JPH02206755A - セメント混合物中のセメント量の測定装置 - Google Patents

セメント混合物中のセメント量の測定装置

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JPH02206755A
JPH02206755A JP2797889A JP2797889A JPH02206755A JP H02206755 A JPH02206755 A JP H02206755A JP 2797889 A JP2797889 A JP 2797889A JP 2797889 A JP2797889 A JP 2797889A JP H02206755 A JPH02206755 A JP H02206755A
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JP
Japan
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cement
coil
mixture
inductance
measuring
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JP2797889A
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Takanori Tsutaoka
蔦岡 孝則
Shunichi Ema
江間 俊一
Chiharu Ishisaki
石先 千春
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セメント混合物中のセメント量を測定する装
置に関するものである。
(従来の技術) セメント混合物は、建築、土木等さまざまな分野で利用
されており、強度確認等のために混合物中のセメント量
を測定する必要が生じる。従来、セメント混合物中のセ
メント量を測定する方法として、セメント混合物を絶乾
状態にして水分量を測定した後、粉砕して塩酸に溶解さ
せ、酸化カルシウム、及びシリカ、ないしは不溶残分を
化学分析により定量し、その値からセメント量を推定す
る方法が取られてきた。
しかし、この方法では、試験に長時間を要する他、化学
分析室に試料を持ち込む必要があり現場施工時の施工管
理には適していない。また、骨材ないし土中に塩酸によ
り溶解する成分を含む場合は精度の面でも問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする問題は、セメント混合物中の
セメント量の測定により施工管理を容易にするため、現
場において、短時間で簡便にセメント量を測定できるよ
うにし、かつ測定精度を上げることにある。
(問題を解決するための手段) シールされた中空のコイルと、該コイル内にセメント混
合物を吸引、または排出可能な装置、及び該コイルのイ
ンダクタンスを測定する装置とを備えてなることを特徴
としている。
(作用) インピーダンスz□の中空コイル中に磁性体をいれると
、コイルのインピーダンスは磁性体の透磁率により変化
する。空心コイルのインピーダンスZoはjを純虚数、
LOをインダクタンス、式を抵抗として Zo=Ro+jωLo 、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、  (1)で与えられる。透磁
率Pの磁性体をコイル中にいれるとコイルのインピーダ
ンスは、Soをコイルの断面積、Slを磁性体の断面積
として、Zl:=R□+ωL□(81/S□)p”+j
ωLO((S□  Sl)+ll’S1)/S□で与え
られる。ここで、P′を透磁率P本の実数部1.+1を
虚数部として、μ本=μ’−几”である。また磁性体を
入れたときのコイルのインピーダンスは、インダクタン
スをLl、抵抗をR1として、Z1=R1+jωL1、
、、、、、、、、、、、、、−、、−−−−−−0− 
 (3)ゆえに、 R1= RO+ ωLo(81/S□)P”Ll = 
L□((S□ −81)+ P’S1)/S□となり、
透磁率の実数部、虚数部はそれぞれ’p’= (So/
Si) (Li/L□−1)+ 1μ”=(S□/81
) (Rt −Ro)/ωL。
となる。これより、中空、及び磁性体を入れたときのコ
イルのインダクタンス、及び抵抗を測定すれば、コイル
に入れた磁性体の透磁率が測定できる。このとき、強磁
性体として高周波まで磁気損失の無いものを用いれば、
測定周波数では、pl+が0でμ′のみとなり、コイル
のインダクタンス変化のみの測定により透磁率を測定で
きる。さらに、非磁性体中に強磁性粒子を分散させた混
合物の透磁率は、分散した強磁性体の量に比例する。そ
こで、セメントに対してそれと同一挙動をし得る強磁性
体を配合し、これら2つの配合比を一定にしておいて、
区別したい他の非磁性体との混合状態で、混合物の透磁
率を、コイルのインダクタンス変化から測定することに
よりセメント混合物中のセメント量を計測することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。中空
のロッド3に固定されたコイル2とシール用のケースか
らなるセンサ部と、中空ロンド内にセメント混合物1を
吸入、または排出するポンプ7、及びインダクタンス測
定器5と演算、表示部6からなる測定部より構成されて
いる。セメント混合物1はポンプによりコイル内部に吸
入され、そのときのインダクタンスを測定する、演算部
で予め測定されているコイル中空時のインダクタンスと
の差より透磁率を求めその値よりセメント量を算出する
。第2図は、磁化85emu/g、比重4.8のフェラ
イトをセメントに対して一定の割合で配合したセメント
ミルクのくフェライト+セメント):水=1:1の状態
での透磁率のフェライト濃度依存を示したものである。
フェライト濃度にたいして透磁率(ll’−1)は直線
的に変化している。次に、フェライト濃度を一定にして
各種セメントミルクを作製し、同様の測定を行って、透
磁率と、セメント混合物中のセメント量の関係を求める
と、第3図のようになる。これをもちいて、透磁率から
セメント混合物のセメント量を測定できる。表1は、5
wt%フェライトセメントと水、及び土砂を用いてセメ
ント量を20.30.40gに調整したセメント混合物
を、実施例の装置を用いて測定し、セメント量を求めた
一例を示した物である。このように精度よくセメント量
を測定する事が可能であった。
表1 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、フェライト等の
強磁性体粒子をセメントに一定濃度で配合し、コイルの
インダクタンス変化を測定することにより、セメント混
合物中のセメント量を簡便に測定でき、化学的な処理が
不要で、誤差の少ない測定装置を提供することができる
。また、本発明の装置は、携帯サイズにすることができ
、移動しながらのセメント量検査に使用できる装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を示す図、第2図は、
セメント混合物の透磁率のフェライト濃度依存を示す図
、第3図は、セメント混合物中のセメント濃度と透磁率
の関係を示す図である。図において、 1・・・セメント混合物、2・・・コイル、3、・・ロ
ッド、4・・・シール用ケース、5・・・インダクタン
ス測定部、 6・・・演算部、及び表示部、 7・・・吸入、排出用ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シールされた中空のコイルと、前記コイル内にセメント
    混合物を吸引、または排出可能な装置、及び前記コイル
    のインダクタンスを測定する装置とを備えてなることを
    特徴とするセメント混合物中のセメント量の測定装置。
JP1027978A 1989-02-06 1989-02-06 セメント混合物中のセメント量の測定装置 Expired - Lifetime JPH07113623B2 (ja)

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JPH02206755A true JPH02206755A (ja) 1990-08-16
JPH07113623B2 JPH07113623B2 (ja) 1995-12-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167464A (ja) * 1988-03-02 1990-06-27 Sumitomo Cement Co Ltd セメント混合物中のセメント量の測定方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167464A (ja) * 1988-03-02 1990-06-27 Sumitomo Cement Co Ltd セメント混合物中のセメント量の測定方法

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JPH07113623B2 (ja) 1995-12-06

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