JPH0220744B2 - - Google Patents

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JPH0220744B2
JPH0220744B2 JP57129728A JP12972882A JPH0220744B2 JP H0220744 B2 JPH0220744 B2 JP H0220744B2 JP 57129728 A JP57129728 A JP 57129728A JP 12972882 A JP12972882 A JP 12972882A JP H0220744 B2 JPH0220744 B2 JP H0220744B2
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JP
Japan
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fabric
warp
weft
threads
yarns
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JP57129728A
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JPS5841951A (ja
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Harabai Darajei Deirai
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Saint Gobain Abrasives Inc
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Norton Co
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Publication date
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Publication of JPS5841951A publication Critical patent/JPS5841951A/ja
Publication of JPH0220744B2 publication Critical patent/JPH0220744B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/08Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of strengthening or consolidating
    • D04H3/10Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of strengthening or consolidating with bonds between yarns or filaments made mechanically
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B21/00Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B21/14Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes
    • D04B21/16Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes incorporating synthetic threads
    • D04B21/165Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes incorporating synthetic threads with yarns stitched through one or more layers or tows, e.g. stitch-bonded fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2403/00Details of fabric structure established in the fabric forming process
    • D10B2403/02Cross-sectional features
    • D10B2403/024Fabric incorporating additional compounds
    • D10B2403/0241Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties
    • D10B2403/02412Fabric incorporating additional compounds enhancing mechanical properties including several arrays of unbent yarn, e.g. multiaxial fabrics

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
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  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はコートされた研磨材のバツキングを補
強するのに特に適するステツチボンド布帛に関す
る。 ステツチボンド布帛は一般に少なくともこの20
年間知られていた。しかしながら、そのような布
帛がコートされた研磨材のバツキングの補強基材
として用いられた場合に特別な利点を与えるとい
うことは知られていなかつた。従つて、このよう
な目的に明らかに適する布帛は先行技術からは知
られていない。 低コストで大量にステツチボンド布帛を製造す
るためには、そのような目的のために設計された
特殊な機械の1つを用いることが必要である。種
種の機械が市販され、ドイツ民主共和国のカール
マルクスシユタツトのUnitechna
Aushandelgesellschaft mbHにより商品名
Malimo(MALIMO Type Malimoの略称)のも
とに供給されているもの、ドイツ連邦共和国D−
7674ナイラのLiba Maschinenfabrik GmbH製
の商品名Weft/Locなるもの、及びラツシエル編
機を含む(ニユーヨーク10010ニユーヨーク市、
51マジソンアベニユーのthe National Knitted
Outerwear Assoc.の公的刊行物である、
Knitting Times 43巻、35号の31〜38ページにラ
ツシエル機の供給者のリストがある)。 これらの市販の機械は通常布幅1ミリメーター
当り最大約1本の縦糸数に限定されている。この
限定は布帛の全幅にわたり実質的に同時に結合を
与えるのに十分な数のステツチ又はループ形成機
構を機械中に備えるために必要であると思われ
る。コートされた研磨材用の織物はほとんどの場
合この多くの縦糸の少なくとも2倍を含むから、
織物の設計を単純にステツチボンド用の機械の要
請に適合させることは実行不可能である。 これらの機械の多くにおいては、そのような糸
のための開口の各々から1本より多くの縦糸を供
給することは可能である。しかしながら、1個の
開口を通して供給されたそのような複数の糸は恰
も単一の糸であるように結合されるであろう。従
つて、1つの開口から供給された複数の糸により
達成される実際の効果は本質的に合糸されていな
い個々の糸の数に等しい合糸数を有する1本の合
糸された糸を用いたのと同じである。織物及びス
テツチボンド布帛のいずれにおいても、そのよう
な合糸された糸を用いて得られる結果は、一般に
は、同じ合計縦引張強さを与える、均一に間隔を
置かれたより細い糸で達成されるのと同様に満足
すべき被覆性及び望ましい強度及び柔軟性の組合
せを与えない。 後述するように、本発明の布帛に好ましい機械
はマリモ(Malimo)タイプのものである。ドイ
ツ民主共和国カールマルクスシユタツトNo.24−
2/3のVEB Na¨hwirkmaschinenbau Malimo
(マリモ機の製造者)による刊行物『Sewing−
Knitting Machines MALIMO Technical
Possibilities and Technology』Part2(Ag07/
010/77、3l74/8900/77l、0として最後に固
定)には、この特別のタイプの機械に可能な操作
条件の一般範囲が記載されている。すぐあとに記
載するマリモ機の機械的特性の記載はこの刊行物
からのコートされた研磨材に用いるのに適する布
帛の設計についてもつとも関係あると思われる特
性を集めたものである。 マリモ機は3つの基本的な機械的特徴を有し、
これらは得られる布帛構造の変化を制限する。こ
れらの制限の第1は最大『ゲージ』又は幅25mm当
りの縦糸数を固定する一群の幾つかの機械的構造
