JPH02205606A - 高炉操業管理方法 - Google Patents

高炉操業管理方法

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JPH02205606A
JPH02205606A JP2319589A JP2319589A JPH02205606A JP H02205606 A JPH02205606 A JP H02205606A JP 2319589 A JP2319589 A JP 2319589A JP 2319589 A JP2319589 A JP 2319589A JP H02205606 A JPH02205606 A JP H02205606A
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JP
Japan
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raw material
opening degree
blast furnace
furnace
grain size
Prior art date
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Pending
Application number
JP2319589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Egashira
江頭 秀起
Takashi Miwa
隆 三輪
Kiichiro Kurihara
栗原 喜一郎
Shuji Noguchi
修司 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベルレス式炉頂装入装置を備えた高炉を使用
した操業において、装入される原料粒度に基づいて操業
条件をフィードフォワード的に制御する方法に関する。
〔従来の技術〕
高炉の炉内反応を円滑に行い、高い生産性で溶銑を製造
するために、送風量、燃料比、装入物分布状態等の操業
条件を炉内の状況に応じて調整している。
たとえば、高炉から出銑された溶銑をサンプリングして
、その測定結果から炉内の状況を推定する方法がある。
しかし、この方法によると、溶銑の品質が変化したとき
は、すでに炉内の状況が大きく変化しており、また測定
結果に基づいて操業条件を変更したとしても、その影響
が現れるまでに相当な時間経過がある。この時間的な遅
れのため、現在の炉況に見合った制御を行うことができ
ない。
そこで、高炉の炉頂内部の装入原料の表面形状或いは各
原料の撒布状況を直接把握する方法として、たとえば特
開昭57−23013号公報のように走査型赤外線温度
検出器を用いたり、特開昭60−77911号公報のよ
うに特定のビーム径の電磁波を照射して装入物を判別す
る等の種々の方法が提案されている。
また、これらの間接的な粒度或いは装入物分布測定に代
わる方法として、実公昭62−29943号公報のよう
に、高炉装入装置の直下にベルトコンベアを挿入し、直
接サンプリングして、各部位の粒度分布を把握する等の
方法も行われており、一部においてはかなりの効果を上
げている。更には、ホッパーから落下する粒状物の流れ
の中にマイクロ波センサーを装入する方法(特開昭62
−145140号公報)も用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、高炉の炉頂内においては、高温で高松r
na度等の悪環境下で赤外線の走査、或いは電磁波又は
マイクロ波等の照射を行うとき、測定誤差を生じ品く、
しかも原料が連続的に投下されている状況下では測定自
体も容易でない。
また、この測定器で検出された結果に基づく制御は、炉
況が変化した後で操業条件を制御するフィードバック制
御であるため、制御遅れや過度の制御等の欠陥が生じる
ことが避けられない。
更にまた、装入装置の直下にベルトコンベアを挿入して
直接に原料の分布又は粒度を正確に把握し、この結果か
ら炉内の層形状或いは装入物の降下予測を行っても、測
定結果自体が断続的であるために、代表値を用いた予測
制御となる。そのため、前記の場合と同様に、操作処理
が遅れや過度の制御を招(ことになる。膚だ、これを防
止するために測定頻度を増加させても、多大の手間及び
費用の上昇を招くと共に、依然として断続性を回避し得
ないといった欠点を伴う。
また、マイクロ波センサーを使用する方法は、流下撒布
する粒状物に直接センサーを挿入するので、この粒状物
に流体抵抗を生じ、炉内に均等撒布する流体に偏粒を生
じることから、炉況の阻害を招く。このため、測定自体
が間歇的となり、代表値による制御となることから、制
御処置の遅れや過剰な処置となりやすい。
そこで、本発明は、高炉に挿入される原料の粒度分布に
高炉炉況が対応して変化するところが大きいことから、
高炉に装入される装入原料を炉内直下で且つ連続して把
握することにより、炉内状況を予測し、該予測値に基づ
いた制御を行うことによって、事前に燃料比/送風量/
装人物分布を最適条件に修正し、高い生産性で高炉を操
業することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、その目的を達成するために、ベルレス式炉頂
装入装置を備えた高炉を操業する際、ベルレス式炉頂装
入装置の流量調整弁の開度が炉内に装入される原料の粒
度と特定の関係にあることを利用し、流am整弁の開度
から装入原料の粒度を推定し、この推定粒度に基づいて
燃料比、送風量、装入原料の粒度分布等の操業条件を制
御するものである。
〔作用〕
ベルレス式の炉頂装入装置を備えた高炉においては、原
料装入時の流量調整弁の開度と原料粒度との間に次式の
関係が成立する。
・ ・ ・ ・ ・〔1) ただし、k、aは定数、231μmは原料物性。
θは設備定数、Wは装入速度、Do は流債調整弁開度
から定まる開口口径、DPは原料粒度を表す。
定数に、aは、実績によって求められる値であるが、そ
