JPH02206359A - ノイズフイルタ - Google Patents
ノイズフイルタInfo
- Publication number
- JPH02206359A JPH02206359A JP2387289A JP2387289A JPH02206359A JP H02206359 A JPH02206359 A JP H02206359A JP 2387289 A JP2387289 A JP 2387289A JP 2387289 A JP2387289 A JP 2387289A JP H02206359 A JPH02206359 A JP H02206359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- inductance
- current
- coil
- common
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims abstract 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電源フィルタにおける各素子の構成に関する。
情報機器等の電子装置はその入力電力を商用交流から得
る場合が多く外部から装置へ流入する雑音の遮断、およ
び装置内部で発生する雑音の外部への漏洩を抑止する目
的で電源入力部にLC構成によるノイズフィルタを具備
するのが一般的である。例えば特公昭61−49911
号公報に示されるように、単相における入力電源ライン
間コンデンサ、およびラインーアー入間コンデンサとと
もに入力電源線の2本を同時に1個の磁芯に巻回し、装
置への流入電源が互に逆方向に磁芯を励磁して磁化力を
打し消合い、流入電流に対してはインダクタンスを持た
ず、アースに対する縦電流に対してのみインダクタンス
を持つ、いわゆるコモンモードノイズに対して抑止効果
のあるコモンモードコイル、更に入力電流に対してイン
ダクタンス効果があるようにしたノーマルモードノイズ
によりフィルターを構成していた。ここでノーマルモー
ドインダクターは公知例によれば片側の電源ラインのみ
に用いており、回路のバランスを配慮すると両側に用い
ることがより良い結果を生じるが、ノーマルモードイン
ダクタンスは、磁芯に対して入力交流電流が重畳し、充
分なインダクタンスを得るには磁芯が飽和しないように
、磁芯にギャップを設けるか、低透磁率の磁芯を用いな
ければならず、これを両極に用いると電子装置の小形化
、低価格化に対して大きな障害があった。
る場合が多く外部から装置へ流入する雑音の遮断、およ
び装置内部で発生する雑音の外部への漏洩を抑止する目
的で電源入力部にLC構成によるノイズフィルタを具備
するのが一般的である。例えば特公昭61−49911
号公報に示されるように、単相における入力電源ライン
間コンデンサ、およびラインーアー入間コンデンサとと
もに入力電源線の2本を同時に1個の磁芯に巻回し、装
置への流入電源が互に逆方向に磁芯を励磁して磁化力を
打し消合い、流入電流に対してはインダクタンスを持た
ず、アースに対する縦電流に対してのみインダクタンス
を持つ、いわゆるコモンモードノイズに対して抑止効果
のあるコモンモードコイル、更に入力電流に対してイン
ダクタンス効果があるようにしたノーマルモードノイズ
によりフィルターを構成していた。ここでノーマルモー
ドインダクターは公知例によれば片側の電源ラインのみ
に用いており、回路のバランスを配慮すると両側に用い
ることがより良い結果を生じるが、ノーマルモードイン
ダクタンスは、磁芯に対して入力交流電流が重畳し、充
分なインダクタンスを得るには磁芯が飽和しないように
、磁芯にギャップを設けるか、低透磁率の磁芯を用いな
ければならず、これを両極に用いると電子装置の小形化
、低価格化に対して大きな障害があった。
上記従来技術は入力線片側の相のみにノーマルモード用
インダクタンスを挿入するものであり相同士でアンバラ
ンスが生ずる点についての配慮がなされておらず、イン
ダクタンスの無い例でノイズが大きくなる問題があった
。また両側インダクタンスを入れた場合、部品点数が多
くなる問題があった。
インダクタンスを挿入するものであり相同士でアンバラ
ンスが生ずる点についての配慮がなされておらず、イン
ダクタンスの無い例でノイズが大きくなる問題があった
。また両側インダクタンスを入れた場合、部品点数が多
くなる問題があった。
本発明の目的は、相同士のアンバランスを防ぐとともに
部品点数削減することにある。
部品点数削減することにある。
上記目的を達成するためにノーマルモード用インダクタ
ンスは装置の流入電流に対しその磁芯がその電流により
磁化される方向に接続したものである。
ンスは装置の流入電流に対しその磁芯がその電流により
磁化される方向に接続したものである。
さらに、磁芯飽和を防ぐために低透磁率材を用いたもの
である。
である。
コモンモードインダクタンスが回路のコモンモードノイ
ズに対して抑止効果を持つと同時に、ノーマルモードイ
ンダクタンスは回路のノーマルモードノイズに抑止効果
を持つ回路構成により、少い部品点数で有効なノイズ抑
止効果がある。このためにはノーマルモードインダクタ
ンスはコモンモードコイルとは全く逆に1個の磁芯に両
極の巻線を巻回するが、その極性を打消し合う方向では
なく、印加し合う方向に接続することにより2個のイン
ダクタンスを1個に統合でき、更に両極の回路のバラン
スを得る効果がある。なおこの印加し合うコイルは磁芯
に入力電流による磁化があるため、磁芯にギャップを設
けるか、ダストコア等の低透磁率材を用いて、磁芯が飽
和しない構成としなければならないことは言うまでもな
い。
ズに対して抑止効果を持つと同時に、ノーマルモードイ
ンダクタンスは回路のノーマルモードノイズに抑止効果
を持つ回路構成により、少い部品点数で有効なノイズ抑
