JPH02205753A - フローセル装置 - Google Patents
フローセル装置Info
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- JPH02205753A JPH02205753A JP2646089A JP2646089A JPH02205753A JP H02205753 A JPH02205753 A JP H02205753A JP 2646089 A JP2646089 A JP 2646089A JP 2646089 A JP2646089 A JP 2646089A JP H02205753 A JPH02205753 A JP H02205753A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は液体の定量又は定性対象物質又はその定量又は
定性対象物質と試薬との反応により生成する液体試料を
定量又は定性するフローシステムに用いるフローセル装
置に関する。
定性対象物質と試薬との反応により生成する液体試料を
定量又は定性するフローシステムに用いるフローセル装
置に関する。
B1発明の概要
本発明は、生物発光分析又は化学発光分析に用いるため
のフローセル装置において、 液体試料の生物発光や化学発光による発光量を検出器に
効率良く誘導できると共に、検出器と液体流路との間距
離を短くすることにより、高性能な70−セル装置を得
る。
のフローセル装置において、 液体試料の生物発光や化学発光による発光量を検出器に
効率良く誘導できると共に、検出器と液体流路との間距
離を短くすることにより、高性能な70−セル装置を得
る。
C9従来の技術
液体の定量対象物質又はその定量対象物質と試薬との反
応により生成する液体試料を連続的に流しながら定量す
るフローシステムによる分析方法がある。
応により生成する液体試料を連続的に流しながら定量す
るフローシステムによる分析方法がある。
かかる分析方法を実行するフローシステムにおいてはフ
ローセル装置が用いられ、測定システム影響を及ぼさな
いキャリア液がポンプで吸収され、フローセル装置を通
り、廃液槽へ連続的に流れるようになっている。測定対
象物はインジェクションバルブによりシステム内に導入
され、それ自体が光学的特性を示すときは、フローセル
装置を通過するときにその光情報を検出器で計測するが
、測定対象物質と試薬との反応により得られる光学的特
性を持つ反応液がフローセル装置を通過するときにその
光情報を検出器で計測するようになっている。
ローセル装置が用いられ、測定システム影響を及ぼさな
いキャリア液がポンプで吸収され、フローセル装置を通
り、廃液槽へ連続的に流れるようになっている。測定対
象物はインジェクションバルブによりシステム内に導入
され、それ自体が光学的特性を示すときは、フローセル
装置を通過するときにその光情報を検出器で計測するが
、測定対象物質と試薬との反応により得られる光学的特
性を持つ反応液がフローセル装置を通過するときにその
光情報を検出器で計測するようになっている。
B1発明が解決しようとする課題
(1)従来のフローセル装置は幅広い波長領域の光情報
、特に長波長の光情報に適用可能にするために石英ガラ
ス製のものが一般的に用いられていた。しかし、市販さ
れている石英ガラス製のフローセル装置は入手するのに
時間がかかるばかりでなく非常に高価である。
、特に長波長の光情報に適用可能にするために石英ガラ
ス製のものが一般的に用いられていた。しかし、市販さ
れている石英ガラス製のフローセル装置は入手するのに
時間がかかるばかりでなく非常に高価である。
(2)フローシステムの測定装置において、フローセル
を通過する流速やフローセルの液量及び検出器に対面し
たフローセルの表面積が感度や精度を大きく左右する。
を通過する流速やフローセルの液量及び検出器に対面し
たフローセルの表面積が感度や精度を大きく左右する。
そこで、測定対象物質が非常に貴重で微量な量を定量し
たいときに、フローセルの液量や検出器に対面したフロ
ーセルの表面積を可変することが望ましいが、従来のフ
ローセルでは不可能であった。
たいときに、フローセルの液量や検出器に対面したフロ
ーセルの表面積を可変することが望ましいが、従来のフ
ローセルでは不可能であった。
(3)光は距離の2乗に反比例して減衰するため、フロ
ーセル装置と検出器の間の距離はできる限り接近した構
造が望ましい。しかし、従来のフローセル装置はガラス
製であり、外光が入射してノイズとならないようにする
ために、ガラス製のフローセル装置を暗箱のような密閉
構造物の中に入れる必要があり、フローセルと検出器間
の距離を接近させることに限界があった。