れぞれ約I Xl0−’ 〜I Xl0−’及び2.5
〜3.0の範囲にある。
この(1)式は、ホッパーから粉粒体が流出する速度に
影響を及ぼす因子を基に考慮されたもので、その主因子
として ■粒子の大きさとホッパーの出口の大きさ■粒子間の内
部摩擦係数 ■ホッパーの角度 等が考えられる。これらは、それぞれ以下の関連を有す
る。先ず、 ■については、ホッパーに対する粒子の大きさが小さく
なるに従って、流出速度は大きくなる。
■については、同一粒径の粒子でも、粒子の内部摩擦係
数(−、安息角の正接)が小さくなるほど、流出速度は
大きくなる。
■については、一定ロ径、同一粒径では、ホッパーの角
度が小さいほど、流出速度は大きい。
したがって、流出速度金に影響する変数を、前述の結果
から粒径DP、ホッパーロ径D o、  ホッパー角度
tanθ1粒子の内部摩擦係数μ41粒子の嵩密度ρB
として、次元解析を行った結果、次の関係を得た。
これをり、について解くと、 となり、(1)式が得られる。
そこで、本発明においては、式(1)の関係を利用して
流ffi調整弁の開度から炉内に装入される原料の粒度
を推定する。そして、推定された原料粒度が上限又は下
限を超えて目標値からずれるとき、或いは原料粒度のバ
ラツキが過大なとき、フィードフォワード的に操業条件
を制御する。
第1図は1、本発明に従った制御フローを示すブロック
図である。すなわち、ベルレス式炉頂装入装置の流量調
整弁に取り付けた検出器で、弁開度を検出する。そして
、この検出値を演算器1に人力する。演算器1では、式
(1)に従って装入されている原料の粒度を推定し、こ
の推定値をCPU2に人力する。CPU2では、推定値
に異常が発生したときに、各種信号をそれぞれの個所に
出力する。すなわち、推定値が上昇傾向にあるとき、高
炉に吹き込む送風量を低減させ、周辺部のO/C比を上
昇させる。逆に、推定値が下降傾向にあるとき、燃料比
を上昇させて、周辺部のO/C比を軽減させる。また、
推定値のバラツキが大きくなったときには、燃料比を上
昇させる。
たとえば、推定原料粒度が上昇すると、径方向の粒度分
布において、特に周辺部の粒度が粗くなり、ガス流が変
化し易い。そこで、送風量を下げて、周辺0/Cを上昇
させて、周辺ガス流を抑制する。逆に、推定原料粒度が
低下すると、炉内全体の通気が悪化する。そこで、コー
クス比を増加しく燃料比を上昇させて)通気改善を図る
。それと同時に、周辺部に細粒が堆債して周辺ガス流が
抑制されるため、周辺0/Cを軽減して是正する。
このようにして、本発明によるとき、高炉の操業状態が
安定化され、炉内反応を最適に維持して一定した品質の
溶銑を効率良く製造することができる。
〔実施例〕
第2図は、出銑能力8000 )77日の高炉に本発明
を適用した例を示す。本例の場合、k=8.14X10
−’  a =2.73.  ρm=1.70.μ、 
=0.505. 0=30、  V/ =1.03であ
った。そこで、弁開度Do と原料粒度り、  との間
の関係を表す式(1)は、次式(2)のように書き替え
られる。
・ ・ ・ ・ ・(2) 式(2)に従って流1&調整弁の開度から推定された装
入原料の粒度に基づき、第2図に示すように燃料比を調
整した。その精巣、同図に示すように、本発明の適用前
に比較して、出銑量、炉内ガス温度、コークス平均ノツ
チ/鉱石平均ノツチ比の何れにおいても安定した値を示
した。これは、式〔2)が将来の炉況を的確に表してお
り、そのためフィードフォワード的な制御精度が高いこ
とを示すものである。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、ベルレス式
炉頂装入装置の流量調整弁の開度から高炉に装入される
原料の粒度を推定し、事前に炉況を制御している。その
ため、高炉操業に異常が発生した時点で燃料比、原料分
布等を変更するフィードバック制御に比較して、時間的
な遅れがなく制御過度になることもない。また、制御量
を小さく、しかも小刻みな制御が可能であるため、出銑
量を高位で安定維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御フローを示すブロック図であり、 第2図は本発明の効果を具体的に表したグラフである。 1:演算器 2二CPU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベルレス式炉頂装入装置で炉内に原料を装入して高
    炉操業する際、前記ベルレス式炉頂装入装置の流量調整
    弁の開度を検出し、該検出された開度から式(1)に基
    づいて原料粒度を推定し、該推定原料粒度に応じて燃料
    比、風量及び/又は装入原料の分布状態を変更すること
    を特徴とする高炉操業管理方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(1) [ただし、k、aは定数、ρ_a、μ_iは原料物性、
    θは設備定数、■は装入速度、D_Oは流量調整弁の開
    度から定まる開口口径、D_Pは原料粒度を示す。]
JP2319589A 1989-01-31 1989-01-31 高炉操業管理方法 Pending JPH02205606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015196888A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 新日鐵住金株式会社 高炉原料の粉率推定方法および高炉の操業方法
KR20200125693A (ko) * 2018-03-30 2020-11-04 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 분율 측정 장치, 분율 측정 시스템, 고로 조업 방법 및 분율 측정 방법

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