JPH03269256A - セメント混合物中のセメント量の測定装置 - Google Patents
セメント混合物中のセメント量の測定装置Info
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- JPH03269256A JPH03269256A JP7010290A JP7010290A JPH03269256A JP H03269256 A JPH03269256 A JP H03269256A JP 7010290 A JP7010290 A JP 7010290A JP 7010290 A JP7010290 A JP 7010290A JP H03269256 A JPH03269256 A JP H03269256A
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- cement mixture
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、セメント混合物中のセメント量を瞬時に、し
かも連続的かつ′ＡＩＲ度よく測定する方法に関するも
のである。
かも連続的かつ′ＡＩＲ度よく測定する方法に関するも
のである。
（従来の技術）
セメント混合物は、建築、土木等さまざまな分野で利用
されており、強度確認等のために混合物中のセメント量
を測定する必要が生じる。従来、セメント混合物中のセ
メント量を測定する方法として、セメント混合物を絶乾
状態にして水分量を測定した後、粉砕して塩酸に溶解さ
せ、酸化カルシウム、及びシリカ、ないしは不溶残分を
化学分析により定量し、その値がらセメント量を推定す
る方法が取られてきた。
されており、強度確認等のために混合物中のセメント量
を測定する必要が生じる。従来、セメント混合物中のセ
メント量を測定する方法として、セメント混合物を絶乾
状態にして水分量を測定した後、粉砕して塩酸に溶解さ
せ、酸化カルシウム、及びシリカ、ないしは不溶残分を
化学分析により定量し、その値がらセメント量を推定す
る方法が取られてきた。
しかし、この方法では、試、験に長時間を要する他、化
学分析疾に試料を持ち込む必要があり現場施工管理には
適していない。また、骨材ないし土「１科こ塩酸により
溶解する成分を含む場合は精度の面でも問題がある。
学分析疾に試料を持ち込む必要があり現場施工管理には
適していない。また、骨材ないし土「１科こ塩酸により
溶解する成分を含む場合は精度の面でも問題がある。
そこで、セメント中にそれと同一挙動を示す強磁性体を
混合しておき、得られるセメント混合物の透ｆ４？率を
測定して、この値にもとづいてセメント量を計測する技
術が開発された。測定装置としては、セメン１−混合物
の透磁率変化に伴うコイルのインダクタンス変化を検出
する装置が用いられている。そして、これらの装置では
コイルの非共振領域のインダクタンス変化をインピーダ
ンスアナライザ、あるいは発振器を用いた電圧測定器に
より計測している。
混合しておき、得られるセメント混合物の透ｆ４？率を
測定して、この値にもとづいてセメント量を計測する技
術が開発された。測定装置としては、セメン１−混合物
の透磁率変化に伴うコイルのインダクタンス変化を検出
する装置が用いられている。そして、これらの装置では
コイルの非共振領域のインダクタンス変化をインピーダ
ンスアナライザ、あるいは発振器を用いた電圧測定器に
より計測している。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、前記装置では、非共振領域の非常に微少なイン
ダクタンス変化、あるいは電圧変化を計測しているため
、電気的ノイズや、温度変化による電圧ドリフトの影響
が大きいという問題がある。
ダクタンス変化、あるいは電圧変化を計測しているため
、電気的ノイズや、温度変化による電圧ドリフトの影響
が大きいという問題がある。
（課題を解決するだめの手段）
本発明のセメント量測定装置は、空心のソレノイドとそ
れに並列、または直列に接続したコンデンサ、及び発振
器と該回路の電圧を測定する手段を備えたことを特徴と
している。
れに並列、または直列に接続したコンデンサ、及び発振
器と該回路の電圧を測定する手段を備えたことを特徴と
している。
（作用）
第１図（ａ）、（ｂ）に本装置の基本回路と、電圧−周
波数のグラフを示す。ソレノイドのインダクタンスＬ、
コンデンサの容量Ｃとする。回路に交流電流を流すと周
波数ｆｏで電圧は最大となり、この共振周波数は、 で与えられる。ソレノイド内に磁性体が入ると共振周波
数はシフトし、 で与えられる。ここで、ｓ、 ｓ’はそれぞれソレノイ
ドの断面積、磁性体の断面積である。このとき、共振点
近傍の電圧変化Δｖ２は、非共振領域での変化ΔＶ１よ
り、非常に太きい、また、高周波まで損失の無い磁性体
を用いれば、（２）式よりＱ値の変化はゼロとなり共振
ピークの半値幅が変化しないため、ΔＶ１とΔ■２は比
例する。それゆえ、非共振領域での電圧変化が透磁率に
比例することを用いて共振領域での電圧変化からセンサ
内の磁性体の透磁率変化を測定できこれよりトレーサと
して磁性体を添加したセメントの量を測定できる。また
、磁性体が入ると共振周波数は、インダクタンスの増加
により共振周波数は低周波にシフトする。ため、共振周
波数よりも低周波数に使用周波数を設定することにより
、強磁性体濃度が小さい領域でも大きなセンサ出力を得
ることができる。
波数のグラフを示す。ソレノイドのインダクタンスＬ、
コンデンサの容量Ｃとする。回路に交流電流を流すと周
波数ｆｏで電圧は最大となり、この共振周波数は、 で与えられる。ソレノイド内に磁性体が入ると共振周波
数はシフトし、 で与えられる。ここで、ｓ、 ｓ’はそれぞれソレノイ
ドの断面積、磁性体の断面積である。このとき、共振点
近傍の電圧変化Δｖ２は、非共振領域での変化ΔＶ１よ
り、非常に太きい、また、高周波まで損失の無い磁性体
を用いれば、（２）式よりＱ値の変化はゼロとなり共振
ピークの半値幅が変化しないため、ΔＶ１とΔ■２は比
例する。それゆえ、非共振領域での電圧変化が透磁率に
比例することを用いて共振領域での電圧変化からセンサ
内の磁性体の透磁率変化を測定できこれよりトレーサと
して磁性体を添加したセメントの量を測定できる。また
、磁性体が入ると共振周波数は、インダクタンスの増加
により共振周波数は低周波にシフトする。ため、共振周
波数よりも低周波数に使用周波数を設定することにより
