JPH0220629Y2 - - Google Patents

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JPH0220629Y2
JPH0220629Y2 JP5569585U JP5569585U JPH0220629Y2 JP H0220629 Y2 JPH0220629 Y2 JP H0220629Y2 JP 5569585 U JP5569585 U JP 5569585U JP 5569585 U JP5569585 U JP 5569585U JP H0220629 Y2 JPH0220629 Y2 JP H0220629Y2
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JP
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heat exchanger
housing
tubes
fluid passage
jacket
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体配管ラインに介装され、該ライ
ンを流動する流体を用いて熱交換を行なう熱交換
器に関する。
(従来技術) たとえば、排水場のようなポンプ機場において
は、エンジン駆動される排水ポンプを用いて排水
を行なう際、該排水ポンプの吐出配管中に熱交換
器を介装し、エンジンおよび減速機オイルクーラ
ーに通した冷却水を排水ポンプの吐出水と熱交換
させることが行なわれる。このような熱交換器
は、通常インライン形熱交換器と呼ばれ、熱交換
器筐体を貫く流体通路(つまり吐水配管)を設け
ると共に、該流体通路よりも径大とされた伝熱管
室(熱交換室)を内部に形成して、伝熱管室に上
記冷却水が送りこまれる多数本の伝熱管を配列し
て、これを流れる冷却水と上記吐出水とを熱交換
させている。そしてこの場合、冷却水は伝熱管室
入口側の集合管と伝熱管出口側の集合管にわたつ
て交互に流動しつつ冷却管を流れるように構成さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成の熱交換器にあつては、伝熱管の保守
点検、交換のため、内部の集合管および伝熱管を
取外し、かつ外部に取出すには熱交換器筐体の分
解を要し、作業上非常に手間がかかり、また労多
いものとなる。そのため、熱交換器筐体を上下二
分割構成として筐体の分解手数が少なく済む工夫
も考えられたが、熱交換器筐体の分解を伴うこと
には変らず、根本的な解決とはなり得なかつた。
従つて本考案が目的とするところは、熱交換器
筐体に対してはなんら分解手数を加えることな
く、目的とする伝熱管および集合管を熱交換器筐
体外に取出すことのできる熱交換器構造の提供に
ある。
(問題を解決するための手段) 本考案は、熱交換器筐体を貫通する流体通路を
囲繞して該熱交換器筐体内に伝熱管室を形成し、
この伝熱管室に流体通路に平行する伝熱管を配列
かつ架設し、上記流体通路方向の熱交換器筐体両
外端面にその筐体壁に対し脱着可能な集合ジヤケ
ツトを着装し、上記伝熱管は筐体壁を貫通してそ
の両端をそれぞれの集合ジヤケツト内に臨ましめ
たことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
第1図および第2図に示す熱交換器は所謂イン
ライン形熱交換器であり、熱交換器筐体(以下、
筐体と言う)1の内部に流体通路2よりも径大と
された伝熱管室3が形成され、該伝熱管室3内に
あつて流体通路2を流通する排水の流路抵抗とな
らない通路径外に、多数本の伝熱管4,5がそれ
ぞれ流体通路2に平行して、かつ流体通路2を取
り巻く位置で筐体1の両端面間に架設される。本
実施例では伝熱管4,5は内外二重a,bに配列
されているが、これは特に限定されるものではな
い。
各伝熱管4,5は伝熱管室3両端の筐体壁1
a,1aに駒体7を介して支持されるもので、第
3図に示すように筐体壁1aに貫設した嵌通孔6
に嵌通され、その挿通外端に止着した駒体7にて
抜止め固定支持がなされる。即ち、駒体7は第3
図および第4図で明らかなように内側aの伝熱管
4と、これに重なつた外側の伝熱管5とに止着さ
れるもので、伝熱管4,5の管端が駒体7の支持
孔8,9に密嵌され、かつOリング10でシール
される。また、駒体7はこれの両端部に開設した
ボルト通し穴11から止めボルト12を筐体壁1
aに螺着して固定され、このようにして伝熱管
4,5両端の駒体7,7が筐体壁1aに固定され
ることで伝熱管4,5の両端方向の抜出しが阻止
され、逆に言えば、いずれか一端側の駒体7を筐
体壁1aから外し、かつ該駒体7を伝熱管4,5
から抜去すれば、伝熱管4,5は他端方向に伝熱
管室3から抜き出すことができる。なお、1つの
駒体7にて支持される伝熱管4および5の数は特
に限定されず、最低数がそれぞれ1本である。
筐体壁1aから外部に開口される伝熱管4,5
は、該筐体壁1aの外端面に駒体7を覆つて脱着
可能に着装した集合ジヤケツト13内に臨ましめ
られる。この集合ジヤケツト13は一端面当り2
個使用され、上記の如く筐体壁1aに着装された
時、第1図に示すように2個の集合ジヤケツト1
3,13が馬蹄形状を呈するように構成される。
これは馬蹄形集合ジヤケツトを2分割13,13
することで、各集合ジヤケツト13が筐体1に阻
害されることなく第1図矢印方向へ移動させて取
外したり、逆方向から筐体1に嵌合かつ着装でき