ーセル装置と検出器の間の距離はできる限り接近した構
造が望ましい。しかし、従来のフローセル装置はガラス
製であり、外光が入射してノイズとならないようにする
ために、ガラス製のフローセル装置を暗箱のような密閉
構造物の中に入れる必要があり、フローセルと検出器間
の距離を接近させることに限界があった。
本発明は上述のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的はフローセルの周枠体を反透明なものとしてフ
ローセルと検出器との間の距離を短くできると共に、フ
ローセル内の液量や流速を可変設定可能にすることによ
り、高精度なフローセル装置を提供することである。
その目的はフローセルの周枠体を反透明なものとしてフ
ローセルと検出器との間の距離を短くできると共に、フ
ローセル内の液量や流速を可変設定可能にすることによ
り、高精度なフローセル装置を提供することである。
81課題を解決するための手段
本発明は、上述の目的を達成するために、不透明の材質
からなり光学的特性を有する測定対象物質、又は光学的
特性を持たない測定対象物質が試薬と反応して光学的特
性を持つ反応液をフローセルへ導入するための流入孔と
、前記反応液をフロ−セルから排出するための排出孔を
備えたフローセル本体と、フローセル内の液体の流M調
節と検出器に対面した表面積を決定するための孔を有し
前記70−セル本体に配設された耐薬品性のスペーサと
、前記フローセル本体に前記スペーサを介して配設され
該スペーサ、前記フローセル本体と共に前記フローセル
を形成する透明板と、前記スペーサと透明板をO−リン
グを介して前記フローセルに固定すると共に、前記フロ
ーセルから前記透明板を通して発生する光情報を光セン
サに導くための押さえ具と、前記70−セル本体の流入
孔および排出孔にそれぞれ液密又は光密に連通ずる送液
管および排液管を挿入するための孔を有し、前記フロー
セル本体に光密に取り付けられたカバーによってフロー
セル装置を構成する。
からなり光学的特性を有する測定対象物質、又は光学的
特性を持たない測定対象物質が試薬と反応して光学的特
性を持つ反応液をフローセルへ導入するための流入孔と
、前記反応液をフロ−セルから排出するための排出孔を
備えたフローセル本体と、フローセル内の液体の流M調
節と検出器に対面した表面積を決定するための孔を有し
前記70−セル本体に配設された耐薬品性のスペーサと
、前記フローセル本体に前記スペーサを介して配設され
該スペーサ、前記フローセル本体と共に前記フローセル
を形成する透明板と、前記スペーサと透明板をO−リン
グを介して前記フローセルに固定すると共に、前記フロ
ーセルから前記透明板を通して発生する光情報を光セン
サに導くための押さえ具と、前記70−セル本体の流入
孔および排出孔にそれぞれ液密又は光密に連通ずる送液
管および排液管を挿入するための孔を有し、前記フロー
セル本体に光密に取り付けられたカバーによってフロー
セル装置を構成する。
F1作用
生物発光分析及び化学発光分析は、定量対象物質又は定
量対象物質と試薬との反応により生成する物質が生物発
光や化学発光反応を誘起させる試薬と反応したとき発生
する光量が定量対象物質又は定量対象物質と試薬との反
応により生成する物質量とに比例することから定量分析
する方法がある。
量対象物質と試薬との反応により生成する物質が生物発
光や化学発光反応を誘起させる試薬と反応したとき発生
する光量が定量対象物質又は定量対象物質と試薬との反
応により生成する物質量とに比例することから定量分析
する方法がある。
フローセルはこのような生物発光分析及び化学発光分析
において、定量対象物質又は定量対象物質と試薬との反
応により生成する物質及び生物発光や化学発光反応を誘
起させるために必要な試薬を連続的に流しながら分析を
行う際に発光量を検出器に効率よく誘導するためのもの
である。
において、定量対象物質又は定量対象物質と試薬との反
応により生成する物質及び生物発光や化学発光反応を誘
起させるために必要な試薬を連続的に流しながら分析を
行う際に発光量を検出器に効率よく誘導するためのもの
である。
本発明のフローセルは上記目的を達成させると同時に、
フローセルの液量と検出器に対面したフローセルの表面
積を可変できるようにしたことと、検出器と液体流路と
の間の距離をできる限り接近した構造にしたことが特徴
となっている。
フローセルの液量と検出器に対面したフローセルの表面
積を可変できるようにしたことと、検出器と液体流路と
の間の距離をできる限り接近した構造にしたことが特徴
となっている。
このことは、フローシステムの測定装置において、定量
対象物質又は定量対象物質と試薬との反応により生成す