及びこの機械と共に用いられるステツチ糸の装置
により与えられる。3〜22の12種のゲージが入手
可能である。 マリモ機の基本的な機械的制限の第2はそのス
テツチ長である。これは0.7〜5mmの範囲内にお
いて20段階に調整することができる。この正常な
『ステツチ長』は実際には縦糸方向の突出長さで
あるということに注意されたい。この明細書に記
載した布帛に対するのと同様に、トリコツトスタ
イルのステツチが用いられる場合、ステツチの実
際の立体配列は縦糸に対する実質的な角度を有
し、実際の長さは従つて見掛けの長さよりも長
い。更に、ステツチ糸はループを形成するので、
各ステツチに消費された糸の長さは一般には見掛
けのもしくは実際の長さよりもかなり長くなる。
下記に述べる布帛においてはステツチ糸長さの消
費は縦糸長さの消費の約4倍であつた。 この機械の基本的な機械的制限の第3は横糸が
縦糸にステツチされるまで横糸を保持するフツク
装置により与えられる。フツクユニツトは25mm当
り8〜48フツクの線密度で得られる。この機械の
説明書により与えられる使用の条件下において
は、布帛構成操作の間に各フツクのまわりに1回
より多くない縦糸の屈曲が与えられる。 縦糸列に直角な仮想線の両側に横糸を2つの異
なる対称的な小角群をもつて配置することがマリ
モ機固有の特徴であるということに注意された
い。この記載において横糸番手は全て番手数にこ
れらの横糸群の両者を含むものと理解されたい。 上記マリモ刊行物はコートされた研磨材以外の
用途に適するいくつかの布帛の構造の詳細を与え
ている。これが特定のステツチボンド布帛の記載
における最大のものである。 本発明によれば、糸の特定のタイプ及びサイズ
の注意深い選択と組み合わせにより、及び市販の
機械の操作説明書の範囲外の操作により、きわめ
て種々のコートされた研磨材用の経済的かつ効率
的な布帛を製造することができるということが見
出されたのである。一般に縦糸列が布幅1センチ
メーター当り少なくとも30デカニユートンの引張
強さを有し、横糸列が40.7%より大きい下記に規
定する如きカバーフアクターを有し、ステツチ糸
が少なくとも0.5デカニユートンの引張破断強度
を有する場合に十分な布帛が得られる。ほとんど
の場合、この結果は好ましくは高デニール高靭性
のマルチフイラメント又はガラスの糸の布幅25mm
当り少なくとも12本の数の縦糸列、それより低デ
ニールの加工マルチフイラメント又はステープル
合成糸の布長25mm当り少なくとも64本の数の横糸
列及びデニール当り少なくとも0.007デカニユー
トンの破断強さを有する細デニールのステツチ糸
の使用により達成される。 モデル番号14010又は14011のマリモ機が本発明
の布帛の製造に好ましい。リバ機及びラツシエル
編機は同様に満足な布帛を与えるけれども、操作
速度が低くあまり経済的でない。 織物基材を有する通常のコートされた研磨材の
引張強さと少くとも同等の引張強さを有する本発
明の補強布帛を提供することは望ましいものと思
われる。もつとも重要な種類のこれらの通常の研
磨材のうちの2つ(X重量及びY重量で示され
る)は、それぞれ幅1センチメーター当り約30及
び38デカニユートン(daN/cm)の引張強さを有
する。ステツチボンド布帛においてこのレベルの
引張強さは少なくとも0.007デカニユートン/デ
ニールの破断強さを有する合成マルチフイラメン
ト又はガラス糸を12〜22の縦ゲージを用いること
により達成されるということが見出されたのであ
る。高デニール糸を用いるならばより粗いゲージ
によつても十分な引張強さを達成できる。 コートされた研磨材用の、主としてスパンステ
ープル糸により製造される、通常の先行技術の布
帛に対する布仕上げ接着剤の接着のほとんどは、
糸中の多くの繊維の末端の、接着剤中における、
物理的なからみあいにより達成されるということ
が、一般に認められている。ステープル糸中の繊
維は比較的短いから、明らかに、これらの繊維の
多数の一端はいつしよに撚られた後で糸の本体か
ら突出し、一方でこれらの突出している繊維の他
の一端は撚りによつて糸の本体内にしつかり保持
されるであろう。従つて、布仕上げ接着剤がステ
ープル糸からなる布帛に適用される場合には、た
とえ接着剤と糸の繊維との化学結合が比較的弱く
ても、糸中に多くの突出繊維の末端が存在して、
湿つた接着剤中でからみあい、硬化された後では
接着剤中に物理的に補捉されれることとなるであ
ろう。 これに対して、連続マルチフイラメント糸中の
繊維は極めて長く、通常ステープル糸の2センチ
メーター未満に比較して数百メーターである。従
つて、マルチフイラメント糸では、繊維端が突出