るようにしたためである。
第5図に示すように集合ジヤケツト13は、他
の集合ジヤケツト13との接合端面13aを除
き、周縁部にフランジ部14が一体形成されこれ
にボルト通し穴15が所要の間隔配置で開設され
ると共に、集合ジヤケツト13内部に仕切り板1
6が適数設けられる。この仕切り板16は、伝熱
管4,5から集合ジヤケツト13に流入した冷却
水を再び他の伝熱管4,5を介して他方側の集合
ジヤケツト13側に返すためのジヤケツト小内室
17を区画形成するものである。
筐体1の両外端面部分における筐体壁1aに
は、該部に取付けるべき集合フランジ13に対応
しボルト穴18(第3図に示す)が穿孔され、集
合フランジ13はそのボルト通し穴15からボル
ト穴18に止めボルト19を螺着して固定され
る。なお、第1図の符号20はマンホールであ
る。
流体通路には、排水ポンプによつて吐出配管へ
送り込まれた排水が流れ、冷却水がまずいずれか
一方の集合ジヤケツト13に入り、これが伝熱管
4,5を通り他方の集合ジヤケツト13に至り、
再び他の伝熱管4,5を通して上記一方の集合ジ
ヤケツト13に送り返される循環運動がなされ
て、冷却水は各伝熱管4,5中を流動する際に、
排水と熱交換される。
また、伝熱管4,5の詰り等に基づく保守点検
もしくは交換時のための該伝熱管の取出しは、こ
れら伝熱管4,5および各冷却ジヤケツト13,
13内の冷却水を落とし、筐体1両端の冷却ジヤ
ケツト13,13の止めボルト19を抜いて第1
図矢印方向に取外して、駒体7群を外部露呈さ
せ、いずれか一方、たとえば第2図の場合は図面
左側において駒体7と筐体壁1aとの結合を止め
ボルト12を外して解き、次に該駒体7を伝熱管
4,5から抜出する。これにて伝熱管4,5の図
面左側の固定が解かれるので、図面右側から伝熱
管4,5を流体通路と平行に、かつ鎖線姿勢のよ
うに抜き出すことができる。伝熱管4,5の筐体
1内への組込み、集合ジヤケツト13の取付けが
前記とは逆手順でなされることは勿論である。
(効果) 以上詳述したように本考案によれば、伝熱管の
両端の集合ジヤケツトを筐体外部に位置させると
共に、これを筐体壁に脱着可能に着装し、また各
伝熱管は筐体壁を貫通してその両端をそれぞれの
集合ジヤケツトに臨ましめたものであるから、外
部から集合ジヤケツトを取外して、外部に開放さ
れた空間部で伝熱管と筐体壁の固定を解けば、そ
のまま伝熱管を伝熱管室から抜き出すことがで
き、逆の操作によつて伝熱管および集合ジヤケツ
トを筐体に取込むことができる。それ故、保守点
検、伝熱管の交換を筐体を分解することなく行う
ことが可能となつて、保守点検作業、交換作業が
簡易化される。
また、筐体を分割構造とする必要がないので吐
水配管接続用フランジにルーズフランジ継手を採
用できる。
さらに集合ジヤケツトを外部に取出して位置さ
せているので伝熱管室の面間距離を短かくでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は熱交
換器の側面図、第2図はその縦断側面図、第3図
は第2図要部の拡大断面図、第4図は駒体の外観
斜視図、第5図は集合ジヤケツトの内部図であ
る。 1……熱交換器筐体、2……流体通路、3……
伝熱管室、4,5……伝熱管、13……集合ジヤ
ケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器筐体を貫通する流体通路を囲繞して該
    熱交換器筐体内に伝熱管室を形成し、この伝熱管
    室に流体通路に平行する伝熱管を配列かつ架設
    し、上記流体通路方向の熱交換器筐体両外端面に
    その筐体壁に対し脱着可能な集合ジヤケツトを着
    装し、上記伝熱管は筐体壁を貫通してその両端を
    それぞれの集合ジヤケツト内に臨ましめたことを
    特徴とする熱交換器。
JP5569585U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0220629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5569585U JPH0220629Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5569585U JPH0220629Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61170877U JPS61170877U (ja) 1986-10-23
JPH0220629Y2 true JPH0220629Y2 (ja) 1990-06-05

Family

ID=30578609

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5569585U Expired JPH0220629Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5896751B2 (ja) * 2012-01-10 2016-03-30 株式会社荏原製作所 管内クーラー

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Publication number Publication date
JPS61170877U (ja) 1986-10-23

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