JPH0683597A - オブジェクト指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログラム開発方法 - Google Patents
オブジェクト指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログラム開発方法Info
- Publication number
- JPH0683597A JPH0683597A JP23440692A JP23440692A JPH0683597A JP H0683597 A JPH0683597 A JP H0683597A JP 23440692 A JP23440692 A JP 23440692A JP 23440692 A JP23440692 A JP 23440692A JP H0683597 A JPH0683597 A JP H0683597A
- Authority
- JP
- Japan
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- class
- file
- program
- object file
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロトタイピングによりプログラム開発効率
が高く、プログラムが高速に動作するオブジェクト指向
プログラム開発方法とその装置を実現する。 【構成】 プログラムソースファイル１０１をコンパイ
ラ１１２でコンパイルし、クラスライブラリ生成部１１
３が生成したクラス記述ファイル１０２および動的リン
ク型クラスライブラリ１０３をクラスライブラリ管理部
１１４が管理する。動的リンク型実行形式オブジェクト
ファイル生成部１１５が、プログラムのコンパイル結果
と動的リンク型クラスライブラリ１０３から動的リンク
型実行形式オブジェクトファイル１０４を生成する。ま
た、動的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４
の実行が遅くなる場合や実行する環境により実行される
クラスライブラリが異なる場合を考慮して、静的リンク
型実行形式オブジェクトファイル生成部１１６が、動的
リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４および動
的リンク型クラスライブラリ１０３から静的リンク型実
行形式オブジェクトファイル１０５を生成する。
が高く、プログラムが高速に動作するオブジェクト指向
プログラム開発方法とその装置を実現する。 【構成】 プログラムソースファイル１０１をコンパイ
ラ１１２でコンパイルし、クラスライブラリ生成部１１
３が生成したクラス記述ファイル１０２および動的リン
ク型クラスライブラリ１０３をクラスライブラリ管理部
１１４が管理する。動的リンク型実行形式オブジェクト
ファイル生成部１１５が、プログラムのコンパイル結果
と動的リンク型クラスライブラリ１０３から動的リンク
型実行形式オブジェクトファイル１０４を生成する。ま
た、動的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４
の実行が遅くなる場合や実行する環境により実行される
クラスライブラリが異なる場合を考慮して、静的リンク
型実行形式オブジェクトファイル生成部１１６が、動的
リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４および動
的リンク型クラスライブラリ１０３から静的リンク型実
行形式オブジェクトファイル１０５を生成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ装置にお
いてオブジェクト指向プログラム言語により高速に実行
するプログラムを効率よく開発するためのオブジェクト
指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログ
ラム開発方法に関する。
いてオブジェクト指向プログラム言語により高速に実行
するプログラムを効率よく開発するためのオブジェクト
指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログ
ラム開発方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ソフトウェアが大量に開発され、
プログラム開発効率の高いオブジェクト指向型のプログ
ラム開発が主流になってきている。オブジェクト指向型
のプログラム開発では、プログラムをオブジェクトの集
合ととらえてオブジェクトをクラスに分類し、クラスで
行う処理をメソッドとしてプログラムする。クラスはプ