止効果がある。このためにはノーマルモードインダクタ
ンスはコモンモードコイルとは全く逆に1個の磁芯に両
極の巻線を巻回するが、その極性を打消し合う方向では
なく、印加し合う方向に接続することにより2個のイン
ダクタンスを1個に統合でき、更に両極の回路のバラン
スを得る効果がある。なおこの印加し合うコイルは磁芯
に入力電流による磁化があるため、磁芯にギャップを設
けるか、ダストコア等の低透磁率材を用いて、磁芯が飽
和しない構成としなければならないことは言うまでもな
い。
以下本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は電子機器の電源入力部の回路図であり、1は交
流入力電源、2は端子間コンデンサ、3はコモンモード
コイル、4は端子アース間コンデンサ、5はノーマルモ
ードコイル、6は整流器、以降、直流電源を得るための
スイッチング電源の構成となっている。この内水発明に
よるノイズフィルタ部は、3のコモンモードコイルは磁
芯に対して回路電流が打ち消し合う方向の極性になり磁
性材料は高透磁率材、また5のノーマルモードコイルは
図に示す如く、磁芯に対しては回路電流が印加される方
向に巻回し、コモンモード電流に対してはインダクタン
スを持たず、ノーマルモードノイズに対してインダクタ
ンスを持つ。このように構成することにより、少ない部
品点数で、ノーマルモード、コモンモード双方に効果的
なノイズフィルタを構成することが出来る。
流入力電源、2は端子間コンデンサ、3はコモンモード
コイル、4は端子アース間コンデンサ、5はノーマルモ
ードコイル、6は整流器、以降、直流電源を得るための
スイッチング電源の構成となっている。この内水発明に
よるノイズフィルタ部は、3のコモンモードコイルは磁
芯に対して回路電流が打ち消し合う方向の極性になり磁
性材料は高透磁率材、また5のノーマルモードコイルは
図に示す如く、磁芯に対しては回路電流が印加される方
向に巻回し、コモンモード電流に対してはインダクタン
スを持たず、ノーマルモードノイズに対してインダクタ
ンスを持つ。このように構成することにより、少ない部
品点数で、ノーマルモード、コモンモード双方に効果的
なノイズフィルタを構成することが出来る。
本発明によれば、少い部品点数で、ノーマルモード、コ
モンモード、双方のノイズを抑止することが可能で、経
済的で小形の電子装置を構成することが出来る効果があ
る。
モンモード、双方のノイズを抑止することが可能で、経
済的で小形の電子装置を構成することが出来る効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。
1・・・入力電源、2・・・コンデンサ、3・・・コモ
ンモードコイル、4・・・コンデンサ、5・・・ノーマ
ルモードコイル。
ンモードコイル、4・・・コンデンサ、5・・・ノーマ
ルモードコイル。
Claims (1)
- 1、電子装置内部で発生するノイズを装置外に漏洩させ
ない目的で構成される電源フィルタにおいて、入力端子
間に接続されるコンデンサと入力各相に直列に挿入され
るインダクタンスと入力線各相とアース間に接続するコ
ンデンサによって構成されるラインフィルタにおいて、
前記インダクタンスを2個以上直列に用い、その内少な
くとも1個のインダクタンスは装置の流入電流に対しそ
の磁芯が磁化されない様1個の磁芯に共通に巻回し同極
接続され、他の1個は同様に1個の磁芯に共通に巻回し
前記電流によって磁化される方向に接続することを特徴
とする電源部ノイズフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2387289A JPH02206359A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | ノイズフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2387289A JPH02206359A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | ノイズフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206359A true JPH02206359A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12122538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2387289A Pending JPH02206359A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | ノイズフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206359A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110022056A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-16 | 谢群 | 共模噪音抑制电路 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP2387289A patent/JPH02206359A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110022056A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-16 | 谢群 | 共模噪音抑制电路 |
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