し、また接着剤中で物理的にからみあうことはほ
とんどない。 布仕上げ接着剤に対する十分な接着に加えて、
コートされた研磨材として加工されるべき布帛に
実際上必要とされるのは、十分なカバーフアクタ
ーである。これは、布仕上げ接着剤が布帛表面上
に連続フイルムを形成することを可能にするため
に必要である。先行技術からは、コーチング接着
剤の粘度が高ければ高いほど、また密度が低けれ
ば低いほど、接着剤のフイルムにより橋架けされ
得る糸間のギヤツプは大きくなるということが知
られている。しかしながら、コートされた研磨材
バツキングを仕上げるための、十分に確立された
経済的なコーチング接着剤は、例外なく、最終的
に硬化される前に、接着剤から追い出されなけれ
ばならない水または他の溶剤を実質的な量で含ん
でいるから、粘度を意図的に増加させることはで
きないのである。高い粘度は接着剤フイルムの内
部移動を減少させ、そのため溶剤を追い出すため
に用いられる熱によつて、十分な溶剤がフイルム
の内部から追い出される前に、接着剤フイルムの
外表面層が液相および気相の溶剤のいずれに対し
ても不透過性になることがある。連続加熱はこの
内部からの溶剤を気化させ、そしてこのガスは表
面層から逃げることができないので、しばしば表
面層を破壊するのに十分な程度に、圧力が接着剤
フイルム内に生成されるのである。その結果、表
面上の水泡およびクレーターを形成させ、これは
表面を極端に荒らすこととなる。 この発明に到達する開発の途上で、40〜41%の
範囲のカバーフアクターが十分な結果を得るため
の最小値であるということが見出された。更に、
最小カバーフアクターは、使用糸の一方即ち縦糸
または横糸の一方のみによつて与えられなければ
ならない。この後者の条件は、縦糸および横糸の
両方から得られる合計フアブリツクカバーにより
コントロールされるような織物における状況と
は、強い対比をなすものである。たぶん、この差
は、ステツチボンド布帛の層状構造、即ち横糸が
布帛の一方の側で全布帛表面のほとんど全部を構
成し、他の側では縦糸がそのような構成をしてい
る構造、からくるものである。 縦糸数に対する低い制限のために、通常は、必
要なカバーフアクターを縦糸から得ることは実際
上できない。従つて、これは横糸から得なければ
ならない。 好ましいマリモステツチボンド機が規定通りに
操作されるならば、25mmの布帛長当たり48本以下
の横糸しか得られない。25mm当たり48本の横糸を
有する布帛を、種々の寸法の種々のスパンステー
プル糸、通常の連続マルチフイラメント糸、およ
び連続マルチフイラメント加工糸を、コートされ
た研磨材用の通常の織物に用いられているタイプ
の木綿糸とともに用いて製造した。実験により、
これらのうちで、400デニールポリエステルの如
き比較的太い糸による布帛のみが、十分にコート
され得たのである。これは、それより細い糸によ
る布帛は不十分なカバーフアクターを有し、コー
チング接着剤は糸間のギヤツプを完全に橋架けす
ることができないからである。十分なカバーを得
るために太い糸を用いれば確立された織物の横方
向引つ張り強さよりもはるかに大きい横方向引つ
張り強さを有する布帛を得ることができるけれど
も、そのような布帛を基布として用いて得られる
コートされた研磨材の有効性には特別な利点は得
られなかつたのである。必要とされる最小カバー
フアクターを与えるのに十分な数のそのような太
い糸は、織物の横糸成分に比較して比較的高価で
あり、これを相殺するような利点を全く与えなか
つたのである。 本発明者は、高い線密度を有する、比較的細い
スパンステープル糸または加工マルチフイラメン
ト糸を用いることによつて、受け入れ可能なコス
トをもつて、十分なカバーを得ることが可能であ
ることを見出したのである。縦糸と比較してより
大きなこれらの糸の単位質量当りの表面積は仕上
げ研磨材の機械的接着のより高い可能性及び仕上
げのために適当な処理技術と結合されて十分なカ
バーの容易な達成を与える。 布帛における十分なカバーの達成を促進するの
に特に有効な本発明の重要な特徴は、マリモ機に
ついて与えられた説明の範囲外の操作により、各
フツクについて2本又はそれ以上の横糸を有する
布帛を製造することが可能であるという発見にあ
る。伝動装置の歯車をフツクキヤリアとは別の機
械部品である横糸キヤリアを横糸に対するフツク
間隔及びフツク数の組合せについてマリモ機製造
者が推奨している最高速度の半分で進行させるよ
うに選択するならば、平均で2本の糸が各フツク
により保持されるであろう。或いは、進行速度を
同一とし、横糸キヤリアの幅を2倍とすることも