る物質がフローセルを通過する流速やフローセルの液量
及び検出器に対面したフローセルの表面積が感度や精度
を大きく左右することが本発明のフローセルを用いた実
験から明らかになり、フローセルの液量や表面積が可変
でき、しかも光検出器に接近した構造のフローセルが望
ましいところから発明されたものである。
対象物質又は定量対象物質と試薬との反応により生成す
る物質がフローセルを通過する流速やフローセルの液量
及び検出器に対面したフローセルの表面積が感度や精度
を大きく左右することが本発明のフローセルを用いた実
験から明らかになり、フローセルの液量や表面積が可変
でき、しかも光検出器に接近した構造のフローセルが望
ましいところから発明されたものである。
G、実施例
以下に本発明の実施例を第1図〜第4図を参照しながら
説明する。
説明する。
まず、本発明の実施例によるフローセル装置の説明に先
立って、第4図に示すフローシステムについて説明する
。
立って、第4図に示すフローシステムについて説明する
。
第4図において1はキャリア液である蒸留水を収容する
キャリア液槽、2は第1のポンプ、3はサンプルである
液体試料を収容するサンプル液槽、4はインジェクシ冒
ンバルブ、5は試薬を収容する試薬槽、6は第2のポン
プ、7は流路切換バルブ、8はフローセル装置、9は廃
液槽である。10はシャッタ、11は光検出器、12は
増幅器、13は波形整形回路で、これらのフローセル装
置8、シャッタ10.光検出器11.増幅器12および
波形整形回路13によって計測部14が構成される。1
5は制御部であるマイクロプロセッサ、I6は表示器、
17はプリンタ、18はレコーダである。
キャリア液槽、2は第1のポンプ、3はサンプルである
液体試料を収容するサンプル液槽、4はインジェクシ冒
ンバルブ、5は試薬を収容する試薬槽、6は第2のポン
プ、7は流路切換バルブ、8はフローセル装置、9は廃
液槽である。10はシャッタ、11は光検出器、12は
増幅器、13は波形整形回路で、これらのフローセル装
置8、シャッタ10.光検出器11.増幅器12および
波形整形回路13によって計測部14が構成される。1
5は制御部であるマイクロプロセッサ、I6は表示器、
17はプリンタ、18はレコーダである。
上記構成のフローシステムにおいて、ポンプ2によって
キャリア液槽lからキャリア液を流路切換バルブ7に導
くと共に、サンプル液槽3から測定対象物質がシステム
内のインジェクションバルブ4に導入される。生物発光
や化学発光反応を誘起させる試薬は試薬槽5から別のポ
ンプ6によって流路切換バルブ7に導入される。システ
ム内に導入された測定対象物質と試薬が混合したとき、
生物発光又は化学反応が起こり、混合液は光を発生する
。混合液はフローセル装置8に導かれた後に廃液槽に収
容される。反応混合液がフローセル装置8を通過すると
き、フローセル装置8に対面した光センサ11が光情報
を検知する。
キャリア液槽lからキャリア液を流路切換バルブ7に導
くと共に、サンプル液槽3から測定対象物質がシステム
内のインジェクションバルブ4に導入される。生物発光
や化学発光反応を誘起させる試薬は試薬槽5から別のポ
ンプ6によって流路切換バルブ7に導入される。システ
ム内に導入された測定対象物質と試薬が混合したとき、
生物発光又は化学反応が起こり、混合液は光を発生する
。混合液はフローセル装置8に導かれた後に廃液槽に収
容される。反応混合液がフローセル装置8を通過すると
き、フローセル装置8に対面した光センサ11が光情報
を検知する。
光センサ11によって検出された検出信号は増幅器12
によって増幅された後、波形整形回路13に導かれる。
によって増幅された後、波形整形回路13に導かれる。
マイクロプロセッサ15は波形整形回路13によって波
形整形された信号を入力とし、表示器16に表示させ、
プリンタ17に印字させると共に、レコーダ18に記録
させる。
形整形された信号を入力とし、表示器16に表示させ、
プリンタ17に印字させると共に、レコーダ18に記録
させる。
第1図〜第3図は本発明の実施例によるフローセル装置
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は正面図、第3図
は第2のA−A線断面図である。
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は正面図、第3図
は第2のA−A線断面図である。
これらの図において、21はフローセル本体で、この本
体21は基板22と、この基板22の中央部に突設され
た円柱状の突出片23によって形成されている。突出片
23には流入孔24とこの流入孔24に連通ずる流入路
25が形成されていると共に、排出孔26に連通ずる排