ログラムと独立しており、他のプログラムを開発すると
きに再利用できる。通常は開発が終了した品質の高いク
ラスを多数登録しておくので、新たにプログラムを開発
するときはそれらのクラスを利用することにより新たに
作成するプログラムは少しでよく、プログラムの品質も
高くなる。また、登録されているクラスを利用して必要
最小限の機能を実現したプロトタイピングとし、あとで
詳細に開発していくこともできる。このオブシェクト指
向の考え方により品質の高いプログラムの開発が効率よ
く行える。
プログラム開発効率の高いオブジェクト指向型のプログ
ラム開発が主流になってきている。オブジェクト指向型
のプログラム開発では、プログラムをオブジェクトの集
合ととらえてオブジェクトをクラスに分類し、クラスで
行う処理をメソッドとしてプログラムする。クラスはプ
ログラムと独立しており、他のプログラムを開発すると
きに再利用できる。通常は開発が終了した品質の高いク
ラスを多数登録しておくので、新たにプログラムを開発
するときはそれらのクラスを利用することにより新たに
作成するプログラムは少しでよく、プログラムの品質も
高くなる。また、登録されているクラスを利用して必要
最小限の機能を実現したプロトタイピングとし、あとで
詳細に開発していくこともできる。このオブシェクト指
向の考え方により品質の高いプログラムの開発が効率よ
く行える。
【０００３】従来のオブシェクト指向プログラム開発装
置は、以下のようなものが一般的であった。
置は、以下のようなものが一般的であった。
【０００４】（１）クラスの行う処理（メソッド）のプ
ログラム（クラスライブラリ）を作成／登録し、それら
をインタプリタが動的にリンクしながら実行する。
ログラム（クラスライブラリ）を作成／登録し、それら
をインタプリタが動的にリンクしながら実行する。
【０００５】（２）クラスの行う処理（メソッド）のプ
ログラム（クラスライブラリ）をコンパイルすることに
より作成／登録し、それらを静的にリンクすることによ
り実行形式のオブジェクトファイルを生成する。
ログラム（クラスライブラリ）をコンパイルすることに
より作成／登録し、それらを静的にリンクすることによ
り実行形式のオブジェクトファイルを生成する。
【０００６】以下に従来のオブジェクト指向プログラム
開発方法とその装置について図面を参照しながら説明す
る。
開発方法とその装置について図面を参照しながら説明す
る。
【０００７】図３に示すように従来のオブジェクト指向
プログラム開発装置の上記（１）は、ソースファイル作
成／編集部１１１、中間コード生成部１１７、クラスラ
イブラリ生成部１１３、クラスライブラリ管理部１１
４、インタプリタ１１８と、プログラムソースファイル
１０１、クラス記述ファイル１０２、中間コードクラス
ライブラリ１０６で構成されている。
プログラム開発装置の上記（１）は、ソースファイル作
成／編集部１１１、中間コード生成部１１７、クラスラ
イブラリ生成部１１３、クラスライブラリ管理部１１
４、インタプリタ１１８と、プログラムソースファイル
１０１、クラス記述ファイル１０２、中間コードクラス
ライブラリ１０６で構成されている。
【０００８】以下、各構成要素の関係とその動作につい
て説明する。まず、中間コード生成部１１７がプログラ
ムソースファイル１０１を中間コードへ変換し、クラス
ライブラリ生成部１１３がクラスの中間コードをまとめ
て中間コードクラスライブラリ１０６を生成する。この
際、クラスの属性（継承するクラス、メソッド、内部変
数など）を記述したクラス記述ファイル１０２を生成す
る。生成したクラス記述ファイル１０２および中間コー
ドクラスライブラリ１０６はクラスライブラリ管理部１
１４が管理する。プログラムの実行は、インタプリタ１
１８がプログラムの中間コードを解釈しながら実行す
る。この際、インタプリタ１１８はクラスライブラリ管
理部１１４から使用しているクラスのライブラリの中間
コードを得、それも合わせて解釈実行する。
て説明する。まず、中間コード生成部１１７がプログラ
ムソースファイル１０１を中間コードへ変換し、クラス
ライブラリ生成部１１３がクラスの中間コードをまとめ
て中間コードクラスライブラリ１０６を生成する。この
際、クラスの属性（継承するクラス、メソッド、内部変
数など）を記述したクラス記述ファイル１０２を生成す
る。生成したクラス記述ファイル１０２および中間コー
ドクラスライブラリ１０６はクラスライブラリ管理部１
１４が管理する。プログラムの実行は、インタプリタ１
１８がプログラムの中間コードを解釈しながら実行す
る。この際、インタプリタ１１８はクラスライブラリ管
理部１１４から使用しているクラスのライブラリの中間
コードを得、それも合わせて解釈実行する。
【０００９】つぎに、図４に示すように従来のオブジェ
クト指向プログラム開発装置の上記（２）は、ソースフ
