JPH0220599Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220599Y2 JPH0220599Y2 JP20263585U JP20263585U JPH0220599Y2 JP H0220599 Y2 JPH0220599 Y2 JP H0220599Y2 JP 20263585 U JP20263585 U JP 20263585U JP 20263585 U JP20263585 U JP 20263585U JP H0220599 Y2 JPH0220599 Y2 JP H0220599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- nozzle
- combustion
- control air
- fuel supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 23
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 19
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 17
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 7
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 5
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は燃焼装置に関するものである。
（従来の技術と問題点）
本願出願人が先に提案した特願昭59−136149号
のように、流体素子にて流体燃料を分流及び切換
え供給するものにおいては、流体素子のノズル上
流の流体燃料が乱流であると、ノズルからの吐出
圧が変化し均等に分流せず燃焼が不安定になるも
のであつた。又、流れ方向を切換えるための制御
エアの吐出圧にも影響を与えるものであつた。
のように、流体素子にて流体燃料を分流及び切換
え供給するものにおいては、流体素子のノズル上
流の流体燃料が乱流であると、ノズルからの吐出
圧が変化し均等に分流せず燃焼が不安定になるも
のであつた。又、流れ方向を切換えるための制御
エアの吐出圧にも影響を与えるものであつた。
本考案は上記問題を解決し、安定した燃焼を行
なえる燃焼装置の提供を目的とする。
なえる燃焼装置の提供を目的とする。
（実施例）
第１図において、１は燃料供給部、２は流体素
子、３は燃焼部である。燃料供給部１は送風室４
とヒータ６を備えた気化器５とよりなり、気化器
５内には噴霧用のロータ７とロータ７に石油を滴
下する送油管８が設けられている。流体素子２は
スプリツタ１０が一体に形成された本体９と付着
壁部１１とノズルプレート１２とよりなり、付着
壁部１１はノズル１５より下流の通路を左右に順
次拡大するよう形成されており、両付着壁の中央
に上記通路に二分するようスプリツタが位置され
ており、本体９と付着壁部１１とノズルプレート
１２で形成される制御エア室１３には図示しない
バルブを有する制御エア管１４が接続されてい
る。１５はノズルプレート１２に開口された長穴
のノズルであり、該ノズル下流の付着壁上流端に
は制御エア室１３と連通する制御エア口１６が開
口されている。ノズル１５は気化器５内に面して
おり、ノズルプレート１２の気化器５側、即ちノ
ズル１５の上流側には整流機構１７が設けられて
いる。整流機構１７は第２図に示すようにノズル
１５の中心に放射状の羽根が設けられている。燃
焼部３は燃焼管で、流体素子２の各出力ポート１
８，１９にそれぞれシール用Ｏリング２０を装着
して接続されている。
子、３は燃焼部である。燃料供給部１は送風室４
とヒータ６を備えた気化器５とよりなり、気化器
５内には噴霧用のロータ７とロータ７に石油を滴
下する送油管８が設けられている。流体素子２は
スプリツタ１０が一体に形成された本体９と付着
壁部１１とノズルプレート１２とよりなり、付着
壁部１１はノズル１５より下流の通路を左右に順
次拡大するよう形成されており、両付着壁の中央
に上記通路に二分するようスプリツタが位置され
ており、本体９と付着壁部１１とノズルプレート
１２で形成される制御エア室１３には図示しない
バルブを有する制御エア管１４が接続されてい
る。１５はノズルプレート１２に開口された長穴
のノズルであり、該ノズル下流の付着壁上流端に
は制御エア室１３と連通する制御エア口１６が開
口されている。ノズル１５は気化器５内に面して
おり、ノズルプレート１２の気化器５側、即ちノ
ズル１５の上流側には整流機構１７が設けられて
いる。整流機構１７は第２図に示すようにノズル
１５の中心に放射状の羽根が設けられている。燃
焼部３は燃焼管で、流体素子２の各出力ポート１
８，１９にそれぞれシール用Ｏリング２０を装着
して接続されている。
次にこの構成における作用について説明する。
まずヒータ６により気化器５を加熱し、送風室４
より気化器５内に送風する。その後ロータ７を回
転させると共に送油管８より石油を滴下すると、
石油は気化器５内に噴霧されて気化し、送風空気
とロータ７の羽根によつて撹拌混合される。混合
気は旋回しつつノズル１５へと流れていくのであ
るが、この過程で整流機構１７により旋回が止め
られ整流され均一な流れとなつてノズル１５に流
入する。制御エア管１４に設けられている図示し
ないバルブが閉じられている場合、ノズル１５か
ら流出する混合気はスプリツタ１０で分けられ、
両側の付着壁部１１に沿つて各出力ポート１８，