、強磁性体濃度が小さい領域でも大きなセンサ出力を得
ることができる。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第２図は本装置の実施例を示したものである。本装置
は、ソレノイド２、コンデンサ３、発信部４よりなるセ
ンサ部５と、増幅器６、及び演算部７、表示部８から構
成されている。
。第２図は本装置の実施例を示したものである。本装置
は、ソレノイド２、コンデンサ３、発信部４よりなるセ
ンサ部５と、増幅器６、及び演算部７、表示部８から構
成されている。
予め、コンデンサ３とソレノイド２のインダクタンス値
を選択して、回路の共振周波数を調整しておく。セメン
ト混合物１をソレノイド２内のパイプに流し、そのとき
の電圧を増幅器６により増幅する。そしてソレノイドが
空芯時の電圧を演算部で差し引いて透磁率に比例する出
力電圧を表示９部８で表示する。
を選択して、回路の共振周波数を調整しておく。セメン
ト混合物１をソレノイド２内のパイプに流し、そのとき
の電圧を増幅器６により増幅する。そしてソレノイドが
空芯時の電圧を演算部で差し引いて透磁率に比例する出
力電圧を表示９部８で表示する。
第３図は、磁化８５ｅｍｕ／ｇ、比重４．８のフェライ
トをセメントに対して一定の割合で配合したセメントミ
ルク（（フェライト＋セメント）：水＝１：１）を用い
て、共振周波数を５０ｋＨｚに設定し、発振周波数４２
．５ｋＨｚで測定した各フェライト濃度での出力電圧を
示したものである。非共振領域に比べて、本装置ではフ
ェライト濃度の変化に対する電圧変化が大きく装置のノ
イズレベルが無視できることがわかる。
トをセメントに対して一定の割合で配合したセメントミ
ルク（（フェライト＋セメント）：水＝１：１）を用い
て、共振周波数を５０ｋＨｚに設定し、発振周波数４２
．５ｋＨｚで測定した各フェライト濃度での出力電圧を
示したものである。非共振領域に比べて、本装置ではフ
ェライト濃度の変化に対する電圧変化が大きく装置のノ
イズレベルが無視できることがわかる。
第１表は、５ｗｔ％フェライトセメントと水、及び土砂
を用いて１０リツトルのセメントミルクを作製し、それ
を土砂で希釈して１０リツトル中のセメント量を２ｋｇ
、３ｋｇ、４ｋｇに調整したセメント混合物を、本装置
を用いて測定し、セメント量を求めた一例を示した物で
ある。
を用いて１０リツトルのセメントミルクを作製し、それ
を土砂で希釈して１０リツトル中のセメント量を２ｋｇ
、３ｋｇ、４ｋｇに調整したセメント混合物を、本装置
を用いて測定し、セメント量を求めた一例を示した物で
ある。
第１表
このように精度よくセメント量を測定する事が可能であ
った。
った。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明に“よれば、ＬＣ回路の共
振周波数領域の大きな電圧変化を利用して、セメント混
合物の透磁率変化を測定するため、電気的なノイズの影
響が小さく、セメント混合物中のセメント量をリアルタ
イムで測定でき、化学的な処理が不要で、誤差の少ない
測定装置を提供することができる。
振周波数領域の大きな電圧変化を利用して、セメント混
合物の透磁率変化を測定するため、電気的なノイズの影
響が小さく、セメント混合物中のセメント量をリアルタ
イムで測定でき、化学的な処理が不要で、誤差の少ない
測定装置を提供することができる。
第１図（ａ）、 （ｂ）は、本発明の作用を示す構成図
とグラフ、第２図は本発明の一実施例を示す構成図、第
３図は、本発明の実施例を示すグラフである。 図において、
とグラフ、第２図は本発明の一実施例を示す構成図、第
３図は、本発明の実施例を示すグラフである。 図において、
Claims (1)
- セメント混合物に使用するセメント中にあらかじめセメ
ントに対して一定の割合で強磁性体を混合しておき、得
られたセメント混合物中の強磁性体の量を磁気的に測定
してセメント量を計量する測定装置であって内部にパイ
プが配置された空心のソレノイドとそれに並列、または
直列に接続したコンデンサ、及び発振器と該回路の電圧
を測定する手段を備えたことを特徴とするセメント混合
物中のセメント量の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010290A JPH03269256A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | セメント混合物中のセメント量の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010290A JPH03269256A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | セメント混合物中のセメント量の測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03269256A true JPH03269256A (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=13421835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7010290A Pending JPH03269256A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | セメント混合物中のセメント量の測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03269256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002005892A (ja) * | 2000-04-10 | 2002-01-09 | Randox Lab Ltd | 磁性粒子検出 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP7010290A patent/JPH03269256A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002005892A (ja) * | 2000-04-10 | 2002-01-09 | Randox Lab Ltd | 磁性粒子検出 |
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