ァイル作成／編集部１１１、コンパイラ１１２、クラス
ライブラリ生成部１１３、クラスライブラリ管理部１１
４、静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生成部
１１６と、プログラムソースファイル１０１、クラス記
述ファイル１０２、静的リンク型クラスライブラリ１０
７、静的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０５
で構成されている。
クト指向プログラム開発装置の上記（２）は、ソースフ
ァイル作成／編集部１１１、コンパイラ１１２、クラス
ライブラリ生成部１１３、クラスライブラリ管理部１１
４、静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生成部
１１６と、プログラムソースファイル１０１、クラス記
述ファイル１０２、静的リンク型クラスライブラリ１０
７、静的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０５
で構成されている。
【００１０】以下、各構成要素の関係とその動作につい
て説明する。まず、コンパイラ１１２がプログラムソー
スファイル１０１をコンパイルし、クラスライブラリ生
成部１１３がコンパイル結果をまとめて静的リンク型ク
ラスライブラリ生成部１０７を生成する。この際、クラ
スの属性（継承するクラス、メソッド、内部変数など）
を記述したクラス記述ファイル１０２を生成する。生成
したクラス記述ファイル１０２および静的リンク型クラ
スライブラリ１０７はクラスライブラリ管理部１１４が
管理する。静的リンク型実行形式オブジェクトファイル
１０５は、クラスライブラリ管理部１１４からのクラス
記述ファイル１０２および静的リンク型クラスライブラ
リ１０７の情報をもとに静的リンク型実行形式オブジェ
クトファイル生成部１１６がプログラムのコンパイル結
果から生成する。静的リンク型実行形式オブジェクトフ
ァイル１０５の実行は、普通にロードして行う。
て説明する。まず、コンパイラ１１２がプログラムソー
スファイル１０１をコンパイルし、クラスライブラリ生
成部１１３がコンパイル結果をまとめて静的リンク型ク
ラスライブラリ生成部１０７を生成する。この際、クラ
スの属性（継承するクラス、メソッド、内部変数など）
を記述したクラス記述ファイル１０２を生成する。生成
したクラス記述ファイル１０２および静的リンク型クラ
スライブラリ１０７はクラスライブラリ管理部１１４が
管理する。静的リンク型実行形式オブジェクトファイル
１０５は、クラスライブラリ管理部１１４からのクラス
記述ファイル１０２および静的リンク型クラスライブラ
リ１０７の情報をもとに静的リンク型実行形式オブジェ
クトファイル生成部１１６がプログラムのコンパイル結
果から生成する。静的リンク型実行形式オブジェクトフ
ァイル１０５の実行は、普通にロードして行う。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例（１）の構成では、クラスライブラリのみを変更して
実行することができるのでプログラム開発効率が高い
が、インタプリタ方式であるためにプログラムの実行速
度が遅いという問題点を有していた。また、上記従来例
（２）の構成では、コンパイルするためにプログラムの
実行速度は速いが、プログラムの実行形式オブジェクト
を生成したあとでクラスライブラリのみを変更すること
はできないという問題があり、さらに従来例（２）の問
題点はオブジェクト指向プログラム開発の大きな特徴で
あるプロトタイピングができないので、プログラム開発
効率が大きく低下するという問題点を有していた。
例（１）の構成では、クラスライブラリのみを変更して
実行することができるのでプログラム開発効率が高い
が、インタプリタ方式であるためにプログラムの実行速
度が遅いという問題点を有していた。また、上記従来例
（２）の構成では、コンパイルするためにプログラムの
実行速度は速いが、プログラムの実行形式オブジェクト
を生成したあとでクラスライブラリのみを変更すること
はできないという問題があり、さらに従来例（２）の問
題点はオブジェクト指向プログラム開発の大きな特徴で
あるプロトタイピングができないので、プログラム開発
効率が大きく低下するという問題点を有していた。
【００１２】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、プロトタイピングによりプログラム開発効率が高
く、プログラムが高速に動作するオブジェクト指向プロ
グラム開発方法とその装置を提供することを目的とす
る。
で、プロトタイピングによりプログラム開発効率が高
く、プログラムが高速に動作するオブジェクト指向プロ
