JPH02208791A - Ｉｃカード誤セット防止機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＩＣカード読取装置、特に、ＩＣカードのセッ
トミスを防止する機構に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のＩＣカード読取装置におけるセット機構
部はＩＣカードを表裏又は上下どちらでも挿入できる機
構となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のＩＣカード読取装置は、ＩＣカードセッ
ト機構部に誤セットを防止する機構がないので、ＩＣカ
ードの接点部以外に傷を付けたり、ＩＣカードの接続エ
ラーの障害を起こすという欠点がある。

本発明の目的は前記課題を解決したＩＣカード誤セット
防止機構を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明に係るＩＣカード誤セ
ット防止機構においては、　ＩＣカードにエンボスを有
し、カードセット部のＩＣカードに対応する位置に、Ｉ
Ｃカードのエンボスを受け入れる溝部を有するものであ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図である。

図において１本発明に係るＩＣカード誤セット防止機構
はカードセット部２に、ＩＣカード３を保持するカバー
１を開閉可能に枢支するとともに、カバー１上のＩＣカ
ード３の接点部７に対応する位置に、該接点部７と電気
的に接触させるＩＣコンタクト４を装備している。カバ
ー１はＩＣカード３を抜差しするためのカードガイド８
，８を有しており。

挿入されたＩＣカード３をカードガイド８，８間に挟持
することにより保持する構成になっている。さらに、Ｉ
Ｃカード３には棒状のエンボス６を設け。

一方、ＩＣカードセット部２には、カバー１を閉じたと
きにそのＩＣカード３のエンボス６を受け入れるガイド
溝５を設けである。

したがって、カバー１にＩＣカード３を装填してカバー
１を閉じたとき、ＩＣカード３のエンボス６とカードセ
ット部２のガイド溝５とが正常な関係位置にある場合に
は、エンボス６がガイド溝５に受け入れられるため、カ
バー１は完全に閉じられ、そのＩＣカード３の接点部７
がカードセット部２のＩＣコンタクト４に電気的に接触
し、データの読取が行われる。

一方、ＩＣカード３のエンボス６とカードセット部２の
ガイド溝５との位置が不一致しているときには、カバー
１が完全に閉じられず、ＩＣカード３の接点部７とカー
ドセット部２のＩＣコンタクト４との接触が断たれ、デ
ータの読取りが不可能となる。

以上のことからして、ＩＣカード３のエンボス６とカー
ドセット部２のガイド溝５とが一致しなければ、　ＩＣ
カード３を装填することができず、ＩＣカードの誤挿入
を防止できることとなる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明はＩＣカードのエンボスがカ
ードセット部の溝部に受け入れられる状態でのみ、ＩＣ
カードの挿入ができるように規制したため、ＩＣカード
の誤セットを防止し、ＩＣカードの接点部以外に傷を付
けたり、ＩＣカードの接続エラーの障害を防止できる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図である。 １・・・カバー　　　　　　２・・・カードセット部３
・・・ＩＣカード　　　　　４・・・ＩＣコンタクト５
・・・ガイド溝　　　　　６・・・棒状エンボス７・・
・接点部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＩＣカードにエンボスを有し、カードセット部の
   ＩＣカードに対応する位置に、ＩＣカードのエンボスを
   受け入れる溝部を有することを特徴とするＩＣカード誤
   セット防止機構。