できる。同様にキヤリアを推奨速度の4分の1で
進行させる場合には、その幅を4倍にすることに
よりフツク1個当り平均4本の保持をすることに
なる。全ての構成に対して高さ5mmのフツクを用
いたけれども、500デニールの横糸に対しては7
mmのサイズのフツクがより良い結果を与えた。中
位のサイズのスライデイングニードル及びクロー
ジングワイヤー、1.8mm直径のステツチ糸ガイド
穴及び楕円形ではなく円形の保持ピンが好ましい
ものであつた。25mm当り32個の開口を有する横糸
キヤリアリード及びフツクキヤリアを25mm当り64
もしくは128本の横糸を有する織物に用い、一方
25mm当り24個の開口を有するキヤリアリード及び
フツクキヤリアを25mm当り96本の横糸を有する織
物に用いた。 接着及びカバーに対する他の可能性はステツチ
糸により与えられる。我々はこれらの布帛のステ
ツチ糸として70〜220デニールの合成マルチフイ
ラメント糸がきわめて満足すべきものであるとい
うことを見出した。ステツチボンド機の効率的な
操作を与えるのにステツチ糸に必要な強度及び柔
軟性とは別に、最終的なコート研磨材用のステツ
チ糸に対する主な要求は縦及び横糸列の間の使用
条件下における破壊に耐えるのに十分な強度であ
る。実験によれば、少なくとも0.008daN/デニ
ールの破断強さを有する70デニールのポリエステ
ル糸がほとんどの目的に対して十分であることが
見出された。しかしながら、極端に損傷を生じや
すい条件下に用いられるコートされた研磨材に対
しては、110、140、又は220デニールのステツチ
糸を用いるのが有利であつた。 一般に、ステツチ長が短ければより均一な外観
の布帛を与え、一方ステツチ長が長ければより大
きな生産速度の結果としてより経済的である。コ
ートされた研磨材用基布に対しては、1.8mmより
長いステツチ長を用いるのが有利である。ほとん
どの布帛に対して好ましい範囲は1.2〜1.8mmであ
る。 各ステツチは通常1本の縦糸のみのまわりにル
ープを形成し(1本より多くの糸が単一の開口か
ら供給されないかぎり)、しかしステツチループ
内の横糸の数は決められたステツチ長内の内の空
間を何本の横糸が占めるかによつて、0本から数
本まで変動する。長いステツチ及び中間の横糸密
度により、個々のステツチのループ内に保持され
ている横糸の平均数よりも多いか或いは少ないこ
との結果として、短い比較的広い範囲の不規則な
パターンが得られる布帛に観察されることが多
い。ここに述べた制限内において、このパターン
はそのような布帛を基材として用いて得られるコ
ートされた研磨材においていかなる困難をも生じ
させない。 コートされた研磨材に適するような特定の布帛
設計の幾つかの例を表1に示す。これらの布帛は
全て25mm当り32個よりも多くないフツクを有する
フツクキヤリアを用いて製造されたものである。
【表】
【表】 表1における横糸列に対するカバーフアクター
は『fractional coverage』と呼ばれる値と同じ
であり、すなわち布帛サンプルのヘリ内に囲まれ
た合計面積のその中の横糸列によりカバーされた
部分である。基本的には、この値は横糸の線密度
及び直径から容易に計算することができる。すな
わち、布帛の単位長さ当りの横糸の数をnとし、
同じ単位内の各糸の直径をdとすればカバーフア
クターは100nd%である。実際には、糸の直径を
正確に測定することはきわめて困難であり、従つ
て一般の繊維技術に従つてここに用いるカバーフ
アクターは糸の密度とデニールサイズとを用いて
間接的に計算することにより決定される。デニー
ルの規定(表1の注1参照)から、糸の1センチ
メーターの質量mグラムはデニール(D)を9×105
で割つた値に等しい。同じ長さの糸の容積v立方
センチメーターは同じ直径のシリンダーのそれす
なわちv=(πd2)/4と仮定される。規定によれ
ば、密度pはm/vである。これらの事項を結合
し、再構成すると1%のカバーフアクターはn
(4D/90pπ)1/2となる。 一方、糸の密度は糸を構成する繊維の基本的な
密度及び繊維がいかに緊密に充填されているかと
いうことによつて決まる。後者の特性は充填率と
して計算され、これは繊維密度をかけると糸密度
となる。表1にあげた横糸繊維密度に対しては下
記の値(gm/cm3)が得られる。ポリエステル
1.3、木綿1.56、ポリアミド1.14。充填率は加工ポ
リアミド0.80、加工ポリエステル0.70、ステープ
ルポリエステル0.59及び混合糸1.0である。 上記のカバーフアクターの計算においては横糸
はステツチの前に配置された位置にあるものと仮