グラム開発方法とその装置を提供することを目的とす
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のオブジェクト指向プログラム開発方法とその
装置は、高速実行するコンパイル方式をとり、クラス単
位に動的リンク型クラスライブラリを管理し、プログラ
ムの動的リンク型実行形式オブジェクトファイルを生成
するものであり、また、動的リンク型実行形式オブジェ
クトファイルの実行が遅くなる場合や、実行する環境に
より実行されるクラスライブラリが異なる場合が考えら
れるが、動的リンク型実行形式オブジェクトファイルお
よび動的リンク型クラスライブラリから静的リンク型実
行形式オブジェクトファイルを生成する構成を有してい
る。
に本発明のオブジェクト指向プログラム開発方法とその
装置は、高速実行するコンパイル方式をとり、クラス単
位に動的リンク型クラスライブラリを管理し、プログラ
ムの動的リンク型実行形式オブジェクトファイルを生成
するものであり、また、動的リンク型実行形式オブジェ
クトファイルの実行が遅くなる場合や、実行する環境に
より実行されるクラスライブラリが異なる場合が考えら
れるが、動的リンク型実行形式オブジェクトファイルお
よび動的リンク型クラスライブラリから静的リンク型実
行形式オブジェクトファイルを生成する構成を有してい
る。
【００１４】
【作用】本発明は上記した構成において、クラスライブ
ラリを動的リンク可能なライブラリとしてクラスライブ
ラリ管理部が管理することにより、プログラムを動的リ
ンクすることとなる。
ラリを動的リンク可能なライブラリとしてクラスライブ
ラリ管理部が管理することにより、プログラムを動的リ
ンクすることとなる。
【００１５】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１６】図１に示すように本実施例のオブジェクト
指向プログラム開発装置は、ソースファイル作成／編集
部１１１、コンパイラ１１２、クラスライブラリ生成部
１１３、クラスライブラリ管理部１１４、動的リンク型
実行形式オブジェクトファイル生成部１１５、静的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル生成部１１６と、プ
ログラムソースファイル１０１、クラス記述ファイル１
０２、動的リンク型クラスライブラリ１０３、動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル１０４、静的リンク
型実行形式オブジェクトファイル１０５で構成されてい
る。
指向プログラム開発装置は、ソースファイル作成／編集
部１１１、コンパイラ１１２、クラスライブラリ生成部
１１３、クラスライブラリ管理部１１４、動的リンク型
実行形式オブジェクトファイル生成部１１５、静的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル生成部１１６と、プ
ログラムソースファイル１０１、クラス記述ファイル１
０２、動的リンク型クラスライブラリ１０３、動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル１０４、静的リンク
型実行形式オブジェクトファイル１０５で構成されてい
る。
【００１７】以下、図１および図２を用いて各構成要素
の関係とその動作を説明する。まず、図１を用いて動作
の概略を説明する。クラス内のメソッドのプログラムソ
ースファイル１０１をコンパイラ１１２でコンパイル
し、クラスライブラリ生成部１１３がプログラム実行時
に動的にリンクする動的リンク型クラスライブラリ１０
３を生成する。この際、同時にクラスの属性（継承する
クラス、メソッド、内部変数など）を記述したクラス記
述ファイル１０２を生成する。生成したクラス記述ファ
イル１０２および動的リンク型クラスライブラリ１０３
はクラスライブラリ管理部１１４が管理する。プログラ
ムソースファイル１０１を作成／編集する際に、ソース
ファイル作成／編集部１１１はクラスライブラリ管理部
１１４からクラス記述ファイル１０２および動的リンク
型クラスライブラリ１０３の情報をもとにクラス／メソ
ッドの検索結果をクラスライブラリ管理部１１４から得
て、それを表示することにより作成／編集効率を高め
る。動的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４
は、クラスライブラリ管理部１１４からのクラス記述フ
ァイル１０２および動的リンク型クラスライブラリ１０
３の情報をもとに動的リンク型実行形式オブジェクトフ
ァイル生成部１１５がプログラムのコンパイル結果から
生成する。
の関係とその動作を説明する。まず、図１を用いて動作
の概略を説明する。クラス内のメソッドのプログラムソ
