミングチヤートである。 31……アンテナ、32……高周波増幅器、3
3……リミツタ回路、34……CPU、35……
アドレスバス、36……データバス、37……メ
モリ、38……プリセツトカウンタ、40……ラ
ツチ回路、41……位相比較器、42……クロツ
ク発生回路。
【特許請求の範囲】
1 レーダ装置のレーダアンテナから輻射された
送信マイクロ波の一部を回転する前記レーダアン
テナの一方向で受信し検波する第1の検波手段、
マイクロ波発生手段、前記レーダアンテナの一回
転中前記第1の検波手段による検波信号の最大レ
ベルを保持し該レベルと前記マイクロ波発生手段
の出力信号の一部を第2の検波手段で検波して得
た信号レベルとを比較する第2の比較手段、該第
2の比較手段の出力信号にもとづいて前記受信し
たマイクロ波の電力に対応した送信電力を前記マ
イクロ波発生手段から得るためのフイードバツク
手段、前記第1の検波手段による検波信号レベル
と所定の閾値レベルとを第1の比較手段で比較し
検波信号レベルが大きい状態のときにトリガ信号
を発生する手段、該トリガ信号にもとづいて前記
マイクロ波発生手段のマイクロ波出力の周波数を
前記レーダ装置の送信周波数と一致させるための
周波数偏移を間欠に所定の回数行なう周波数変調
信号と該信号に同期して前記マイクロ波出力を段
階に振幅変調するための振幅変調信号とを発生す
る手段、該振幅変調信号により前記フイードバツ
ク手段によつてフイードバツク制御された前記マ
イクロ波発生手段のマイクロ波出力を振幅変調す
る手段とを具備して前記レーダ装置のレーダ指示
機のCRT表示器上にレーダ性能テストパターン
を生起しレーダ性能低下の発生が送信系統か又は
JP58072128A 1983-04-26 1983-04-26 ロランc信号の自動検出装置 Granted JPS59197876A (ja)

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