出路27が形成されている。28は取付孔、29は取付
ネジ穴である。
体21は基板22と、この基板22の中央部に突設され
た円柱状の突出片23によって形成されている。突出片
23には流入孔24とこの流入孔24に連通ずる流入路
25が形成されていると共に、排出孔26に連通ずる排
出路27が形成されている。28は取付孔、29は取付
ネジ穴である。
30は中央部に孔31が設けられた耐薬品性のスペーサ
である。32は定量対象物質又は定性対象物質との反応
により生成する物質が生物発光や化学反応を誘起させる
試薬と反応したときに発生する光量を検出器へ導(ため
の透明板、33はフローセル本体21の内部の液体が外
部に漏れないようにするためのO−リングである。
である。32は定量対象物質又は定性対象物質との反応
により生成する物質が生物発光や化学反応を誘起させる
試薬と反応したときに発生する光量を検出器へ導(ため
の透明板、33はフローセル本体21の内部の液体が外
部に漏れないようにするためのO−リングである。
34はスペーサ30と透明板32を70−セル本体21
に固定すると共に光情報を検出器に導くための押さえ具
である。すなわち、押さえ具34はスペーサ30と透明
板32をO−リング33を介してフローセル本体21の
突出片23の先端面に固定するための有底円筒状のフラ
ンジ部35と、このフランジ部35と連通ずるように連
設され光情報を検出器に導く筒部36からなり、フラン
ジi35の底部にはフローセル本体21の基板22に設
けられたネジ穴29間で固定するための取付孔37が設
けられている。
に固定すると共に光情報を検出器に導くための押さえ具
である。すなわち、押さえ具34はスペーサ30と透明
板32をO−リング33を介してフローセル本体21の
突出片23の先端面に固定するための有底円筒状のフラ
ンジ部35と、このフランジ部35と連通ずるように連
設され光情報を検出器に導く筒部36からなり、フラン
ジi35の底部にはフローセル本体21の基板22に設
けられたネジ穴29間で固定するための取付孔37が設
けられている。
38は外光がフローセル本体21の内部に入らないよう
にするためのカバーで、このカバー38はカバー板39
と、このカバー板39に突出して設けられた円柱状の突
出片40によって形成されている。
にするためのカバーで、このカバー38はカバー板39
と、このカバー板39に突出して設けられた円柱状の突
出片40によって形成されている。
第2図〜第3図に示すように、フローセル本体21の突
出片23の先端面にはスペーサ30が配置され、このス
ペーサ30を介して透明板32が突出片23の先端面に
配置されている。押さえ具34のフランジ部35は0−
リング33を介してフローセル本体21の基板22にネ
ジ45aによりネジ孔29と取付孔37間で締め付は固
定される。従って、フローセル本体21の突出片23゜
スペーサ30および透明板32間に形成される空間部が
フローセル46を構成する。
出片23の先端面にはスペーサ30が配置され、このス
ペーサ30を介して透明板32が突出片23の先端面に
配置されている。押さえ具34のフランジ部35は0−
リング33を介してフローセル本体21の基板22にネ
ジ45aによりネジ孔29と取付孔37間で締め付は固
定される。従って、フローセル本体21の突出片23゜
スペーサ30および透明板32間に形成される空間部が
フローセル46を構成する。
カバー38の突出片40に形成されたチューブ導入孔4
2にはチューブ44aが挿設され、チューブ導入孔43
にはチューブ44bが挿設される。
2にはチューブ44aが挿設され、チューブ導入孔43
にはチューブ44bが挿設される。
チューブ44aをフローセル本体21の流入孔42に連
通させると共にチューブ44bを排出孔26に連通させ
た後、フローセル本体21の基板22とカバー38のカ
バー板39をネジ45bにより締め付は固定する。
通させると共にチューブ44bを排出孔26に連通させ
た後、フローセル本体21の基板22とカバー38のカ
バー板39をネジ45bにより締め付は固定する。
上記構成のフローセル装置において、反応混合液は送液
管であるチューブ44aを通してフローセル本体21の
流入孔24.流入路25に導かれてフローセル46内に
流入される。フローセル46に流入された反応混合液は
順次排出路27.排出孔26を通して排出され、排液管
であるチューブ44bを通して排出される。反応混合液
がフローセル46を通過するとき、該フローセル46に
対面した検出器が光情報を検知する。
管であるチューブ44aを通してフローセル本体21の
流入孔24.流入路25に導かれてフローセル46内に
流入される。フローセル46に流入された反応混合液は