ースファイル１０１をコンパイラ１１２でコンパイル
し、クラスライブラリ生成部１１３がプログラム実行時
に動的にリンクする動的リンク型クラスライブラリ１０
３を生成する。この際、同時にクラスの属性（継承する
クラス、メソッド、内部変数など）を記述したクラス記
述ファイル１０２を生成する。生成したクラス記述ファ
イル１０２および動的リンク型クラスライブラリ１０３
はクラスライブラリ管理部１１４が管理する。プログラ
ムソースファイル１０１を作成／編集する際に、ソース
ファイル作成／編集部１１１はクラスライブラリ管理部
１１４からクラス記述ファイル１０２および動的リンク
型クラスライブラリ１０３の情報をもとにクラス／メソ
ッドの検索結果をクラスライブラリ管理部１１４から得
て、それを表示することにより作成／編集効率を高め
る。動的リンク型実行形式オブジェクトファイル１０４
は、クラスライブラリ管理部１１４からのクラス記述フ
ァイル１０２および動的リンク型クラスライブラリ１０
３の情報をもとに動的リンク型実行形式オブジェクトフ
ァイル生成部１１５がプログラムのコンパイル結果から
生成する。
【００１８】また、動的にリンクするとプログラム実行
が遅くなる場合や、実行する環境により実行されるクラ
スライブラリが異なる場合に対して、動的リンク型実行
形式オブジェクトファイル１０４および動的リンク型ク
ラスライブラリ１０３から、静的リンク型実行形式オブ
ジェクトファイル生成部１１６が静的リンク型実行形式
オブジェクトファイル１０５を生成する。
が遅くなる場合や、実行する環境により実行されるクラ
スライブラリが異なる場合に対して、動的リンク型実行
形式オブジェクトファイル１０４および動的リンク型ク
ラスライブラリ１０３から、静的リンク型実行形式オブ
ジェクトファイル生成部１１６が静的リンク型実行形式
オブジェクトファイル１０５を生成する。
【００１９】次に図２を用いてプログラムの実行方法を
説明する。図２に示すようにメソッド呼びだしを動的リ
ンクによって実行する方法は、動的リンク型実行形式オ
ブジェクトファイル１０４、動的リンク型クラスライブ
ラリ１０３、クラスライブラリ管理部１１４、メソッド
呼びだし１２１、クラスライブラリロード部１２２、メ
ソッド処理部１２３で構成されている。
説明する。図２に示すようにメソッド呼びだしを動的リ
ンクによって実行する方法は、動的リンク型実行形式オ
ブジェクトファイル１０４、動的リンク型クラスライブ
ラリ１０３、クラスライブラリ管理部１１４、メソッド
呼びだし１２１、クラスライブラリロード部１２２、メ
ソッド処理部１２３で構成されている。
【００２０】まず、動的リンク型実行形式オブジェクト
ファイル１０４がロードされた直後には、メソッド呼び
だし１２１は経路１３１を介してクラスライブラリロー
ド部１２２を呼びだすようになっており、動的リンク型
クラスライブラリ１０３はロードされていない。メソッ
ド呼びだし１２１からクラスライブラリロード部１２２
が呼びだされると、クラスライブラリロード部１２２は
経路１３２を介してクラスライブラリ管理部１１４にク
ラスライブラリの検索を依頼し、動的リンク型クラスラ
イブラリ１０３を経路１３３を介してロードする。その
のち、メソッド呼びだし１２１の部分を直接メソッド処
理部１２３を呼びだすように変更してから、経路１３４
を介してメソッド処理部１２３へ制御を渡す。次回以降
のメソッド呼びだし１２１は経路１３５を介して直接メ
ソッド処理部１２３を呼びだすことになる。
ファイル１０４がロードされた直後には、メソッド呼び
だし１２１は経路１３１を介してクラスライブラリロー
ド部１２２を呼びだすようになっており、動的リンク型
クラスライブラリ１０３はロードされていない。メソッ
ド呼びだし１２１からクラスライブラリロード部１２２
が呼びだされると、クラスライブラリロード部１２２は
経路１３２を介してクラスライブラリ管理部１１４にク
ラスライブラリの検索を依頼し、動的リンク型クラスラ
イブラリ１０３を経路１３３を介してロードする。その
のち、メソッド呼びだし１２１の部分を直接メソッド処
理部１２３を呼びだすように変更してから、経路１３４
を介してメソッド処理部１２３へ制御を渡す。次回以降
のメソッド呼びだし１２１は経路１３５を介して直接メ
ソッド処理部１２３を呼びだすことになる。
【００２１】動的リンク型実行形式オブジェクトファイ
ル１０４を静的リンク型オブジェクトファイルに変換す
るには、動的リンク型クラスライブラリ１０３を静的に
リンクし、メソッド呼びだし１２１が経路１３５を介し
て直接メソッド処理部１２３を呼びだすようにする。
ル１０４を静的リンク型オブジェクトファイルに変換す
るには、動的リンク型クラスライブラリ１０３を静的に
リンクし、メソッド呼びだし１２１が経路１３５を介し