１９へと分流する。又、制御エア管１４のバルブ
が開けられている場合は、混合気は制御エア口１
６から吐出される制御エアに押され、制御エア口
１６と反対側の付着壁部１１に沿つて流れ、片方
の出力ポート１８へのみ流れていく。石油の供給
量が多い時は両方の出力ポート１８，１９へ混合
気を導びき、少ない時は片方のみに混合気の流れ
を切換えるのである。混合気は出力ポート１８，
１９より燃焼部とした燃焼管３に流入し、図示し
ない炎口で燃焼を形成する。
まずヒータ６により気化器５を加熱し、送風室４
より気化器５内に送風する。その後ロータ７を回
転させると共に送油管８より石油を滴下すると、
石油は気化器５内に噴霧されて気化し、送風空気
とロータ７の羽根によつて撹拌混合される。混合
気は旋回しつつノズル１５へと流れていくのであ
るが、この過程で整流機構１７により旋回が止め
られ整流され均一な流れとなつてノズル１５に流
入する。制御エア管１４に設けられている図示し
ないバルブが閉じられている場合、ノズル１５か
ら流出する混合気はスプリツタ１０で分けられ、
両側の付着壁部１１に沿つて各出力ポート１８，
１９へと分流する。又、制御エア管１４のバルブ
が開けられている場合は、混合気は制御エア口１
６から吐出される制御エアに押され、制御エア口
１６と反対側の付着壁部１１に沿つて流れ、片方
の出力ポート１８へのみ流れていく。石油の供給
量が多い時は両方の出力ポート１８，１９へ混合
気を導びき、少ない時は片方のみに混合気の流れ
を切換えるのである。混合気は出力ポート１８，
１９より燃焼部とした燃焼管３に流入し、図示し
ない炎口で燃焼を形成する。
尚、第３，４図は整流機構の他の実施例を示し
たもので、第３図のものはノズル１５の長辺に対
し直交した羽根、第４図のものはノズル１５内に
波状の板を設けたものである。
たもので、第３図のものはノズル１５の長辺に対
し直交した羽根、第４図のものはノズル１５内に
波状の板を設けたものである。
（考案の効果）
以上のように本考案は、燃料供給部と、複数の
燃焼部と、燃料供給部から吐出される流体燃料を
複数の燃焼部に分流及び切換えする流体素子とを
備えたものにおいて、流体素子のノズル上流側に
流体燃料を整流する整流機構を設けたので、ノズ
ルに流れ込む流体燃料に整流され、流体素子にお
ける流体燃料の制御が安定して行なえ、従つて安
定した燃焼が行なえるのである。
燃焼部と、燃料供給部から吐出される流体燃料を
複数の燃焼部に分流及び切換えする流体素子とを
備えたものにおいて、流体素子のノズル上流側に
流体燃料を整流する整流機構を設けたので、ノズ
ルに流れ込む流体燃料に整流され、流体素子にお
ける流体燃料の制御が安定して行なえ、従つて安
定した燃焼が行なえるのである。
尚、実施例では気化式燃焼装置について説明し
たが、本考案はガスその他の流体燃料の燃焼装置
についても採用しうるものである。
たが、本考案はガスその他の流体燃料の燃焼装置
についても採用しうるものである。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２〜第
４図はそれぞれ整流機構の例で第１図のＡ−Ａ断
面図である。 １……燃料供給部、２……流体素子、３……燃
焼部、１７……整流機構。
４図はそれぞれ整流機構の例で第１図のＡ−Ａ断
面図である。 １……燃料供給部、２……流体素子、３……燃
焼部、１７……整流機構。
Claims (1)
- 燃料と空気を予混合する燃料供給部と、複数の
燃焼部と、燃料供給部に連通し予混合された気体
燃料と吐出するノズルを有すると共に、ノズルよ
り下流の通路を左右に順次拡大するよう形成され
た付着壁部と、両付着壁の中央に形成されて上記
通路を二分するスプリツタとを有し、気体燃料の
流れを両付着壁に沿つて分流させたり片方のみに
流すよう切り換えたりして下流に連通された複数
の燃焼部への燃料供給を制御する制御エアを吐出
する制御エア口を付着壁上流端に開口した偏向形
純流体素子とを備えたものにおいて、流体素子の
ノズル上流側に気体燃料を整流する整流機構を設
けたことを特徴とする燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20263585U JPH0220599Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20263585U JPH0220599Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112416U JPS62112416U (ja) | 1987-07-17 |
| JPH0220599Y2 true JPH0220599Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=31167206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20263585U Expired JPH0220599Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220599Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP20263585U patent/JPH0220599Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112416U (ja) | 1987-07-17 |
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