JPH02206838A - 共通サブル―チンリンク方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のプログラムからコールされるサブルーチ
ンのリンク方式に関し、特にリンク実行時間が短く、所
要メモリ量の少ないサブルーチンリンク方式に関する。

〔従来の技術〕

従来共通サブルーチンのリンク方式に関しては特開昭６
２−１７１０３４号に記載の様な方法が知られている。

複数のプログラムで使用しているサブルーチンをメモリ
要量を少なくする為に共通化し、共通サブルーチンとす
る。

この共通サブルーチンをコールする場合は、サブルーチ
ン番号を知っているリンケージ用サブルーチンを介し、
サブルーチン番号からジャンプテーブルを引き、サブル
ーチン本体のロードアドレスを求めて、そこにジャンプ
する。

この方法によると、サブルーチン番号が変らない範囲で
あれば、サブルーチンの内容を変更したり、ローディン
グアドレスを変更しても、コール側のプログラムを書換
えたり、再コンパイル、再リンクエデイツトする必要は
ない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の技術は、リンケージ用サブルーチンを介して
いる。その為、その分の処理時間が必要となる。又サブ
ルーチン番号よりジャンプ先アドレスを求める為に、レ
ジスタを使用しなければならない。

本発明は、リンケージ用サブルーチンを介さず又、レジ
スタも使用しないリンク方法を考えた。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は共通サブルーチンをコールする場合に、固定
アドレスでコールできる様に中間にジャンプテーブルを
設ける事で達成できる。

又、従来の発明の様に、メモリ要量も少なく、共通サブ
ルーチンを変更しても、コール側のプログラムを変更し
たり、再コンパイル、リンクエデイツトする必要もない
。

〔作用〕

共通サブルーチンをコールする場合、まずジャンプテー
ブル自アドレスへジャンプする。次にジャンプテーブル
によって、サブルーチンそのものへジヤンプする。

これによってリンケージ用サブルーチンを介さず、又命
令はジャンプ命令だけであるので、レジスタも使用せず
に共通サブルーチンをコールできる。

〔実施例〕

以下本発明の一例を第１図により説明する。

ジャンプテーブル３は共通サブルーチン４の先頭へ設け
る。ジャンプテーブルは第１図の様に、（１）サブルー
チンへのジャンプ命令を列挙し、共通サブルーチンすべ
てとリンクエデイツトする事によって、サブルーチンへ
ジャンプできる様にする方法と、（２）予め決めたサブ
ルーチンのアドレスへのジャンプ命令を列挙しておく方
法の２つがある。（１）だと共通サブルーチン変更時に
、ジャンプテーブルを変更する必要はないが、共通サブ
ルーチンすべてをジャンプテーブルと一緒にリンクエデ
イツトし直す必要がある。（２）だと共通サブルーチン
変更時に、ジャンプテーブルを変更しなければならない
が、変更したサブルーチンとジャンプテーブルのみリン
クエデイツトすれば良い、ジャンプテーブル内アドレス
を与えるモジュール２は共通サブルーチンを使用してい
るプログラム１とリンクエデイツトする事により、サブ
ルーチンをコールする命令５が来ると、対応するジャン
プテーブル内アドレス６を与える。

具体的に、サブルーチンコールの順序を追ってみると、
プログラム１を実行させ、サブルーチンコール５（ｊｓ
ｒ−ｓｕｂｌ）に来る。モジュール２より一５ｕｂｌに
はジャンプテーブル内アドレスの６　（ＯＸ　１２３０
０）が与えられているから、ｊｓｒ　　０Ｘ１２３００
となりジャンプテーブル３のサブルーチンジャンプ命令
７（ｊｍｐ−ｓ　ｕ　ｂ　１）へジヤンプする。ジャン
プテーブルと、共通サブルーチンは一緒にリンクエデイ
ツトしであるので、ジャンプ命令７によってサブルーチ
ン−５ｕｂｌの先頭へジヤンプする０以上の様な順序で
、プログラム１から、共通サブルーチンがコールされる
。

また、第２図の様にプログラム９．プログラム１０は共
通サブルーチン１１の−５ｕｂ３をコールしている。こ
こで共通サブルーチン１１の一５ｕｂ２を変更し、共通
サブルーチン１２とすると共通サブルーチン内の−５ｕ
ｂ３のアドレスは変更になるが、プログラム９．プログ
ラム１０からコールするー５ｕｂ３のアドレス即ちジャ
ンプテーブルのアドレスは変更されないので、共通サブ
ルーチンの変更時、コールするプログラム９゜１ｏは、
再コンパイル、リンクエデイツトしなくともサブルーチ
ン−５ｕｂ３をコールする事ができる。

〔発明の効果〕

本発明では、ジャンプテーブルを設ける事により共通サ
ブルーチンを一括してリンクエデイツトできるので、メ
モリ要量が少なくてすむ。又、コールするプログラムと
共通サブルーチンを別々にコンパイル、リンクエデイツ
トできるので、お互いの変更時に、再コンパイル、リン
クエデイツトする必要がないという効果があるゆ 又、リンケージ用サブルーチンを用いない事により、処
理の高速化がはかれ、レジスタを使用しないでサブルー
チンリンクを行なえるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す図である。 １・・・共通サブルーチンをコールするプログラム。 ２・・・コールされたサブルーチンと対応するジャンプ
テーブル内アドレスを与えるモジュール、３・・・ジャ
ンプテーブル、４・・・共通サブルーチンプログラム、
５・・・サブルーチンコール命令、６・・・ジャンプテ
ーブル内アドレス、７・・・サブルーチンジャンプ命令
、８・・・サブルーチン、９・・・コールするプログラ
ム、１０・・・コールするプログラム、１１・・・共通
サブルーチン（変更前）、１２・・・共通サブルーチン
（変更後）。 第１図 第２ＵＡ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一つ以上のプログラムと、上記プログラムに共通に
   使用される共通サブルーチンから成り、上記プログラム
   と上記共通サブルーチンは、各各独立にリンクエデイツ
   トするプログラムシステムにおいて、上記共通サブルー
   チンの各サブルーチンへジヤンプする命令から成るジャ
   ンプテーブルを固定アドレスに設け、上記プログラムか
   ら、上記ジャンプテーブルのジャンプ命令へジャンプす
   る事により、目的の共通サブルーチンを実行する事を特
   徴とする共通サブルーチンリンク方法。 ２、前記共通サブルーチンの各称と、前記ジャンプテー
   ブル内のジャンプ命令のアドレスとを対応づけるモジュ
   ールを設け、上記プログラムとリンクエデイツトする事
   により、上記プログラムが、共通サブルーチン各称でコ
   ールする事を特徴とする第１項記載の共通サブルーチン
   リンク方法。 ３、前記ジャンプテーブルに、前記共通サブルーチンの
   アドレスを与える方法として、ジャンプテーブルのジャ
   ンプ先のシンボルを、共通サブルーチンのシンボルとし
   て、全ての共通サブルーチンと共にリンクエデイツトす
   る事を特徴とする共通サブルーチンリンク方法。 ４、前記ジャンプテーブルに、前記共通サブルーチンの
   アドレスを与える方法として、各々の共通サブルーチン
   をロードすることに、ジャンプテーブルに、ロードアド
   レスを登録する事を特徴とする共通サブルーチンリンク
   方法。