て直接メソッド処理部１２３を呼びだすようにする。
【００２２】以上のように本実施例によれば、クラス単
位に動的リンク型のクラスライブラリを生成するクラス
ライブラリ生成部１１３と、クラスライブラリの検索／
表示を行うクラスライブラリ管理部１１４と、動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイルを生成する動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル生成部１１５を設け
ることにより、プログラム開発効率を高く、プログラム
が高速に動作するオブジェクト指向プログラム開発方法
とその装置を実現することができる。
位に動的リンク型のクラスライブラリを生成するクラス
ライブラリ生成部１１３と、クラスライブラリの検索／
表示を行うクラスライブラリ管理部１１４と、動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイルを生成する動的リン
ク型実行形式オブジェクトファイル生成部１１５を設け
ることにより、プログラム開発効率を高く、プログラム
が高速に動作するオブジェクト指向プログラム開発方法
とその装置を実現することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、クラス単位に動的リンク型クラスライブラリ
を生成するクラスライブラリ生成部と、クラスライブラ
リの検索／表示を行うクラスライブラリ管理部と、動的
リンク型実行形式オブジェクトファイル生成部を設ける
ことにより、プログラム開発効率が高く、プログラムが
高速に動作することが可能で、さらに動的リンク型実行
形式オブジェクトファイルと動的リンク型クラスライブ
ラリから静的リンク型実行形式オブジェクトファイルを
生成する静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部を設けることにより、動的リンク型実行形式オブジ
ェクトファイルの実行が遅くなる場合に対処するととも
にプログラムの保守性を高めた優れたオブジェクト指向
プログラム開発方法とその装置を実現できるものであ
る。
によれば、クラス単位に動的リンク型クラスライブラリ
を生成するクラスライブラリ生成部と、クラスライブラ
リの検索／表示を行うクラスライブラリ管理部と、動的
リンク型実行形式オブジェクトファイル生成部を設ける
ことにより、プログラム開発効率が高く、プログラムが
高速に動作することが可能で、さらに動的リンク型実行
形式オブジェクトファイルと動的リンク型クラスライブ
ラリから静的リンク型実行形式オブジェクトファイルを
生成する静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部を設けることにより、動的リンク型実行形式オブジ
ェクトファイルの実行が遅くなる場合に対処するととも
にプログラムの保守性を高めた優れたオブジェクト指向
プログラム開発方法とその装置を実現できるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例のオブジェクト指向プログラ
ム開発装置のブロック図
ム開発装置のブロック図
【図２】同実施例の動的リンク型実行形式オブジェクト
ファイルの実行の概略図
ファイルの実行の概略図
【図３】従来のオブジェクト指向プログラム開発装置の
例（１）のブロック図
例（１）のブロック図
【図４】従来のオブジェクト指向プログラム開発装置の
例（２）のブロック図
例（２）のブロック図
１０１ プログラムソースファイル １０２ クラス記述ファイル １０３ 動的リンク型クラスライブラリ １０４ 動的リンク型実行形式オブジェクトファイル １０５ 静的リンク型実行形式オブジェクトファイル １１１ ソースファイル作成／編集部 １１２ コンパイラ １１３ クラスライブラリ生成部 １１４ クラスライブラリ管理部 １１５ 動的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部 １１６ 静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部
成部 １１６ 静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部
Claims (4)
- 【請求項１】クラス内のメソッドをコンパイラでコンパ
イルしプログラム実行時に動的にリンクする動的リンク
型クラスライブラリをクラス単位に生成するクラスライ
ブラリ生成部と、クラスライブラリ群に対するクラス／
メソッドの検索を行うクラスライブラリ管理部と、プロ
グラムソースファイルおよびクラスライブラリから実行
時に動的にクラスライブラリをリンクする動的リンク型