定していることに十分に留意されたい。布帛がス
テツチされたあとではこの値の小さな変動はある
かもしれない。しかしこれらの変動はこれらの布
帛をバツキング基材として用いて得られるコート
された研磨材が性能に影響を与えるとは思われな
いので、これらの変動を計算することはしていな
い。しかし上記のごとく計算した横のカバーフア
クターが40%より小さい布帛では通常の連続バツ
キングを用いてコート研磨材を製造する方法にお
いて接着剤及び粒子コートを受け入れるのに適す
る仕上りを容易には与えない。 表1にあげた布帛又は同じ原理を用いて構成さ
れた他の布帛はコートされた研磨材に適するバツ
キングを製造するのに種々の方法で仕上げられ
る。これらのバツキングは一方で種々の接着剤、
砥粒サイズ接着剤でコートすることもできる。本
発明の幾つかの例を下記に示す。 例 1 表1の布帛番号1の構成の布帛を用いた。この
布帛を次いで樹脂及びアクリルラテツクス組成物
で飽和してフロントフイリング、バツクフイリン
グ及び粒子及びサイズコートによるコーテイング
用に準備した。ヒートセツト工程を飽和物の乾燥
と結合した。下記に布帛仕上げ工程をより詳しく
説明する。 飽和及びヒートセツト 標準サイズロールも用いて下記の組成物を40〜
60グラム/平方メーターの量で適用した。布帛の
横糸側を前面とした。 飽和組成物 Cymel482、American Cyanamid製、メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂シロツプ、80%固形
分、PH8〜9……160部 Beetle7238、American Cyanamid製、尿素−
ホルムアルデヒド樹脂シロツプ、65%固形分……
124部 水……120部 15%NH4Cl及び24゜2−アミノ−2−メチルプロ
パノールを含む水溶液……13部 5〜7部のピグメント分散液をカラーバツキン
グに添加してもよい。 飽和物の適用が完了したら、布帛をテンター上
で熱風オーブン中で少なくとも3分間乾燥した。
この熱風オーブンの入り口付近の温度は96℃であ
り、出口付近の温度は177℃であつた。幅1セン
チメートル当り少なくとも3.5デカニユートン
(N/cm)の張力を布帛のオーブン中の通過の間
保持した。このプロセスは飽和物を乾燥させるだ
けでなく布帛のヒートセツトをも行うものであつ
た。 フロントフイルコーテイング 下記の組成を有するフロントフイルコーテイン
グをこの例の横糸側に適用した。但し所望ならば
縦糸側に適用することもできる。 (1) フエノール−ホルムアルデヒドエイステージ
レゾルレジンシロツプ、ホルムアルデヒド対フ
エノール比1.5、固形分78%……199部 (2) CaCO3……160部 (3) ラウリル硫酸ナトリウム……2部 (4) Hycar2600×138、B.F.Goodrich Chemical
Company製、アクリル酸エステルポリマーラ
テツクス、ガラス転移温度25℃……54部 フロントフイルコーテイング組成物をナイフに
より150〜165乾燥グラム/平方メートル(gm/
m2)の量で適用した。必要に応じ水を添加してコ
ーテイングに適する粘度を保持した。コートした
布を再びテンター上で乾燥した。張力を少なくと
も3.5N/cm幅に保持し、熱風オーブンを通過さ
せた。入り口温度は96℃で、出口温度は150℃で
あつた。 バツクフイルコーテイング フロントフイルでコートされなかつた側に下記
組成のバツクフイルを適用した。 (1) Beetle7238、尿素/ホルムアルデヒド樹脂シ
ロツプ、American Cyanamid製……133部 (2) Nopco NXZ、消泡剤、Nopco Chemical
Co.製……5.3部 (3) UCAR131接着剤、ポリエステル−ポリ酢酸
ビニル60%水分散液、Union Carbide
Corporation製、PH4〜6……133部 (4) 空気洗浄クレー……176部 (5) 15%のNH4Cl及び24%の2−アミノ−2−
メチルプロパノールを含む水溶液……5.3部 (6) 水粘度を室温で11000cpsに調整するために必
要な量(所望によりピグメントを添加してカラ
ーバツキングとしてもよい)。 組成物をナイフコーテイングにより140〜
165gm/m2の量で適用し、入口温度66℃および出
口温度93℃のオーブン中で乾燥した。 このようにしてコートされた布帛はフエノール
樹脂のコートの適用に適し、砥粒の適用及び研磨
サイズコートの適用に適していた。このバツキン
グの表面サイズ側に適用すべき適当な組成物は次