順次排出路27.排出孔26を通して排出され、排液管
であるチューブ44bを通して排出される。反応混合液
がフローセル46を通過するとき、該フローセル46に
対面した検出器が光情報を検知する。
この場合、スペーサ30の孔31の径を適宜設定するこ
とによりフローセル46内の反応混合液の流量の調節と
検出器に対面したフローセル46の表面積を決定するこ
とができる。また、O−リング33はフローセル本体2
1内の液体が外部へ流出するのを防止する。さらにフロ
ーセル本体21にはカバーが液密又は光密に取り付けら
れているために、外光がフローセル本体内部に入射する
ことがなく測定ノイズが発生することがない。さらに、
フローセル本体21.押さえ具34およびカバー38は
ガラス製でなく不透明体のものであるから、外光をしゃ
弊するための手段が不要となる。
とによりフローセル46内の反応混合液の流量の調節と
検出器に対面したフローセル46の表面積を決定するこ
とができる。また、O−リング33はフローセル本体2
1内の液体が外部へ流出するのを防止する。さらにフロ
ーセル本体21にはカバーが液密又は光密に取り付けら
れているために、外光がフローセル本体内部に入射する
ことがなく測定ノイズが発生することがない。さらに、
フローセル本体21.押さえ具34およびカバー38は
ガラス製でなく不透明体のものであるから、外光をしゃ
弊するための手段が不要となる。
本発明は、上述の実施例から明らかなように、液体試料
(A)を光学的方法(B)により定量分析又は定性分析
するためのフローセル装置t (C)の構造に関するも
ので、次のような種々の実施の態様を採ることができる
。すなわち、 (1)(A)が過酸化水素である。
(A)を光学的方法(B)により定量分析又は定性分析
するためのフローセル装置t (C)の構造に関するも
ので、次のような種々の実施の態様を採ることができる
。すなわち、 (1)(A)が過酸化水素である。
(A)が過酸化水素m容液である。
(A)がアデノシンジリン酸である。
(2) (B)が吸光光度法である。
(B)が蛍光光度法である。
(B)力9σ閂は先注である。
(B)が生物がしり去である。
(3)(C)が以下の構成から成るフローセルである。
■光学的特性をもつ沖淀対象物質又は光学的特性をもた
ない測定対象物質が試薬と反応して光学的特性をもつ反
応液、又は蒸留水などの洗浄液をフローセルへ導入する
ための流入孔と前記液体を排出するための排出孔を備え
たフローセル本体。
ない測定対象物質が試薬と反応して光学的特性をもつ反
応液、又は蒸留水などの洗浄液をフローセルへ導入する
ための流入孔と前記液体を排出するための排出孔を備え
たフローセル本体。
■フローセルの流量の調節と検出器に対面したフローセ
ルの表面積を決定するための耐薬性のあるスペーサ(D
)。
ルの表面積を決定するための耐薬性のあるスペーサ(D
)。
(D)がテフロンからなる。
■光情報を検出器へ導くための透明な板(E)。
(E)が石英ガラスである。
(E)がガラスである。
(E)力qわ+吻質である。
■スペーサと透明な板を固定するための押さえ具。
■フローセル内部の液体が外部に漏れないようにするた
めの0−リング。
めの0−リング。
■外光がブローセル本体に入らないようにするためのカ
バー。
バー。
H0発明の効果
本発明は、上述の如くであって、次のような種々の利点
がある。
がある。
1、周枠部材がガラス製のフローセル装置ではないため
、ノイズとなる外光が入射しないようにフローセルを暗
箱のような密閉構造物の中に入れる必要がない。その結
果、フローセルと検出器との間の距離を接近させること
が可能になり、微弱な光の検出ができ、定量分析の感度
が著しく向上する。
、ノイズとなる外光が入射しないようにフローセルを暗
箱のような密閉構造物の中に入れる必要がない。その結
果、フローセルと検出器との間の距離を接近させること
が可能になり、微弱な光の検出ができ、定量分析の感度
が著しく向上する。
2、フローセルを通過する流速や、測定対象物質の量に
合わせてフローセルの液量や検出器に対面したフローセ
ルの表面積が可変できるために、定量分析の感度と精度
が著しく向上する。
合わせてフローセルの液量や検出器に対面したフローセ
ルの表面積が可変できるために、定量分析の感度と精度
が著しく向上する。
3、なお、フローセル本体のフローセルを構成する平面
部分を鏡面仕上げすることにより、検出器の反対方向に
放射する光を効率よく検出器に集光できるため定量分析
の感度と精度が著しく向上する。
部分を鏡面仕上げすることにより、検出器の反対方向に
放射する光を効率よく検出器に集光できるため定量分析
の感度と精度が著しく向上する。