実行形式オブジェクトファイルを生成する動的リンク型
実行形式オブジェクトファイル生成部とを備えたオブジ
ェクト指向プログラム開発装置。 - 【請求項２】動的リンク型実行形式オブジェクトファイ
ルと動的リンク型クラスライブラリから、実行形式オブ
ジェクトファイルを生成する際にクラスライブラリをリ
ンクする静的リンク型実行形式オブジェクトファイルを
生成する静的リンク型実行形式オブジェクトファイル生
成部を備えた請求項１記載のオブジェクト指向プログラ
ム開発装置。 - 【請求項３】クラス内のメソッドをコンパイラでコンパ
イルしプログラム実行時に動的にリンクする動的リンク
型クラスライブラリをクラス単位に生成し、クラスライ
ブラリ群に対するクラス／メソッドの検索を行い、プロ
グラムソースおよびクラスライブラリから実行時に動的
にクラスライブラリをリンクする動的リンク型実行形式
オブジェクトファイルを生成するオブジェクト指向プロ
グラム開発方法。 - 【請求項４】動的リンク型実行形式オブジェクトファイ
ルと動的リンク型クラスライブラリから、実行形式オブ
ジェクトファイルを生成する際にクラスライブラリをリ
ンクする静的リンク型実行形式オブジェクトファイルを
生成する請求項３記載のオブシェクト指向プログラム開
発方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23440692A JPH0683597A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | オブジェクト指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログラム開発方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23440692A JPH0683597A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | オブジェクト指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログラム開発方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683597A true JPH0683597A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16970512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23440692A Pending JPH0683597A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | オブジェクト指向プログラム開発装置およびオブジェクト指向プログラム開発方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683597A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5764989A (en) * | 1996-02-29 | 1998-06-09 | Supercede, Inc. | Interactive software development system |
| US5848274A (en) * | 1996-02-29 | 1998-12-08 | Supercede, Inc. | Incremental byte code compilation system |
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| US9933446B2 (en) | 2008-03-04 | 2018-04-03 | 3M Innovative Properties Company | Processing of biological growth media based on measured manufacturing characteristics |
| CN112527389A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-19 | 厦门海迈科技股份有限公司 | 一种国产处理器和操作系统适配Eclipse的方法 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP23440692A patent/JPH0683597A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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