のものであつた。 (1) フエノール−ホルムアルデヒドアルカリ性接
解レゾール樹脂、F/Pフアクター2.08、PH
8.7、固形分78%水中……7部 (2) フエノール−ホルムアルデヒドアルカリ性接
解レゾール樹脂、F/P0.94、PH8.1水中固形分
78%……3部 (3) CaCO3……1.54×合計固形分 接着剤によりコートした布帛に次いで通常の静
電気的手段により520〜550gm/m2のグリツド60
高純度酸化アルミニウム研磨粒子を適用した。研
磨剤接着剤コートしたバツキングを次に77℃で25
分間、88℃で25分間及び107℃で47分間加熱して、
乾燥接着剤層(約260gm/cm2)を与え、所望の配
向の砥粒を固着させた。 次に、粘度が低いことを除いては前述のコート
と同じ組成のサイズコート(約160gm/cm2ドラ
イ)を通常の技法に従つて適用した。次に接着剤
層を25℃で25分間、57℃で25分間、82℃で18分
間、88℃で25分間及び107℃で15分間乾燥させ、
その後最終キユアーを110℃で8時間行つた。コ
ートされた研磨材は通常の技法に従つてベルト、
デイスク及び他の所望の研磨生成物と変成され
た。 上記の例ではバツキングを布の横糸側において
研磨コートで仕上げすることを記載したけれど
も、他の場合には縦糸側をコートするのがより望
ましい。 例 2 表1の布帛番号3で示す構成の布帛を下記の飽
和物を用いて2本のロールパツダーにより浸漬及
び搾液法によりコートした。 飽和物組成 1 水(水道水)…183.3部 2 水酸化ナトリウム(NaOH固形フレーク)
…2.2部 3 レゾルシン……13.5部 4 ホルムアルデヒド(37%水溶液)…14.2部 5 Hycar2600×138…81.3部 6 2重量%NaOH水溶液必要量(所望により
消泡剤) 混合方法 撹拌下に1に2を溶解して次いで3を添加し、
溶解するまで撹拌する。4を添加し、5分間撹拌
し、5を別の容器に計り入れ、撹拌下に6を添加
してPHをRFプレミツクスのPHに近いPH(約9)
に調整し、次いでプレミツクスを緩やかに撹拌し
ながら5に添加する。添加の間に発泡があつた
ら、少量の消泡剤を添加する(Falcoban S、
Fallek Chemical Corp.製が適当であるけれども
多くの他のものが同様に作用する。コーテイング
の間に発泡が生じたら、更に消泡剤を添加しても
よい)。この混合物を最後の添加後少なくとも15
分間撹拌し、使用前に24時間放置する。 コーテイング後、布帛をテンターに保持して幅
の縮みを防止し、入口温度135℃及び出口温度240
℃のオーブンを3.75分間通過させて乾燥した。52
±7gm/cm2の乾燥付着量を与えるのに十分な飽和
物を用いた。 上記のごとくして飽和及び乾燥したのち、布帛
を縦糸がもつとも顕著に表われている側で下記の
接着剤混合物によりバツクフイルを行つた。 ホルムアルデヒド対フエノールモル比約2.1の
レゾールフエノール−ホルムアルデヒド樹脂394
部、F:Pモル比約0.95のフエノール樹脂282部、
炭酸カルシウム(米国特許2322156に記載のよう
にしてサイズした)850部、Hycar2600×138アク
リルラテツクス(10%水酸化ナトリウム水溶液に
よりあらかじめPHを8〜9に調整した)102部。 この溶液の製造においては、連続撹拌下に各成
分を上記の順序で添加した。接着剤をナイフオー
バーロール技法により飽和された布帛上に乾燥後
175〜225gm/cm2の接着剤を与えるのに十分な量
でコートした。乾燥のために、コートした布帛を
再びテンターに保持して幅の減少を防止し、入口
温度65℃及び出口温度107℃のオーブンを3.75分
間通過させた。 バツクフイルを行つた布帛を次いで反対側にお
いて、バツクフイリングに用いたのと同じ接着剤
組成により120〜180gm/m2の乾燥フロントフイ
ルを与えるのに十分な量でフロントフイルを行つ
た。フロントフイルのコーテイングはナイフ又は
ロール技法によりほぼ同等の容易さをもつて行う
ことができた。フロントフイルを乾燥するための
オーブン条件はバツクフイルに対すると同じであ
つたけれども、所望ならばテンターを用ることな
くこの段階での乾燥において十分な結果を得るこ
ともできた。 上記工程の完了後得られた布帛上に望ましくな
い表面粗さが表われる場合には、63℃の温度に加
熱した通常のカレンダーロールを用いて約
350daN/cm幅の圧力においてカレンダー処理し
た。 得られたバツキングは例1に簡単に述べた通常
の手段によりコートされた研磨材に変成するため
の製造及びサイズ工程に用いることができた。 例 3 表1の番号8の布帛をこの例で用いた。他の全