第1図〜第3図は本発明の実施例によるフローセル装置
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は正面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図は本発明のフローセ
ル装置を用いるフローシステムのブロック結線図である
。 8・・・フローセルMtil、11・・・光センサ、1
4・・・計測部、21・・・フローセル本体、24・・
・流入孔、25・・・流入路、26・・・排出孔、27
・・・排出路、30・・・スペーサ、31・−・孔、3
2・・・透明板、33・・・0−リング、34・・・押
さえ具。 第2図 第3図 外2名
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は正面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図は本発明のフローセ
ル装置を用いるフローシステムのブロック結線図である
。 8・・・フローセルMtil、11・・・光センサ、1
4・・・計測部、21・・・フローセル本体、24・・
・流入孔、25・・・流入路、26・・・排出孔、27
・・・排出路、30・・・スペーサ、31・−・孔、3
2・・・透明板、33・・・0−リング、34・・・押
さえ具。 第2図 第3図 外2名
Claims (1)
- (1)不透明の材質からなり光学的特性を有する測定対
象物質、又は光学的特性を持たない測定対象物質が試薬
と反応して光学的特性を持つ反応液をフローセルへ導入
するための流入孔と、前記反応液をフローセルから排出
するための排出孔を備えたフローセル本体と、 フローセル内の液体の流量調節と検出器に対面した表面
積を決定するための孔を有し前記フローセル本体に配設
された耐薬品性のスペーサと、前記フローセル本体に前
記スペーサを介して配設され該スペーサ、前記フローセ
ル本体と共に前記フローセルを形成する透明板と、 前記スペーサと透明板をO−リングを介して前記フロー
セルに固定すると共に、前記フローセルから前記透明板
を通して発生する光情報を光センサに導くための押さえ
具と、 前記フローセル本体の流入孔および排出孔にそれぞれ液
密又は光密に連通する送液管および排液管を挿入するた
めの孔を有し、前記フローセル本体に光密に取り付けら
れたカバーによって構成したことを特徴とするフローセ
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2646089A JP2669029B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | フローセル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2646089A JP2669029B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | フローセル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02205753A true JPH02205753A (ja) | 1990-08-15 |
JP2669029B2 JP2669029B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12194123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2646089A Expired - Lifetime JP2669029B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | フローセル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669029B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5655917B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2015-01-21 | コニカミノルタ株式会社 | チップ構造体 |
-
1989
- 1989-02-04 JP JP2646089A patent/JP2669029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2669029B2 (ja) | 1997-10-27 |
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