ての工程は例2のそれと同じであつた。 表2に例1〜3で得られたコートされた研磨材
の物性を示し、織物のバツキングを有する市販の
コートされた研磨材製品に対する同じ測定値と比
較する。本発明の製造の引張強さは例1に対して
は市販の製品とほぼ同等であり、例2及び例3に
対しては優れていた。一般にコートされた研磨材
の使用の間の多くの環境危険に対する耐性と相関
を有する破裂強さは例2ではきわめて優れてお
り、他ではほぼ同等であつた。例1及び2では伸
度が高く、例3ではより低いか又は同等であつ
た。
【表】 コートされた研磨材ベルトを利用する特定の機
械の調整容量を超えるような過剰な伸長は望まし
くないけれどもその他の伸長が研磨性能に対して
明らかな効果を有するということは知られていな
い。従つて、きわめて耐伸縮性の縦糸例えば例3
のガラスを必要に応じて用いることができ、ポリ
エステルのごときより容易に伸縮される縦糸のよ
り大きな強度を最高の耐伸縮性が必要でない場合
に有利に用いることもできる。 例1〜3で得られたコート研磨材の性能を実際
の研磨テストにより実験室及び現場での使用によ
り確認した。 ここに用いる『糸』なる語は天然の又は合成の
繊維からなる、単一のモノフイラメントを含む、
撚られ合糸されたいかなるタイプの繊維の連続的
な洗浄の構造物をも含むものである。しかしなが
らここでは合体されていない単繊維をも包含する
ものではない。従つて、マツトやフリースにおけ
る繊維は糸とはしない。特に、『横糸』に対して
は、布帛の全幅にわたつて引張力を維持すること
のできる構造体でなければならない。横糸及び縦
糸のいずれも、撚り合わされた単繊維からなつて
いてもよいけれども、布帛の幅よりも何倍も長い
寸法、例えば数百メーター又はそれ以上の連続体
であるのが普通である。そのような連続性はもち
ろん布帛を製造する間に別々の構造体を結び合せ
或いはそれ以外の方法でつなぐことにより達成さ
れてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 縦糸列、 (b) 前記縦糸列の片側に配置された横糸列、及び (c) 前記縦及び横糸列の、1又はそれ以上の交差
    する個々の糸構成員のまわりにループを形成
    し、それにより2つの前記糸列が一緒に結合さ
    れて密着した布帛を構成しているような、複数
    のステツチ糸、 を含む、コートされた研摩材のバツキングとして
    有用なステツチボンド布帛であつて、 前記縦糸列が布幅1センチメートル当り少なく
    とも30デカニユートンの引張強さを有し、 前記横糸列が40.7%より大きいカバーフアクタ
    ーを有し、 各ステツチ糸が少なくとも0.5デカニユートン
    の引張破断強さを有する、 ことを特徴とする布帛。 2 ステツチ糸の数が少なくとも縦糸の数と同数
    である特許請求の範囲第1項記載の布帛。 3 前記縦糸列が実質的に均一な間隔を有する、
    布幅1ミリメートル当り1個よりも多くない数の
    糸からなる特許請求の範囲第1項又は第2項のい
    ずれかに記載の布帛。 4 前記縦糸列の糸量の少なくとも半分がポリエ
    ステル、ポリアミド、ポリビニルアルコール又は
    ガラス繊維からなる特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれかに記載の布帛。 5 前記横糸列が布長1センチメーター当り25本
    よりも多い糸を含む特許請求の範囲第1〜4項の
    いずれかに記載の布帛。 6 前記横糸列の糸量の少なくとも半分がステー
    プルポリエステルスパン繊維、マルチフイラメン
    トポリエステル加工繊維又はマルチフイラメント
    ポリアミド加工繊維からなる特許請求の範囲第1
    〜5項のいずれかに記載の布帛。 7 前記ステツチ糸の量の約半分が少なくとも
    0.007デカニユートン/デニールの引張破断強さ
    を有する繊維からなる特許請求の範囲第1〜6項
    のいずれかに記載の布帛。 8 前記ステツチ糸の量の少なくとも半分がポリ
    エステルからなる特許請求の範囲第1〜7項のい
    ずれかに記載の布帛。 9 その上に研摩材コーチングを有する特許請求
    の範囲第1〜8項のいずれかに記載の布帛。
JP57129728A 1981-08-31 1982-07-27 ステツチボンド布帛 Granted JPS5841951A (ja)

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